JPH07136741A - 複層鋳片連続鋳造設備の異種溶融金属境界位置検出装置 - Google Patents
複層鋳片連続鋳造設備の異種溶融金属境界位置検出装置Info
- Publication number
- JPH07136741A JPH07136741A JP28915593A JP28915593A JPH07136741A JP H07136741 A JPH07136741 A JP H07136741A JP 28915593 A JP28915593 A JP 28915593A JP 28915593 A JP28915593 A JP 28915593A JP H07136741 A JPH07136741 A JP H07136741A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 計測精度が高く、メンテナンスが容易であ
り、廉価な異種溶融金属境界位置検出装置を提供する。 【構成】 鋳型１内に鋳片の厚みを横切る方向の直流磁
束を全幅にわたって付与して鋳型上下方向に幅をもった
静磁場帯Ｆを形成し、この静磁場帯Ｆを境界としてその
上下に組成の異なる溶融金属Ｌ1 、Ｌ2 を供給し、複層
鋳片を連続鋳造する設備に設けられる異種溶融金属境界
位置検出装置において、境界位置検出手段を取り付ける
ための耐火物製保持体１３、この保持体１３に取り付け
られた境界位置検出手段１４、保持体昇降装置１６，１
７，１８、および保持体の高さ位置検出手段１９を備え
ている。
り、廉価な異種溶融金属境界位置検出装置を提供する。 【構成】 鋳型１内に鋳片の厚みを横切る方向の直流磁
束を全幅にわたって付与して鋳型上下方向に幅をもった
静磁場帯Ｆを形成し、この静磁場帯Ｆを境界としてその
上下に組成の異なる溶融金属Ｌ1 、Ｌ2 を供給し、複層
鋳片を連続鋳造する設備に設けられる異種溶融金属境界
位置検出装置において、境界位置検出手段を取り付ける
ための耐火物製保持体１３、この保持体１３に取り付け
られた境界位置検出手段１４、保持体昇降装置１６，１
７，１８、および保持体の高さ位置検出手段１９を備え
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複層鋳片連続鋳造設
備の異種溶融金属境界位置検出装置に関する。
備の異種溶融金属境界位置検出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】表層部と内層部の組成が異なる複層鋳片
を連続的鋳造する方法が知られている。この方法では、
鋳型内に鋳片の厚みを横切る方向の直流磁束を鋳型全幅
にわたって与え、鋳型上下方向に幅をもった静磁場帯を
形成する。そして、静磁場帯を境界としてその上下に組
成の異なる溶融金属を供給する（たとえば、特開昭６３
−１０８９４７号公報参照）。
を連続的鋳造する方法が知られている。この方法では、
鋳型内に鋳片の厚みを横切る方向の直流磁束を鋳型全幅
にわたって与え、鋳型上下方向に幅をもった静磁場帯を
形成する。そして、静磁場帯を境界としてその上下に組
成の異なる溶融金属を供給する（たとえば、特開昭６３
−１０８９４７号公報参照）。
【０００３】上記複層鋳片連続鋳造方法では、複層鋳片
の表層と内層との成分分離を行い、表層厚みを所定の厚
みとするために、２種の溶融金属の単位時間当たり供給
量を制御する必要がある。このためには、鋳型内での異
種金属の境界位置を検出しなければならない。そこで、
鋳型内の溶融金属の温度を測定して、境界位置を推定
し、それに基づいて連続鋳造する方法が提案されている
（特願平４−１１４２２６号参照）。
の表層と内層との成分分離を行い、表層厚みを所定の厚
みとするために、２種の溶融金属の単位時間当たり供給
量を制御する必要がある。このためには、鋳型内での異
種金属の境界位置を検出しなければならない。そこで、
鋳型内の溶融金属の温度を測定して、境界位置を推定
し、それに基づいて連続鋳造する方法が提案されている
（特願平４−１１４２２６号参照）。
【０００４】また、上記複層鋳片連続鋳造方法で境界位
置を推定するための具体的な装置として、適宜間隔に熱
電対または酸素濃淡電池電極を設けた分離位置検出棒が
提案されている（特願平４−１８８９２０号参照）。
置を推定するための具体的な装置として、適宜間隔に熱
