JPH0713911A - 異機種端末接続装置 - Google Patents

異機種端末接続装置

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JPH0713911A
JPH0713911A JP18001593A JP18001593A JPH0713911A JP H0713911 A JPH0713911 A JP H0713911A JP 18001593 A JP18001593 A JP 18001593A JP 18001593 A JP18001593 A JP 18001593A JP H0713911 A JPH0713911 A JP H0713911A
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computer
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terminal device
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JP18001593A
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Yuichi Fukui
裕一 福井
Tadashi Kono
正 幸野
Naoko Inaba
直子 稲葉
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Kanebo Ltd
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Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多種多様なコンピュータ機種に端末装置を適
合させることができる異機種端末接続装置を提供する。
また、コンピュータ機種を変更したような場合に、接続
される端末装置に対して、過去のものより高度の画面制
御機能を要求される時にも対応しうる異機種端末接続装
置を提供する。 【構成】端末装置と、該端末装置と直接データの送受信
をすることができないコンピュータ間に設置される異機
種端末接続装置であって、端末側データ処理部と、コン
ピュータ側データ処理部と、データ変換テーブルと、フ
ィールド情報テーブルと、データ変換処理部と、フィー
ルド情報テーブル作成部と、キー入力チェック部とから
なることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多種多様のコンピュー
タ機種に端末装置を適合させるための異機種端末接続装
置に係わり、特にコンピュータから送信する画面内のフ
ィールド属性に対する制御等のできないインテリジェン
トの低い端末装置を補完し、コンピュータに適合させう
る異機種端末接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータに接続され、データ入出力
に利用される端末装置としては、従来より種々のものが
上市されている。しかしながら、メーカの設計思想の相
違、製作された時期の相違、コンピュータや端末装置の
主たる使用目的の相違等により、コンピュータと端末と
の間で送受信されるデータの制御方法や内容等が一定で
はなく、あるコンピュータに接続可能な端末装置は限定
されているのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、コンピュー
タ機種を変更したような場合は、接続する端末装置も新
しいコンピュータに適合したものに変更する必要がある
ケースが数多く発生し、設備費用が高くつくという問題
があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、多種多様なコンピュータ機種
に端末装置を適合させることができる異機種端末接続装
置を提供するにある。更に、他の目的は、コンピュータ
機種を変更したような場合に、接続される端末装置に対
して、過去のものより高度の画面制御機能を要求される
時にも対応しうる異機種端末接続装置を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、端末装置
と、該端末装置と直接データの送受信をすることができ
ないコンピュータの間に設置される異機種端末接続装置
であって、端末装置とのデータ通信の制御を行う端末側
データ処理部と、コンピュータとのデータ通信の制御を
行うコンピュータ側データ処理部と、端末装置との間で
送受信するデータとコンピュータとの間で送受信するデ
ータとの対応関係を記憶するデータ変換テーブルと、コ
ンピュータから送信されてくる出力画面の内容を、フィ
ールド毎の属性を含めて記憶するフィールド情報テーブ
ルと、端末装置又はコンピュータからデータが送信され
