JPH07137287A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH07137287A JPH07137287A JP5159491A JP15949193A JPH07137287A JP H07137287 A JPH07137287 A JP H07137287A JP 5159491 A JP5159491 A JP 5159491A JP 15949193 A JP15949193 A JP 15949193A JP H07137287 A JPH07137287 A JP H07137287A
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- ink jet
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Abstract
び撤去する際、記録ヘッドの吐出口形成面に対してキャ
ップ部材が損傷を与える可能性がない構造を有するイン
クジェット記録装置を提供する。 【構造】 インクジェット記録ヘッド、あるいはヘッド
カートリッジのキャリッジに対する着脱の際に開閉する
記録ヘッド交換用蓋17を開けると交換用蓋の他端に接
続されているリンク81、82の動作により回復系スラ
イダー83がヘッドカートリッジ20から遠ざかる方向
へ移動し、その上に固定されている回復系13上のキャ
ップ53が記録ヘッドの吐出口から離脱する。また、蓋
を閉じると、回復系13がヘッドカートリッジ20側へ
近寄ってキャップ53が記録ヘッドの吐出口に、ずれる
ことなくキャッピングする。
Description
リ等のインクジェット記録装置に関し、特にインクジェ
ット記録ヘッドと、そのキャップ手段に関する。
録用のインクが充填されているインクカートリッジから
インクジェット記録ヘッドにインクを供給して、記録ヘ
ッドに設けられた吐出口から記録液滴としてインクを吐
出せしめることが行われる。
ては、インクから記録ヘッドに設けられた吐出口乃至は
これに連通する液路は一般に内径が数ミクロン程度と極
めて小さいため、塵埃や気泡が記録ヘッドの液路に達す
ると、液路内に付着してインクの流れを阻害し、インク
の吐出効果率を低下させたり、甚だしい場合には目詰ま
りを起こしてインクの吐出不良を起こす虞がある。
長時間インクの吐出を行わなかった場合にも、インクを
構成する成分が沈殿して同様にインクの吐出異常を生ず
ることがある。これらの問題を解決するため、記録ヘッ
ドのインクの吐出状態を良好な状態に回復させることが
望ましく、そのための回復手段として加圧回復方法、吸
引回復方法等がある。このうち吸引回復方法は、インク
吐出口の周辺をキャップで塞ぎ吸引ポンプ等を用いて吐
出口からインクを吸引し、液路内に堆積するインクの固
着物、気泡、塵埃等の障害物を液路内から除去するもの
である。また、このような吸引回復機構は、電源ONの
際等のイニシアル時に、インクカートリッジから記録ヘ
ッドまでインクを充填させるのにも使用される。
では、記録装置の低部に配設された供給用インクカート
リッジから、チューブ等を介してキャリッジ上の記録ヘ
ッドまでインクを供給するものが一般的であった。それ
に対し、近年記録ヘッドとインクタンクが一体化し、イ
ンクがなくなると記録ヘッドごと交換する使い捨てのヘ
ッドカートリッジを用いたインクジェット記録装置が登
場している。
成す吐出ユニット20aとインクタンク20bとを一体
としたヘッドカートリッジ20の外観斜視図である。
着する際にキャリッジ3に設けられているフックに掛止
されるつめ2001と、キャリッジ3に設けられている
フレキシブル基板およびゴムパッドを支持する支持板が
挿入されるヘッド開口部2002を有する。
カートリッジの分解斜視図を示す。
Si基板上に電気熱変換素子(吐出ヒータ)とこれに電
力を供給すAl等の配線とが製膜技術により形成されて
なるヒータボード2003と、ヒータボード2003に
対する配線基板2004と、インク流路を限界するため
の隔壁や共通液室等を設け、オリフィスプレート部を一
体化した樹脂材料からなる天板2005と、金属製の支
持体2006と、ヒーターボード2003および天板2
005を挟み込んだ状態で両者を係合させ付勢力で圧着
固定する押えばね2007と、供給タンク2008と、
共通液室へのインク供給口付近の供給タンク2008に
配置されるフィルタ2009と、蓋部材2010と、イ
ンクを含ませるための吸収体2011と、インクの供給
口2012と、ヘッドカートリッジ本体の蓋部材201
4と、大気連通口2015とを有する。供給タンク20
08は、インク供給源を成すインクタンク20bからイ
ンクの供給を受け、ヒーターボード2003と天板20
05との接合により形成される共通液室にインクを導く
サブタンクとして機能する。供給口2012は、吐出エ
レメント20aに対してインクを供給するための供給口
であり、当該ユニットをインクタンク本体20bの部分
2013に配置する前の工程で供給口2012よりイン
クを注入することにより吸収体2011のインク含浸を
行わせることができる。大気連通口2015の内方に配
置される撥液部材2015Aにより大気連通口2015
からのインク漏洩が防止される。
bのインク充填が終了すると、吐出ユニット20aをタ
ンク本体部分2013に位置ずけて配設する。このとき
の位置決め乃至固定は、例えばインクタンク本体20b
に設けた突起2016と、これに対応して支持体200
6に設けた穴2017とを嵌合させることにより行うこ
とができ、これによって図6(b)に示すヘッドカート
リッジ20が完成する。そして、インクはカートリッジ
内部より供給口2012、支持体2006に設けた穴2
