JPH0714178A - 光ディスク装置のフォーカス制御装置 - Google Patents

光ディスク装置のフォーカス制御装置

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JPH0714178A
JPH0714178A JP15242493A JP15242493A JPH0714178A JP H0714178 A JPH0714178 A JP H0714178A JP 15242493 A JP15242493 A JP 15242493A JP 15242493 A JP15242493 A JP 15242493A JP H0714178 A JPH0714178 A JP H0714178A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 光ビーム3を光ディスク2にフォーカスさせ
るように、光ビーム3を光ディスク2に集束させるレン
ズ4の位置を制御する光ディスク装置のフォーカス制御
装置において、光ビーム3を光ディスク2の近傍にフォ
ーカスさせる位置にレンズ4を移動させるためのオフセ
ット電圧OFSTを発生する電圧発生手段と、フォーカ
ス誤差信号FESにオフセット電圧OFSTを加算する
加算アンプ60とが備えられており、加算アンプ60の
出力信号FES’がゼロとなるようにレンズ4の位置を
制御する光ディスク装置のフォーカス制御装置。 【効果】 フォーカス制御の際、フォーカス引き込みの
失敗が起こらなくなる。しかも、調整箇所がないため、
容易に信頼性の高いフォーカス制御装置を実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置のフォ
ーカス制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置においては、情報の記録
・再生に際して光ビームを光ディスクの記録面に対して
常に良好な集束状態に保つ必要がある。このため、フォ
ーカス(あるいはフォーカシング)サーボが行われる。
【0003】図11は従来の光ディスク装置における、
フォーカス制御装置の一例である。光ピックアップ1は
光ディスク2の記録面2A上に光ビーム3をレンズ4を
通して集束光として照射し、情報の記録再生を行う。ま
た、光ピックアップ1は光ディスク2から反射された光
に基づき、その内部の図示しない光学系から得られる信
号を誤差信号生成回路5に送り、誤差信号生成回路5は
これに従って光ビーム3の集束位置3Aと光ディスク2
の記録面2Aとの垂直方向のずれ量を示すフォーカス誤
差信号FESや、光ディスク2の記録面2A上に刻まれ
た図示しないトラックと光ビーム3との、光ディスク2
の半径方向のずれ量を示すトラッキング誤差信号TES
などを生成する。
【0004】フォーカス誤差信号FESは位相補償回路
6、スイッチ7、およびドライバー8を経て光ピックア
ップ1内のフォーカスアクチュエーター9に加えられ、
フォーカスアクチュエーター9はレンズ4を光ディスク
2の記録面2Aに垂直な方向に駆動して光ビーム3の集
束位置3Aを変化させる。フォーカスサーチ回路10
は、後述するフォーカスサーチのためにフォーカスアク
チュエーター9を駆動させる。コントローラー11はフ
ォーカス誤差信号FESを観測すると共に、このフォー
カス制御装置全体の管理・制御を行う。
【0005】次に、光ディスク2の記録面2Aと光ビー
ム3の集束位置3Aとのずれ量と、フォーカス誤差信号
FESとの関係について説明する。図12は、光ディス
ク2の記録面2Aと光ビーム3の集束位置3Aとのずれ
量Δxを横軸に、光ピックアップ1内部の光学系と誤差
信号生成回路5により生成されるフォーカス誤差信号F
ESの振幅を縦軸に表したグラフである。
【0006】図12の原点は記録面2Aと集束位置3A
が一致したジャストフォーカス点であり、これより左側
は記録面2Aに対して集束位置3Aが遠い領域FARで
あり、右側は近い領域NEARである。この図より、フ
ォーカス誤差信号FESは、光ディスク2の記録面2A
と光ビーム3の集束位置3Aとの距離に応じて、極性お
よび大きさを有する信号であることが分かる。
【0007】したがって、図11のフォーカス制御装置
において、誤差信号生成回路5が出力するフォーカス誤
差信号FESが図12のような極性を有しており、位相
補償回路6にプラスの信号を加えたとき、フォーカスア
クチュエーター9を介してレンズ4を光ディスク2から
遠ざける方向に駆動するように構成されていたとすれ
ば、集束位置3Aが常に光ディスク2の記録面2Aの近
傍にあるように制御できる。
【0008】しかし、上述のように有意なフォーカス誤
差信号FESが得られるのは、ジャストフォーカス点を
基準にして遠近方向共にせいぜい数十ミクロンであり、
この範囲を越えた言わばアウトフォーカス状態ではフォ
ーカス誤差信号FESは光ビーム3の集束位置3Aによ
らずほぼ0となる。このため、集束位置3Aと記録面2
Aとの位置関係が不明確なものとなり、フォーカス制御
