JPH07139402A - スロットルの検出開度補正装置 - Google Patents

スロットルの検出開度補正装置

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JPH07139402A
JPH07139402A JP28891493A JP28891493A JPH07139402A JP H07139402 A JPH07139402 A JP H07139402A JP 28891493 A JP28891493 A JP 28891493A JP 28891493 A JP28891493 A JP 28891493A JP H07139402 A JPH07139402 A JP H07139402A
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Japan
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opening
throttle
engine
movable member
throttle valve
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Application number
JP28891493A
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English (en)
Inventor
Tomomitsu Terakawa
川 智 充 寺
Masaru Shimizu
水 勝 清
Yoshinori Taguchi
口 義 典 田
Mitsuo Yoshikawa
川 光 生 吉
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 スロットルセンサの取付誤差,センサ自体の
特性のばらつき,経時変化による誤差等を補正し、正し
い開度を検出する。 【構成】 スロットル開度を定める可動部材が、機械的
に定まる2つの限界位置にある時に、それぞれセンサの
出力L1,L2を入力してそれらを保持し、最新の検出
値Lsと保持されたL1,L2に基づいて、補正された
現開度を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スロットルの検出開度
補正に関し、例えば自動車などのエンジンのスロットル
開度を自動的に制御する装置において利用しうる。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車において、エンジンのアイ
ドリング回転数制御,トラクション制御,あるいは定速
走行制御などの自動制御を実施しようとする場合、スロ
ットル弁の開度を所定のアクチュエ−タを用いて、例え
ば電気的に調整する必要がある。またこの種の制御を実
施する場合、同時に、スロットル弁の開度を検出するス
ロットルセンサを設置する必要がある。即ち、スロット
ルセンサによって実際のスロットル弁開度を検出し、検
出したスロットル弁の実開度と予め設定した目標値との
差を零にするように、アクチュエ−タの位置を調整する
フィ−ドバック制御を実施することにより、精度の高い
スロットル弁開度調整が実現する。
【0003】このようなスロットル制御系においては、
スロットルセンサの検出値に誤差があると、その誤差に
よってスロットル開度にも同様の誤差が生じるので、ス
ロットルセンサの検出誤差を小さくする必要がある。し
かしスロットルセンサにおいては、製造時の特性のばら
つきによる誤差,それをエンジンに取付る時の位置のば
らつきによる取付誤差,および経年変化による誤差が生
じうるので、これら全ての誤差を小さくするのは非常に
難しく、コストもかかる。
【0004】そこで、スロットルセンサの検出誤差を、
制御装置による補正処理によって低減することが従来よ
り提案されている。例えば、特開昭61−89949号
公報の技術では、エンジンの運転状態を監視し、予め定
めた運転状態の時のスロットルセンサの検出開度と予め
定めた値との偏差に基づいて、検出開度を補正するよう
に制御している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、エンジ
ンの運転状態は、エンジンを制御する装置の影響を受け
るので、不安定であり、常に微妙に変化したり、急にス
テップ状に変化を生ずる場合がある。また、スロットル
開度が変化してからエンジンの運転状態が変化するまで
に時間的な遅れが生じるので、エンジンの運転状態が変
化する状況においては、スロットル開度とエンジンの運
転状態との相関は小さい。従って、エンジンの運転状態
に基づいてスロットルセンサの検出誤差を補正する場合
には、補正後にも比較的大きな検出誤差が生じる可能性
がある。
【0006】従って本発明は、スロットルセンサの検出
