JPH07139678A - 管路分水栓通水口まわりの防錆方法とその使用部材 - Google Patents

管路分水栓通水口まわりの防錆方法とその使用部材

Info

Publication number
JPH07139678A
JPH07139678A JP30859393A JP30859393A JPH07139678A JP H07139678 A JPH07139678 A JP H07139678A JP 30859393 A JP30859393 A JP 30859393A JP 30859393 A JP30859393 A JP 30859393A JP H07139678 A JPH07139678 A JP H07139678A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diameter
core
insertion rod
water
rust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30859393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2602169B2 (ja
Inventor
Koji Asanuma
弘二 浅沼
Shinji Ogino
真二 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
Original Assignee
Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Maezawa Kyuso Industries Co Ltd filed Critical Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
Priority to JP5308593A priority Critical patent/JP2602169B2/ja
Publication of JPH07139678A publication Critical patent/JPH07139678A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2602169B2 publication Critical patent/JP2602169B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管路およびそれに固着される分水栓の穿孔や
通水口まわりの発錆,水洩れを確実に防止すると共に、
挿着作業効率の向上と製品管理の容易化およびコストダ
ウンの図れる管路分水栓通水口まわりの防錆方とその使
用部材を提供する。 【構成】 管路3の穿孔4および分水栓7の通水口8
に、ゴム部材のOリング13およびゴム筒体17を被着
する拡径部9,縮径部10および係止部16を有する密
着コア1を挿入機28に装着される挿入棒2の上下動に
より挿入圧接し、穿孔4と通水口8に密着コア1を固着
し、かつそれ等をシールする。それにより、管路3の穿
孔4まわりの防錆が完全に出来る。また、密着コア1は
同一型式の分水栓7を使用する各種サイズの管路3に適
用し得る軸長を有するため製品管理の容易化,作業効率
の向上およびコストダウンが図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、管路に設けられた分水
栓の通水口まわりを防錆する防錆方法および使用部材に
関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、管路3の一部には
分水用の分水栓7が設けられている。詳しくは、分水栓
7は管路3に固定される分水栓サドル5に螺着され通水
口8を形成するものからなる。通水口8と相対向する管
路3側には穿孔4が貫通形成される。管路3は樹脂管又
はセメント管からなるライニング部3bとこれを被包す
る鉄管3aからなる。穿孔4は管路3内の水に接するた
め発錆し易い。この部分に錆が発生すると管路3内に錆
水が進入すると共に通水口8側にも錆水が進入する。そ
のため、従来より図示のようなコア29を穿孔4に装着
し通水口8まわりを防錆していた。
【0003】すなわち、従来では図12に示すようなコ
ア29を図略の挿入機の先端に固定した挿入棒30によ
り穿孔4に装着していた。図11の分水栓7の上方キャ
ップ(図略)を取り外し図12,図13に示すように、
まず、挿入棒30にコア29を嵌め穿孔4に挿入棒30
を挿入する。次にコア29の先端側を押し拡げて管路3
のライニング部3bの縁部に係着させ、図14に示すよ
うに挿入棒30の鍔部31でコア29を軸線方向に押圧
する。次に、図15,図16に示すように挿入棒30を
戻り方向に移動させコア29を穿孔4側に固定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図12
等に示したコア29では次のような問題点がある。挿入
棒30によりコア29は穿孔4に押圧されるが積極的な
強い押圧力が作用しないためコア29の穿孔4側への圧
接が不十分および不均一になり易い。また、弾性変形お
よび可撓変形が不十分な構造のため穿孔4側に十分にな
じまない。また、コア29は先端に係止部31を形成し
