JPH07141762A - 音声信号出力装置 - Google Patents

音声信号出力装置

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Publication number
JPH07141762A
JPH07141762A JP29055893A JP29055893A JPH07141762A JP H07141762 A JPH07141762 A JP H07141762A JP 29055893 A JP29055893 A JP 29055893A JP 29055893 A JP29055893 A JP 29055893A JP H07141762 A JPH07141762 A JP H07141762A
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JP
Japan
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microphone
signal
terminal
connection terminal
audio
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Pending
Application number
JP29055893A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumi Kinugawa
一美 衣川
Hajime Kato
始 加藤
Fumiko Yamaguchi
文子 山口
Nobuhiko Oda
信彦 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
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Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP29055893A priority Critical patent/JPH07141762A/ja
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】無駄な電力消費を防止し得る音声信号出力装置
を提供する。 【構成】処理回路3からの再生信号L,Rをスイッチ1
0L,10Rのa側を介して出力端子11L,11Rに
供給し、そのb側を介してボイスキャンセル回路12に
供給する。キャンセル回路12よりボーカル信号の除か
れた伴奏信号SL,SRを出力端子11L,11Rに供給
する。マイク23からの音声信号MAをアンプ14を介
して出力端子11L,11Rに供給する。マイク検出手
段16の検出出力DMをシスコン5に供給する。処理回
路3で検出されたサブコードをCD−Gデコーダ17に
供給し、チャネルR〜Wに記録されたグラフィックスデ
ータより映像信号SCVを形成して出力端子19に供給
する。マイク接続端子13にマイク23が接続されてい
ない場合、キャンセル回路12等のカラオケ用回路を非
動作状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばカラオケ用の
CD−Gソフトを再生し得るコンパクトディスク再生装
置等に適用して好適な音声信号出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CD−Gソフトと称されるCD(コンパ
クトディスク)のサブコードには、テキストデータやグ
ラフィックスデータが記録されている。CD再生装置で
カラオケ用のCD−Gソフトを再生し、再生音声信号を
スピーカに供給してカラオケ用の伴奏用音楽を得ると共
に、検出サブコードより抽出されるグラフィックスデー
タに係る映像信号をテレビモニタに供給してカラオケ用
の歌詞等を表示することが行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなカラオ
ケ用のCD−Gソフトを再生し得るCD再生装置に、さ
らにボイスキャンセル回路、キーコントロール回路等を
設けることが考えられる。ボイスキャンセル回路は伴奏
