JPH0714130U - 自動車エンジン用空気流量制御弁 - Google Patents

自動車エンジン用空気流量制御弁

Info

Publication number
JPH0714130U
JPH0714130U JP5014293U JP5014293U JPH0714130U JP H0714130 U JPH0714130 U JP H0714130U JP 5014293 U JP5014293 U JP 5014293U JP 5014293 U JP5014293 U JP 5014293U JP H0714130 U JPH0714130 U JP H0714130U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
lever
valve shaft
accelerator
air flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5014293U
Other languages
English (en)
Inventor
一和 鬼頭
吉正 藤森
康夫 関田
高尚 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mikuni Corp
Original Assignee
Mikuni Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mikuni Corp filed Critical Mikuni Corp
Priority to JP5014293U priority Critical patent/JPH0714130U/ja
Publication of JPH0714130U publication Critical patent/JPH0714130U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】低コストでオートクルーズコントロール機構を
実現する。 【構成】スロットルボディーに回動自在に支持され弁9
と一体に回動する弁軸10に弁軸レバー12を固着し、
弁軸10を弁閉方向にコイルばね11で付勢する。弁軸
10に近接して軸13を回動自在に支持し弁軸10と同
方向にコイルばね15で付勢しアクセルペダルに駆動さ
れるアクセルレバー14を固着する。また、弁軸レバー
12に設けた突起12aとアクセルレバー14に設けた
突起14aとの当接によりアクセルレバー14が弁軸レ
バー12を弁開方向に駆動可能とする。さらに、弁軸レ
バー12に対して弁開方向に作用するダイヤフラムアク
チュエータ4をスロットルボディーに取付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は自動車エンジンの空気流量制御弁に関わり、特に、オートクルーズコ ントロールの行われる自動車エンジンに好適な空気流量制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、予め設定した車速を記憶し走行中の車速を設定車速と比較してエンジン 出力を制御し、一定速度で車を走行させるオートクルーズコントロールが普及し ている。
【0003】 オートクルーズコントロールによるエンジン出力の制御では、アクセルペダル により開閉される空気流量制御弁がオートクルーズ設定時にアクセルペダルによ る開度を越えてアクチュエータにより開かれる。そのための従来の機構の例を図 3に示す。
【0004】 図に示すように空気流量制御弁1のアクセルレバーは中間リンク2の出力リン クにスロットルワイヤ8で連結されており、中間リンク2の2つの入力リンクが アクセルペダルワイヤ7およびアクチュエータワイヤ6により夫々アクセルペダ ル3およびアクチュエータ4に連結されている。
【0005】 アクチュエータ4は負圧作動ダイヤフラムアクチュエータが用いられ、その負 圧はアクチュエータ4の負圧室にホースで連結された電動負圧ポンプアセンブリ 5により与えられる。電動負圧ポンプアセンブリ5は電動負圧ポンプとエンジン コントロールユニットで開閉されるソレノイド弁で構成されておりアクチュエー タ4の負圧室の負圧を制御する。
【0006】 中間リンク2は夫々の入力リンクに伝えられるアクセルペダル3またはアクチ ュエータ4の動きを出力リンクから空気流量制御弁1のアクセルレバーに伝える 。このようにして、アクセルペダル3またはアクチュエータ4のいずれによって も空気流量制御弁1を開くことができるようになっている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