を実行できない。言い換えれば、フォーカスサーボを働
かせる場合、光ビーム3の集束位置3Aがジャストフォ
ーカス点から数十ミクロン以内にある必要がある。
【0009】ところが、フォーカスサーボを開始しよう
とするときに、光ビーム3の集束位置3Aがこの範囲内
にあることは希である。このため、通常、フォーカスサ
ーボを開始する前に、有意なフォーカス誤差信号FES
が得られる範囲を探すフォーカスサーチが行われる。
【0010】図11において、コントローラー11はス
イッチ7を端子A側に切り替え、フォーカスサーチ回路
10の出力をドライバー8に供給し、フォーカスアクチ
ュエーター9を駆動してレンズ4の位置を光ディスク2
の記録面2Aに垂直な方向に大きく動かす。このとき、
フォーカスサーチ回路10の出力が例えば三角波や正弦
波のように時間的に変化するものであったとすれば、レ
ンズ4は遠くから近くへ、または近くから遠くへと移動
させられるので、フォーカス誤差信号FESは図13に
示すように、変化する。
【0011】フォーカス誤差信号FESがプラス(また
はマイナス)のピークから逆極性のマイナス(またはプ
ラス)のピークに至る間、つまり有意なフォーカス誤差
信号FESのゼロクロス点は、先の図12で説明したジ
ャストフォーカス点であるので、コントローラー11は
このフォーカス誤差信号FESのゼロクロス点あるい
は、この付近でスイッチ7を端子B側に切り替えてフォ
ーカスサーボを開始させる。フォーカスサーチからフォ
ーカスサーボに切り替える一連の手順は、一般にフォー
カス引き込みと呼ばれている。
【0012】光ディスク2の反りおよび、光ピックアッ
プ1またはフォーカスアクチュエーター9の機械的誤差
の合計は、数百ミクロンと見積もられる。このため、フ
ォーカスサーチ回路10から出力される信号の振幅は、
フォーカスアクチュエーター9(およびレンズ4)が少
なくともこの公差分以上動くだけのレベルに設定され
る。これにより、フォーカスサーチ中に必ず有意なフォ
ーカス誤差信号FESが得られる。
【0013】フォーカス引き込みに要する時間を短縮し
ようとすれば、このフォーカスサーチ回路10からの出
力信号の周波数を高めることにより、時間当たりの、フ
ォーカス誤差信号FESのゼロクロス点すなわち引き込
み可能点を通過する頻度を多くすることがまず考えられ
る。
【0014】しかし、先にも述べたようにフォーカス引
き込みが可能な範囲は、ジャストフォーカス点前後の数
十ミクロンであり、したがって、フォーカスサーチ時の
数百ミクロンの動きに比べれば数パーセントから高々1
0〜20パーセント程度に過ぎない。このため、コント
ローラー11がフォーカス誤差信号FESのゼロクロス
点でスイッチ7を端子B側に切り替えたとしても、フォ
ーカスサーチ中にレンズ4などの可動部品がフォーカス
アクチュエーター9から得た運動量が大きければ、ジャ
ストフォーカス点前後数十ミクロンの範囲内でレンズ4
の過渡的な動きを食い止めることはできず、アウトフォ
ーカス状態になってしまう。したがって、光ビーム3の
集束位置3Aと光ディスク2の記録面2Aとの位置関係
は不明となり、フォーカス引き込みは失敗する。
【0015】フォーカスサーチ回路10の出力信号の振
幅や周波数が高まると、フォーカス引き込みが失敗しや
すくなる。また、光ディスク2の回転によりその記録面
2Aが面に垂直な方向に振れる、いわゆる面振れのた
め、記録面2Aとレンズ4との相対速度が増加するの
で、フォーカス引き込みがさらに失敗しやすくなる。
【0016】この観点からフォーカス引き込みの改善を
試みた例として、特開平2−220230号公報に開示
された技術が挙げられる。この技術では、光ディスク2
からの反射光量を示す信号(和信号)が、有意なフォー
カス誤差信号FESの得られるジャストフォーカス点お
よびその前後で高いレベルとなることに着目している。
具体的には、和信号のレベルが一定値以下となった場
合、すなわち、有意なフォーカス誤差信号FESが得ら
れない場合、フォーカスアクチュエーター9(およびレ
ンズ4)をジャストフォーカス点に近づける極性の信号
を、フォーカス誤差信号FESに代えてフォーカスサー
ボ制御系に供給している。これにより、フォーカス誤差
信号FESを整形し、フォーカス引き込みが可能な範囲
を拡大しようとするものである。
【0017】この公報に開示された技術は、光ビーム3
の集束位置3Aがジャストフォーカス点近傍にあるかア
ウトフォーカス状態にあるかの判定に、反射光量を示す
和信号や、フォーカス誤差信号FESを生成するために
用いる複数の信号を組み合わせて使用しており、これら
の信号相互の微妙なレベルの調整やタイミング調整の下
でフォーカス誤差信号FESを整形し、フォーカス引き
込みが可能な範囲の拡大を図っている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成を実現するためには、コンパレーター、ハイパ
スフィルター、ローパスフィルターまたはサンプルホー
ルド回路などを多数使用するので、回路が複雑になると
いう問題点を有している。
