JP2015152274A - グロープラグ一体型燃焼圧センサ - Google Patents
グロープラグ一体型燃焼圧センサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015152274A JP2015152274A JP2014028069A JP2014028069A JP2015152274A JP 2015152274 A JP2015152274 A JP 2015152274A JP 2014028069 A JP2014028069 A JP 2014028069A JP 2014028069 A JP2014028069 A JP 2014028069A JP 2015152274 A JP2015152274 A JP 2015152274A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glow plug
- combustion pressure
- end side
- housing
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
【解決手段】グロープラグ1を連通孔913の内側で固定する固定部材2と圧電素子50を備えた燃焼圧検出部5と、燃焼圧を伝達する荷重伝達部材4と、制御部6と、入出力部7とを筒状のハウジング3に一体的に収容したグロープラグ一体型燃焼圧センサにおいて、ハウジング3が外筒部30と、荷重伝達部材係止部31と、プラグホール910の雌ネジ部912と螺合する雄ネジ部32と、雄ネジ部32の基端側に設けた素子収容部33を具備し、荷重伝達材4が、一端が荷重伝達部材係止部32に当接し、他端が素子収容部32の内側に露出する内筒部40と、外径方向に向かって鍔状に広がる鍔部41とを具備し、検出部5の下面に鍔部41を当接せしめる。
【選択図】図1A
Description
例えば、特許文献1には、軸線に沿って延びるセラミックヒータであり、絶縁性セラミックによって形成された柱状の基体と、前記基体の内部に埋設され、通電によって抵抗発熱する抵抗発熱体と、前記抵抗発熱体と電気的に接続され、セラミックヒータの後端部の外表面に露出する電極取出部とを有する前記セラミックヒータと、前記セラミックヒータの先端を突出させた状態で前記セラミックヒータを内部に収容する筒状のハウジングと、前記ハウジングの内部の気密を確保するとともに、直接または他の部材を介して前記ハウジングと前記セラミックヒータとを連結しつつ、弾性変形することによって、前記セラミックヒータの、前記ハウジングに対する前記軸線に沿った変位を許容する可動部材と、前記ハウジングの内部のうち前記セラミックヒータよりも後端側に配置され、前記セラミックヒータの前記変位に基づいて前記燃焼ガスの圧力を検出する圧力センサと、前記可動部材よりも後端側の前記ハウジング内に配置される荷重伝達部材であり、前記セラミックヒータの前記後端部に嵌め込まれると共に、前記ハウジングに直接または他部材を介して連結され、前記セラミックヒータの変位を前記圧力センサに伝達する筒状の荷重伝達部材と、を備えるグロープラグであって、前記荷重伝達部材の熱伝導率は、前記セラミックヒータの前記基体の熱伝導率よりも大きいことを特徴とするグロープラグが開示されている。
特許文献2の圧力センサ付きグロープラグでは、圧力センサを固定ナットと中軸ネジ部の締結軸力によってハウジングに対して予荷重をかけて組み付け、燃焼圧によって中軸が歪み、固定ナットの予荷重が緩むことで、圧力センサからの出力がされるように構成している。
燃焼室内に臨むグロープラグの先端付近には、未燃燃料、カーボン、燃料改質剤等からなるデポジットが形成され易く、可動部材とハウジングとの間に蓄積し、可動部材の動きが阻害され、正確に燃焼圧を検出できなくなる虞がある。
また、このような可動部材を弾性変形可能とするためには、必然的に弾性部材からなる可動部分の剛性を低くせざるを得ない。
さらに、セラミックヒータ自体が荷重伝達部材として用いられるため、セラミックヒータに内蔵された発熱体への導通を図る電極取出部とハウジング及伝達スリーブとの接続部分の断線を生じる虞もある。
このとき、前記鍔部が前記検出部を圧縮し、そのときの荷重に比例して発生する電荷量から、燃焼圧PSYLを算出することができる。
しかし、本発明では、組み付け時に予圧縮荷重を精度良く調整できるのに加え、燃焼圧PSYLが前記荷重伝達部材を介して、前記圧電素子の圧縮方向に作用するので、前記グロープラグと前記制御部との銅通経路に用いられる中軸等の引っ張り強度に依存することなく、高い燃焼圧PSYLを検出することができる。
なお、以下の説明において、内燃機関9の燃焼室90に臨む側を先端側とし、外部に接続される側を基端側とする。
一体型センサ8は、通電によって発熱するグロープラグ1と、グロープラグ1を保持固定する固定部材2と、固定部材2を内燃機関9のエンジンヘッド91に設けたプラグホール911内で気密3に保持するハウジング3と、燃焼室内で発生した燃焼圧PSYLを伝達するための荷重伝達部材4と荷重伝達部材4によって伝達された圧力を検出する検出部5とグロープラグ1への通電制御と検出部5への入出力制御とを行う制御部6と外部との接続を図る入出力部7とによって構成されている。
