JPH07140166A - 加速度センサおよびその製造方法 - Google Patents

加速度センサおよびその製造方法

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JPH07140166A
JPH07140166A JP28847893A JP28847893A JPH07140166A JP H07140166 A JPH07140166 A JP H07140166A JP 28847893 A JP28847893 A JP 28847893A JP 28847893 A JP28847893 A JP 28847893A JP H07140166 A JPH07140166 A JP H07140166A
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JP
Japan
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acceleration sensor
electrode
source electrode
drain electrode
gate electrode
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JP28847893A
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English (en)
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Mikio Mori
幹雄 毛利
Hiroaki Kakinuma
弘明 柿沼
Tsutomu Tajima
勉 多嶋
Takahito Ono
崇人 小野
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度で、小型で、製造が容易な加速度セン
サおよびその製造方法を提供すること。 【構成】 シリコン基板32とその上のノンドープのポ
リSiの活性層34の上に、n+ −ポリSiのソース電
極36とドレイン電極38とを具えている。このソース
電極36とドレイン電極38間の活性層34部分のチャ
ネル領域44の上側には、空隙46を介してn+ −ポリ
Siのゲート電極48を具えており、通常のFET構造
のゲート電極を絶縁膜を除いた構造を有している。この
ゲート電極48は、加速度が加わることにより変位して
ゲート電極48とチャネル領域44との間の距離を変化
させる可動部を兼ねた片持梁となっており、その先端に
は重錘体50を具えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体を用いた加速
度センサおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体基板上に形成された小型の
半導体加速度センサが多く開発されている。この半導体
加速度センサの多くは、異方性エッチング等の半導体加
工技術を用いてSi基板を加工することにより、片持梁
やダイヤフラムといった3次元形状の可変形部を形成し
ている。
【0003】例えば、ピエゾ抵抗型の加速度センサで
は、この可変形部の部材の変形が生じる部分にピエゾ抵
抗素子を設け、可変形部の変位による素子の抵抗値の変
化を検出することにより、加速度を検知している。しか
しながら、ピエゾ抵抗が他の加速度センサは、感度が低
いという問題点があった。
【0004】そこで、より高感度の加速度センサとし
て、特開平3−10164号公報に、FETを利用した
加速度センサが提案されている。以下、この発明の理解
を容易にするため、このFETを利用した加速度センサ
について従来例として、図面を参照して簡単に説明す
る。図7は、従来例の加速度センサの説明に供する断面
図である。
【0005】この従来例の加速度センサは、結晶成長層
10の下側に半導体基板12を具えている。この半導体
基板12の一部分はエッチングにより除去されており、
この除去された部分を挟んで一方が支持部14、もう一
方が可変形部材としての片持梁16となっている。片持
梁16が変位により変形するその基端部18には、接合
型電界効果トランジスタ(J−FET)20が設けてあ
る。加速度や圧力を受けて片持梁が変位すると、このJ
−FET20に変形が加わる。すると、J−FET20
のゲート電極22とチャネル層(図示せず)の界面にス
トレスが生じて分極が現れ、J−FET20の閾値等の
電気特性が変化する。この電気特性の変化は片持梁16
上に設けた信号処理回路24によって処理される。この
電気特性の変化を検出することにより、加速度を検出す
ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
