JPH07139558A - 変位吸収継手 - Google Patents
変位吸収継手Info
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- JPH07139558A JPH07139558A JP5286525A JP28652593A JPH07139558A JP H07139558 A JPH07139558 A JP H07139558A JP 5286525 A JP5286525 A JP 5286525A JP 28652593 A JP28652593 A JP 28652593A JP H07139558 A JPH07139558 A JP H07139558A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トルク変動を吸収しつゝ高トルクの伝達を可
能にし、しかも両継手体間の偏心や偏角を弾性的に吸収
し得る、コンパクトな変位吸収継手を提供する。 【構成】 第1ハブ13hの外周面に第1伝達フィン1
3fを突設してなる第1継手体13と、第1ハブ13h
を囲繞する第2ハブ14に第1伝達フィン14fが貫通
する切欠部18を設けると共に、第2ハブ14h外周面
に第2伝達フィン14を突設してなる第1継手体13
と、第1及び第2伝達フィン13f,14f群を囲繞す
るリム15r内周面に第1,第2伝達フィン13f,1
4f間に介入する中間フィン15fを突設してなる中間
体15とを備え、各フィン13f,14f,15fの対
向面間を弾性部材16,17を介して連結し、第1伝達
フィン13fと切欠部18端面との当接により両継手体
13,14の相対回転角を制限する。
能にし、しかも両継手体間の偏心や偏角を弾性的に吸収
し得る、コンパクトな変位吸収継手を提供する。 【構成】 第1ハブ13hの外周面に第1伝達フィン1
3fを突設してなる第1継手体13と、第1ハブ13h
を囲繞する第2ハブ14に第1伝達フィン14fが貫通
する切欠部18を設けると共に、第2ハブ14h外周面
に第2伝達フィン14を突設してなる第1継手体13
と、第1及び第2伝達フィン13f,14f群を囲繞す
るリム15r内周面に第1,第2伝達フィン13f,1
4f間に介入する中間フィン15fを突設してなる中間
体15とを備え、各フィン13f,14f,15fの対
向面間を弾性部材16,17を介して連結し、第1伝達
フィン13fと切欠部18端面との当接により両継手体
13,14の相対回転角を制限する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1ハブに半径方向の
第1伝達フィンを突設してなる第1継手体と、第1伝達
フィンと略直交する方向に延びる第2伝達フィンを第2
ハブに突設してなる第2継手体と、第1及び第2伝達フ
ィンにそれぞれ変位可能に係合する中間体とを備えた変
位吸収継手の改良に関する。
第1伝達フィンを突設してなる第1継手体と、第1伝達
フィンと略直交する方向に延びる第2伝達フィンを第2
ハブに突設してなる第2継手体と、第1及び第2伝達フ
ィンにそれぞれ変位可能に係合する中間体とを備えた変
位吸収継手の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、かゝる変位吸収継手として、オル
ダム継手が知られている。このオルダム継手は、第1継
手体及び中間体の係合部、並びに第2継手体及び中間体
の係合部がそれぞれ摺動自在に嵌合する凹溝及び凸条か
らなっていて、それぞれの摺動方向が互いに90°ずれ
るように両係合部が配置されている。
ダム継手が知られている。このオルダム継手は、第1継
手体及び中間体の係合部、並びに第2継手体及び中間体
の係合部がそれぞれ摺動自在に嵌合する凹溝及び凸条か
らなっていて、それぞれの摺動方向が互いに90°ずれ
るように両係合部が配置されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなオルダム
継手では、係合部を構成する凹溝及び凸条間に摺動間隙
が存在するため、回転トルクの伝達中、トルク変動が起
こると、ガタつきによる騒音を発生する欠点がある。ま
た各継手体と中間体との間には緩衝部が存在しないた
め、係合部に叩き摩耗が生じ易いという欠点もある。
継手では、係合部を構成する凹溝及び凸条間に摺動間隙
が存在するため、回転トルクの伝達中、トルク変動が起
こると、ガタつきによる騒音を発生する欠点がある。ま
た各継手体と中間体との間には緩衝部が存在しないた
め、係合部に叩き摩耗が生じ易いという欠点もある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