電対または酸素濃淡電池電極を設けた分離位置検出棒が
提案されている（特願平４−１８８９２０号参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の境界位置検
出装置では、耐火物筒内に多数の熱電対または酸素濃淡
電池電極を設けている。実際には、これら検出器の十数
本または十数個が必要である。したがって、分離位置検
出棒の製作が困難であり、製作歩留りが低い。また、多
くの熱電対または酸素濃淡電池電極を消耗する。このた
めに、境界位置検出装置は高価なものとなっていた。
出装置では、耐火物筒内に多数の熱電対または酸素濃淡
電池電極を設けている。実際には、これら検出器の十数
本または十数個が必要である。したがって、分離位置検
出棒の製作が困難であり、製作歩留りが低い。また、多
くの熱電対または酸素濃淡電池電極を消耗する。このた
めに、境界位置検出装置は高価なものとなっていた。
【０００６】また、熱電対または酸素濃淡電池電極が設
けられた分離位置検出棒は、高温の溶融金属中に浸漬さ
れるために、使用条件が厳しい。したがって、多くの熱
電対または酸素濃淡電池電極すべてについて所要の計測
精度に保持することは困難であり、計測誤差を招きやす
かった。
けられた分離位置検出棒は、高温の溶融金属中に浸漬さ
れるために、使用条件が厳しい。したがって、多くの熱
電対または酸素濃淡電池電極すべてについて所要の計測
精度に保持することは困難であり、計測誤差を招きやす
かった。
【０００７】この発明は、計測精度が高く、メンテナン
スが容易であり、廉価な異種溶融金属境界位置検出装置
を提供しようとするものである。
スが容易であり、廉価な異種溶融金属境界位置検出装置
を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の異種溶融金属
境界位置検出装置は、鋳型内に鋳片の厚みを横切る方向
の直流磁束を全幅にわたって付与して鋳型上下方向に幅
をもった静磁場帯を形成し、この静磁場帯を境界として
その上下に組成の異なる溶融金属を供給し、複層鋳片を
連続鋳造する設備に設けられる異種溶融金属境界位置検
出装置において、境界位置検出手段を取り付けるための
耐火物製保持体、この保持体に取り付けられた境界位置
検出手段、保持体昇降装置、および保持体の高さ位置検
出手段を備えている。
境界位置検出装置は、鋳型内に鋳片の厚みを横切る方向
の直流磁束を全幅にわたって付与して鋳型上下方向に幅
をもった静磁場帯を形成し、この静磁場帯を境界として
その上下に組成の異なる溶融金属を供給し、複層鋳片を
連続鋳造する設備に設けられる異種溶融金属境界位置検
出装置において、境界位置検出手段を取り付けるための
耐火物製保持体、この保持体に取り付けられた境界位置
検出手段、保持体昇降装置、および保持体の高さ位置検
出手段を備えている。
【０００９】保持体は、アルミナグラファイト、ジルコ
ニアボライトなどの耐火物で作られる。また、保持体は
鋳型内の中央部分に配置するのが好ましい。
ニアボライトなどの耐火物で作られる。また、保持体は
鋳型内の中央部分に配置するのが好ましい。
【００１０】境界位置検出手段として、熱電対または酸
素濃度検出器が用いられる。熱電対は、底が塞がれた筒
状に形成した保持体内に収納されている。酸素濃度検出
器は管状の保持体の下端部に、下端部を塞ぐようにして
取り付けられている。熱電対または酸素濃度検出器から
のリードは、保持体内を通って外部の計測回路またはコ
ンピュータに接続されている。
素濃度検出器が用いられる。熱電対は、底が塞がれた筒
状に形成した保持体内に収納されている。酸素濃度検出
器は管状の保持体の下端部に、下端部を塞ぐようにして
取り付けられている。熱電対または酸素濃度検出器から
のリードは、保持体内を通って外部の計測回路またはコ
ンピュータに接続されている。
【００１１】保持体昇降装置は、電動モーターとねじ機
構、ラック機構などとの組合わせ、リニアモーター、ま
たは油圧モーター、シリンダなどが用いられる。保持体
昇降昇降装置は、保持体を間欠的にまたは連続的に昇降
する。
構、ラック機構などとの組合わせ、リニアモーター、ま
たは油圧モーター、シリンダなどが用いられる。保持体
昇降昇降装置は、保持体を間欠的にまたは連続的に昇降
する。
【００１２】保持体高さ位置検出手段は、モーターに接