誤差を低減し、スロットル開度制御の精度の改善を可能
にすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のスロットルの検出開度補正装置は、エンジ
ンのスロットル弁の開度を調整する可動部材(SV)の
位置を検出するスロットル開度検出手段(SS);前記
可動部材と係合可能に構成された駆動部材(12)を含
み、電気的な制御により前記駆動部材を駆動自在な第1
の駆動手段(13);前記可動部材に、スロットル弁が
開く方向及びスロットル弁が閉じる方向のいずれか一方
の力を与える第2の駆動手段(sp3,1A);該第2
の駆動手段の動きを機械的に規制する第1の限界位置を
定める、第1の位置規制手段(16a);エンジンが動
作している時に、前記可動部材にスロットル弁が開く方
向及びスロットル弁が閉じる方向のいずれか他方の、前
記第2の駆動手段よりも大きな力を与え、エンジンが停
止している時にはその力を低減もしくは消失する第3の
駆動手段(15,19);該第3の駆動手段の動きを機
械的に規制する第2の限界位置を定める、第2の位置規
制手段(16b);エンジンが動作中か否かを示す信号
を出力する動作検出手段(NE);及び少なくとも前記
動作検出手段の出力と前記第1の駆動手段の状態とを監
視して状態を識別し、前記第1の駆動手段が駆動停止状
態でしかもエンジンが停止状態の時に前記スロットル開
度検出手段が出力する第1の開度情報(D1)と、エン
ジンが動作中でしかも前記第1の駆動手段が駆動停止状
態である時に、前記スロットル開度検出手段が出力する
第2の開度情報(D2)とを保持し、保持された前記第
1の開度情報及び第2の開度情報と、スロットル開度検
出手段が出力する現検出開度情報とに基づいて、補正さ
れた検出開度情報を出力する、検出開度補正手段(2
0);を備える。
【0008】また請求項2の発明では、前記第1の駆動
手段が駆動停止状態の時にアクセルペダルと係合可能な
位置に移動するリンク部材が更に前記可動部材に連結さ
れ、更にアクセルペダルの位置を検出するアクセル開度
検出手段を含み、前記検出開度補正手段は、前記リンク
部材とアクセルペダルとが係合するアクセル開度の時に
は、前記第1の開度情報及び第2の開度情報の更新を禁
止する、ように構成する。
【0009】また請求項3の発明では、前記第2の駆動
手段は、スロットル弁が開く方向の力を前記可動部材に
与えるばね部材を含み、前記第3の駆動手段は、エンジ
ンが動作時に発生する負圧によりスロットル弁が閉じる
方向の力を前記可動部材に与える負圧アクチュエ−タを
含む。
【0010】なお上記括弧内に示した記号は、後述する
実施例中の対応する要素の符号を参考までに示したもの
であるが、本発明の各構成要素は実施例中の具体的な要
素のみに限定されるものではない。
【0011】
【作用】本発明においては、スロットル弁の開度を調整
する可動部材(SV)は、第1の駆動手段(13),第
2の駆動手段(sp3,1A),及び第3の駆動手段
(15,19)によって駆動される。第1の駆動手段
は、可動部材をスロットル弁が開く方向及びスロットル
弁が閉じる方向のいずれにも駆動でき、任意の位置に可
動部材を位置決めできる。第2の駆動手段は、可動部材
をスロットル弁が開く方向及びスロットル弁が閉じる方
向のいずれか一方に駆動するが、第1の位置規制手段
(16a)によって定まる第1の限界位置に達すると、
その駆動力の影響はなくなる。また第3の駆動手段は、
エンジンが動作している時に、可動部材にスロットル弁
が開く方向及びスロットル弁が閉じる方向のいずれか他
方の、前記第2の駆動手段よりも大きな力を与え、エン
ジンが停止している時にはその力を低減もしくは消失す
る。また第2の位置規制手段(16b)によって定まる
第2の限界位置に達すると、第3の駆動手段の駆動力の
影響はなくなる。
【0012】従って、第1の駆動手段が駆動停止状態で
ある時には、スロットル開度を決定する可動部材の位置
は、第2の駆動手段の力と第3の駆動手段の力とのバラ
ンスによって決定される。エンジンが動作している時に
は、前者より後者の力の方が大きく、エンジンが停止し
ている時には、前者の方が後者の力よりも大きい。ま
た、第2の駆動手段の力が第3の駆動手段の力より大き
い時には、第1の限界位置に達した位置で可動部材が停
止し、第2の駆動手段の力より第3の駆動手段の力が大
きい時には、第2の限界位置に達した位置で可動部材が
停止する。従って、第1の駆動手段が駆動停止状態で、
しかもエンジンが停止している時には、スロットル開度
を決定する可動部材の位置は、第1の位置規制手段によ
って定まる第1の限界位置に存在し、エンジンが動作中
でしかも第1の駆動手段が駆動停止状態である時には、
可動部材の位置は、第2の位置規制手段によって定まる
第2の限界位置に存在する。