【0019】さらに、光ディスク2を交換した場合、ジ
ャストフォーカス点近傍での和信号のレベルやフォーカ
ス誤差信号FESのレベル、あるいは面振れの大きさや
その速度も変化するので、コンパレーターの基準レベル
の再調整はもとより、ハイパスフィルター、ローパスフ
ィルターの時定数の再調整まで行わなければ、所望の性
能が得られないという問題点を有している。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る光
ディスク装置のフォーカス制御装置は、上記の課題を解
決するために、光ビームを光ディスクにフォーカスさせ
るように、光ビームを光ディスクに集束させるレンズの
位置を制御する光ディスク装置のフォーカス制御装置に
おいて、光ビームを光ディスクにフォーカスさせる位置
にレンズを移動させるためのオフセット電圧を発生する
電圧発生手段と、フォーカス誤差信号にオフセット電圧
を加算する加算器とが備えられており、加算器の出力が
ゼロとなるようにレンズの位置を制御することを特徴と
している。
【0021】請求項2の発明に係る光ディスク装置のフ
ォーカス制御装置は、上記の課題を解決するために、請
求項1の発明に係る光ディスク装置のフォーカス制御装
置であって、上記の電圧発生手段は、フォーカス誤差信
号が第1基準電圧より大きいか、第2基準電圧より小さ
いかを判別する判別手段と、光ビームのフォーカス位置
が光ディスクの手前または奥になるようにレンズを移動
させる複数のオフセット電圧の発生源と、判別結果に応
じてオフセット電圧を選択して出力する選択手段から構
成されていることを特徴としている。
【0022】請求項3の発明に係る光ディスク装置のフ
ォーカス制御装置は、上記の課題を解決するために、請
求項1または2の発明に係る光ディスク装置のフォーカ
ス制御装置であって、光ビームが光ディスクにほぼフォ
ーカスした時点で、オフセット電圧をゼロにすることを
特徴としている。
【0023】
【作用】請求項1の構成によれば、光ビームを光ディス
クにフォーカスさせる位置にレンズを移動させるオフセ
ット電圧が電圧発生手段から出力される。このため、フ
ォーカス制御を行う際、フォーカス引き込みの失敗が起
こらなくなる。しかも、微妙な調整箇所がないため、容
易に信頼性の高いフォーカス制御装置を実現できる。
【0024】請求項2の構成によれば、請求項1の作用
に加え、フォーカス制御装置の電圧発生手段を簡単な構
成で実現できる。
【0025】請求項3の構成によれば、光ビームが光デ
ィスクにほぼフォーカスした時点で、加算器から元のフ
ォーカス誤差信号が出力されるので、請求項1または2
の作用に加え、高精度のフォーカス制御を実現できる。
【0026】
【実施例】本発明の第1実施例について図1ないし図5
に基づいて説明すれば、以下の通りである。
【0027】図1は本発明の一実施例たる光ディスク装
置におけるフォーカス制御装置の構成であり、従来の例
として既に図11で説明したものと同一の部分について
は同一の番号を付して説明を略する。
【0028】図1において、フォーカス誤差信号FES
は第1のコンパレーター20の非反転入力と、第2のコ
ンパレーター21の反転入力に与えられる。コンパレー
ター20、21の他方の入力にはそれぞれ基準電圧源2
01、202からの電圧+E、−Eが印加されている。
電圧+Eがプラス電圧、電圧−Eがマイナス電圧とする
と、コンパレーター20はフォーカス誤差信号FESが
電圧+Eを上回ったときに信号OVERを、コンパレー
ター21はフォーカス誤差信号FESが電圧−Eを下回
ったときに信号UNDERを、それぞれ記憶手段30に
出力する。
【0029】記憶手段30は第1のコンパレーター20
から信号OVERが与えられたときはこれを記憶して信
号+SELを、また第2のコンパレーター21から信号
UNDERが与えられたときはこれを記憶して信号−S
ELを出力する。ただし、信号OVERの入力によって
信号−SELが、また信号UNDERの入力によって信
号+SELがリセットされる。
【0030】なお、記憶手段30には信号OVER、U
NDERの状態に依らず信号+SEL、−SELを共に
禁止することができる信号INHが設けられており、コ
ントローラー11に接続されているが、これについては
後で説明する。
【0031】選択手段50に信号+SELが入力された
とき、選択手段50は電圧+Voffを発生するオフセッ
ト電圧源41を選択し、オフセット電圧OFSTとして
出力する。信号−SELが入力されたとき、電圧−Vof
f を発生するオフセット電圧源42を選択し、オフセッ
ト電圧OFSTとして出力する。信号+SELも−SE
Lも入力されないとき、0Vを選択し、オフセット電圧
OFSTとして出力する。なお、信号+SELと−SE
Lが同時に入力されることは、後に説明する動作原理
上、本実施例では有り得ない。
【0032】選択手段50からのオフセット電圧OFS
Tは加算アンプ60に送られ、フォーカス誤差信号FE
Sと加算される。加算アンプ60の出力は位相補償回路
