JPH07139734A - 湯沸器のロック装置 - Google Patents

湯沸器のロック装置

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JPH07139734A
JPH07139734A JP30986093A JP30986093A JPH07139734A JP H07139734 A JPH07139734 A JP H07139734A JP 30986093 A JP30986093 A JP 30986093A JP 30986093 A JP30986093 A JP 30986093A JP H07139734 A JPH07139734 A JP H07139734A
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JP
Japan
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hot water
lock
operation switch
switch
ignition
Prior art date
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Pending
Application number
JP30986093A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Takeda
英一 武田
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Paloma Kogyo KK
Original Assignee
Paloma Kogyo KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作スイッチが、たとえば、ソフトタッチ式
の湯沸器において、操作スイッチに誤って触ったり、子
供のいたずら等による不慮の出湯を防止する。 【構成】 本体A側のメイン操作スイッチ1又はキッチ
ンシャワーB側の手元操作スイッチ2をワンタッチ操作
で作動してガス弁、水弁のいずれか一方又はこれらの双
方を電気的手段で開閉し、点火及び出湯と消火及び出湯
停止をする構造の湯沸器において、前記キッチンシャワ
ーB側の手元操作スイッチ2をその点火用つまみ2bと
一体の係合片2cにロック用つまみ3bと一体の邪魔板
3cを係合して手元操作スイッチを作動不能にロックす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、湯沸器のロック装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】本体側のメイン操作スイッチ又はキッチ
ンシャワー側の手元操作スイッチを作動して、点火及び
出湯と消火及び出湯停止をする湯沸器にあっては、その
操作スイッチに最近では、たとえば、操作ストローク1
0mm以下、操作力1kgf以下の、いわゆる、ソフト
タッチ式のものが用いられている。
【0003】したがって、器具本体等を掃除するとき
に、操作スイッチに誤って触れると点火及び出湯してし
まい、また、キッチンシャワーは器具本体よりも前方下
部に位置し、その操作スイッチに子供でも触ることがで
きるため、子供のいたずらで点火及び出湯することもあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の湯沸器には、誤って触ったり、子供のいたずら
等による点火及び出湯を防ぐ手段が設けられていないた
め、不慮の出湯が頻繁に生ずるという問題点があった。
また、湯沸器本体を掃除する場合にも、不意に操作スイ
ッチを触ってしまい、非所望の出湯がなされてしまう。
【0005】この発明は、従来の湯沸器の有する斯かる
問題点に鑑み、器具本体等を掃除するときとか、不使用
時には点火及び出湯動作がOFFできるロック手段を設
けて、子供のいたずら等による不慮の出湯を未然に防止
する湯沸器のロック装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の湯沸器のロック装置は、たとえば、実施
例に対応する図面に示されているように、本体A側のメ
イン操作スイッチ1又はキッチンシャワーB側の手元ス
イッチ2のワンタッチ操作で作動してガス弁、水弁のい
ずれか一方又はこれらの双方を電気的手段で開閉し、点
火及び出湯と消火及び出湯停止をする構造の湯沸器にお
いて、該電気的作動部の点火及び出湯動作を禁止するロ
ック手段Cを設けたことを主要な特徴としている。
【0007】また、電気的作動シーケンス中のロックモ
ードを切替えてキッチンシャワーB側の手元操作スイッ
チ2のみの働き又は、キッチンシャワーB側の手元操作
スイッチと本体A側のメイン操作スイッチ1の双方の働
きをロックする構成としたことをも特徴としている。
【0008】
【作用】上記構成を有するこの発明の湯沸器のロック装
置は、湯沸器の器具本体を掃除するときとか、湯沸器を
使用しない時等において、ロック手段Cを作動すれば電
気的作動部の点火及び出湯動作が禁止されるので、不慮
の出湯は防止される。
【0009】また、ロックモードを切替えてキッチンシ
ャワーB側の手元操作スイッチ2だけの働きを不能にす
るか、キッチンシャワーB側の手元操作スイッチ2と本