【0013】そこで、検出開度補正手段(20)は、動
作検出手段(NE)の出力に基づいてエンジンが動作中
か否かを識別するとともに、第1の駆動手段の状態を監
視し、第1の駆動手段が駆動停止状態でしかもエンジン
が停止状態の時、即ち第1の限界位置に可動部材が位置
する時に、スロットル開度検出手段が出力する情報を、
第1の開度情報(D1)として保持し、また、エンジン
が動作中でしかも第1の駆動手段が駆動停止状態である
時、即ち第2の限界位置に可動部材が位置する時に、前
記スロットル開度検出手段が出力する情報を、第2の開
度情報(D2)として保持する。そして、保持された前
記第1の開度情報及び第2の開度情報と、スロットル開
度検出手段が出力する現検出開度情報とに基づいて、補
正された検出開度情報を出力する。
【0014】例えば、第1の位置規制手段及び第2の位
置規制手段を含む部材を、スロットル弁のケ−シングと
一体に構成すれば、スロットル弁の開度と第1の位置規
制手段が定める第1の限界位置との関係、及びスロット
ル弁の開度と第2の位置規制手段が定める第2の限界位
置との関係は、機械的な加工精度のみによって決定され
るので、そのばらつきはほとんど生じないし、経時変化
も生じない。即ち、第1の限界位置及び第2の限界位置
は、正確な2つのスロットル弁開度位置に対応するの
で、それらの位置においてスロットル開度検出手段が検
出した各開度の誤差を識別でき、スロットル開度検出手
段が出力する開度を正確に補正することができる。
【0015】ところで、実際の自動車においては、自動
的なスロットル制御を実施する場合でも、人間のアクセ
ルペダル操作によって、スロットル開度を調整可能にす
るべきである。そこで請求項2の発明では、第1の駆動
手段が駆動停止状態の時にアクセルペダルと係合可能な
位置に移動するリンク部材が更に前記可動部材に連結さ
れている。即ち、第1の駆動手段が駆動停止状態の時に
は、人間のアクセルペダル操作によって、アクセルペダ
ルがリンク部材と係合するので、アクセルペダル操作に
よって、スロットル開度を調整しうる。但し、アクセル
ペダルが可動部材と係合していると、第1の駆動手段が
駆動停止状態でしかもエンジンが停止状態の時でも、ア
クセル開度に応じて可動部材の位置が変わるので、第1
の限界位置に対応する第1の開度情報を得ることができ
ない。そこで、請求項2の発明では、検出開度補正手段
は、前記リンク部材とアクセルペダルとが係合するアク
セル開度の時には、前記第1の開度情報及び第2の開度
情報の更新を禁止する。
【0016】請求項3の発明では、第2の駆動手段の駆
動力源をばね部材とし、第3の駆動手段の駆動力源を負
圧アクチュエ−タとしている。負圧アクチュエ−タは、
エンジンが動作している時に発生する負圧により駆動力
を発生する。エンジンが停止すると負圧がなくなるの
で、負圧アクチュエ−タの駆動力もなくなる。
【0017】
【実施例】実施例の装置の構成を図1及び図2に示す。
図1は、自動車のエンジンのスロットル弁を駆動するス
ロットルアクチュエ−タの構成を示し、図2は図1のス
ロットルアクチュエ−タを制御する電気回路の構成を示
す。まず図1を参照して説明する。
【0018】操作軸SVは、図示しないスロットル弁と
連結されており、その軸方向に移動することによってス
ロットル弁の開度を調整する。この例では、操作軸SV
が矢印AR1方向に移動するとスロットル弁開度が閉じ
る方向に変化し、操作軸SVが矢印AR2方向に移動す
るとスロットル弁開度が開く方向に変化する。操作軸S
Vの一端に固定された第1可動部材11は、操作軸SV
の軸方向、即ち矢印AR1及びAR2方向にのみ移動可
能な状態で、図示しないケ−シングに支持されている。
【0019】第1可動部材11及び前記ケ−シングに、
引張りコイルスプリングsp2の一端及び他端がそれぞ
れ係合しており、第1可動部材11は引張りコイルスプ
リングsp2によって矢印AR1方向の力を受ける。
【0020】板状の押圧部材1Aは、矢印AR1及びA
R2方向にのみ移動可能な状態で、前記ケ−シング内に
支持されており、一端がケ−シングに当接し、他端が押
圧部材1Aに当接するように設置された圧縮コイルスプ
リングsp3によって、矢印AR2方向の力を受ける。
この押圧部材1Aは、一部分の面が第1可動部材11の
面11bと対向し、他の一部分の面が押圧部材19の面
と対向するように配置されている。
【0021】板状の押圧部材19は、矢印AR1及びA
R2方向にのみ移動可能な状態で、前記ケ−シング内に
支持されており、更に、規制部材16によってその移動
範囲が規制されている。即ち、規制部材16の両端に設
けた突起16aと16bとの間でのみ、押圧部材19は
移動可能になっている。また、押圧部材19には、負圧
アクチュエ−タ15が連結されている。規制部材16
は、スロットル弁のケ−シングと一体に構成されてい
る。
