JPH07139813A - 空気清浄機能付き電気温風機 - Google Patents

空気清浄機能付き電気温風機

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JPH07139813A
JPH07139813A JP28482693A JP28482693A JPH07139813A JP H07139813 A JPH07139813 A JP H07139813A JP 28482693 A JP28482693 A JP 28482693A JP 28482693 A JP28482693 A JP 28482693A JP H07139813 A JPH07139813 A JP H07139813A
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JP
Japan
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air
adsorption catalyst
heating
catalyst element
heater
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Pending
Application number
JP28482693A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yoshii
嘉寿憲 吉井
Toshinori Nishiu
利則 西宇
Tsugunori Okahara
嗣則 岡原
Kazutama Togawa
一玲 戸川
Hidetoshi Kaji
英俊 梶
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な機能を付加することにより、吸着剤の
取り替え無しで空気の浄化殺菌が行われ、かつ、暖房を
必要としない夏期においても殺菌消臭機能を働かせるこ
との出来る空気清浄機能付き電気温風機を提供すること
を目的とする。 【構成】 送風ファン5により形成される空気流路に、
殺菌線を発生する低圧水銀灯15と吸着触媒素子1を配
設し、その吸着触媒素子1に吸収した臭気成分を加熱に
より酸化分解する発熱体12を吸着触媒素子が加熱され
る位置に配置し、前記発熱体12を一定になるように制
御する第一のモードと、通電期間に比べて遮断期間の方
が長い予め定められた繰り返し周期でもって前記発熱体
12に開欠的に通電する第二のモードとを選択的に切換
え可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファンモータを用いた
空気清浄機能付き電気温風機に関するもので、従来の温
風機本来の機能である冬期における暖房のほかに、特に
暖房を行うこともなく空気中の悪臭成分を触媒により分
解する浄化機能と低圧水銀灯を設けることにより、夏期
においても空気殺菌浄化機として使用可能にしたもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年電気温風機は、部屋の暖房に手軽に
使用されているが、その機能は冬期における暖房機能の
み有している。
【0003】以下従来の電気温風機について説明する。
図6、図7は従来の電気温風機を示すものである。図6
は電気温風機の断面図を、図7はその制御回路図を示
し、14、15は正特性発熱素子、2は送風ファン5を
駆動するモータ、4は空気吸入口に配置された悪臭成分
を吸着する活性炭よりなる活性層、9は室温を検知する
サーモスタットである。
【0004】以上のように構成された電気温風機につい
て以下その動作について説明する。まず、電源端子e、
fに電力を供給すると部屋の温度が低い時はサーモスタ
ット9が閉じているので正特性発熱素子14、15に電
流が流れ発熱し、ファン5の回転にともなって吸気口か
ら吸気した悪臭を含む空気流gは活性層4に吸着され浄
化され、正特性発熱素子14、15を貫流して温風とな
り室内に排出される。室温が上昇すると、サーモスタッ
ト9の接点は開路し、正特性発熱素子14は通電しなく
なり発熱は低減し、室内は所定の温度に暖房される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、活性炭の悪臭成分の吸着能力には寿命が
あるので、一定期間使用ごとに取り替えなければならな
い不便があった。また、従来のこの種の電気温風機は、
暖房時に消臭機能を有するが、暖房時以外のとき、この
消臭機能のみを積極的に動作せしめて、空気殺菌浄化を
行うという考慮はなされていないものである。本発明
は、このような点に鑑み、簡単な機能を付加することに
より、活性炭の取り替えをしないで、充分な空気の殺菌
浄化が行なわれ、かつ、夏期等の暖房を必要としない時
期においても消臭機能、殺菌機能のみ働かせることが出
来るよう構成した空気清浄機能付き電気温風機を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気清浄機能付
