JPH07139748A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07139748A
JPH07139748A JP5290810A JP29081093A JPH07139748A JP H07139748 A JPH07139748 A JP H07139748A JP 5290810 A JP5290810 A JP 5290810A JP 29081093 A JP29081093 A JP 29081093A JP H07139748 A JPH07139748 A JP H07139748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
fin
bending angle
holding jig
air conditioner
Prior art date
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Pending
Application number
JP5290810A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Kurisuya
広治 栗須谷
Sadami Masahara
定巳 正原
Shigeru Narai
茂 成相
Hirooki Tsuji
大意 辻
Toru Yasuda
透 安田
Eiji Nakasumi
英二 中角
Toshio Kato
敏夫 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5290810A priority Critical patent/JPH07139748A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気調和機における室内機の熱交換器の上部
下部の屈曲部の曲げ角度を保持するためのものである。 【構成】 室内熱交換器の曲げ角度を保つための形状を
もち、熱交換器に挿入する時に誘い込みとなるレールを
もち、挿入方向の位置決めのための壁をもち、その壁
に、抜け防止帯、角度保持のための形状をもち、長手方
向に上部よりの露を処理する形状をもち、熱交換器側
で、抜け防止ができるようなフィン切欠形状をもつ曲げ
角度保持治具より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機のフィンチ
ューブ式熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来所定の位置を切欠いて曲がり部をも
つフィンチューブ式熱交換器としては、切欠部を流動す
る気流が熱交換をほとんどしないために切欠部をシール
することのみを目的とするものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、シー
ル材が金属性であるため熱交換器切欠部の微細な隙間ま
で埋め切れず、シールが不十分な上に、上部熱交換器と
下部熱交換器との所定の角度を保持する構造をとってい
なかったために、フィン列両端の端板に、ビス等で固定
し角度を作らなければならないという課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、フィンチューブ式熱交換器のフィンの切欠
部に所定の形状をもった曲げ角度保持治具を挿入するだ
けで上部熱交換器と下部熱交換器との所定の角度を保持
でき、またシール性も向上できるように構成したもので
ある。さらに、フィン列の切欠を所定の形状にすること
で曲げ角度保持治具の、挿入性の改善、および固定を行
うことができ、さらに熱交換器部で熱交換が行われた際
に熱交換器表面に発生する結露水で上部熱交換器からの
結露水を下部熱交換器に速やかに流れるような形状をも
つ曲げ角度保持治具より構成したものである。
【0005】
【作用】上記手段による作用は以下の通りである。
【0006】本発明は、一定間隔で平行に並べられ、そ
の間を気流が流動するフィン列とそのフィン列に直角に
挿入され内部を熱媒体が流動する伝熱管より構成される
フィンチューブ式熱交換器で、前記フィンチューブ式熱
交換器の伝熱管貫通方向で、フィン列の所定の位置に切
欠を設け、切欠部より上の上部熱交換器と切欠部より下
の下部熱交換器が所定の角度を有するように切欠部で屈
曲した一体のフィンチューブ式熱交換器において、前記
上部熱交換器と下部熱交換器との間の切欠部に所定の形
状をもった物体を挿入することで上部熱交換器と下部熱
交換器との所定の角度を保持でき、且つ、曲げ角度保持
治具を前記フィンチューブ式熱交換器の伝熱管貫通方向
の片側より上部熱交換器と下部熱交換器との間の切欠部
に容易に誘い込みができ、且つ挿入方向の位置決めをす
るための壁をもち且つ、上部熱交換器と下部熱交換器と
の所定の角度を確定させ且つ、抜け防止を行い且つ、前
記フィンチューブ式熱交換器部で熱交換が行われた際に
熱交換器表面に発生する結露水で上部熱交換器よりの結
露水を下部熱交換器に速やかに流すことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参考
に説明する。
【0008】図1は空気調和機における室内ユニットの
側面断面図、図2は従来フィンチューブ式熱交換器折曲
げ部の拡大図、図3は本発明フィンチューブ式熱交換器
折曲げ部の拡大図である。
【0009】同図において、1はフィンチューブ式熱交
換器、2はファン、3は水受け皿、4は吹き出しグリ
ル、5は台枠、6は前面グリル、7はフィルター、8は
上下ルーバーである。ここで1のフィンチューブ式熱交
換器、上部熱交換器1aと下部熱交換器1bとがフィン
1cの伝熱管貫通方向の所定の位置で角度を有するよう
に折れ曲がっており、フィン1cは上部熱交換器1aと
下部熱交換器1bをつないでいる。前面グリル6より吸
い込まれた空気はフィンチューブ式熱交換器1によって
熱交換され、ファン2を通して吹き出しグリルより吹き
出される。この際、上部熱交換器1aと下部熱交換器1
bに曲げ角度保持治具を図3のような断面形状をもたし
挿入するだけで、上部熱交換器と下部熱交換器との所定
の角度を保持できる。
【0010】図3においてフィン列の所定の切欠形状、
および、曲げ角度保持治具14の所定の形状について詳
細に説明する。11はレール、9aはリブである。ここ
で11のレール、および12のリブは曲げ角度保持治具
14を挿入するときの誘いのレールとしての役目をする
と同時に、挿入後11のレールは手前方向の抜け防止い
わゆる曲げ角度保持治具14の固定を行う。次に図4に
て曲げ角度保持治具14の挿入後の挿入方向に対して抜
け防止策について説明する。図4は本発明のフィンチュ
ーブ式熱交換器の斜視図で一方向から見たものである。
【0011】図4にて、曲げ角度保持治具14左端の箇
所は、曲げ角度保持治具14の挿入方向に対してのスト
ッパーになり、それ以上進まないようになっている。ま
た図4の斜視図のように上部熱交換器の右端および左端
