JPH07141136A - 副画面表示装置を持つデータ処理システム - Google Patents

副画面表示装置を持つデータ処理システム

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JPH07141136A
JPH07141136A JP5290183A JP29018393A JPH07141136A JP H07141136 A JPH07141136 A JP H07141136A JP 5290183 A JP5290183 A JP 5290183A JP 29018393 A JP29018393 A JP 29018393A JP H07141136 A JPH07141136 A JP H07141136A
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JP
Japan
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sub
display device
screen display
data
data processing
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Withdrawn
Application number
JP5290183A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Minamoto
信彦 源
Shoichi Takemori
昭一 竹森
Takeshi Tsujita
壮 辻田
Tatsuo Tomita
達夫 富田
Hitoshi Fukumoto
仁 福本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
PFU Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, PFU Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、主的な表示処理を実行する本体表示
装置に加えて、従的な表示処理を実行する副画面表示装
置を備える副画面表示装置を持つデータ処理システムの
提供を目的とする。 【構成】データ処理システムを構成するデータ処理本体
装置に、本体表示装置とは別の副画面表示装置を接続す
る構成を採り、かつ、データ処理本体装置は、本体表示
装置に表示するデータを時間的にサンプリングするとと
もに、そのサンプリングしたデータの一部を更に空間的
にサンプリングして、それらのサンプリング結果のデー
タを必要に応じて編集しつつ副画面表示装置に表示して
いくように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主的な表示処理を実行
する本体表示装置に加えて、従的な表示処理を実行する
副画面表示装置を備える副画面表示装置を持つデータ処
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムでは、CRT等の表
示装置を複数備えることがある。これまで、複数の表示
装置を備える構成を採るのは、同一データを同時に表示
していくことにその理由がある。
【0003】すなわち、従来のデータ処理システムで
は、同一データを同時に複数の表示装置に表示して欲し
いという要求に応えるために、表示装置を複数備えると
いう構成を採っていた。
【0004】これから、従来のデータ処理システムで
は、表示装置を複数備える場合には、図13に示すよう
に、本来の表示装置へ出力するビデオ信号を分配する分
配装置を備える構成を採って、この分配装置で分配した
ビデオ信号を別設置の表示装置へ出力することで、同一
データを同時に複数の表示装置に表示することを実現し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、最近、同一
データを同時に複数の表示装置に表示するという要求以
外に、表示装置を複数備える必要がでてきた。
【0006】例えば、会議等を効率的に進めるために、
液晶で構成される透過型ディスプレイ装置をOHPに載
置する構成を採って、この透過型ディスプレイ装置をデ
ータ処理装置を使って表示制御するというシステムの実
現が考えられるが、このような場合には、データ処理装
置の持つ本来の表示装置の他に、その本来の表示装置の
表示するデータとは異なるデータを表示するサブ的な表
示装置を備える必要がある。
【0007】また、POSシステムでは、レジ係に表示
するデータと、お客さんに表示するデータとが異なるも
のとなった方が好ましいことが起こるが、このような場
合には、データ処理装置の持つ本来の表示装置の他に、
その本来の表示装置の表示するデータとは異なるデータ
を表示するサブ的な表示装置を備える必要がある。
【0008】しかしながら、従来では、同一データを同
時に複数の表示装置に表示するという技術については提
