JPH07137483A - 配送伝票 - Google Patents
配送伝票Info
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- JPH07137483A JPH07137483A JP5311086A JP31108693A JPH07137483A JP H07137483 A JPH07137483 A JP H07137483A JP 5311086 A JP5311086 A JP 5311086A JP 31108693 A JP31108693 A JP 31108693A JP H07137483 A JPH07137483 A JP H07137483A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- piece
- bar
- code
- bar code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面にバーコードが表示さた配送伝票紙片を
複数枚積み重ねた状態で、最上部の配送伝票紙片のバー
コードを高感度のバーコードリーダを使用して読み取る
場合においても、バーコードの誤読み取りを起こさない
配送伝票を提供する。 【構成】 配送伝票を構成する各紙片のバーコードが表
示された領域の裏面に着色層を設けることにより、伝票
紙片を積み重ねた場合に下側の紙片に表示さているバー
コードが上側の紙片を通して透けて見えるのを防止した
構成の配送伝票である。
複数枚積み重ねた状態で、最上部の配送伝票紙片のバー
コードを高感度のバーコードリーダを使用して読み取る
場合においても、バーコードの誤読み取りを起こさない
配送伝票を提供する。 【構成】 配送伝票を構成する各紙片のバーコードが表
示された領域の裏面に着色層を設けることにより、伝票
紙片を積み重ねた場合に下側の紙片に表示さているバー
コードが上側の紙片を通して透けて見えるのを防止した
構成の配送伝票である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】バーコードが表示された配送伝票
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、伝票紙片表面にバーコードが
表示された配送伝票を使用し、伝票に表示されたバーコ
ードをバーコードリーダにて読み取ることにより荷物の
配送状況をコンピユーターにより管理する方法が採用さ
れている。上記のようなバーコードによる荷物の配送状
況を管理する場合に、伝票に表示されたバーコードをバ
ーコードリーダにて読み取る方法としては、配送伝票を
一枚づづ切り取つた状態で表面に表示されたバーコード
を読み取るケースもあれば、複数の紙片が重なつた複写
伝票の状態で一番上の紙片のバーコードを読み取るかな
いしはバーコードが表示された伝票紙片を多数枚重ねて
束にした状態で上から1枚ずつ捲りながら読み取るケー
ス等がある。特に大口顧客の場合には連続帳票の状態で
プリンターにてプリントアウトした後、連続の複写伝票
の状態で一番上の紙片のバーコードを読み取り出庫管理
を行うことがある。
表示された配送伝票を使用し、伝票に表示されたバーコ
ードをバーコードリーダにて読み取ることにより荷物の
配送状況をコンピユーターにより管理する方法が採用さ
れている。上記のようなバーコードによる荷物の配送状
況を管理する場合に、伝票に表示されたバーコードをバ
ーコードリーダにて読み取る方法としては、配送伝票を
一枚づづ切り取つた状態で表面に表示されたバーコード
を読み取るケースもあれば、複数の紙片が重なつた複写
伝票の状態で一番上の紙片のバーコードを読み取るかな
いしはバーコードが表示された伝票紙片を多数枚重ねて
束にした状態で上から1枚ずつ捲りながら読み取るケー
ス等がある。特に大口顧客の場合には連続帳票の状態で
プリンターにてプリントアウトした後、連続の複写伝票
の状態で一番上の紙片のバーコードを読み取り出庫管理
を行うことがある。
【0003】伝票表面にバーコードを表示するには、伝
