JPH07140231A - 超音波センサ - Google Patents

超音波センサ

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JPH07140231A
JPH07140231A JP28532093A JP28532093A JPH07140231A JP H07140231 A JPH07140231 A JP H07140231A JP 28532093 A JP28532093 A JP 28532093A JP 28532093 A JP28532093 A JP 28532093A JP H07140231 A JPH07140231 A JP H07140231A
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JP
Japan
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signal
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Withdrawn
Application number
JP28532093A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuaki Watabe
康明 渡部
Hideo Mori
秀夫 森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】誤動作しない状態で設置することができる超音
波センサを提供するにある。 【構成】信号処理部4は検出距離が予め設定した設定領
域X内にあるが受波信号(反射波)レベルが予め設定し
た飽和レベル以上の場合には飽和状態と判断して飽和状
態を示す信号を表示/出力部5へ出力する。表示/出力
部5はこの信号を受けて、飽和状態を示す表示素子L4
を点灯させるとともに、外部に飽和状態を示すレベル或
いはデータからなる信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検知物体までの距離
を検出する超音波センサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の超音波センサには特公昭
5−47793号に示される様なものがある。この従来
例は、被検知物体からの反射波レベルを、受波レベルに
対する検出レベルと、この検出レベルより高いレベルの
安定検出レベルとに分け、検出レベルより低い非検出状
態、検出レベル以上で且つ安定検出レベルより低い検出
状態、安定検出レベル以上の安定検出状態の3つの状態
に分けて表示を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来例の場合、反射波レベルが大きくなって飽和状態
になっても安定検出状態と表示されてしまうため、環
境、被検知物体等の条件によって図4に示すように多重
回反射による複数の反射波が存在し、第1波の多重回反
射波(1) 〜(9) を、第2波の正常な反射波を受波するタ
イミングで取り込み、誤動作する場合があっても気づか
ず、超音波センサを設置してしまうという問題がある。
図4では第1波(a)の多重回反射波の中の(5) の多重
回反射波が、第2波(b)の反射波として取り込まれ誤
動作を起こす。尚(c)は第3波の反射波を示す。
【0004】また超音波センサの使用される環境は様々
でノイズレベルが一定でないため使用環境によってはノ
イズレベルが検出レベルを越えてしまい、被検出物体の
反射波による検出状態なのかノイズによる検出状態なの
かが区別できなかった。本発明は上記の問題点に鑑みて
為されたもので、その目的とするところは誤動作しない
状態で設置することができる超音波センサを提供するに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、超音波を被検知物体に向けて
一定間隔で送波し、その反射波を受波するまでの時間遅
れで物体の距離を検知する超音波センサにおいて、反射
波レベルが予め設定した検出レベルより低いか、或いは
検出距離が予め設定した設定領域より外側の場合第1の
表示を行うとともに第1の出力を行い、反射レベルが検
出レベル以上で且つ上記検出レベルより高いレベルの安
定検出レベルより低く、検出距離が上記設定領域の内側
の場合に第2の表示を行うとともに第2の出力を行い、
反射レベルが上記安定検出レベル以上で且つ飽和レベル
より低く、検出距離が上記設定領域の内側の場合に第3
の表示を行うとともに第3の出力を行い、反射レベルが
上記飽和レベル以上で、検出距離が上記設定領域の内側
の場合に第4の表示を行うとともに第4の出力を行い、
上記第1乃至第4の表示を互いに異なる表示にするとと
もに、上記第1乃至第4の出力を上記第1乃至第4の表
示に対応させ且つ互いに異なる出力に設定したものであ
る。
【0006】請求項2の発明は、超音波を被検知物体に
向けて一定間隔で送波し、その反射波を受波するまでの
時間遅れで物体の距離を検知する超音波センサにおい
て、反射波レベルが検出状態にあるか否かを判断するた