ので、第1,第2継手体間のトルク変動及び偏心、偏角
を効果的に吸収し得るようにして、騒音や叩き摩耗を伴
うことなく回転トルクの伝達を行い得るコンパクトな前
記変位吸収継手を提供することを目的とする。
ので、第1,第2継手体間のトルク変動及び偏心、偏角
を効果的に吸収し得るようにして、騒音や叩き摩耗を伴
うことなく回転トルクの伝達を行い得るコンパクトな前
記変位吸収継手を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1ハブの外周面に第1伝達フィンを突
設する一方、第1ハブを囲繞するように第2ハブを配置
し、この第2ハブには、第1伝達フィンが貫通する切欠
と、該第2ハブ外周面から突出する第2伝達フィンとを
設け、円周方向で相隣る第1及び第2伝達フィンにそれ
ぞれ対向する複数の中間フィンを、第1,第2伝達フィ
ン群を囲繞する中間体のリム内周面に突設し、この中間
フィンと第1及び第2伝達フィンとの各対向面間を弾性
部材を介して連結し、第1伝達フィンと第2ハブの切欠
との回転方向対向面に、両ハブの相対回転角が一定値に
達すると無くなる間隙を設けたことを第1の特徴とす
る。
に、本発明は、第1ハブの外周面に第1伝達フィンを突
設する一方、第1ハブを囲繞するように第2ハブを配置
し、この第2ハブには、第1伝達フィンが貫通する切欠
と、該第2ハブ外周面から突出する第2伝達フィンとを
設け、円周方向で相隣る第1及び第2伝達フィンにそれ
ぞれ対向する複数の中間フィンを、第1,第2伝達フィ
ン群を囲繞する中間体のリム内周面に突設し、この中間
フィンと第1及び第2伝達フィンとの各対向面間を弾性
部材を介して連結し、第1伝達フィンと第2ハブの切欠
との回転方向対向面に、両ハブの相対回転角が一定値に
達すると無くなる間隙を設けたことを第1の特徴とす
る。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、第1伝
達フィンと第2ハブの切欠との回転方向対向面の少なく
とも一方に第1弾性ストッパ部材を付設したことを第2
の特徴とする。
達フィンと第2ハブの切欠との回転方向対向面の少なく
とも一方に第1弾性ストッパ部材を付設したことを第2
の特徴とする。
【0007】さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加
えて、第1,第2伝達フィンと中間体のリムとの半径方
向対向面の少なくとも一方に、第1及び第2ハブ間の偏
心量が一定値を超えると前記半径方向対向面間で圧縮さ
れる第2弾性ストッパ部材を付設したことを第3の特徴
とする。
えて、第1,第2伝達フィンと中間体のリムとの半径方
向対向面の少なくとも一方に、第1及び第2ハブ間の偏
心量が一定値を超えると前記半径方向対向面間で圧縮さ
れる第2弾性ストッパ部材を付設したことを第3の特徴
とする。
【0008】さらにまた本発明は、第1,第2又は第3
の特徴に加えて、中間体を第1及び第2継手体よりも低
密度の材料をもって成形したことを第4の特徴とする。
の特徴に加えて、中間体を第1及び第2継手体よりも低
密度の材料をもって成形したことを第4の特徴とする。
【0009】さらにまた本発明は、第1,第2,第3又
は第4の特徴に加えて、第2ハブの少なくとも一方の端
面に、駆動プーリ取付けのためのプーリ取付孔を設けた
ことを第5の特徴とする。
は第4の特徴に加えて、第2ハブの少なくとも一方の端
面に、駆動プーリ取付けのためのプーリ取付孔を設けた
ことを第5の特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
説明する。
【0011】先ず、図1ないし図3において、動力耕耘
機のフレームFにエンジンベッド1がボルト4により固
着される。このエンジンベッド1は、水平方向の底板1
aと、垂直に起立する側板1bと、これらを連結するパ
イプ枠1cとから構成されてL字状をなしている。底板
1aには、動力耕耘機の前後方向に並ぶ一対の弾性支持
部材3,3が取付けられており、これら弾性支持部材
3,3を介してエンジン2の底部が支持される。このエ
ンジン2は、クランク軸2aが動力耕耘機の左右方向へ
向くように配置される。即ち、ホリゾンタル型エンジン
である。
機のフレームFにエンジンベッド1がボルト4により固
着される。このエンジンベッド1は、水平方向の底板1
aと、垂直に起立する側板1bと、これらを連結するパ
イプ枠1cとから構成されてL字状をなしている。底板
1aには、動力耕耘機の前後方向に並ぶ一対の弾性支持
部材3,3が取付けられており、これら弾性支持部材
