JPH07140510A - カメラの制御装置 - Google Patents
カメラの制御装置Info
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- JPH07140510A JPH07140510A JP5286937A JP28693793A JPH07140510A JP H07140510 A JPH07140510 A JP H07140510A JP 5286937 A JP5286937 A JP 5286937A JP 28693793 A JP28693793 A JP 28693793A JP H07140510 A JPH07140510 A JP H07140510A
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- Japan
- Prior art keywords
- photographing information
- control
- camera
- information
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Focusing (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
イムに撮影情報を一括出力したり、あるいは不揮発性記
憶素子に撮影情報を一括転送するカメラの制御装置。 【構成】 カメラにおいて連続して発生する撮影情報
は、制御部1に受信され、この撮影情報に基づいて、制
御部1は連続制御モードを実行する。また、この連続し
て発生する撮影情報は、ワンチップマイクロコンピュー
タ内のランダムアクセスメモリ3に累積的に記憶され
る。そして、上記連続制御モードの実行終了時に、この
ランダムアクセスメモリ3に記憶された連続制御の開始
時から実行終了時までの各撮影情報が、一括出力部6、
シリアル出力部7により一括して外部装置にシリアルに
出力されるか、または一括出力部6により一括して不揮
発性記憶部8に転送される。
Description
を有し、そこから連続して発生する撮影情報を出力する
カメラに関するものである。
るモードや複数回数オートフォーカス(以下AFと略記
する)駆動を行うモード、つまり、これら連続制御モー
ドを有したカメラにおいて、シャッタスピードや絞り値
などの露出制御に関する撮影情報は、露出時に記憶、あ
るいは記録された後、撮影終了後にその記憶、あるいは
記録された情報を確認するというものであった。
確認したい撮影情報の種類も増え、よりリアルタイムに
撮影情報の確認を行いたいという要求がある。例えば、
レリーズ釦を1段目まで押している状態で、AF駆動を
繰り返し行う場合、いわゆる、コンティニュアスAFモ
ードやサーボAFモードの場合に、制御1回ごとの被写
体距離やレンズ駆動時間などの撮影情報をパーソナルコ
ンピュータで確認したいという要求がある。
やレンズ駆動時間などの撮影情報が出力されるように構
成されたカメラが、特開昭50−46131号公報に開
示されている。
撮影情報を確認することができる(従来技術(a))。
一方、被写体距離やレンズ駆動時間などの撮影情報が、
カメラ本体に内蔵されたランダムアクセスメモリ(以下
RAMと略記する)に記憶されるように構成されたカメ
ラが、特開昭59−68726号公報に開示されてい
る。
が記憶された後、撮影終了後の巻き戻し時にこれらの撮
影情報を出力する。このため、制御間隔は延びないが、
撮影終了後でなければ撮影情報を確認することができな
い(従来技術(b))。
術(a)では、毎回の制御の間に出力時間が必要であ
り、そのため制御間隔が延びてしまうという課題を有し
ている。特にパーソナルコンピュータに対してシリアル
にデータを出力する場合は、制御間隔がさらに延びてし
まう。
びないが、リアルタイムに撮影情報を確認することがで
きないという課題を有している。また、従来技術(b)
では、RAMの内容を保持するための電池、すなわちバ
ックアップ電池が必要であり、それによってカメラが大
きくなったり、コストがアップするという課題、また、
プリンタなどの外部装置に撮影情報を出力するまでは全
撮影情報を記憶しておく必要があるので、例えば、カメ
ラ全体の制御を行うマイクロコンピュータ内蔵のRAM
では容量が足りないという課題を有している。
記憶するメモリがEEPROMの場合は、書き込み時間
が数10msかかり、結局制御間隔が延びてしまうこと
