JPH07136591A - 付着物除去装置 - Google Patents

付着物除去装置

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JPH07136591A
JPH07136591A JP5284732A JP28473293A JPH07136591A JP H07136591 A JPH07136591 A JP H07136591A JP 5284732 A JP5284732 A JP 5284732A JP 28473293 A JP28473293 A JP 28473293A JP H07136591 A JPH07136591 A JP H07136591A
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Yoshitaka Koishi
芳孝 小石
Hiroyuki Sakashita
博之 坂下
Koji Tada
浩司 多田
Kazuhide Murata
和栄 村田
Osamu Matsui
治 松井
Kiyoshi Morimoto
清 森本
Yoshika Sanada
芳香 真田
Sadakazu Miwa
禎弌 三輪
Yuji Iwase
雄司 岩瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粒状物の上下振動だけでは除去できない付着
物をも適切に除去できるようにし、また粒状物の付着物
除去処理を連続して能率よく行えるようにする。 【構成】 粒状物の供給口9及び排出口10を有するハ
ウジングケース1と、このハウジングケース1内に横設
されて前記粒状物の供給口9から排出口10へ到る粒状
物mの移送経路を形成する多孔板2と、前記供給口9か
ら多孔板2上に供給された粒状物mを上下方向に振動さ
せてその付着物を除去させながら排出口10側へ転動さ
せるべくハウジングケース1内に空気脈動波を送波する
空気脈動波発生装置Bとを備え、しかも前記多孔板2の
表面部は凹凸状に形成されて、この多孔板2の表面部に
は付着物除去用の凸状部21が間隔を隔てて多数設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、錠剤等の粒状物に付着
した粉塵類を除去するのに適用される付着物除去装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、粒状物から付着物を除去し得る方
法としては、特公昭52−10538号公報の図3に示
されたものが公知であり、これは空気脈動波を使用する
点で本発明に最も近い技術と認められる。
【0003】この従来の方法は、図13に示すように、
ホッパー状のハウジングケース1e内に多孔板90
(網)を水平に設け、この多孔板90上に載置された粒
状物mに対して、ハウジングケース1eの底部側に配置
された導波管92から空気脈動波を送波し、粒状物mを
多孔板90上で振動させる方法である。かかる方法によ
れば、粒状物mを多孔板90上で振動させてふるい分け
できるので、粒状物mの付着物を除去することができ
る。そして、粒状物mから除去された付着物をハウジン
グケース1eの底部開口部91から排出させることがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものでは、多孔板90の下方から送波される空気脈
動波によって粒状物mを上下方向に振動させるだけであ
るから、付着物を剥離させる作用は弱く、粒状物mに強
固に接着した状態の付着物を剥離・除去させることは困
難であった。
【0005】また、従来では、大量の粒状物mを対象と
してその付着物除去を行う場合に、これら大量の粒状物
mの連続処理を行うことができない。即ち、従来では、
多孔板90上に載置可能な一定量の粒状物mの処理を終
了すると、この粒状物をハウジングケース1eの外部に
取り出してから次の一定の粒状物を多孔板90上に供給
させてその付着物除去を行う必要がある。従って、その
付着物除去作業には連続性がなく、作業能率に劣るとい