3,3を介してエンジン2の底部が支持される。このエ
ンジン2は、クランク軸2aが動力耕耘機の左右方向へ
向くように配置される。即ち、ホリゾンタル型エンジン
である。
【0012】また側板1bには本発明の変位吸収継手5
が付設され、この継手5を介してエンジン2のクランク
軸2aと第1及び第2駆動プーリ61 ,62 とが連結さ
れる。第1駆動プーリ61 は、動力耕耘機の変速機入力
軸7に固着した被動プーリ8にベルト91 を介して接続
され、第2駆動プーリ62 はベルト92 を介して図示し
ない作業機あるいは補機に接続される。
が付設され、この継手5を介してエンジン2のクランク
軸2aと第1及び第2駆動プーリ61 ,62 とが連結さ
れる。第1駆動プーリ61 は、動力耕耘機の変速機入力
軸7に固着した被動プーリ8にベルト91 を介して接続
され、第2駆動プーリ62 はベルト92 を介して図示し
ない作業機あるいは補機に接続される。
【0013】図4ないし図6において、変位吸収継手5
は、第1継手体13、第2継手体14、中間体15及び
これらを弾性的に連結する各複数の第1,第2弾性部材
16,17を主たる構成要素としており、これら弾性部
材はゴムで成形される。
は、第1継手体13、第2継手体14、中間体15及び
これらを弾性的に連結する各複数の第1,第2弾性部材
16,17を主たる構成要素としており、これら弾性部
材はゴムで成形される。
【0014】第1継手体13は、第1ハブ13hの外周
に一直径線上に並ぶ一対の第1伝達フィン13fを突設
して構成される。
に一直径線上に並ぶ一対の第1伝達フィン13fを突設
して構成される。
【0015】第2継手体14の第2ハブ14hは、第1
伝達フィン13fが貫通する切欠部18を有して第1ハ
ブ13hを囲繞するように配置される。この第2ハブ1
4hの外周に一対の第2伝達フィン14fが第1伝達フ
ィン13fと直交する方向へ突設される。
伝達フィン13fが貫通する切欠部18を有して第1ハ
ブ13hを囲繞するように配置される。この第2ハブ1
4hの外周に一対の第2伝達フィン14fが第1伝達フ
ィン13fと直交する方向へ突設される。
【0016】中間体15は、第1,第2伝達フィン13
f,14f群を囲繞するリム15rと、このリム15r
の内周面に突設されて第1,第2伝達フィン13f,1
4f間に介入する四個の中間フィン15fとからなって
おり、第1伝達フィン13fと、これに隣接する中間フ
ィン15fとの対向面間が第1弾性部材16を介して連
結され、また第1伝達フィン13fと、これに隣接する
中間フィン15fとの対向面が第2弾性部材17を介し
て連結される。各弾性部材の各フィンへの接合には焼付
け、接着等が用いられる。
f,14f群を囲繞するリム15rと、このリム15r
の内周面に突設されて第1,第2伝達フィン13f,1
4f間に介入する四個の中間フィン15fとからなって
おり、第1伝達フィン13fと、これに隣接する中間フ
ィン15fとの対向面間が第1弾性部材16を介して連
結され、また第1伝達フィン13fと、これに隣接する
中間フィン15fとの対向面が第2弾性部材17を介し
て連結される。各弾性部材の各フィンへの接合には焼付
け、接着等が用いられる。
【0017】第2ハブ14hの切欠部18端面に対向す
る第1伝達フィン13fの側面には第1弾性ストッパ部
材191 が付設される。
る第1伝達フィン13fの側面には第1弾性ストッパ部
材191 が付設される。
【0018】また、第1,第2伝達フィン13f,14
fとリム15rとの半径方向対向面の一方又は両方にゴ
ム製の第2弾性ストッパ部材192 が付設される。
fとリム15rとの半径方向対向面の一方又は両方にゴ
ム製の第2弾性ストッパ部材192 が付設される。
【0019】以上において、中間体15は、第1,第2
継手体13,14よりも低密度の材料で成形される。例
えば、第1,第2継手体13,14を鉄製とするとき、
中間体15は軽合金又は合成樹脂製とする。
継手体13,14よりも低密度の材料で成形される。例
えば、第1,第2継手体13,14を鉄製とするとき、
中間体15は軽合金又は合成樹脂製とする。
【0020】第1ハブ13hには、前記クランク軸2a
の延長軸20がボルト21により固着される。
の延長軸20がボルト21により固着される。
【0021】第2ハブ14hはクランク軸2aと反対側
で中間体15の外側方へ突出する筒軸22を有し、この
筒軸22にはボールベアリング23のインナレースが嵌
合され、そのアウタレースは、エンジンベッド1の側板
1b外側面にボルト24で固着されるベアリングホルダ
26により保持される。こうして第1,第2伝達フィン