続されたロータリーエンコーダ、パルスジェネレータ、
または電磁式もしくは光学式変位センサーなどを用い
る。
続されたロータリーエンコーダ、パルスジェネレータ、
または電磁式もしくは光学式変位センサーなどを用い
る。
【００１３】コンピュータを用いて、保持体昇降装置の
駆動を制御するとともに、溶融金属の温度または酸素濃
度と保持体の高さ位置とから境界位置を自動的に計測す
るようにしてもよい。
駆動を制御するとともに、溶融金属の温度または酸素濃
度と保持体の高さ位置とから境界位置を自動的に計測す
るようにしてもよい。
【００１４】
【作用】境界位置検出手段を溶融金属に浸漬した状態
で、異種溶融金属の境界を含む上下の適当な範囲、たと
えば静磁場帯の上下方向の幅の範囲を昇降させる。境界
位置検出手段の昇降中に、溶融金属の温度または酸素濃
度を境界位置検出手段の高さ位置とともに計測する。こ
れらの計測値から、たとえば次のようにして異種溶融金
属境界位置を求める。最高指示温度をＴmax 、最低指示
温度をＴmin 、異種溶融金属の物性などの相違による補
正値をｎとすると、境界面温度Ｔmer （計算値）は次の
式（１）で表される。
で、異種溶融金属の境界を含む上下の適当な範囲、たと
えば静磁場帯の上下方向の幅の範囲を昇降させる。境界
位置検出手段の昇降中に、溶融金属の温度または酸素濃
度を境界位置検出手段の高さ位置とともに計測する。こ
れらの計測値から、たとえば次のようにして異種溶融金
属境界位置を求める。最高指示温度をＴmax 、最低指示
温度をＴmin 、異種溶融金属の物性などの相違による補
正値をｎとすると、境界面温度Ｔmer （計算値）は次の
式（１）で表される。
【００１５】 Ｔmer ＝Ｔmin ＋（Ｔmax −Ｔmin ）×ｎ／２ ……（１） また、湯面からの計測位置までの距離をＬi 、指示温度
をＴi 、および境界位置検出手段（この場合は熱電対）
の昇降ピッチをＬo とすると、境界面と湯面との距離Ｌ
mer は、 Ｌmer ＝Ｌi ＋〔（Ｔmer −Ｔi ）／（Ｔi+1 −Ｔi ）〕×Ｌo ……（２） で求められる。
をＴi 、および境界位置検出手段（この場合は熱電対）
の昇降ピッチをＬo とすると、境界面と湯面との距離Ｌ
mer は、 Ｌmer ＝Ｌi ＋〔（Ｔmer −Ｔi ）／（Ｔi+1 −Ｔi ）〕×Ｌo ……（２） で求められる。
【００１６】上記のように境界位置検出手段を溶融金属
に浸漬した状態で、異種溶融金属の境界を含む上下の適
当な範囲を昇降させるので、１個の境界位置検出手段に
より異種溶融金属境界を検出することができる。
に浸漬した状態で、異種溶融金属の境界を含む上下の適
当な範囲を昇降させるので、１個の境界位置検出手段に
より異種溶融金属境界を検出することができる。
【００１７】
【実施例】この実施例では、外層がステンレス鋼、内層
が普通鋼よりなっている複層鋳片を連続鋳造する設備に
設けられた異種溶鋼境界検出装置について説明する。図
１は、上記装置の構成図である。
が普通鋼よりなっている複層鋳片を連続鋳造する設備に
設けられた異種溶鋼境界検出装置について説明する。図
１は、上記装置の構成図である。
【００１８】図面に示すように、ステンレス鋼用浸漬ノ
ズル３および普通鋼用浸漬ノズル６が、鋳型１内に挿入
されている。外層がステンレス鋼となるので、普通鋼用
浸漬ノズル３の注入口４は、ステンレス鋼用浸漬ノズル
６の注入口７よりも下方にある。また、鋳型１の下部に
電磁石９が配置されている。電磁石９は、鋳型１内に鋳
片の厚みを横切る方向の直流磁束を全幅にわたって加
え、鋳型上下方向に幅をもった静磁場帯Ｆを形成する。
この実施例では、静磁場帯Ｆの上下方向の幅は、２００
mm である。
ズル３および普通鋼用浸漬ノズル６が、鋳型１内に挿入
されている。外層がステンレス鋼となるので、普通鋼用
浸漬ノズル３の注入口４は、ステンレス鋼用浸漬ノズル
６の注入口７よりも下方にある。また、鋳型１の下部に
電磁石９が配置されている。電磁石９は、鋳型１内に鋳
片の厚みを横切る方向の直流磁束を全幅にわたって加
え、鋳型上下方向に幅をもった静磁場帯Ｆを形成する。
この実施例では、静磁場帯Ｆの上下方向の幅は、２００
mm である。
【００１９】鋳型１の上方に、保持体１３を把持した保
持体把持板１１が配置されている。保持体１３は底が塞