票紙片の表面に直接印刷する方法とバーコードが印刷さ
れた粘着ラベルを貼着する方法があり、バーコードが印
刷された粘着ラベルを伝票に貼着する場合にはできるだ
け小サイズのラベルを使用する傾向があり、その場合ラ
ベルに印刷されたバーコード自体も縮小された小型化し
たバーコードであるため黒バーないし白バーの巾が極め
て細いものになる。したがつて、そのバーコードを読み
取るためのバーコードリーダについても読み取り感度の
高いものが使用される傾向にある。
票紙片の表面に直接印刷する方法とバーコードが印刷さ
れた粘着ラベルを貼着する方法があり、バーコードが印
刷された粘着ラベルを伝票に貼着する場合にはできるだ
け小サイズのラベルを使用する傾向があり、その場合ラ
ベルに印刷されたバーコード自体も縮小された小型化し
たバーコードであるため黒バーないし白バーの巾が極め
て細いものになる。したがつて、そのバーコードを読み
取るためのバーコードリーダについても読み取り感度の
高いものが使用される傾向にある。
【0004】裏カーボン等からなる複写伝票の場合は複
写適性を損なわないために伝票紙片に使用する用紙の厚
さは41g/m2 程度の薄いものが使用される。各伝票
紙片ともバーコードは同一の特定箇所に表示されている
ので、伝票紙片の用紙が薄いとバーコードが表示された
伝票を積み重ねた状態で最上部の伝票紙片を通して下の
紙片のバーコードが透けて見えるので、最上部の伝票の
バーコードを読み取る場合に、従来のバーコードリーダ
であれば問題なく読み取れたものが、最近使用され始め
ている高感度のバーコードリーダを使用してバーコード
を読み取ると、誤読み取りを起こすケースが増えてきて
いる。
写適性を損なわないために伝票紙片に使用する用紙の厚
さは41g/m2 程度の薄いものが使用される。各伝票
紙片ともバーコードは同一の特定箇所に表示されている
ので、伝票紙片の用紙が薄いとバーコードが表示された
伝票を積み重ねた状態で最上部の伝票紙片を通して下の
紙片のバーコードが透けて見えるので、最上部の伝票の
バーコードを読み取る場合に、従来のバーコードリーダ
であれば問題なく読み取れたものが、最近使用され始め
ている高感度のバーコードリーダを使用してバーコード
を読み取ると、誤読み取りを起こすケースが増えてきて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、配送伝票の
各紙片に表示されているバーコードを、配送伝票紙片が
複数枚積み重ねられた状態で、高感度のバーコードリー
ダを使用してバーコードを読み取る場合においても、バ
ーコードの誤読み取りを起こさない配送伝票を提供する
ことである。
各紙片に表示されているバーコードを、配送伝票紙片が
複数枚積み重ねられた状態で、高感度のバーコードリー
ダを使用してバーコードを読み取る場合においても、バ
ーコードの誤読み取りを起こさない配送伝票を提供する
ことである。
【0006】
【課題を解決するための手段】複数の紙片からなる複写
帳票であつて、それぞれの該紙片の表面の所定領域にバ
ーコードが表示されると共に、それぞれの該紙片の少な
くとも最上紙片の裏面の該バーコードに対応した位置に
該バーコードの輪郭より大きい着色層が設けられている
構成からなることを特徴とする配送伝票である。
帳票であつて、それぞれの該紙片の表面の所定領域にバ
ーコードが表示されると共に、それぞれの該紙片の少な
くとも最上紙片の裏面の該バーコードに対応した位置に
該バーコードの輪郭より大きい着色層が設けられている
構成からなることを特徴とする配送伝票である。
【0007】
【作用】配送伝票を構成する各紙片のバーコードが表示
された領域の裏面に着色層を設けることにより下側の紙
片に表示さているバーコードが上側の紙片を通して透け
て見えるのを防止することにより高感度のバーコードリ
ーダーを使用してもバーコードの誤読み取りを防止する
ことができる。
された領域の裏面に着色層を設けることにより下側の紙
片に表示さているバーコードが上側の紙片を通して透け
て見えるのを防止することにより高感度のバーコードリ