13f,14f、中間体15及び第1,第2弾性部材1
6,17は、エンジンベッド1の側板1b内側に配置さ
れる。
で中間体15の外側方へ突出する筒軸22を有し、この
筒軸22にはボールベアリング23のインナレースが嵌
合され、そのアウタレースは、エンジンベッド1の側板
1b外側面にボルト24で固着されるベアリングホルダ
26により保持される。こうして第1,第2伝達フィン
13f,14f、中間体15及び第1,第2弾性部材1
6,17は、エンジンベッド1の側板1b内側に配置さ
れる。
【0022】第2ハブ14hの外端部及び内端部は、そ
れぞれプーリ取付孔としてのねじ孔251 ,252 を有
する第1及び第2取付部271 ,272 とされ、これら
に前記第1,第2駆動プーリ61 ,62 がねじ孔2
51 ,252 に螺合するボルト281 ,282 により固
着される。
れぞれプーリ取付孔としてのねじ孔251 ,252 を有
する第1及び第2取付部271 ,272 とされ、これら
に前記第1,第2駆動プーリ61 ,62 がねじ孔2
51 ,252 に螺合するボルト281 ,282 により固
着される。
【0023】図2,図7及び図8において、エンジン2
の、継手5側端面にブラケット29がボルト36により
固着される。このブラケット29は、エンジンベッド1
の側板1bの内側で上方へ延出すると共に側板1bに沿
って並ぶ一対の耳片29a,29aを一体に有してお
り、各耳片29aには、クランク軸2aの軸方向に間隔
を存して互いに対峙する一対のストッパ片30,31が
ボルト32により固着される。これらストッパ片30,
31間の中央部には、エンジンベッド1の側板1bにボ
ルト33で固着される支持片34が挿入配置され、この
支持片34には、両ストッパ片30,31に両端面を一
定の間隔を存して対向させるグロメット状の弾性部材3
5が取付けられる。
の、継手5側端面にブラケット29がボルト36により
固着される。このブラケット29は、エンジンベッド1
の側板1bの内側で上方へ延出すると共に側板1bに沿
って並ぶ一対の耳片29a,29aを一体に有してお
り、各耳片29aには、クランク軸2aの軸方向に間隔
を存して互いに対峙する一対のストッパ片30,31が
ボルト32により固着される。これらストッパ片30,
31間の中央部には、エンジンベッド1の側板1bにボ
ルト33で固着される支持片34が挿入配置され、この
支持片34には、両ストッパ片30,31に両端面を一
定の間隔を存して対向させるグロメット状の弾性部材3
5が取付けられる。
【0024】次にこの実施例の作用について説明する。
【0025】エンジン2が運転されると、そのクランク
軸2aの回転トルクは、第1継手体13から第1弾性部
材16、中間体15、第2継手体14を順次経て第1,
第2駆動プーリ61 ,62 へ伝達し、更にベルト91 ,
92 をそれぞれ介して所定の負荷へと伝達し、それらを
駆動する。
軸2aの回転トルクは、第1継手体13から第1弾性部
材16、中間体15、第2継手体14を順次経て第1,
第2駆動プーリ61 ,62 へ伝達し、更にベルト91 ,
92 をそれぞれ介して所定の負荷へと伝達し、それらを
駆動する。
【0026】この間、複数の第1弾性部材16のうち第
1伝達フィン13fに対し回転方向R(図5参照)前方
に隣接するものは上記回転トルクにより圧縮され、回転
方向R後方に隣接するものは引張られる。また複数の第
2弾性部材17においては、第2伝達フィン14fに対
し回転方向R後方に隣接するものが圧縮され、回転方向
R前方へ隣接するものが引張られる。
1伝達フィン13fに対し回転方向R(図5参照)前方
に隣接するものは上記回転トルクにより圧縮され、回転
方向R後方に隣接するものは引張られる。また複数の第
2弾性部材17においては、第2伝達フィン14fに対
し回転方向R後方に隣接するものが圧縮され、回転方向
R前方へ隣接するものが引張られる。
【0027】こうして、第1,第2弾性部材16,17
は圧縮と伸びの変形を伴いつゝトルク伝達を行うので、
トルク変動を吸収することができる。しかも、特に回転
トルクにより圧縮される第1,第2弾性部材16,17
は高ばね定数特性を発揮するので、高トルクの伝達を可
能にする。その際、両継手体13,14の相対回転角の
増大により、第1,第2弾性部材16,17の圧縮変形
が所定値以上進むと、第1弾性ストッパ部材191 が第
1伝達フィン13fと第2ハブ14hとの間で圧縮され
るようになり、第1伝達フィン13fと第2ハブ14h
との衝撃的な当接を回避しつゝ、前記相対回転角の過度
の増加を抑えることができる。
は圧縮と伸びの変形を伴いつゝトルク伝達を行うので、