がれた筒状に形成されており、アルミナグラファイトで
作られている。保持体１３の内部に、熱電対１４が挿入
されている。保持体把持板１１にはめねじ１２が切られ
ており、このめねじ１２に昇降ねじ１６がはめ合ってい
る。昇降ねじ１６の上端部に、歯車伝動機構１７を介し
てモーター１９が連結されている。モーター１９を駆動
すると、保持体１３が昇降し、保持体１３の高さ位置は
モーター１９に接続されたロータリーエンコーダ１９に
より検出される。
持体把持板１１が配置されている。保持体１３は底が塞
がれた筒状に形成されており、アルミナグラファイトで
作られている。保持体１３の内部に、熱電対１４が挿入
されている。保持体把持板１１にはめねじ１２が切られ
ており、このめねじ１２に昇降ねじ１６がはめ合ってい
る。昇降ねじ１６の上端部に、歯車伝動機構１７を介し
てモーター１９が連結されている。モーター１９を駆動
すると、保持体１３が昇降し、保持体１３の高さ位置は
モーター１９に接続されたロータリーエンコーダ１９に
より検出される。
【００２０】熱電対１４およびロータリーエンコーダ１
９は、計測回路２１を介してコンピュータ２３に接続さ
れている。計測回路２１は計測信号を増幅し、あるいは
雑音除去する。また、モーター１８も駆動回路２５を介
してコンピュータ２３に接続されている。
９は、計測回路２１を介してコンピュータ２３に接続さ
れている。計測回路２１は計測信号を増幅し、あるいは
雑音除去する。また、モーター１８も駆動回路２５を介
してコンピュータ２３に接続されている。
【００２１】上記のように構成された装置において、鋳
型１内に静磁場帯Ｆを形成した状態で、ステンレス鋼用
浸漬ノズル３から溶鋼Ｌ1 を、普通鋼用浸漬ノズル６か
ら溶鋼Ｌ2 を鋳型１内に注入する。静磁場帯Ｆ内に、溶
鋼Ｌ1 、Ｌ2 の境界面Ｂが形成される。また、溶鋼
Ｌ1 、Ｌ2 は鋳型１で冷却されて、それぞれ凝固殻
Ｓ1 、Ｓ2 を形成する。
型１内に静磁場帯Ｆを形成した状態で、ステンレス鋼用
浸漬ノズル３から溶鋼Ｌ1 を、普通鋼用浸漬ノズル６か
ら溶鋼Ｌ2 を鋳型１内に注入する。静磁場帯Ｆ内に、溶
鋼Ｌ1 、Ｌ2 の境界面Ｂが形成される。また、溶鋼
Ｌ1 、Ｌ2 は鋳型１で冷却されて、それぞれ凝固殻
Ｓ1 、Ｓ2 を形成する。
【００２２】保持体１３を溶鋼Ｌ1 、Ｌ2 に浸漬した状
態で、コンピュータ２３からの操作信号によりモーター
１８を制御し、適当な距離（この実施例では２０ mm ）
をおいて間欠的に昇降させる。保持体１３の昇降範囲
は、異種溶鋼Ｌ1 、Ｌ2 の境界面Ｂを含む上下の適当な
範囲である。保持体１３、つまり熱電対１４の昇降中に
溶鋼Ｌ1 、Ｌ2 の温度を計測し、同時に保持体１３の高
さ位置も計測する。
態で、コンピュータ２３からの操作信号によりモーター
１８を制御し、適当な距離（この実施例では２０ mm ）
をおいて間欠的に昇降させる。保持体１３の昇降範囲
は、異種溶鋼Ｌ1 、Ｌ2 の境界面Ｂを含む上下の適当な
範囲である。保持体１３、つまり熱電対１４の昇降中に
溶鋼Ｌ1 、Ｌ2 の温度を計測し、同時に保持体１３の高
さ位置も計測する。
【００２３】図２は、異種溶鋼境界つまり境界面Ｂの位
置を決定するために、湯面Ｍからの距離に対して計測溶
鋼温度をプロットした線図である。この線図から、前記
作用の項で述べた方法により、境界面Ｂの位置を検出す
る。コンピュータ２３は境界面Ｂの位置に基づいて各溶
鋼Ｌ1 、Ｌ2 の鋳型１への供給量を制御する操作信号を
溶鋼供給装置（図示しない）に出力する。
置を決定するために、湯面Ｍからの距離に対して計測溶
鋼温度をプロットした線図である。この線図から、前記
作用の項で述べた方法により、境界面Ｂの位置を検出す
る。コンピュータ２３は境界面Ｂの位置に基づいて各溶
鋼Ｌ1 、Ｌ2 の鋳型１への供給量を制御する操作信号を
溶鋼供給装置（図示しない）に出力する。
【００２４】
【発明の効果】この発明の異種溶融金属境界検出装置
は、境界位置検出手段を溶融金属に浸漬した状態で、異
種溶融金属の境界を含む上下の適当な範囲を昇降させる
ので、１個の境界位置検出手段により異種溶融金属境界
を検出することができる。したがって、高い計測精度で
異種溶融金属境界位置を検出することができ、メンテナ
ンスも容易となり、また廉価な異種溶融金属境界位置検
出装置を提供することができる。