信号とボーカル信号よりなる音声信号よりボーカル信号
を取り除く処理をするための回路である。キーコントロ
ール回路はキーを変更するための回路である。これらの
回路でも当然電力が消費されるため、特に電池を電源と
するポータブル機器では問題となる。なお、ボイスキャ
ンセル回路、キーコントロール回路等はカラオケ用回路
であり、常に動作状態にしておく必要はなく、例えばマ
イクロホンの接続があるときのみ動作すれば充分であ
る。
【0004】そこで、この発明では、無駄な電力消費を
防止し得る音声信号出力装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る音声信号
出力装置は、音声信号を出力する音声信号出力手段と、
マイクロホンの接続端子と、音声信号出力手段より出力
される音声信号に対して所定の処理を行う信号処理手段
と、この信号処理手段より出力される第1の音声信号と
マイクロホンより出力される第2の音声信号とを合成す
る音声信号合成手段と、接続端子にマイクロホンが接続
されているか否かを検出する検出手段と、音声信号出力
手段の動作を制御する制御手段とを備えるものである。
そして、制御手段は、検出手段の検出出力に基づき、接
続端子にマイクロホンが接続されているときは信号処理
手段を動作状態とすると共に、接続端子にマイクロホン
が接続されていないときは信号処理手段を非動作状態と
するものである。
【0006】
【作用】信号処理手段は例えばマイクロホンが接続され
ている場合に効果的に動作する。この発明においては、
マイクロホンが接続されている場合のみ信号処理手段を
動作させるため、無駄な電力消費を防止することが可能
となる。
【0007】
【実施例】以下、図1を参照しながら、この発明の一実
施例について説明する。本例は、CD−Gソフトを再生
し得るCD再生装置に適用した例である。
【0008】図において、1はCD−Gソフト等のCD
である。このCD1より図示しない光ピックアップで再
生される信号はRFアンプ2を介してディジタル信号処
理回路3に供給されると共に、サーボ信号処理回路4に
供給される。ディジタル信号処理回路3では、クロック
再生処理、復調処理、誤り訂正処理、サブコード検出処
理等が行なわれる。
【0009】サーボ信号処理回路4ではRFアンプ2か
らの再生信号が従来周知の方法でもって処理され、光ピ
ックアップ(図示せず)のフォーカスサーボやトラッキ
ングサーボが行なわれる。また、ディジタル信号処理回
路3で再生されるクロックがサーボ信号処理回路4に供
給され、このクロックに基づいて回転サーボ(線速度一
定の制御)が行なわれる。
【0010】また、ディジタル信号処理回路3およびサ
ーボ信号処理回路4の動作はマイコンを有してなるシス
テムコントローラ5でもって制御される。システムコン
トローラ5には、ユーザがプレイ、ポーズ、頭出し、ス
トップ等の動作を指示するためのキーボード6および動
作状態を表示するための表示器7が接続される。ディジ
タル信号処理回路3で検出されるP,Qチャネルのサブ
コードはシステムコントローラ5に供給される。キーボ
ード6でもって曲が指定されるときは、このサブコード
に基づいてサーボ信号処理回路4が制御され、これによ
りスレッドモーダ(図示せず)によって光ピックアップ
が送られる等して頭出しの動作が行なわれる。
【0011】ディジタル信号処理回路3より出力される
左右の音声信号L,Rは、それぞれD/A変換器8L,
8Rでアナログ信号に変換された後にミューティング回
路9L,9Rを介して切換スイッチ10L,10Rの可
動端子に供給される。ミューティング回路9L,9Rお
よび切換スイッチ10L,10Rの動作はシステムコン
トローラ5によって制御される。切換スイッチ10L,
10Rのa側の固定端子に得られる左右の音声信号L,
Rは、それぞれ音声信号出力端子11L,11Rに供給
される。
【0012】また、切換スイッチ10L,10Rのb側
の固定端子に得られる左右の音声信号L,Rはボイスキ
ャンセル回路(ボーカルフェーダ)12に供給される。
ボイスキャンセル回路12の動作はシステムコントロー
ラ5によって制御される。ボイスキャンセル回路12で
は、音声信号L,Rが伴奏信号およびボーカル信号の合
成信号(以下、「ミックス信号」という)である場合、