ているが、係止構造が不十分であり、かつ挿入棒30に
より当該係止部31の押し付けが不十分なため十分な係
着が行われない。特に管路3の厚みが変化すると係着が
不十分になる。更に、挿入棒30は行き方向(挿入方
向)においてはコア29に有効に作用するが、戻り方向
においてはコア29の圧接作用に何等寄与しない。すな
わち、戻り方向のストロークが有効利用がされていな
い。更に、図11に示すように、コア29は穿孔4にの
み挿着され通水口8には何等係合してはいない。以上の
構造のため、従来技術の防錆方法では穿孔4まわりの発
錆が完全に押えられず、かつ通水口8側への錆洩れが生
じる問題点があった。
【0005】本発明は、以上の問題点を解決するもの
で、挿入棒の往復動により本発明に係わる密着コアを通
水口および穿孔に圧接および係着し、通水口まわりの完
全防錆を図ると共に、同一型式の分水栓を使用する各種
サイズの管路に共通に使用される管路分水栓通水口まわ
りの防錆方法とその使用部材を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の目的を
達成するために、分水栓の通水口(内径D1)および前
記通水口と相対向する管路側の穿孔(内径D2<D1)間
に挿入機の先端に装着される挿入棒により密着コアを挿
入し前記穿孔および前記通水口まわりを防錆保護する防
錆方法であって、前記通水口および穿孔に挿通可能で挿
入先端側に係止部を形成しゴム部材で被覆される弾性可
撓部材の前記密着コアを前記挿入棒を挿入方向に移動し
て前記通水口および穿孔に挿通させ前記係止部を係着方
向に拡径すると共に、前記挿入棒を戻り方向に移動し、
前記挿入棒に形成される前記密着コアの内径(D3)よ
りも大径の円筒部により前記密着コアを内部から押圧
し、前記通水口および穿孔に圧接係着する管路分水栓通
水口まわりの防錆方法を特徴とするものである。また、
前記防錆方法に直接使用される弾性可撓の使用部材であ
って、前記通水口の内径D1よりもやや小径の外径d1
拡径部と段付部を介して縮径し前記穿孔の内径D2より
もやや小径の外径d2の縮径部を外周側に形成し、内周
側に内径D3の貫通孔を形成すると共に前記縮径部の挿
入先端部に内方側に向かって鉤形状に突出する係止部を
形成し、かつ前記拡径部と縮径部および係止部にゴム部
材を被着してなる密着コアを構成するものである。更
に、前記弾性可撓部材が銅部材からなることを特徴とす
る。また、前記密着コアを挿入するため直接使用される
使用部材であって、前記挿入機に装着されるねじ部を最
上部に形成し、中間部に前記密着コアの貫通孔の内径D
3にほぼ等しい外径d3の円筒状のガイド部を形成し、か
つ挿入側の先端部に先端側に向かって縮径するテーパ部
を形成しテーパ端の最小外径が少なくとも前記係止部の
内径よりも小径に形成される挿入棒本体と、該挿入棒本
体に着脱可能に装着され、下方側に向かって拡径するテ
ーパ部と該テーパ部の拡径部位に前記中間部の外径d3
よりも大径で、かつ前記密着コアの貫通孔の内径D3
りも大径の外径d5の円筒部とを有するビス部材を設け
てなる挿入棒を構成するものである。更に、前記密着コ
アの前記段付部から縮径部の先端までの軸長が、同一型
式の分水栓の装着される各種サイズの管路の中の最大の
肉厚のものに装着可能に形成されることを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】ゴム部材を被着した密着コアは挿入棒により通
水口と穿孔間に架設される位置まで挿入される。挿入工
程で密着コアの係止部が挿入棒により外方に拡げられ
る。挿入棒を引き上げ方向(戻り方法)に移動すると挿
入棒のビス部材の円筒部が密着コアの貫通孔を内部より
押圧し、密着コアの拡径部および縮径部を通水口および
穿孔に圧接し、かつ係止部を管路側に係着させる。以上
により、穿孔は完全にふさがれシールされる。また、密
着コアは通水口および穿孔に圧接保持されると共に係止
部により係着固持される。更に、密着コアの縮径部の軸
長が同一型式の分水栓を使用する最大肉厚の管路に対応
し得るものから形成されるため共通化が図れる。この場
合、薄い肉厚の管路に対しても縮径部が穿孔に密着し、
かつ係止部が穿孔端縁に係着するため密着コアは管路に
固持され防錆が図れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図1は本実施例の密着コアの装着状態を示す断面
図、図2は図1の密着コアの挿着部位の拡大一部断面
図、図3は本実施例の密着コアの詳細構造を示す断面
図、図4は本実施例の挿入棒の詳細構造を示す部分断面
を含む正面図、図5乃至図10は本実施例の密着コアの
挿着方法を説明するための密着コアまわりの断面図であ
る。
【0009】まず、図3により本実施例に使用される密
着コア1を説明する。密着コア1は上方側に形成される
外径d1の拡径部9と段付部11を介して下方側に形成
される外径d2(d2<d1)の縮径部10を形成し、内
部に内径D3の貫通孔12を形成する中空円筒体状のも
のからなる。拡径部9にはゴム部材のOリング13が環
着される円周溝14が凹設される。また、縮径部10の
挿入端(先端)には自由状態において内方に向かって鉤
形状に突出する突起部15を有する係止部16が形成さ