グロープラグ1は、軸方向に伸びる棒状に形成された絶縁体13と、絶縁体13の内部に埋設され、U字状に形成された抵抗発熱体10と、抵抗発熱体10のそれぞれの端部に接続され絶縁体13の所定の位置で表面に引き出された接地側リード部11及び通電側リード部12と、接地側リード部11に接続して設けられた接地端子110と通電側リード部12に接続して設けられた通電端子120とによって構成されている。
接地側リード部11、通電側リード部12は、タングステン(W)等の公知の導電性材料を用いて所定の形状に形成され、略U字形の抵抗発熱体10のそれぞれの端に接続されている。
絶縁体13は、内側に抵抗発熱体10と接地側リード部11と通電側リード部12とが埋設された状態で、ホットプレス等の公知の方法により一体的に焼結されている。
中軸122の基端側は、弾性変形可能な基板接続リード部124によって保持されているので、軸方向に荷重を受けることがなく、グロープラグ1から制御回路基板60までの導通経路において断線等の導通信頼性を害される虞がない。
接地端子110は、固定部材2を介して、エンジンヘッド91に電気的に接続され、接地状態となっている。
本発明においては、比較的温度の低い素子収容部33の内側において、グロープラグ1と制御回路基板60とを繋ぐ通電経路の一部が弾性変形可能な状態であれば、燃焼圧PSYLによって、ハウジング3が圧縮変形され歪みが生じたときに、基端側が基板接続リード部124によって弾性的に接続されているので、中軸122には、歪みが生じることがないのである。
また、固定部材2は、剛性が高くなるよう肉厚に形成されている。
固定部材2は、独楽型筒状に形成されており、径方向に向かって鍔状に張り出すように形成された圧接部20と、その基端側に形成され、筒状の基端側保持部21と、先端側に形成された筒状の先端側保持部22とによって構成されている。
固定部材2の基端側からはグロープラグ1の基端側の露出し、通電端子120と中軸122との接続が可能となっている。
固定部材2の先端側からは、内側に抵抗発熱体10が埋設されたグロープラグ1の先端側が露出している。
同時にグロープラグ1の表面に形成した接地端子110と固定部材2の内周面との導通が図られている。
また、基端側筒状部21の内周面とグロープラグ1の外周表面との境界には、環状の溝が形成され、ロウ材又は熔融ガラス等の封止部材23が配設され、グロープラグ1と固定部材2との接合をより強固なものとしている。
圧接部水平面201には、後述するハウジング外筒部30の下端面が当接し、ハウジング3がエンジンヘッド91に螺旋締め固定されたときの軸力が作用するようになっている。
圧接部傾斜面200は、エンジンヘッド91に設けられた着座傾斜面912に当接し、ハウジング外筒部30からの軸力によって押圧され、密着状態となる。
圧接部20には、軸方向に圧縮力が作用するため、圧接部20の内周面とグロープラグ1の表面との間隙にはロウ材24を流し込まないようにして、残留応力によるロウ材24の剥離を防ぐようにしても良い。
ハウジング3は略筒状で、固定部材2の圧接部水平面201に当接して軸方向に押圧するハウジング外筒部30(以下、外筒部30と称す。)と、外筒部30の先端側の所定位置において内側に向かって径小となるように環状に突出する内筒係止部31と、外筒部30の基端側外周に設けた雄ネジ部32と、外筒部30がエンジンヘッド91から露出する位置に延設した素子収容部33と、素子収容部33の内側で燃焼圧検出部2を固定する固定ワッシャ34と、基端側固定ワッシャ34を素子収容部33に溶接固定するワッシャ接合部35と、ハウジング3の雄ネジ部32をエンジンヘッド91に設けた雌ネジ部910に螺結するための六角部36とによって構成されている。
外筒部30の基端側外周には、雄ネジ部32及び六角部36が設けられている。
外筒部30の先端は、固定部材2に設けた鍔状シール部20の水平面201に当接している。
雄ネジ部32をエンジンヘッド91のプラグホール911の基端に設けた雌ネジ部910に螺結したときの軸力が外筒部30を介して圧接部水平面201に作用する。
図1Bに示すように外筒部30によって押圧された圧接部傾斜面200が着座傾斜面912に密接し、燃焼室90から気体が漏れないようにシールされている。
また、図1Cに示すように、圧接部傾斜面200aが先端側に向かって凸となるように湾曲面となるように圧接部20aを形成し、着座傾斜面912aの傾斜角度を圧接部傾斜面200aに接するように形成しても良い。
外筒部30の軸力によって圧接部20の水平面201を押圧することによって固定部材2とエンジンヘッド91とを気密にシールすることができれば良いので、圧接部傾斜面200と着座傾斜面912とには、互いに圧接することで、気密性を確保するために一般的に用いられているメタルシール構造を適宜採用することができる。
素子収容部33は、エンジンヘッド91の基端側に露出する位置で燃焼圧検出部5と制御部6とを収容している。
