JPH07140214A - 遮断器試験装置及び該装置に用いる接続ケーブル - Google Patents

遮断器試験装置及び該装置に用いる接続ケーブル

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JPH07140214A
JPH07140214A JP5292722A JP29272293A JPH07140214A JP H07140214 A JPH07140214 A JP H07140214A JP 5292722 A JP5292722 A JP 5292722A JP 29272293 A JP29272293 A JP 29272293A JP H07140214 A JPH07140214 A JP H07140214A
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Takeshi Okuda
剛 奥田
Hiroshi Okuda
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験を自動化して作業性の向上等を図る。 【構成】 コンピュータ構成の試験本体装置1に、入力
部17の試験条件及び記憶部18に保持された試験プロ
グラムに基づいて試験対象の遮断器4の試験制御を実行
し,計測結果を処理して遮断器4を診断する試験処理部
と、この処理部の試験制御にしたがって遮断器4の給電
駆動,計測を実行し,計測結果を試験処理部に供給する
遮断器制御計測部とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受電設備等で使用され
ている遮断器の電気的な試験を行う遮断器試験装置及び
この装置に用いる接続ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、受電設備等で使用されている遮断
器は、故障を未然に防止するため、3年又は6年毎に電
気的な諸特性の試験が実施される。この試験は、通常、
遮断器のオーバーホール前,後に実施され、その結果に
基づいて遮断器の良,不良の判定及び交換等が行われ
る。
【0003】そして、試験内容は導通試験,電圧測定,
電流測定,抵抗測定及び耐圧試験等多枝にわたり、従来
は、電圧計,電流計,テスター,耐圧試験器等の各種の
測定,試験機器を用意しておき、オペレータにより試験
項目毎にそれらの機器を選択的に使用して試験が実施さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のオペレータ
の手作業による試験の場合、試験項目毎に必要な機器を
選択して結線等しなければならず、多大な時間及び労力
を要する問題点がある。また、計測の操作及び試験結果
の読取り等の作業に専門的な知識及び経験を要するとと
もに、試験結果に個人差による誤差が含まれ易く、いわ
ゆる専門家でなければ試験が行えない問題点がある。
【0005】さらに、測定精度を高めて試験精度を向上
するため、各測定器等の定期的な較正等の煩雑な保守作
業も要する問題点がある。しかも、試験結果を表にまと
めて見易く表示等することが容易でなく、試験結果をプ
リントアウトすることもできないため、試験結果を効率
よく有効に利用できない問題点もある。
【0006】加えて、試験対象の遮断器の端子形態が機
種,メーカー等によって異なるため、種々の遮断器の試
験が容易に行えない問題点もある。本発明は、試験の自
動化を図り、作業性を大幅に向上することを目的とす
る。
【0007】また、既存の試験器を有効に利用して試験
が行え、しかも、作表及びプリントアウトの機能を備え
て試験結果の効率のよい有効利用を図ることも目的とす
る。さらに、汎用性を高めて種々の遮断器の試験が行え
るようにすることも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の遮断器試験装置は、コンピュータ構成
の試験本体装置に、操作により入力部に与えられた試験
の条件及び記憶部に保持された試験プログラムとに基づ
いて試験対象の遮断器の試験制御を実行し,この試験制
御により得られた計測結果を処理して遮断器を診断する
試験処理部と、この試験処理部の試験制御にしたがって
遮断器の給電駆動,計測を実行し,計測結果を試験処理
部に供給する遮断器制御計測部とを備える。
【0009】また、請求項2の遮断器試験装置は、耐電
圧試験及び真空度試験の試験用変圧器が接離自在に接続
される試験用変圧器端子部と、試験処理部の試験結果を
