JPH07137951A - エレベータの異常検出装置 - Google Patents
エレベータの異常検出装置Info
- Publication number
- JPH07137951A JPH07137951A JP28682793A JP28682793A JPH07137951A JP H07137951 A JPH07137951 A JP H07137951A JP 28682793 A JP28682793 A JP 28682793A JP 28682793 A JP28682793 A JP 28682793A JP H07137951 A JPH07137951 A JP H07137951A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counterweight
- elevator
- rails
- rail
- abnormality detecting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カウンターウェイトがカウンターウェイトレ
ールから外れたことを自動的に検出するエレベータの異
常検出装置を提供する。 【構成】 両側に溝部を有し、その溝部に嵌め込まれた
カウンターウェイトレール１ａ、１ｂに沿って上下動可
能なカウンターウェイト２の両側にそれぞれカウンター
ウェイトレール１ａ、１ｂを挟み込むように設けられた
１つ以上の位置検出器３ａ、３ｂと、前記位置検出器の
検出情報を常時監視する端末装置とを備えた。
ールから外れたことを自動的に検出するエレベータの異
常検出装置を提供する。 【構成】 両側に溝部を有し、その溝部に嵌め込まれた
カウンターウェイトレール１ａ、１ｂに沿って上下動可
能なカウンターウェイト２の両側にそれぞれカウンター
ウェイトレール１ａ、１ｂを挟み込むように設けられた
１つ以上の位置検出器３ａ、３ｂと、前記位置検出器の
検出情報を常時監視する端末装置とを備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータの異常検出
装置に係り、特に、エレベータのカウンターウェイトの
カウンターウェイトレールからの外れを検出するように
したエレベータの異常検出装置に関する。
装置に係り、特に、エレベータのカウンターウェイトの
カウンターウェイトレールからの外れを検出するように
したエレベータの異常検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベータのカウンターウェイトは、両
側に設けた溝部にカウンターウェイトレールが嵌め込ま
れ、エレベータ乗かごの上下移動に伴ってカウンターウ
ェイトレールに沿ってエレベータ乗かごと反対の方向に
上下移動するものである。
側に設けた溝部にカウンターウェイトレールが嵌め込ま
れ、エレベータ乗かごの上下移動に伴ってカウンターウ
ェイトレールに沿ってエレベータ乗かごと反対の方向に
上下移動するものである。
【０００３】従来、エレベータのカウンターウェイトに
ついては、通常のエレベータ動作中にカウンターウェイ
トレールから外れないような構造になっているため、カ
ウンターウェイトがカウンターウェイトレールから外れ
たことを検出する機構は設けられていなかった。
ついては、通常のエレベータ動作中にカウンターウェイ
トレールから外れないような構造になっているため、カ
ウンターウェイトがカウンターウェイトレールから外れ
たことを検出する機構は設けられていなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】地震などの発生により
エレベータのカウンターウェイトがレールから外れてし
まった場合、それに気付かずにその後エレベータを復旧
その他の理由で走行させると、乗かごとカウンターウェ
イトとの衝突などといった一歩間違えば人命にかかわる
事故を引き起こす可能性がある。
エレベータのカウンターウェイトがレールから外れてし
まった場合、それに気付かずにその後エレベータを復旧
その他の理由で走行させると、乗かごとカウンターウェ
イトとの衝突などといった一歩間違えば人命にかかわる
事故を引き起こす可能性がある。
【０００５】本発明はこのような問題を解決するもの
で、その目的は、カウンターウェイトがカウンターウェ
イトレールから外れたことを自動的に検出するエレベー
タの異常検出装置を提供することにある。
で、その目的は、カウンターウェイトがカウンターウェ
イトレールから外れたことを自動的に検出するエレベー
タの異常検出装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、両側に溝部を有し、その溝部にカウンタ
ーウェイトレールが嵌め込まれ、カウンターウェイトレ
ールに沿って上下移動可能なカウンターウェイトと、こ
のカウンターウェイトの両側にそれぞれカウンターウェ
イトレールをはさみ込むように設けられた１つ以上の位
置検出器と、前記位置検出器の検出情報を常時監視する
端末装置とを備えた手段を具備している。
に、本発明は、両側に溝部を有し、その溝部にカウンタ
ーウェイトレールが嵌め込まれ、カウンターウェイトレ
ールに沿って上下移動可能なカウンターウェイトと、こ
のカウンターウェイトの両側にそれぞれカウンターウェ
イトレールをはさみ込むように設けられた１つ以上の位
置検出器と、前記位置検出器の検出情報を常時監視する
端末装置とを備えた手段を具備している。
【０００７】
【作用】大きな地震が発生してカウンターウェイトがカ
ウンターウェイトレールから外れたような場合、カウン