になる。
ble programmable read only memory )は、半導体メモ
リの一種であり、電気的に記憶情報の消去、再書き込み
が可能な不揮発性メモリである。
であり、連続制御の間隔を延ばさずに、よりリアルタイ
ムに撮影情報を一括出力したり、あるいは不揮発性記憶
素子に撮影情報を一括転送するカメラの制御装置を提供
することを目的とする。
に、本発明のカメラの制御装置は、連続してカメラの撮
影情報を発生し、この撮影情報に基づいて連続制御モー
ドを実行するためのワンチップマイクロコンピュータを
含む制御手段と、上記連続して発生する撮影情報を累積
的に記憶可能な上記ワンチップマイクロコンピュータ内
のランダムアクセスメモリと、上記連続制御モードの実
行終了時に、上記ランダムアクセスメモリに記憶された
上記撮影情報を外部装置にシリアルに出力するための出
力手段とを具備し、上記連続制御の開始時から実行終了
時までの各撮影情報を、上記実行終了時に一括して出力
するように構成されたことを特徴とする。
してカメラの撮影情報を発生し、この撮影情報に基づい
て連続制御モードを実行するためのワンチップマイクロ
コンピュータを含む制御手段と、上記連続して発生する
撮影情報を累積的に記憶可能な上記ワンチップマイクロ
コンピュータ内のランダムアクセスメモリと、上記ラン
ダムアクセスメモリに記憶された上記撮影情報を累積的
に記憶可能な不揮発性記憶手段と、上記連続制御モード
の実行終了時に、上記ランダムアクセスメモリに記憶さ
れた上記撮影情報を上記不揮発性記憶手段に転送するた
めの転送手段とを具備し、上記連続制御の開始時から実
行終了時までの各撮影情報を、上記実行終了時に一括し
て上記不揮発性記憶手段に転送するように構成されたこ
とを特徴とする。
して発生する撮影情報は、ワンチップマイクロコンピュ
ータを含む制御手段に受信され、この撮影情報に基づい
て、制御手段は連続制御モードを実行する。
ワンチップマイクロコンピュータ内のランダムアクセス
メモリに累積的に記憶される。そして、上記連続制御モ
ードの実行終了時に、このランダムアクセスメモリに記
憶された連続制御の開始時から実行終了時までの各撮影
情報が、出力手段により一括して外部装置にシリアルに
出力される。
影情報は、ワンチップマイクロコンピュータを含む制御
手段に受信され、この撮影情報に基づいて、制御手段は
連続制御モードを実行する。
ワンチップマイクロコンピュータ内のランダムアクセス
メモリに累積的に記憶される。そして、上記連続制御モ
ードの実行終了時に、このランダムアクセスメモリに記
憶された連続制御の開始時から実行終了時までの各撮影
情報が、転送手段により一括して不揮発性記憶手段に転
送される。
する。図1は、本発明の第1実施例によるカメラの制御
部を概念的に示すブロック図である。
れる撮影情報は、シャッタスピード、絞り値、被写体距
離などの撮影制御に関する情報であり、その情報に基づ
き制御部1が、図示しないカメラ本体に設けられるシャ
ッタ、絞り、撮影用レンズなどを駆動する。
体に設けられたレリーズ釦などの操作部材で、これら操
作部材が操作されている間、制御部1が連続して制御さ
れる。
置(1stSW)までレリーズ釦を押し続けていると、
AF動作を連続して行い、常に撮影用レンズを駆動し、
被写体に対してピントを合わせ続けるという、いわゆ
る、コンティニュアスAFを行う。
ndSW)までレリーズ釦を押し続けていると、露出制
御を連続して行うという、いわゆるコンティニュアス撮
影を行う。
ランダムアクセスメモリで、制御が1回行われるごと
に、そのときの撮影情報を記憶する。累積書き込み部4
は、上記RAM3の書き込み領域(アドレス)を制御回
数に応じて指定する手段であり、1回目の制御ではRA
M3のR1の領域に撮影情報を書き込み、2回目の制御
ではRAM3のR2の領域に撮影情報を書き込む。
RAM3のR3、R4…の領域へと順次書き込む領域を
更新し、連続制御が終了するまでの撮影情報を累積的に
記憶させる。
したか、あるいは連続制御が終了するかを判別する手段
である。上記コンティニュアスAFの例では、レリーズ
釦の1段目がオン状態からオフ状態になったとき、連続
AF制御が終了したことを判定し、上記コンティニュア
ス撮影の例では、レリーズ釦の2段目がオン状態からオ
フ状態になったとき、連続露出制御が終了したことを判
定する。
5が連続制御の終了を判別したとき、上記RAM3に記
