JPH07140080A - 表面疵検査装置 - Google Patents

表面疵検査装置

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JPH07140080A
JPH07140080A JP5290659A JP29065993A JPH07140080A JP H07140080 A JPH07140080 A JP H07140080A JP 5290659 A JP5290659 A JP 5290659A JP 29065993 A JP29065993 A JP 29065993A JP H07140080 A JPH07140080 A JP H07140080A
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JP
Japan
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slit light
light
slit
imaging
image
Prior art date
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Pending
Application number
JP5290659A
Other languages
English (en)
Inventor
Youichi Fujikake
洋一 藤懸
Tsutomu Michioka
力 道岡
Katsuya Ueki
勝也 植木
Kazuo Takashima
和夫 高嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、高速検査が可能で対象物体の凹
凸状態に影響されず安定した検査ができる表面疵検査装
置を提供することを目的としている。 【構成】 スリット光投光器103によってスリット光
104をUO鋼管101に対して照射し、別の位置に設
けられた撮像装置105により前記スリット光104を
撮像し光切断画像を得る。この時スリット光104の発
散点を与えるシリンドリカルレンズ303の主点位置3
03aと撮像装置105の受光レンズ304の主点位置
304aとを前記スリット光104の幅方向から見て合
致するよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、UO鋼管溶接部等の表
面疵を光切断法で撮像して疵の有無および疵の大きさな
どを判定する表面疵検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のUO鋼管の溶接部の表面疵検査装
置は、例えば図7に示すように、UO鋼管701,溶接
部702,スリット光投光器703,スリット光70
4,撮像装置705,処理装置706から構成されてい
る。
【0003】次に動作について説明する。従来のUO鋼
管溶接部表面疵検査装置は上記のように構成されてお
り、UO鋼管701の溶接部702にスリット光投光器
703より平行状のスリット光704が照射される。こ
のスリット光704を適当な位置から撮像装置705で
撮像する。溶接部702の凹凸形状によって、撮像装置
705の撮像角度が変化することにより、撮像装置70
5の撮像画像は一般に光切断画像と呼ばれる溶接部70
2の凹凸形状に対応した凹凸状となる。処理装置706
は上記の光切断画像を処理し、接続部702の表面形状
および表面疵等が検査される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような従来のU
O鋼管溶接部表面疵検査装置は、撮像装置に通常のTV
カメラを用いるため、1画面撮像するのにTVカメラの
走査時間である33m秒の時間(1秒間30画面)がか
かり検査時間の制約があった。また、スリット光投光器
と撮像装置の光束形状の不一致から急峻な凹凸形状部に
対して画像ムラができ安定な検査が困難であった。
【0005】この発明はこのような問題点を解決するた
めになされたものであり、高速検査が可能な検査、およ
び、安定した検査ができる表面疵検査装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1項に係る表面疵
検査装置は、ランダム走査可能な撮像手段とし、この撮
像手段で撮像範囲中の所定の範囲のみを走査して光切断
画像を得るようにしたものである。
【0007】請求項2項に係る表面疵検査装置は、スリ
ット光投光手段から投光されるスリット光の長さ方向の
発散点と、撮像手段で撮像する際の主点位置とをスリッ
ト光の幅方向から見て合致させるようにしたものであ
る。
【0008】請求項3項に係る表面疵検査装置は、スリ
ット状の光源とこの光源からの光をスリット幅方向のみ
集束するレンズ系とを設けた手段としたものである。
【0009】
【作用】請求項1項における表面疵検査装置は、ランダ
ム走査可能な撮像手段で撮像範囲中の所定の範囲のみを
走査するので、必要な部分のみ撮像して検査でき高速化
が可能である。
【0010】請求項2項における表面疵検査装置は、ス
リット光投光手段から投光されるスリット光の長さ方向
の発散点と、撮像手段で撮像する際の主点位置とをスリ
ット光の幅方向から見て合致させるようにすると、急峻
な凹凸形状部であっても陰ができず、急峻な凹凸形状部
の検査を安定して行うことができる。
【0011】請求項3項における表面疵検査装置は、ス