う難点も生じていた。
【0006】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、粒状物の上下振動だけでは除去できない付着物をも
適切に除去できるようにし、しかも粒状物の付着物除去
処理を連続して能率よく行えるようにすることを、その
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された請求項1に記載の本発明に係る付着物除去
装置は、粒状物の供給口及び排出口を有するハウジング
ケースと、このハウジングケース内に横設されて前記粒
状物の供給口から排出口へ到る粒状物の移送経路を形成
する多孔板と、前記供給口から多孔板上に供給された粒
状物を上下方向に振動させてその付着物を除去させなが
ら排出口側へ転動させるべくハウジングケース内に空気
脈動波を送波する空気脈動波発生装置とを備え、しかも
前記多孔板の表面部は凹凸状に形成されて、この多孔板
の表面部には付着物除去用の凸状部が間隔を隔てて多数
設けられている。
【0008】上記した請求項1に記載の本発明に係る付
着物除去装置では、請求項2に記載の通り、前記空気脈
動波発生装置は、多孔板の上方位置から負圧の空気脈動
波を多孔板側に送波し、且つ粒状物から除去された付着
物を負圧によってハウジングケースの外部へ吸引して排
出できるようにハウジングケースの上部開口部に接続し
た構成とすることができる。
【0009】また、請求項1に記載の本発明に係る付着
物除去装置では、請求項3に記載の通り、前記空気脈動
波発生装置は、多孔板の下方位置から正圧の空気脈動波
を多孔板側に送波すべくハウジングケースの下部開口部
に接続されていると共に、多孔板よりも上方に位置する
ハウジングケースの上部開口部には、粒状物から除去さ
れた付着物を吸引してハウジングケースの外部へ排出さ
せるための空気吸引源が接続された構成とすることもで
きる。
【0010】上記請求項1乃至3に記載の本発明に係る
付着物除去装置の多孔板としては、請求項4に記載の通
り、その表面部が波状の凹凸状に形成されたものを適用
することができる。
【0011】また、請求項5に記載の通り、多孔板の表
面部に設けられた付着物除去用の凸状部としては、上向
き状態の多数の毛を備えたブラシによって構成すること
もできる。
【0012】請求項6に記載の本発明に係る付着物除去
装置は、上記したような多孔板を凹凸状に形成してその
表面部に付着物除去用の凸状部を多数設ける手段は採用
しておらず、かかる手段に代えて、多孔板の表面部の全
面又は略全面に上向き状態の多数の毛を備えたブラシ面
を設けた構成としている。
【0013】
【作用】上記構成を特徴とする請求項1に記載の本発明
に係る付着物除去装置においては、供給口から多孔板上
に供給された粒状物に対して空気脈動波を送波させるこ
とにより、この粒状物を多孔板上で上下方向に振動させ
ることができ、これにより粒状物から付着物を除去でき
る。そして、この粒状物の振動作用を利用して粒状物を
多孔板上で転動させながら排出口側へ移送させ、付着物
が除去された粒状物をハウジングケースの外部へ取り出
すことができる。従って、供給口から多孔板上へ粒状物
を順次供給すれば、これら連続供給される粒状物を多孔
板上で移送させながらその付着物除去処理を連続して行
うことができる。
【0014】また、粒状物が多孔板上を転動移送すると
きには、多孔板の付着物除去用の多数の凸状部に対して
粒状物の表面が接触することとなる。従って、粒状物の
上下振動だけでは剥離除去できない付着物であっても、
この付着物除去用の凸状部との接触によって強制的に粒
状物から剥離され、適切に除去されることとなる。
【0015】更に、多孔板上を移送される粒状物が付着
物除去用の凸状部に逐次接触すれば、この付着物除去用
の凸状部の抵抗によって粒状物の移送速度が低速とな
る。従って、この移送速度が低速となる分だけ、粒状物
が多孔板上に滞在する時間を長くすることができので、
粒状物が空気脈動波を受ける時間を長くし、その付着物
除去を一層徹底させることができる。
