JPH071406A - 木工用溝加工機 - Google Patents

木工用溝加工機

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JPH071406A
JPH071406A JP16663692A JP16663692A JPH071406A JP H071406 A JPH071406 A JP H071406A JP 16663692 A JP16663692 A JP 16663692A JP 16663692 A JP16663692 A JP 16663692A JP H071406 A JPH071406 A JP H071406A
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JP
Japan
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cutter
woodworking
groove
circular saws
pair
Prior art date
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Application number
JP16663692A
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JPH0753366B2 (ja
Inventor
Hiromi Wakai
博美 若井
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WAKAI KOSAN KK
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WAKAI KOSAN KK
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Publication date
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  • Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 木工材に任意形状の台形溝を能率的に加工で
きるものとした木工用溝加工機を提供する。 【構成】 定置フレーム1上面の前後方向へ摺動変位自
在な加工物案内台3を設けると共に、該加工物案内台の
摺動方向と直交する定置フレームの左右位置に一対の丸
鋸11、11を八字状に対称配置し、一方その対称配置
の前方に回転カッタ14を配置させるほか、上記丸鋸及
びカッタの上部を前記加工物案内台の上面から割り溝4
を通じて一定長突出するように構成したものとなす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、扉などの骨部材用木工
材に求められる台形溝加工を迅速に行い得るようにする
木工用溝加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】上記木工材に台形溝を加工するには専ら
手作業によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手作業では能率
的な作業が期待できないのであり、また均一な仕上がり
品とならないのであり、本発明はこれを機械作業で能率
的に加工し且つ均一で品質に優れた製品を得るものとし
た木工用溝加工機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、定置フレーム上面の前後方向へ摺動変位自在
な加工物案内台を設けると共に、該加工物案内台の摺動
方向と直交する定置フレームの左右位置に一対の丸鋸を
八字状に対称配置し、一方その対称配置の前方に回転カ
ッタを配置させるほか、上記丸鋸及びカッタの上部を前
記加工物案内台の上面から割り溝を通じて一定長突出す
るように構成したことを特徴とする。
【0005】このさい、一対の丸鋸の相対位置並びに、
同丸鋸及びカッターと加工物支持台との関係位置は変更
調整自在となされる。
【0006】
【作用】使用のさいは加工物支持台に木工材を載置し一
定位置に保持した状態で同支持台を摺動変位させる。こ
れにより、先づ一対の丸鋸が木工材に八字状の切り込み
を入れて溝側面を形成するものとなり、次いでカッタが
溝内部分を削除して溝底面を形成するものとなる。
【0007】
【実施例】図1は本発明に係る溝加工機の斜視図、図2
は同加工機の主要部を示す図である。図において、1は
定置フレームで、これの上面には同フレーム1に固定さ
れた一対の案内レール2、2を介して一定方向への摺動
変位自在となされた加工物案内台3が設けてある。
【0008】案内台3は中央位置に摺動方向の割り溝4
の形成されるように配置された平板部材5、5、この部
材5、5の後部を一体に連結した木工材係止部材6、こ
の係止部材6と同体に固定された木工材載置板7、7、
及び、平板部材5、5の前部を連結した結合部材8から
なる。このさい係止部材6には割り溝4の相当箇所に一
定巾寸法の切欠6aを設けると共にこの切欠6aの背後
にコ字形に屈曲された安全カバ9を固定させるほか、結
合部材8にも割り溝4に対応した位置に同様の切欠8a
を設ける。なお10は結合部材8の上縁を被った被覆木
材である。
【0009】しかして11及び11は定置フレーム1に
設けた一対の丸鋸であって、具体的には図2に示すよう
に回転軸s、sを傾斜させることにより(通常では垂直
方向に対して45度に傾斜される。)八字状に対向する
対称配置とすると共に各々の上部を割り溝4から平板部
材5、5の上方へ突出させてある。このさい、各々の丸
鋸11、11は独立のモータ12・・で駆動されるもの
となすと共に所要方向への摺動変位可能となされた支持
装置13・・を介して固定し適宜な位置変更調整自在と
なす。
【0010】14は水平軸s1廻りの回転自在となした
カッタであって、モータ15で駆動されるものとなすと
共に左右方向及び上下方向への位置変更調整自在となし
た図示しない支持装置を介して固定してある。
【0011】図中、16は丸鋸11、11やカッタ14
の位置を変更調整するさいに操作されるハンドルであ
る。
【0012】上記の如く構成した本発明装置の使用例並