ーダーを使用してもバーコードの誤読み取りを防止する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、図面を引用して本発明を説明する。図
1は本発明の配送伝票の一例を示す図で、(イ)は平面
図、(ロ)は側面図、図2は本発明の配送伝票の上紙片
ないし中紙片の裏面を説明する平面図、図3は本発明の
配送伝票の連続帳票の状態を示す図であつて、1は上紙
片、2は中紙片、3は下紙片、4はバーコード、5は着
色層、6はカーボン層、7は可変情報記入欄、8はミシ
ン目、9は接着部をそれぞれ表す。
1は本発明の配送伝票の一例を示す図で、(イ)は平面
図、(ロ)は側面図、図2は本発明の配送伝票の上紙片
ないし中紙片の裏面を説明する平面図、図3は本発明の
配送伝票の連続帳票の状態を示す図であつて、1は上紙
片、2は中紙片、3は下紙片、4はバーコード、5は着
色層、6はカーボン層、7は可変情報記入欄、8はミシ
ン目、9は接着部をそれぞれ表す。
【0009】本発明の配送伝票の一例は図1(イ)、
(ロ)に示すように、上紙片1と中紙片2と下紙片3の
3紙片が積層されてなり、各紙片の表面の所定領域にバ
ーコード4が表示されていると共に、送付先、荷送人等
を記入するための可変情報記入欄7が設けられている。
各紙片の一方の側縁にはミシン目8を介して送り孔が形
成されるとともに接着部9により各紙片が接着固定され
ている。下紙片3以外の紙片即ち上紙片1と中紙片2に
はバーコード4が表示された領域の裏面にバーコード4
の輪郭より大きい着色層5が設けられ、可変情報記入欄
7の裏面には複写用のカーボン層6がそれぞれ設けられ
た構成からなつている。図1の実施例においては配送伝
票は3枚の紙片から構成されているが紙片の枚数は任意
であり必要に応じて増やせばよい。
(ロ)に示すように、上紙片1と中紙片2と下紙片3の
3紙片が積層されてなり、各紙片の表面の所定領域にバ
ーコード4が表示されていると共に、送付先、荷送人等
を記入するための可変情報記入欄7が設けられている。
各紙片の一方の側縁にはミシン目8を介して送り孔が形
成されるとともに接着部9により各紙片が接着固定され
ている。下紙片3以外の紙片即ち上紙片1と中紙片2に
はバーコード4が表示された領域の裏面にバーコード4
の輪郭より大きい着色層5が設けられ、可変情報記入欄
7の裏面には複写用のカーボン層6がそれぞれ設けられ
た構成からなつている。図1の実施例においては配送伝
票は3枚の紙片から構成されているが紙片の枚数は任意
であり必要に応じて増やせばよい。
【0010】上紙片1、中紙片2の裏面の状態は図2に
示す通りであり、バーコード4が表示された領域の裏面
にはバーコード4の輪郭より大きい面積の着色層5が設
けられ、表面の可変情報記入欄7に対応する裏面には複
写用のカーボン層6が設けられている。着色層5の面積
に関しては、各紙片の表面に表示されているバーコード
4の輪郭より上下、左右共に数mm大きく設定するほう
が良い。特にバーコード4の左右に関しては5mm以上
バーコード4の輪郭より大きくなるように着色層5を設
けたほうが良く、それ以下の場合には着色層5の境目を
バーコードと読み間違える可能性が高くなるおそれがあ
る。
示す通りであり、バーコード4が表示された領域の裏面
にはバーコード4の輪郭より大きい面積の着色層5が設
けられ、表面の可変情報記入欄7に対応する裏面には複
写用のカーボン層6が設けられている。着色層5の面積
に関しては、各紙片の表面に表示されているバーコード
4の輪郭より上下、左右共に数mm大きく設定するほう
が良い。特にバーコード4の左右に関しては5mm以上
バーコード4の輪郭より大きくなるように着色層5を設
けたほうが良く、それ以下の場合には着色層5の境目を
バーコードと読み間違える可能性が高くなるおそれがあ
る。
【0011】紙片を構成する用紙は下紙片3以外はカー
ボン複写紙として使用される。下紙片3まで印字が確実
に行われるよう用紙はより薄い用紙が使用され、通常用
紙の厚さは50g/m2 以下の厚さであり一般的には4
1g/m2 の用紙が使用される。上記カーボン複写紙と
し使用する用紙は薄いために紙自体の隠蔽性が劣り紙を