トルク変動を吸収することができる。しかも、特に回転
トルクにより圧縮される第1,第2弾性部材16,17
は高ばね定数特性を発揮するので、高トルクの伝達を可
能にする。その際、両継手体13,14の相対回転角の
増大により、第1,第2弾性部材16,17の圧縮変形
が所定値以上進むと、第1弾性ストッパ部材191 が第
1伝達フィン13fと第2ハブ14hとの間で圧縮され
るようになり、第1伝達フィン13fと第2ハブ14h
との衝撃的な当接を回避しつゝ、前記相対回転角の過度
の増加を抑えることができる。
【0028】またエンジン2の振動は、一対の弾性支持
部材3,3と変位吸収継手5とにより吸収される。特に
エンジン2の振動によりクランク軸2aに偏心荷重また
は偏角荷重が加わると、第1,第2弾性部材16,17
に交互に剪断または捩り方向の荷重が作用するが、剪断
や捩りに対し各弾性部材16,17は比較的低いばね定
数特性を発揮するので、クランク軸2に一体的に連結し
た第1継手体13の偏心及び偏角運動はスムーズに吸収
される。このとき、第1,第2弾性部材16,17の剪
断変形が所定値以上に進むと、第1,第2伝達フィン1
3f,14fとリム15rとの間で第2弾性ストッパ部
材192 が圧縮されるようになり、第1,第2伝達フィ
ン13f,14fとリム15rとの衝撃的な当接を回避
しつゝ、第1継手体13の過度の偏心を抑えることがで
きる。
部材3,3と変位吸収継手5とにより吸収される。特に
エンジン2の振動によりクランク軸2aに偏心荷重また
は偏角荷重が加わると、第1,第2弾性部材16,17
に交互に剪断または捩り方向の荷重が作用するが、剪断
や捩りに対し各弾性部材16,17は比較的低いばね定
数特性を発揮するので、クランク軸2に一体的に連結し
た第1継手体13の偏心及び偏角運動はスムーズに吸収
される。このとき、第1,第2弾性部材16,17の剪
断変形が所定値以上に進むと、第1,第2伝達フィン1
3f,14fとリム15rとの間で第2弾性ストッパ部
材192 が圧縮されるようになり、第1,第2伝達フィ
ン13f,14fとリム15rとの衝撃的な当接を回避
しつゝ、第1継手体13の過度の偏心を抑えることがで
きる。
【0029】一方、駆動プーリ61 ,62 を一体的に連
結した第2継手体14はベアリング25を介してエンジ
ンベッド1に支承されるので、第1継手体13の偏心、
偏角運動に拘らず、第2継手体14は振動せず、一定位
置を保ち続けることができ、ベルト91 ,92 への振動
の伝達を防ぐことができる。
結した第2継手体14はベアリング25を介してエンジ
ンベッド1に支承されるので、第1継手体13の偏心、
偏角運動に拘らず、第2継手体14は振動せず、一定位
置を保ち続けることができ、ベルト91 ,92 への振動
の伝達を防ぐことができる。
【0030】このように変位吸収継手5はエンジン2に
対する弾性支持機能を発揮することから、エンジン2の
底部を支持する弾性支持部材3は一対で足りる。結局、
エンジン2は3点支持となる。
対する弾性支持機能を発揮することから、エンジン2の
底部を支持する弾性支持部材3は一対で足りる。結局、
エンジン2は3点支持となる。
【0031】また、エンジン2の頭部がクランク軸2a
の軸線方向へ大きく揺動する場合には、エンジン2と共
に揺動する一対のストッパ片30,31がエンジンベッ
ド1側の支持片34に支持された弾性部材35に交互に
当接して圧縮変形を与えるようになり、エンジン2の揺
動量の過度の増大を緩衝的に抑えることができる。
の軸線方向へ大きく揺動する場合には、エンジン2と共
に揺動する一対のストッパ片30,31がエンジンベッ
ド1側の支持片34に支持された弾性部材35に交互に
当接して圧縮変形を与えるようになり、エンジン2の揺
動量の過度の増大を緩衝的に抑えることができる。
【0032】また、変位吸収継手5において、最も大径
の中間体5は、第1,第2継手体13,14よりも低密
度の材料で成形されているので、多少の重量アンバラン
スがあっても高速回転時、大なる振動の発生を防ぐこと
ができる。
の中間体5は、第1,第2継手体13,14よりも低密
度の材料で成形されているので、多少の重量アンバラン
スがあっても高速回転時、大なる振動の発生を防ぐこと
ができる。
【0033】図9は変位吸収継手5の一部変形例を示す
もので、両継手体13,14の相対回転角の規制を緩衝
的に行う第2弾性ストッパ部材192 を第2ハブ14h
の切欠部18端面に付設したものである。また、この変
形例の第2弾性ストッパ部材192 と図5の第2弾性ス
トッパ部材192 とを組合せることもできる。
もので、両継手体13,14の相対回転角の規制を緩衝
