JPH07139736A - 燃焼圧センサ付きグロープラグ - Google Patents
燃焼圧センサ付きグロープラグInfo
- Publication number
- JPH07139736A JPH07139736A JP28672193A JP28672193A JPH07139736A JP H07139736 A JPH07139736 A JP H07139736A JP 28672193 A JP28672193 A JP 28672193A JP 28672193 A JP28672193 A JP 28672193A JP H07139736 A JPH07139736 A JP H07139736A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- pressure sensor
- glow
- combustion pressure
- glow plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23Q—IGNITION; EXTINGUISHING-DEVICES
- F23Q7/00—Incandescent ignition; Igniters using electrically-produced heat, e.g. lighters for cigarettes; Electrically-heated glowing plugs
- F23Q7/001—Glowing plugs for internal-combustion engines
- F23Q2007/002—Glowing plugs for internal-combustion engines with sensing means
Abstract
(57)【要約】
【目的】 グロープラグ自体の性能品質を損なうこと無
く、そして常に安定して精度よく燃焼圧を検出すること
ができる燃焼圧センサ付きグロープラグを提供する事を
課題とするものである。 【構成】 セラッミックに埋設された発熱体４を備えた
ヒータ１”、該ヒータ１”を保持するハウジング５、前
記ヒータ１”に電圧を伝える電圧伝達手段３，５，６か
ら構成されるグローヒータ１’と、圧電素子１５、該圧
電素子１５から出力を取り出すための出力取り出し手段
１４，１６から構成される圧力センサ１１とからなる燃
焼圧センサ付きグロープラグにおいて、前記圧力センサ
１１が、前記グローヒータ１’に嵌合されることによっ
て前記グローヒータ１’の外部に装着される装着手段１
２，１４ｃ，１７でもって装着されることを特徴とする
燃焼圧センサ付きグロープラグ１。
く、そして常に安定して精度よく燃焼圧を検出すること
ができる燃焼圧センサ付きグロープラグを提供する事を
課題とするものである。 【構成】 セラッミックに埋設された発熱体４を備えた
ヒータ１”、該ヒータ１”を保持するハウジング５、前
記ヒータ１”に電圧を伝える電圧伝達手段３，５，６か
ら構成されるグローヒータ１’と、圧電素子１５、該圧
電素子１５から出力を取り出すための出力取り出し手段
１４，１６から構成される圧力センサ１１とからなる燃
焼圧センサ付きグロープラグにおいて、前記圧力センサ
１１が、前記グローヒータ１’に嵌合されることによっ
て前記グローヒータ１’の外部に装着される装着手段１
２，１４ｃ，１７でもって装着されることを特徴とする
燃焼圧センサ付きグロープラグ１。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼル機関等のエ
ンジンに始動補助装置として使用されている燃焼圧セン
サ付きグロープラグに関するものである。
ンジンに始動補助装置として使用されている燃焼圧セン
サ付きグロープラグに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、燃焼圧センサ付きグロープラグと
しては、実開平４−５７０５６号公報に開示されるよう
な構造のものがある。前記開示に記載された燃焼圧セン
サ付きグロープラグは、シースを、該シースを保持する
ハウジングに対して可動的な構成としたものであり、そ
れによりエンジン内で発生した燃焼圧を前記シースの変