【0016】請求項2に記載の本発明に係る付着物除去
装置においては、空気脈動波発生装置から負圧の空気脈
動波を送波させることにより、粒状物を多孔板上で振動
させてこの粒状物から付着物を除去させ得ることは勿論
のこと、粒状物から除去された付着物を空気脈動波発生
装置で発生させた負圧によってハウジングケースの上部
開口部から吸引し、外部へ排出させることができる。従
って、ハウジングケース内に付着物を残存させることが
なく、粒状物から除去された付着物が粒状物に再付着す
ることを適切に防止することができる。
【0017】請求項3に記載の本発明に係る付着物除去
装置においては、空気脈動波発生装置によって多孔板の
下方から正圧の空気脈動波を送波することにより、粒状
物を多孔板上で振動させることができる一方で、粒状物
から除去された付着物は、ハウジングケースの上部開口
部から空気吸引源によって吸引されてハウジングケース
の外部に排出される。従って、請求項2と同様に、やは
りハウジングケース内に付着物を不当に残存させること
はない。
【0018】請求項5に記載の本発明に係る付着物除去
装置では、多孔板の表面部に設けられる付着物除去用の
凸状部がブラシで構成されているので、多孔板上を転動
移送される粒状物の表面を多数の毛でブラッシングする
ことができ、付着物の除去をきめ細かく行うことができ
る。また、柔軟性に富むブラシと粒状物との接触によれ
ば、粒状物が容易に破損又は損傷することもない。
【0019】請求項6に記載の本発明に係る付着物除去
装置では、付着物除去用の凸状部は形成されていないも
のの、多孔板上を粒状物が転動移送されるときには、こ
の粒状物がブラシ面の多数の毛に接触してブラッシング
されるので、やはり付着物の除去がきめ細かく行われ、
単なる上下振動だけでは除去することができなかった付
着物をも適切に剥離し除去させることができることとな
る。また、ブラシ面は柔軟性に富むので、このブラシ面
上を移送される粒状物が容易に破損するようなこともな
い。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 〔第1実施例(請求項1、2、4に対応)〕図1は、本
発明の第1実施例に係る付着物除去装置Aを示す説明図
である。この付着物除去装置Aは、例えば粒状物の一例
としての錠剤mに付着した滑沢剤やその他の粉塵等の付
着物除去に使用されるもので、所定の中空容器状に形成
されたハウジングケース1、このハウジングケース1内
に複数設けられた多孔板2(2a〜2c)、及び負圧の
空気脈動波を発生させる空気脈動波発生装置B等を具備
している。
【0021】上記のうち、各多孔板2(2a〜2c)
は、図2に示すように、上下方向に貫通する多数の通気
孔20・・を備えたもので、その表面部(上面部)は波
形の凹凸状に形成されている。即ち、かかる波形状に形
成された多孔板2の表面の多数の凸状部21が、本発明
に係る付着物除去用の凸状部21に相当する。これら凸
状部21、21間のピッチPは、錠剤mの直径Dよりも
大きな寸法となるように設定され、後述の錠剤mの移送
に支障を生じないように配慮されている。
【0022】図1において、各多孔板2はハウジングケ
ース1内に取付けられた複数の支持杆7・・に支持され
る等して、上下多段状に重なった状態に設けられてお
り、投入器8が接続された錠剤用の供給口9から供給さ
れる錠剤mが多孔板2a、2b、2cに順次受け渡され
て、排出口10まで移送ガイドできるように設定されて
いる。これら多孔板2a〜2cは、支持杆7・・の取付
位置を変更させることにより、各々の設定角度(傾斜角
度)を任意に調整できるように設けられている。
【0023】空気脈動波発生装置Bは、ハウジングケー
ス1の上部開口部1bからハウジングケース1内の空気
を間歇的に吸気し、ハウジングケース1内に負圧の空気
振動を付与するものである。空気振動を発生させるため
にはハウジングケース1を完全な密閉構造にする必要は
なく、ハウジングケース1の底部側には、適当量の空気
を導入させるための開口部1cが適宜設けられている。
【0024】空気脈動波発生装置Bの具体例としては、