びにその作用を説明すると、使用者はモータ12・・、
15を始動させて丸鋸11、11及びカッタ14を回転
状態になすと共に木工材載置板7、7上に加工すべき木
工材wを載せ、これの背後を係止部材6に支持させ、こ
の状態を手などで保持する。次いで、木工材wを木工材
案内台3と同体にゆっくりと矢印方向fへ押し移動させ
るのである。この移動により木工材wが丸鋸11、11
の位置に達すると、一対の丸鋸11、11は木工材wの
移動の過程でこれに図3に示すような八字状の切り込み
k、kを形成するものとなって図5に示しす台形溝mの
側面m1、m1が形成される。さらに案内台3が押し移
動されて木工材wがカッタ14の位置に達すると、カッ
タ14は木工材wに対して図4に示すように位置して不
要部分を削除するものとなり、遂には図5に示す台形溝
mの底面m2が形成されるのである。なお案内台3の押
し移動の過程では丸鋸11、11やカッタ14の上部に
身体の触れる危険があるが、丸鋸11、11やカッタ1
4の上部を被った図示しないカバーがこれを防止するも
のとなり、また係止部材6の背後側に相対移動したこれ
ら丸鋸11、11やカッタ14は安全カバー9がこれを
被って安全を確保するものとなる。しかして係止部材6
がカッタ14の位置を過ぎると、木工材wには図5に示
すような台形溝mが完全に加工された状態となり、木工
材wは載置部材7、7上から取り除かれる。この後、案
内台3は原位置に復帰移動されて次の加工に備えるので
あり、連続して他の溝を加工するさいは同じ手順を繰り
返すようにする。
【0013】木工材wに加工すべき台形溝mの形状を変
化させたいときは、ハンドル16・・・を回転操作して
一対の丸鋸11、11の相対位置とか、丸鋸11、11
又はカッタ14と案内台3との関係位置を変化させ所要
の配置となす。
【0014】上記実施例ではカッタ14を平面切削する
ものとなしたが、これの周面を曲面となして曲面切削す
るものとなしてもよい。この場合は台形溝mの底面m2
はカッタ14の周面形状に合致した曲面となされる。
【0015】本発明は例えば図6に示すように木製扉の
骨部材17・・・の台形溝mを加工するような場合に使
用して極めて有益である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、案内台の
一定位置に木工材wを保持してこれを案内台と一体に移
動させるだけで木工材wに適宜希望する台形の溝を加工
することのできるものとなり、作業能率を大幅に向上せ
しめるものである。また正確で均一な製品を安価に製造
するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明品の実施例を示す斜視図である。
【図2】同実施例の要部を示す図である。
【図3】同実施例の丸鋸と木工材との関係を示す正面図
である。
【図4】同実施例のカッタと木工材との関係を示す正面
図である。
【図5】台形溝の加工された木工材を示す図である。
【図6】木製扉を示す図である。
【符号の説明】
1 定置フレーム 3 加工物案内台 4 割り溝 11 丸鋸 14 カッタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定置フレーム上面の前後方向へ摺動変位
    自在な加工物案内台を設けると共に、該加工物案内台の
    摺動方向と直交する定置フレームの左右位置に一対の丸
    鋸を八字状に対称配置し、一方その対称配置の前方に回
    転カッタを配置させるほか、上記丸鋸及びカッタの上部
    を前記加工物案内台の上面から割り溝を通じて一定長突
    出するように構成したことを特徴とする木工用溝加工
    機。
  2. 【請求項2】 一対の丸鋸の対称位置並びに、同丸鋸及
    びカッターと加工物支持台との関係位置を変更調整自在
    となしたことを特徴とする請求項1記載の木工用溝加工
    機。
JP16663692A 1992-05-16 1992-05-16 木工用溝加工機 Expired - Lifetime JPH0753366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16663692A JPH0753366B2 (ja) 1992-05-16 1992-05-16 木工用溝加工機

Applications Claiming Priority (1)

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JP16663692A JPH0753366B2 (ja) 1992-05-16 1992-05-16 木工用溝加工機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH071406A true JPH071406A (ja) 1995-01-06
JPH0753366B2 JPH0753366B2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=15834958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16663692A Expired - Lifetime JPH0753366B2 (ja) 1992-05-16 1992-05-16 木工用溝加工機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0753366B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102118141B1 (ko) * 2018-11-26 2020-06-02 유림목재(주) 목재 홈 가공 장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102118141B1 (ko) * 2018-11-26 2020-06-02 유림목재(주) 목재 홈 가공 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0753366B2 (ja) 1995-06-07

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