供されているものの、このようなサブ的な表示装置を追
加する必要がある場合に、その表示制御処理をどのよう
に実現していくかということについては全く開示されて
いないのが実情である。
【0009】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であって、主的な表示処理を実行する本体表示装置に加
えて、従的な表示処理を実行する副画面表示装置を備え
る構成を採る副画面表示装置を持つデータ処理システム
の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の原理構成
を図示する。図中、1は本発明を具備するデータ処理本
体装置、2はデータ処理本体装置1に接続される本体表
示装置であって、主画面を開設して主的な表示処理を実
行するもの、3はデータ処理本体装置1に接続される1
つ又は複数の副画面表示装置であって、副画面を開設し
て従的な表示処理を実行するものである。
【0011】このデータ処理本体装置1は、展開手段1
0と、設定手段11と、転送手段12と、発行手段13
と、更新手段14と、編集手段15と、変更手段16と
を備える。
【0012】展開手段10は、本体表示装置2の表示デ
ータとなるビットマップデータを展開する。設定手段1
1は、展開手段10に展開されるビットマップデータに
対して、1つ又は複数の区画を設定するとともに、各区
画に対応付けて複写先位置データを設定し、更に、必要
に応じて、各区画に対応付けて編集種別情報を設定す
る。転送手段12は、展開手段10に展開されるビット
マップデータから設定手段11の設定する各区画のビッ
トマップデータを切り出して、この切り出したビットマ
ップデータを設定される複写先位置データ(編集種別情
報を含むこともある)と対応をとりつつ副画面表示装置
3に転送する。
【0013】発行手段13は、転送手段12に対して起
動指示を発行する。更新手段14は、設定手段11の設
定する複写先位置データを時間経過とともに更新する。
編集手段15は、設定手段11の設定する各区画のビッ
トマップデータに対して編集処理を施す。変更手段16
は、発行手段13が規定時間間隔毎に転送手段12に対
して起動指示を発行する構成を採るときにあって、その
規定時間間隔を静的又は動的に変更する。
【0014】
【作用】本発明では、設定手段11は、例えばユーザプ
ログラムからの要求に応答して、展開手段10に展開さ
れるビットマップデータに対して、1つ又は複数の区画
を設定(全ビットマップデータを1区画として設定する
こともある)するとともに、各区画に対応付けて、各区
画のビットマップデータを副画面のどの位置に表示する
のかを指示する複写先位置データを設定し、更に、必要
に応じて、各区画のビットマップデータに対してどのよ
うな編集処理(何ら編集処理を施さないことも含む)を
施すのかを指示する編集種別情報を設定する。
【0015】そして、更新手段14は、動画の表示処理
要求があるときには、この設定された複写先位置データ
を時間経過とともに更新する。このとき、動画の移動速
度を変化させる必要があるときには、複写先位置データ
の移動距離間隔を時間経過とともに変化させつつ複写先
位置データを更新したり、複写先位置データの更新時間
間隔を変化させていく。なお、この動画の移動速度の変
化は、発行手段13の発行する起動指示の時間間隔を動
的に変化していくことでも実現されることになる。
【0016】一方、発行手段13は、例えばユーザプロ
グラムから複写開始指示と複写終了指示とを受け取る
と、その2つの指示の間、転送手段12に対して、変更
手段16により設定された規定時間間隔毎に起動指示を
発行していく。ここで、複写開始指示/複写終了指示で
はなくて、複写指示を受け取るときには、その指示を受
け取るときに起動指示を発行していくことになる。
【0017】この発行手段13からの起動指示を受け取
ると、転送手段12は、最初に、展開手段10に展開さ
れるビットマップデータから設定手段11の設定する各
区画のビットマップデータを切り出す。次に、編集手段
15が備えられるときにあって、この切り出したビット
マップデータに編集種別情報が設定されているときに
は、編集手段15を起動することで、この切り出したビ
ットマップデータに対して、その編集種別情報の指す編
集処理を施す。続いて、この編集したビットマップデー
タを設定される複写先位置データと対応をとりつつ副画
面表示装置3に転送する。ここで、編集手段15が備え
られておらず、かつ、副画面表示装置3側に編集処理機
能がある場合には、切り出したビットマップデータを設
定される複写先位置データ/編集種別情報と対応をとり
つつ副画面表示装置3に転送することになる。
【0018】このデータ処理本体装置1からのビットマ
ップデータを受け取ると、副画面表示装置3は、転送さ
れてくるビットマップデータを、転送されてくる複写先
位置データの指す副画面位置に表示していく。このと
き、編集種別情報も転送されてくるときには、転送され