018および供給タンク2008の図6(a)中の裏面
側に設けた導入口を介して供給タンク2008に供給さ
れ、その内部を通った後導出口より適宜の供給管および
天板2005のインク導入口2019を介して共通室内
へと流入する。以上におけるインク連通用の接続部に
は、例へばシリコンやブチルゴム等のパッキングが配設
され、これによって封止が行われてインク供給路が確保
される。
リッジ3の詳細を示す平面図および側面図である。
リッジ3の底部に直立して設けられる支持板であり、可
撓性のフレキシブル基板302、および基板302に形
成される端子パッドに対応して設けられる突起部303
Aを有するゴムパッド303を支持する。
様に底部に直角に立てて設けられた突当て部材である。
突当て部材304は、ヘッドカートリッジ20およびキ
ャリッジ3の限定された配設スペースの範囲内で可能な
限りインクタンクのスペースを大きく取るためにその肉
厚を薄く形成される。このため、突当て部材304に
は、強度を確保するための3本のリブ305が形成され
ている。このリブ305が延在する方向は、ヘッドカー
トリッジ20の着脱時における旋回方向の動きに対応し
た強度を有するように、キャリッジ3の移動方向とす
る。また、リブ305は、ヘッドカートリッジ20が装
着されたとき、その吐出面より0.1mm程度前方へ出
るように形成される。これによって、記録紙が何らかの
作用によって記録ヘッドの移動経路に突出した場合で
も、記録紙が吐出面を擦つて損傷を与えることを防止で
きる。
ための操作レバー306は、キャリッジ3の本体に設け
られた軸307により回動可能に軸支される。フック3
08は、操作レバー306の一部と系合した動きによ
り、その一部を系合させたヘッドカートリッジ20の着
脱動作を行うために用いられる。フック308は、これ
により形成される長孔308Aがキャリッジ3の本体に
設けられるガイド軸309に案内されることにより、上
記着脱の動作を行う。
からなる着脱動作機構は、キャリッジ3の側方、即ち、
キャリッジ3の移動方向側に設けられるため、キャリッ
ジ3の移動によって着脱操作機構が大きなデッドスペー
スを形成することはない。
の位置決めのための突当て部について説明する。
めの突当て部で、突当て部材304の側部に2個所設け
られている。なお、左右方向の位置決めは、突当て部3
10の他に、支持板301に設けられた突当て部311
が利用される。突当て部312は前方方向の位置決めの
ための突当て部であり、突当て部304の側方下部およ
び支持板側方下部の2箇所に形成されている。
は、キャップを開けて記録ヘッドを空気中に晒すことに
よって起こる塵埃等の影響を避けるために、電源投入後
や待機中には記録ヘッドにキャップをする処理が盛り込
まれており、また、ヘッドカートリッジを交換してもキ
ャップした状態が継続するように記録ヘッドとキャップ
が押圧されたままヘッドカートリッジを交換するように
なっている。
ジェット記録装置では、記録ヘッドとキャップとが押圧
されたままヘッドカートリッジを交換しようとすると、
キャップは記録ヘッドの吐出口形成面を覆うようになっ
ているのでヘッドカートリッジの着脱時にキャップ部材
との摩擦等により記録ヘッドの吐出口形成面に傷をつけ
る可能性があった。このような、吐出口形成面に傷が生
ずると、常に良好な印字品位を保つことができない等の
不具合が生じていた。
リッジのキャリッジへの装着、未装着の状態を検知し、
その状態に応じて、ヘッドカートリッジがキャリッジに
装着されているときにはキャップを押圧し、未装着のと
きにはキャップを離脱するような制御手段が提案されて
いるが、該提案はヘッドカートリッジを装着するときの
みの対応であり、ヘッドカートリッジを外す時にキャッ
プ部材との干渉を防止するには至らなかった。さらに前
記提案は、装置の電源が未投入の状態では対応すること
ができず、装着、未装着の度毎に電源を投入する必要が
あるという問題点があった。
ときも、記録ヘッドの吐出口形成面に対しキャップ部材
が損傷を与えることがなく、かつ、電源のON,OFF
に関係なく取り替えができるインクジェット記録装置を
提供することである。
記録装置は、 ヘッド搭載部から着脱可能なインクジェ
ット記録ヘッドと、該インクジェット記録ヘッドのイン
ク吐出面を覆うキャップ手段とを有するインクジェット
記録装置において、少なくとも1つの開閉手段の開閉に
応じて、前記インクジェット記録ヘッドの吐出口形成面
と前記キャップ手段とを相対的に直角に押圧と離脱を行
わせる着脱手段を有する。
記録ヘッドの着脱の際に開閉する記録ヘッド交換用の蓋
であるインクジェット記録装置も含まれる。
するレバーのリンク機構か、カムと戻しばねとからなる
移動機構か、ギヤ列とラックとからなる移動機構かのい
ずれかによるものであってもよい。、さらに、前記イン
クジェット記録ヘッドが、吐出口からインクを吐出する
ために利用される熱エネルギ発生体を有するものも含ま
れる。また、前記エネルギ発生体が電気熱変換体出会っ
てもよく、さらに、前記インクジェット記録ヘッドが、
前記電気熱変換体によって印加される熱ネルギーによ
り、インクに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインク
を吐出させるものであるものも含まれる。
ジェット記録ヘッドとキャップ手段とを相対的にずれる
ことなく押圧・離脱する手段を有するので、インク吐出
口形成面に対してキャップ手段がずれて損傷を与えるよ
うな接触をすることはない。
て説明する。
第1の実施例の側面図であり、(a)はヘッドカートリ
ッジ交換用蓋が閉鎖された状態、(b)は半開きの状
態、(c)は開かれた状態を示す図である。
回復系13と、ヘッドカートリッジ交換用蓋(以下交換