それぞれよりボーカル信号が取り除かれる。図2は、ボ
イスキャンセル回路12の具体構成を示している。
【0013】図において、入力端子101L,101R
に供給される左右の音声信号L,Rは、それぞれバッフ
ァアンプ102L,102Rを介してボイスキャンセル
処理系103L,103Rに供給される。Lチャネルに
関するボイスキャンセル処理系103Lについて説明す
る。
【0014】バッファアンプ102Lより出力される音
声信号L(図3Aに図示)はハイパスフィルタ104L
に供給され、このハイパスフィルタ104Lより音声信
号Lの高域成分LH(例えば、4KHz以上)が抽出さ
れる(図3Bに図示)。音声信号Lがミックス信号であ
るとき、高域成分LHはほとんど伴奏信号の高域成分で
占められる。また、バッファアンプ102Lより出力さ
れる音声信号Lはローパスフィルタ105Lに供給さ
れ、このローパスフィルタ105Lより音声信号Lの低
域成分LLが抽出される(図3Cに図示)。音声信号L
がミックス信号であるとき、低域成分LLはほとんど伴
奏信号の低域成分で占められる。
【0015】また、バッファアンプ102Lより出力さ
れる音声信号Lは差動アンプ等で構成される差信号形成
回路106Lにも供給される。差信号形成回路106L
にはバッファアンプ102Rより出力される音声信号R
も供給され、この差信号形成回路106Lからは差信号
(L−R)が得られる(図3Cに図示)。一般的にボー
カル信号は伴奏信号に対して中間的な位置に定位してい
るため、ボーカル信号は左右の音声信号L,Rに略同じ
割合で、かつ同相状態で含まれていると考えられる。そ
のため、左右の音声信号L,Rの差をとることで、それ
ぞれに含まれているボーカル信号(300Hz〜4ある
いは5KHz)がキャンセルされると共に、伴奏信号の
低域成分(1KHz程度までの信号成分)が一部キャン
セルされる。このようなことから、差信号(L−R)に
は主として伴奏信号の中域以上(例えば、1KHz以
上)の周波数成分が含まれている。
【0016】ローパスフィルタ105Lより出力される
低域成分LLおよび差信号形成回路106Lより出力さ
れる差信号(L−R)はそれぞれレベル調整用の抵抗器
107L,108Lを介して加算器109Lに供給され
て加算される。加算器109Lでは、差信号(L−R)
に低域成分LLが加算され、伴奏信号の低域成分が補充
される。また、加算器109Lの出力信号には加算器1
10Lでハイパスフィルタ104Lより出力される高域
成分LHが加算され、高域成分が補償される。これによ
り、加算器110Lの出力信号SL(図3Dに図示)
は、音声信号Lがミックス信号であってもボーカル信号
がほとんど含まれていないLチャネルの伴奏信号とな
る。この伴奏信号SLはLチャネルの出力端子111L
に導出される。
【0017】Rチャネルに関するボイスキャンセル処理
系103Rも、上述したLチャネルに関するボイスキャ
ンセル処理系103Lと同様に構成される。104Rは
ハイパスフィルタ、105Rはローパスフィルタ、10
6Rは差動アンプで構成される差信号形成回路、107
R,108Rはレベル調整用の抵抗器、109R,11
0Rは加算器、111RはRチャネルの出力端子であ
る。
【0018】この場合、ハイパスフィルタ104Rより
音声信号Rの高域成分RHが出力され、ローパスフィル
タ105Rより音声信号Rの低域成分RLが出力され、
差信号形成回路106Rより差信号(R−L)が出力さ
れる。加算器110Rの出力信号SRは、音声信号Rが
ミックス信号であってもボーカル信号がほとんど含まれ
ていないRチャネルの伴奏信号となる。この伴奏信号S
RはRチャネルの出力端子111Rに導出される。
【0019】図1に戻って、ボイスキャンセル回路12
の出力信号SL,SRはそれぞれ音声信号出力端子11
L,11Rに供給される。この出力端子11L,11R
に得られる左右の音声信号は、それぞれアンプ21L,
21Rを介して左右のスピーカ22L,22Rに供給さ
れる。また、13はマイク接続端子である。マイクロホ
ン23より出力されるマイク音声信号MAはマイクアン
プ14およびレベル調整用の可変抵抗器15を介して音
声信号出力端子11L,11Rに供給される。