的に行う第2弾性ストッパ部材192 を第2ハブ14h
の切欠部18端面に付設したものである。また、この変
形例の第2弾性ストッパ部材192 と図5の第2弾性ス
トッパ部材192 とを組合せることもできる。
【0034】上記各実施例においては、本発明の要旨を
逸脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、第2ハブ14hを駆動側、第1ハブ13hを被動側
に配置することもできる。また本発明は、動力耕耘機に
限らず種々の動力作業機に適用することができる。
逸脱することなく、種々の設計変更が可能である。例え
ば、第2ハブ14hを駆動側、第1ハブ13hを被動側
に配置することもできる。また本発明は、動力耕耘機に
限らず種々の動力作業機に適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、第1ハブの外周面に第1伝達フィンを突設する一
方、第1ハブを囲繞するように第2ハブを配置し、この
第2ハブには、第1伝達フィンが貫通する切欠と、該第
2ハブ外周面から突出する第2伝達フィンとを設け、円
周方向で相隣る第1及び第2伝達フィンにそれぞれ対向
する複数の中間フィンを、第1,第2伝達フィン群を囲
繞する中間体のリム内周面に突設し、この中間フィンと
第1及び第2伝達フィンとの各対向面間を弾性部材を介
して連結し、第1伝達フィンと第2ハブの切欠との回転
方向対向面に、両ハブの相対回転角が一定値に達すると
無くなる間隙を設けたので、第1,第2弾性部材に圧縮
荷重を加えて高トルクの伝達を可能にすると共に、第
1,第2弾性部材の圧縮変形によりトルク変動を吸収す
ることができ、また第1,第2弾性部材の剪断や捩り変
形により両継手体間の偏心や偏角をスムーズに吸収する
ことができる。しかもガタの発生部も存在しないから、
作動騒音の問題も解消される。さらに両継手体及び中間
体の同心配置により、継手全体のコンパクト化を図るこ
とができる。またさらに、第1伝達フィンと第2ハブの
切欠部端面との当接により両継手体の相対回転角の過度
の増加を抑制し、第1,第2弾性部材の耐久性の向上を
図ることができる。
ば、第1ハブの外周面に第1伝達フィンを突設する一
方、第1ハブを囲繞するように第2ハブを配置し、この
第2ハブには、第1伝達フィンが貫通する切欠と、該第
2ハブ外周面から突出する第2伝達フィンとを設け、円
周方向で相隣る第1及び第2伝達フィンにそれぞれ対向
する複数の中間フィンを、第1,第2伝達フィン群を囲
繞する中間体のリム内周面に突設し、この中間フィンと
第1及び第2伝達フィンとの各対向面間を弾性部材を介
して連結し、第1伝達フィンと第2ハブの切欠との回転
方向対向面に、両ハブの相対回転角が一定値に達すると
無くなる間隙を設けたので、第1,第2弾性部材に圧縮
荷重を加えて高トルクの伝達を可能にすると共に、第
1,第2弾性部材の圧縮変形によりトルク変動を吸収す
ることができ、また第1,第2弾性部材の剪断や捩り変
形により両継手体間の偏心や偏角をスムーズに吸収する
ことができる。しかもガタの発生部も存在しないから、
作動騒音の問題も解消される。さらに両継手体及び中間
体の同心配置により、継手全体のコンパクト化を図るこ
とができる。またさらに、第1伝達フィンと第2ハブの
切欠部端面との当接により両継手体の相対回転角の過度
の増加を抑制し、第1,第2弾性部材の耐久性の向上を
図ることができる。
【0036】また本発明の第2の特徴によれば、第1伝
達フィンと第2ハブの切欠との回転方向対向面の少なく
とも一方に第1弾性ストッパ部材を付設したので、弾性
ストッパの圧縮変形により、両継手体の相対回転角の規
制を緩衝的に行うことができ、伝達フィン及び第2ハブ
の耐久性の向上がもたらされる。
達フィンと第2ハブの切欠との回転方向対向面の少なく
とも一方に第1弾性ストッパ部材を付設したので、弾性
ストッパの圧縮変形により、両継手体の相対回転角の規
制を緩衝的に行うことができ、伝達フィン及び第2ハブ
の耐久性の向上がもたらされる。
【0037】さらに本発明の第3の特徴によれば、第
1,第2伝達フィンと中間体のリムとの半径方向対向面
の少なくとも一方に、第1及び第2ハブ間の偏心量が一
定値を超えると前記半径方向対向面間で圧縮される第2
弾性ストッパ部材を付設したので、弾性ストッパの圧縮
変形により、両継手体間の過度の偏心を緩衝的に規制す
ると共に、中間体の耐久性を確保することができる。
1,第2伝達フィンと中間体のリムとの半径方向対向面
の少なくとも一方に、第1及び第2ハブ間の偏心量が一
定値を超えると前記半径方向対向面間で圧縮される第2
弾性ストッパ部材を付設したので、弾性ストッパの圧縮