体A側のメイン操作スイッチ1の双方の働きを不能にす
れば、点火及び出湯は不能となって不慮の出湯は防止さ
れる。
【0010】
【実施例】以下この発明の湯沸器のロック装置の実施例
について図面を参照して説明する。
【0011】図1〜図4は、キッチンシャワーB側の手
元操作スイッチ2を機械的ロック手段3で作動不能にロ
ックする場合の実施例で、手元操作スイッチ2は、復帰
用板バネ2aで自動復帰可能に支持された点火つまみ2
bを板バネ2aの復元力に抗して所定のストロークだけ
プッシュ操作することによりマイクロスイッチ4がO
N、OFFし、たとえば、1回目のプッシュ操作で点火
及び出湯し、2回目のプッシュ操作で消火及び出湯停止
する構造となっており、キッチンシャワーBのキャップ
部5に設けられている。
【0012】3は機械的ロック手段で、前記手元操作ス
イッチ2の下部に邪魔板3aを一体に備えたロック用つ
まみ3bをガイド溝3cに沿って図示左右へスライド可
能に設け、該ロックつまみ3bを、たとえば、図示右方
へ一定のストロークだけスライドさせることにより邪魔
板3aが前記点火つまみ2bに備えた係合片2cに係合
されて手元操作スイッチ2のプッシュ操作を不能にロッ
クし、また、ロックつまみ3bを該ロック位置から図示
左方へ一定のストロークだけスライドさせると邪魔板3
aと係合片2cとの係合が外れて前記ロックが解かれる
構造となっている。
【0013】なお、図中6は出湯を棒状とシャワー状に
切替えるシーソ状の切替え操作つまみで、キッチンシャ
ワーBの切替え本体7に設けられている。8はシャワー
本体で、棒状出口9とシャワー状吐出口10を備えてい
る。また、4はキッチンシャワーB側の手元操作スイッ
チ2の点火スイッチ、11は出湯管である。
【0014】図5〜図9は、電源と直列に接続されたロ
ック用スイッチを押釦等で作動して、点火及び出湯を不
能にロックする場合の実施例であって、図5及び図6の
実施例は、電源と直列に接続された常閉型ロック用スイ
ッチ(図示せず)を押釦12を作動してOFFすると、
すべての電気的動作が停止され、点火及び出湯は不能で
あるが、出湯中、すなわち、燃焼中にロック用スイッチ
をOFFして電源を落しても通水が継続する構造の湯沸
器において、通水時はロック用スイッチを作動できない
構造としたものである。
【0015】すなわち、枢軸13を支点として左右に揺
動するロック杆14を水圧応動軸15と連動するように
設け、通水時は該ロック杆14で押釦12の作動を阻止
する構造としている。詳しくは、通水時、水圧応動軸1
5が図示左方へ移動するため、それにつれてロック杆1
4が図示反時計方向へ回動しその下端部14aで押釦1
2のプッシュ操作ができないよう阻止する(図5の鎖線
参照)。また、通水停止時は、水圧応動軸15が図示右
方へ移動するため、該水圧応動軸15でロック杆14を
図示時計方向へ回動しその下端部14aによる押釦12
のプッシュ操作阻止を解き、押釦12のプッシュ操作が
できるようにする(図5の実線参照)。
【0016】なお、図中、Dは水圧応動装置、Vは水圧
自動ガス弁、MVはガス電磁弁、WVは水電磁弁、Eは
熱交換器、SWは本体A側のメイン操作スイッチ1の点
火スイッチ、16はメインガスバーナ、17は水入口、
18はガス入口である。また、図6中、19は調温レバ
ーである。その他は図1〜図4の実施例と同一につき同
一部分に同一符号を付してその説明は省略する。
【0017】次に、図7〜図9の実施例は、電源と直列
に接続されたロック用スイッチSを湯沸器の調温レバー
を用いてON、OFFするようにしたもので、調温レバ
ー19のガイド部20のロック位置に凹部21を設け、
該凹部21に調温レバー19が没入することにより、該
レバー19でロック用スイッチSを作動してONし、す
べての電気的動作を停止して点火及び出湯を不能にする
ものである。なお、調温レバー19は、その基端部にお
いて発条22でガイド部20側へ付勢されている。
【0018】図11は、すべての電気的動作が強制OF
Fとなるロック用スイッチを電気的作動シーケンス中に
組込んで、ロック用スイッチで電気的動作のすべてを不
能にする場合の実施例であって、たとえば、図5に示す
電動弁(ガス電磁弁MV、水電磁弁WV)でガス弁と水
弁の開閉をする構造の湯沸器において、出湯に際しステ
ップ100で操作スイッチをON(電気的には点火スイ
ッチSWがON)してスタートした後、ステップ101
でロック用スイッチがONされてロック状態にあると、
以後のガス弁、水弁の開閉等の電気的動作はすべて不能
となり点火及び出湯は行われない。
【0019】ステップ101でロック用スイッチがOF
Fしてロックが解かれていると、水電磁弁を開いて通水
を開始し(ステップ102)、水だけスイッチがOFF
されていると、水流スイッチのONを確認してガス電磁
弁を開くと同時にイグナイタもONしてバーナに着火す
る(ステップ103、104、105)。バーナに正常
に着火されたことをステップ106で検知し、かつ、熱
電対の起電力をチェックし(ステップ107)、これが
正常であれば出湯動作を継続する。
【0020】バーナに正常に着火されなかった場合は、
ガス電磁弁は閉じ(ステップ106、109)、熱電対
の起電力が不足している場合及びステップ108で出湯
中にロック用スイッチがONしてロック状態になった場
合は、ガス電磁弁を閉じるだけでなく水だけ動作モード