位として検知し、前記ハウジング中に設けられた圧電素
子に伝達されて、燃焼圧として検出するものである。
しては、実開平４−５７０５６号公報に開示されるよう
な構造のものがある。前記開示に記載された燃焼圧セン
サ付きグロープラグは、シースを、該シースを保持する
ハウジングに対して可動的な構成としたものであり、そ
れによりエンジン内で発生した燃焼圧を前記シースの変
位として検知し、前記ハウジング中に設けられた圧電素
子に伝達されて、燃焼圧として検出するものである。
【０００３】しかしながら、上記の如き提案は前記シー
スを、該シースを保持するハウジングに対して可動的な
構成としたが、前記ハウジングと前記シースとの間の摩
擦力が温度の影響を大きく受けるために、前記圧電素子
に伝達される燃焼圧は、実際の値から逸脱したものとし
て検出されことから、検出精度は望ましいものであると
言うことが出来ない。又、前記シースを、該シースを保
持するハウジングに対して可動的な構成としたことか
ら、気密漏れを発生し、前記シース内部に空気が侵入し
て発熱体が酸化断線することもあり、いまひとつ、耐久
性の面で優れていると言えない状況にある。
スを、該シースを保持するハウジングに対して可動的な
構成としたが、前記ハウジングと前記シースとの間の摩
擦力が温度の影響を大きく受けるために、前記圧電素子
に伝達される燃焼圧は、実際の値から逸脱したものとし
て検出されことから、検出精度は望ましいものであると
言うことが出来ない。又、前記シースを、該シースを保
持するハウジングに対して可動的な構成としたことか
ら、気密漏れを発生し、前記シース内部に空気が侵入し
て発熱体が酸化断線することもあり、いまひとつ、耐久
性の面で優れていると言えない状況にある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の状況
を鑑み、グロープラグ自体の性能品質を損なうこと無
く、そして常に安定して精度よく燃焼圧を検出すること
ができる燃焼圧センサ付きグロープラグを提供する事を
課題とするものである。
を鑑み、グロープラグ自体の性能品質を損なうこと無
く、そして常に安定して精度よく燃焼圧を検出すること
ができる燃焼圧センサ付きグロープラグを提供する事を
課題とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、少なくとも、セラッミックからなる耐熱性
絶縁体に埋設された発熱体を備えたヒータと、該ヒータ
を保持するヒータ保持手段と、前記ヒータに電圧を伝え
る電圧伝達手段とから構成されるグローヒータと、少な
くとも、圧電素子と、該圧電素子から出力を取り出すた
めの出力取り出し手段とから構成される圧力センサとか
らなり、しかも、前記圧力センサが、前記グローヒータ
に嵌合されることによって前記グローヒータの外部に装
着される装着手段でもってネジ部に装着されてなる構成
とする。
するために、少なくとも、セラッミックからなる耐熱性
絶縁体に埋設された発熱体を備えたヒータと、該ヒータ
を保持するヒータ保持手段と、前記ヒータに電圧を伝え
る電圧伝達手段とから構成されるグローヒータと、少な
くとも、圧電素子と、該圧電素子から出力を取り出すた
めの出力取り出し手段とから構成される圧力センサとか
らなり、しかも、前記圧力センサが、前記グローヒータ
に嵌合されることによって前記グローヒータの外部に装
着される装着手段でもってネジ部に装着されてなる構成
とする。
【０００６】
【作用】上記の如き構成とすることによって、即ち、従
来の如くシースを該シースに対して可動的として燃焼圧
を圧力センサに伝達する構成としないで、圧力センサを
外部に独立させてグローヒータに装着したことから、燃
焼圧を電気信号に精度良く変換して出力できる。また、
従来の如くシースを該シースに対して可動的としたグロ
ーヒータとして構成してないことから、気密漏れを発生
すること無く、シース内部に空気が侵入して発熱体が酸
化断線すること無く、耐久性の面で優れたものとなる。
来の如くシースを該シースに対して可動的として燃焼圧
を圧力センサに伝達する構成としないで、圧力センサを
外部に独立させてグローヒータに装着したことから、燃
焼圧を電気信号に精度良く変換して出力できる。また、