のそれぞれの下端に折り返しを有する上部端板と、下部
熱交換器の右端および左端に取り付けられ、それぞれの
上端に折り返しを有する下部端板との折り返し部にはま
ることで、フィンチューブ式熱交換器曲げ角度の保持、
および挿入方向の抜け防止を行っている。また同時に、
図5のようにフィンチューブ式熱交換器フィン列の切欠
部を挿入方向と同方向に倒すことで、曲げ角度保持治具
14の挿入方向に対しての抜け防止を行っている。12
のリブは空気調和機が冷房運転時、上部熱交換器1aの
前面に結露した水滴10が上部熱交換器1aの切り欠き
部上部より前面に滴下することなく、曲げ角度保持治具
14の折り返し部より水滴10を上部熱交換器1aの伝
熱管1d側に誘い込み、凝縮水の処理も行っている。ま
たこのとき、レール11が、凝縮水の流れを妨げないよ
うに、切欠をところどころに設けている。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明
は、フィンチューブ式熱交換器の切欠部に曲げ角度保持
治具を挿入するだけで、フィンチューブ式熱交換器の曲
げ角度を固定でき、所定の形状を有することで、曲げ角
度保持治具の固定もできる。よって、組み立て性の改善
はもちろん、ビス等の固定手段は必要なく、また樹脂等
の成形品で作ることで大幅なコストダウンが計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における空気調和機本体の断
面図
【図2】従来のフィンチューブ式熱交換器の拡大側面図
【図3】本発明のフィンチューブ式熱交換器の拡大断面
【図4】本発明のフィンチューブ式熱交換器の斜視図
【符号の説明】
1a 上部熱交換器 1b 下部熱交換器 1c フィン 1d 伝熱管
フロントページの続き (72)発明者 辻 大意 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 安田 透 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中角 英二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 加藤 敏夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定間隔で平行に並べられ、その間を気流
    が流動するフィン列とそのフィン列に直角に挿入され内
    部を熱媒体が流動する伝熱管より構成されるフィンチュ
    ーブ式熱交換器で、前記フィンチューブ式熱交換器の伝
    熱管貫通方向で、フィン列の所定の位置に切穴を設け、
    切欠部より上の上部熱交換器と切欠部より下の下部熱交
    換器が所定の角度を有するように切欠部で屈曲した一体
    のフィンチューブ式熱交換器において、前記上部熱交換
    器と下部熱交換器との間の切欠部に挿入するだけで上部
    熱交換器と下部熱交換器との所定の角度を保持できる曲
    げ角度保持治具より構成される空気調和機。
  2. 【請求項2】曲げ角度保持治具を前記フィンチューブ式
    熱交換器の伝熱管貫通方向の片側より上部熱交換器と下
    部熱交換器との間の切欠部に容易に誘い込まれ挿入でき
    るような形状をもつ曲げ角度保持治具より構成される請
    求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】曲げ角度保持治具を前記フィンチューブ式
    熱交換器の伝熱管貫通方向の片側より上部熱交換器と下
    部熱交換器との間の切欠部に容易に誘い込まれ挿入され
    たときに挿入方向の位置決めをするための壁をもつ曲げ
    角度保持治具より構成される請求項1または2記載の空
    気調和機。
  4. 【請求項4】前記曲げ角度保持治具を前記フィンチュー
    ブ式熱交換器の伝熱管貫通方向の片側より上部熱交換器
    と下部熱交換器との間の切欠部に容易に誘い込まれ挿入
    されたときに挿入方向の位置決めをするための壁に上部
    熱交換器と下部熱交換器との所定の角度を確定させ且
    つ、抜け防止のための固定形状を兼ね備えた曲げ角度保
    持治具より構成される請求項1〜3いずれかに記載の空
    気調和機。
  5. 【請求項5】フィンチューブ式熱交換器部で熱交換が行
    われた際に熱交換器表面に発生する結露水で上部熱交換
    器よりの結露水を下部熱交換器に速やかに流れるような
    形状をもつ曲げ角度保持治具より構成される請求項1〜
    4いずれかに記載の空気調和機。
  6. 【請求項6】フィン列の切欠を所定の形状にすることで
    前記曲げ角度保持治具の挿入性の改善、および固定を行
    うことができる切欠形状をしたフィン列より構成される
    請求項1記載の空気調和機。
  7. 【請求項7】前記上部熱交換器の右端および左端に取り
    付けられ、それぞれの下端に折り返しを有する上部端板
    と、前記下部熱交換器の右端および左端に取り付けら
    れ、それぞれの上端に折り返しを有する下部端板との間
    に所定の形状をもった物体を両側から挿入し、上部熱交
    換器と下部熱交換器との所定の角度を保持できる曲げ角
    度保持治具と、前記上部熱交換器と下部熱交換器との間
    の切欠部には弾力性のある物体のシール材を挿入するこ
    とにより構成される請求項1記載の空気調和機。
JP5290810A 1993-11-19 1993-11-19 空気調和機 Pending JPH07139748A (ja)

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JP5290810A JPH07139748A (ja) 1993-11-19 1993-11-19 空気調和機

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JPH07139748A true JPH07139748A (ja) 1995-05-30

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ID=17760781

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061447A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Fuji Kiko Co Ltd 車両用リクライニング装置及びその組付方法
JP2010117064A (ja) * 2008-11-12 2010-05-27 Daikin Ind Ltd 空気調和機
CN106595020A (zh) * 2016-11-29 2017-04-26 美的集团武汉制冷设备有限公司 换热翅片、多折式换热器和空调器

Cited By (4)

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