リット状の光源とこの光源からの光をスリット幅方向の
み収束するレンズ系によるスリット光は急峻な凹凸形状
部であっても陰ができず、急峻な凹凸形状部の検査を安
定して行うことができる。
【0012】
【実施例】実施例1は請求項1の実施例であり、実施例
2は請求項2の実施例、実施例3は請求項3の実施例で
ある。
【0013】実施例1.この発明の実施例1を図1およ
び図2を参照しながら説明する。図1は、この発明の実
施例1を示す構成図である。図2はUO鋼管101と光
切断画像および走査範囲を示す模式図である。なお、同
一符号は同一または相当部分を示す。
【0014】図1において、101はUO鋼管、102
はその溶接部、103はスリット光投光器、104は溶
接部102およびその近傍に投射されたスリット光、1
05は撮像装置、106は処理回路、107は撮像装置
105の撮像タイミング信号を発生するタイミング回
路、108はスリット光投光器103と撮像装置105
から成る検出ヘッドである。
【0015】前記のように構成されたUO鋼管溶接部表
面疵検査装置においては、レーザ光等を用いたスリット
光投光器103によりスリット光104を溶接部102
およびその近傍に投射する。撮像装置105はランダム
走査、すなわち事前に設定された所定の区間の走査範囲
のみ走査するもので、一走査線の走査時間は通常のTV
カメラと同じである。この撮像装置105により図2に
示すように光切断画像が得られる部分のみ走査(例え
ば、走査範囲8m秒の部分)撮像し、処理回路106に
より処理すれば従来の33m秒から、1/4の8m秒と
なり、高速な検査が行える。
【0016】タイミング回路107は連続してUO鋼管
101を検査する場合に検出ヘッド108が一定距離走
行する毎に撮像装置105に撮像タイミング信号を発生
する。例えば図示しない移動機構により検出ヘッドが一
定速度で走行する場合は、一定時間毎(例えば8m秒
毎)にタイミング信号を発生する。
【0017】なお、上記実施例では、UO鋼管101の
内面の溶接部102に適用する例を示したが外面の溶接
部102にも適用可能である。また鋼板等の検査にも適
用可能である。
【0018】実施例2.この発明の実施例を図3,図4
を参照しながら説明する。図3は、この発明の実施例2
を示すためのスリット光投光器103と撮像装置105
の詳細な構成図である。図3において、301はスリッ
ト光104を発生するための光源、302はスリット光
104の幅Wを与えるためのレンズ、303はスリット
光104の長さLを与えるシリンドリカルレンズ、30
3aはシリンドリカルレンズ303の主点位置(光の発
散点)、304はスリット光104を撮像する受光レン
ズ、304aは受光レンズ304の主点位置、305は
スリット光104の光学像を電気信号に変換する撮像素
子である。図4はスリット光の照射状況と光切断画像を
示す図である。
【0019】前記のように構成されたUO鋼管溶接部表
面疵検査装置においては、光源301より放射された光
が、レンズ302により集束され、さらにシリンドリカ
ルレンズ303によって幅W,長さLのスリット光10
4が形成されUO鋼管101に投射される。このスリッ
ト光104は受光レンズ304により撮像され撮像素子
305により光切断画像として出力される。
【0020】ここで、スリット光104の発散点でもあ
るシリンドリカルレンズ303の主点位置303aとス
リット光の結像点である受光レンズ304の主点位置3
04aは図4(a)に示すようにスリット光104の幅
W方向において同位置となるように構成されている。こ
れにより常にスリット光104の照射部と同一の部分を
撮像するようになるので同図(b)に示すように光切断
画像としてカケ等の画像ムラのないものが得られる。
【0021】これに対して同図(c)に示すように上記
二つの主点303a、304aの位置がスリット光10
4の幅方向から見て異なっている場合には、スリット光
104の照射部分と撮像部分が異なり、同図(d)に示
すように光切断画像にカケ等の画像ムラが発生する。
【0022】なお、上記実施例では、スリット光投光器
としてレンズ302とシリンドリカルレンズ303を用
いたものとしたが、これは他のレンズの組み合わせでも
よい。また、上記実施例では、UO鋼管101の内面の
溶接部102に適用する例を示したが外面の溶接部10
2にも適用可能である。また鋼板等の検査にも適用可能
である。
【0023】実施例3.この発明の実施例を図5、図6
を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施例3
を示す構成図である。図5において、501はファイバ
束、501aはファイバ束501の入力面、501bは
ファイバ束501の出力面であり、出力面501bはス
リット状になっている。図6はスリット光104の照射
状態と光切断画像を示す模式図である。
【0024】まず、光源301によって放射された光束
は光ファイバ束501の入力面501aに入射し、出力
面501bより出射する。ここで出力面501bはファ
イバ端面がスリット形状に構成されており、この像がシ
リンドリカルレンズ303によりスリット光としてUO
鋼管101に照射される。シリンドリカルレンズ303
の曲率を有する面はスリット光104の幅W方向であり
これによりスリット光104の幅Wが決定される。
【0025】一方、スリット光104の長さL方向には