変形により、両継手体間の過度の偏心を緩衝的に規制す
ると共に、中間体の耐久性を確保することができる。
【0038】さらにまた本発明の第4の特徴によれば、
第1,第2又は第3の特徴に加えて、中間体を第1及び
第2継手体よりも低密度の材料をもって成形したので、
重量アンバランスによる中間体の回転振動を極力抑える
ことができる。
第1,第2又は第3の特徴に加えて、中間体を第1及び
第2継手体よりも低密度の材料をもって成形したので、
重量アンバランスによる中間体の回転振動を極力抑える
ことができる。
【0039】さらにまた本発明の第5の特徴によれば、
第1,第2,第3又は第4の特徴に加えて、第2ハブの
少なくとも一方の端面に、駆動プーリの取付けのための
プーリ取付孔を設けたので、第2ハブに駆動プーリを直
接的に取付けることが可能となり、各種作業機をベルト
駆動することができる。
第1,第2,第3又は第4の特徴に加えて、第2ハブの
少なくとも一方の端面に、駆動プーリの取付けのための
プーリ取付孔を設けたので、第2ハブに駆動プーリを直
接的に取付けることが可能となり、各種作業機をベルト
駆動することができる。
【図1】本発明の変位吸収継手を備えた動力耕耘機の側
面図
面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図3の要部拡大図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】変位吸収継手の斜視図
【図7】図2の7−7線拡大断面図
【図8】図7の8−8線断面図
【図9】変位吸収継手の一部変形例を示す、図5と同様
の断面図
の断面図
5 変位吸収継手 61 ,62 駆動プーリ 13 第1継手体 13f 第1伝達フィン 13h 第1ハブ 14 第2継手体 14f 第2伝達フィン 14h 第2ハブ 15 中間体 15f 中間フィン 15r リム 16 弾性部材 17 弾性部材 18 切欠部 191 第1弾性ストッパ部材 192 第2弾性ストッパ部材 251 ,252 プーリ取付孔としてのねじ孔
Claims (5)
- 【請求項1】 第1ハブ(13h)に半径方向の第1伝
達フィン(13f)を突設してなる第1継手体(13)
と、第1伝達フィン(13f)と略直交する方向に延び
る第2伝達フィン(14f)を第2ハブ(14h)に突
設してなる第2継手体(14)と、第1及び第2伝達フ
ィン(13f,14f)にそれぞれ変位可能に係合する
中間体(15)とを備えた変位吸収継手において、 第
1ハブ(13h)の外周面に第1伝達フィン(13f)
を突設する一方、第1ハブ(13h)を囲繞するように
第2ハブ(14h)を配置し、この第2ハブ(14h)
には、第1伝達フィン(13f)が貫通する切欠(1
8)と、該第2ハブ(14h)外周面から突出する第2
伝達フィン(14f)とを設け、円周方向で相隣る第1
及び第2伝達フィン(13f,14f)にそれぞれ対向
する複数の中間フィン(15f)を、第1,第2伝達フ
ィン(13f,14f)群を囲繞する中間体(15)の
リム(15r)内周面に突設し、この中間フィン(15
f)と第1及び第2伝達フィン(13f,14f)との
各対向面間を弾性部材(16,17)を介して連結し、
第1伝達フィン(13f)と第2ハブ(14h)の切欠
(18)との回転方向対向面に、両ハブ(13h,14
h)の相対回転角が一定値に達すると無くなる間隙を設
けたことを特徴とする変位吸収継手。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 第1伝達フィン(13f)と第2ハブ(14h)の切欠
(18)との回転方向対向面の少なくとも一方に第1弾
性ストッパ部材(191 )を付設したことを特徴とす
る、変位吸収継手。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のものにおいて、 第1,第2伝達フィン(13f,14f)と中間体(1
5)のリム(15r)との半径方向対向面の少なくとも
一方に、第1及び第2ハブ(13h,14h)間の偏心
量が一定値を超えると前記半径方向対向面間で圧縮され
る第2弾性ストッパ部材(192 )を付設したことを特
徴とする、変位吸収継手。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のものにおい
て、 中間体(15)を第1及び第2継手体(13,14)よ
りも低密度の材料をもって成形したことを特徴とする、
変位吸収継手。 - 【請求項5】 請求項1,2,3又は4記載のものにお
いて、 第2ハブ(14h)の少なくとも一方の端面に、駆動プ