より高感度で、より小型で、より容易に低コストで製造
できる加速度センサが求められている。
【0007】従って、この発明の目的は、高感度で、小
型で、製造が容易な加速度センサおよびその製造方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の加速度センサの構造によれば、下地にソ
ース電極とドレイン電極とを具え、ソース電極とドレイ
ン電極との間の下地部分のチャネル領域の上側に、空隙
を介してゲート電極を具えた電界効果トランジスタ(F
ET)構造を有し、ゲート電極は、加速度が加わること
により変位して当該ゲート電極とチャネル領域との間の
距離を変化させる可動部を兼ねてなることを特徴とする
加速度センサ。
【0009】また、好ましくは、ゲート電極を片持梁と
し、該片持梁の先端に重錘体を具えと良い。
【0010】また、この発明の加速度センサの製造方法
によれば、電界効果トランジスタ構造を有する加速度セ
ンサを製造するにあたり、(a)下地にソース電極およ
びドレイン電極を互いに離間して形成する工程と、
(b)ソース電極とドレイン電極との間の下地部分上
に、犠牲膜を形成する工程と、(c)ソース電極とドレ
イン電極との間の下地部分の上側に、犠牲膜を介してゲ
ート電極を形成する工程と、(d)犠牲膜を除去する工
程とを含むことを特徴とする加速度センサの製造方法。
【0011】また、好ましくは、(a)工程は、下地を
基板と該基板上に設けてなる活性層とを以って構成し、
該活性層上に、当該活性層とそれぞれオーミック接触す
るソース電極およびドレイン電極を離間して形成する工
程と、ソース電極およびドレイン電極とそれぞれオーミ
ック接触するソース電極配線およびドレイン電極配線を
形成する工程とを含むと良い。
【0012】また、好ましくは、(a)工程は、第1導
電型の下地に第2導電型のイオンを注入して、ソース電
極としてのソース領域と、ドレイン電極としてのドレイ
ン領域とをそれぞれ離間して形成する工程と、ソース電
極およびドレイン電極とそれぞれオーミック接触するソ
ース電極配線およびドレイン電極配線を形成する工程と
を含むと良い。
【0013】
【作用】この発明の加速度センサによれば、FET構造
のゲート電極が、加速度が加わることにより変位する可
動部を兼ねている。そして、加速度が加わると、ゲート
電極とチャネル領域との間の距離dが変化する。この距
離dの変化は、通常のFETのゲート絶縁膜の容量が変
化することに等しいので、FETの電気特性が変化す
る。この電気特性の変化としてドレイン電流(ID )の
変化を測定することにより、加速度を検出することがで
きる。
【0014】以下、ドレイン電流ID が、距離dの関数
として表せることを示す。
【0015】キャリアの移動度をμ、チャネル長をL、
チャネル幅をW、ゲート電極とチャネル領域との間の空
隙の容量をC0 、ゲート電圧をVG 、閾値電圧をVT
すると、ドレイン電流ID は、(1)式のように表され
る。
【0016】 ID ={(μWC0 )/(2L)}(VG −VT 2 ・・・・・・・・(1) ここで、空隙の容量C0 は、(2)式のように表され
る。
【0017】 C0 =ε0 ε/d・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(2) (2)式を(1)式に代入すると、(3)式のように表
される。
【0018】 ID ={(μWε0 ε)/(2Ld)}(VG −VT 2 ・・・・・・(3) (3)式から、ゲート電極に一定の電圧を印加したま
ま、距離dを変化させると、ドレイン電流ID は、距離
dに反比例して変化することが分かる。
【0019】また、前述したように、この発明の加速度
センサは、ゲート電極自体が可動部部を兼ねているた
め、片持梁の基端部にJ−FETを具えた従来例の加速
度センサよりも、より高感度となることが期待できる。
【0020】さらに、この発明の加速度センサは、FE
T構造以外にわざわざ可変形部を設ける必要がない。こ
のため、加速度センサを従来例よりも小型化することが
できる。
【0021】また、ゲート電極を片持梁とし、その先端
に重錘体を設ければ、加速度を受けた際にゲート電極を
より大きく変位させることができる。その結果、加速度
センサの感度をより高くすることができる。尚、重錘体
の質量は、ゲート電極の梁部の長さ、検出する加速度の
大きさに応じて適宜設定すれば良い。
【0022】また、この発明の加速度センサの製造方法
によれば、通常のFETのゲート電極の下側に空隙を形
成すれば良く、従来例のようにFET構造以外に可変形
部を形成する必要がない。このため、従来の加速度セン
サよりも容易に製造することができる。その結果、加速
度センサを低コストで製造することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の加速度セ