表に加工する作表処理部と、プリントアウト指令により
試験結果の印写出力をプリンタ用端子部に供給するプリ
ントアウト処理部も備える。
【0010】さらに、請求項3の遮断器試験装置の接続
ケーブルは、一端に試験本体装置の端子形態の本体側端
子部を有し、他端に試験対象の遮断器の端子形態の遮断
器側端子部を有し、遮断器を試験本体装置に着脱自在に
接続する。
【0011】
【作用】前記のように構成された請求項1記載の遮断器
試験装置の場合、入力部に試験条件を与えると、試験条
件と記憶部の試験プログラムとに基づく試験処理部の試
験制御により、遮断器制御計測部を介して試験対象の遮
断器の所要の試験が実行される。
【0012】さらに、この試験の計測結果が遮断器制御
計測部を介して試験処理部に取込まれ、この処理部によ
り計測結果に基づいて遮断器が診断され、遮断器の試験
が自動的に行われる。
【0013】つぎに、請求項2記載の遮断器試験装置の
場合、試験用変圧器端子を備えるため、この端子に既存
の試験用変圧器を接続して遮断器の耐電圧試験及び真空
度試験が行える。また作表処理部により試験結果の表が
自動的に形成され、試験結果の表の表示等が容易に行え
る。
【0014】しかも、プリンタ端子部にプリンタを接続
すれば、プリントアウト処理部の処理に基づき、試験結
果のプリントアウトも行える。つぎに、請求項3記載の
遮断器試験装置の接続ケーブルを請求項1又は請求項2
記載の遮断器試験装置に用いると、形状,ピン配列等の
端子形態が異なる種々の遮断器の試験が自在に行える。
【0015】
【実施例】1実施例について、図1ないし図5を参照し
て説明する。試験装置は図2に示すように試験本体装置
1にプリンタ2等を接続して形成され、試験の際は本体
装置1に接続ケーブル3を介して試験対象の遮断器4が
着脱自在にケーブル接続される。
【0016】このとき、遮断器4の駆動給電,接点出力
の端子部の端子形状,ピン配列等の端子形態が機種,メ
ーカー等によって異なるため、接続ケーブル3は一端に
本体装置1の端子形態に合致した本体側端子部3aを有
するとともに、他端に遮断器4の端子形態に合致した遮
断器側端子部3bを有し、端子部3a,3bが本体装置
1,遮断器4の試験端子部1a,4aにプラグ接続され
る。
【0017】そして、例えば端子形態が異なる複数の接
続ケーブル3を用意しておけば、遮断器4を端子形態が
異なる遮断器に変更する際に、適合する接続ケーブル3
に取換えることにより、極めて簡単に変更後の遮断器4
の試験が行える。つぎに、本体装置1は図1に示すよう
に構成され、電源コンセント5の例えばAC100Vの
商用交流電源が交流電源端子部1bを介して電源部6,
コンピュータ部8に給電される。
【0018】そして、この実施例においては、自動試
験,個別試験により、つぎの各項目の試験(測定)を行
う。
【0019】A.自動試験 (1)52C抵抗測定 (2)52T 〃 (3)開閉動作試験、補助開閉器接点導通試験 (4)開閉特性試験 (5)最低投入電圧測定 (6)最低引外し電圧測定 (7)主回路抵抗測定 (8)制御回路絶縁抵抗測定 (9)主回路絶縁抵抗測定
【0020】B.個別試験 (1)52C抵抗測定 (2)52T 〃 (3)開閉動作試験、補助開閉器接点導通試験 (4)開閉特性試験 (5)最低投入電圧測定 (6)最低引外し電圧測定 (7)主回路抵抗測定 (8)制御回路絶縁抵抗測定 (9)主回路絶縁抵抗測定 (10)主回路耐電圧試験 (11)VCB真空度試験
【0021】なお、自動試験においては、各項目の試験
を全て順に実施し、個別試験においては、選択された項
目の試験を実施する。そして、各項目の試験を行うた
め、電源部6はリレー又はゲート回路で形成された制御
部7,絶縁,レベル変換を行うインタフェース部9に給
電する装置電源回路10とともに、遮断器制御電圧用電
源回路11,絶縁抵抗測定用電源回路12,交流耐電圧
・真空度測定用電源回路13,接触抵抗測定用電源回路
14及び遮断器操作用電源回路15を有し、制御部7の
給電制御により、各電源回路11〜15の出力を制御部
7,インタフェース部9を介して試験端子部1aの投入
・引外しコイル給電端子部a,主回路抵抗器端子部b,
各種の補助接点端子部cに選択的に給電する。
【0022】なお、制御部7,インタフェース部9によ
り遮断器制御計測部が形成される。また、主回路接触器
端子部bは抵抗測定等に用いられる。
【0023】さらに、遮断器4の操作電源として大電力
の直流電力が必要になる場合もあるため、本体装置1に
直流電源端子部1cが設けられ、電源回路15は端子部