は、境界位置検出手段を溶融金属に浸漬した状態で、異
種溶融金属の境界を含む上下の適当な範囲を昇降させる
ので、１個の境界位置検出手段により異種溶融金属境界
を検出することができる。したがって、高い計測精度で
異種溶融金属境界位置を検出することができ、メンテナ
ンスも容易となり、また廉価な異種溶融金属境界位置検
出装置を提供することができる。
【図１】この発明の装置の一例を示す装置構成図であ
る。
る。
【図２】異種溶鋼境界位置を決定するために、湯面から
の距離に対して計測溶鋼温度をプロットした線図であ
る。
の距離に対して計測溶鋼温度をプロットした線図であ
る。
１ 鋳型 ３ 浸漬ノズル ６ 浸漬ノズル ９ 電磁石 １１ 保持体把持板 １３ 保持体 １４ 熱電対 １６ 昇降ねじ １８ モーター １９ ロータリーエンコーダ ２１ 計測回路 ２３ コンピュータ ２５ 駆動回路 Ｂ 異種溶鋼境界面 Ｆ 静磁場帯 Ｍ 湯面 Ｌ1 、Ｌ2 溶鋼 Ｓ1 、Ｓ2 凝固殻
Claims (3)
- 【請求項１】 鋳型内に鋳片の厚みを横切る方向の直流
磁束を全幅にわたって付与して鋳型上下方向に幅をもっ
た静磁場帯を形成し、この静磁場帯を境界としてその上
下に組成の異なる溶融金属を供給し、複層鋳片を連続鋳
造する設備に設けられる異種溶融金属境界位置検出装置
において、境界位置検出手段を取り付けるための耐火物
製保持体、この保持体に取り付けられた境界位置検出手
段、保持体昇降装置、および保持体の高さ位置検出手段
を備えていることを特徴とする複層鋳片連続鋳造設備の
異種溶融金属境界位置検出装置。 - 【請求項２】 境界位置検出手段が、保持体内に収納さ
れた熱電対である請求項１記載の複層鋳片連続鋳造設備
の異種溶融金属境界位置検出装置。 - 【請求項３】 境界位置検出手段が保持体の下端部に取
り付けられた酸素濃度検出器である請求項１記載の複層
鋳片連続鋳造設備の異種溶融金属境界位置検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28915593A JPH07136741A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 複層鋳片連続鋳造設備の異種溶融金属境界位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28915593A JPH07136741A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 複層鋳片連続鋳造設備の異種溶融金属境界位置検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07136741A true JPH07136741A (ja) | 1995-05-30 |
Family
ID=17739481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28915593A Withdrawn JPH07136741A (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 複層鋳片連続鋳造設備の異種溶融金属境界位置検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07136741A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018169124A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 宮崎県 | 青果物の貯蔵装置および青果物の貯蔵方法 |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP28915593A patent/JPH07136741A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018169124A (ja) * | 2017-03-30 | 2018-11-01 | 宮崎県 | 青果物の貯蔵装置および青果物の貯蔵方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010130 |