【0020】以上の構成において、切換スイッチ10
L,10Rがa側に接続される場合には、音声信号L,
Rおよびマイク音声信号MAの合成信号がアンプ21
L,21Rを介してスピーカ22L,22Rに供給さ
れ、これらの音声信号による音声が出力される。一方、
切換スイッチ10L,10Rがb側に接続される場合に
は、伴奏信号SL,SRおよびマイク音声信号MAの合成
信号がアンプ21L,21Rを介してスピーカ22L,
22Rに供給され、これらの音声信号による音声が出力
される。
【0021】16はマイク接続端子13にマイクロホン
23が接続されているか否かを検出するマイク検出手段
であり、このマイク検出手段16の検出出力DMはシス
テムコントローラ5に供給される。図4A,Bはマイク
検出手段16の一例を示している。
【0022】同図Aは、ステレオ用のマイク接続端子
(マイクジャック)13を使用すると共に、モノラル用
のマイクロホン23mを使用して構成した例である。図
において、マイク接続端子13の接地端子13eは接地
され、左音声端子13Lはマイクアンプ14に接続さ
れ、右音声端子13Rはシステムコントローラ5に接続
される。また、24はコードを介してマイクロホン23
mに接続されたマイクプラグであり、24eは接地端
子、24aは音声端子である。
【0023】マイク接続端子13にマイクプラグ24が
接続されていない場合には、マイク接続端子13の左音
声端子13Lにマイク音声信号MAが得られず、従って
マイクアンプ14にマイク音声信号MAは供給されな
い。この場合、マイク接続端子13の右音声端子13R
は電気的に浮いた状態となる。一方、マイク接続端子1
3にマイクプラグ24が接続されている場合には、マイ
ク接続端子13の左音声端子13Lにマイク音声信号M
Aが得られ、従ってマイクアンプ14にマイク音声信号
MAが供給される。この場合、マイク接続端子13の右
音声端子13Rはマイクプラグ24の接地端子24eを
介して接地された状態となる。
【0024】このようにマイク接続端子13にマイクプ
ラグ24が接続されている場合のみマイク接続端子13
の右音声端子13Rは接地状態となるため、右音声端子
13Rに得られる信号によってマイクロホン23mの接
続を判断できる。したがって、右音声端子13Rに得ら
れる信号がマイク検出手段16の検出出力DMとしてシ
ステムコントローラ5に供給される。
【0025】図4Bは、ステレオ用のマイク接続端子
(マイクジャック)13を使用すると共に、ステレオ用
のマイクロホン23sを使用して構成した例である。図
において、マイク接続端子13の接地端子13eは接地
され、左音声端子13Lはマイクアンプ14に接続さ
れ、右音声端子13Rはシステムコントローラ5に接続
される。また、25はコードを介してマイクロホン23
sに接続されたマイクプラグであり、25eは接地端
子、25Lは左音声端子、25Rは右音声端子である。
【0026】マイク接続端子13にマイクプラグ25が
接続されていない場合には、マイク接続端子13の左音
声端子13Lにマイク音声信号MAが得られず、従って
マイクアンプ14にマイク音声信号MAは供給されな
い。この場合、マイク接続端子13の右音声端子13R
は電気的に浮いた状態となる。一方、マイク接続端子1
3にマイクプラグ25が接続されている場合には、マイ
ク接続端子13の左音声端子13Lにマイク音声信号M
Aが得られ、従ってマイクアンプ14にマイク音声信号
MAが供給される。この場合、マイク接続端子13の右
音声端子13Rはマイクプラグ25の右音声端子25
R、マイクロホン23sの右側の巻線、プラグ25の接
地端子25eを介して接地された状態となる。
【0027】このようにマイク接続端子13にマイクプ
ラグ25が接続されている場合のみマイク接続端子13
の右音声端子13Rは接地状態となるため、右音声端子
13Rに得られる信号によってマイクロホン23sの接
続を判断でき、従って右音声端子13Rに得られる信号
がマイク検出手段16の検出出力DMとしてシステムコ
ントローラ5に供給される。
【0028】図1に戻って、上述したようにボイスキャ
ンセル回路12の動作はシステムコントローラ5によっ
て制御されるが、マイク接続端子13にマイクロホン2