めに設定する検出レベルをノイズレベルより高いレベル
となるように自動設定する手段を備えたものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、反射波レベルが飽和
レベル以上になるとそれを表示するとともに、それに対
応する出力を発生することができるので、多重回反射に
よって誤動作が発生しないように超音波センサを設置す
ることができる。請求項2の発明によれば、検出レベル
を自動的にノイズレベルより高く設定することができる
ので、被検知物体が存在しない状態で検知レベルを設定
すれば、設置環境におけるノイズレベルよりも高いレベ
ルで検知レベルが設定でき、そのためノイズで誤動作す
ることがない設置が行える。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の一実施例の回路構成を示してお
り、この実施例では超音波の送受波を行う超音波振動子
1と、この超音波振動子1を駆動する超音波信号を作る
送波部2と、超音波振動子2で受波された反射波の受波
信号を増幅、波形整形等の処理を行う受波部3と、送波
部2の制御、受波部3の制御と受波部3を通じて送られ
てくる受波信号の信号処理を行う信号処理部4と、信号
処理部4から出力される信号に基づいて表示を行うとと
もに出力信号を外部へ出力する表示/出力部5とから構
成される。
【0009】送波部2は、信号処理部4の制御の下で発
振部6で超音波周波数の信号を作成し、この超音波周波
数信号を昇圧部7で昇圧して超音波振動子1を駆動し、
超音波を一定周期で送波させる。受波部3は、超音波振
動子1で受波された反射波に対応する受波信号を増幅す
る増幅部8と、増幅された受波信号を矩形波に波形整形
する波形整形部6と、予め設定してある受波信号が検知
できるかどうかの判断を行う検出レベルV1 とノイズレ
ベルとを比較する比較部9とからなる。
【0010】信号処理部4は、比較部9の検出結果に基
づいて受波部3の増幅部5の増幅度の制御を行う機能
と、超音波の送波から受波信号が波形整形部6を通じて
取り込まれるまでの時間遅れから被検知物体までの距離
を求め、その検出距離が予め設定してある領域内にある
のかどうかを比較する機能と、予め設定してある受波信
号が検知できるかどうかの判断を行う検出レベルV1
この検出レベルV1 より高く検出が安定してできるかど
うかの判断を行う安定検出レベルV2 、増幅部5が飽和
するような高いレベルにあるのかどうかを判断する飽和
レベルV3 と受波信号のレベルとを比較する機能と、こ
れら比較結果に基づいた信号を表示/出力部5へ与える
信号出力機能とを備えている。
【0011】而して本発明超音波センサでは図2に示す
ように受波信号(反射波)レベルが予め設定した検出レ
ベルV1 より低いか、或いは検出距離が予め設定した設
定領域Xより外側の場合には信号処理部4が非検出状態
Aと判断して非検出状態を示す信号を表示/出力部5へ
出力する。表示/出力部5はこの信号を受けて、非検出
状態を示す発光ダイードからなる表示素子L1 を点灯さ
せるとともに、外部に非検出状態を示すレベル或いはデ
ータからなる信号を出力する。
【0012】また検出距離が予め設定した設定領域X内
にあって受波信号(反射波)レベルが予め設定した検出
レベルV1 以上で安定検出レベルV2 より低い場合には
信号処理部4が検出状態Bと判断して検出状態を示す信
号を表示/出力部5へ出力する。表示/出力部5はこの
信号を受けて、検出状態を示す発光ダイードからなる表
示素子L2 を点灯させるとともに、外部に検出状態を示
すレベル或いはデータからなる信号を出力する。
【0013】更に検出距離が予め設定した設定領域X内
にあって受波信号(反射波)レベルが予め設定した安定
検出レベルV2 以上で飽和レベルV3 より低い場合には
信号処理部4が安定検出状態Cと判断して安定検出状態
を示す信号を表示/出力部5へ出力する。表示/出力部
5はこの信号を受けて、安定検出状態を示す発光ダイー
ドからなる表示素子L3 を点灯させるとともに、外部に
安定検出状態を示すレベル或いはデータからなる信号を
出力する。
【0014】次に検出距離が予め設定した設定領域X内
にあるが受波信号(反射波)レベルが予め設定した飽和
レベルV3 以上の場合には信号処理部4が飽和状態Dと
判断して飽和状態を示す信号を表示/出力部5へ出力す
る。表示/出力部5はこの信号を受けて、飽和状態を示
す発光ダイードからなる表示素子L4 を点灯させるとと
もに、外部に飽和状態を示すレベル或いはデータからな
る信号を出力する。
【0015】このようにして表示/出力部5による各状
態A〜Dの表示や出力信号により超音波センサの検出状
況を使用者に知らせることができ、特に反射波レベルの
飽和を表示できるから、多重回反射が起きている場合等
の発見に有効となり、多重回反射による誤動作を無くし
た設置ができることなる。また本発明超音波センサでは
受波部3の比較部10によりノイズレベルVaを監視し
ており、このノイズレベルVaが図3(a)に示すよう
に検出レベルV 1 を越えた場合には比較部10から検出
信号が信号処理部4に与えられ、信号処理部4はこの検