荷重伝達部材4は、外筒部30と少なくとも同等か、外筒部30よりも硬い金属材料を用いるか、外部筒30と同材質の金属材料を用いて、外筒部30よりも厚肉に形成することで、外筒部30と少なくとも同等か、より高い剛性を発揮させることができる。
ハウジング3は、上記の通り、圧縮に耐えうる強度および、塑性変形しない耐力を持つことが必要とされ、螺旋軸力印加時に座屈しないように圧縮強度が十分高く、更に燃焼圧検出時のセンサ出力のリニアリティを保障するために、弾性変形域で用いることができるだけの耐力が必要である。
一方、荷重伝達部材4には、ハウジング3に必要とされる耐力に加えて、剛性が更に高いことが望ましい。荷重伝達部材4はハウジング3の歪みから生じた荷重変化を燃焼圧検出部5に損失なく伝達することが重要だからである。
鍔部41は、素子収容部33の内側で外径方向に広がり、素子収容部33内に収容された燃焼圧検出部5の底面に当接している。
内筒部40の内側には、中軸120が配設されている。
内筒部40と中軸122との間には筒状の中軸絶縁部材125が配設され、内筒部40と中軸122との電気的絶縁が確保されている。
例えば、アルミナ、ムライト、シリカ、チタニア、スピネル等の絶縁材料を筒状に焼結した硬質のものを中軸122と内筒部40との間に介装しても良いし、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、フッ素樹脂、フッ素ゴム等の耐熱性、絶縁性を有する樹脂材料を用いて中軸122を覆う被覆膜とし設けても良い。
また、本実施形態においては、中軸絶縁部材125として、筒状に形成した例を示したが、必ずしも、中軸122の長手方向に亘って全面的に覆う必要もなく、シリコーンゴム、フッ素樹ゴム等の絶縁性、耐熱性を有する弾性部材からなるOリング等を中軸122と内筒部40との間に複数配設して、中軸122を正中に保持するようにしても良い。
検出部5の中心には、電気的に絶縁を図った状態で中軸122が配設されている。
圧電素子50には、水晶、PZT、ニオブ酸リチウム、ポリフッ化ビニリデン等の公知の圧電材料を用いることができる。
本実施形態においては、ドーナツ円板状に形成した2枚の圧電素子50を内側が正極となるように分極方向を揃えて重ね、その間に検出電極51を介装してある。
本実施形態では、圧電素子50を2枚重ねた例を示しているが、本発明において、圧電素子の数を限定するものではなく、分極方向を一定方向に揃えた圧電素子の間に検出電極と接地電極とを交互に介装して、同極同士を接続した、ピエゾスタックを用いても良い。圧電素子の枚数を増やすことで、燃焼圧PSYLが伝達され機械的応力が加えられたときに発生する電荷量を多くして測定精度の向上を図ることもできる。
信号線52は、銅等の良電導材料からなる芯線520の表面が絶縁被覆522で覆われている。
検出電極51の内周面側に接続部521を設けて、信号線52の芯線520の一方の端部を接続して、検出素子50の内径を通して、信号線接続端子523を介して基端側に設けた制御回路基板61から引き出した基板引き出しリード524に接続されている。
センサハウジング53は、圧電素子50の表面と電気的に接続され、接地電極としての機能を発揮する。
センサハウジング53の下面側は、荷重伝達部材4の鍔部41に当接している。
センサハウジング53の上面側に当接して、固定ワッシャ35が配設され、固定ワッシャ35は、素子収容部35に接合部37を設けて接合されている。
GCU60は、外部から伝達された駆動信号SIにしたがって、グロープラグ1へ通電するデューティを算出して所定の電力を供給し、発熱体の温度制御を行う。
また、図略の自己診断回路を設けて、グロープラグ1の劣化や断線異常等の有無を判定し、外部に自己診断信号DIを発信させることもできる。
GCU60にグロープラグ1への通電制御以外に、自己の気筒位置を判別したり、電源逆接続から半導体素子を保護したり、異常診断をしたりするなど、具体的にどのような機能を持たせるかは適宜変更可能である。
燃焼室90内の燃焼圧PSYLによってエンジンヘッド91が歪み、外筒部30が圧縮変形すると、外筒部30内に設けた内筒係止部31によって支持された荷重伝達部材4が相対的に押し上げられ、鍔部41と固定ワッシャ35とによって挟持された検出部5が圧縮されることになる。
なお、燃焼圧PSYLをどのような信号にして外部に伝達するかは適宜選択し得る。
例えば、燃焼圧PSYLそのものをシリアルデータとして外部に送信するようにしても良いし、GCU60内に設けた自己診断装置によって、燃焼圧PSYLを閾値判定して、失火、ノッキングといった燃焼異常の有無等の結果のみを、グロープラグ1への通電経路の断線やグロープラグ1の劣化等の他の異常検出結果と共に自己診断信号DIとして、外部に出力することもできる。
通電端子70及び信号端子71は、銅、アルミニウム、ニッケル、鉄、ステンレス等の導電性に優れた金属材料によって形成されている。
通電端子70は、電源用端子と接地用端子とによって構成され、制御回路6への電圧供給と接地とを図っている。
信号端子71を介して、具体的にどのような信号を入出力させるかは適宜変更可能である。