ターウェイトの両側に取り付けられている位置検出器の
検出出力が端末装置に伝達され、端末装置がカウンター
ウェイトのカウンターウェイトレールからの外れを直ち
に検知するので、直ちにエレベータの動作を停止させ
る。これにより、カウンターウェイトと乗かご等との衝
突といった大事故の発生を未然に防ぐことができる。
ウンターウェイトレールから外れたような場合、カウン
ターウェイトの両側に取り付けられている位置検出器の
検出出力が端末装置に伝達され、端末装置がカウンター
ウェイトのカウンターウェイトレールからの外れを直ち
に検知するので、直ちにエレベータの動作を停止させ
る。これにより、カウンターウェイトと乗かご等との衝
突といった大事故の発生を未然に防ぐことができる。
【０００８】
【実施例】図１において、１ａ、１ｂは対をなすカウン
ターウェイトレール、２はカウンターウェイト、３ａ、
３ｂは略コの字型の位置検出器、４ａ、４ｂは検出信号
出力線、５ａ、５ｂはロープである。
ターウェイトレール、２はカウンターウェイト、３ａ、
３ｂは略コの字型の位置検出器、４ａ、４ｂは検出信号
出力線、５ａ、５ｂはロープである。
【０００９】そして、エレベータのカウンターウェイト
２はその両側に溝部（図示なし）を設けており、カウン
ターウェイト２の据付時にその溝部がカウンターウェイ
トレール１ａ、１ｂに嵌め込まれカウンターウェイト２
の上側にはロープ５ａ、５ｂが結合され、そのロープ５
ａ、５ｂの移動にともなって、カウンターウェイトレー
ル１ａ、１ｂに沿ってカウンターウェイト２が上下動で
きるように構成されている。
２はその両側に溝部（図示なし）を設けており、カウン
ターウェイト２の据付時にその溝部がカウンターウェイ
トレール１ａ、１ｂに嵌め込まれカウンターウェイト２
の上側にはロープ５ａ、５ｂが結合され、そのロープ５
ａ、５ｂの移動にともなって、カウンターウェイトレー
ル１ａ、１ｂに沿ってカウンターウェイト２が上下動で
きるように構成されている。
【００１０】カウンターウェイト２の上部の両側部分に
は、カウンターウェイト１ａ、１ｂをそれぞれ挟み込む
ように位置検出器３ａ、３ｂが取り付けられ、これら位
置検出器３ａ、３ｂから検出信号出力線４ａ、４ｂが導
出され、これら検出信号出力線４ａ、４ｂは端末装置
（図示なし）に接続されている。
は、カウンターウェイト１ａ、１ｂをそれぞれ挟み込む
ように位置検出器３ａ、３ｂが取り付けられ、これら位
置検出器３ａ、３ｂから検出信号出力線４ａ、４ｂが導
出され、これら検出信号出力線４ａ、４ｂは端末装置
（図示なし）に接続されている。
【００１１】前記構成における本実施例は次のような動
作を行う。
作を行う。
【００１２】カウンターウェイト２がカウンターウェイ
トレール１ａ、１ｂに沿って上下運動している場合、カ
ウンターウェイト２の上部に取り付けられている両方の
位置検出装置３ａ、３ｂはカウンターウェイトレール１
ａ、１ｂのレール部分を検出する状態にあるので、端末
装置（図示なし）に接続されている検出信号出力線４
ａ、４ｂに流れる信号状態は変化せず端末装置はカウン
ターウェイト２の上下動を続行させるように働く。
トレール１ａ、１ｂに沿って上下運動している場合、カ
ウンターウェイト２の上部に取り付けられている両方の
位置検出装置３ａ、３ｂはカウンターウェイトレール１
ａ、１ｂのレール部分を検出する状態にあるので、端末
装置（図示なし）に接続されている検出信号出力線４
ａ、４ｂに流れる信号状態は変化せず端末装置はカウン
ターウェイト２の上下動を続行させるように働く。
【００１３】ここで、カウンターウェイト２の停止中、
又は上下動中に、大きな地震などが発生し、カウンター
ウェイトレール１ａ、１ｂの変形又はカウンターウェイ
ト２自身の変形によって、カウンターウェイト２が一方
又は両方のカウンターウェイトレール１ａ、１ｂから外
れてしまった場合には、位置検出器３ａ、３ｂの一方又
は両方は、カウンターウェイトレール１ａ、１ｂのレー
ル部分の検知をしなくなるので、検出信号出力線４ａ、
４ｂに流れる信号状態が変化し、その信号状態の変化が
端末装置に伝達される。この時端末装置はその信号状態
の変化に応答して、直ちに、エレベータの動作を停止さ
せ、カウンターウェイト２の上下動も停止させる。
又は上下動中に、大きな地震などが発生し、カウンター
ウェイトレール１ａ、１ｂの変形又はカウンターウェイ
ト２自身の変形によって、カウンターウェイト２が一方
又は両方のカウンターウェイトレール１ａ、１ｂから外
れてしまった場合には、位置検出器３ａ、３ｂの一方又
は両方は、カウンターウェイトレール１ａ、１ｂのレー
ル部分の検知をしなくなるので、検出信号出力線４ａ、
４ｂに流れる信号状態が変化し、その信号状態の変化が
端末装置に伝達される。この時端末装置はその信号状態
の変化に応答して、直ちに、エレベータの動作を停止さ
せ、カウンターウェイト２の上下動も停止させる。
【００１４】このように、なんらかの原因によってカウ
ンターウェイト２がカウンターウェイトレール１ａ、１
ｂから外れたときには直ちにカウンターウェイト２の移
動を含むエレベータの動作を停止させるようにしている
ので、外れたカウンターウェイト２が乗かご等に衝突し
て大事故になるのを未然に防ぐことができる。
ンターウェイト２がカウンターウェイトレール１ａ、１
ｂから外れたときには直ちにカウンターウェイト２の移
動を含むエレベータの動作を停止させるようにしている
ので、外れたカウンターウェイト２が乗かご等に衝突し
て大事故になるのを未然に防ぐことができる。
【００１５】次に図２は、本発明のエレベータの異常検