てくるビットマップデータに対して、その転送されてく
る編集種別情報の指す編集処理を施してから表示してい
くことになる。
【0019】このように、本発明を用いることで、主的
な表示処理を実行する本体表示装置に加えて、従的な表
示処理を実行する副画面表示装置を備えるデータ処理シ
ステムを構築することができるようになる。
【0020】
【実施例】以下、実施例に従って本発明を詳細に説明す
る。図2に、本発明を具備するデータ処理システムのハ
ードウェア構成を図示する。図中、図1で説明したもの
と同じものについては同一の記号で示してある。
【0021】この図に示すように、本発明を具備するデ
ータ処理システムは、データ処理本体装置1と、データ
処理本体装置1に接続され、主画面を開設して主的な表
示処理を実行する本体表示装置2と、データ処理本体装
置1に接続され、副画面を開設して従的な表示処理を実
行する1つ又は複数の副画面表示装置3とから構成され
るものであり、このデータ処理本体装置1は、ハードウ
ェア構成的には、CPU20と、DMA21と、本体表
示装置2に表示するデータをビットマップ形式で展開す
る本体ビットマップメモリ22と、ビットマップデータ
やプログラムを展開する主記憶23とから構成され、一
方、この副画面表示装置3は、ハードウェア構成的に
は、副画面を開設する副画面装置24と、副画面装置2
4に表示するデータをビットマップ形式で展開する副画
面ビットマップメモリ25とから構成される。
【0022】図3に、本発明を実現するために用意され
て主記憶23に展開されるプログラム構成の一実施例を
図示する。図中、30はユーザプログラムであって、規
定のデータ処理を実行するもの、31はキー入力処理プ
ログラムであって、データ処理本体装置1の備えるキー
ボードからのキー入力の受付処理を実行するもの、32
は区画設定プログラムであって、本体ビットマップメモ
リ22や主記憶23に展開されるビットマップデータに
対して区画情報を設定するもの、33は区画情報展開域
であって、区画設定プログラム32の設定する区画情報
を展開するもの、34は転送プログラムであって、副画
面表示装置3へのデータ転送を実行(DMA21を制御
してデータ転送を実行することもある)するもの、35
は転送起動プログラムであって、転送プログラム34の
起動処理を実行するもの、36は動画生成プログラムで
あって、動画の生成処理を実行するものである。
【0023】図4に、区画設定プログラム32の実行す
る処理フローの一実施例、図5に、転送プログラム34
の実行する処理フローの一実施例、図6に、転送起動プ
ログラム35の実行する処理フローの一実施例、図7
に、動画生成プログラム36の実行する処理フローの一
実施例を図示する。
【0024】次に、これらの処理フローに従って、本発
明について詳細に説明する。最初に、区画設定プログラ
ム32の実行する処理について説明する。区画設定プロ
グラム32は、例えばユーザプログラム30から区画情
報の設定指示を受け取ると処理に入って、図4の処理フ
ローに示すように、ステップ1で、設定指示元から設定
終了指示が発行されたか否かを判断して、設定終了指示
が発行されたことを判断するときには処理を完了し、設
定終了指示が発行されていないことを判断するときに
は、ステップ2に進んで、通番に従って新たな区画ID
を設定する。
【0025】続いて、ステップ3で、本体表示装置2に
表示するビットマップデータに対して、ステップ2で設
定した区画IDに対応付けられる区画を設定する。この
とき、上記ビットマップデータの全てを1つの区画とし
て設定することもある。この設定する区画に含まれるビ
ットマップデータは、後述するように副画面表示装置3
の副画面上に表示されることになるものであり、これか
ら、このステップ3では、いわば複写元のビットマップ
データを設定するものであって、本体表示装置2の主画
面上の画面位置を設定するものである。
【0026】続いて、ステップ4で、ステップ3で設定
した複写元のビットマップデータの表示先となる副画面
表示装置3の副画面上の画面位置を設定する。すなわ
ち、複写先を設定するのである。続いて、ステップ5
で、ステップ3で設定した複写元のビットマップデータ
に対して施すことになる編集種別情報を設定してからス
テップ1に戻る。例えば、全く編集処理を施さないと
か、指定拡大率の拡大編集処理を施すとか、指定回転角
の回転編集処理を施すとかいった編集種別情報を設定す
るのである。
【0027】このようにして、区画設定プログラム32
は、この図4の処理フローを実行することで、ビットマ
ップデータに対して1つ又は複数の区画を設定するとと
もに、各区画のビットマップデータの複写先位置データ
と、各区画のビットマップデータに施すべき編集種別情
報とを設定するよう処理することになる。
【0028】区画設定プログラム32により設定される
この区画情報は、区画情報展開域33に展開される。図
8に、区画情報展開域33に展開されるこの区画情報の
一実施例を図示する。
【0029】例えば、図9に示すように、主画面位置