通電端子70及び信号端子71は、コネクタベース72に埋設固定され、一方の端が筒状に形成されたコネクタハウジング73内に露出し、外部との接続が可能となっている。
コネクタハウジング73は、図略のコネクタハーネスと勘合することで、コネクタハウジング73内で各端子と相手方の端子とを電気的に接続する。
連通孔913内にグロープラグ1の先端が配設され、通電によりグロープラグ1が発熱し、燃料室90内に導入された混合気を加熱して着火の補助を図ったり、燃焼排気を加熱して、排気浄化の補助をしたりする。
ハウジング3に設けた雄ネジ部35をエンジンヘッド91に設けた雌ネジ部910に螺結したときの締め付けトルクを一定以上大きくすると、外筒部30に歪みを生じ、外筒部30の内側に設けた内筒係止部31に支持された荷重伝達部材4の内筒部40が相対的に基端側に押し上げられることになる。
圧電効果によって圧電素子50に発生する電荷から、締め付けトルクを定量的にモニタすることができるので、過剰な締め付けを防止し、検出部5に負荷される予圧縮荷重が一定の条件となるように一体型センサ8をエンジンヘッド91に組み付けることもできる。
しかし、本発明のセンサ8では、燃焼圧だけでなく検出部5によって締め付けトルクも検出できるため、組み付け次の過剰な締め付けを回避し、安定して燃焼圧の検出が可能となる。
このとき、鍔部41が検出部5を圧縮し、そのときの荷重に比例して発生する電荷量から、燃焼圧PSYLを算出することができる。
しかし、本発明の一体型センサ8は、組み付け時に予圧縮荷重を精度良く調整できるのに加え、燃焼圧PSYLが荷重伝達部材4を介して、圧電素子50の圧縮方向に作用するので、中軸122の引っ張り強度に依存することなく、高い燃焼圧PSYLを検出することができる。
加えて、可動部も設けられておらず、従来のようなデポジットにより、可動性が低下して検出精度が低下するような問題も発生しない。
しかし、制御部6は、エンジンヘッド91から基端側に露出した比較的温度の低い環境に設けられた素子収容部33内に配設されているため、従来の高温環境下で弾性変形する可動部に比べて金属疲労のリスクが低く、発熱体や中軸などが圧力伝達媒体として用いられる場合に比べて、制御部6からグロープラグ1に至るまでの導通経路に対するストレスが小さく、長期に亘って高い導通信頼性の維持を図ることができる。
なお、前記実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、相違する箇所に枝番としてアルファベットの符号を付したので、重複する説明を省略し、本実施形態における特徴的な部分を中心に説明する。
前記実施形態においては、発熱体として、いわゆるセラミックグロープラグ1を用いた例を示したが、本発明は、発熱体の種類を限定するものではなく、本実施形態のように、発熱体としていわゆる金属グロープラグ1aを用いることもできる。
さらに、前記実施形態においては、グロープラグ1への通電を図るのに、長軸状に伸びる中軸を用いた例を示したが、本発明においては、中軸は圧力伝達媒体としては用いられていないため、剛性材料を用いる必要がなく、本実施形態のように、可撓性を有する絶縁被覆122で覆われた通電線122aを用いるようにしても良い。
可撓性を有する通電線122aを用いることで、プリント基板61との接続を図る基板接続リード部124aに、弾性的に伸縮するたわみ部を形成する必要がない。
さらに、本実施形態に示した構成を第1の実施形態における一体型センサ8に組み合わせて用いても良い。
122 中軸124
125 中軸絶縁部材
2 固定部材
20 圧接部
200 圧接部傾斜面
201 圧接部水平面
21 基端側保持部
22 先端側保持部
23 封止部材
3 ハウジング
30 外筒部
31 荷重伝達部材係止部
32 雄ネジ部
33 素子収容部
4 荷重伝達部材
40 荷重伝達内筒部
41 荷重伝達鍔部
5 燃焼圧検出部
50 圧電素子(矢印は分極方向を示す)
6 制御部
7 入出力部
8 グロープラグ一体型燃焼圧センサ
9 内燃機関
90 燃焼室
91 エンジンヘッド
910 グロープラグ固定用ネジ部
911 プラグホール
912 シール部着座テーパ面
913 連通孔
Claims (4)
- 内燃機(9)に設けられ、通電によって発熱するグロープラグ(1)と、その先端が前記内燃機関に設けた燃焼室(90)に臨む連通孔(913)の内側に位置するように前記グロープラグを固定する筒状の固定部材(2)と、圧電効果によって圧力を検出する圧電素子(50)を備えた燃焼圧検出部(5)と、前記燃焼圧検出部へ前記燃焼室内で発生した燃焼圧を伝達する荷重伝達部材(4)と、前記グロープラグへの通電制御を図ると共に前記燃焼圧検出部への入出力制御を図る制御部(6)と、前記制御部と外部との入出力を図る入出力部(7)とを具備し、これらを筒状のハウジング(3)に一体的に収容して、前記燃焼室の加熱と前記燃焼圧の検出とを図るグロープラグ一体型燃焼圧センサであって、
前記ハウジングが軸方向に筒状に伸びる外筒部(30)と、その先端側で内側に向かって環状に突出する荷重伝達部材係止部(31)と、前記内燃機関のエンジンヘッド(91)に設けたプラグホール(910)の雌ネジ部(912)と螺合し、前記外筒部の基端側に設けた雄ネジ部(32)と、該雄ネジ部のさらに基端側の前記エンジンヘッドから露出する位置に設けた素子収容部(33)を具備し、