自動車エンジンのオートクルーズコントロールを行う場合に、上記のように負 圧作動ダイヤフラムアクチュエータを空気流量制御弁から離して車体に配置し、 負圧作動ダイヤフラムアクチュエータと空気流量制御弁を中間リンクを介してワ イヤーで連結する構成によると、中間リンクのような高価な機構が必要となり、 また、ワイヤーの余分な這い回し等が必要となるため製造コストが高くなるとい う欠点があった。
【0008】 本考案は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は中間リンク を必要とせず、また、ワイヤーの余分の這い回しを行うことなくオートクルーズ コントロールを実施することができる自動車エンジン用空気流量制御弁を提供す ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の自動車エンジン用空気流量制御弁は、スロットルボディーに回動自在 に支持され弁と一体に回動する弁軸に弁軸レバーを固着し、前記弁軸を弁閉方向 にばねで付勢し、アクセルペダルに駆動されるアクセルレバーを前記弁軸に近接 して回動自在に支持し前記弁軸と同方向にばねで付勢し、前記弁軸レバーに設け た突起とアクセルレバーに設けた突起との当接によりアクセルレバーが弁軸レバ ーを弁開方向に駆動可能とし、前記弁軸レバーに対して弁開方向に作用するダイ ヤフラムアクチュエータをスロットルボディーに取付けたものである。
【0010】 また、前記自動車エンジン用空気流量制御弁において、前記アクセルレバーが 弁閉方向にストッパーで停止されるまで回動しているときに弁軸レバーがダイヤ フラムアクチュエータにより回動される範囲では弁軸レバーの突起と接触しない 位置にありかつ弁軸レバーの突起を弁閉方向に押圧する突起を前記アクセルレバ ーに設けたものである。
【0011】
【作用】
本考案の自動車エンジン用空気流量制御弁における弁軸レバーに対して弁開方 向に作用するダイヤフラムアクチュエータの負圧室の負圧をエンジンコントロー ルユニットにより開閉されるソレノイド弁で制御することにより、弁軸を弁閉方 向に付勢するばねの弾力に抗してダイヤフラムアクチュエータにより弁軸レバー を弁開方向に駆動することができる。
【0012】 この場合弁軸レバーとアクセルレバーとに設けた突起同士は離れ、弁はアクセ ルペダルによる開度を越えてダイヤフラムアクチュエータにより開かれ、中間リ ンクのような高価な機構を用いることなくオートクルーズコントロールが行われ る。
【0013】 また、アクセルペダルを踏込んだ場合は、アクセルペダルによりアクセルレバ ーが弁開方向に回動され、弁軸レバーに設けた突起とアクセルレバーに設けた突 起との当接により弁軸レバーが弁開方向に駆動されて弁が開かれる。
【0014】 このようにして、オートクルーズコントロールが行われていない場合はアクセ ルペダルにより弁を任意の開度まで開くことができ、また、オートクルーズコン トロールが行われている場合はアクセルペダルにより弁をオートクルーズコント ロールにより設定された開度を越えて開くことができる。
【0015】 弁軸レバーの突起を弁閉方向に押圧する突起をアクセルレバーに設けたものは 、弁軸を弁閉方向に付勢するばねが折損したときに、弁を全開位置付近からアク セルレバーにより閉方向に回動させることができるので安全である。
【0016】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は本考案の第1の実施 例である自動車エンジン用空気流量制御弁の要部を示す斜視図である。スロット ルボディーは図示していないが吸気路18が形成されており、吸気路18を開閉 する弁9は弁軸10に固着されている。
【0017】 弁軸10はスロットルボディーに設けた軸受に回転自在に支持されており、コ イルばね11により弁閉方向に付勢されている。弁軸10の右端には弁軸レバー 12が固着されている。
【0018】 弁軸レバー12には突起12aが設けられ、また、ピン12bが立設されてい る。アクチュエータ4は負圧作動ダイヤフラムアクチュエータであり、スロット ルボディーに支持されている。アクチュエータ4のロッドはピン12bと遊びを もって係合しており、アクチュエータ4の負圧室に負圧が導入されるとピン12 bは弁9を開く方向に引張られる。スロットルアジャストスクリュー16はスロ ットルボディーに取付けられており弁軸レバー12の突起12aと当接しその回 動範囲を制限する。
【0019】 アクチュエータ4の負圧室は図示していない電動負圧ポンプアセンブリに連通 されている。電動負圧ポンプアセンブリは電動負圧ポンプとエンジンコントロー ルユニットで開閉されるソレノイド弁で構成されておりアクチュエータ4の負圧 室の負圧を制御する。