ーリ(61 ,62 )の取付けのためのプーリ取付孔(2
51 ,252 )を設けたことを特徴とする、変位吸収継
手。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28652593A JP3342133B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 変位吸収継手 |
US08/177,681 US5531642A (en) | 1993-11-16 | 1994-01-05 | Vibration-proof power take-off device for engine including two displacement absorbing joint members connected by a resilient member |
DE69411354T DE69411354T2 (de) | 1993-11-16 | 1994-01-05 | Schwingungsdämpfende Vorrichtung für eine Zapfwelle einer Brennkraftmaschine, und Wellenkupplung mit Ausrichtennachstellung |
AT94300049T ATE167918T1 (de) | 1993-11-16 | 1994-01-05 | Schwingungsdämpfende vorrichtung für eine zapfwelle einer brennkraftmaschine, und wellenkupplung mit ausrichtennachstellung |
EP94300049A EP0655563B1 (en) | 1993-11-16 | 1994-01-05 | Vibration-proof power take-off device for engine and shaft displacement absorbing coupling |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28652593A JP3342133B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 変位吸収継手 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07139558A true JPH07139558A (ja) | 1995-05-30 |
JP3342133B2 JP3342133B2 (ja) | 2002-11-05 |
Family
ID=17705545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28652593A Expired - Fee Related JP3342133B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | 変位吸収継手 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3342133B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016017280A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | ニッタ株式会社 | シャフト用構造体、雄型部材、及び雌型部材 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4999336B2 (ja) * | 2006-03-09 | 2012-08-15 | 本田技研工業株式会社 | 車両用アクティブサスペンション装置 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP28652593A patent/JP3342133B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016017280A1 (ja) * | 2014-07-31 | 2016-02-04 | ニッタ株式会社 | シャフト用構造体、雄型部材、及び雌型部材 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3342133B2 (ja) | 2002-11-05 |
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