憶されている撮影情報を一括して出力する手段である。
例えば、4回の連続制御が行われ、RAM3の1番目か
ら4番目の領域であるR1〜R4に撮影情報が記憶され
ている場合は、連続撮影が終了した時点でR1〜R4ま
での撮影情報を順番に出力する。
帳、パーソナルコンピュータなどのシリアル入力端子を
有するカメラ外部の外部装置に、上記一括出力部6から
出力される撮影情報をシリアル通信にて送信するための
手段である。
去が可能な記憶素子であるEEPROMやフラッシュメ
モリなどから成り、上記一括出力部6から出力される撮
影情報を記憶するための手段である。
の制御部の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。まず、図2(a)に示すように、連続制御入力部
2からの信号がオフからオンになると、図2(b)に示
すように、1回目の制御が行われ、1回目の制御が終わ
ると、図2(c)に示すように、RAM3のR1の領域
に1回目の撮影情報が書き込まれる。
ンのままなので、次に2回目の制御が行われる。2回目
の制御が終わると、RAM3のR2の領域に2回目の撮
影情報が書き込まれる。
ンのままなので、次に3回目の制御が行われる。3回目
の制御が終わると、RAM3のR3の領域に3回目の撮
影情報が書き込まれる。
フになると、次の制御は行わず、図2(d)に示すよう
に、一括出力部6がRAM3の内容をシリアル通信のた
めに順次出力していく。
出力し、外部装置がそれを受信したか、あるいは、不揮
発性記憶部8に書き込まれたら、RAM3のR2の領域
の撮影情報を出力する。
るいは、不揮発性記憶部8に書き込まれたら、RAM3
のR3の領域の撮影情報を出力する。なお、上記実施例
において、シリアル通信は、デジタルデータを1ビット
ずつ送信、または受信する通信方法であり、一般のパー
ソナルコンピュータでは1バイト(8ビット)のデータ
を通信するためには、約1ms以上の時間が掛かる。
信するデータ量が多くなり、通信時間が長くなるため、
制御を行うごとに撮影情報をシリアルに出力すると連続
制御の間隔が延びてしまう。
時点で、上記RAM3に記憶されている撮影情報を一括
して出力するので、連続制御の間隔を延ばすことなく、
撮影情報を出力、あるいは送信することができる。
ク装置やフロッピーディスク装置やプリンタなどの装置
を接続することも可能である。なお、一般のEEPRO
Mは1バイトのデータを書き込むためには、約10ms
の時間が掛かる。
き込むべきデータ量が多くなり、書き込み時間が長くな
るため、制御を行うごとに撮影情報を不揮発性記憶部8
に書き込むと連続制御の間隔が延びてしまう。
時点で、上記RAM3に記憶されている撮影情報を一括
して不揮発性記憶部8に書き込むので、連続制御の間隔
を延ばすことなく、撮影情報を不揮発性記憶部8に書き
込むことができる。
発明の第2実施例によるカメラシステムの概略図であ
る。図3において、カメラ10には、RAMとシリアル
通信手段とが内蔵されたカメラ全体の制御を行うCPU
11があり、シリアル通信手段は出力端子12に接続さ
れる。
演算処理能力を持つカードであるICカード14や電子
手帳15やパーソナルコンピュータ16などの外部装置
は、カメラ10のCPU11からの撮影情報をシリアル
に受信する。
は、連続制御が終了したときに一括して行われる。図4
は本発明の第3実施例としてカメラ内部のEEPROM
に撮影情報を出力するカメラの構成を示すものである。
ータ出力手段とが内蔵されたCPU18と、EEPRO
M19があり、CPU18のデータ出力端子がEEPR
OM19のデータ入力端子に接続され、CPU18から
出力される撮影情報がEEPROM19に書き込まれ
る。
への書き込みは連続制御が終了したときに一括して行わ
れる。図5は、本発明の第2実施例または第3実施例と
して撮影情報を出力するカメラ内部の回路のブロック図
である。
チップマイクロコンピュータとしてのCPU27の内部
には、RAM28とシリアル送信バッファ29が内蔵さ
れている。
記憶され、連続制御終了時にシリアル送信バッファ29
から外部装置34やEEPROM35に順次出力され
る。CPU27の入力ポートには図示しないレリーズ釦
の1段目のスイッチ(以下1stSWと略記する)32
と、レリーズ釦の2段目のスイッチ(以下2ndSWと
略記する)33からの信号が入力される。
1stSWは必ずオンするように、レリーズ釦にスイッ