例えば図3(a)に示すようなブロアー5と脈動付与装
置6とから構成されたものが採用される。脈動付与装置
6は、二つのポート62a、62bを有する円筒状のケ
ーシング63内に、モータMによって回転される弁体6
4を設けたものである。この空気脈動波発生装置Bで
は、ポート62aに接続されたブロアー5によってケー
シング63内の空気を連続排気させている状態におい
て、弁体64が図3(a)に示す回転角度状態にある
と、ポート62bでは吸気がなされる。これに対し、弁
体64が図3(b)の実線に示す回転角度のときには、
両ポート62a、62b間が弁体64によって遮断され
るので、ポート62bでの吸気は停止された状態とな
る。
【0025】この空気脈動波発生装置Bでは、弁体64
が連続回転し、上記したポート62bでの吸気とその停
止とが交互に繰り返されることにより、ポート62bか
ら図4(a)に示すような圧力波形の負圧の空気脈動波
が送波される。この空気脈動波としては、例えば10H
z程度の低周波域のものが採用される。但し、本発明で
適用される空気脈動波発生装置Bの具体的な構成は決し
て上記のように限定されない。また、負圧の空気脈動波
も図4(a)で示した波形のものに限定されず、例えば
図4(b)に示すような圧力波形の空気脈動波であって
もよい。更には、図4(c)に示すように、空気圧の一
部(同図Sで示す)が一定周期で正圧に転じるような圧
力波形であってもよい。
【0026】この空気脈動波発生装置Bは、ハウジング
ケース1の上部開口部1bに配管部(導波管)12を介
して接続され、最上段の多孔板2aよりも上方の位置か
ら各多孔板2a〜2cに対して負圧の空気脈動波を送波
できるように設けられている。尚、配管部12の途中位
置には、集塵フィルタ40が設けられている。
【0027】次に、上記構成の付着物除去装置Aの使用
例、作用について説明する。先ず、空気脈動波発生装置
Bを稼働させて、負圧の空気脈動波をハウジングケース
1の上部開口部1bから多孔板2a〜2cに対して送波
させておく。このような状態において、投入器8に投入
された錠剤mの適量を供給口9から多孔板2a上に供給
して載置させると、これらの錠剤mはその上方側で周期
的に発生される負圧によって上方に吸い上げられてから
落下するという上下方向の振動を繰り返すこととなる。
【0028】次いで、このように錠剤mが上下方向に繰
り返して振動すると、この錠剤mは多孔板2a上で転動
することとなるが、多孔板2aが前下がり状態であれ
ば、錠剤mは当然に低位置側の前下がり方向に移動し、
矢印a方向に転動して移送されることとなる。尚、多孔
板2aが水平状態の場合であっても、錠剤mは供給口9
が設けられた側への転動が錠剤mの供給圧によって阻止
された状態であるから、やはり矢印a方向に転動移送さ
せることができる。
【0029】而して、錠剤mが上下方向に強制的に振動
されると、これによって錠剤mの表面に付着していた付
着物の剥離作用を生じる。そして、錠剤mが凹凸状に形
成された多孔板2a上を転動するときには、図5に示す
ように錠剤mの表面が付着物除去用の凸状部21・・に
順次接触していく。従って、空気脈動波による上下振動
だけでは除去できなかった付着物であっても、錠剤mと
凸状部21との物理的な接触によってこの付着物を強制
的に錠剤mの表面から剥離し、除去することが可能とな
る。
【0030】また、付着物除去用の凸状部21は、錠剤
mの移送に際しての抵抗力としても作用するので、多孔
板2a上における錠剤mの移送速度は低速となる。従っ
て、多孔板2aの全長を短くした場合であっても、錠剤
mが多孔板2a上に滞在する時間を長くすることがで
き、この滞在時間の長期化によっても、付着物除去を促
進することができる。尚、このようにして剥離された付
着物は、負圧の空気脈動波を送波する上部開口部1bか
ら配管部12内へ吸引され、集塵フィルタ40で捕集さ
れるので、錠剤mから剥離した付着物が錠剤mに再付着
する虞れもない。
【0031】上記のようにして、付着物の除去がなされ
ながら転動移送される錠剤mは、多孔板2a上の移送を