ンサの構造およびその製造方法について説明する。尚、
以下に参照する図は、この発明が理解できる程度に各構
成成分の大きさ、形状および配置関係を概略的に示して
あるにすぎない。従って、この発明は、図示例に限定さ
れるものでないことは明らかである。
【0024】第1実施例 第1実施例では、図1を参照して、ポリシリコンの薄膜
トランジスタ(TFT)型のFETの構造を有する加速
度センサの構造の一例について説明する。図1の(A)
〜(C)は、第1実施例の加速度センサの構造の説明に
供する図であり、図1の(A)は、加速度センサの平面
図である。図1の(B)は、図1の(A)のA−Aに沿
った断面図である。図1の(C)は図1の(A)のB−
Bに沿った断面図である。
【0025】この実施例の加速度センサは、図1の
(B)の断面図に示すように、下地30として、シリコ
ン基板32とその上に設けたノンドープのポリシリコン
の活性層34とを具えている。そして、この活性層34
の上に、n+ −ポリシリコンのソース電極36とドレイ
ン電極38とをオーミック接触させている。ソース電極
36とドレイン電極38にはそれぞれAlのソース電極
配線40およびドレイン電極配線42が接続されてい
る。
【0026】このソース電極36とドレイン電極38間
の活性層34部分のチャネル領域44の上側には、空隙
46を介してn+ −ポリシリコンのゲート電極48を具
えており、通常のFET構造のゲート絶縁膜を除いた構
造を有している。このゲート電極48は、加速度が加わ
ることにより変位してゲート電極48とチャネル領域4
4との間の距離を変化させる可動部を兼ねている。
【0027】この可動部としてのゲート電極48は、図
1の(C)の断面図に示すように、片持梁となってお
り、さらに、図1の(A)の平面図に示すように、この
片持梁の先端には重錘体50を具えている。
【0028】第2実施例 第2実施例では、図2および図3を参照して、第1実施
例で説明したポリシリコンのTFT型のFET構造を有
する加速度センサの製造方法の一例について説明する。
図2の(A)〜(C)は、第2実施例の加速度センサの
製造方法の説明に供する前半の工程図である。図3の
(A)〜(C)は、図2の(C)に続く、後半の工程図
である。
【0029】この実施例では、先ず、シリコン基板32
上にノンドープのポリシリコンからなる活性層34を形
成し、このシリコン基板32と活性層34とを以って下
地30とする。具体的には、シリコン基板32上に、厚
さ400nm程度のポリシリコン膜(図示せず)をSi
4 、SiF4 およびH2 の混合ガスを用いたプラズマ
CVD法により成膜する。また、ポリシリコン膜を例え
ばSiH4 ガスを用いたLPCVD法を用いて成膜する
こともできる。その場合は膜質が良いので、膜厚は10
0nm程度で充分である。次に、このポリシリコン膜に
対して通常のフォトリソ・エッチングを行い、活性層3
4を形成する(図2の(A))。
【0030】次に、この活性層34上に、この活性層3
4とそれぞれオーミック接触するソース電極36および
ドレイン電極38を互いに離間して形成する。具体的に
は、PH3 ガスを用いたプラズマCVD法等により、厚
さ100nm程度のオーミック層であるn+ −ポリシリ
コン層(図示せず)を成膜する。また、n+ −ポリシリ
コン層は、例えばイオン注入により形成することもでき
る。次に、このn+ −ポリシリコン層に対してフォトリ
ソ・エッチングを行いソース電極36およびドレイン電
極38を形成する(図2の(B))。
【0031】次に、ソース電極36およびドレイン電極
38とそれぞれオーミック接触するソース電極配線40
およびドレイン電極配線42を形成する。具体的には、
金(Au)を電子ビーム蒸着法により500nm程度堆
積し、フォトリソ・エッチングによりソース電極配線4
0およびドレイン電極配線42を形成する。ここで配線
にAuを用いるのは、後の工程で犠牲膜を除去する際
に、エッチングされないためである(図2の(C))。
【0032】次に、ソース電極36とドレイン電極38
との間の活性層34部分上に、犠牲膜52として、厚さ
1μmのSiNX 膜52をSiH4 およびNH3 の混合
ガスを用いたプラズマCVD法により形成する(図3の
(A))。
【0033】尚、この犠牲膜52の膜厚が、後にゲート
電極48とチャネル領域44との間の空隙の距離とな
る。この距離は、空隙の部分の容量がFETとして動作
可能な容量となる範囲で適宜設定すれば良い。
【0034】次に、ソース電極36とドレイン電極38
との間の活性層34部分の上側に、犠牲膜52を介して
ゲート電極48を形成する。具体的には、ソース電極3
6およびドレイン電極38を形成した方法と同様にし
て、厚さ1μmのn+ −ポリシリコンのゲート電極48
を形成する。ここでは、ゲート電極48の先端部分を広
げて重錘部(図示せず)を設けておく(図3の