チが設けられているものとする。また、CPU27のA
D変換(アナログ/デジタル変換)ポートA/Dには、
測光センサ26や測距センサ25からのアナログ信号が
入力され、これらのアナログ信号がCPU27内でデジ
タル値に変換される。
ンミラー23で反射された後、測光センサ26に導かれ
るとともに、サブミラー24で反射された後、測距セン
サ25に導かれる。
トI/Oから出力される信号に基づき、モータなどのレ
ンズ駆動部21によって合焦位置に駆動され、駆動後の
位置(被写体距離)は距離エンコーダ22で検出され、
CPU27に入力される。
の出力に基づいてCPU27内で行われる。露出制御部
31は、絞りやシャッタ、及びそれらを駆動するモータ
やマグネットなどから成り、測光センサ26の出力に応
じてCPU27から出力される信号により、絞り値やシ
ャッタスピードの制御を行う。
示すフローチャートである。また、図7は、図5におい
てレリーズ釦を操作したときのCPUの処理を示すタイ
ミングチャートである。
たときを例として、図6を説明する。まず、ステップS
1では、1stSW32がオンしているか否かを判断
し、オンしていればステップS3へ移行し、オフしてい
ればステップS2へ移行する。
からオフへ変化したか否かを判別し、変化した場合はス
テップS15へ移行し、変化していない(オフのまま)
場合はステップS1へ戻る。
は、ステップS1、ステップS2の判別処理を繰り返し
行い、一方、レリーズ釦を押したときはステップS3へ
移行し、レリーズ釦を放したときはステップS15へ移
行する。
明する。ステップS3では、1stSW32がオフから
オンに変化したかを判別し、図7(a)に示すように、
変化した場合はステップS4へ移行し、変数n(RAM
28の書き込み領域を指定する変数)を“1”にする。
し、2ndSW33がオフしているか否かを判別し、図
7(b)に示すように、オフしていればステップS7に
移行する。
をAD変換し、ステップS8に移行する。ステップS8
では、測距センサ25のAD変換値に基づきデフォーカ
ス量(ピントずれ量)を演算し、ステップS9へ移行す
る。
に、上記デフォーカス量に基づき撮影レンズ20を合焦
位置に駆動し、ステップS10へ移行する。ここで、ス
テップS7、S8、S9はAF制御の基本的な処理であ
り、これらの処理を繰り返し行うことによってコンティ
ニュアスAFが行われる。
RAM28の所定の領域に距離エンコーダ22で検出さ
れた被写体距離データを記憶する。最初、図7(e)に
示すように、変数nは“1”なのでRAM28の1番目
の領域R1に記憶される。
1に戻る。ここで、図7(a)、(b)に示すように、
2ndSW33がオフのままで1stSW32のみがオ
ンしていると、ステップS1、S3、S5というように
移行し、ステップS5で変数nを一つ増やす。
S5の実行後、ステップS6に移行するが、2ndSW
33はオフのままなのでステップS7に移行し、上述し
たのと同様に、AF制御が行われる。
次のステップS10では、RAM28の2番目の領域R
2に被写体距離データが記憶され、ステップS1へ戻
る。ここで、図7(a)、(b)に示すように、1st
SW32がオンした状態で2ndSW33がオンした場
合は、ステップS1、3、S5、S6、S11というよ
うに移行する。よって変数nは“3”になる。
力をAD変換し、ステップS12へ移行する。ステップ
S12では、測光センサ26のAD値(被写体輝度)に
基づき、シャッタスピードや絞り値などの露出制御値を
演算し、ステップS13に移行する。
うに、この露出制御値に基づきシャッタや絞りを制御
し、ステップS14へ移行する。ここでステップS1
1、S12、S13は露出制御の基本的な処理であり、
これらの処理を繰り返し行うことによってコンティニュ
アス撮影が行われる。
RAM28の所定の領域に露出制御値を記憶する。この
とき変数nは“3”になっているので、図7(e)に示
すように、RAM28の3番目の領域R3に記憶され
る。
戻る。ここで、図7(a)、(b)に示すように、1s
tSW32と2ndSW33がオンのままのときは、ス
テップS1、S3、S5、S6、S11というように移
行する。よって変数nは“4”になる。
S14と移行するので、上述と同様に露光制御が行われ
る。ここで、変数nは“4”になっているので、ステッ
プS14ではRAM28の4番目の領域R4に露出制御
値が記憶される。
W33がオフになると、処理はステップS1、S3、S