6を経てスイッチ7の端子Bに接続され、共通端子Cか
らドライバー8に与えられ、フォーカスアクチュエータ
ー9を駆動し、レンズ4を動かして光ビーム3の集束位
置3Aを変化させる。スイッチ7の端子Aにはフォーカ
スサーチ回路10が接続されている。
【0033】なお、本実施例においてはフォーカス誤差
信号FESは先の従来技術の説明で用いた図12と同
様、光ビーム3の集束位置3Aがジャストフォーカス点
より遠い場合にフォーカス誤差信号FESはマイナス、
近い場合にプラスの信号が現れるものとし、これに合わ
せてフォーカスアクチュエーター9の極性はフォーカス
誤差信号FESがプラスの時に光ビーム3の集束位置3
Aを光ディスク2の記録面から遠ざける方向に、フォー
カス誤差信号FESがマイナスの時は近づける方向に駆
動されるようになっている。
【0034】記憶手段30について図2を用いてさらに
説明する。本実施例における記憶手段30は、NOR
(ノア)ゲート301、302によるRS(アールエ
ス)フリップフロップ31と、AND(アンド)ゲート
303、304、NOT(ノット)ゲート305から構
成されている。
【0035】論理「H」レベルの信号OVERが与えら
れると、RSフリップフロップ31の信号+Qが「H」
レベル、信号−Qが「L」レベルとなる。逆に、論理
「H」レベルの信号UNDERが与えられると、RSフ
リップフロップ31の信号+Qが「L」レベル、信号−
Qが「H」レベルとなり、互いに他方の入力が与えられ
るまで、以後はその状態を保持する。これらの信号+
Q、−QはそれぞれANDゲート303、304を経て
信号+SEL、−SELとして出力される。なお、AN
Dゲート303、304にはNOTゲート305を介し
て信号INHが入力されいるため、論理「H」レベルの
信号INHが与えられると、信号+Q、−Q、さらには
その元の入力である信号OVER、UNDERに関わら
ず、信号+SEL、−SELは共に出力されない、つま
り、論理「L」レベルとなる。
【0036】続いて、選択手段50の構成を図3で説明
する。3つのスイッチ501、502、503およびN
ORゲート504で構成されている。スイッチ501、
502、503の片側端子は互いに接続されており、信
号OFSTを出力するようになっている。スイッチ50
1の片側端子は電圧+Voff を発生するオフセット電圧
源41に接続されており、スイッチ502の片側端子は
電圧−Voff を発生するオフセット電圧源42と接続さ
れている。スイッチ503の片側端子は0Vすなわち接
地されている。なお、スイッチ503とNORゲート5
04を省略しても良い。
【0037】論理「H」レベルの信号+SELが入力さ
れた時、スイッチ501がオン、信号−SELが入力さ
れた時、スイッチ502がオンになる。また、信号+S
ELと−SELが共に入力されないとき、すなわち、共
に論理「L」の時、NORゲート504の出力が論理
「H」レベルとなり、スイッチ503がオンになる。
【0038】次に、本実施例におけるフォーカス制御装
置のフォーカス引き込みについて、図1および図4を主
に参照しながら説明する。フォーカス引き込みに先立つ
フォーカスサーチに際して、コントローラー11はスイ
ッチ7を端子A側に切り替え、フォーカスサーチ回路1
0からの信号をドライバー8に供給し、フォーカスアク
チュエーター9(およびレンズ4)を駆動させると共
に、信号INHを論理「L」レベルにして、記憶手段3
0から信号+SELと−SELを出力させる。
【0039】フォーカスサーチ回路10からの信号によ
るフォーカスアクチュエーター9(およびレンズ4)の
駆動中、光ビーム3の集束位置3Aが光ディスク2の記
録面2Aと一致するジャストフォーカス点前後に達する
度に、すでに説明したように図4(a)に示すようなフ
ォーカス誤差信号FESが得られる。この時、レンズ4
が光ディスク2に対して遠い方から近づくか、あるいは
近い方から遠ざかるに応じて、フォーカス誤差信号FE
Sのプラス・マイナスいずれのピークが先に現れるかは
異なるが、この図4ではフォーカスサーチをジャストフ
ォーカス点より遠い方向から開始した場合の例を示して
いる。
【0040】フォーカス誤差信号FESはコンパレータ
ー20、21によってそれぞれ基準電圧源201、20
2から発生された電圧+E、−Eと比較される。フォー
カス誤差信号FESが電圧+Eよりもプラス側に大きい
時、同図(b)に示す信号OVERが出力され。フォー
カス誤差信号FESが電圧−Eよりもマイナス側に大き
い時、同図(c)に示す信号UNDERが出力される。
信号+SELは、同図(d)に示すように、信号OVE
Rによりセットされ、信号UNDERによりリセットさ
れる。信号−SELは、同図(e)に示すように、信号
UNDERによりセットされ、信号OVERによりリセ
ットされる。フォーカス誤差信号FESが同時に電圧+
Eよりプラス側に大きく、かつ電圧−Eよりマイナス側
に大きいというようなことは有り得ないから、信号OV
ERとUNDERが同時に出力されることも有り得な
い。従って、信号+SELと−SELが、先に選択手段