通して下のバーコード4が透けて見えてくる。同一のバ
ーコード4が表示された配送伝票であつてもバーコード
4を印刷する時点でのズレ、各紙片を丁合する際のズレ
が生じるのでバーコード4が完全に同位置に重ならずに
ズレることがあるために上紙片1の用紙を通してバーコ
ード4が透けてくる。1枚づつ切り取つた配送伝票紙片
を多数枚重ねて束にした場合にもそれぞれの紙片に表示
されているバーコード4の位置が異なるため一番上の紙
片を通して下の紙片のバーコード4が透けてくる。上記
のように複数のバーコード4が表示さた伝票紙片を積み
重ねた状態で一番上のバーコードをバーコードリーダで
読み取る場合に、下の紙片に表示さているバーコード4
が透けて誤読取りの原因となるのを防止するのが着色層
5の目的である。
ボン複写紙として使用される。下紙片3まで印字が確実
に行われるよう用紙はより薄い用紙が使用され、通常用
紙の厚さは50g/m2 以下の厚さであり一般的には4
1g/m2 の用紙が使用される。上記カーボン複写紙と
し使用する用紙は薄いために紙自体の隠蔽性が劣り紙を
通して下のバーコード4が透けて見えてくる。同一のバ
ーコード4が表示された配送伝票であつてもバーコード
4を印刷する時点でのズレ、各紙片を丁合する際のズレ
が生じるのでバーコード4が完全に同位置に重ならずに
ズレることがあるために上紙片1の用紙を通してバーコ
ード4が透けてくる。1枚づつ切り取つた配送伝票紙片
を多数枚重ねて束にした場合にもそれぞれの紙片に表示
されているバーコード4の位置が異なるため一番上の紙
片を通して下の紙片のバーコード4が透けてくる。上記
のように複数のバーコード4が表示さた伝票紙片を積み
重ねた状態で一番上のバーコードをバーコードリーダで
読み取る場合に、下の紙片に表示さているバーコード4
が透けて誤読取りの原因となるのを防止するのが着色層
5の目的である。
【0012】したがつて、着色層5の性質としては隠蔽
性が大きい程よく、隠蔽性を大きくするためには色調と
しては黒に近い暗色がよいが、着色層5を黒色にすると
着色層5の色が紙片の用紙を通して表面から透けて見え
るので、紙片表面に表示されているバーコード4の白バ
ー及びマージン部の反射率が低下し黒色バーと白バーと
のコントラストが小さくなりバーコードが読み取り難く
なるので、着色層5の色調としては明るい色で且つ隠蔽
性の優れた色が好ましく、例えば銀、白、グレー等の色
調が適当である。着色層5の印刷については半調ベタな
いしは微細模様等で印刷するのではなく、完全なベタ版
にて印刷するのが適当である。
性が大きい程よく、隠蔽性を大きくするためには色調と
しては黒に近い暗色がよいが、着色層5を黒色にすると
着色層5の色が紙片の用紙を通して表面から透けて見え
るので、紙片表面に表示されているバーコード4の白バ
ー及びマージン部の反射率が低下し黒色バーと白バーと
のコントラストが小さくなりバーコードが読み取り難く
なるので、着色層5の色調としては明るい色で且つ隠蔽
性の優れた色が好ましく、例えば銀、白、グレー等の色
調が適当である。着色層5の印刷については半調ベタな
いしは微細模様等で印刷するのではなく、完全なベタ版
にて印刷するのが適当である。
【0013】上紙片1及び中紙片2として使用する坪量
41g/m2 のカーボン複写用紙を使用して、表面に墨
インキでバーコード4を印刷し裏面にグレーインキにて
着色層5をベタ印刷により設けた場合と着色層5のない
場合を比較すると、坪量41g/m2 のカーボン複写用
紙自体の光透過率は32〜35%であるのに対して、グ
レーインキの着色層5を設けた部分の光透過率は23〜
28%であり透過率が低下した分だけ下の色が透けて見
え難くなつている。表面のバーコード4の白バーの反射
率は着色層5のないカーボン複写用紙では77〜80%
であるのに対して裏面に着色層5を設けた場合において
も74〜76%であり、反射率はわずかに低下するが、
白バー及びマージン部の反射率は70%以上の規格に適
合し、バーコード4の読み取り適性は良好である。
41g/m2 のカーボン複写用紙を使用して、表面に墨