5、S6、S7、S8、S9、S10と移行する。よっ
て、変数nは“5”になるとともにAF制御が行われ、
ステップS10ではRAM28の5番目の領域R5に被
写体距離データが記憶される。
32もオフするとステップS1、S2、S15というよ
うにレリーズ釦を放した時の処理を行う。まず、ステッ
プS15では、RAM28の読み出し領域を指定する変
数である変数mを“1”にし、ステップS16に移行す
る。
領域のRAM28のデータをシリアル送信バッファ29
にセットする。最初、変数mは“1”なので、図7
(f)のように、RAM28の1番目の領域R1の撮影
情報がシリアル送信バッファ29にセットされる。
行し、送信、あるいは出力が終了するまで待つ。なお、
外部装置34に対して撮影情報を送信する場合はこれで
良いが、EEPROM35に対して撮影情報を出力する
場合は、EEPROM35側の書き込みが終了するまで
待つ必要がある。
中であることを表す識別信号を入力し、その信号が出て
いる間は待つようにしても良いし、書き込みに必要な時
間約10msをカウントし、その時間中待つようにして
も良い。
ための待ち状態が終了すると、ステップS18に移行
し、変数mと変数nが等しいか、つまりRAM28に記
憶された撮影情報を全部出力、あるいは送信したかを判
別する。
プS19に移行し、等しい場合はステップS1に戻る。
ステップS19では、変数mを1つ増やし、ステップS
16に戻る。
R5まで撮影情報が記憶されているので、変数nは
“5”であり、変数mが“5”になるまでステップS1
6、S17、S18の処理が繰り返される。
M35にはRAM28の1番目から5番目の領域である
R1〜R5の撮影情報が、順次出力、または書き込みさ
れることになる。
すなわち合焦するまではAF制御を行い、合焦したらA
F制御を停止する制御を行う場合のCPU27の処理を
示すフローチャートであり、また図9は、図8のフロー
チャートに基づいて3回のAF制御で合焦した場合のタ
イミングチャートである。
tSW32がオンするまで待ち、オンすればステップS
101に移行する。ステップS101では、1stSW
32がオフ状態からオン状態に変化したのかを判別し、
変化した場合はステップS102に移行し、変化してい
ない場合、すなわちオン状態のままの場合はステップS
103に移行する。
し、ステップS103に移行する。ステップS103で
は、測距センサ25の出力をAD変換し、ステップS1
04に移行する。
AD変換値に基づき、デフォーカス量、すなわちピント
ずれ量を演算し、ステップS105に移行する。ステッ
プS105では、上記デフォーカス値に基づき、合焦状
態にあるか否かを判断し、合焦の場合はステップS10
9に移行し、合焦していない場合、すなわち非合焦の場
合はステップS106に移行する。
値が所定範囲内なら合焦、範囲外なら非合焦というよう
に判断する。ステップS106では、上記デフォーカス
量に基づき、撮影レンズ20を合焦位置に駆動しステッ
プS107に移行する。
105、S106はシングルAFの基本的な処理であ
る。ステップS107では、変数nに“1”を加え、ス
テップS108に移行する。もし、1stSW32を押
してAF制御を開始したときは、変数nは“1”にな
る。
たRAM28の所定の領域に距離エンコーダ22で検出
された被写体までの被写体距離データを記憶する。よっ
て、最初の上記被写体距離データはRAM28の1番目
の領域R1に記憶される。
に戻る。ここで、図9(a)、(b)、(c)のよう
に、1stSW32がオンされたままで3回目のレンズ
駆動後に合焦したとすると、ステップS103、S10
4、S105、S106、S107、S108の処理を
3回行うことになる。
8の1番目から3番目の領域であるR1〜R3にそれぞ
れの被写体距離データが記憶される。この3回目のレン
ズ駆動で合焦位置に達したとすると、ステップS105
からステップS109に移行する。
M28に記憶されている被写体距離データを外部装置3
4やEEPROM35に出力する処理である。よって、
図9(e)のように、RAM28の1番目から3番目の
領域であるR1〜R3に記憶されていた被写体距離デー
タが、順次出力されることになる。
に移行し、1stSW32がオフするまで待ち、オフし
たらステップS100に戻る。以上、説明したように、
シングルAFやシングル撮影などのシングル制御モード
を有したカメラで、そのモードに設定された場合でも複