き電気温風機は、送風ファンにより形成される空気流路
に、低圧水銀灯とその空気流を加熱する発熱体を設ける
とともに、吸収した臭気成分を加熱により酸化分解する
触媒素子を前記発熱体により加熱される位置に配置した
温風装置において、前記発熱体を予め定められた場所の
温度が一定になるように制御する第一のモードと、通電
期間に比べて遮断期間の方が長い予め定められた繰り返
し周期でもって前記発熱体に間欠的に通電する第二のモ
ードとを選択的に切り替え可能にしたことを特徴とす
る。
【0007】
【作用】臭い成分を除去する機構として、吸着した臭成
分を加熱により酸化分解する触媒層を使用しているた
め、少なくともある所定期間毎にこの触媒層を加熱して
やれば、従来の活性炭のように臭気成分吸着材を交換す
る必要のないものである。
【0008】そして、殺菌線を発生する低圧水銀灯によ
り空気流の殺菌と負イオンの供給を行うことの出来るも
のである。また、通常の暖房機能を行うモードの他に、
前記触媒層を、通電期間に比べ遮断期間の方が長い繰り
返し周期でもって周期的に加熱するモードを設けてある
ので、暖房を必要としない時期において、消臭機能、殺
菌機能のみを働かせることもできるものである。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の空気清浄機能付き電
気温風機の一部切欠斜視図、図2は断面図、図3は吸着
触媒素子の断面図を示し、図4はその電気結線図、図5
はタイマーの動作による吸着触媒素子ヒーターとファン
モータへの通電状態を示す動作図である。
【0010】図1、図2、図3において、8は直方体状
の金属よりなる外ケースであり、その前側面には排気口
11が、そして前記前側面に対向する後側面および上面
の後端部にはそれぞれ吸気口10が形成されている。
【0011】5は、前記吸気口10より空気を吸入し、
前記排気口11より排気を行なうファンであり、1は吸
着した臭気成分を加熱により酸化分解する吸着触媒素子
であり、所定の間隔でもって配列された複数板の板状フ
ィンの表面に吸着触媒層が形成されている。この吸着触
媒層は例えばアルミナ、シリカ、ゼオライト、セリュウ
ム、から成る担体に、貴金属触媒白金、パラジウムを混
合したものである。
【0012】3は両側板が突出し、取付け脚部3a,3
bが形成され、かつ、前後の対向する面が開口された金
属よりなる略直方体状の内枠であり、その内部には、前
記吸着触媒素子1が、シーズヒータ12により貫通され
た状態で固定されている。
【0013】この内枠3は前記取付け脚部3a,3bに
より図3に示すように外ケース10の両側板および上板
との間に空間を形成し、かつ、一方の開口が前記排気口
11に臨んだ状態で外ケースの底板に固定されている。
すなわち、前記内枠3は前記両取付け脚部3a,3bの
み外ケース10に接している。
【0014】なお、9は外ケース10内に取付けられた
サーモスタット、15は前記ファン5と吸着触媒素子1
との間に配置された殺菌線を発する低圧水銀灯であり、
16はファン5による空気流を前記内枠3の後部開口に
導くための案内板である。
【0015】以上のように、構成された空気清浄機能付
き電気温風機について、図1、図2、図3、図4を用い
てその動作を説明する。まず暖房時期には室内の温度が
低いので風胴内に設けられたサーモスタット9は閉路し
ており、接点はd側に接続されているのでヒーター12
に通電され発熱する。タイマー7により駆動されるスイ
ッチ6の接点はb側に接続されているのでファン5を駆
動するモータ2は回転し、吸入口10より吸入した空気
流hは吸着触媒素子1を貫流して排気口11より排出さ
れる。ヒーター12は通電により一定温度摂氏250度
から300度に保持されているので吸着触媒素子もほぼ
同一温度になり、そこを空気が貫流する時温風に変換さ
れ排出される。この時吸着触媒素子1の表面に設けた吸
着触媒層も活性化する温度に保持されているので、空気
中に含まれる臭気成分は吸着触媒素子1を通過中に吸着
触媒素子1に接し、触媒により酸化分解され、浄化され
る。
【0016】吸入口10より吸入した空気流hは吸着触
媒素子1を貫流して排気口11より排出されるが一部分
の空気流は吸着触媒素子1を保持する内枠3の下部空間
16を流れ取付け脚部3a,3bに形成され複数の開孔
17を貫流し、内枠3の両側板と外ケース1の側板間お
よび内枠3の上面と外ケース1の上板との間を通って排
気口より排出され、風胴を構成している外ケース1の過
熱を防ぐ。
【0017】夏期等の暖房時期以外では室温が高いので
サーモスタットはoffしてc側に接点が接続されるた
めタイマー7に通電され、タイマーのスイッチ6の接点
はa側に接続されるのでヒーター12に通電され、吸着
触媒層3を加熱して吸着した臭気成分を酸化分解浄化す
る。ヒーターへの通電時間はタイマー7により5分間で
スイッチ6の接点はb側に接続されモータ2がファン5
を駆動する。この時ヒーター12は通電が絶たれ発熱し
なくなり、ファン5により吸引された空気流に含まれる