インキでバーコード4を印刷し裏面にグレーインキにて
着色層5をベタ印刷により設けた場合と着色層5のない
場合を比較すると、坪量41g/m2 のカーボン複写用
紙自体の光透過率は32〜35%であるのに対して、グ
レーインキの着色層5を設けた部分の光透過率は23〜
28%であり透過率が低下した分だけ下の色が透けて見
え難くなつている。表面のバーコード4の白バーの反射
率は着色層5のないカーボン複写用紙では77〜80%
であるのに対して裏面に着色層5を設けた場合において
も74〜76%であり、反射率はわずかに低下するが、
白バー及びマージン部の反射率は70%以上の規格に適
合し、バーコード4の読み取り適性は良好である。
【0014】白バー及びマージンの反射率に対する黒バ
ーのPCS値〔PCS値=(RW −RB )/RW 、
RW : 白バー及びマージン部の反射率,RB :黒バーの
反射率〕は0.70以上であることが必要であるが、バ
ーコード4が表示された用紙の裏面にグレーインキにて
着色層5をベタ印刷により設けたものではPCS値が
0.92〜0.93であり上記の規格に適合しており、
バーコードリーダでの読みとり適性は良好であり、高感
度のバーコードリーダでの読み取りテストの結果では1
回目で100%読み取り可能であつた。これに対して、
表面に墨でバーコード4を印刷し裏面にグレーインキに
て着色層5のベタ印刷を行なわない場合の、高感度のバ
ーコードリーダでの読み取りテストの結果では1回目で
50%、2回目で70%、3回目で80%であり、読み
取り不能が8%であつた。
ーのPCS値〔PCS値=(RW −RB )/RW 、
RW : 白バー及びマージン部の反射率,RB :黒バーの
反射率〕は0.70以上であることが必要であるが、バ
ーコード4が表示された用紙の裏面にグレーインキにて
着色層5をベタ印刷により設けたものではPCS値が
0.92〜0.93であり上記の規格に適合しており、
バーコードリーダでの読みとり適性は良好であり、高感
度のバーコードリーダでの読み取りテストの結果では1
回目で100%読み取り可能であつた。これに対して、
表面に墨でバーコード4を印刷し裏面にグレーインキに
て着色層5のベタ印刷を行なわない場合の、高感度のバ
ーコードリーダでの読み取りテストの結果では1回目で
50%、2回目で70%、3回目で80%であり、読み
取り不能が8%であつた。
【0015】上記実施例においては、カーボン複写帳票
からなる配送伝票について説明したが、ノンカーボンタ
イプの複写帳票からなる配送伝票においても複写適性を
考慮してカーボン複写帳票と同程度の薄い用紙をしてい
るので同様の誤読み取りの問題が発生するおそれがあ
り、同様に紙片の表面に表示されたバーコード4に対応
する裏面に着色層7を設けるようにしてもよい。
からなる配送伝票について説明したが、ノンカーボンタ
イプの複写帳票からなる配送伝票においても複写適性を
考慮してカーボン複写帳票と同程度の薄い用紙をしてい
るので同様の誤読み取りの問題が発生するおそれがあ
り、同様に紙片の表面に表示されたバーコード4に対応
する裏面に着色層7を設けるようにしてもよい。
【0016】本発明の配送伝票は図3に示すように、複
写用の用紙の複数の紙片からなる連続帳票の状態で製造
される。運送会社内部での転送用の配送伝票として使用
するには、連続帳票の状態で可変情報記入欄7にプリン
ターにより送付先、荷送人等の可変情報をプリントし、
該可変情報をプリントすると同時に紙片表面に表示され
たバーコードをバーコードリーダにて読み取り、該可変
情報に対応したバーコードをコンピユーターにて記憶し
ておくことにより、荷物の配送状況のコンピユーターに
よる管理が実施できる。個人の荷物の配送用の伝票とし
て使用する場合には、個々の配送伝票を切り離しバーコ
ード側の送り孔部をミシン目8により切り取つた状態
で、依頼者に配送伝票の送付先、荷送人等の可変情報を
記入してもらつた後に、配送伝票のバーコード4を読み
取りコンピユーターにて記憶しておくことにより荷物の
配送状況のコンピユーターによる管理が実施できる。
写用の用紙の複数の紙片からなる連続帳票の状態で製造