【0022】負圧アクチュエ−タ15の内空間はダイア
フラムで仕切られており、仕切られた一方の空間15a
はエンジンの負圧室と連通しており、他方の空間15b
には大気が導入される。また、空間15aにはスプリン
グが設置してある。空間15aに負圧が印加されない
時、即ちエンジンが停止している時には、内部のスプリ
ング等の力によって、ダイアフラムは右寄りの位置に偏
位し、空間15aに負圧が印加されると、即ちエンジン
が動作中の時には、2つの空間15a,15b間の差圧
によって、ダイアフラムは左寄りの位置に偏位する。こ
のダイアフラムに、押圧部材19が連結されている。
【0023】エンジンが停止している時、即ちダイアフ
ラムが右寄りの位置に偏位している時には、押圧部材1
9は押圧部材1Aに押されて矢印AR2方向に移動し、
押圧部材19は突起16aに当接した位置で止まる。押
圧部材1Aは、押圧部材19が突起16aに当接して停
止すると、それ以上はAR2方向に動かない。押圧部材
1Aの押圧によって、第1可動部材11も矢印AR2方
向に移動し、押圧部材1Aが停止した位置、即ち突起1
6aの位置により定まる、第1の限界位置に第1可動部
材11及び操作軸SVが位置決めされる。
【0024】一方、エンジンが動作中の時には、負圧ア
クチュエ−タ15のダイアフラムが左寄りの位置に偏位
し、押圧部材19を矢印AR1方向に引張る力(sp3
の力より大きい)を発生するので、押圧部材1Aは押圧
部材19に押されて矢印AR1方向に動く。しかし押圧
部材19は、突起16bに当接するとそれ以上は動か
ず、突起16bの位置で止まる。従って、押圧部材1A
の位置も突起16bの位置により決定される。また第1
可動部材11は、スプリングsp2により矢印AR1方
向に向かう力を受けるので、面11bが押圧部材1Aに
当接するように位置決めされる。従って、突起16bの
位置により定まる、第2の限界位置に第1可動部材11
及び操作軸SVが位置決めされる。
【0025】また、第1可動部材11の近傍には、第2
可動部材12が配置されている。この第2可動部材12
は、矢印AR1及びAR2方向にのみ移動可能な状態
で、前記ケ−シング内に支持されている。第2可動部材
12の1つの面にはラック12eが形成されており、直
流モ−タ13の駆動軸に装着したピニオン13aがラッ
ク12eと噛み合っている。従って、直流モ−タ13を
駆動することにより、第2可動部材12を矢印AR1方
向及びAR2方向に動かすことができる。
【0026】実線で示すように、第2可動部材12の突
起12cが第1可動部材11の下端11aと当接する位
置にある時には、第2可動部材12を矢印AR2方向に
動かすことにより、第1可動部材11及び操作軸SVを
矢印AR2方向に動かすことができ、第2可動部材12
を矢印AR1方向に戻すことにより、第1可動部材11
及び操作軸SVを矢印AR1方向に動かすことができ
る。
【0027】更に、第1可動部材11の上端付近に、軸
14cを介して、リンク部材14が装着されている。こ
のリンク部材14は、軸14cを中心として揺動自在に
支持されている。リンク部材14の下側に延びた突起1
4bと第1可動部材11との間には、圧縮コイルスプリ
ングsp4が設置してあり、リンク部材14は第1可動
部材11に対し、反時計回りに回転する力を受ける。
【0028】一方、引張コイルスプリングsp1は、そ
の両端が第2可動部材12の一端12dとケ−シングに
係合しており、矢印AR1方向に向かう力を常時、第2
可動部材12に与える。従って、直流モ−タ13を駆動
しない時には、第2可動部材12は、スプリングsp1
の力によって仮想線で示す位置まで移動する。この場
合、第2可動部材12の上端12aが、スプリングsp
4の力に抗してリンク部材14の突起14bを押圧する
ので、リンク部材14は時計回りに回転して、仮想線で
示す位置に移動する。そして、第2可動部材12はその
一部分12bが第1可動部材11の下端11aと当接す
る位置で止まる。
【0029】第3可動部材17は、矢印AR1及びAR
2方向にのみ移動可能な状態で支持されており、その一
端がアクセルペダル18と連結されている。また、第3
可動部材17の他端には引張コイルスプリングsp5が
係合している。ドライバがアクセルペダル18を踏み込
まない時(アクセル開度が零の時)には、スプリングs
p5の力によって第3可動部材17は実線で示す位置に
位置決めされ、ドライバがアクセルペダル18を踏み込
むと、第3可動部材17はAR2方向に引張られて仮想
線で示すような位置に移動する。
【0030】リンク部材14が実線で示す位置にある時
には、第3可動部材17が移動しても、それがリンク部
材14と干渉することはないが、リンク部材14が仮想
線で示す位置にある時には、第3可動部材17が仮想線
で示す位置に移動すると、第3可動部材17がリンク部
材14に当接する。第3可動部材17がリンク部材14