終了した後に、下段側の多孔板2b、2cに順次受け渡
される。そして、これらの各多孔板2b、2cの位置に
あっても、上記同様に転動移送されながら上下振動作用
及び付着物除去用の凸状部21との接触作用によって付
着物が順次除去され、一層徹底した付着物除去がなされ
てから排出口10より排出される。このように錠剤mが
排出口10側へ順次移送されながら処理されれば、多孔
板2a上に錠剤mを連続して供給させても何ら支障はな
い。従って、大量の錠剤mを連続して効率よく処理でき
ることとなる。尚、排出口10の下方には、付着物が除
去された錠剤mを収容するための容器又はこの錠剤mを
次の工程に搬送するためのコンベア14等を設けておけ
ばよい。
【0032】〔第2実施例(請求項3に対応)〕図6
は、本発明の第2実施例に係る付着物除去装置Aaを示
す説明図である(尚、第1実施例と同一部位は同一符号
で示す)。この付着物除去装置Aaは、第1実施例で示
した付着物除去装置Aとは異なり、ハウジングケース1
Aの上部開口部1bからは空気吸引源の一例としてのブ
ロアー3によって連続した空気排気を行うと共に、ハウ
ジングケース1Aの下部開口部1aからは、空気脈動波
発生装置Baで発生された正圧の空気脈動波がハウジン
グケース1A内へ送波されるように構成されている。
【0033】ここで、空気脈動波発生装置Baとして
は、例えば図7に示すように、脈動付与装置6Aとブロ
アー5Aで構成されたものを適用することができる。脈
動付与装置6Aは、その基本的な構造が図3で示した負
圧の空気脈動波を発生させる脈動付与装置6と共通する
もので、二つのポート62c、62dを有する円筒状の
ケーシング63A内に、モータMによって駆動回転され
る弁体64Aを設けたものである。そして、一方のポー
ト62c側はブロアー5Aの排気側に接続されている。
【0034】かかる構成では、ブロアー5Aからケーシ
ング63A内に連続して圧縮空気の供給を行っている状
態で、弁体64Aが同図の実線で示す位置に存在すると
きには、ポート62dから圧縮空気の排出が行われる。
これに対し、弁体64Aが同図の一点鎖線に示す位置に
到達したときには、ポート62dからの圧縮空気の排出
は停止される。従って、弁体64Aが連続回転すると、
ポート62dでは圧縮空気の排出とその停止が繰り返し
行われ、その結果、図8(a)に示すような波形の正圧
の空気脈動波が発生されることとなる。但し、本発明は
これに限定されず、例えば正圧の空気脈動波の波形とし
て、図8(b)に示すような波形の空気脈動波を発生さ
せるようにしても構わない。
【0035】図6で示した付着物除去装置Aaにおいて
は、空気脈動波発生装置Baで発生された正圧の空気脈
動波を多孔板2よりも下方の位置から上側方向に送波さ
せることができるので、多孔板2a上に供給載置された
錠剤mをその空気脈動波によって上下方向に振動させる
ことができる。そして、第1実施例の場合と同様に、こ
の上下振動によって錠剤mを順次排出口10側に転動移
送させながら、その移送段階で、付着物除去用の凸状部
21を利用した効率のよい付着物の除去が行える。ま
た、錠剤mから除去された付着物は、ブロアー3の吸気
圧により上部開口部1bから吸引されて集塵フィルタ4
0側で捕集されるので、やはり付着物の再付着を生じさ
せることはない。従って、この第2実施例の付着物除去
装置Aaによっても、第1実施例と同様な作用が得られ
ることとなる。
【0036】〔他の実施例〕上記した各実施例では、多
孔板2の表面部を波形状に形成した場合について説明し
たが(請求項4に対応)、本発明はこれに限定されな
い。請求項1乃至3に記載の本発明では、例えば図9に
示すように、多孔板2Aの表面部に、山形状の小突起と
して形成された付着物除去用の凸状部21aを多数設け
た構成としてもよい。
【0037】また、本発明では、例えば図10に示すよ
うに、フラットな多孔板2Bの表面部に多数の毛を上向
き状態に植毛したブラシ30を一定間隔で設け、このブ
ラシ30を付着物除去用の凸状部として構成してもよい
(請求項5に対応)。かかる構成によれば、ブラシ30