れる。なお、係止部16の突起部15の内径をD4とす
る。縮径部10の外周には薄肉のゴム部材のゴム筒体1
7が挿着される。ゴム筒体17の上方端のフランジ18
は段付部11に当接し、下方端の屈曲部19は係止部1
6に密接する。なお、ゴム筒体17は縮径部に接着剤等
により固着される。図3に示すように、拡径部9に環着
されたOリング13の自由状態における外径d1′は拡
径部9の外径d1よりやや大き目に形成される。また、
縮径部10に環着されたゴム筒体17の外径をd2′と
する。なお、密着コア1は銅部材から形成される。
【0010】次に、図4により挿入棒2の形状を説明す
る。挿入棒2は挿入棒本体2aとそれに着脱自在に螺着
されるビス部材2bとからなる。挿入棒本体は外径d3
の円筒状のガイド部20と、ガイド部20の上方側に形
成されるねじ部21と、ガイド部20より大径の鍔部2
2を形成するものからなる。なお、外径d3は密着コア
1の貫通孔12の内径D3よりやや小径のものからな
る。また、ガイド部20の先端には先端側に向かって縮
径するテーパ部23が形成され、テーパ部23の縮径端
の外径をd4とする。外径d4は密着コア1の係止部16
の内径D4よりやや小径のものからなる。一方、ビス部
材2bは、下方に向かって拡径するテーパ部24と、拡
径端から円筒状に形成される外径d5の円筒部25とか
らなり、テーパ部24の縮径部の外径はガイド部20の
外径d4とほぼ同一寸法に形成される。また、円筒部2
5の外径d5は密着コア1の貫通孔12の内径D3より大
径に形成される。
【0011】図1において、管路3は鉄管3aとその内
側にライニング部3bとを一体的に積重したものからな
る。ライニング部3bは樹脂又はセメントからなる。管
路3の肉厚をtとする。管路3の一部にはその内部に連
通する内径D2(図1,図2)の穿孔4が形成される。
管路3の外周は上サドル5aおよび下サドル5bからな
る分水栓サドル5により覆われる。なお、両サドル5
a,5bはボルト6により連結され管路3に固定され
る。上サドル5aと管路3の外周間の空隙にはガスケッ
ト26が介入される。また、上サドル5aにはねじ孔2
7が形成される。図1および図2に示すように、分水栓
7はねじ孔27に螺着され内径D1の通水口8が形成さ
れる。図1および図2に示すように、密着コア1は通水
口8と穿孔4間に架設され図示のような形態で装着され
る。後に詳しく説明するが、密着コア1はOリング13
および拡径部9を通水口8に圧接し、縮径部10のゴム
筒体17の外周を穿孔4に圧接して両者間に装着され、
管路3のライニング部3b側の穿孔4の端縁部に係止部
16を係着した状態で嵌着される。なお、図1,図2に
示すように、管路3の肉厚tに較べて密着コア1の縮径
部10の軸長が長い場合が示されているが、最大肉厚の
管路3の場合には密着コア1の段付部11(正確にはフ
ランジ18)が鉄管3aの外周に近接する。
【0012】図1に示すように、分水栓7の通水口8と
同一軸線上には挿入機28に装着された挿入棒2が配置
される。
【0013】次に、図5乃至図10により挿入棒2を用
いて密着コア1を管路3側に装着する作用について説明
する。なお、挿入棒2の装着される挿入機28は公知の
もので図5等には装着部のみ表示される。まず、挿入棒
2を挿入棒本体2aとビス部材2bとに分離し、密着コ
ア1を挿入棒本体2aのガイド部20に挿入する。この
場合、密着コア1の係止部16の突起部15はテーパ部
23の縮径端の外径d4の位置にセットする。次に、ビ
ス部材2bを挿入棒本体2aに螺着する。図5は前記の
ようにして挿着された密着コア1を設けた挿入棒2が分
水栓7の通水口8内に挿入された状態を示すものであ
る。
【0014】図6は図5の状態の挿入棒2を更に深く挿
入し密着コア1の先端側を管路3の穿孔4から突出させ
た状態を示す。前記したように通水口8の内径D1は密
着コア1の拡径部9の外径d1およびOリング13の外
径d1′(図3)より大径であり、かつ縮径部10の外
径d2とそれに固着されるゴム筒体17の外径d2′(図
3)が穿孔4の内径D2よりも小径のため密着コア1は
通水口8および穿孔4を楽に挿通し、段付部11が管路
3の鉄管3aの外周に当接するまで密着コア1および挿
入棒2が挿入される。次に、図7に示すように、挿入棒
2を更に挿入方向に押し下げると、密着コア1は前記し
たようにその段付部11が管路3の鉄管3aの外周に当
接しているためそれ以上下がらない。挿入棒2のガイド
部20の外径d3は係止部16の突起部15の内径D4
りも大きいため、突起部15はテーパ部23により図7
に示すように外方に押され外開き形状に変形させられ
る。図8は挿入棒2の押し下げ端を示すもので、この位
置で挿入棒2の鍔部22が密着コア1の拡径部9の上端
面に当接する。図9は挿入棒2の引き上げ工程を示す。
挿入棒2のビス部材2bの円筒部25の外径d5は密着
コア1の貫通孔12の内径D3よりも大きい。そのた
め、挿入棒2を引き上げるとビス部材2bのテーパ部2
4と円筒部25により外開きされている係止部16がさ
らに外方に押され管路3のライニング部3bの内面に当
接して係着される。この場合、ゴム筒体17が圧縮変形
しライニング部3bに当接する。図10に示すように、
更に挿入棒2を引き上げると密着コア1の貫通孔12が