に当接した後、更にアクセルペダル18を踏み込んで、
第3可動部材17をAR2方向に動かすと、リンク部材
14を介して、第1可動部材11及び操作軸SVを矢印
AR2方向に動かすことができる。
【0031】つまり、リンク部材14が実線で示す位置
にある時には、アクセルペダル18を操作してもスロッ
トル開度は変わらないが、リンク部材14が仮想線で示
す位置にある時には、アクセルペダル18の操作によ
り、スロットル開度のマニュアル調整が可能である。
【0032】第3可動部材17には、アクセル開度セン
サであるポテンショメ−タSAの可動部が連結されてい
る。また、操作軸SVには、スロットル開度センサであ
るポテンショメ−タSSの可動部が連結されている。
【0033】この実施例では、規制部材16の突起16
aの位置によって定まるスロットル開度は、エンジンの
始動時に必要なスロットル開度を定めるものであり、ア
イドリング時に必要な開度よりもある程度大きく定めて
ある。また、規制部材16の突起16bの位置によって
定まるスロットル開度は、エンジン始動後のアイドリン
グ時に必要なスロットル開度を定めるものである。
【0034】アクセル開度センサSAが出力する信号S
1及びスロットル開度センサSSが出力する信号S2
は、スロットル制御ユニット20に印加される。このス
ロットル制御ユニット20は、直流モ−タ13を制御
し、スロットル弁の開度を調整する。
【0035】スロットル制御ユニット20の詳細を、図
2を参照して説明する。スロットル制御ユニット20
は、マイクロコンピュ−タ21,通信回路22,出力イ
ンタ−フェ−ス23,入力インタ−フェ−ス24,モ−
タドライバ25,リレ−ドライバ26,電圧監視回路2
7,及び電源回路&ウォッチドッグ28を備えている。
通信回路22は、トラクションコントロ−ルユニット
(TRC),電子制御変速ユニット(ECT),及び電
子制御燃料噴射ユニット(EFI)と接続され、各ユニ
ットが出力する情報をマイクロコンピュ−タ21に伝達
する。入力インタ−フェ−ス24には、アクセル開度信
号S1,スロットル開度信号S2の他に、車速パルス信
号SPD,エンジン回転数パルス信号NE,及び水温信
号が印加される。電源回路28は、イグニッションスイ
ッチIGを介して、車上バッテリ−を接続されている。
また、バッテリ−とモ−タドライバ25との間には、メ
インリレ−2Aが介在されている。メインリレ−2A
は、保護回路29により制御される。保護回路29は、
アクセル制御信号ACC,スロットル制御信号THR,
クル−ズコントロ−ルメインスイッチ及びブレ−キスイ
ッチBRKの状態に基づいて、メインリレ−2Aを制御
する。また、マイクロコンピュ−タ21は、電源が遮断
されてもその内容を保持する不揮発性読み書きメモリを
内蔵している。
【0036】マイクロコンピュ−タ21の主要動作の概
略を図3に示す。図3を参照してマイクロコンピュ−タ
21の動作を説明する。電源がオンすると、ステップ3
1でイニシャライズ(初期化)を実行する。次のステッ
プ32では、内蔵されたタイマを利用して4msec 周期
のタイミングを検出する。即ち、ステップ32以降の処
理はル−プ状に繰り返し実行されるが、ル−プ状の各処
理がタイマの4msec周期のタイミングと同期して実行
されるように、ステップ33に進むタイミングを調整す
る。
【0037】ステップ33では、各種センサが出力する
信号の読取り,通信回路22を介して接続された各種制
御ユニットから送信される情報の入力などの処理を実行
する。この処理において、スロットル開度の補正や計算
が実行されるが、それについては後で詳細に説明する。
【0038】ステップ34では、各種処理において必要
に応じてセット又はクリアされるフラグの状態を識別
し、次に進む処理を決定する。即ち、フラグ1がオンの
時にはステップ35に進み、フラグ2がオンの時にはス
テップ36に進み、フラグ3がオンの時にはステップ3
9に進む。
【0039】異常などが生じた場合には、フラグ1がオ
ンになり、ステップ35でリンプホ−ム処理を実行す
る。この処理によって、スロットル弁の開度が初期位置
(例えばアイドリング開度)に戻される。
【0040】フラグ2がオンの時には、ステップ36で
イグニッションスイッチのオン/オフを識別し、オンの
時にはステップ37で「エンジン完爆判定」を実行し、
オフの時にはステップ38で「ファイナルチェック処
理」を実行する。
【0041】フラグ3がオンの時には、ステップ39で
タスクカウンタの内容を参照し、その値に応じた処理を
実行する。タスクカウンタは、0〜11の範囲の値をと
り、ル−プ状の処理を1回実行する毎にステップ3Hで
更新される。タスクカウンタが0の時には次にステップ
3Aに進み、タスクカウンタが6の時には次にステップ
3Cに進み、タスクカウンタが1〜5又は7〜11のい