用蓋と称す)17を含む外装15を示している。ヘッド
カートリッジ20は摺動軸4に支持されたキャッリッジ
3上に搭載され通常の待機時には図1(a)に示すよう
に交換用蓋が閉鎖された状態にあり回復系13に配設さ
れたキャップ53によって記録ヘッドの吐出口を覆われ
た状態であり、通常、記録装置の電源もこの位置にある
ときにOFFになることとなる。外装15は、ヘッドカ
ートリッジ20の交換用蓋17が回転動作により開閉可
能に設けられており、回復系13は、記録ヘッドの吐出
口に対し押圧・離脱をする方向(図1では左右の方向)
に移動可能な回復系スライダー83上に配置されてい
る。
図1(b)、(c)に示すのように、それぞれ回転リン
クにより連結された第1のリンク81と第2のリンク8
2を介して接続されている。ここで図1(b)に示すよ
うに、交換用蓋17を矢印p方向に開けると、第1のリ
ンク81と第2のリンク82により力が伝達されて、回
復系スライダー83は矢印tの方向に移動し、キャップ
53が記録ヘッドの吐出口形成面からの直線的な離脱を
開始する。そして図1(c)に示すように、交換用蓋1
7を完全に開けると、回復系スライダー83上の回復系
13は、ヘッドカートリッジ20の記録ヘッドの吐出口
に対して大きく離脱するので、キャップ部材との接触に
より吐出形成面に傷をつけること無しに、ヘッドカート
リッジ20の着脱を行うことが可能である。
交換用蓋17を閉じると、回復系スライダー83上の回
復系13は、そのキャップ53を記録ヘッドの吐出口に
対して吐出口形成面に直角に押圧する状態になるので、
吐出口に損傷を与えることなくキャッピングでき、記録
ヘッドが空気中に長時間晒されることによる塵埃等の影
響を避けることができる。
構の動作を示す図である。
転リンク軸17bで連結された第1のリンク81は、固
定リンク軸17aを支点に矢印q方向に回転し、それに
伴い回転リンク軸81aで連結された第2のリンク82
は、固定リンク軸82aを支点に矢印r方向に回動す
る。第2のリンク82の他端は矢印sの方向に回動する
が、回復系スライダー83との接続部が固定長孔となっ
ているので回復系スライダー83は矢印tの方向に直線
移動し、記録ヘッド側から退避する。以上説明した機構
において、交換用蓋17と回復系スライダー83は機械
的に連結されているため、記録装置の電源のON/OF
Fに拘らず、ヘッドカートリッジ20の安全な交換が可
能である。
第2の実施例の摸式的断面図である。
た第1の実施例におけるリンク81、82の代りにカム
である伝達部材84と、回復系スライダー83に対する
自復用の戻しばね85とが設けられている。
pの方向に開けると、交換用蓋17の他端が矢印qの方
向に回動し、伝達部材84をrの方向に回動させ、さら
に伝達部材84により回復系スライダー83が矢印t方
向に移動させられるので、記録ヘッドの吐出口に対し回
復系13のキャップ53が退避した状態となる。
ー83は戻しばね85によりキャッピング状態に引き戻
される。
第3の実施例の摸式的断面図である。
施例のリンク81、82の代りに蓋17に一体化して設
けられたギア部17cと、アイドルギア86、87、8
8と、回復系スライダーに一体化して設けられたラック
部83aを有する。
部17cによりアイドルギア86からアイドルギア8
7、88と伝達され、ラック部83aをt方向へ移動
し、それによって回復系13のキャップ53を記録ヘッ
ドの吐出口から離脱させる。
53を記録ヘッドの吐出口側に押し付けているストッパ
ーが外れて、回復系のキャップ53が退避状態になるよ
うに構成してもよい。
く記録装置のベース板あるいは側板に設けられていても
よい。
回復系の退避動作のトリガーになっていたが、蓋の開閉
ではなく回復系退避レバーを独立して設け、該レバーの
操作により回復系が記録ヘッドに対し押圧あるいは離脱
させる構成でも同様の効果を実現できる。この場合、該
レバーがヘッドカートリッジの着脱レバーのロック機構
を兼ねる構成とすることにより、記録ヘッド交換時には
もれなく回復系の退避がおこなわれる。
タン状の突起を操作者が押すと、その押す力により回復
系のキャップが記録ヘッドより退避するように構成して
もよい。この場合、ボタンを押すか、あるいは交換用蓋
を閉じることにより、例えば、ばね等の力により、キャ
ッピング状態に戻るように構成すると操作性が向上す
る。以上述べた実施例は、機械的動作によって記録ヘッ
ドに対しキャップ部材を押圧・離脱させる機構である
が、通電状態に限り、交換用蓋の開閉をセンサなどで検
知し、ソレノイドやモータなどでキャップ部材を押圧・
離脱する手段を設けると操作性はさらに向上する。この
場合センサは、蓋の開閉でON/OFFするマイクロス
イッチやフォトセンサ等を用いることができる。
・離脱を回復系の移動によって行う構成によったが、反
対に回復系を固定し記録ヘッド搭載部側を前進/後退さ
せる構成を用いてもよく、また両者がそれぞれ移動可能
な構成としてもよい。
ッド本体を成す吐出ユニットとインクタンクとを一体化
したヘッドカートリッジの場合について示したが、本発
明は記録ヘッドを単独で交換可能な構成であってもよ
い。
ッジのキャリッジへの着脱には着脱操作レバーを用いる
構成であるが、熱転写のインクリボンのようにキャリッ
ジ上のばね部への押し込みとすることも可能である。
付部をキャリッジに設け、キャリッジ上を往復するシリ
アル型記録装置について示したが、本発明は、キャリッ
ジを用いないライン記録ヘッドを使用する記録装置にお
いても同様の効果を有する。
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し、記
録を行うインクジェット方式の記録ヘッド、記録装置に