1cに給電された直流電源によっても動作する。
【0024】一方、個別試験中の耐電圧試験,真空度試
験の際の安全性の確保及び本体装置1のコンピュータの
誤動作防止等のため、これらの試験に必要な試験用変圧
器は本体装置1と別体,別電源にする必要がある。
【0025】そして、本体装置1の小型化等を図り、し
かも、試験用変圧器としての既設の変圧器等を利用する
ことができるようにするため、本体装置1に、耐電圧試
験及び真空度試験の試験用変圧器が接離自在に接続され
る試験用変圧器端子部1fが設けられ、これらの試験を
行う際は端子部1fに試験用変圧器がケーブル接続され
る。
【0026】つぎに、端子部a〜cからの交流又は直流
の給電等に基づく遮断器4の状態変化を計測するため、
端子部a〜cの電圧,電流,接点信号等はインタフェー
ス部9,制御部7を介してコンピュータ部8の演算処理
部16に取込まれる。この演算処理部16は操作の入力
部17,記憶部(メモリ)18及びCRT等の表示部1
9がバス結合されるとともに、本体装置1のプリンタ用
端子部1d,通信用端子部1eが接続されている。
【0027】そして、演算処理部16はコンピュータの
ソフトウエアにより、つぎの〜の処理機能等の試験
処理の各種機能を備える。 試験前の自己診断,較正処理の機能。 操作により入力部17に与えられた試験の条件及び記
憶部18に保持された試験プログラムに基づいて遮断器
4の自動又は個別の試験制御を実行し、この試験制御に
より得られた計測結果を処理して遮断器4を診断する試
験処理部の機能。 試験処理部の試験結果を表に加工する作表処理部の機
能。 プリントアウト指令により試験結果の印写出力を端子
部1dに供給するプリントアウト処理部の機能。 試験処理部の試験結果をフロッピーディスク,,カー
ド型メモリ等の携帯型の情報蓄積手段又はハードディス
ク装置,光磁気ディスク装置等の大容量情報蓄積手段が
形成する記憶部18に保存する保存処理部の機能。 試験処理部の試験結果等をホストコンピュータ装置等
の上位装置等の間でやりとりする通信処理部の機能。
【0028】そして、試験処理の各機能に基づき、演算
処理部16は試験時に図3に示すように動作する。すな
わち、本体装置1に電源が投入された後、フロッピーデ
ィスク等に保持された試験プログラムが読込まれると、
このプログラムが実行されて立上り、まず、表示部19
に操作ガイド用のメニュー画面が表示される。
【0029】そして、この画面の較正処理を選択し、入
力部17を介して演算処理部16に較正を指令すると、
図3のステップS1を肯定(YES)で通過してステッ
プS2の自己診断処理に移行し、試験前に本体装置1の
各部の電圧,電流等の監視,検出結果と予め記憶した規
定値との比較等に基づき、各部の状態を診断する。この
とき、パラメータ異常等が発生していると、ステップS
3を否定(NO)で通過してステップS4に移行し、パ
ラメータの再設定等の自動較正処理を行う。
【0030】そして、本体装置1が正常な状態になる
と、ステップS5に移行し、試験条件を記憶部18の前
回条件にプリセットする。なお、較正処理が選択され
ず、直ちに試験処理に移行する場合は、ステップS1を
否定で通過してステップS5にジャンプする。
【0031】また、自動診断結果が正常なときは、ステ
ップS3からステップS5にジャンプする。一方、試験
条件は、例えばつぎの(a)〜(c)の各種試験情報で
与えられる。 (a)各種診断の判定基準値。 (b)遮断器の称呼,温度,湿度,天候,変電所名等の
一般的な情報(試験開始設定情報)。 (c)遮断器の製造者名,製造年,形式,製造番号,動
作方式,補助接点数,試験ステップ電圧及び作業日等の
主に遮断器の情報(形式等設定情報)。
【0032】そして、これらの試験条件を表示部19の
表示により確認し、変更の必要があれば、ステップS
6,S7により入力部17を介して演算処理部16に試
験条件を再設定する。
【0033】つぎに、ステップS8により自動試験又は
個別試験が選択されると、この選択の結果に基づき、自
動試験又は個別試験に移行する。
【0034】そして、自動試験が選択されたときは、ス
テップS8を肯定で通過してステップS9の自動試験処
理に移行し、試験条件と試験プログラムに予め書込まれ
た各試験項目の試験手順とに基づき、試験制御を実行し
て各項目の試験を順に実行するとともに、この試験によ
り得られた測定結果を収集する。さらに、全項目の試験
が終了すると、ステップS10に移行し、測定結果に基
づいて項目別及び総合の良,不良等の診断を実行する。