【0020】 弁軸10と同軸に軸13がスロットルボディーに設けた軸受に回転自在に支持 されており、コイルばね15により弁閉方向に付勢されている。軸13にはアク セルレバー14が固着されている。アクセルレバー14には突起12aの回動路 に突出するように突起14aが形成されている。また、アクセルレバー14の周 縁円弧部にはアクセルペダルに連結されるアクセルペダルワイヤ7が巻き付けら れている。アクセルレバーストッパー17はスロットルボディーに取付けられて おりアクセルレバー14の突起14aと当接しその回動範囲を制限する。
【0021】 上記構成において、アクチュエータ4の負圧室に負圧が導入されていないとア クチュエータ4のロッドはピン12bを引張る位置まで後退していない。このと きアクセルペダルが踏み込まれずアクセルペダルワイヤ7が引かれていないと、 アクセルレバー14はコイルばね15の弾力により突起14aがアクセルレバー ストッパー17に当接するまで回動し、アイドル状態のアクセル位置となってい る。また、弁軸レバー12はコイルばね11の弾力により突起12aがスロット ルアジャストスクリュー16に当接するまで回動し、弁9は閉じられている。
【0022】 アクセルペダルが踏み込まれアクセルペダルワイヤ7が引かれると、アクセル レバー14はコイルばね15の弾力に抗して弁開方向に回動し、突起14aが突 起12aと当接し弁軸レバー12は弁開方向に回動し弁9が開かれる。このよう にアクセルペダルにより弁9の開度が調整できる。
【0023】 オートクルーズ状態では、エンジンコントロールユニットにより設定速度と車 速とが比較され一定車速となるようにアクチュエータ4の負圧が制御される。ア クチュエータ4の負圧室に負圧が導入されると、アクチュエータ4のロッドはダ イヤフラムに作用する負圧とアクチュエータ内部に設けたばねの弾力が釣合う位 置まで後退する。そして、ピン12bを引くようになると弁軸レバー12はコイ ルばね11の弾力に抗して弁開方向に回動され弁9はアクセルペダルで設定され た開度以上に開かれる。このとき突起12aと突起14aは離れアクセルレバー 14はアクチュエータ4によっては駆動されずアクセルペダルワイヤ7が弛むこ とはない。このようにしてオートクルーズコントロールが行われる。
【0024】 図2(a)に本考案の第2の実施例である自動車エンジン用空気流量制御弁を 示す。この空気流量制御弁は図1に示した空気流量制御弁のアクセルレバー14 に突起14bが設けられている。他の部分の構成は図1に示したものと同様であ る。
【0025】 図2(b)にアクセルレバー14の突起14a、14bと弁軸レバー12の突 起12aとの位置関係を示す。図においてアクセルレバー14は弁閉方向に回動 した状態を示しており、この状態でオートクルーズコントロールにより弁軸レバ ー12の突起12aは図に示すθの角度の範囲を移動する。そしてそのとき突起 14bと突起12aは接触しない。従って、第1の実施例のものと同様にアクセ ルペダルによる弁開閉動作およびオートクルーズコントロールが行われる。
【0026】 この空気流量制御弁では、アクセルペダルにより弁が全開位置付近に回動され ているときにコイルばね11が折損してもアクセルペダルを戻すとアクセルレバ ー14が弁閉方向に回動し突起14bが突起12aを押して弁軸レバー12は弁 閉方向に回動され弁開度が小さくなる。このように弁が全開位置に保たれる危険 を防止することができる。
【0027】
【考案の効果】
以上、説明したように本考案の自動車エンジン用空気流量制御弁によれば、従 来のオートクルーズコントロール機構に必要であった中間リンクや中間リンクと 連結されるワイヤの這い回しが不要となり、低コストでオートクルーズコントロ ール機構が実現できる。
【0028】 また、弁軸レバーの突起を弁閉方向に押圧する突起をアクセルレバーに設けた ものは、弁軸を弁閉方向に付勢するばねが折損したときに、弁を全開位置付近か らアクセルレバーにより閉方向に回動させることができるので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例である自動車エンジン用
空気流量制御弁の要部を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は本考案の第2の実施例である自動
車エンジン用空気流量制御弁の要部を示す斜視図、図2
(b)は同空気流量制御弁を示す部分側面図である。
【図3】従来のオートクルーズコントロール機構の例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 空気流量制御弁 2 中間リンク 3 アクセルペダル 4 アクチュエータ 5 電動負圧ポンプアセンブリ 6 アクチュエータワイヤ 7 アクセルペダルワイヤ 8 スロットルワイヤ 9 弁 10 弁軸 11 コイルばね 12 弁軸レバー 13 軸 14 アクセルレバー 15 コイルばね 16 スロットルアジャストスクリュー 17 アクセルレバーストッパー 18 吸気路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 横山 高尚 神奈川県小田原市久野2480株式会社ミクニ 小田原工場内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スロットルボディーに回動自在に支持さ