によるブラッシング作用によって錠剤mの付着物をきめ
細かく剥離させることができ、付着物の除去作用を高め
ることが可能である。また、錠剤mとの接触時に大きな
衝撃力を錠剤mに与えることもないので、錠剤mの破損
等も適切に防止できる利点も得られる。
【0038】図11は、表面部を波形状に形成した多孔
板2Cの表面部に、ブラシ30aを一定間隔で設けたも
ので、請求項1乃至3に記載の本発明ではこのように構
成してもよい。
【0039】図12は、フラットな多孔板2Dの表面部
の全域又は略全域に多数の毛を上向き状態に植毛したブ
ラシ面32を設けた構成である(請求項6に対応)。
尚、通気孔20が開設された位置にはブラシ面32を設
ける必要はない。かかる構成では、ブラシ面32の多数
の毛が個々に錠剤mに接触し、付着物を剥離除去させる
作用を発揮し、やはり優れた付着物除去を行うことがで
きる。また、このブラシ面32は柔軟性に富み、しかも
フラット面でよいので、錠剤mの破損も適切に防止する
ことが可能である。
【0040】更に、本発明では、例えば図1で示したよ
うに三枚の多孔板2a〜2cを上下に設けた場合におい
て、必ずしも全ての多孔板2a〜2cの各表面部に付着
物除去用の凸状部21を設ける必要はなく、三枚の多孔
板2a〜2cのうち何れか一枚の多孔板にのみ凸状部2
1を設けた構成であってもよい。また、本発明では、複
数枚の多孔板を用いることも必須ではなく、例えば一枚
の多孔板を用いた構成であってもよい。その他、付着物
除去対象となる粒状物の具体的な種類も錠剤に限定され
ず、合成樹脂ペレット、顆粒状の食品、穀物、金属等、
様々な粒状物に適用することが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、請求
項1乃至5に記載の本発明に係る付着物除去装置によれ
ば、空気脈動波を利用した振動作用によって粒状物を転
動移送させながら付着物除去処理を連続して行うことが
できるので、その作業能率が良好で多量の粒状物を処理
する場合に便利であり、しかもかかる粒状物の転動移送
時には多孔板に設けられた付着物除去用の凸状部と粒状
物との接触によって、上下振動だけでは除去できなかっ
た付着物をも除去することができ、従来よりも優れた付
着物除去が行えるという格別な効果が得られる。また、
多孔板が凹凸状であることにより粒状物の移送速度を低
速とし、多孔板上での滞留時間を長くすることができる
ので、これによっても付着物の除去効率を一層高めるこ
とかもできる効果が得られる。
【0042】特に、請求項2及び3に記載の本発明によ
れば、粒状物から剥離除去させた付着物をハウジングケ
ースの外部に適切に排出させて回収することができるの
で、粒状物に対して付着物の再付着が生じる虞れも適切
に解消できるという利点が得られる。
【0043】請求項5及び請求項6に記載の本発明によ
れば、多孔板上を移送される粒状物を付着物除去用の凸
状部として形成されたブラシ又は多孔板の表面部に設け
られたブラシ面の多数の毛によってブラシッングするこ
とができるので、付着物の剥離除去をきめ細かく行え
て、付着物の除去効率を一層高めることができ、しかも
前記ブラシ又はブラシ面は柔軟性に富むので粒状物の破
損・損傷も適切に防止できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る付着物除去装置の一例を示す説明
図。
【図2】図1に示す付着物除去装置に適用される多孔板
の一例を示す要部断面図。
【図3】(a),(b)は図1に示す付着物除去装置に
適用される空気脈動波発生装置の一例を示す説明図。
【図4】(a),(b),(c)は負圧の空気脈動波の
圧力波形の具体例を示す説明図。
【図5】多孔板上を粒状物が移送される状態の一例を示
す要部拡大断面図。
【図6】本発明に係る付着物除去装置の他の例を示す説
明図。
【図7】図6に示す付着物除去装置に適用される空気脈
動波発生装置の一例を示す説明図。
【図8】(a),(b)は正圧の空気脈動波の圧力波形
の具体例を示す説明図。
【図9】本発明の多孔板の他の例を示す斜視図。