ずれかである時には次にステップ3Bに進む。ステップ
3Aでは「クル−ズ開度演算」を実行し、ステップ3B
では「非線形開度演算」を実行し、ステップ3Cでは
「外部ECU要求開度演算」を実行する。
【0042】トラクションコントロ−ルユニット(TR
C),電子制御変速ユニット(ECT),及び電子制御
燃料噴射ユニット(EFI)が外部ECUである。各外
部ECUは、必要に応じて、マイクロコンピュ−タ21
にスロットル開度の調整を要求するので、その要求に従
って、マイクロコンピュ−タ21はスロットル開度の目
標値を演算する。
【0043】ステップ3Dではアイドリング開度を演算
し、ステップ3Eでは目標開度を演算し、ステップ3F
では直流モ−タ13の制御目標値を演算し、次のステッ
プ3Gでは異常の有無を識別する。また、ステップ3H
ではタスクカウンタの内容を更新する。即ちタスクカウ
ンタの値が0〜10であれば、その内容に1を加算し、
11の時には0にクリアする。
【0044】最後のステップ3Iでは、出力処理を実施
する。即ち、ステップ3Fで計算した新しい制御目標値
によりモ−タドライバ25の入力レベルを更新したり、
様々な出力信号を必要に応じて出力する。この後、ステ
ップ32に戻り、タイマの計数時間が4msec になると
ステップ33に進み、上記処理を再び繰り返す。
【0045】ステップ33の入力処理に含まれる「スロ
ットル出力補正」及び「スロットル開度演算」の処理の
内容を図4に示す。図4を参照して説明する。
【0046】「スロットル出力補正」においては、最初
にステップ41を実行する。ステップ41では、まずエ
ンジン回転数パルス信号NEを参照し、そのパルスの繰
り返し周波数から現在のエンジンの回転数Ne(rp
m)を求める。次に、アクセル開度センサSAが出力す
る信号S1のアナログレベルをサンプリングし、A/D
変換して、アクセル開度センサ出力Laを求める。更
に、スロットル開度センサSBが出力する信号S2のア
ナログレベルをサンプリングし、A/D変換して、アク
セル開度センサ出力Lsを求める。
【0047】ステップ42では、エンジンの回転数Ne
をしきい値Nrefと比較する。この例では、Nrefを40
0(rpm)に定めてある。通常、400(rpm)程
度の回転数であると、エンジンは確実に停止する。即
ち、Nrefはアイドリング回転数よりも充分小さく定め
てある。Ne>Nrefなら次にステップ43に進み、そ
うでなければステップ47に進む。
【0048】ステップ43ではカウンタCtをインクリ
メント(+1)し、ステップ47では、カウンタCtを
クリアする。またステップ43では、カウンタCtの値
をしきい値Trefと比較する。カウンタCtは、Ne>
Nrefである状態の継続時間を4msec 単位で計数す
る。この実施例では、Trefを100msec に定めてあ
る。Ct>Trefなら、即ちエンジンが動作状態である
とステップ44に進み、そうでなければ(エンジンが停
止していれば)ステップ48に進む。
【0049】ステップ44では、現在の制御状態を示す
所定のフラグを参照し、直流モ−タ13の通電がオフか
オンかを識別する。通電がオフなら次にステップ45に
進み、そうでなければこの処理を終了する。
【0050】ステップ45に進むのは、エンジンが動作
状態で、しかも直流モ−タ13の通電がオフの時であ
る。この場合、エンジンからの負圧によって負圧アクチ
ュエ−タ15が、押圧部材19をAR1方向に動かし、
それによって押圧部材1Aの位置が変わる。また、スプ
リングsp2の力により、第1可動部材11の位置は押
圧部材1Aの位置に追従する。更に、押圧部材19が規
制部材16の突起16bに当たると、それ以上押圧部材
19は動かないので、規制部材16の突起16aの位置
によって定まる位置に、押圧部材1A,第1可動部材1
1及び操作軸SVが位置決めされる。即ちスロットル開
度は、突起16aの位置により予め機械的に定まる所定
状態(図5の開度2)になる。
【0051】ステップ45では、スロットルセンサの出
力値Lsが、適正な値であるか否かをチェックする。即
ち、この時のLsのレベルは、スロットル開度の「開度
2」に相当するが、スロットル開度が「開度2」の時
に、スロットルセンサの出力値がとりうる正常な範囲が
予め定めてあり、その範囲内にLsが存在するか否かを
調べ、適正か否かを識別する。Lsが適正な値であれば
次にステップ46に進み、そうでなければこの処理を終
了する。
【0052】ステップ46では、スロットルセンサの出
力値Lsをパラメ−タとして所定の関数式f()に代入
し、その関数式を計算した結果L2は、不揮発性メモリ
上にストアし保存する。以前に計算されたその値が既に
存在する場合には、古い値を消去し、代わりに新しい値
を保存する。ここで保存される値L2は、例えば図5に
示すように、突起16bの位置により予め機械的に定ま
るスロットル開度の「開度2」に対応する、スロットル
