JPH0713725Y2 - 防塵マスク - Google Patents

防塵マスク

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JPH0713725Y2
JPH0713725Y2 JP1987015543U JP1554387U JPH0713725Y2 JP H0713725 Y2 JPH0713725 Y2 JP H0713725Y2 JP 1987015543 U JP1987015543 U JP 1987015543U JP 1554387 U JP1554387 U JP 1554387U JP H0713725 Y2 JPH0713725 Y2 JP H0713725Y2
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JP
Japan
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dust
filter
mask
outside air
plate
Prior art date
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Application number
JP1987015543U
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English (en)
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JPS63124954U (ja
Inventor
守綱 渡辺
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Midori Anzen Co Ltd
Original Assignee
Midori Anzen Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,粉塵が多く発生する各種作業現場などで作業
者などが着用する防塵マスクに関するものである。
〔従来の技術〕
従来の防塵マスクには,第6図示のようにフィルタ
(1)を内蔵したフィルタケース(2)をマスク本体に
取付け,フィルタケース(2)に設けた外気吸入孔
(3)から外気を吸入し,フィルタ(1)で過した空
気を作業者が吸えるようにしたものがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の防塵マスクでは,外気吸入孔(3)から外気
とともに吸入された粉塵が直線フィルタ(1)で過さ
れるため,フィルタの粉塵による目詰りがはやく,吸気
抵抗が高くなり,フィルタを頻繁に交換する必要があ
り,フィルタの消費量が多く,不経済であるという問題
点があった。
この問題点を解決するため、特開昭53−30197号公報に
記載されているように、フィルタの外面と接するブラシ
を設け、そのブラシに連結した作動杆を操作して、フィ
ルタに目詰った粉塵をかき落とすと共に、ブラシの摩擦
により帯電しやすいフィルタの場合は静電気を生ぜし
め、粉塵補集効率を高めるようにした考案がある。
しかしながら、この考案では、粉塵をかき落として、フ
ィルタに静電気を生ぜしめると、その静電気の作用によ
りフィルタに粉塵を補集することになるので、ブラシに
よりかき落とした直後に、粉塵が直線フィルタに補集さ
れて早期にフィルタ目詰りた起ってしまう。そのため、
ブラシでフィルタに目詰った粉塵をかき落とす操作を頻
繁に行わなければならないという煩わしさがあり、また
ブラシと、それを操作する作動杆のように余計な部品を
必要とし、それだけ、構成が複雑になり、防塵マスクの
組立工程を煩雑にするという欠点もあった。
本考案は,防塵マスクにおける外気吸入孔の内側に,吸
気の流れ方向を急激に変向させる変向面を有し,かつそ
の変向面に静電気を永久帯電させてなる粉塵吸着板を設
け,吸入空気中に含まれている比較的粗大な粉塵を慣性
衝突の原理と,粉塵吸着板の静電力の作用によってフィ
ルタに達する以前にできるだけ多くの粉塵を粉塵吸着板
の板面に補集し,フィルタの使用寿命を延長でき、しか
も前記従来の考案のようにフィルタの外面と接するブラ
シや、それを操作する作動杆のような部品を不要とし、
その分だけ、構成を簡潔にし、組立工程を簡単化しうる
防塵マスクを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
以下図面第1図ないし第5図にもとづいて本考案を詳細
に説明すると,(4)は防塵マスクの本体,(5)はマ
スク本体(4)の両側に取付けた一対のフィルタケース
で,これらは,第2図示のように外気吸入孔(6)と,
外気吸入孔(6)から吸入された空気をマスク本体
(4)内へ通す通気孔(7)とを設けてなる。(8)は
フィルタケース(5)に内蔵したフィルタ,(9)は外
気吸入孔(6)の内側に設けた粉塵吸着板で,吸気の流
れ方向を急激に変向させる変向面を有し,かつその変向
面に静電気を永久帯電させてなる。
〔作用〕
上記の構成によるなる防塵マスクを作業者などが顔面に
装着して粉塵を含む外気を吸えば、その吸気は外気吸入
孔(6)からフィルタケース(5)内に流入した直後
に,粉塵吸着板(9)の変向面によって流入方向が急激
に変向されるが、同吸気中に含まれている粉塵のうち比
較的粗大な粉塵は,慣性衝突の原理によって吸気中より
分離すると同時に粉塵吸着板(9)の静電力の作用によ
って粉塵吸着板(9)の板面に吸着して除塵され,上記
吸気中に残留する微細防塵は,吸気とともに流れ,フィ
ルタ(8)によって除塵される。