(X1a, 1a)を切出点として、サイズ(ΔX1b, ΔY
1b)を持つ区画1を、編集処理を施すことなく副画面位
置(x 1a, 1a)にそのまま複写するときには、図8に
示すように、主画面位置(X1a , 1a)/サイズ(ΔX
1b, ΔY1b)を複写元情報とし、副画面位置(x1a,
1a)を複写先情報とし、編集処理なしを編集種別情報と
する区画1の区画情報が区画情報展開域33に展開され
ることになる。なお、この図8の実施例では省略してあ
るが、複写先のサイズ情報についても設定する方法をと
ってもよい。
【0030】次に、転送プログラム34の実行する処理
について説明する。転送プログラム34は、転送起動プ
ログラム35から起動指示を受け取ると処理に入って、
図5の処理フローに示すように、ステップ1で、変数i
に“1”を設定する。次に、ステップ2で、区画情報展
開域33から区画iの複写元情報を特定して、本体表示
装置2の表示対象となるビットマップデータから、その
特定した複写元情報の指すビットマップデータを抽出す
る。
【0031】続いて、ステップ3で、区画情報展開域3
3から区画iの編集種別情報を特定して、ステップ2で
抽出したビットマップデータに対して、その特定した編
集種別情報の指す編集処理を施す。例えば、編集種別情
報が反転処理を表示しているときには、ステップ2で抽
出した区画iのビットマップデータに反転処理を施すの
である。
【0032】続いて、ステップ4で、区画情報展開域3
3から区画iの複写先情報を特定して、ステップ3で編
集したビットマップデータと、その特定した複写先情報
とを対応をとりつつ副画面表示装置3に転送する。
【0033】続いて、変数iの値を1つカウントアップ
し、続くステップ6で、変数iの値を評価することで区
画情報展開域33に展開される全ての区画情報について
処理を終了したのか否かを判断して、終了したことを判
断するときには処理を完了し、終了していないことを判
断するときにはステップ2に戻っていく。
【0034】このようにして、転送プログラム34は、
この図5の処理フローを実行することで、区画設定プロ
グラム32の設定した各区画のビットマップデータを、
区画設定プログラム32の設定した編集種別情報に従っ
て編集して、その編集したビットマップデータを、区画
設定プログラム32の設定した複写先情報とともに副画
面表示装置3に転送していくよう処理することになる。
【0035】一方、副画面表示装置3は、この転送プロ
グラム34によるデータ転送を受け取ると、転送されて
くるビットマップデータを、転送されてくる複写先情報
の指す副画面位置に表示していく。なお、副画面表示装
置3がビットマップデータに対しての編集処理機能を持
つ場合には、転送プログラム34は、編集種別情報の表
示する編集処理を施さずに、ビットマップデータをその
まま複写先情報/編集種別情報とともに副画面表示装置
3に転送していくことになる。
【0036】このようにして、図10に示すように、本
体表示装置2の表示する表示データの一部がサンプリン
グされ、必要に応じて編集されて、副画面表示装置3の
副画面に表示されていくことになるのである。
【0037】次に、転送起動プログラム35の実行する
処理について説明する。転送起動プログラム35は、ユ
ーザプログラム30から複写開始の指示を受け取った
り、キー入力処理プログラム31を介してオペレータか
ら複写開始の指示を受け取ると処理に入って、図6の処
理フローに示すように、ステップ1で、複写開始指示元
から複写終了指示が発行されたか否かを判断して、複写
終了指示が発行されたことを判断するときには処理を完
了し、複写終了指示が発行されていないことを判断する
ときには、ステップ2に進んで、規定周期で定義される
複写サイクルに到達したのか否かを判断して、複写サイ
クルに到達したことを判断するときには、ステップ3に
進んで、転送プログラム34を起動してからステップ1
に戻っていく。
【0038】このようにして、転送起動プログラム35
は、この図6の処理フローを実行することで、指定され
る複写開始指示と複写終了指示との間、一定時間毎に転
送プログラム34を起動していくよう処理することにな
る。この転送起動プログラム35の処理に従って、本体
表示装置2の表示する表示データが時間的にもサンプリ
ングされることになるのである。
【0039】すなわち、一定時間毎に転送プログラム3
4を起動していくことで、副画面表示装置3の表示内容
を本体表示装置2の表示内容に追従させることを実現す
るとともに、複写開始指示と複写終了指示との間にだけ
転送プログラム34を起動していくことで、複写不要時
には転送プログラム34の起動を抑止してCPU20や
DMA21の負荷の軽減を実現する。
【0040】ここで、この図6の処理フローでは、転送
プログラム34の起動タイミングの周期を固定的なもの
として説明したが、この周期をユーザプログラム30等
から静的又は動的に変更していく構成を採ることも可能
である。この構成により、複写間隔を短くすることで副