50の説明に際して述べたように、同時に出力されるこ
とはない。
【0041】なお、動作開始時、信号+SEL、−SE
Lのいずれが出力されているか、つまり、いずれが論理
「H」レベルであるかは不定である。しかし、これは、
フォーカスサーチを開始して最初の信号OVER(ある
いは信号UNDER)が記憶手段30に入力されたとき
確定するので、問題は生じない。
【0042】図4に戻って説明を続ける。論理「H」レ
ベルの信号+SELが出力されている時、選択手段50
は、同図(f)に示すように、プラスの電圧+Voff を
オフセット電圧OFSTとして出力する。信号−SEL
が出力されている時、マイナスの電圧−Voff をオフセ
ット電圧OFSTとして出力する。信号+SEL、−S
ELが出力されていない時、0Vをオフセット電圧OF
STとして出力する。加算アンプ60でオフセット電圧
OFSTと、フォーカス誤差信号FES(同図(a))
とを加算して得られた信号FES’は、同図(g)に示
すように、アウトフォーカス状態においても電圧+Vof
f あるいは電圧−Voff となって、ほぼ0Vになること
は無い。
【0043】信号FES’に加算されるオフセット電圧
OFSTは、信号OVER、UNDERに応じてそれぞ
れ出力される信号+SEL、−SELによって、ジャス
トフォーカス点より遠い領域FARではマイナス(電圧
−Voff )になり、近い領域NEARではプラス(電圧
+Voff )になる。つまり、いずれの領域FAR、NE
ARでも、フォーカスアクチュエーター9(及びレンズ
4)をジャストフォーカス点に近づけるべく駆動する極
性となる。ジャストフォーカス点近傍では、先述の通り
フォーカスアクチュエーター9(及びレンズ4)を常に
ジャストフォーカス点に押し止めようとするフォーカス
誤差信号FESと同じ極性の信号FES’が得られる。
したがって、同図(h)に示すように、一旦スイッチ7
を端子B側に切り替えてフォーカスサーボを開始すれ
ば、レンズ4(及び光ビーム3の集束位置3A)はジャ
ストフォーカス点近傍に位置決めされる。しかも、仮に
アウトフォーカス状態になったとしても、直ちにジャス
トフォーカス点近傍に戻されるため、フォーカス引き込
みの失敗は結果的に生じない。
【0044】ところで、信号FES’が0になるように
レンズ4の位置を制御した場合、光ビーム3の集束位置
3Aがジャストフォーカス点より若干ずれる。これは、
信号FES’=フォーカス誤差信号FES+オフセット
電圧OFST=0のとき、フォーカス誤差信号FES≠
0であるからである。そこで、本実施例では、フォーカ
ス引き込みが完了した後、コントローラー11は記憶手
段30に対して同図(i)に示す信号INHを出力して
信号+SEL、−SELを共に禁止し、信号FES’に
電圧+Voff 、−Voff のいずれも含まれないようにし
ている。これにより、光ビーム3の集束位置3Aがジャ
ストフォーカス点に一致するように、フォーカスサーボ
が行われる。
【0045】フォーカス引き込みの完了は、例えば光デ
ィスク2からの反射光量やトラッキング誤差信号等のレ
ベルが所定値以上であるか否か、または光ディスク2上
に記録された情報信号やプリフォーマット信号が読み出
せるか否か、もしくはフォーカス誤差信号FES自体が
所定のレベル以内に留まっているか否かにより、コント
ローラー11で容易に判断できる。
【0046】電圧+Voff および−Voff の絶対値が大
きいほど、フォーカス引き込みの際にレンズ4をアウト
フォーカス位置からジャストフォーカス点近傍に戻す力
が強く働く。しかしながら、余り大きいと、ジャストフ
ォーカス点からのずれも大きくなる。その結果、引き込
みを判断するための上記の各信号のレベル判定や読み出
しに支障を与える。このため、オフセット電圧OFST
は、電気回路のオフセット電圧やノイズ等があっても、
アウトフォーカス状態における信号FES’のレベルが
明確に0と区別できる程度の大きさに設定すれば良い。
【0047】以上の実施例において、図2の記憶手段3
0の代わりに、図5の記憶手段30を使用することもで
きる。
【0048】この記憶手段30は、NORゲート30
6、307からなるRSフリップフロップ31、NOR
ゲート308、309からなるRSフリップフロップ3
2、ANDゲート310、311及びOR(オア)ゲー
ト312、313から構成されている。
【0049】信号OVERはRSフリップフロップ31
の入力端子Sに加わり、信号+SELが出力される。信
号UNDERはRSフリップフロップ32の入力端子S
に加わり、信号−SELが出力される。更に、信号OV
ERはANDゲート311、ORゲート313を通じて
RSフリップフロップ32の入力端子Sに加わり、論理
「H」レベルの信号−SELが出力されていればRSフ
リップフロップ32をリセットし、信号−SELを出力
しないようにする。逆に、信号UNDERはANDゲー
ト310、ORゲート312を通じてRSフリップフロ
ップ31の入力端子Rに加わり、信号+SELが出力さ
れていればRSフリップフロップ31をリセットし、信