3が接続されている場合のみボイスキャンセル回路12
が動作するように制御される。すなわち、マイク接続端
子13にマイクロホン23が接続されていない場合に
は、例えばボイスキャンセル回路12への電源の供給が
断たれ、このボイスキャンセル回路12は非動作状態に
置かれる。ボイスキャンセル回路12は、上述したよう
にミックス信号より伴奏信号のみを得るためのカラオケ
用回路であり、通常はマイク接続端子13にマイクロホ
ン23が接続されている場合にのみ動作すれば充分だか
らである。なお、図示せずもボイスキャンセル回路以外
のカラオケ用回路(例えばボイスチェンジャー、残響付
加装置、キーコントロール回路等)の動作も同様に制御
することができる。
【0029】また、ディジタル信号処理回路3で検出さ
れるサブコードはCD−Gデコーダ17に供給される。
CD1がカラオケ用のCD−Gソフトであるときは、チ
ャネルR〜Wにカラオケのグラフィックスデータが記録
されている。CD−Gデコーダ17には接続スイッチ1
8を介して電源+Bが供給される。CD−Gデコーダ1
7の動作はシステムコントローラ5によって制御され
る。
【0030】CD−Gデコーダ17では、サブコードの
チャネルR〜Wに記録されているカラオケのグラフィッ
クスデータ(R,G,Bデータ)より例えばNTSC方
式のカラー映像信号SCVが形成される。CD−Gデコ
ーダ17より出力される映像信号SCVは映像信号出力
端子19に供給される。この出力端子19に得られる映
像信号SCVは例えばテレビモニタ26に供給され、こ
のテレビモニタ26にカラオケ用の歌詞等が表示され
る。
【0031】20は映像信号出力端子19に、例えばテ
レビモニタ26等を接続するための外部接続子が接続さ
れているか否かを検出する外部接続子検出手段である。
この検出手段20の検出出力DCはシステムコントロー
ラ5に供給される。上述した接続スイッチ18はシステ
ムコントローラ5によって制御され、映像信号出力端子
19に外部接続子が接続されているときのみオンとさ
れ、CD−Gデコーダ17に電源が供給される。
【0032】すなわち、映像信号出力端子19にテレビ
モニタ26等が接続されていない場合には、CD−Gデ
コーダ17への電源の供給が断たれ、このCD−Gデコ
ーダ17は非動作状態に置かれる。映像信号出力端子1
9にテレビモニタ19等が接続されていない場合には、
CD−Gデコーダ17を動作させる必要がないからであ
る。なお、図示せずもCD−Gデコーダ17以外の映像
信号に関係する部分の動作も同様に制御することができ
る。
【0033】以下、図5のフローチャートを使用してC
D1の再生動作について説明する。
【0034】CD1が装着されると、ステップST1で
CD1の最内周に記録されているTOC(Table of Con
tents)の内容を読み出してシステムコントローラ5の
メモリに格納した後、ステップST2で停止状態とし、
さらにステップST3でCD−Gデコーダ17よりブル
ー画の映像信号SCVを出力させてテレビモニタ26に
ブルー画を表示させる。
【0035】次に、ステップST4でプレイキーがオン
か否か判断する。プレイキーが押圧されてオンとなると
きは、ステップST5で音声をミューティングし、ステ
ップST6で最初の曲を頭出しした後、ステップST7
でマイクロホン23がマイク接続端子13に接続されて
いるか否かをマイク検出手段16の検出出力DMに基づ
いて判断する。
【0036】ステップST7でマイクロホン23が接続
されていないときは、ステップST8に進んで再生状態
とする。この場合、音声のミューティングおよびブルー
画の表示は解除される。一方、ステップST7でマイク
ロホン23が接続されているときは、ステップST9で
ポーズ状態とした後に、ステップ10でプレイキーがオ
ンであるか否かを判断する。プレイキーが押圧されてオ
ンとなるときは、ステップST8に進んで再生状態とす
る。
【0037】次に、ステップST11でポーズキーがオ
ンであるか否かを判断する。ポーズキーが押圧されてオ
ンとなるときは、ステップST12で音声をミューティ
ングし、ステップST13でマイクロホン23がマイク
接続端子13に接続されているか否かをマイク検出手段