される。運送会社内部での転送用の配送伝票として使用
するには、連続帳票の状態で可変情報記入欄7にプリン
ターにより送付先、荷送人等の可変情報をプリントし、
該可変情報をプリントすると同時に紙片表面に表示され
たバーコードをバーコードリーダにて読み取り、該可変
情報に対応したバーコードをコンピユーターにて記憶し
ておくことにより、荷物の配送状況のコンピユーターに
よる管理が実施できる。個人の荷物の配送用の伝票とし
て使用する場合には、個々の配送伝票を切り離しバーコ
ード側の送り孔部をミシン目8により切り取つた状態
で、依頼者に配送伝票の送付先、荷送人等の可変情報を
記入してもらつた後に、配送伝票のバーコード4を読み
取りコンピユーターにて記憶しておくことにより荷物の
配送状況のコンピユーターによる管理が実施できる。
【0017】実施例1 坪量41g/m2 の複写用紙を使用して、先ず表面にオ
フセツト印刷にて可変情報記入欄を含む固定情報を印刷
し、表面のバーコード印刷領域の裏面に、メジウム10
0部、黒インキ10部、藍インキ2部、紅インキ1部の
組成からなるグレーインキを使用して、バーコードの輪
郭より上下方向が各3mm大きく、左右方向が各5mm
大きい着色部をオフセツト印刷し、次いで表面に印刷さ
れた可変情報記入欄に対応した裏面に複写用のカーボン
インキを塗布した後、用紙の裏面に印刷された着色部の
中央に対応する用紙表面に黒インキを使用して活版印刷
にてバーコードを印刷した後、切り取り用のミシン目を
形成して上紙片及び中紙片からなる複写紙片を連続帳票
の状態で作製した。下紙片は坪量81.4g/m2の用
紙を使用して表面にオフセツト印刷にて可変情報記入欄
を含む固定情報を印刷すると共に所定領域に黒インキを
使用して活版印刷にてバーコードを印刷した後切り取り
用のミシン目を形成して連続帳票の状態で作製した。上
記の可変情報記入欄を含む固定情報の印刷、バーコード
の印刷、着色部の印刷には全て速乾性の紫外線硬化性イ
ンキを使用して行つた。上記で作製した上紙片と中紙片
と下紙片とを丁合して送り孔部の側縁の接着部にて3枚
の紙片を固定して連続帳票からなる配送伝票を作製し
た。上記で作製した配送伝票を重ねた状態で、最上部の
紙片に表示されたバーコードを高感度のバーコードリー
ダにて読み取りテストの結果、1回の読み取りで100
%読み取ることができ誤読み取りは出なかつた。
フセツト印刷にて可変情報記入欄を含む固定情報を印刷
し、表面のバーコード印刷領域の裏面に、メジウム10
0部、黒インキ10部、藍インキ2部、紅インキ1部の
組成からなるグレーインキを使用して、バーコードの輪
郭より上下方向が各3mm大きく、左右方向が各5mm
大きい着色部をオフセツト印刷し、次いで表面に印刷さ
れた可変情報記入欄に対応した裏面に複写用のカーボン
インキを塗布した後、用紙の裏面に印刷された着色部の
中央に対応する用紙表面に黒インキを使用して活版印刷
にてバーコードを印刷した後、切り取り用のミシン目を
形成して上紙片及び中紙片からなる複写紙片を連続帳票
の状態で作製した。下紙片は坪量81.4g/m2の用
紙を使用して表面にオフセツト印刷にて可変情報記入欄
を含む固定情報を印刷すると共に所定領域に黒インキを
使用して活版印刷にてバーコードを印刷した後切り取り
用のミシン目を形成して連続帳票の状態で作製した。上
記の可変情報記入欄を含む固定情報の印刷、バーコード
の印刷、着色部の印刷には全て速乾性の紫外線硬化性イ
ンキを使用して行つた。上記で作製した上紙片と中紙片
と下紙片とを丁合して送り孔部の側縁の接着部にて3枚
の紙片を固定して連続帳票からなる配送伝票を作製し
た。上記で作製した配送伝票を重ねた状態で、最上部の
紙片に表示されたバーコードを高感度のバーコードリー
ダにて読み取りテストの結果、1回の読み取りで100
%読み取ることができ誤読み取りは出なかつた。
【0018】
【発明の効果】複数の紙片からなり各紙片の表面の所定
領域にバーコードが表示された裏カーボン複写帳票から
なる配送伝票において、紙片の表面に表示さたバーコー
ドに対応した紙片裏面の位置にバーコードの輪郭より大