(B))。
【0035】次に、ゲート電極48を形成した下地30
をフッ酸水溶液に浸して犠牲膜52をエッチングして除
去する。犠牲膜52をエッチングすることによりゲート
電極48に下に空隙46ができ、ゲート電極48が片持
梁となる(図3の(C))。
【0036】第3実施例 第3実施例では、図4を参照して、MOS−FETと同
等の構造(但し、MOSのゲート酸化膜が無い構造)を
有する加速度センサの構造の一例について説明する。図
4の(A)〜(C)は、第3実施例の加速度センサの構
造の説明に供する図であり、図4の(A)は、加速度セ
ンサの平面図である。図4の(B)は、図4の(A)の
C−Cに沿った断面図である。図4の(C)は図4の
(A)のD−Dに沿った断面図である。
【0037】この実施例の加速度センサは、図4の
(B)の断面図に示すように、下地60としてのp型の
シリコン基板60に、リンイオン(P+ )を注入して、
+ −ポリシリコンのソース電極66とドレイン電極6
8とを拡散層として具えている。ソース電極66とドレ
イン電極68にはそれぞれAlのソース電極配線70お
よびドレイン電極配線72が接続されている。
【0038】このソース電極66とドレイン電極68と
の間のシリコン基板60部分のチャネル領域74の上側
には、空隙76を介してn+ −ポリシリコンのゲート電
極78を具えいる。これは、通常のMOS−FET構造
において、ゲート絶縁膜を取り除いてゲート電極を浮か
した構造と同等である。このゲート電極78は、加速度
が加わることにより変位してゲート電極78とチャネル
領域74との間の距離を変化させる可動部を兼ねてい
る。
【0039】この可動部としてのゲート電極は、図4の
(C)の断面図に示すように、片持梁となっており、さ
らに、図4の(A)の平面図に示すように、この片持梁
の先端には重錘体80を具えている。
【0040】第4実施例 第4実施例では、図5および図6を参照して、第1実施
例で説明したMOS−FETと同等の構造の加速度セン
サの製造方法の一例について説明する。図5の(A)〜
(C)は、第4実施例の加速度センサの製造方法の説明
に供する前半の工程図である。図6の(A)および
(B)は、図5の(C)に続く、後半の工程図である。
【0041】この実施例では、先ず、p型の下地として
のシリコン基板60にn型のイオンとしてリンイオン
(P+ )を注入して、ソース電極66とドレイン電極6
8とをそれぞれ拡散層として互いに離間して形成する
(図5の(A))。
【0042】次に、ソース電極66およびドレイン電極
68とそれぞれオーミック接触するソース電極配線70
およびドレイン電極配線72を形成する(図5の
(B))。
【0043】次に、第2実施例と同様にして、ソース電
極66とドレイン電極68との間のシリコン基板60部
分上に、犠牲膜82を形成する(図5の(C))。
【0044】次に、第2実施例と同様にして、ソース電
極66とドレイン電極68との間のシリコン基板60部
分の上側に、犠牲膜82を介してゲート電極78形成す
る(図6の(A))。
【0045】次に、第2実施例と同様にして、犠牲膜8
2を除去する(図6の(B))。
【0046】上述した実施例ではこの発明を特定の材料
を使用し、また、特定の条件で形成した例について説明
したが、この発明は多くの変更および変形を行うことが
できる。例えば、上述した第1実施例では、下地として
シリコン基板32を用いたが、この発明では例えば、ガ
ラス基板を用いても良い。また、上述した第2実施例で
は、第1導電型をp型、第2導電型をn型としたが、こ
の発明では、第1導電型をn型、第2導電型をp型とし
ても良い。また、上述した各実施例では、いずれもゲー
ト電極を片持梁としたが、この発明ではゲート電極を両
持梁としても良い。
【0047】
【発明の効果】この発明の加速度センサによれば、ゲー
ト電極自体が可動部部を兼ねているため、可変形部の変
形を生じる部分にJ−FETを具えた従来例の加速度セ
ンサよりも、より高感度となることが期待できる。
【0048】さらに、この発明の加速度センサは、FE
T構造以外にわざわざ可変形部を設ける必要がない。こ
のため、加速度センサを従来例よりも小型化することが
できる。
【0049】また、ゲート電極を片持梁とし、その先端
に重錘体を設ければ、加速度を受けた際にゲート電極を
より大きく変位させることができる。
【0050】また、この発明の加速度センサの製造方法
によれば、通常のFETのゲート電極の下側に空隙を形
成すれば良いので、従来例のようにFET構造以外に可
変形部を形成する必要がない。このため、従来の加速度
センサよりも容易に製造することができる。その結果、
加速度センサを低コストで製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)〜(C)は、第1実施例の加速度センサ