数回数のレンズ駆動が行われる場合は、本発明の連続制
御に含まれる。
る。よって、レリーズ釦を押してから合焦するまでの被
写体距離データの変化が、合焦直後に出力されることに
なる。
を説明したが、シングルAFやシングル撮影などのシン
グル制御モードも有したカメラで、そのモードに設定さ
れた場合は、従来と同じように1回の制御が終了した時
点で撮影情報を出力するようにしておけば良い。
影情報を一旦記憶した後、出力するようにしても問題は
ない。また、連続制御が終了した時点で、RAM28に
記憶された撮影情報が外部装置34やEEPROM35
に転送されるので、外部装置を常に受信待機状態にし
て、カメラから送信された撮影情報を即座に表示するよ
うにしておけば、カメラの作動をリアルタイムにチェッ
クすることができる。
場合でも、実際のAF制御と全く同じ時間間隔でAF制
御を行い、即座に情報が確認できるので、カメラのデバ
ックや調整が容易に行える。
る撮影情報として被写体距離データをカメラの外部装置
34やEEPROM35に出力していたが、デフォーカ
ス値や測距センサAD変換値を出力することもできる。
る撮影情報として露出制御値をカメラの外部装置34や
EEPROM35に出力していたが、焦点距離や開放絞
り値や最小絞り値などのレンズの情報や、露出モード、
測光モード、測光センサAD変換値、フィルム感度、ラ
チチュード、撮影駒数、フィルム巻き上げ時間、シャッ
タチャージ時間などを出力することもできる。
続制御が終了した時点でRAMに記憶された撮影情報が
外部装置やEEPROMに転送されるので、撮影情報の
種類や数が増えても連続制御の間隔は延びない。
撮影を行うことができる。また、同様に連続制御が終了
した時点で、RAMに記憶された撮影情報が外部装置や
EEPROMに転送されるので、RAMの容量は小さい
ものでも良く、CPUに内臓されたRAMを用いること
ができる。さらに、RAMをバックアップするための電
池も要らないので、コストがかからず、またカメラが大
きくなってしまうこともない。
連続制御の間隔を延ばさずに、よりリアルタイムに撮影
情報を一括出力したり、あるいは不揮発性記憶素子に撮
影情報を一括転送するカメラの制御装置を提供すること
ができる。
念的に示すブロック図である。
作を説明するためのタイミングチャートである。
施例によるカメラシステムの概略図である。
ROMに撮影情報を出力するカメラの構成を示すもので
ある。
影情報を出力するカメラ内部の回路のブロック図であ
る。
トである。
Uの処理を示すタイミングチャートである。
PUの処理を示すフローチャートである。
御で合焦した場合のタイミングチャートである。
スメモリ(RAM)、4…累積書き込み部、5…連続制
御終了判別部、6…一括出力部、7…シリアル出力部、
8…不揮発性記憶部、9…ワンチップマイクロコンピュ
ータ。
Claims (2)
- 【請求項1】 連続してカメラの撮影情報を発生し、こ
の撮影情報に基づいて連続制御モードを実行するための
ワンチップマイクロコンピュータを含む制御手段と、 上記連続して発生する撮影情報を累積的に記憶可能な上
記ワンチップマイクロコンピュータ内のランダムアクセ
スメモリと、 上記連続制御モードの実行終了時に、上記ランダムアク
セスメモリに記憶された上記撮影情報を外部装置にシリ
アルに出力するための出力手段と、 を具備し、上記連続制御の開始時から実行終了時までの
各撮影情報を、上記実行終了時に一括して出力するよう
に構成されたことを特徴とするカメラの制御装置。 - 【請求項2】 連続してカメラの撮影情報を発生し、こ
の撮影情報に基づいて連続制御モードを実行するための
ワンチップマイクロコンピュータを含む制御手段と、 上記連続して発生する撮影情報を累積的に記憶可能な上
記ワンチップマイクロコンピュータ内のランダムアクセ
スメモリと、 上記ランダムアクセスメモリに記憶された上記撮影情報
を累積的に記憶可能な不揮発性記憶手段と、 上記連続制御モードの実行終了時に、上記ランダムアク
セスメモリに記憶された上記撮影情報を上記不揮発性記
憶手段に転送するための転送手段と、 を具備し、上記連続制御の開始時から実行終了時までの
各撮影情報を、上記実行終了時に一括して上記不揮発性
記憶手段に転送するように構成されたことを特徴とする
カメラの制御装置。
Priority Applications (1)
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