おいて優れた効果をもたらすものである。
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式はいわゆるオンデマンド
型、コンティニュアス型のいずれにも適用可能である
が、特に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)
が保持されているシートや液路に対応して配置されてい
る電気熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギー
を発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長、収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも一つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。
特許第4463359号明細書、同第4345262号
明細書に記載されているようなものが適している。な
お、上記熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許
第4313124号明細書に記載されている条件を採用
すると、さらに優れた記録を行うことができる。
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に、熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を
開示する米国特許第4558333号明細書、米国特許
第4459600号明細書を用いた構成も本発明に含ま
れるものである。
通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開
示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギー
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基づいた構成
としても本発明は有効である。
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによってその長さを満た
す構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、本発明は、上述した効果を
一層有効に発揮することができる。
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けら
れたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも
本発明は有効である。
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは本発明の効果を一層安定できる
ので好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
記録ヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニング
手段、加圧あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこ
れとは別の加熱素子あるいはこれらの組み合わせによる
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行う予備吐出モード
を行うことも安定した記録を行うために有効である。
色等の主流色のみを記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個を組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー、または混色によるフ
ルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極
めて有効である。
ンクを液体として説明しているが、室温やそれ以下で固
化するインクであって、室温で軟化するもの、もしくは
液体であるもの、あるいは上述のインクジェット方式で
はインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内で温度調
整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあるように温
度制御するものが一般的であるから、使用記録信号付与
時にインクが液状をなすものであればよい。
をインクの固形状態から液体状態への状態変化のエネル
ギーとして使用せしめることで防止するか、またはイン
クの蒸発防止を目的として放置状態で固化するインクを
用いるかして、いずれにしても熱エネルギーの記録信号
に応じた付与によってインクが液化し、液状インクとし
て吐出するものや、記録媒体に到達する時点では既に固
化し始めるもの等のような、熱エネルギーによって初め
て液化する性質のインクの使用も本発明には適用可能で
ある。このような場合インクは、特開昭54−5684
7号公報あるいは特開昭60−71260号公報に記載
されるような、多孔質シート凹部または貫通孔に液状ま
たは固形物として保持された状態で、電気熱変換体に対
して対向するような形態としてもよい。本発明において
は、上述した各インクに対して最も有効なものは、上述
した膜沸騰方式を実行するものである。
態としては、ワードプロセッサやコンピュータ等の情報
処理機器の画像出力端末として一体または別体に設けら
れるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装置、さら