【図10】本発明の多孔板の他の例を示す断面図。
【図11】本発明の多孔板の他の例を示す断面図。
【図12】本発明の多孔板の他の例を示す断面図。
【図13】従来の付着物除去装置の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1,1a ハウジングケース 1a 下部開口部 1b 上部開口部 2(2a〜2c) 多孔板 2A〜2D 多孔板 3 ブロアー(空気吸引源) 5,5A ブロアー 6,6A 脈動付与装置 7 支持杆 9 供給口 10 排出口 40 集塵フィルタ m 錠剤(粒状物) B,Ba 空気脈動波発生装置 A,Aa 付着物除去装置
フロントページの続き (72)発明者 多田 浩司 大阪府枚方市長尾家具町1−10−4 株式 会社松井製作所技術開発センター内 (72)発明者 村田 和栄 大阪府枚方市長尾家具町1−10−4 株式 会社松井製作所技術開発センター内 (72)発明者 松井 治 大阪市中央区谷町6丁目5番26号 (72)発明者 森本 清 静岡県三島市加茂71−11 (72)発明者 真田 芳香 静岡県田方郡中伊豆町梅木261 (72)発明者 三輪 禎弌 静岡県三島市富士ビレッジ54−23 (72)発明者 岩瀬 雄司 静岡県御殿場市印野2216

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粒状物の供給口及び排出口を有するハウジ
    ングケースと、このハウジングケース内に横設されて前
    記粒状物の供給口から排出口へ到る粒状物の移送経路を
    形成する多孔板と、前記供給口から多孔板上に供給され
    た粒状物を上下方向に振動させてその付着物を除去させ
    ながら排出口側へ転動させるべくハウジングケース内に
    空気脈動波を送波する空気脈動波発生装置とを備え、し
    かも前記多孔板の表面部は凹凸状に形成されて、この多
    孔板の表面部には付着物除去用の凸状部が間隔を隔てて
    多数設けられていることを特徴とする付着物除去装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、上記空気脈動波発生装
    置は、多孔板の上方位置から負圧の空気脈動波を多孔板
    側に送波し、且つ粒状物から除去された付着物を負圧に
    よってハウジングケースの外部へ吸引して排出できるよ
    うにハウジングケースの上部開口部に接続されている付
    着物除去装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、上記空気脈動波発生装
    置は、多孔板の下方位置から正圧の空気脈動波を多孔板
    側に送波すべくハウジングケースの下部開口部に接続さ
    れていると共に、多孔板よりも上方に位置するハウジン
    グケースの上部開口部には、粒状物から除去された付着
    物を吸引してハウジングケースの外部へ排出させるため
    の空気吸引源が接続されている付着物除去装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3の何れかにおいて、上記多
    孔板の表面部は波状の凹凸状に形成されている付着物除
    去装置。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3の何れかにおいて、上記多
    孔板の表面部に設けられた付着物除去用の凸状部は、上
    向き状態の多数の毛を備えたブラシによって構成されて
    いる付着物除去装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3の何れかにおいて、上記多
    孔板を凹凸状に形成してその表面部に付着物除去用の凸
    状部を多数設ける手段に代えて、多孔板の表面部の全面
    又は略全面に上向き状態の多数の毛を備えたブラシ面が
    設けられている付着物除去装置。
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