JPH07141Y2 - プラスチック製カーテンフック - Google Patents

プラスチック製カーテンフック

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Publication number
JPH07141Y2
JPH07141Y2 JP1989116962U JP11696289U JPH07141Y2 JP H07141 Y2 JPH07141 Y2 JP H07141Y2 JP 1989116962 U JP1989116962 U JP 1989116962U JP 11696289 U JP11696289 U JP 11696289U JP H07141 Y2 JPH07141 Y2 JP H07141Y2
Authority
JP
Japan
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hook
curtain
main body
sliding portion
projection
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989116962U
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English (en)
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JPH0355786U (ja
Inventor
建嗣 杉村
Original Assignee
株式会社杉村製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は吊位置可変型のプラスチック製カーテンフッ
クにおいて特にフック体の摺合状態の改良に関する。
[従来の技術] 従来、この種のカーテンフックは、フック体の摺合状態
を改良するため、第3図に示す様に、本体部10の前面部
で両側に突出する案内部11に、フック体12を構成する断
面略コ字状の摺合部13を嵌挿し、摺合部13の背側に係合
突起14を設け、この係合突起14と噛合う下向鋸刃状突起
15を係合突起14に対向して本体部10後面部に形成したも
のが公表されている(実開昭63-155486号)。
これは、係合突起14を摺合部13の背面側で係合させるこ
とにより、吊位置を変える過程で生じる係合突起14の変
形による力の作用を、以前のカーテンフックの様に、左
右両側方向に逃がすのを止め、摺合部13の前後方向に逃
がし、因って略コ字状の当該摺合部13が係合突起14の変
形過程において左右に開くことを防止し、フック体12の
摺動を円滑にした点に意義がある。
[考案が解決しようとする課題] しかしかかる構成では、係合突起と噛合う下向鋸刃状突
起を、案内部とは別個に、係合突起に対向して本体部後
面部に形成する構成であるため、コンパクト性に欠ける
問題がある。
またカーテンの自重に起因する力関係からすれば、係合
突起の係合は突起の先端部の一点において集中的に係合
するため、耐久性の点で好ましくない。
またカーテンの自重により、フック体の係止杆は本体部
から離反し、摺合部を基点として折れ曲りやすく問題で
ある。勿論かかる問題点は上記のカーテンフックに拘ら
ず、プラスチック材を用いた吊位置可変型のフック特有
の問題であり、下向鋸刃状突起を本体部の側面或は背面
等に形成した従来のいずれのカーテンフックについても
問題となるところである。
この考案の目的は、コンパクトで耐久性に富み、さらに
は係止杆の折れ曲りをもできる限り抑制することができ
るプラスチック製カーテンフックを提供する点にある。
[課題を解決するための手段] この発明は、本体部の正面側にカーテンランナーへの係
止杆を有し、かつ断面略コ字状の摺合部を有するフック
体と、背面側にカーテンへの止着部を有する吊位置可変
型のプラスチック製カーテンフックにおいて、本体部の
前面部を、両側に突出する案内部で構成し、この案内部
の後壁部に下向鋸刃状突起を形成し、この案内部にフッ
ク体の上記摺合部の両折曲端部を嵌挿するとともに、当
該摺合部に、上記下向鋸刃状突起と係合する係合突起を
形成したことを特徴とする。
係合突起の形成位置については摺合部における折曲端部
の上部に形成することが望ましい。
[作用] 従って本体部の案内部にフック体の摺合部を嵌挿する
と、フック体は摺合部において案内部上を摺動し、かつ
案内部の後壁部に形成された下向鋸刃状突起にフック体
の係合突起が係合するので、本体部の案内部において摺
動と係合が同時に達成されるので、コンパクトな本体部
とすることができる。
また係合突起による係合は、前記従来のカーテンフック
と異なり、下向鋸刃状突起に面状で接触し、カーテンの
自重による力の作用が分散し、係合突起の耐久性が向上
する。
また特に係合突起をフック体の摺合部の上部に形成した
場合は、係合突起によってフック体の係止杆の変形を規
制する作用を奏し、プラスチック材を用いたカーテンフ
ックに共通の欠点が改善される。
[実施例] 第1図はこの考案に係るカーテンフックの一実施例を示
す側面図、第2図は同平面図である。
1は本体部、2はこの本体部1の正面側に位置するフッ