挿入棒2の円筒部25により内部より押され、密着コア
1の拡径部9および縮径部10が拡径される。そのた
め、拡径部9および拡径部9に環着されているOリング
13が通水口8に圧接し通水口8をシールする。また、
縮径部10がそれに固着されているゴム筒体17を介し
て穿孔4に圧接されシールする。なお、挿入棒2の円筒
部25の引き上げにより密着コア1の全体が上方に引き
上げられるため段付部11は管路3の鉄管3aの外周か
ら離れ、係止部16がライニング部3bの内壁に強く圧
接し係着される。図示していないが、更に挿入棒2を引
き上げることにより挿入棒2は密着コア1から離れ、密
着コア1は図1および図2に示したように通水口8と穿
孔4間に架設させて固持される。
【0015】以上のように、密着コア1は穿孔4に強く
圧接され、かつ穿孔4をシールするため管路3内の水が
穿孔4内に進入出来ず錆が発生しない。また、拡径部9
が通水口8に圧接され、かつ係止部16が管路3に係着
するため密着コア1は固持され不動状態に保持される。
また、係止部16はライニング部3bの内壁に圧接し、
かつ管路3内に殆ど出っ張らないため管路3内の流水の
抵抗にならない。
【0016】前記したように、本実施例の密着コア1は
同一型式の分水栓7を使用する最大径の管路3の肉厚に
見合う軸長を有するものからなる。そのため、小径の管
路3の場合には図1および図2等に示したように密着コ
ア1の段付部11と管路3間にはギャップが生じる。な
お、大径の管路3の場合は前記ギャップはほぼ無くな
る。しかしながら、密着コア1は通水口8および穿孔4
に固持されるため、このギャップは問題にならない。ま
た、同一型式の分水栓7を使用する管路3の場合には共
通の密着コア1が使用されるため取り扱いが極めて便利
であり、作業や製品管理がやり易い。
【0017】本実施例では密着コア1として銅部材を採
用し、Oリング13およびゴム筒体17のようなゴム部
材を用いたが、変形可能で、かつ剛性のある材料であれ
ば前記のものに限定するものではない。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、次のような顕著な効果
を奏する。 1)密着コアが分水栓の通水口および管路の穿孔に圧接
され、かつこれ等を完全にシールするため錆が発生せ
ず、また、分水栓側への水洩れも生じない。 2)同一型式の分水栓を用いる各種サイズの管路に単一
の共通の密着コアが使用され、製品管理の容易化,作業
効率の向上が図れ、かつコストダウンが図れる。 3)密着コアは分水栓と管路間に架設されて固持される
ため脱落が生じない。 4)密着コアの先端部が管路の内壁に常に係着し、内部
に出っ張らないため、流量抵抗を増大させない。 5)挿入棒と密着コアとの当接係合は、挿入棒の上下動
の双方において行われる。そのため、無駄な作業工程が
発生せず作業効率の向上が図れる。 6)構造が比較的簡単で、かつ安価に実施出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の密着コアの分水栓および管
路への装着状態を示す断面図。
【図2】図1における密着コアまわりの拡大一部断面
図。
【図3】本実施例の密着コアの詳細構造を示す拡大軸断
面図。
【図4】本実施例の挿入棒の全体構造を示す一部断面を
含む正面図。
【図5】本実施例の挿入棒による密着コアの挿入の初期
状態を示す一部断面図。
【図6】本実施例の挿入棒による密着コアの挿入状態を
示す一部断面図。
【図7】本実施例の挿入棒による密着コアの係止部の変
形状態を示す一部断面図。
【図8】本実施例の挿入棒の挿入下端を示す一部断面
図。
【図9】本実施例の挿入棒の引き上げ時における密着コ
アの拡径工程を示す一部断面図。
【図10】本実施例の挿入棒の引き上げによる密着コア
の通水口および穿孔への圧接状態を示す一部断面図。
【図11】従来のコアの挿着状態を示す断面図。
【図12】従来のコアの挿着初期工程を示す一部断面
図。
【図13】従来のコアの挿着途中工程を示す一部断面
図。
【図14】従来のコアの挿着終了状態を示す一部断面
図。
【図15】従来の挿入棒の引き上げ途中工程を示す一部
断面図。
【図16】従来の挿入棒の引き上げの最終状態を示す一
部断面図。
【符号の説明】
1 密着コア 2 挿入棒 2a 挿入棒本体 2b ビス部材 3 管路 3a 鉄管 3b ライニング部 4 穿孔 5 分水栓サドル 5a 上サドル 5b 下サドル 6 ボルト 7 分水栓 8 通水口 9 拡径部 10 縮径部 11 段付部 12 貫通孔 13 Oリング 14 円周溝 15 突起部 16 係止部 17 ゴム筒体 18 フランジ 19 屈曲部 20 ガイド部 21 ねじ部 22 鍔部 23 テーパ部 24 テーパ部 25 円筒部 26 ガスケット 27 ねじ孔 28 挿入機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分水栓の通水口(内径D1)および前記
    通水口と相対向する管路側の穿孔(内径D2<D1)間に
    挿入機の先端に装着される挿入棒により密着コアを挿入
    し前記穿孔および前記通水口まわりを防錆保護する防錆
    方法であって、前記通水口および穿孔に挿通可能で挿入
    先端側に係止部を形成しゴム部材で被覆される弾性可撓
    部材の前記密着コアを前記挿入棒を挿入方向に移動して
    前記通水口および穿孔に挿通させ前記係止部を係着方向
    に拡径すると共に、前記挿入棒を戻り方向に移動し、前
    記挿入棒に形成される前記密着コアの内径(D3)より
    も大径の円筒部により前記密着コアを内部から押圧し、
    前記通水口および穿孔に圧接係着することを特徴とする
    管路分水栓通水口まわりの防錆方法。
  2. 【請求項2】 前記防錆方法に直接使用される弾性可撓
    の使用部材であって、前記通水口の内径D1よりもやや
    小径の外径d1の拡径部と段付部を介して縮径し前記穿
    孔の内径D2よりもやや小径の外径d2の縮径部を外周側
    に形成し、内周側に内径D3の貫通孔を形成すると共に
    前記縮径部の挿入先端部に内方側に向かって鉤形状に突
    出する係止部を形成し、かつ前記拡径部と縮径部および
    係止部にゴム部材を被着してなる密着コア。
  3. 【請求項3】 前記弾性可撓部材が銅部材である請求項
    1又は2の密着コア。
  4. 【請求項4】 前記密着コアを挿入するため直接使用さ
    れる使用部材であって、前記挿入機に装着されるねじ部
    を最上部に形成し、中間部に前記密着コアの貫通孔の内
    径D3にほぼ等しい外径d3の円筒状のガイド部を形成
    し、かつ挿入側の先端部に先端側に向かって縮径するテ
    ーパ部を形成しテーパ端の最小外径が少なくとも前記係
    止部の内径よりも小径に形成される挿入棒本体と、該挿
    入棒本体に着脱可能に装着され、下方側に向かって拡径
    するテーパ部と該テーパ部の拡径部位に前記中間部の外
    径d3よりも大径で、かつ前記密着コアの貫通孔の内径
    3よりも大径の外径d5の円筒部とを有するビス部材を
    設けてなる挿入棒。
  5. 【請求項5】 前記密着コアの前記段付部から縮径部の
    先端までの軸長が、同一型式の分水栓の装着される各種
    サイズの管路の中の最大の肉厚のものに装着可能に形成
    されてなる請求項2又は3の密着コア。
JP5308593A 1993-11-16 1993-11-16 管路分水栓通水口まわりの防錆方法とその使用部材 Expired - Lifetime JP2602169B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5308593A JP2602169B2 (ja) 1993-11-16 1993-11-16 管路分水栓通水口まわりの防錆方法とその使用部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5308593A JP2602169B2 (ja) 1993-11-16 1993-11-16 管路分水栓通水口まわりの防錆方法とその使用部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07139678A true JPH07139678A (ja) 1995-05-30
JP2602169B2 JP2602169B2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=17982912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5308593A Expired - Lifetime JP2602169B2 (ja) 1993-11-16 1993-11-16 管路分水栓通水口まわりの防錆方法とその使用部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2602169B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010223258A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd 流体配管の防錆構造
JP4562057B2 (ja) * 2001-03-06 2010-10-13 コスモ工機株式会社 割t字管の撤去工法
JP2011089593A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Cosmo Koki Co Ltd 管接続装置
JP2014219085A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 前澤給装工業株式会社 分水栓密着コア
CN109296836A (zh) * 2018-11-30 2019-02-01 常州常发制冷科技有限公司 螺纹式密封管接头及其安装方法
CN109296835A (zh) * 2018-11-30 2019-02-01 常州常发制冷科技有限公司 插接式密封管接头及其安装方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01261594A (ja) * 1988-04-11 1989-10-18 Osaka Bosui Constr Co Ltd 内面硬質チューブライニング管に於ける分水栓口のシール工法及びシール部材