きい着色層を設けた構成とすることにより、バーコード
が表示された紙片を複数枚積み重ねた状態で高感度のバ
ーコードリーダを使用してバーコードを読み取る場合に
おいても、下側の紙片に表示されているバーコードが紙
片を構成する用紙を通して透けて見えることがないの
で、誤読み取りを防止することができる。
領域にバーコードが表示された裏カーボン複写帳票から
なる配送伝票において、紙片の表面に表示さたバーコー
ドに対応した紙片裏面の位置にバーコードの輪郭より大
きい着色層を設けた構成とすることにより、バーコード
が表示された紙片を複数枚積み重ねた状態で高感度のバ
ーコードリーダを使用してバーコードを読み取る場合に
おいても、下側の紙片に表示されているバーコードが紙
片を構成する用紙を通して透けて見えることがないの
で、誤読み取りを防止することができる。
【図1】本発明の配送伝票の一例を示す図で、(イ)は
平面図、(ロ)は側面図。
平面図、(ロ)は側面図。
【図2】本発明の配送伝票の上紙片ないし中紙片の裏面
を説明する平面図。
を説明する平面図。
【図3】本発明の配送伝票の連続帳票の状態を示す図。
1 上紙片 2 中紙片 3 下紙片 4 バーコード 5 着色層 6 カーボン層 7 可変情報記入欄 8 ミシン目 9 接着部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の紙片からなる複写帳票であつて、
それぞれの該紙片の表面の所定領域にバーコードが表示
されると共に、それぞれの該紙片の少なくとも最上紙片
の裏面の該バーコードに対応した位置に該バーコードの
輪郭より大きい着色層が設けられている構成からなるこ
とを特徴とする配送伝票。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311086A JPH07137483A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 配送伝票 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5311086A JPH07137483A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 配送伝票 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137483A true JPH07137483A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=18012963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5311086A Pending JPH07137483A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 配送伝票 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07137483A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258364A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置の制御装置及び印刷装置 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP5311086A patent/JPH07137483A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009258364A (ja) * | 2008-04-16 | 2009-11-05 | Ricoh Co Ltd | 印刷装置の制御装置及び印刷装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040622 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041019 |