てきた時、前記データ変換テーブルを参照して相手方コ
ンピュータ又は端末装置へ送信するデータに変換し、送
信するデータ変換処理部と、コンピュータよりデータが
送信されてきた時、データの内容に基づいて、前記フィ
ールド情報テーブル内の出力画面の内容を、フィールド
毎の属性を含めて変更するフィールド情報テーブル作成
部と、端末装置よりデータが送信されてきた時、前記フ
ィールド情報テーブルの内容と照合し、データをコンピ
ュータに送信することの適否を判別するキー入力チェッ
ク部を有することを特徴とする異機種端末接続装置によ
り達成される。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は、本発明の一実施例の全体の構成を示すブ
ロック図である。図中、1は本発明の異機種端末接続装
置,2は端末装置,3はコンピュータであり、前記端末
装置2と前記異機種端末接続装置1は通信回線4で接続
され、また前記コンピュータ3と前記異機種端末接続装
置1は通信回線5で接続されている。前記異機種端末接
続装置1は、例えばパーソナル・コンピュータ等で実現
され、該装置1は、端末側データ処理部としての端末側
データ受信処理部6と端末側データ送信処理部7、キー
入力チェック処理部8、データ変換処理部としての端末
側データ変換処理部9とコンピュータ側データ変換処理
部12、データ変換テーブルとしての端末→コンピュー
タデータ変換テーブル10とコンピュータ→端末データ
変換テーブル13、コンピュータ側データ処理部として
のコンピュータ側データ送受信処理部11、フィールド
情報テーブル作成部14、フィールド情報テーブル15
から構成される。
【0007】本実施例において、異機種端末接続装置1
と端末装置2とは、全二重通信にてデータ送受信がなさ
れ、端末装置2に接続されたキーボードより1回キーが
押下される度に、キーボードのキーに対応するデータが
異機種端末接続装置1に送信され、端末装置2に該デー
タを表示する必要がある場合は、異機種端末接続装置1
より該データが送り返されて、端末装置2に表示される
(一般的に、エコーバックと称される方式)方式にて、
画面制御がなされる。また、異機種端末接続装置1と端
末装置2とは、半二重通信にてデータ送受信がなされ、
一方より、例えば異機種端末接続装置1より端末装置2
にて入力されたデータがコンピュータ3に送信される
と、次は他方より、この例ではコンピュータ3より端末
装置2に表示されるデータが異機種端末接続装置1に送
信されるといった会話型のデータ送受信が行われる。
【0008】端末側データ受信処理部6及び端末側デー
タ送信処理部7は、相互に連携を取りつつ、端末装置2
とのデータ通信の制御を行ない、端末側データ受信処理
部6は端末装置2より送信されてくるキー・データを受
信し、キー入力チェック処理部8に渡し、端末側データ
送信処理部7は、キー入力チェック処理部8またはコン
ピュータ側データ変換処理部12より渡される端末装置
2への送信データを端末装置2に送信する。
【0009】フィールド情報テーブル15は、接続され
た端末装置2に現在表示中、または表示しようとしてい
る画面の内容を記憶するテーブルである。図2にフィー
ルド情報テーブル15の設定例を示す。図2に示す設定
例において、フィールド情報テーブル15は、フィール
ド開始位置T1,桁数T2,フィールド属性T3,フィ
ールド内データT4より構成される。フィールド開始位
置T1は、表示する画面中のフィールドの開始位置を示
し、表示する画面のタテ方向の位置を示す行T11とヨ
コ方向の位置を示す桁T12で表わされる。桁数T2
は、フィールドの長さを示し、該フィールドに格納可能
なデータの桁数で表わされる。フィールド属性T3は、
フィールドの属性を示し、本設定例においては、該フィ
ールドでデータの入力が可能か否かを指定する保護フィ
ールドT31(○の場合は入力不可)、該フィールドに
入力可能なデータは数字のみであるか否かを指定するフ
ィールドT32(○の場合は数字のみ入力可)、該フィ
ールドにデータを入力した場合、入力したデータを表示
するか否かを指定する非表示フィールドT33(○の場
合は非表示)、該フィールド内のデータを表示する際、
明滅表示させるか否かを指定する明滅表示フィールドT
34(○の場合は明滅表示)、該フィールド内のデータ
を表示する際、反転表示させるか否かを指定する反転表
示フィールドT35(○の場合は反転表示)、該フィー
ルド内のデータを表示する際、下線表示させるか否かを
指定する下線表示フィールドT36(○の場合は下線表
示)、該フィールド内のデータを表示する際、高輝度で
表示させるか、通常輝度で表示させるかを指定する高輝
度表示フィールドT37(○の場合は高輝度表示)等か
ら構成される。フィールド内データT4は、フィールド
に表示するデータ(保護フィールド指定の場合)、また
は該フィールドに入力されたデータ(保護フィールドで
ない場合)が格納される。図中の例においては、第1行
目第1桁目から80桁はデータ入力不可の保護フィール
ドで、該フィールド内に、「***入力画面***」と
表示し、第4行目第1桁目から15桁も保護フィールド
で、「データ入力」と表示し、第4行目第16桁目から
10桁は数字のみ入力可能なフィールド、第4行目第2
6桁目から15桁は保護フィールドで、「パスワード」
と表示し、第4行目第41桁目から4桁は数字のみ入力
可能なフィールドでデータが入力された時、入力された
データは表示しないことを示す。図2の設定例に基づい
た画面表示例G1を示したものが図3である。
【0010】キー入力チェック処理部8は、前記端末側
データ受信処理部6より渡される、端末装置2に接続さ
れたキー・ボード上の押下されたキーに対応するキー・
データ(以下、キー・データと略す)を、現在のカーソ
ル位置を基に前記フィールド情報テーブル15の内容と
照合し、該カーソル位置で該キー押下がフィールド属性
上適切かどうかをチェックし、チェック結果に応じてエ
コーバックするデータを作成し、端末側データ送信処理
部7に渡し、端末装置2にエコーバックすると共に、該
受信データをコンピュータ側に転送する必要があるデー
タの場合は、次に述べる制御キー・データが受信される
まで保持する。端末装置2より制御キー・データ、例え
ば実行キー、ファンクション・キー等プログラムの実行
を開始させるようなキーに対するデータが送信されてき
た場合は、該制御キー・データ受信までに保管した受信
データを一括して、端末側データ変換処理部9に渡す。
【0011】端末側データ変換処理部9は、前述のキー
入力チェック処理部8より端末装置2から入力された制
御キー・データ付きの一連のキー・データを渡される
と、次に述べる端末→コンピュータ・データ変換テーブ
ル10の内容を参照しつつ、コンピュータ3にて認識可
能なデータに変換し、コンピュータ側データ送受信処理
部11に渡し、コンピュータ3へ送信する。
【0012】端末→コンピュータ・データ変換テーブル
10は、端末装置2より送信されてくるキー・データと
コンピュータ3に送信するデータの対応関係を示すテー
ブルで、変換する必要のある端末装置2からのキーデー
タのコード毎にコンピュータ3送信時のデータのコード
が設定される。図4に、端末→コンピュータ・データ変
換テーブル10の設定例を示す。該端末→コンピュータ
・データ変換テーブル10は、端末側データH1とコン
ピュータ側データH2の関係を格納している。尚、制御
データに対応するキーH3は各制御キー・データの意味
を示すために本図上に付加したものであり、実テーブル
上にはなく、その内容はコンピュータの正規の端末装置
のキー・ボード上のキーを示す。また、表中(CR)は
キャリージ・リターンを示し、ASCIIコード(16進
数)で「0D」を示し、(ESC)はエスケープを示
し、ASCIIコード(16進数)で「1B」を示す。本
設定例においては、上述の制御キー・データのみが変換
されるものとし、それ以外のデータは端末装置2より送
信されてきたキー・データをそのまま送信するものとし
ている。例えば、端末装置2より「A」,「B」,
「C」,「D」,「E」,「(CR)」と送信されてき
たとすると、「A」〜「E」に関しては、端末→コンピ
ュータ・データ変換テーブル10を参照しても設定され
ていないため、変換されず、「(CR)」に関しては、
端末→コンピュータ・データ変換テーブル10を照会
し、図中L1で示す設定値が求まるので、「@」,
「E」に変換され、「A」,「B」,「C」,「D」,
「E」,「@」,「E」に変換されて、コンピュータ側
データ送受信処理部11に渡される。
【0013】コンピュータ側データ送受信処理部11
は、コンピュータ3とのデータ通信の制御を行ない、端
末側データ変換処理部9より渡されたデータをコンピュ
ータ3に送信し、コンピュータ3より受信したデータを
フィールド情報テーブル作成部14に渡す。ここで、コ
ンピュータ3から送信されてくるデータは、端末装置2
に表示するデータのみでなく、例えば、表示位置の情報
や該表示データを反転表示させたり、明滅させるといっ
た表示属性情報、入力フィールドや出力フィールドの指
定情報等が併せて送信されてくる。
【0014】フィールド情報テーブル作成部14は、コ
ンピュータ側データ送受信処理部11より渡される、コ
ンピュータ3からの受信データを基に、フィールド情報
テーブル15を再作成し、コンピュータ側データ変換処
理部12に該データを渡す。
【0015】コンピュータ側データ変換処理部12は、
前述のフィールド情報テーブル作成部14よりコンピュ
ータ3からの受信データを渡されると、該データを端末
装置2にて認識し、表示部に表示可能なデータに変換
し、端末側データ送信処理部7を経由して、端末装置2
に送信する。
【0016】コンピュータ→端末変換テーブル13は、
コンピュータ3より送信されてくるフィールド属性コー
ドと端末装置2に送信するデータの対応関係を示すテー
ブルで、変換する必要のあるコンピュータ3からのデー
タ毎に端末装置2送信時のデータのコードが設定されて
いる。図5にコンピュータ→端末データ変換テーブル1
3の設定例を示す。該コンピュータ→端末データ変換テ
ーブル10は、フィールド属性コードC1と端末側デー
タC2の関係を格納している。尚、制御データの意味C
3は、制御データの意味を示すために本図上に付加した
ものであり、実テーブル上にはない。
【0017】コンピュータ側データ変換処理部12は、
受信データを先頭データより順にチェックし、表示位置
を示す情報がみつかった場合は、該情報を「(ESC)
〔xx;yyf’」(xxはカーソルを移動させる桁、
yyはカーソルを移動させる行)という制御データに変
換する。また、フィールド属性情報がみつかった場合
は、コンピュータ→端末データ変換テーブル13を参照
して、該情報中の値に従って制御データに変換する。例
えば、該情報の0〜1ビットの値が「01」であれば、
「(ESC)〔5;m」という制御データに変換し、該
情報の0〜1ビットの値が「10」であれば、「(ES
C)〔7;m」という制御データに変換する。
【0018】以下、各手段の処理手順の一例をフローチ
ャート図を用いて説明する。図6は、端末装置2からコ
ンピュータ3にデータを送信する場合の、端末側データ
受信処理部6,端末側データ送信処理部7,キー入力チ
ェック処理部8,端末側データ変換処理部9,コンピュ
ータ側データ送受信処理部11の各処理手順を示すもの
である。
【0019】同図に示す如く、端末側データ受信処理部
6は、端末装置2より送信されてくるキー・データを受
信する(ステップS1)。キー入力チェック処理部8
は、現在のカーソル位置からフィールド情報テーブル1
5の内容を照会し、受信したキー・データが該カーソル
位置のフィールド属性に適合しているか否かをチェック
し(ステップS2)、適合していない場合(ステップS
3)には、不適合に対応するエラー・メッセージ(エコ
ーバックデータ)を作成し、端末側データ送信処理部7
に渡し、端末装置2に送信し、端末装置2に表示させる
(ステップS4)。また、キー入力チェック処理部8は
受信したキー・データが制御キー・データか否かをチェ
ックし(ステップS5)、受信したキー・データが制御
キー・データでない場合には、受信したキー・データを
保持し(ステップS6)、受信したキー・データに対応
するエコーバックデータを作成し、端末側データ送信処
理部7に渡し、端末装置2に送信し、端末装置2に表示
させる(ステップS7)。そして、キー入力チェック処
理部8は受信したキー・データが制御キー・データと判
断した場合(ステップS5)、保持したキー・データを
該制御キー・データと共に端末側データ変換処理部9に
渡す(ステップS8)。端末側データ変換処理部9は、
端末→コンピュータ・データ変換テーブル10を参照し
つつ、キー・データをコンピュータ3が認識可能なデー
タに変換する(ステップS9)。コンピュータ側データ
送受信処理部11は、コンピュータ3に変換した一連の
キー・データを送信する(ステップS10)。
【0020】図7は、コンピュータ3から端末装置2に
データを送信する場合のコンピュータ側データ送受信処
理部11、フィールド情報テーブル作成部14、コンピ
ュータ側データ変換処理部12、端末側データ送信処理
部7の各処理手順を示すものである。コンピュータ側デ
ータ送受信処理部11はコンピュータ3より送られてき
た1画面分のデータを受信する(ステップS11)。フ
ィールド情報テーブル作成部14は、受信したデータの
内容をフィールド毎の属性を含めてフィールド情報テー
ブル15に記憶する(ステップS12)。コンピュータ
側データ変換処理部12は、受信したデータをコンピュ
ータ→端末データ変換テーブル13を参照しつつ、端末
装置2にて認識し、表示部に表示可能なデータに変換す
る(ステップS13)。端末側データ送信処理部7は、
変換されたデータを端末装置2に送信し、端末装置2に
表示させる(ステップS14)。
【0021】次に、キー入力チェック処理部8の動作に
ついて、詳述する。キー入力チェック処理部8は、端末
装置2の表示部に現在表示されているカーソル位置を基
に、フィールド情報テーブル15を参照し、端末装置2
より送信されてきたキー・データが該カーソル位置のフ
ィールド属性に照らして適切か否かを判別し、適切でな
い場合はエラー・メッセージを端末装置2に端末側デー
タ送信処理部7を経由して送信し、それ以外の場合は、
必要に応じてエコー・バックすることは前述の通りであ
るが、端末装置2より送信されてくるキー・データの種
類により、エコー・バックの方法が若干異なる。以下
に、端末装置2より送信されてくるキー・データの種類
別にチェック内容とエコーバックするデータについて説
明する。
【0022】端末装置2から送信されてくるキー・デー
タは、 1.キャラクター・キー・データ 2.カーソル移動キー・データ 3.データ削除キー・データ 4.インサート・キー・データ 5.制御キー・データ に大別される。
【0023】キャラクター・キー・データは、例えば
「A」,「B」,「C」,「1」,「2」等プログラム
に対して、データとして与えられるデータである。該キ
ー・データを受信した場合、キー入力チェック処理部8
は、現在のカーソル位置よりフィールド情報テーブル1
5によりフィールド属性を求め、図8に例示するような
処理ロジック16によりチェックを行なう。該処理ロジ
ック16は、フィールド属性F1と、フィールド属性が
設定されている場合F2とフィールド属性が設定されて
いない場合F3の関係を格納している。例えば、該フィ
ールドが保護フィールドとして設定されているか否かを
チェックし(図中、L2)、設定されている場合は、エ
ラーメッセージを送信し、設定されていない場合はエコ
ーバックを行なう。また、該フィールドが高輝度で表示
するフィールドか否かをチェックし(図中、L3)、高
輝度で表示するフィールドの場合は、高輝度で表示する
制御コードを付加してエコーバックする。さらに、上記
チェック終了後、データ入力方法が挿入モード(現在の
カーソル位置のデータの前に入力されたデータを挿入
し、以降のデータを1文字分ずつ後ろにずらしていくよ
うなデータ入力方法のモード。例えば、「ABC」(カ
ーソル位置はBに有る)という状態で、「D」が入力さ
れると、「ADBC」となる。挿入モードか否かは、後
述のインサート・キー・データの送信により切り替わ
る。)の時は、保持中のキー・データが現在カーソルの
あるフィールドのレングスを越えていないかチェック
し、越えていない場合は、該フィールド内の現カーソル
位置以降の保持中の文字をエコー・バックするようにす
る。キャラクター・キー・データに対するエコーバック
は、受信したキー・データのコードをそのまま送り返す
ことにより行なわれる。
【0024】カーソル移動キー・データは、現在のカー
ソル位置を画面上の別の位置に移動させたい場合に、端
末装置2に接続されたキーボードの該当するキーを押下
することにより、端末装置2より送信されてくるデータ
で、キー入力チェック処理部8は、受信したキー・デー
タに対応する制御データを図9に例示するような処理ロ
ジック17により求め、エコー・バックし、端末装置2
にカーソル位置を移動させる。該テーブルはキー・デー
タK1と制御データK2の関係を格納している。尚、制
御データの意味K3は各制御データの意味を示すために
本図上に付加したものであり、実テーブル上にはない。
また表中(HT)はASCIIコード(16進数)で「0
9」を示し、(LF)はライン・フィードを示し、AS
CIIコード(16進数)で「0A」を示す。更に、xx
はカーソルを移動させる桁の値に置換され、yyはカー
ソルを移動させる行の値に置換されることを示す。例え
ば、カーソルを1行上に移動させたい場合(図中,L
4)は、端末装置2より「(ESC)」,「〔」,
「A」というキー・データが送信され、キー入力チェッ
ク処理部8より同一コードの制御データがエコーバック
される。また画面上の先頭の入力フィールド、即ち画面
上の入力フィールドの内もっとも上の行にあり、かつも
っとも左側にある入力フィールドの先頭桁へカーソルを
移動させたい場合(図中,L5)は、端末装置2より
「(ESC)」,「H」というキー・データが送信さ
れ、キー入力チェック処理部8では、フィールド情報テ
ーブル15を照会して、該画面上の先頭の入力フィール
ドの位置を求めて、端末装置2に「(ES
C)」,「〔」,「xx(先頭の入力フィールドの
桁)」、「;」,「yy(先頭の入力フィールドの
行)」、「f」という制御データをエコー・バックす
る。
【0025】データ削除キー・データは、カーソル位置
のデータを削除したい場合に端末装置2より送信され、
キー入力チェック処理部8では、現カーソル位置を基
に、フィールド情報テーブル15を参照し、該カーソル
位置が入力フィールドである場合、同一コードの制御デ
ータを端末装置2にエコー・バックし、端末装置2に該
カーソル位置のデータを削除させる。また、保持してい
るキー・データ中の該当データを削除する。
【0026】インサート・キー・データは、データ入力
方法を挿入モードから通常のモードへ、通常のモードか
ら挿入モードへ切り替える場合に、端末装置2から送信
される。キー入力チェック処理部8では、現在のデータ
入力方法が挿入モードの場合は、通常のモードへ、通常
のモードの場合は挿入モードへ切替える。該データに関
しては、端末装置2に対してエコー・バックは行なわな
い。
【0027】最後に、制御キー・データを端末装置2よ
り受信した場合は、キー入力チェック処理部8で保持し
たキャラクター・データを該制御キー・データと共に端
末側データ変換処理部9に渡し、端末側データ変換処理