画面表示装置3の表示内容を本体表示装置2の表示内容
に迅速に追従させたり、複写間隔を長くすることでCP
U20やDMA21の負荷の軽減を優先させるというよ
うに、状況に適応した使用方法の実現が可能になる。
【0041】また、この図6の処理フローでは、複写開
始指示と複写終了指示との間、規定の周期に従って転送
プログラム34を起動していくことで説明したが、複写
指示を受け取るときにだけ転送プログラム34を1回だ
け起動していく構成を採ることも可能である。この構成
により、オペレータ等の指示に従って、本体表示装置2
の表示内容をタイムリーに副画面表示装置3の表示内容
に反映できるようになる。
【0042】次に、動画生成プログラム36の実行する
処理について説明する。動画生成プログラム36は、区
画設定プログラム32の設定した複写先情報を時間とと
もに更新していくことで副画面上に動画を描画すること
を実現するものであって、例えばユーザプログラム30
から動画の生成指示を受け取ると処理に入って、図7の
処理フローに示すように、ステップ1で、生成指示元か
ら生成終了指示が発行されたか否かを判断して、生成終
了指示が発行されたことを判断するときには処理を完了
し、生成終了指示が発行されていないことを判断すると
きには、ステップ2に進んで、規定周期で定義される更
新サイクルに到達したのか否かを判断して、更新サイク
ルに到達したことを判断するときには、ステップ3に進
んで、区画設定プログラム32の設定した複写先情報を
更新してからステップ1に戻っていく。
【0043】このようにして、動画生成プログラム36
は、この図7の処理フローを実行することで、区画設定
プログラム32の設定した複写先情報(副画面位置デー
タ)を、例えば図11に示すように、時間とともに、 (x,y)→(x' , ' )→(x'',y'') と更新していくのである。この更新処理に従って、図1
2に示すよように、副画面表示装置3の副画面に時間と
ともに移動していく動画の描画が実現できることにな
る。このとき、動画の移動速度を変更する必要がある場
合には、複写先情報となる副画面位置データの移動距離
を時間とともに変化させつつその副画面位置データを更
新していくことで実現できるが、その他に、副画面位置
データの更新サイクルを変化させたり、転送プログラム
34の起動周期を変化させていくことでも実現できる。
【0044】図示実施例に従って本発明を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施
例では、主画面の現表示に用いられているビットマップ
データを処理対象として、このビットマップデータを時
間的・空間的にサンプリングして副画面に表示するとい
う構成に従って本発明を開示したが、本発明はこれに限
られるものではなく、主画面の現表示に用いられていな
いビットマップデータや、主記憶上に展開されたビット
マップデータを処理対象とすることで、副画面表示装置
3が本体表示装置2と全く異なる表示データを表示する
という構成を採ってもよいのである。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
主的な表示処理を実行する本体表示装置に加えて、従的
な表示処理を実行する副画面表示装置を備えるデータ処
理システムを構築することができる。この副画面表示装
置に表示する表示内容は、ユーザの意思に沿って自由に
アレンジすることが可能であり、視覚的表現力を高める
ことができるようになることから、様々な分野へ本発明
を適用することで有用な機能を発揮できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明を具備するデータ処理システムのハード
ウェア構成図である。
【図3】プログラム構成の一実施例である。
【図4】区画設定プログラムの実行する処理フローであ
る。
【図5】転送プログラムの実行する処理フローである。
【図6】転送起動プログラムの実行する処理フローであ
る。
【図7】動画生成プログラムの実行する処理フローであ
る。
【図8】区画情報の一実施例である。
【図9】区画情報の説明図である。
【図10】表示画面の一例である。
【図11】動画生成プログラムの更新処理の説明図であ
る。
【図12】動画処理の説明図である。
【図13】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 データ処理本体装置 2 本体表示装置 3 副画面表示装置 10 展開手段 11 設定手段 12 転送手段 13 発行手段 14 更新手段 15 編集手段 16 変更手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹森 昭一 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 辻田 壮 石川県河北郡宇ノ気町字宇野気ヌ98番地の 2 株式会社ピーエフユー内 (72)発明者 富田 達夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 福本 仁 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理本体装置と、該データ処理本