従来の如くシースを該シースに対して可動的としたグロ
ーヒータとして構成してないことから、気密漏れを発生
すること無く、シース内部に空気が侵入して発熱体が酸
化断線すること無く、耐久性の面で優れたものとなる。
【０００７】
【発明の効果】上記の如き作用によって、グロープラグ
自体の性能品質を損なうこと無く、そして常に安定して
精度よく燃焼圧を検出することができる燃焼圧センサ付
きグロープラグを提供する事が可能になる。
自体の性能品質を損なうこと無く、そして常に安定して
精度よく燃焼圧を検出することができる燃焼圧センサ付
きグロープラグを提供する事が可能になる。
【０００８】
（実施例１）以下、本発明の詳細について、図に示した
一例を参照しながら、説明する。図１は、本発明である
燃焼圧センサ付きグロープラグ１の一部断面全体概略を
示すものであり、大きくは、発熱部を備えたグローヒー
タ１’と燃焼圧を電気信号に変換するための手段である
圧力センサ１１とを備えて構成されている。
一例を参照しながら、説明する。図１は、本発明である
燃焼圧センサ付きグロープラグ１の一部断面全体概略を
示すものであり、大きくは、発熱部を備えたグローヒー
タ１’と燃焼圧を電気信号に変換するための手段である
圧力センサ１１とを備えて構成されている。
【０００９】先ず、最初に前記グローヒータ１’につい
て以下に説明する。前記グローヒータ１’は、耐熱金属
製の中空パイプ状のシース３の内部に金属線からなるコ
イル状の発熱体４を、該発熱体４の一端を前記シース３
に結合した状態でマグネシア等のセラッミック粉末から
なる耐熱性絶縁体２を緻密に充填して固定したヒ−タ
１”とし、そして、前記発熱体４の他端を金属製の棒状
の中軸６に結合した状態で、金属製の中空パイプ状のハ
ウジング５の内部に前記シース３の一部を結合し、しか
も、前記中軸６が動かないように、又、前記中軸６が前
記ハウジング５に触れて短絡しないように絶縁樹脂など
から成るブッシュ７で位置固定し、更に該ブッシュ７は
前記中軸６に設けられたネジ部６ａにナット８で嵌合固
定されて構成されている。
て以下に説明する。前記グローヒータ１’は、耐熱金属
製の中空パイプ状のシース３の内部に金属線からなるコ
イル状の発熱体４を、該発熱体４の一端を前記シース３
に結合した状態でマグネシア等のセラッミック粉末から
なる耐熱性絶縁体２を緻密に充填して固定したヒ−タ
１”とし、そして、前記発熱体４の他端を金属製の棒状
の中軸６に結合した状態で、金属製の中空パイプ状のハ
ウジング５の内部に前記シース３の一部を結合し、しか
も、前記中軸６が動かないように、又、前記中軸６が前
記ハウジング５に触れて短絡しないように絶縁樹脂など
から成るブッシュ７で位置固定し、更に該ブッシュ７は
前記中軸６に設けられたネジ部６ａにナット８で嵌合固
定されて構成されている。
【００１０】次に、前記圧力センサ１１について詳細を
記す。図２は、図１に記された前記圧力センサ１１の一
部分拡大一部断面図である。図において、前記グローヒ
ータ１’の前記ハウジング５に設けられたネジ部５ａに
押さえナット１２を嵌合固定し、そして、該ナット１２
に設けられたリード線１６を通すための穴２０に固定金
具１９を介在して絶縁被覆１６ｃで固定するとともにア
ース側信号線１６ｂを前記押さえナット１２に溶接にて
結線し、更にアルミナ等のセラッミックからなる絶縁ワ
ッシャ１３を前記ネジ部５ａに嵌合し、次いで環状の金
属製の信号取り出し電極板１４ａを前記ネジ部５ａに嵌
合し、前記絶縁ワッシャ１３に設けられた穴２２を介し
て前記信号取り出し電極板１４ａに設けられた穴２３
に，前記リード線１６の信号側信号線１６ａが結合され
ている。また、一方で、図３に、薄い金属板をプレス絞
り加工によって作製した突出した外縁１４ｃ−１と内縁
１４ｃ−２とを備えたアース側電極環１４ｃを記した
が、該電極環１４ｃの前記外縁１４ｃ−１の内壁１４ｃ
−４に沿って絶縁樹脂からなる中空パイプ状の絶縁管１
７を嵌め合わせ、又該電極環１４ｃの前記内縁１４ｃ−
２の内壁１４ｃ−５に沿って絶縁樹脂からなる中空パイ
プ状の絶縁管１８を嵌め合わせ、そしてチタン酸バリウ
ム、チタン酸バリウムとチタン酸鉛とチタン酸カルシウ
ムとの固溶体、或いはジルコン酸鉛とチタン酸鉛との固
溶体等の圧電性セラミックスから成る環状の圧電素子１