ク体、3は背面側に位置する止着部である。
本体部1は図示の如くその前面部が両側に突出する案内
部4からなり、この案内部4の両後壁部に下向鋸刃状突
起5が形成されている。
フック体2は、断面略コ字状の摺合部6と、カーテンラ
ンナーへの係止杆7とからなり、摺合部6の両折曲端部
8を第2図に示す様に本体部1の案内部4に嵌挿するこ
とにより本体部1上を上下スライド可能としている。な
お9は折曲端部6の上部に上向きに形成した係合突起で
あり、前記本体部1に形成された下向鋸刃状突起5と係
合している。
従って、本体部1の案内部4にフック体2の摺合部6を
嵌挿すると、フック体2は摺合部6において案内部4上
を摺動すると同時に、案内部4の後壁部に形成された下
向鋸刃状突起5にフック体2の係合突起9が係合するこ
とになる。またこの際、係合突起9による係合状態は、
下向鋸刃状突起5に対して面状接触であり、カーテンの
自重による力の作用は分散している。またフック体2の
係止杆7は、図示の如く、係合突起9によって係止杆7
が変形しようとする方向に対して構造的にこれを規制す
る方向に作用するものである。
ところでこの実施例は上記の構成に限定されない。例え
ば止着部3はこの実施例では本体部1の下方部から上方
に向けて立上がった止着杆としているが、止着片を本体
部の背面全体に設けても差し支えない。
[考案の効果] 以上の如くこの考案は、本体部の案内部背面において前
後方向において係合するラチェット構造を採用したの
で、係合と摺動とが案内部で同時に達成されるため、従
来に比してよりコンパクト化することができ、さらには
係合突起の耐久性が向上し、またフック体の係止杆の変
形を規制ことができ、この種のプラスチック材使用のカ
ーテンフックにきわめて良好な実用性を担保したもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るカーテンフックの一実施例を示
す側面図、第2図は同平面図、第3図は従来のカーテン
フックの側面図である。 1……本体部、2……フック体 3……止着部、4……案内部 5……下向鋸刃状突起、6……摺合部 7……係止杆、8……折曲端部 9……係合突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部の正面側にカーテンランナーへの係
    止杆を有し、かつ断面略コ字状の摺合部を有するフック
    体と、背面側にカーテンへの止着部を有する吊位置可変
    型のプラスチック製カーテンフックにおいて、本体部の
    前面部を、両側に突出する案内部で構成し、この案内部
    の後壁部に下向鋸刃状突起を形成し、この案内部にフッ
    ク体の上記摺合部の両折曲端部を嵌挿するとともに、当
    該摺合部に、上記下向鋸刃状突起と係合する係合突起を
    形成したことを特徴とするプラスチック製カーテンフッ
    ク。
  2. 【請求項2】摺合部の折曲端部の上部に係合突起を形成
    した請求項1記載のプラスチック製カーテンフック。
JP1989116962U 1989-10-03 1989-10-03 プラスチック製カーテンフック Expired - Lifetime JPH07141Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989116962U JPH07141Y2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 プラスチック製カーテンフック

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989116962U JPH07141Y2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 プラスチック製カーテンフック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0355786U JPH0355786U (ja) 1991-05-29
JPH07141Y2 true JPH07141Y2 (ja) 1995-01-11

Family

ID=31665215

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989116962U Expired - Lifetime JPH07141Y2 (ja) 1989-10-03 1989-10-03 プラスチック製カーテンフック

Country Status (1)

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JP (1) JPH07141Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0286377U (ja) * 1988-12-23 1990-07-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0355786U (ja) 1991-05-29

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