号+SELを出力しないようにする。
【0050】信号INHはORゲート312、313を
通じてRSフリップフロップ31、32の入力端子Rに
それぞれ加わって両者をリセットし、信号+SEL、−
SELの出力を共に禁止する、すなわち、共に論理
「L」レベルにする。仮に、信号INHと同時に信号O
VER、UNDERがRSフリップフロップ31、32
に入力されたとしても、RSフリップフロップ31、3
2がそれぞれNORゲート306、307及び308、
309で構成されているため、信号+SEL、−SEL
のいずれの出力も禁止状態に保たれる。
【0051】以上のように、図5の記憶手段30は、図
2の記憶手段30と同じように作用する。
【0052】本発明の第2実施例について図6および図
7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説
明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と同一の
機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説明
を省略する。
【0053】本実施例のフォーカス制御装置は、図6に
示すように、記憶手段30の構成および、記憶手段30
とコントローラー11との接続が、前記実施例と異なっ
ている。
【0054】本実施例における記憶手段30は、図7に
示すように、3入力のNORゲート314、315から
なるRSフリップフロップ33、ANDゲート316、
317及びNOTゲート318とで構成されている。信
号OVER、UNDERが入力され、これらに対応して
信号+SEL、−SELが出力される。さらに、信号I
NHの入力により、信号+SEL、−SELの出力が禁
止される。
【0055】本実施例の記憶手段30は、3入力のNO
Rゲート314、315からなるRSフリップフロップ
33を使用しており、コントローラー11からの信号S
ET、RESETが入力されている点で前記実施例の記
憶手段30(図2)と異なっている。
【0056】先の第1の実施例における記憶手段30で
は、動作開始時において信号+SEL、−SELのいず
れが出力されているか、すなわち、いずれが論理「H」
レベルであるか不定であり、最初の信号OVERあるい
はUNDERが入力された時点で確定する。この時点以
降、フォーカス誤差信号FESに加算されるオフセット
電圧OFSTは、常にレンズ4(及び光ビーム3の集束
位置3A)をアウトフォーカス位置からジャストフォー
カス点近傍に引き戻す正しい極性となる。
【0057】これに対し、本実施例における記憶手段3
0では、コントローラー11がフォーカスサーチに先立
って論理「H」レベルの信号SETあるいは信号RES
ETを一瞬でも送出しておけば、これに従って信号+S
EL、−SELのレベル、ひいてはフォーカス誤差信号
FESに加算されるオフセット電圧OFSTの極性も確
定させることができる。
【0058】記憶手段30が信号SET、RESETの
入力を備えているため、フォーカス引き込みが以下のと
おり簡単になる。
【0059】例えばコントローラー11がスイッチ7を
端子A側に切り替え、フォーカスサーチ回路10を制御
してフォーカスアクチュエーター9を駆動し、レンズ4
を光ディスク2より充分遠ざけ、フォーカス誤差信号F
ES≒0となる位置(FAR側のアウトフォーカス状
態)に移動させておいたとする。ここで記憶手段30に
信号RESETを一瞬送出し、信号INHを出力しない
状態にしておけば、信号FES’にはフォーカスアクチ
ュエーター9(及びレンズ4、光ビーム3の集束位置3
A)をジャストフォーカス点に向かって移動させる極性
のオフセット電圧OFSTとして電圧−Voff が現れ
る。つまり、スイッチ7を端子B側に切り替えるだけ
で、レンズ4(及び光ビーム3の集束位置3A)を自動
的にジャストフォーカス点方向に移動させることがで
き、やがて光ビーム3の集束位置3Aがジャストフォー
カス点近傍に位置決めされる。この後コントローラー1
1はオフセット電圧OFSTがフォーカス誤差信号FE
Sに加算されないようにするため、信号INHを出力す
れば良い。
【0060】以上のように、本実施例では、単にフォー
カスアクチュエーター9を駆動してレンズ4を光ディス
ク2から充分遠ざけることができれば、フォーカス引き
込みを行うことができる。したがって、フォーカスサー
チ回路10が正弦波や三角波を出力する必要はなく、直
流電圧を出力するだけでよい。これにより、フォーカス
サーチ回路10の構成を簡素化できる。
【0061】本発明の第3実施例について図8ないし図
10に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、
説明の便宜上、前記の実施例の図面に示した部材と同一
の機能を有する部材には、同一の符号を付記し、その説
明を省略する。
【0062】本実施例のフォーカス制御装置は、図8に
示すように、記憶手段30と選択手段50の構成およ