開度センサの出力レベルである。
【0053】ステップ48では、現在の制御状態を示す
所定のフラグを参照し、直流モ−タ13の通電がオフか
オンかを識別する。通電がオフなら次にステップ45に
進み、そうでなければこの処理を終了する。なお、エン
ジンが停止している時に、必ず直流モ−タ13の通電を
停止するように制御する場合には、ステップ48を省略
して47から49に進むように変更してもよい。
【0054】ステップ49に進むのは、エンジンが停止
状態で、しかも直流モ−タ13の通電がオフの時であ
る。この場合、リンク部材14が図1に仮想線で示す位
置にあるので、ドライバがアクセルペダルを操作する
と、そのアクセル開度が大きい時には、第3可動部材1
7の位置変化が、リンク部材14を介して第1可動部材
11に伝達される。即ち、アクセルペダルの位置によっ
てスロットル弁開度が変わる可能性がある。
【0055】そこで、ステップ49では、アクセル開度
センサの出力レベルLaをしきい値レベルAref と比較
する。そして、アクセル開度Laが比較的小さい(第3
可動部材17がリンク部材14と干渉しない)時には、
ステップ4Aに進み、そうでなければこの処理を終了す
る。
【0056】第3可動部材17がリンク部材14と干渉
しなければ、アクセルペダル操作の影響はなくなる。こ
の場合、エンジンが停止状態で、しかも直流モ−タ13
の通電がオフの時であるため、スロットル弁の操作軸S
Vを動かす第1可動部材11は、スプリングsp3の力
により押圧部材1Aを介して押圧される。但し、押圧部
材19が規制部材16の突起16aに当たると、それ以
上押圧部材1Aは動かないので、操作軸SVの位置、即
ちスロットル開度は、規制部材16の突起16aの位置
により予め機械的に定まる所定状態(図5の開度1)に
なる。
【0057】ステップ4Aでは、スロットルセンサの出
力値Lsが、適正な値であるか否かをチェックする。即
ち、この時のLsのレベルは、スロットル開度の「開度
1」に相当するが、スロットル開度が「開度1」の時
に、スロットルセンサの出力値がとりうる正常な範囲が
予め定めてあり、その範囲内にLsが存在するか否かを
調べ、適正か否かを識別する。Lsが適正な値であれば
次にステップ4Bに進み、そうでなければこの処理を終
了する。
【0058】ステップ4Bでは、スロットルセンサの出
力値Lsをパラメ−タとして所定の関数式f()に代入
し、その関数式を計算した結果L1は、不揮発性メモリ
上にストアし保存する。以前に計算されたその値が既に
存在する場合には、古い値を消去し、代わりに新しい値
を保存する。ここで保存される値L1は、例えば図5に
示すように、突起16aの位置により予め機械的に定ま
るスロットル開度の「開度1」に対応する、スロットル
開度センサの出力レベルである。
【0059】「スロットル開度演算」では、ステップ4
Cで、現開度(現在のスロットル開度)を求める。スロ
ットルセンサの出力電圧(Ls)とスロットル弁の開度
とは、例えば図5に示すような比例関係であり、この特
性を示す直線の位置や傾きは、スロットル開度センサの
取付位置,センサ自体の特性のばらつき,センサの経時
変化等により変化しうる。しかし、「開度1」のスロッ
トル開度に対応するスロットル開度センサの出力レベル
L1と、「開度2」のスロットル開度に対応するスロッ
トル開度センサの出力レベルL2が、それぞれステップ
4B及び46で実際に検出されているので、実際のセン
サ出力とスロットル開度との相関を示す直線の位置及び
傾きを知ることができる。即ち、現開度は次式により求
められる。
【0060】 現開度=(開度1−開度2)((Ls−L2)/(L1−L2))+開度2 ・・・(1) 開度1,開度2:定数
【0061】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、第1の
限界位置で検出された第1の開度情報(L1)及び第2
の限界位置で検出された第2の開度情報(L2)に基づ
いて、補正された検出開度情報(現開度)が求められ
る。また、第1の限界位置及び第2の限界位置は、スロ
ットル弁の開度と正確に対応付けることができる。従っ
て、スロットル開度検出手段の取付誤差,センサ自体の
特性のばらつき,センサの経時変化による特性のばらつ
き等の影響を補正し、正確なスロットル開度の検出値を
求めることができる。
【0062】また請求項2の発明では、アクセルペダル
によりマニュアルスロットル開度調整が可能な構成にお
いても、アクセルペダルの踏み込みによる影響をなく
し、正しい第1の開度情報及び第2の開度情報を求め、
正確なスロットル開度の検出値を求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のアクチュエ−タの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 図1のアクチュエ−タを制御する回路の構成