〔実施例〕 本考案は,フィルタケース(5)に,例えば第1図及び
第2図示のように底部に通気孔(7)を有する本体(1
0)にキャップ(11)を着脱可能に被せ,キャップ(1
1)の中央部に例えば環状の外気吸入孔(6)を設けた
ものを使用し,上記外気吸入孔(6)の内側に粉塵吸着
板(9)を設けることもあり,また上記フィルタケース
(5)において第3図示のようにキャップ(11)のうち
外気吸入孔(6)に接近した内面に,静電気を永久帯電
させた吸着板(12)を取付けることもあり,またフィル
タケース(5)に,例えば第4図示のように角型に成形
した器体(13)の正面に例えば多数の透孔からなる外気
吸入孔(6)を設け,背面に通気口(7)を設けたもの
を使用し,上記外気吸入孔(6)の内側に粉塵吸着板
(9)を設けることもあり,またフィルタケース(5)
に,例えば第5図示のように角型に成型した器体(14)
の底面に外気吸入孔(6)を設け,背面に通気孔(7)
を設けたものを使用し,上記外気吸入孔(6)から器体
(14)の内部へ多数の板片が間隔をおいて支持されてな
る粉塵吸着板(9)を挿入し,その粉塵吸着板(9)を
フィルタ(8)で被うこともあり,上記各粉塵吸着板
(9)には,静電気を永久帯電させて樹脂で成形された
ものを使用することもあるなど,適宜設計変更しうる。
〔考案の効果〕
本考案は,叙上のように構成したから、前記従来の考案
のようにフィルタの外面に接するブラシや、それを操作
する作動杆のような部品を不要とし、吸入空気中に含ま
れる比較的粗大な粉塵が粉塵吸着板による慣性衝突の原
理と静電力の作用によって,フィルタに達する以前に粉
塵をできるだけ多く粉塵吸着板の板面に補集され,微細
な粉塵だけがフィルタで除塵されるので,フィルタの使
用寿命を延長でき,粉塵濃度の高い作業現場などで使用
しても,フィルタを頻繁に交換しなくて済み,フィルタ
の消費料が減少し,経済的であり,吸気抵抗が低く,楽
に呼吸できる。また粉塵吸着板は,それに付着した粉塵
を洗浄又は拭き取ることにより除去でき,しかも静電力
が失われないので,繰返し使用が可能であるなどの利点
を有し、前記従来の考案のようにフィルタの外面に接す
るブラシや、それを操作する作動杆のような部品を不要
とし、それだけ部品数が少なく、防塵マスクの組立工程
が簡単になる利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
図面第1図ないし第5図は本考案の実施例を示すもの
で,第1図は防塵マスクの正面図,第2図はマスク本体
に取付けられるフィルタケースの一例を示す断面図,第
2図は同フィルタケースの別の例を示す断面図,第3図
は同フィルタケースのさらに別の例を示す断面図,第4
図は同フィルタケースの別の例を示す断面図,第5図は
同フィルタケースのさらに別の例を示す断面図,第6図
は従来の防塵マスクの取付けられるフィルタケースの一
例を示す断面図である。 (4)…防塵マスク本体、(5)…フィルタケース、
(6)…外気吸入孔、(7)…通気口、(8)…フィル
タ、(9)…粉塵吸着板。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】防塵マスクの外気吸入孔の内側に、吸気の
    流れ方向を急激に変向させる変向面を有し、かつその変
    向面に静電気を永久帯電させてなる粉塵吸着板と、この
    粉塵吸着板を通過した吸気を過するフィルタとを設け
    てなる防塵マスク。
  2. 【請求項2】粉塵吸着板が、静電気を永久帯電させた樹
    脂で成形されている実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の防塵マスク。
  3. 【請求項3】粉塵吸着板が、防塵マスクのマスク本体に
    取付けられたフィルタケースの外気吸入孔の内側に設け
    られている実用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記
    載の防塵マスク。
JP1987015543U 1987-02-06 1987-02-06 防塵マスク Expired - Lifetime JPH0713725Y2 (ja)

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JP1987015543U JPH0713725Y2 (ja) 1987-02-06 1987-02-06 防塵マスク

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JPS63124954U JPS63124954U (ja) 1988-08-15
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JPS5330197A (en) * 1976-08-31 1978-03-22 Shigematsu Seisakushiyo Kk Mechanism for improving efficiencies of removing and collecting powder dust of filter in dust protective mask
JPH0242290Y2 (ja) * 1985-06-20 1990-11-09

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JPS63124954U (ja) 1988-08-15

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