び、これらとコントローラー11との接続が、前記実施
例と異なっている。
【0063】前記実施例においては、フォーカス引き込
み完了時、フォーカス誤差信号FESにオフセット電圧
OFSTが加算されないようにするため、コントローラ
ー11が信号+SELおよび−SELの出力を禁止する
信号INHを記憶手段30に送出していた。これに対
し、本実施例では、信号INHを選択手段50に送出す
ることにより、記憶手段30からの信号+SELや−S
ELに関わらず、電圧+Voff や−Voff のオフセット
電圧OFSTを選択しないか、あるいは0Vを選択する
ようにしている。
【0064】本実施例の記憶手段30は、図9に示すよ
うに、3入力のNORゲート319、320からなるR
Sフリップフロップ34で構成されている。この記憶手
段30は、前記実施例の記憶手段30(図7)から信号
INHに関するANDゲート316、317とNOTゲ
ート318を省略したものである。信号SETおよびR
ESETに関する機能・目的は、前記実施例の記憶手段
30と同一である。
【0065】本実施例の選択手段50は、図10に示す
ように、前記実施例の選択手段50(図3)にスイッチ
505を追加した構成になっている。コントローラー1
1からの信号INHが入力されない時、すなわち、信号
INHが論理「L」レベルの時、スイッチ505は端子
A側に切り替えられ、スイッチ501、502あるいは
503で選択されたオフセット電圧OFSTを出力す
る。コントローラー11からの信号INHが入力された
時、すなわち、信号INHが論理「H」レベルの時、ス
イッチ505は端子B側に切り替えられ、0Vのオフセ
ット電圧OFSTを出力する。
【0066】信号INHの目的は、オフセット電圧OF
STが後続の加算回路6へ供給されてフォーカス誤差信
号FESに加算されることを停止あるいは禁止すること
にあるから、スイッチ505の端子B側には0Vを供給
すなわち接地しておくか、あるいは破線で示すようにい
ずれにも接続せずに開放にしておけば良い。
【0067】以上の実施例では、フォーカス誤差信号F
ESは接地電位(0V)を基準電圧Vref としてプラス
側またはマイナス側に変化するとして説明したが、これ
に限る必要はない。例えば、+5Vの単一電源を使用す
る場合、0Vと+5Vの間の電圧(例えば、+2.5
V)をフォーカス誤差信号FESの基準電圧Vref にす
る。このとき、フォーカス誤差信号FESは基準電圧V
ref を中心に0Vから+5Vの範囲で変化するから、第
1基準電圧+Eを基準電圧Vref より大きいプラスの電
圧に設定し、第2基準電圧−Eをを基準電圧Vref より
小さいプラスの電圧に設定すればよい。
【0068】請求項1に対応する光ディスク装置のフォ
ーカス制御装置は、光ビーム3を光ディスク2にフォー
カスさせるように、光ビーム3を光ディスク2に集束さ
せるレンズ4の位置を制御する光ディスク装置のフォー
カス制御装置において、光ビーム3を光ディスク2の近
傍にフォーカスさせる位置にレンズ4を移動させるため
のオフセット電圧OFSTを発生する電圧発生手段と、
フォーカス誤差信号FESにオフセット電圧OFSTを
加算する加算アンプ60とが備えられており、加算アン
プ60の出力信号FES’がゼロとなるようにレンズ4
の位置を制御する構成である。
【0069】これによれば、光ビーム3を光ディスク2
にフォーカスさせる位置にレンズ4を移動させるオフセ
ット電圧OFSTが電圧発生手段から出力される。この
ため、フォーカス制御を行う際、フォーカス引き込みの
失敗が起こらなくなる。しかも、微妙な調整箇所がない
ため、容易に信頼性の高いフォーカス制御装置を実現で
きる。
【0070】請求項2に対応する光ディスク装置のフォ
ーカス制御装置は、請求項1の発明に係る光ディスク装
置のフォーカス制御装置であって、上記の電圧発生手段
は、フォーカス誤差信号FESが第1基準電圧+Eより
大きいか、第2基準電圧−Eより小さいかを判別する判
別手段(基準電圧源201、202、コンパレーター2
0、21、記憶手段30)と、光ビーム3のフォーカス
位置が光ディスク2の手前または奥になるようにレンズ
4を移動させる複数のオフセット電圧OFSTの発生源
(オフセット電圧源41、42)と、判別結果に応じて
オフセット電圧OFSTを選択して出力する選択手段5
0から構成されている。
【0071】これによれば、請求項1の作用効果に加
え、フォーカス制御装置の電圧発生手段を簡単な構成で
実現できる。
【0072】請求項3に対応する光ディスク装置のフォ
ーカス制御装置は、請求項1または2の発明に係る光デ
ィスク装置のフォーカス制御装置であって、光ビーム3
が光ディスク2にほぼフォーカスした時点で、オフセッ
ト電圧OFSTをゼロにする構成である。
【0073】これによれば、光ビーム3が光ディスク2
にほぼフォーカスした時点で、加算アンプ60から元の
フォーカス誤差信号FESが出力されるので、請求項1
または2の作用効果に加え、高精度のフォーカス制御を