を停止するため水電磁弁を閉じる(ステップ107、1
08、109)。
【0021】図10及び図12は、電気的作動シーケン
ス中のロックモードを切替えてキッチンシャワーB側の
手元操作スイッチの働きだけ又はキッチンシャワーB側
の手元操作スイッチと本体A側のメイン操作スイッチの
双方の働きを禁止する場合の実施例であって、図10に
示されているように、切替えつまみ23を操作して、シ
ャワー位置にすると、キッチンシャワーB側の手元操作
スイッチ2の働きだけが禁止され、また、シャワー及び
本体位置(図では「全」)にすると、手元操作スイッチ
2と本体A側のメイン操作スイッチ1の双方の働きが禁
止される。
【0022】図12のフローチャートに基づきその一例
を詳述すると、ステップ200でロックモードを判断
し、ロックモードがモード2に切替えつまみ23で設定
されていると、手元操作スイッチ2及びメイン操作スイ
ッチ1による操作に関わらず、すべての電気的動作は不
能となり、点火及び出湯は行われない。
【0023】ロックモードがモード1に切替えつまみ2
3で設定されている場合には、手元操作スイッチ2のみ
の働きが禁止されるため、手元操作スイッチ2を押して
も出湯は行われない。しかし、メイン操作スイッチ1の
働きは禁止されていないため点火及び出湯を欲するとき
は、ステップ201でメイン操作スイッチ1をONすれ
ば、水電磁弁が開いて通水を開始し(ステップ20
2)、水流スイッチのONを確認して、ガス電磁弁を開
くと同時にイグナイタもONし、かつ、水圧自動弁も給
水圧で開いて、バーナに着火する(ステップ203、2
04、205)。バーナが正常に着火されたことをステ
ップ206で検知し、かつ、熱電対の起電力をチェック
し(ステップ207)、これが正常であれば出湯動作を
継続する。バーナに正常に着火されなかった場合(ステ
ップ206)及び熱電対の起電力不足の場合(ステップ
207)は、ステップ208でガス電磁弁及び水電磁弁
を閉じる。
【0024】たとえば、子供のいたずらを防止するには
ロックモード1を選択することにより、キッチンシャワ
ー側での出湯を不能にし、本体側では出湯可能となる。
また、本体の掃除時にはロックモード2を選択すればメ
イン操作スイッチに触れても出湯せず、スイッチ回りを
しっかり掃除できる。
【0025】なお、この実施例では、出湯中にロックモ
ードがONしたときは、出湯は停止しないが、操作スイ
ッチ1又は2の操作により出湯停止し、次の点火操作か
ら動作不能となる。
【0026】以上この発明の実施例について説明した
が、この発明はこうした実施例に何ら限定されるもので
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で様々な態様で
実施し得ることは勿論である。
【0027】
【発明の効果】この発明の湯沸器のロック装置によれ
ば、器具本体等を掃除するときとか、不使用時等におい
ては、点火及び出湯動作がOFFできるロック手段を設
けたので、操作スイッチが、たとえば、ソフトタッチ式
の湯沸器であっても操作スイッチに誤って触ったり、子
供のいたずら等による不慮の出湯が未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のロック装置の一実施例を示したもの
で、機械的ロック手段でキッチンシャワー側の手元操作
スイッチを作動不能にロックする場合の実施例の正面図
である。
【図2】キッチンシャワーだけの縦断側面図である。
【図3】その横断平面図である。
【図4】その正面図である。
【図5】電源と直列に接続されたロック用スイッチの作
動阻止手段の一例を示した全体の展開断面図である。
【図6】その正面図である。
【図7】ロック用スイッチの作動手段の一例を示した断
面図である。
【図8】その作動状態を示す平面図である。
【図9】その切断正面図である。
【図10】ロックモード切替え手段の一例を示した正面
図である。
【図11】ロック用スイッチを機器のシーケンス中に組
込んだ場合のフローチャートである。
【図12】ロックモードを切替えることによりロックす
る場合のフローチャートである。
【符号の説明】
A 器具本体 1 メイン操作スイッチ B キッチンシャワー 2 手元操作スイッチ C ロック手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体側のメイン操作スイッチ又はキッチ
    ンシャワー側の手元操作スイッチのワンタッチ操作で作
    動してガス弁、水弁のいずれか一方又はこれらの双方を
    電気的手段で開閉し、点火及び出湯と消火及び出湯停止
    をする構造の湯沸器において、該電気的作動部の点火及
    び出湯動作を禁止するロック手段を設けたことを特徴と
    する湯沸器のロック装置。
  2. 【請求項2】 電気的作動シーケンス中のロックモード
    を切替えてキッチンシャワー側の手元操作スイッチのみ
    の働き又はキッチンシャワー側の手元操作スイッチと本
    体側のメイン操作スイッチの双方の働きをロックする請
    求項1記載の湯沸器のロック装置。
JP30986093A 1993-11-16 1993-11-16 湯沸器のロック装置 Pending JPH07139734A (ja)

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