臭気成分は触媒被覆フィンを貫流する際に塗布した吸着
触媒層3に吸着され、浄化されて排気口から排出され
る。タイマー7は例えば5時間この状態を保持し、5時
間後スイッチ6の接点を再びa側に5分間接続し、ファ
ン5は停止し、ヒーター12は発熱して吸着触媒層3に
吸着した臭気成分を酸化分解浄化する。以下この動作を
繰り返し、部屋の臭気成分を浄化する。
【0018】すなわち、暖房時期以外の季節は吸着触媒
層が活性化する温度に短時間で到達するように一時的に
ファンを停止し、発熱量も少なくし部屋の温度が上昇し
ないようにしている。暖房時期には触媒被覆フィンにフ
ァンで送風することにより温風を発生すると共に触媒の
活性化により、臭気成分を酸化分解する。
【0019】低圧水銀灯15から発生する254nmの紫
外線は風胴内を通過する空気流に含まれる細菌を殺菌す
る効果があると共に吸着触媒層3に吸着した細菌や悪臭
成分を分解する効果がある。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば簡単な構
成で、取り替え不要の消臭機能、殺菌機能を有する電気
温風機が得られるとともに、暖房を必要としない時期に
おいて、消臭機能、殺菌機能を働かせることが出来、空
気清浄機として使用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気清浄機能付き電
気温風機一部切欠斜視図
【図2】同実施例における空気清浄機能付き電気温風機
の断面図
【図3】同実施例における空気清浄機能付き電気温風機
の吸着触媒素子の断面図
【図4】同実施例における空気清浄機能付き電気温風機
の結線図
【図5】同実施例における空気清浄機能付き電気温風機
の通電動作図
【図6】従来の消臭機能付き電気温風機の断面図
【図7】従来消臭機能付き電気温風機の結線図
【符号の説明】
1 吸着触媒素子 2 モーター 3 吸着触媒素子 5 ファン 6 スイッチ 7 タイマー 8 外ケース 9 サーモスタット 12 ヒーター 15 低圧水銀灯 16 下部空間 17 開孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸川 一玲 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 (72)発明者 梶 英俊 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風ファンにより形成される空気流路に、
    殺菌線を発生する低圧水銀灯と吸着触媒素子を配設し、
    その吸着触媒素子に吸収した臭気成分を加熱により酸化
    分解する発熱体を吸着触媒素子が加熱される位置に配置
    し、前記発熱体を予め定められた場所の温度が一定にな
    るように制御する第一のモードと、通電期間に比べて遮
    断期間の方が長い予め定められた繰り返し周期でもって
    前記発熱体に間欠的に通電する第二のモードとを選択的
    に切換え可能にした空気清浄機能付き電気温風機。
  2. 【請求項2】第二のモードでの動作時、発熱体の通電時
    には送風ファンを停止状態にすることを特徴とする請求
    項1に記載の空気清浄機能付き電気温風機。
  3. 【請求項3】空気流路を形成するように前後の対向する
    面が開口され、両側板が突出して取付け脚部を形成した
    内枠内に吸着触媒素子を配置し、その内枠を前記両側板
    が外ケースの両側板との間に所定の空隙を有するように
    前記外ケース内に取付けるとともに、前記取付け脚部に
    空気分流孔を形成した請求項1に記載の空気清浄機能付
    き電気温風機。
JP28482693A 1993-11-15 1993-11-15 空気清浄機能付き電気温風機 Pending JPH07139813A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014182091A1 (ko) * 2013-05-08 2014-11-13 주식회사 아모그린텍 공기 청정 기능이 구비된 온풍기
KR20140132690A (ko) * 2013-05-08 2014-11-18 주식회사 아모그린텍 공기 청정 기능이 구비된 온풍기

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WO2014182091A1 (ko) * 2013-05-08 2014-11-13 주식회사 아모그린텍 공기 청정 기능이 구비된 온풍기
KR20140132690A (ko) * 2013-05-08 2014-11-18 주식회사 아모그린텍 공기 청정 기능이 구비된 온풍기
CN105247294A (zh) * 2013-05-08 2016-01-13 阿莫绿色技术有限公司 具有空气净化功能的热风机

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