実現できる。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明に係る光ディスク装置の
フォーカス制御装置は、以上のように、光ビームを光デ
ィスクにフォーカスさせる位置にレンズを移動させるた
めのオフセット電圧を発生する電圧発生手段と、フォー
カス誤差信号にオフセット電圧を加算する加算器とが備
えられており、加算器の出力がゼロとなるようにレンズ
の位置を制御するので、フォーカス制御の際、フォーカ
ス引き込みの失敗が起こらなくなるという効果を奏す
る。しかも、調整箇所がないため、容易に信頼性の高い
フォーカス制御装置を実現できるという効果も併せて奏
する。
【0075】請求項2の発明に係る光ディスク装置のフ
ォーカス制御装置は、以上のように、請求項1の発明に
係る光ディスク装置のフォーカス制御装置であって、上
記の電圧発生手段は、フォーカス誤差信号が第1基準電
圧より大きいか、第2基準電圧より小さいかを判別する
判別手段と、光ビームのフォーカス位置が光ディスクの
手前または奥になるようにレンズを移動させる複数のオ
フセット電圧の発生源と、判別結果に応じてオフセット
電圧を選択して出力する選択手段から構成されているの
で、請求項1の効果に加え、フォーカス制御装置の電圧
発生手段を簡単な構成で実現できるという効果を奏す
る。
【0076】請求項3の発明に係る光ディスク装置のフ
ォーカス制御装置は、以上のように、請求項1または2
の発明に係る光ディスク装置のフォーカス制御装置であ
って、光ビームが光ディスクにほぼフォーカスした時点
で、オフセット電圧をゼロにするので、請求項1または
2の効果に加え、高精度のフォーカス制御を実現できる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフォーカス制御装置の第1実施例
を示す構成図である。
【図2】図1のフォーカス制御装置における記憶手段を
示す構成図である。
【図3】図1のフォーカス制御装置における選択手段を
示す構成図である。
【図4】図1のフォーカス制御装置の動作を示す波形図
である。
【図5】図1のフォーカス制御装置における記憶手段を
示す他の構成図である。
【図6】本発明に係るフォーカス制御装置の第2実施例
を示す構成図である。
【図7】図6のフォーカス制御装置における記憶手段を
示す構成図である。
【図8】本発明に係るフォーカス制御装置の第3実施例
を示す構成図である。
【図9】図8のフォーカス制御装置における記憶手段を
示す構成図である。
【図10】図8のフォーカス制御装置における選択手段
を示す構成図である。
【図11】従来のフォーカス制御装置の構成図である。
【図12】図11のフォーカス制御装置におけるフォー
カス誤差信号FESを示す説明図である。
【図13】図11のフォーカス制御装置において、フォ
ーカスサーチ中におけるフォーカス誤差信号FESを示
す説明図である。
【符号の説明】
2 光ディスク 3 光ビーム 4 レンズ 5 誤差信号生成回路 10 フォーカスサーチ回路 11 コントローラー 20 コンパレーター(判別手段) 21 コンパレーター(判別手段) 30 記憶手段 41 オフセット電圧源(オフセット電圧の発生源) 42 オフセット電圧源(オフセット電圧の発生源) 50 選択手段(電圧発生源) 60 加算アンプ(加算器) 201 基準電圧源 202 基準電圧源

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ビームを光ディスクにフォーカスさせる
    ように、光ビームを光ディスクに集束させるレンズの位
    置を制御する光ディスク装置のフォーカス制御装置にお
    いて、 光ビームを光ディスクにフォーカスさせる位置にレンズ
    を移動させるためのオフセット電圧を発生する電圧発生
    手段と、フォーカス誤差信号にオフセット電圧を加算す
    る加算器とが備えられており、加算器の出力がゼロとな
    るようにレンズの位置を制御することを特徴とする光デ
    ィスク装置のフォーカス制御装置。
  2. 【請求項2】上記の電圧発生手段は、フォーカス誤差信
    号が第1基準電圧より大きいか、第2基準電圧より小さ
    いかを判別する判別手段と、光ビームのフォーカス位置
    が光ディスクの手前または奥になるようにレンズを移動
    させる複数のオフセット電圧の発生源と、判別結果に応
    じてオフセット電圧を選択して出力する選択手段から構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の光ディス
    ク装置のフォーカス制御装置。
  3. 【請求項3】光ビームが光ディスクにほぼフォーカスし
    た時点で、オフセット電圧をゼロにすることを特徴とす
    る請求項1または2記載の光ディスク装置のフォーカス
    制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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