【0035】つぎに、測定結果,診断結果を見易く表示
するため、ステップS11の作表処理に移行してそれら
の一欄表を形成し、表示部19に表示する。前記一欄表
は記憶部18に予め用意されたフォーマット或いは入力
部17を介して与えられたフォーマットにしたがって形
成され、例えば図4,図5に示すようになる。
【0036】なお、図4は自動試験のプリントアウト結
果、図5は個別試験のプリントアウト結果であり、両図
のXに測定,診断結果の数値等が書込まれる。また、
「作業前」とはオーバーホール前の試験結果であり、
「作業後」とはオーバーホール後の試験結果である。
【0037】そして、ステップS11からステップS1
2に移行し、試験,診断の結果として形成した一欄表を
記憶部18に保存し、ステップS13に移行する。この
とき、入力部17を介して演算処理部16に試験結果の
プリントアウトが指令されていると、ステップS14に
移行して前記一欄表の印写出力を端子部1dに供給す
る。
【0038】そして、端子部1dにプリンタ2がケーブ
ル接続されていると、このプリンタ2により図4又は図
5に示すように、プリンタ用紙20に所定の印写フォー
マットで試験結果の一欄表がプリントアウトされる。こ
のプリントアウトが終了すると、ステップS15に移行
し、試験を継続するか否かを判別する。
【0039】そして、例えばつぎの遮断器の試験を引続
き行うときは、継続が選択されてステップS15を肯定
で通過し、ステップS6からの処理がくり返えされる。
ところで、ステップS8により個別試験が選択されたと
きは、このステップS8を否定で通過してステップS1
6に移行し、個別試験の前記各項目から指定された試験
項目を判別する。
【0040】そして、ステップS17により指定された
項目の試験制御及び測定結果の収集を実行し、終了する
と、ステップS18に移行し、項目の指定が終了するま
でステップS16に戻る。この結果、ステップS16〜
S18のループにより、選択された各項目の試験が順に
実行されてそれぞれの試験結果が収集される。
【0041】そして、必要な項目の試験が終了すると、
ステップS18からステップS10に移行し、このステ
ップS10からの処理を実行する。なお、耐電圧試験、
真空度試験を行う際は、予め、端子部1fに試験用変圧
器がケーブル接続されるのは勿論である。
【0042】したがって、予め決められた一連の試験項
目の試験及び選択した試験項目の試験を自動的に行うこ
とができる。そして、試験結果の収集,診断が自動化さ
れるため、いわゆる専門家でなくても容易に試験が行え
る。
【0043】このとき、1台の本体装置1によりほとん
どの試験が行えるため、作業性が大幅に向上する。さら
に、試験前の選択により、本体装置1が自己診断及び較
正を自動的に行うため、較正作業等の保守作業を行うこ
となく、精度の高い試験が常に行え、信頼性の高い試験
装置を提供できる。
【0044】しかも、試験結果を表に加工して表示,プ
リントアウトすることができ、試験結果に基づく遮断器
4の交換等の判断が容易に行える。
【0045】また、耐電圧試験、真空度試験について
は、試験変圧器を端子部1fにケーブル接続して行える
ため、本体装置1が大型化せず、これらの試験を必要と
しない場合のスペース効率等が向上し、しかも、安全性
が確保され、さらに、既設の変圧器を利用できるため、
経済的である。
【0046】つぎに、接続ケーブル3により本体装置1
に遮断器4を着脱自在に接続して試験を行うため、遮断
器4の機種やメーカー等による端子形態の違いによら
ず、どのような遮断器であっても試験が行え、汎用性の
高い試験装置を提供できる。ところで、試験結果,診断
結果等を本体装置1からホストコンピュータ等の他の装
置等に転送することが望まれる場合もある。
【0047】このような場合は、入力部17を介して演
算処理部16に通信処理が指令され、この指令に基づ
き、端子部1eから通信ケーブルを介して他の装置等に
試験結果,診断結果等が送られる。そのため、試験結
果、診断結果等の有効利用が図られる。
【0048】そして、前記実施例の試験処理部と遮断器
制御計測部のみを備えてもよいのは勿論である。また、
各部の構成,試験項目の内容等は実施例に限定されるも
のではない。
【0049】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、以下に記載する効果を奏する。まず、請求
項1記載の遮断器試験装置の場合、入力部17に試験の
条件を与えると、試験条件と記憶部18の試験プログラ