    れ弁と一体に回動する弁軸に弁軸レバーを固着し、前記
    弁軸を弁閉方向にばねで付勢し、アクセルペダルに駆動
    されるアクセルレバーを前記弁軸に近接して回動自在に
    支持し前記弁軸と同方向にばねで付勢し、前記弁軸レバ
    ーに設けた突起とアクセルレバーに設けた突起との当接
    によりアクセルレバーが弁軸レバーを弁開方向に駆動可
    能とし、前記弁軸レバーに対して弁開方向に作用するダ
    イヤフラムアクチュエータをスロットルボディーに取付
    けた自動車エンジン用空気流量制御弁。
  2. 【請求項2】 前記アクセルレバーが弁閉方向にストッ
    パーで停止されるまで回動しているときに弁軸レバーが
    ダイヤフラムアクチュエータにより回動される範囲では
    弁軸レバーの突起と接触しない位置にありかつ弁軸レバ
    ーの突起を弁閉方向に押圧する突起を前記アクセルレバ
    ーに設けた請求項1の自動車エンジン用空気流量制御
    弁。
JP5014293U 1993-08-23 1993-08-23 自動車エンジン用空気流量制御弁 Pending JPH0714130U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014293U JPH0714130U (ja) 1993-08-23 1993-08-23 自動車エンジン用空気流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5014293U JPH0714130U (ja) 1993-08-23 1993-08-23 自動車エンジン用空気流量制御弁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0714130U true JPH0714130U (ja) 1995-03-10

Family

ID=12850915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5014293U Pending JPH0714130U (ja) 1993-08-23 1993-08-23 自動車エンジン用空気流量制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714130U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4721281A (en) Actuating device for throttle valve
EP0192962B1 (en) Idling return device for internal combustion engines
JPS6310296B2 (ja)
JPH0344007B2 (ja)
JPH0714130U (ja) 自動車エンジン用空気流量制御弁
EP0220572B1 (en) Control device for throttle valve for internal combustion engine
US5699768A (en) Throttle control device
JPH0759900B2 (ja) 内燃機関のスロットル開閉装置
JPH0727383Y2 (ja) デイ−ゼルエンジンの吸気制御装置
JPH03501Y2 (ja)
JPH0335628Y2 (ja)
JP2646619B2 (ja) 内燃機関用遠心力式調速機
KR100250202B1 (ko) 자동차의 스로틀밸브 개방각 가변장치
JPS5833240Y2 (ja) 自動変速機を備えた車両用エンジンの気化器絞弁制御装置
JP2579577Y2 (ja) ダイアフラムアクチュエータおよびそれを用いたスロットル弁
JPH039042A (ja) エンジン吸気絞り弁の開閉装置
JPH088261Y2 (ja) 内燃機関用吸気絞り弁の開閉装置
JPH0630449U (ja) スロットル弁
JPH0264238A (ja) 内燃機関のスロットル制御装置
JPS5833241Y2 (ja) 自動変速機を備えた車両用エンジンの気化器絞弁制御装置
JP2603793Y2 (ja) スロットル弁
JPH0435557Y2 (ja)
JPH0422049Y2 (ja)
JPH0630451U (ja) ダイアフラムアクチュエータおよびそれを用いたスロットル弁
JPS59196940A (ja) 車輌用内燃機関の吸気制御装置