５を前記絶縁管１７と１８の間に挟持して、更に、金属
製の環状の信号側電極板１４ｂを、前記圧電素子１５と
同様に前記絶縁管１７と１８の間に挟持した状態で前記
グローヒータ１’の前記ハウジング５に設けられたネジ
部５ａに、前記信号取り出し電極板１４ａ一部が前記絶
縁管１７と１８の間に挟持されるようにして、しかも前
記アース側電極環１４ｃに備えられた穴部１４ｃ−３を
貫入させて抜け落ちないように嵌め合わせて固定されて
いる。
記す。図２は、図１に記された前記圧力センサ１１の一
部分拡大一部断面図である。図において、前記グローヒ
ータ１’の前記ハウジング５に設けられたネジ部５ａに
押さえナット１２を嵌合固定し、そして、該ナット１２
に設けられたリード線１６を通すための穴２０に固定金
具１９を介在して絶縁被覆１６ｃで固定するとともにア
ース側信号線１６ｂを前記押さえナット１２に溶接にて
結線し、更にアルミナ等のセラッミックからなる絶縁ワ
ッシャ１３を前記ネジ部５ａに嵌合し、次いで環状の金
属製の信号取り出し電極板１４ａを前記ネジ部５ａに嵌
合し、前記絶縁ワッシャ１３に設けられた穴２２を介し
て前記信号取り出し電極板１４ａに設けられた穴２３
に，前記リード線１６の信号側信号線１６ａが結合され
ている。また、一方で、図３に、薄い金属板をプレス絞
り加工によって作製した突出した外縁１４ｃ−１と内縁
１４ｃ−２とを備えたアース側電極環１４ｃを記した
が、該電極環１４ｃの前記外縁１４ｃ−１の内壁１４ｃ
−４に沿って絶縁樹脂からなる中空パイプ状の絶縁管１
７を嵌め合わせ、又該電極環１４ｃの前記内縁１４ｃ−
２の内壁１４ｃ−５に沿って絶縁樹脂からなる中空パイ
プ状の絶縁管１８を嵌め合わせ、そしてチタン酸バリウ
ム、チタン酸バリウムとチタン酸鉛とチタン酸カルシウ
ムとの固溶体、或いはジルコン酸鉛とチタン酸鉛との固
溶体等の圧電性セラミックスから成る環状の圧電素子１
５を前記絶縁管１７と１８の間に挟持して、更に、金属
製の環状の信号側電極板１４ｂを、前記圧電素子１５と
同様に前記絶縁管１７と１８の間に挟持した状態で前記
グローヒータ１’の前記ハウジング５に設けられたネジ
部５ａに、前記信号取り出し電極板１４ａ一部が前記絶
縁管１７と１８の間に挟持されるようにして、しかも前
記アース側電極環１４ｃに備えられた穴部１４ｃ−３を
貫入させて抜け落ちないように嵌め合わせて固定されて
いる。
【００１１】尚、前記信号取り出し電極板１４ａと信号
側電極板１４ｂとの接触面を鏡面仕上げすることによ
り、前記燃焼圧センサ付きグロープラグ１をエンジンに
取り付ける際の前記押さえナット１２が締めつけられて
発生する前記信号取り出し電極板１４ａと信号側電極板
１４ｂとの接触面の摩擦力を緩和し、前記圧電素子１５
の破壊を防止できる。さらには、信号側電極板１４ｂと
前記圧電素子１５の接触面を鏡面仕上加工することによ
ってより一層の破壊防止効果を付加することが出来る。
側電極板１４ｂとの接触面を鏡面仕上げすることによ
り、前記燃焼圧センサ付きグロープラグ１をエンジンに
取り付ける際の前記押さえナット１２が締めつけられて
発生する前記信号取り出し電極板１４ａと信号側電極板
１４ｂとの接触面の摩擦力を緩和し、前記圧電素子１５
の破壊を防止できる。さらには、信号側電極板１４ｂと
前記圧電素子１５の接触面を鏡面仕上加工することによ
ってより一層の破壊防止効果を付加することが出来る。
【００１２】以上の如く構成することによって、本発明
の燃焼圧センサ付きグロープラグ１は、前記圧力センサ
１１を前記押さえナット１２に設けられたネジ部１２ａ
を前記ハウジング５に設けられたネジ部５ａに嵌合固定
することによって、前記圧電素子１５のアースを前記ハ
ウジング５とすることができ、これによって前記グロー
ヒータ１’に前記圧力センサ１１を備えることができ
る。
の燃焼圧センサ付きグロープラグ１は、前記圧力センサ
１１を前記押さえナット１２に設けられたネジ部１２ａ
を前記ハウジング５に設けられたネジ部５ａに嵌合固定
することによって、前記圧電素子１５のアースを前記ハ
ウジング５とすることができ、これによって前記グロー
ヒータ１’に前記圧力センサ１１を備えることができ
る。
【００１３】尚、記載において、前記シース３、前記ハ