ムとに基づく試験処理部の試験制御により、遮断器制御
計測部を介して試験対象の遮断器4の所要の試験が実行
され、この試験の計測結果が遮断器制御計測部を介して
試験処理部に取込まれ、この処理部により計測結果に基
づいて遮断器4が診断され、遮断器の試験が自動的に行
われる。したがって、遮断器4の試験を自動化して作業
性の大幅な向上等を図ることができる。
【0050】つぎに、請求項2記載の遮断器試験装置の
場合、試験用変圧器端子1fを備えるため、この端子1
fに既存の試験用変圧器を接続して遮断器4の耐電圧試
験及び真空度試験が行え、これらの試験を必要としない
場合のスペース効率の向上及び安全性の確保等が図れる
とともに、経済性の高い試験装置を提供できる。
【0051】さらに、作表処理部により試験結果の表が
自動的に形成されてこの表の表示等が行え、しかも、プ
リンタ端子部1dにプリンタを接続すれば、プリントア
ウト処理部の処理に基づき、試験結果のプリントアウト
も行え、機能が一層向上して試験結果の有効利用等が図
られる。
【0052】つぎに、請求項3記載の遮断器試験装置の
接続ケーブルを請求項1又は請求項2記載の遮断器試験
装置に用いると、形状,ピン配列等の端子形態が異なる
種々の遮断器の試験が自在に行え、汎用性の高い試験装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例の試験本体装置のブロック図
である。
【図2】本発明の1実施例の全体構成のブロック図であ
る。
【図3】図1の動作説明用のフローチャートである。
【図4】図1の自動試験結果のプリントアウトの1例の
説明図である。
【図5】図1の個別試験結果のプリントアウトの1例の
説明図である。
【符号の説明】
1 試験本体装置 1d プリンタ用端子部 1f 試験用変圧器端子部 3 接続ケーブル 3a 本体側端子部 3b 遮断器側端子部 4 試験対象の遮断器 6 電源部 7 制御部 8 コンピュータ部 9 インタフェース部 17 入力部 18 記憶部
フロントページの続き (72)発明者 奥田 剛 大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電 力株式会社内 (72)発明者 奥田 博 京都市右京区梅津高畝町47番地 日新電機 株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ構成の試験本体装置に、 操作により入力部に与えられた試験の条件及び記憶部に
    保持された試験プログラムに基づいて試験対象の遮断器
    の試験制御を実行し,該試験制御により得られた計測結
    果を処理して前記遮断器を診断する試験処理部と、 該試験処理部の試験制御にしたがって前記遮断器の給電
    駆動,計測を実行し,前記計測結果を前記試験処理部に
    供給する遮断器制御計測部とを備えたことを特徴とする
    遮断器試験装置。
  2. 【請求項2】 耐電圧試験及び真空度試験の試験用変圧
    器が接離自在に接続される試験用変圧器端子部と、 試験処理部の試験結果を表に加工する作表処理部と、 プリントアウト指令により前記試験結果の印写出力をプ
    リンタ用端子部に供給するプリントアウト処理部とを備
    えたことを特徴とする請求項1記載の遮断器試験装置。
  3. 【請求項3】 一端に試験本体装置の端子形態の本体側
    端子部を有し、他端に試験対象の遮断器の端子形態の遮
    断器側端子部を有し、前記遮断器を前記試験本体装置に
    着脱自在に接続することを特徴とする請求項1又は請求
    項2記載の遮断器試験装置の接続ケーブル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101697022B1 (ko) * 2015-10-16 2017-01-17 한국남부발전 주식회사 지능형 고압차단기 성능진단 분석 장치 및 그 제어방법
CN110133495A (zh) * 2019-06-20 2019-08-16 上海市南电力(集团)有限公司青浦分公司 一种断路器机械特性试验用多功能航空插头延长线
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WO2023124140A1 (zh) * 2021-12-30 2023-07-06 江苏省如高高压电器有限公司 一种高压断路器产品线集成测试方法

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