    体装置に接続され、主画面を開設して主的な表示処理を
    実行する本体表示装置と、該データ処理本体装置に接続
    され、副画面を開設して従的な表示処理を実行する1つ
    又は複数の副画面表示装置とからなる副画面表示装置を
    持つデータ処理システムであって、 データ処理本体装置が、ビットマップメモリ又は主記憶
    に展開されるビットマップデータに対して、1つ又は複
    数の区画を設定するとともに、該区画の複写先位置デー
    タを設定する設定手段(11)と、 上記ビットマップデータから上記設定手段(11)の設定す
    る各区画のビットマップデータを切り出して、この切り
    出したビットマップデータを上記複写先位置データと対
    応をとりつつ副画面表示装置に転送する転送手段(12)
    と、 上記転送手段(12)に対して起動指示を発行する発行手段
    (13)とを備える構成を採り、 かつ、副画面表示装置が、転送されてくるビットマップ
    データを、転送されてくる対応の上記複写先位置データ
    の指す副画面位置に表示していくよう処理することを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の副画面表示装置を持つデ
    ータ処理システムにおいて、 設定手段(11)は、更に、各区画に対応付けて、該区画の
    持つビットマップデータに施すべき編集処理の編集種別
    情報を設定するよう処理し、 かつ、設定手段(11)の設定する各区画のビットマップデ
    ータに対して、上記編集種別情報の指す編集処理を施す
    編集手段(15)を備え、 転送手段(12)は、上記編集手段(15)の編集するビットマ
    ップデータを副画面表示装置に転送していくよう処理す
    ることを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の副画面表示装置を持つデ
    ータ処理システムにおいて、 設定手段(11)は、更に、各区画に対応付けて、該区画の
    持つビットマップデータに施すべき編集処理の編集種別
    情報を設定するよう処理し、 かつ、転送手段(12)は、転送するビットマップデータに
    対応付けて上記編集種別情報を転送するよう処理し、 そして、副画面表示装置は、転送されてくるビットマッ
    プデータに対して、転送されてくる対応の上記編集種別
    情報の示す編集処理を施していくよう処理することを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の副画面表示装
    置を持つデータ処理システムにおいて、 設定手段(11)の設定する複写先位置データを時間経過と
    ともに更新する更新手段(14)を備えることを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の副画面表示装置を持つデ
    ータ処理システムにおいて、 更新手段(14)は、複写先位置データの更新時間間隔を変
    化していくよう処理することを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の副画
    面表示装置を持つデータ処理システムにおいて、 発行手段(13)は、規定時間間隔毎に転送手段(12)に対し
    て起動指示を発行していくよう処理することを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の副画面表示装置を持つデ
    ータ処理システムにおいて、 発行手段(13)の用いる規定時間間隔を静的又は動的に変
    更する変更手段(16)を備えることを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6又は7記
    載の副画面表示装置を持つデータ処理システムにおい
    て、 発行手段(13)は、複写開始指示と複写終了指示とを受け
    取る構成を採って、その2つの指示の間、転送手段(12)
    に対して起動指示を発行していくよう処理することを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4又は5記載の副画
    面表示装置を持つデータ処理システムにおいて、 発行手段(13)は、複写指示を受け取る構成を採って、そ
    の指示を受け取るときに、転送手段(12)に対して起動指
    示を発行していくよう処理することを、 特徴とする副画面表示装置を持つデータ処理システム。
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