を示すブロック図である。
【図3】 図2のマイクロコンピュ−タの動作の概略を
示すフロ−チャ−トである。
【図4】 図3のステップ33に含まれる処理の一部分
を詳細に示すフロ−チャ−トである。
【図5】 スロットルセンサの出力とスロットル開度と
の関係の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
11:第1可動部材 12:第2可動部材 12e:ラック 13:直流モ−タ 13a:ピニオン 14:リンク部材 15:負圧アクチュエ−タ 15a,15b:空
間 16:規制部材 16a,16b:突
起 17:第3可動部材 18:アクセルペダ
ル 19,1A:押圧部材 sp1,sp2,sp5:引張りコイルスプリング sp3,sp4:圧縮コイルスプリング SV:操作軸 SA:アクセル開度
センサ SS:スロットル開度センサ 20:スロットル制
御ユニット 21:マイクロコンピュ−タ 22:通信回路 23:出力インタ−フェ−ス 24:入力インタ−
フェ−ス 25:モ−タドライバ 26:リレ−ドライ
バ 27:電圧監視回路 28:電源回路&ウォッチドッグ TRC:トラクションコントロ−ルユニット ECT:電子制御変速ユニット EFI:電子制御燃
料噴射ユニット SPD:車速パルス信号 NE:エンジン回転
数パルス信号 IG:イグニッションスイッチ 2A:メインリレ−
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉 川 光 生 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンのスロットル弁の開度を調整す
    る可動部材の位置を検出するスロットル開度検出手段;
    前記可動部材と係合可能に構成された駆動部材を含み、
    電気的な制御により前記駆動部材を駆動自在な第1の駆
    動手段;前記可動部材に、スロットル弁が開く方向及び
    スロットル弁が閉じる方向のいずれか一方の力を与える
    第2の駆動手段;該第2の駆動手段の動きを機械的に規
    制する第1の限界位置を定める、第1の位置規制手段;
    エンジンが動作している時に、前記可動部材にスロット
    ル弁が開く方向及びスロットル弁が閉じる方向のいずれ
    か他方の、前記第2の駆動手段よりも大きな力を与え、
    エンジンが停止している時にはその力を低減もしくは消
    失する第3の駆動手段;該第3の駆動手段の動きを機械
    的に規制する第2の限界位置を定める、第2の位置規制
    手段;エンジンが動作中か否かを示す信号を出力する動
    作検出手段;及び少なくとも前記動作検出手段の出力と
    前記第1の駆動手段の状態とを監視して状態を識別し、
    前記第1の駆動手段が駆動停止状態でしかもエンジンが
    停止状態の時に前記スロットル開度検出手段が出力する
    第1の開度情報と、エンジンが動作中でしかも前記第1
    の駆動手段が駆動停止状態である時に、前記スロットル
    開度検出手段が出力する第2の開度情報とを保持し、保
    持された前記第1の開度情報及び第2の開度情報と、ス
    ロットル開度検出手段が出力する現検出開度情報とに基
    づいて、補正された検出開度情報を出力する、検出開度
    補正手段;を備える、スロットルの検出開度補正装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の駆動手段が駆動停止状態の時
    にアクセルペダルと係合可能な位置に移動するリンク部
    材が更に前記可動部材に連結され、更にアクセルペダル
    の位置を検出するアクセル開度検出手段を含み、前記検
    出開度補正手段は、前記リンク部材とアクセルペダルと
    が係合するアクセル開度の時には、前記第1の開度情報
    及び第2の開度情報の更新を禁止する、前記請求項1記
    載のスロットルの検出開度補正装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の駆動手段は、スロットル弁が
    開く方向の力を前記可動部材に与えるばね部材を含み、
    前記第3の駆動手段は、エンジンが動作時に発生する負
    圧によりスロットル弁が閉じる方向の力を前記可動部材
    に与える負圧アクチュエ−タを含む、前記請求項1記載
    のスロットルの検出開度補正装置。
JP28891493A 1993-11-18 1993-11-18 スロットルの検出開度補正装置 Pending JPH07139402A (ja)

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