レンズ作用を持たないので光束は光ファイバ束501の
出力面501bの放射角にしたがって広がる。このよう
にして得られるスリット光104は図6(a)に示すよ
うにUO鋼管101を様々な角度より照明することにな
り、同図(b)のように撮像装置105には画像ムラの
ない光切断画像が得られる。
【0026】なお、上記実施例では、スリット光104
の発生に光源301と光ファイバ束501を用いたが、
LEDやLDをスリット状に並べてもよい。また、上記
実施例では、UO鋼管101の内面の溶接部102に適
用する例を示したが外面の溶接部102にも適用可能で
ある。また鋼板等の検査にも適用可能である。
【0027】
【発明の効果】この発明の請求項1項は、撮像範囲中の
必要最小限を走査および処理するので、高速化が可能で
ある。
【0028】この発明の請求項2項は、スリット光投光
手段のスリット光の発散点と撮像手段の撮像の主点位置
とがスリット光の幅方向から見て合致する光学系である
ため、光切断画像にカケ等の画像ムラがなくなり安定し
た検査が可能になる。
【0029】この発明の請求項3項は、スリット光投光
手段にスリット状の光源を用いスリット光の幅方向にの
み集束する光学系を用いることにより、光切断画像にカ
ケ等の画像ムラがなくなり安定した検査が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の表面疵検査装置による検査
を示す構成図である。
【図2】図1のUO鋼管の要部および光切断画像と走査
範囲を示す図である。
【図3】本発明の実施例2のスリット光投光器と撮像装
置の構成を示す図である。
【図4】図3のスリット光の照射状態と光切断画像を示
す図である。
【図5】本発明の実施例3のスリット光投光器と撮像装
置の構成を示す図である。
【図6】図5のスリット光の照射状態と光切断画像を示
す図である。
【図7】従来の表面疵検査装置による検査を示す構成図
である。
【符号の説明】
101 UO鋼管 102 溶接部 103 スリット光投光器 104 スリット光 105 撮像装置 106 処理回路 107 タイミング回路 108 検出ヘッド 301 光源 302 レンズ 303 シリンドリカルレンズ 303a シリンドリカルレンズの主点 304 受光レンズ 304a 受光レンズの主点 305 撮像素子 501 光ファイバ束 501a 光ファイバ束の入力面 501b 光ファイバ束の出力面
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/89 B 8304−2J G06T 7/00 (72)発明者 植木 勝也 神戸市兵庫区和田崎町1丁目1番2号 三 菱電機株式会社制御製作所内 (72)発明者 高嶋 和夫 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電機 株式会社産業システム研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検査対象面に対しスリット光を照射す
    るスリット光投光手段と、前記被検査対象面上の前記ス
    リット光を撮像する撮像手段と、この撮像手段から得ら
    れた光切断画像を処理し前記対象物体表面の検査信号を
    出力する処理手段とを有する表面疵検査装置において、
    前記撮像手段はランダム走査可能な撮像手段とし、この
    撮像手段で撮像範囲中の所定の範囲のみを走査して光切
    断画像を得ることを特徴とする表面疵検査装置。
  2. 【請求項2】 被検査対象面に対しスリット光を照射す
    るスリット光投光手段と、前記被検査対象面上の前記ス
    リット光を撮像する撮像手段と、この撮像手段から得ら
    れた光切断画像を処理し前記対象物体表面の検査信号を
    出力する処理手段とを有する表面疵検査装置において、
    前記スリット光投光手段から投光されるスリット光の長
    さ方向の発散点と、撮像手段で撮像する際の主点位置と
    をスリット光の幅方向から見て合致させるようにしたこ
    とを特徴とする表面疵検査装置。
  3. 【請求項3】 被検査対象面に対しスリット光を照射す
    るスリット光投光手段と、前記被検査対象面上の前記ス
    リット光を撮像する撮像手段と、この撮像手段から得ら
    れた光切断画像を処理し前記対象物体表面の検査信号を
    出力する処理手段とを有する表面疵検査装置において、
    前記スリット光投光手段は、スリット状の光源とこの光
    源からの光をスリット幅方向のみ集束するレンズ系とを
    有する手段としたことを特徴とする表面疵検査装置。
JP5290659A 1993-11-19 1993-11-19 表面疵検査装置 Pending JPH07140080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014092391A (ja) * 2012-11-01 2014-05-19 Yokogawa Bridge Holdings Corp 溶接きずの外観検査システム、及び溶接きずの外観検査方法
WO2018221653A1 (ja) * 2017-05-31 2018-12-06 新日鐵住金株式会社 管状体内表面検査方法及び管状体内表面検査装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990614