前記荷重伝達材が、前記外筒部の内側に保持され、一端が前記荷重伝達部材係止部に当接し、他端が前記素子収容部の内側に露出する内筒部(40)と、該内筒部に延設され、前記素子収容部の内側で外径方向に向かって鍔状に広がる鍔部(41)とを具備し、
前記素子収容部の内側に固定された前記検出部の下面に前記鍔部を当接せしめたことを特徴とするグロープラグ一体型燃焼圧センサ(8、8a) - 前記固定部材が、径方向に鍔状に張り出す圧接部(20)と、その基端側に設けた基端側保持部(21)と、先端側に設けた先端側保持部(22)とを具備し、
前記圧接部が、前記グロープラグの軸心に直交するように基端側に設けた圧接部水平面(201)と、先端に向かって径小となるように縮径する円錐台形状となるように、その先端側に設けた圧接部傾斜面(200)とを具備し、
前記圧接部水平面に、前記外筒部の下端面を当接せしめ、
前記圧接部傾斜面を前記エンジンヘッドの前記プラグホールと前記連通孔との間で先端に向かって径小となるように設けた着座傾斜面(912)に当接せしめた請求項1に記載のグロープラグ一体型燃焼圧センサ(8、8a) - 前記グロープラグと前記制御部との導通を図る導通経路の少なくとも一部が、前記素子収容部の内側において弾性変形可能なリード部(124)を具備する請求項1又は2に記載のグロープラグ一体型燃焼圧センサ(8、8a)
- 前記グロープラグがセラミックグロープラグである請求項1ないし3のいずれか記載のグロープラグ一体型燃焼圧センサ(8)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014028069A JP6228861B2 (ja) | 2014-02-18 | 2014-02-18 | グロープラグ一体型燃焼圧センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014028069A JP6228861B2 (ja) | 2014-02-18 | 2014-02-18 | グロープラグ一体型燃焼圧センサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015152274A true JP2015152274A (ja) | 2015-08-24 |
JP6228861B2 JP6228861B2 (ja) | 2017-11-08 |
Family
ID=53894723
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014028069A Active JP6228861B2 (ja) | 2014-02-18 | 2014-02-18 | グロープラグ一体型燃焼圧センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6228861B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016120957A1 (de) | 2015-11-06 | 2017-05-11 | Denso Corporation | Verbrennungsdrucksensor |
WO2018097144A1 (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 株式会社デンソー | 燃焼圧センサ付きグロープラグ取付構造体及び燃焼圧センサ付きグロープラグ |
KR101879303B1 (ko) * | 2017-01-09 | 2018-07-17 | 주식회사 유라테크 | 개선된 구조의 압력센서를 갖는 글로우 플러그 |
US10119879B2 (en) | 2016-04-27 | 2018-11-06 | Denso Corporation | Strain sensor |
Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020121127A1 (en) * | 2001-03-05 | 2002-09-05 | Kiess Ronald J. | Spark generating apparatus having strain gage cylinder pressure measurement feature |
US20050150301A1 (en) * | 2004-01-08 | 2005-07-14 | Skinner Albert A. | Method of connection to a spark plug pressure sensor |
JP2006510888A (ja) * | 2002-12-20 | 2006-03-30 | シーメンス ヴイディオー オートモーティヴ | エンジンの燃焼室内の圧力を検出するための装置 |
JP2008002809A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Denso Corp | 燃焼圧センサー |