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01261594A (ja) * 1988-04-11 1989-10-18 Osaka Bosui Constr Co Ltd 内面硬質チューブライニング管に於ける分水栓口のシール工法及びシール部材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4562057B2 (ja) * 2001-03-06 2010-10-13 コスモ工機株式会社 割t字管の撤去工法
JP2010223258A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Waterworks Technology Development Organization Co Ltd 流体配管の防錆構造
JP2011089593A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Cosmo Koki Co Ltd 管接続装置
JP2014219085A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 前澤給装工業株式会社 分水栓密着コア
CN109296836A (zh) * 2018-11-30 2019-02-01 常州常发制冷科技有限公司 螺纹式密封管接头及其安装方法
CN109296835A (zh) * 2018-11-30 2019-02-01 常州常发制冷科技有限公司 插接式密封管接头及其安装方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2602169B2 (ja) 1997-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2642387B2 (ja) 圧力機器のホース接続構造
CA2459637C (en) Pipe coupling
EP0009368B1 (en) Pipe coupling and pipe joint connection
JPH07139678A (ja) 管路分水栓通水口まわりの防錆方法とその使用部材
GB2254119A (en) Tapping pipes
JP2673931B2 (ja) 管路分水栓通水口まわりの防錆方法及びその使用部材
KR20030027756A (ko) 아이조인트 및 이 아이조인트와 배관의 접속구조 및 그접속방법
JPH0771668A (ja) ライニング管用管継手
JP3139908B2 (ja) 管端面の防食キャップ
JP4358425B2 (ja) 管継手
JP2004068921A (ja) 流体管の分岐口防食構造及び分岐口防食方法
KR20040045453A (ko) 연결조립체
JP3813294B2 (ja) 防食スリーブの装着方法
JP5723160B2 (ja) 防錆部材
WO2020092556A1 (en) Fitting for connecting a main pipe liner to a branch conduit
JPH0741993Y2 (ja) 金属管穿孔部の防食スリーブ
JP3838897B2 (ja) 管分岐口への防錆ブッシュの取付け方法及びそれに用いられる管継手
JP3464825B2 (ja) 水道管防食用密着コア
JPH0213832Y2 (ja)
KR200321351Y1 (ko) 훅크붙이가스켓
JPH088394Y2 (ja) 金属管穿孔部の防食スリーブ
JP2006112634A (ja) 防食スリーブの装着工具
JPH0434314Y2 (ja)
JPS5832068Y2 (ja) 管継手
KR940007279Y1 (ko) 플랜지를 부착한 가스코크

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090129

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 13

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 14

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 15

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 16

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 17

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140129

EXPY Cancellation because of completion of term