ウジング５が、ヒータ保持手段であり、前記シース３、
前記ハウジング５、前記中軸６が、電圧伝達手段であ
り、前記信号取り出し電極板１４ａ，前記信号側電極板
１４ｂ，前記アース側電極環１４ｃ，信号側信号線１６
ａ，アース側信号線１６ｂが、 出力取り出し手段であ
り、前記押さえナット１２、前記ネジ部１２ａ，前記ア
ース側電極環１４ｃ，前記絶縁管１７が、装着手段であ
る。また、前記信号取り出し電極板１４ａ，前記信号側
電極板１４ｂ，前記アース側電極環１４ｃは、電極１４
である。
ウジング５が、ヒータ保持手段であり、前記シース３、
前記ハウジング５、前記中軸６が、電圧伝達手段であ
り、前記信号取り出し電極板１４ａ，前記信号側電極板
１４ｂ，前記アース側電極環１４ｃ，信号側信号線１６
ａ，アース側信号線１６ｂが、 出力取り出し手段であ
り、前記押さえナット１２、前記ネジ部１２ａ，前記ア
ース側電極環１４ｃ，前記絶縁管１７が、装着手段であ
る。また、前記信号取り出し電極板１４ａ，前記信号側
電極板１４ｂ，前記アース側電極環１４ｃは、電極１４
である。
【００１４】そこで次に、本発明である前記燃焼圧セン
サ付きグロープラグ１をエンジンヘッド２０に設けられ
ているグローホールに装着した状態を示した図４でエン
ジン内の燃焼圧が如何に測定されるかについて記す。図
において、前記燃焼圧センサ付きグロープラグ１は、エ
ンジンヘッド２０に設けられているグローホールに前記
ネジ部５ａでもって前記圧電素子１５に予荷重が負荷さ
れるようにして装着されている。図に示されていない電
源からリード線２１を介して電圧が印加され、前記中軸
６、前記発熱体４、前記シース３、前記ハウジング５及
び該ネジ部５ａを介してエンジンブロック２０にアース
される。是より前記燃焼圧センサ付きグロープラグ１を
構成する前記グローヒーター１’は、発熱し、ディーゼ
ルエンジンの着火始動補助を行うことが出来る。そし
て、エンジン始動後、エンジン内で発生した燃焼圧は、
前記シース３、前記ハウジング５を介して前記ネジ部５
ａに伝達される。該ネジ部５ａに伝達された燃焼圧によ
り、前記エンジンヘッド２０への締めつけトルクは緩和
され、それにより、前記押さえナット１２によって前記
圧電素子１５に負荷されている予荷重は緩和されるため
に、即ち、前記圧電素子１５に負荷される荷重状態が変
化する為に、前記圧電素子１５の有する圧電特性に伴っ
て出力される電気信号である電圧が変化し、該信号は、
前記信号側電極板１４ｂ，前記信号取り出し側電極板１
４ａを介して前記信号側信号線１６ａと、ア−スである
前記ハウジング５、前記ネジ部５ａ，前記押さえナット
１２を介して前記アース側信号線１６ｂとの間に出力さ
れる。該出力を前記リード線１５を介して測定器に入力
することによって燃焼圧を電気信号として測定すること
が出来る。
サ付きグロープラグ１をエンジンヘッド２０に設けられ
ているグローホールに装着した状態を示した図４でエン
ジン内の燃焼圧が如何に測定されるかについて記す。図
において、前記燃焼圧センサ付きグロープラグ１は、エ
ンジンヘッド２０に設けられているグローホールに前記
ネジ部５ａでもって前記圧電素子１５に予荷重が負荷さ
れるようにして装着されている。図に示されていない電
源からリード線２１を介して電圧が印加され、前記中軸
６、前記発熱体４、前記シース３、前記ハウジング５及
び該ネジ部５ａを介してエンジンブロック２０にアース
される。是より前記燃焼圧センサ付きグロープラグ１を
構成する前記グローヒーター１’は、発熱し、ディーゼ
ルエンジンの着火始動補助を行うことが出来る。そし
て、エンジン始動後、エンジン内で発生した燃焼圧は、
前記シース３、前記ハウジング５を介して前記ネジ部５
ａに伝達される。該ネジ部５ａに伝達された燃焼圧によ
り、前記エンジンヘッド２０への締めつけトルクは緩和
され、それにより、前記押さえナット１２によって前記
圧電素子１５に負荷されている予荷重は緩和されるため
に、即ち、前記圧電素子１５に負荷される荷重状態が変
化する為に、前記圧電素子１５の有する圧電特性に伴っ
て出力される電気信号である電圧が変化し、該信号は、
前記信号側電極板１４ｂ，前記信号取り出し側電極板１
４ａを介して前記信号側信号線１６ａと、ア−スである