出装置の他の実施例を示す側面図である。
出装置の他の実施例を示す側面図である。
【００１６】図２において３ｃ、３ｄは略コの字型の位
置検出器、４ｃ、４ｄは検出信号出力線でありその他、
図１に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を
付けている。
置検出器、４ｃ、４ｄは検出信号出力線でありその他、
図１に示された構成要素と同じ構成要素には同じ符号を
付けている。
【００１７】この実施例と図１に示された実施例との違
いは、図１に示された実施例が、カウンターウェイト２
の上部の両側に位置検出器３ａ、３ｂを取り付けている
のに対し、この実施例が、そのほかにカウンターウェイ
ト２の下部の両側にも位置検出器３ｃ、３ｄを取り付け
ているだけであって、そのほかに、この実施例と図１に
示されている実施例との間に構成上に違いはない。
いは、図１に示された実施例が、カウンターウェイト２
の上部の両側に位置検出器３ａ、３ｂを取り付けている
のに対し、この実施例が、そのほかにカウンターウェイ
ト２の下部の両側にも位置検出器３ｃ、３ｄを取り付け
ているだけであって、そのほかに、この実施例と図１に
示されている実施例との間に構成上に違いはない。
【００１８】この実施例によれば、前記図１に示された
実施例の動作のほかに、カウンターウェイト２のカウン
ターウェイトレール１ａ、１ｂからの部分的な外れも検
出できるようになる。
実施例の動作のほかに、カウンターウェイト２のカウン
ターウェイトレール１ａ、１ｂからの部分的な外れも検
出できるようになる。
【００１９】
【発明の効果】本発明によれば、大きな地震が発生して
カウンターウェイトがカウンターウェイトレールから外
れたような場合、カウンターウェイトの両側に取り付け
られている位置検出器の検出出力が端末装置に伝達さ
れ、端末装置がカウンターウェイトのカウンターウェイ
トレールからの外れを直ちに検知するので、直ちにエレ
ベータの動作は停止し、カウンターウェイトと乗かご等
との衝突といった大事故の発生を未然に防ぐことができ
る。
カウンターウェイトがカウンターウェイトレールから外
れたような場合、カウンターウェイトの両側に取り付け
られている位置検出器の検出出力が端末装置に伝達さ
れ、端末装置がカウンターウェイトのカウンターウェイ
トレールからの外れを直ちに検知するので、直ちにエレ
ベータの動作は停止し、カウンターウェイトと乗かご等
との衝突といった大事故の発生を未然に防ぐことができ
る。
【図１】本発明の一実施例の構成を示す図である。
【図２】本発明の他の実施例の構成を示す図である。
１ａ、１ｂ カウンターウェイトレール ２ カウンターウェイト ３ａ、３ｂ、３ｃ、３ｄ 位置検出装置 ４ａ、４ｂ、４ｃ、４ｄ 検出信号出力線 ５ａ、５ｂ ロープ
Claims (1)
- 【請求項１】 両側に溝部を有し、その溝部にカウンタ
ーウェイトレールが嵌め込まれ、カウンターウェイトレ
ールに沿って上下移動可能なカウンターウェイトと、こ
のカウンターウェイトの両側にそれぞれカウンターウェ
イトレールをはさみ込むように設けられた１つ以上の位
置検出器と、前記位置検出器の検出情報を常時監視する
端末装置とを備えたことを特徴とするエレベータの異常
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28682793A JPH07137951A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エレベータの異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28682793A JPH07137951A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エレベータの異常検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07137951A true JPH07137951A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17709556
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28682793A Pending JPH07137951A (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エレベータの異常検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07137951A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008037557A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Hitachi Ltd | エレベータ装置 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP28682793A patent/JPH07137951A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008037557A (ja) * | 2006-08-04 | 2008-02-21 | Hitachi Ltd | エレベータ装置 |
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