16の検出出力DMに基づいて判断する。ステップST
13でマイクロホン23が接続されていないときは、ス
テップST9に戻ってポーズ状態とする。
【0038】ステップST13でマイクロホン23が接
続されているときは、ステップST14でCD−Gデコ
ーダ17よりブルー画の映像信号SCVを出力させてテ
レビモニタ26にブルー画を表示させ、さらにステップ
ST15でCD−Gデコーダ17内のグラフィックスデ
ータを格納するための図示しないRAMをクリアし、ス
テップST16で再生中の曲の頭出しをした後にステッ
プST9に戻ってポーズ状態とする。上述したようにR
AMをクリアするのは、RAMに格納されている過去の
データによって誤った画像が表示されるのを防止するた
めである。以下において、RAMをクリアするのも同様
の理由からである。
【0039】また、ステップST11でポーズキーがオ
ンでないときは、ステップST17で頭出しキーがオン
であるか否かを判断する。ステップST17で頭出しキ
ーがオンであるときは、ステップST18で音声をミュ
ーティングし、ステップST19でCD−Gデコーダ1
7よりブルー画の映像信号SCVを出力させてテレビモ
ニタ26にブルー画を表示させ、さらにステップST2
0でCD−Gデコーダ17内のグラフィックスデータを
格納するためのRAMをクリアした後に、ステップST
21でマイクロホン23がマイク接続端子13に接続さ
れているか否かをマイク検出手段16の検出出力DMに
基づいて判断する。
【0040】ステップST21でマイクロホン23が接
続されているときは、ステップST22で指定された曲
の頭出しをした後に、ステップST9に戻ってポーズ状
態とする。一方、ステップST21でマイクロホン23
が接続されていないときは、ステップST23で指定さ
れた曲の頭出しをした後に、ステップST8に戻って直
ちに再生状態とする。
【0041】また、ステップST17で頭出しキーがオ
ンでないときは、ステップST24でストップキーがオ
ンであるか否かを判断する。ストップキーが押圧されて
オンであるときは、ステップST2に戻って停止状態と
し、ステップST3でモニタテレビ26にブルー画を表
示し、ステップST4に進む。
【0042】ステップST24でストップキーがオンで
ないときは、ステップST25で再生終了か否かを判断
する。再生終了でないときはステップST11に戻っ
て、ポーズキーがオンであるか否かを判断する。ステッ
プST25で再生終了であるときは、ステップST2に
戻って停止状態とし、ステップST3でモニタテレビ2
6にブルー画を表示し、ステップST4に進む。
【0043】このように本例においては、停止状態でプ
レイキーがオンとされる場合、さらには再生状態で頭出
しキーがオンとされる場合、マイク接続端子13にマイ
クロホン23が接続されているときは、所定の曲の頭出
しが行なわれた後にポーズ状態となる。したがって、C
D1より例えばカラオケ用の伴奏用音楽を再生する場合
に、ユーザは歌唱の準備ができてからプレイキーをオン
としてポーズ解除の操作をすればよく、ユーザが歌唱の
準備ができていないのに伴奏用音楽がスタートしてしま
うということがなく、使い勝手を向上できる。また、マ
イクロホン23が接続されていないときは、従来と同様
に所定の曲を頭出した後に直ちに再生状態となるため、
例えばカラオケ用の伴奏用音楽以外の音楽を再生する際
にのポーズ解除の操作を必要とする等という不都合はな
い。
【0044】また、再生状態でポーズキーがオンとされ
る場合、マイク接続端子13にマイクロホン23が接続
されているときは、再生中の曲の頭出しが行なわれた後
にポーズ状態となる。したがって、CD1より例えばカ
ラオケ用の伴奏用音楽を再生する場合に、ポーズキーの
操作によて頭出しも同時に行なわれるため、ユーザの使
い勝手を向上できる。なお、マイクロホン23が接続さ
れていないときは、従来と同様に頭出しをせずに直ちに
ポーズ状態となる。
【0045】また、マイク接続端子13にマイクロホン
23が接続されておらず、ボイスキャンセル回路12を
動作させる必要がないときは、このボイスキャンセル回
路12が非動作状態に置かれるため、無駄な電力消費を
防止でき、特に電源として電池を使用するポータブル機
器等では効果的なものとなる。