JP2010506179A (ja) * | 2006-10-13 | 2010-02-25 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 圧力測定装置 |
JP2010521645A (ja) * | 2007-03-15 | 2010-06-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | グロープラグ用シール |
JP2011089688A (ja) * | 2009-10-21 | 2011-05-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 圧力センサ付きグロープラグ |
JP2012023019A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-02-02 | Denso Corp | セラミックヒータ |
JP2014020592A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 燃焼圧検知センサ付きセラミックグロープラグ |
JP2015502515A (ja) * | 2011-12-14 | 2015-01-22 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 圧力測定グロープラグ |
-
2014
- 2014-02-18 JP JP2014028069A patent/JP6228861B2/ja active Active
Patent Citations (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20020121127A1 (en) * | 2001-03-05 | 2002-09-05 | Kiess Ronald J. | Spark generating apparatus having strain gage cylinder pressure measurement feature |
JP2006510888A (ja) * | 2002-12-20 | 2006-03-30 | シーメンス ヴイディオー オートモーティヴ | エンジンの燃焼室内の圧力を検出するための装置 |
US20050150301A1 (en) * | 2004-01-08 | 2005-07-14 | Skinner Albert A. | Method of connection to a spark plug pressure sensor |
JP2008002809A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Denso Corp | 燃焼圧センサー |
JP2010506179A (ja) * | 2006-10-13 | 2010-02-25 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 圧力測定装置 |
JP2010521645A (ja) * | 2007-03-15 | 2010-06-24 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | グロープラグ用シール |
JP2011089688A (ja) * | 2009-10-21 | 2011-05-06 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 圧力センサ付きグロープラグ |
JP2012023019A (ja) * | 2010-06-17 | 2012-02-02 | Denso Corp | セラミックヒータ |
JP2015502515A (ja) * | 2011-12-14 | 2015-01-22 | ローベルト ボッシュ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 圧力測定グロープラグ |
JP2014020592A (ja) * | 2012-07-12 | 2014-02-03 | Ngk Spark Plug Co Ltd | 燃焼圧検知センサ付きセラミックグロープラグ |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102016120957A1 (de) | 2015-11-06 | 2017-05-11 | Denso Corporation | Verbrennungsdrucksensor |
US10012558B2 (en) | 2015-11-06 | 2018-07-03 | Denso Corporation | Combustion pressure sensor |
DE102016120957B4 (de) | 2015-11-06 | 2023-08-10 | Denso Corporation | Verbrennungsdrucksensor |
