JPH0713842U - コンクリートバケット開閉装置 - Google Patents

コンクリートバケット開閉装置

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JPH0713842U
JPH0713842U JP4514493U JP4514493U JPH0713842U JP H0713842 U JPH0713842 U JP H0713842U JP 4514493 U JP4514493 U JP 4514493U JP 4514493 U JP4514493 U JP 4514493U JP H0713842 U JPH0713842 U JP H0713842U
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JP
Japan
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hydraulic cylinder
gate
concrete
opening
bucket
Prior art date
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Pending
Application number
JP4514493U
Other languages
English (en)
Inventor
原 正 一 市
村 隆 中
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
  • Control And Safety Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッチャープラント等に付帯して装備される
自動開閉式ゲートを有するコンクリートバケットの改良
に関するものである。バケットに収容したコンクリート
の吊荷重を利用してゲート開閉の作動力を蓄圧させ、し
かも、その開閉操作を遠隔操作により行うことができる
自動開閉式ゲートを提供すること。 【構成】 油圧シリンダ2の作動により開閉作動するゲ
ートを底部に組み付けたコンクリートバケットと、吊荷
重により油圧力を蓄圧する油圧シリンダ4と吊り金具5
からなるコンクリートバケットであって、前記油圧力を
蓄圧する油圧シリンダ4と、前記ゲート開閉操作用の油
圧シリンダ2とを電磁式切換制御弁9を介して接続し、
この電磁式切換制御弁9を無線方式により遠隔操作する
ことにより、前記油圧シリンダ4に蓄圧した油圧力によ
りゲートを開閉操作するように構成したことを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、主としてバッチャープラントにおいて製造したコンクリートの搬 送に使用するコンクリートバケットに関するものである。さらに具体的に言えば 、そのコンクリートバケット底部に組み付けたゲートの自動開閉装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
バッチャープラントによって製造したコンクリートをダンプカーなどのトラン スファーカーをもって現場へ運搬する場合、そのトランスファーカーへの積込み 作業は、コンクリートバケットを用いて行っているのが普通である。ところで、 このコンクリートバケットは、コンクリートの払出しを容易にするため、バケッ ト底部に自動開閉式のゲートを装備した構成としているのが一般である。
【0003】 例えば、コンクリートバケット自体にエアータンクを組み込み、このエアータ ンクの空気圧を利用して開閉作動させるように構成したものや、コンクリートバ ケットの吊り金具ないしはコンクリートバケット自体にエンジンコンプレッサー を積み込んで、このエンジンコンプレッサーによる空気圧を利用して開閉作動さ せるように構成したものなど、いわゆる空気圧を利用した自動開閉装置に構成さ れているものが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、この空気圧利用による開閉装置においては、エアータンクに対する 自動給気であるとか、動力源となる圧力空気の確保などの点からコストが割高と なる問題点があった。しかも装置のメンテナンスが煩わしく維持費が高くなり、 前記コスト高の問題とともに改善課題とされていた。そこで、最近では、空気圧 に代わる油圧方式の開閉装置が提案されている。
【0005】 ところで、提案されている油圧方式の開閉装置は、コンクリートバケット自体 に油圧シリンダを組み付け、この油圧シリンダに吊荷重を負荷させることにより 油圧力を発生させ、つまりコンクリートバケットに収容したコンクリートの吊荷 重量を利用して油圧力を発生させ、この発生した油圧力を用いてゲートの開閉作 動を行うように構成したものである。そのため、開閉作動のために特別な動力源 を準備する必要はなく、大きなメリットがあると評価されている。
【0006】 しかし、現在提案されている前記油圧方式の開閉装置は、開閉作動のために、 油圧シリンダのストロークが大きく設定されている。したがってコンクリートバ ケット自体の背丈が高くなるという難点があった。さらにそのため、トランスフ ァーカーであるダンプ車等の車高や、バッチャープラント自体の高さにも影響を もたらすなどの問題点が指摘されていた。特にコンクリートをバケットへ供給す る時、落下高さが相対的に高くなり、そのためコンクリートの品質に悪影響を及 ぼしかねないとされている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案は、油圧シリンダを用いた開閉装置のメリットを損うことなく、前記 指摘されているような問題点を解消した、つまり改良した油圧方式のバケット開 閉装置を提供することを目的として考案したものである。
【0008】 そこで、前記目的を達成する手段として、この考案は、次のような手段を講じ たことにある。まず、油圧シリンダの作動により開閉操作するゲートを底部に組 み付けたコンクリートバケットを、吊荷重により油圧力を蓄圧する油圧シリンダ を介して吊り金具に懸架させる構成とした。つまりコンクリートの吊下重量によ って前記油圧シリンダに油圧力が蓄圧されるようにした。
【0009】 そして、前記ゲートの開閉作動を行う油圧シリンダと、前記油圧力を蓄圧する 油圧シリンダとを電磁式切換制御弁を介して接続するとともに、この電磁式切換 制御弁を無線方式により遠隔切換操作するように構成したことを特徴とするもの である。
【0010】
【作用】
この考案は、以上説明したように構成したので、バケットにコンクリートを収 容し、吊り上げると、吊り金具とバケットとの間に介在させた油圧シリンダにコ ンクリートの吊荷重が負荷され油圧力が蓄圧される。ところで、この油圧力を蓄 圧した油圧シリンダと、前記コンクリートバケットのゲートを開閉操作する油圧 シリンダとは、無線方式により操作できる電磁式切換制御弁を介して接続されて いるため、この電磁式の切換制御弁を遠隔操作すれば、ゲートは自動的に開放さ れる。その結果、バケット内に収容したコンクリートは、トランスファーカーへ 容易に積み込むことができる。
【0011】
【実施例】
さらに、この考案による開閉装置を装備したコンクリートバケットの構成・作 用を図面に示す実施例に基づいて具体的に説明する。図1は、開閉装置を組み込 んだコンクリートバケットを示す概略機構図で、図2は、その油圧回路図を示す ものである。
【0012】 まず、図1で示すようにコンクリートバケット1は、その底部に油圧シリンダ 2および2で開閉操作される両開き形式のゲート3および3を組み込んだ構成と した。ちなみに点線で示すのは、ゲート3および3を開放した場合を示す。つい で、前記油圧シリンダ2および2を介してゲート3および3を開放作動するため の油圧力を蓄圧するための油圧シリンダ4は,スプリング4aを内蔵したいわゆ るスプリング復帰形の油圧シリンダ4を用いた。実施例においては、その油圧シ リンダ4を吊り金具5との間に、2本を1対として吊下させた。すなわちそれぞ れの油圧シリンダ4におけるロッド4bの上端部を吊り金具5側に連結ピン6を 介して連結し、シリンダ4cの下端部は、吊りワイヤ7を介してコンクリートバ ケット1側に連結した。そして、前記吊り金具5に、無線受信のアンテナ8を装 備した構成とした。
【0013】 ついで図2で示すように、前記1対の油圧シリンダ4および4におけるそれぞ れの圧縮側、図示においてシリンダ4cの上部側、つまり吊荷重により油圧力を 発生する上部側を電磁式3位置4方向の切換制御弁9に接続し、さらに、この切 換制御弁9を介してコンクリートバケット1におけるゲート3および3の開閉操 作用の前記油圧シリンダ2および2に接続し油圧回路を形成した。そして、前記 切換制御弁9を前記吊り金具5に設けた無線受信アンテナ8からの信号で切換制 御されるように構成した。ちなみに、前記3位置4方向の切換制御弁9を無線信 号をもってa側に切換えると、ゲート3および3の開閉操作用の油圧シリンダ2 および2が縮み、ゲート3および3が開き、b側に切換えるとゲート3および3 が閉まる回路構成とした。
【0014】 また、コンクリートバケット1に収容したコンクリートを荷下ろし、コンクリ ートバケット1を着床すると、図示の前記油圧回路中に組み込んだ2位置1方向 の切換制御弁10が作動し、前記蓄圧用の油圧シリンダ4は、スプリング4aの 働きによって元の状態に復帰するようにした。なお、前記切換制御弁10は、図 面上には表示していないが、コンクリートバケット1の底部にリミットスイッチ を設けておき、これが着床によって作動し、この作動信号によって切換作動され るように構成した。
【0015】
【考案の効果】
この考案によるコンクリートバケット開閉装置は、以上実施例を通して説明し たように構成したので次のような効果を発揮することができる。 (1)吊荷重によって油圧力を蓄圧する油圧シリンダを従来のようにコンクリー トバケット自体に組み付けることなく、吊り金具とコンクリートバケットとの間 に組み付ける構成としたため、コンクリートバケットの高さを高くする必要がな い。 (2)コンクリートバケット高さを高くとる必要がないため、トランスファーカ ーはもちろんバッチャプラントも既設のままでよい。 (3)既設のコンクリートバケットをそのまま利用できるため、コンクリート落 下高さは従来通りでよい。そのためバッチャープラントからバケットへのコンク リート落し込み高さに変化はなく、コンクリートの品質への影響はない。 (4)(1)で説明したように油圧力を蓄圧する油圧シリンダをコンクリートバ ケットと別体にして組み込む構成としたので、予備のコンクリートバケットをそ のまま利用することができ改良のための費用負担が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案による開閉装置を組み込んだコンクリ
ートバケットの構成を示す側面図である。
【図2】開閉装置における油圧回路の一例を示すもので
ある。
【符号の説明】
1 …… コンクリートバケット 2 …… ゲート開閉操作用の油圧シリンダ 3 …… ゲート 4 …… 油圧シリンダ 5 …… 吊り金具 6 …… 連結ピン 7 …… 吊りワイヤ 8 …… 無線受信のアンテナ 9 …… 電磁式方向切換制御弁 10…… 電磁式切換制御弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧シリンダの作動により開閉作動する
    ゲートを底部に組み付けたコンクリートバケットと、吊
    荷重により油圧力を蓄圧する油圧シリンダと吊り金具か
    らなるコンクリートバケットであって、 前記吊荷重により油圧力を蓄圧する油圧シリンダと、前
    記ゲート開閉操作用の油圧シリンダとを電磁式切換制御
    弁を介して接続するとともに、この電磁式切換制御弁を
    無線方式により遠隔操作することにより、前記油圧シリ
    ンダに蓄圧した油圧力により前記コンクリートバケット
    のゲートを開閉操作するように構成したことを特徴とす
    るコンクリートバケット開閉装置。
JP4514493U 1993-08-19 1993-08-19 コンクリートバケット開閉装置 Pending JPH0713842U (ja)

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JP4514493U JPH0713842U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 コンクリートバケット開閉装置

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JP4514493U JPH0713842U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 コンクリートバケット開閉装置

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JPH0713842U true JPH0713842U (ja) 1995-03-10

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ID=12711088

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JP4514493U Pending JPH0713842U (ja) 1993-08-19 1993-08-19 コンクリートバケット開閉装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03195693A (ja) * 1989-12-25 1991-08-27 Kajima Corp コンクリートバケットのゲート開閉装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03195693A (ja) * 1989-12-25 1991-08-27 Kajima Corp コンクリートバケットのゲート開閉装置

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