には送受信機能を有するファクシミリ装置の形態を採る
ものであっても良い。
ド交換用蓋の開閉に応じて、インクジェット記録ヘッド
とキャップ手段とを相対的に押圧・離脱する手段を設け
たので、ヘッドカートリッジの着脱時にキャップ部との
摩擦等により記録ヘッドの吐出口形成面に傷をつけるこ
とを防ぐことが可能となり、常に良好な印字品位を保つ
ことができる効果がある。
例の摸式的断面図であり、(a)はヘッドキャリッジの
交換用蓋を閉鎖した状態を示し、(b)は半開きにした
状態を示し、(c)は完全に開いた状態を示す図であ
る。
示す図である。
例の摸式的断面図である。
例の摸式断面図である。
ット20aとインクタンク20bとを一体化したヘッド
カートリッジ20の外観の斜視図である。
図であって、(a)は分解図(b)はその組立図であ
る。
図、(b)が側面図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ヘッド搭載部から着脱可能なインクジェ
ット記録ヘッドと、該インクジェット記録ヘッドのイン
ク吐出面を覆うキャップ手段とを有するインクジェット
記録装置において、 少なくとも1つの開閉手段の開閉に応じて、前記インク
ジェット記録ヘッドの吐出口形成面と前記キャップ手段
とを相対的に直角に押圧と離脱を行わせる着脱手段を有
することを特徴とするインクジェット記録装置。 - 【請求項2】 前記開閉手段が前記インクジェット記録
ヘッドの着脱の際に開閉する記録ヘッド交換用の蓋であ
る請求項1記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項3】 前記着脱手段が前記開閉手段に連動する
レバーのリンク構造による相対的な移動である請求項1
または2に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項4】 前記着脱手段が前記開閉手段が回転する
カムと戻しばねからなる請求項1または2に記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項5】 前記着脱手段が前記開閉手段が駆動する
ギヤ列とラックからなる請求項1または2に記載のイン
クジェット記録装置。 - 【請求項6】 前記インクジェット記録ヘッドは、吐出
口からインクを吐出するために利用される熱エネルギ発
生体を有する請求項1または2に記載のインクジェット
記録装置。 - 【請求項7】 前記エネルギー発生体が電気熱変換体で
ある請求項3に記載のインクジェット記録装置。 - 【請求項8】 前記記録ヘッドが前記電気熱変換体によ
って印加される熱エネルギーにより、インクに生ずる膜
沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出させる請求項4
記載のインクジェット記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5159491A JPH07137287A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | インクジェット記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5159491A JPH07137287A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | インクジェット記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07137287A true JPH07137287A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=15694930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5159491A Pending JPH07137287A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | インクジェット記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07137287A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240309A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Sony Corp | インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ |
KR100644648B1 (ko) * | 2004-11-11 | 2006-11-10 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 화상형성장치 |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP5159491A patent/JPH07137287A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002240309A (ja) * | 2001-02-21 | 2002-08-28 | Sony Corp | インクジェットヘッド及びインクジェットプリンタ |
KR100644648B1 (ko) * | 2004-11-11 | 2006-11-10 | 삼성전자주식회사 | 잉크젯 화상형성장치 |
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