部9でコード変換された後、コンピュータ3に送信され
る。制御キー・データを端末装置2より受信した場合も
エコー・バックは行なわない。
【0028】尚、上記説明中で、現在のカーソル位置の
管理方法については特に記さなかったが、下記のような
方法にて管理される。まず、コンピュータ側データ変換
処理部12よりコンピュータ3から送られてきた画面デ
ータを送信する場合は、該データの最後にカーソルを表
示する位置情報が送信されるので、該情報を記憶する。
次に、端末装置2よりキー・データが送られてきた時
は、キー入力チェック処理部にて、キー・データをチェ
ックし、エコーバックする際に、記憶した位置情報を更
新する。例えば、挿入モードで、キャラクター・キー・
データが入力された時は、カーソルは移動しないので位
置情報はそのままであり、挿入モードでない時は1桁右
に移動するので桁に関する位置情報を+1する。また一
行上へカーソルを移動させるカーソル移動キー・データ
の場合は、行に関する位置情報を−1する。
【0029】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の異機種端
末接続装置によれば、使用するコンピュータに適合しな
い端末装置でも、コンピュータに接続することが可能と
なり、端末装置が有効に活用でき、設備費用の低減とい
う効果を奏する。また端末装置とコンピュータとの間で
送受信するデータの差異をテーブルを用いて変換するよ
うにしたのでコンピュータと端末装置の多種多様の組合
せが容易に実現でき、更に端末装置の表示部に表示する
画面のフィールド属性に対する入力データのチェックを
本装置にて実施しうるので、コンピュータが要求する画
面制御機能を持たない低機能の端末装置でも接続が可能
となり頗る有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の構成を示すブロック
図である。
【図2】フィールド情報テーブルの設定例を示す図であ
る。
【図3】図2の設定例に基づいた画面表示例を示す図で
ある。
【図4】端末→コンピュータ・データ変換テーブルの設
定例を示す図である。
【図5】コンピュータ→端末データ変換テーブルの設定
例を示す図である。
【図6】端末装置からコンピュータにデータを送信する
場合の処理手順を示す図である。
【図7】コンピュータから端末装置にデータを送信する
場合の処理手順を示す図である。
【図8】キャラクター・キー・データをチェックするテ
ーブルの設定例を示す図である。
【図9】カーソル移動キー・データを変換するテーブル
の設定例を示す図である。
【符号の説明】
1 異機種端末接続装置 2 端末装置 3 コンピュータ 4 通信回線 5 通信回線 6 端末側データ受信処理部 7 端末側データ送信処理部 8 キー入力チェック処理部 9 端末側データ変換処理部 10 端末→コンピュータデータ変換テーブル 11 コンピュータ側データ送受信処理部 12 コンピュータ側データ変換処理部 13 コンピュータ→端末データ変換テーブル 14 フィールド情報テーブル作成部 15 フィールド情報テーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末装置と、該端末装置と直接データの
    送受信をすることができないコンピュータの間に設置さ
    れる異機種端末接続装置であって、端末装置とのデータ
    通信の制御を行う端末側データ処理部と、コンピュータ
    とのデータ通信の制御を行うコンピュータ側データ処理
    部と、端末装置との間で送受信するデータとコンピュー
    タとの間で送受信するデータとの対応関係を記憶するデ
    ータ変換テーブルと、コンピュータから送信されてくる
    出力画面の内容を、フィールド毎の属性を含めて記憶す
    るフィールド情報テーブルと、端末装置又はコンピュー
    タからデータが送信されてきた時、前記データ変換テー
    ブルを参照して相手方コンピュータ又は端末装置へ送信
    するデータに変換し、送信するデータ変換処理部と、コ
    ンピュータよりデータが送信されてきた時、データの内
    容に基づいて、前記フィールド情報テーブル内の出力画
    面の内容を、フィールド毎の属性を含めて変更するフィ
    ールド情報テーブル作成部と、端末装置よりデータが送
    信されてきた時、前記フィールド情報テーブルの内容と
    照合し、データをコンピュータに送信することの適否を
    判別するキー入力チェック部を有することを特徴とする
    異機種端末接続装置。
JP18001593A 1993-06-24 1993-06-24 異機種端末接続装置 Pending JPH0713911A (ja)

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