の構造の説明に供する図である。
【図2】(A)〜(C)は、第2実施例の加速度センサ
の製造方法の説明に供する前半の工程図である。
【図3】(A)〜(C)は、図2の(C)に続く、後半
の工程図である。
【図4】(A)〜(C)は、第3実施例の加速度センサ
の構造の説明に供する図である。
【図5】(A)〜(C)は、第4実施例の加速度センサ
の製造方法の説明に供する前半の工程図である。
【図6】(A)および(B)は、図5の(C)に続く、
後半の工程図である。
【図7】従来のFETを利用した加速度センサの構造の
説明に供する断面図である。
【符号の説明】
10:結晶成長層 12:半導体基板 14:支持部 16:片持梁 18:基端部 20:J−FET 22:ゲート電極 24:信号処理回路 30:下地 32:シリコン基板 34:活性層 36:ソース電極 38:ドレイン電極 40:ソース電極配線 42:ドレイン電極配線 44:チャネル領域 46:空隙 48:ゲート電極(片持
梁) 50:重錘体 52:犠牲膜 60:シリコン基板 66:ソース電極 68:ドレイン電極 70:ソース電極配線 72:ドレイン電極配線 74:チャネル領域 76:空隙 78:ゲート電極(片持
梁) 80:重錘体 82:犠牲膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野 崇人 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地にソース電極とドレイン電極とを具
    え、前記ソース電極と前記ドレイン電極との間の前記下
    地部分のチャネル領域の上側に、空隙を介してゲート電
    極を具えた電界効果トランジスタ構造を有し、 前記ゲート電極は、加速度が加わることにより変位して
    当該ゲート電極と前記チャネル領域との間の距離を変化
    させる可動部を兼ねてなることを特徴とする加速度セン
    サ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の加速度センサにおい
    て、 前記ゲート電極を片持梁とし、該片持梁の先端に重錘体
    を具えてなることを特徴とする加速度センサ。
  3. 【請求項3】 電界効果トランジスタ構造を有する加速
    度センサを製造するにあたり、 (a)下地にソース電極およびドレイン電極を互いに離
    間して形成する工程と、 (b)前記ソース電極とドレイン電極との間の前記下地
    部分上に、犠牲膜を形成する工程と、 (c)前記ソース電極とドレイン電極との間の前記下地
    部分の上側に、前記犠牲膜を介してゲート電極を形成す
    る工程と、 (d)前記犠牲膜を除去する工程とを含むことを特徴と
    する加速度センサの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の加速度センサの製造方
    法において、 前記(a)工程は、前記下地を基板と該基板上に設けて
    なる活性層とを以って構成し、該活性層上に、当該活性
    層とそれぞれオーミック接触するソース電極およびドレ
    イン電極を離間して形成する工程と、 前記ソース電極および前記ドレイン電極とそれぞれオー
    ミック接触するソース電極配線およびドレイン電極配線
    を形成する工程とを含むことを特徴とする加速度センサ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の加速度センサの製造方
    法において、 前記(a)工程は、第1導電型の前記下地に第2導電型
    のイオンを注入して、ソース電極としてのソース領域
    と、ドレイン電極としてのドレイン領域とをそれぞれ離
    間して形成する工程と、 前記ソース電極および前記ドレイン電極とそれぞれオー
    ミック接触するソース電極配線およびドレイン電極配線
    を形成する工程とを含むことを特徴とする加速度セン
    サ。
JP28847893A 1993-11-17 1993-11-17 加速度センサおよびその製造方法 Withdrawn JPH07140166A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001287199A (ja) * 2000-02-03 2001-10-16 Sumitomo Metal Ind Ltd マイクロ構造体及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001287199A (ja) * 2000-02-03 2001-10-16 Sumitomo Metal Ind Ltd マイクロ構造体及びその製造方法

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