出信号を受けて図3(b)に示すようにノイズレベルV
aが検出レベルV1 より低くなるように受波部3の増幅
部8の増幅度を下げる。つまりこれら機能は自動的に検
出レベルVaをノイズレベルよりも高くする自動設定手
段を構成する。
【0016】従って被検知物体の存在しない状態で検出
レベルV1 を設定しておけば、その後被検知物体を検知
する状態となってもノイズで誤動作することがない。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明は、反射波レベルが飽和
レベル以上になるとそれを表示するとともに、それに対
応する出力を発生することができるので、多重回反射で
誤動作することがないように超音波センサを設置するこ
とができるという効果がある。請求項2の発明によれ
ば、検出レベルを自動的にノイズレベルより高く設定す
ることができるので、被検知物体が存在しない状態で検
知レベルを設定すれば、設置環境におけるノイズレベル
よりも高いレベルで検知レベルが設定でき、そのためノ
イズで誤動作することがない設置が行えるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路ブロック図である。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上のノイズレベルと検出レベルとの関係説明
図である。
【図4】多重回反射の説明図である。
【符号の説明】 1 超音波振動子 2 送波部 3 受波部 4 信号処理部 5 出力/表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】超音波を被検知物体に向けて一定間隔で送
    波し、その反射波を受波するまでの時間遅れで物体の距
    離を検知する超音波センサにおいて、反射波レベルが予
    め設定した検出レベルより低いか、或いは検出距離が予
    め設定した設定領域より外側の場合第1の表示を行うと
    ともに第1の出力を行い、反射レベルが検出レベル以上
    で且つ上記検出レベルより高いレベルの安定検出レベル
    より低く、検出距離が上記設定領域の内側の場合に第2
    の表示を行うとともに第2の出力を行い、反射レベルが
    上記安定検出レベル以上で且つ飽和レベルより低く、検
    出距離が上記設定領域の内側の場合に第3の表示を行う
    とともに第3の出力を行い、反射レベルが上記飽和レベ
    ル以上で、検出距離が上記設定領域の内側の場合に第4
    の表示を行うとともに第4の出力を行い、上記第1乃至
    第4の表示を互いに異なる表示にするとともに、上記第
    1乃至第4の出力を上記第1乃至第4の表示に対応させ
    且つ互いに異なる出力に設定したことを特徴とする超音
    波センサ。
  2. 【請求項2】超音波を被検知物体に向けて一定間隔で送
    波し、その反射波を受波するまでの時間遅れで物体の距
    離を検知する超音波センサにおいて、反射波レベルが検
    出状態にあるか否かを判断するために設定する検出レベ
    ルをノイズレベルより高いレベルとなるように自動設定
    する手段を備えたことを特徴とする超音波センサ。
JP28532093A 1993-11-15 1993-11-15 超音波センサ Withdrawn JPH07140231A (ja)

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JP28532093A JPH07140231A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 超音波センサ

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JP28532093A JPH07140231A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 超音波センサ

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JPH07140231A true JPH07140231A (ja) 1995-06-02

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ID=17690018

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101539992B1 (ko) * 2013-12-16 2015-07-29 국방과학연구소 수중 분산 센서망에서 동적 범위를 벗어나는 포화 신호 검출 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101539992B1 (ko) * 2013-12-16 2015-07-29 국방과학연구소 수중 분산 센서망에서 동적 범위를 벗어나는 포화 신호 검출 방법

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Effective date: 20010130