前記ハウジング５、前記ネジ部５ａ，前記押さえナット
１２を介して前記アース側信号線１６ｂとの間に出力さ
れる。該出力を前記リード線１５を介して測定器に入力
することによって燃焼圧を電気信号として測定すること
が出来る。
【図１】本発明の燃焼圧センサ付きグロープラグの一部
断面概略全体図である。
断面概略全体図である。
【図２】本発明の燃焼圧センサ付きグロープラグを構成
する圧力センサの一部部分断面図である。
する圧力センサの一部部分断面図である。
【図３】本発明の燃焼圧センサ付きグロープラグを構成
する圧力センサに備えられたアース側電極環の一部破断
面斜視図である。
する圧力センサに備えられたアース側電極環の一部破断
面斜視図である。
【図４】本発明の燃焼圧センサ付きグロープラグをエン
ジンヘッドに装着した状態を記した図である。
ジンヘッドに装着した状態を記した図である。
１ 燃焼圧センサ付きグロープラグ １’ グローヒータ １” ヒ−タ ２ 耐熱性絶縁体 ３ シース ４ 発熱体 ５ ハウジング ５ａ ネジ部 ６ 中軸 ７ ブッシュ ８ ナット ９ ワッシャ １０ ナット １１ 圧力センサ １２ 押さえナット １２ａ ネジ部 １３ 絶縁ワッシャ １４ 電極：１４ａ，１４ｂ，１４ｃ １４ａ 信号取り出し電極 １４ｂ 信号側電極板 １４ｃ アース側電極環 １４ｃ−１ 外縁 １４ｃ−２ 内縁 １４ｃ−３ 穴部 １４ｃ−４ 外縁の外壁 １４ｃ−５ 内縁の外壁 １５ 圧電素子 １６ リード線：１６ａ，１６ｂ，１６ｃ １６ａ 信号側信号線 １６ｂ アース側信号線 １６ｃ 絶縁被覆 １７ 絶縁管 １８ 絶縁管 １９ 固定金具 ２０ 穴 ２１ 固定金具保持穴 ２２ 穴 ２３ 穴 ３、５ ヒータ保持手段 ３、５、６ 電圧伝達手段 １４ａ，１４ｂ，１４ｃ，１６ａ，１６ｂ 出力取り出
し手段 １２、１２ａ，１４ｃ，１７ 装着手段
し手段 １２、１２ａ，１４ｃ，１７ 装着手段
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも、セラッミックからなる耐熱
性絶縁体に埋設された発熱体を備えたヒータと、該ヒー
タを保持するヒータ保持手段と、前記ヒータに電圧を伝
える電圧伝達手段とから構成されるグローヒータと、 少なくとも、圧電素子と、該圧電素子から出力を取り出
すための出力取り出し手段とから構成される圧力センサ
とからなり、しかも、前記圧力センサが、前記グローヒ
ータに嵌合されることによって前記グローヒータの外部
に装着される装着手段でもってネジ部に装着されてなる
ことを特徴とした燃焼圧センサ付きグロープラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28672193A JPH07139736A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 燃焼圧センサ付きグロープラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28672193A JPH07139736A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 燃焼圧センサ付きグロープラグ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139736A true JPH07139736A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17708156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28672193A Pending JPH07139736A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 燃焼圧センサ付きグロープラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139736A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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