【0046】さらに、映像信号出力端子19にテレビモ
ニタ26等が接続されておらず、CD−Gデコーダ17
を動作させる必要がないときは、このCD−Gデコーダ
17が非動作状態に置かれるため、無駄な電力消費を防
止でき、特に電源として電池を使用するポータブル機器
等では効果的なものとなる。
【0047】なお、上述実施例においては、停止状態で
プレイキーをオンとする場合、再生状態でポーズキーを
オンとする場合、さらに再生状態で頭出しキーをオンと
する場合、マイク接続端子13にマイクロホン23が接
続されているときは、接続されていないときとは異なる
動作をするが、マイクロホン23が接続されているとき
も接続されていないときと同様に動作させるモードを例
えばキーボード6で選択できるようにしてもよい。ま
た、上述実施例においては、プレイキーをオンとするこ
とでポーズ状態を解除するものを示したが、所定時間
後、例えば数秒後に自動的に解除されて再生状態となる
ようにしてもよい。さらに、上述実施例はCD再生装置
に適用した例であるが、この発明はマイク接続端子を有
し、例えばカラオケ用機器として使用されるその他の音
声信号出力装置に同様に適用できることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】この発明によれば、マイクロホンが接続
されている場合に効果的に動作する信号処理手段をマイ
クロホンが接続されている場合のみ動作させるため、無
駄な電力消費を防止することができ、特に電源として電
池を使用するポータブル機器等に適用して好適なものと
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る音声信号出力装置の実施例の構
成を示す系統図である。
【図2】ボイスキャンセル回路の構成を示す系統図であ
る。
【図3】ボイスキャンセル回路の動作波形図である。
【図4】マイク検出手段の一例を示す図である。
【図5】再生動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 コンパクトディスク(CD) 3 ディジタル信号処理回路 4 サーボ信号処理回路 5 システムコントローラ 6 キーボード 9L,9R ミューティング回路 10L,10R 切換スイッチ 11L,11R 音声信号出力端子 12 ボイスキャンセル回路 13 マイク接続端子 16 マイク検出手段 17 CD−Gデコーダ 19 映像信号出力端子 20 外部接続子検出手段 22L,22R スピーカ 23 マイクロホン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小田 信彦 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を出力する音声信号出力手段
    と、 マイクロホンの接続端子と、 上記音声信号出力手段より出力される音声信号に対して
    所定の処理を行う信号処理手段と、 この信号処理手段より出力される第1の音声信号と上記
    マイクロホンより出力される第2の音声信号とを合成す
    る音声信号合成手段と、 上記接続端子にマイクロホンが接続されているか否かを
    検出する検出手段と、 上記音声信号出力手段の動作を制御する制御手段とを備
    え、 上記制御手段は、上記検出手段の検出出力に基づき、上
    記接続端子に上記マイクロホンが接続されているときは
    上記信号処理手段を動作状態とすると共に、上記接続端
    子に上記マイクロホンが接続されていないときは上記信
    号処理手段を非動作状態とすることを特徴とする音声信
    号出力装置。
  2. 【請求項2】 上記信号処理手段は、伴奏信号とボーカ
    ル信号よりなる音声信号より上記ボーカル信号を取り除
    く処理を行うボイスキャンセル回路であることを特徴と
    する請求項1記載の音声信号出力装置。
JP29055893A 1993-11-19 1993-11-19 音声信号出力装置 Pending JPH07141762A (ja)

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