US10119879B2 (en) | 2016-04-27 | 2018-11-06 | Denso Corporation | Strain sensor |
DE102017108929B4 (de) | 2016-04-27 | 2021-12-09 | Denso Corporation | Belastungssensor |
WO2018097144A1 (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 株式会社デンソー | 燃焼圧センサ付きグロープラグ取付構造体及び燃焼圧センサ付きグロープラグ |
JP2018084357A (ja) * | 2016-11-22 | 2018-05-31 | 株式会社デンソー | 燃焼圧センサ付きグロープラグ取付構造体及び燃焼圧センサ付きグロープラグ |
US11614232B2 (en) | 2016-11-22 | 2023-03-28 | Denso Corporation | Attachment structure of glow plug with combustion pressure sensor and glow plug with combustion pressure sensor |
KR101879303B1 (ko) * | 2017-01-09 | 2018-07-17 | 주식회사 유라테크 | 개선된 구조의 압력센서를 갖는 글로우 플러그 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6228861B2 (ja) | 2017-11-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5230924B2 (ja) | 圧力ピックアップ・グロー・デバイス | |
JP4737589B2 (ja) | ディーセルエンジン用圧力グロープラグ | |
US9422913B2 (en) | Ceramic glow plug equipped with pressure sensor | |
JP3885515B2 (ja) | 燃焼圧センサ付きグロープラグ | |
JP6228861B2 (ja) | グロープラグ一体型燃焼圧センサ | |
JP2009058156A (ja) | 燃焼圧センサ付きグロープラグ | |
JP2007309916A (ja) | 燃焼圧センサ | |
JP2008002809A (ja) | 燃焼圧センサー | |
JP3900059B2 (ja) | 燃焼センサ付きグロープラグおよび燃焼圧センサ付きグロープラグの取付構造ならびに取付方法 | |
JP3912352B2 (ja) | 燃焼圧センサ付きグロープラグ | |
JP5295743B2 (ja) | 燃焼圧力センサ付きグロープラグ | |
JP2010133603A (ja) | 燃焼圧検出機能付グロープラグ | |
KR101579048B1 (ko) | 연소 압력센서 장착 글로 플러그 | |
JP5339950B2 (ja) | 燃焼圧センサ付きグロープラグ | |
US9829197B2 (en) | Pressure-sensor-integrated glow plug and manufacturing method thereof | |
US10048153B2 (en) | Pressure sensor including variable member having rear end connected to housing at a predetermined axial position | |
JP4207070B2 (ja) | 燃焼センサ付きグロープラグ | |
US20160102649A1 (en) | Glow plug | |
JP2007085577A (ja) | 燃焼圧センサ付きグロープラグ | |
JP2009063256A (ja) | 燃焼圧力センサ付きグロープラグ | |
JP4268596B2 (ja) | 燃焼圧検知機構付きグロープラグ及びグロープラグ接続構造体 | |
JP6059503B2 (ja) | 圧力センサ付きセラミックグロープラグ | |
JP2013257133A (ja) | 圧力センサ付きグロープラグ | |
JP2009150325A (ja) | 燃焼圧センサ | |
US20160177909A1 (en) | Glow plug with pressure sensor |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170912 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170919 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6228861 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |