JPH07136210A - 使い捨て着用品のギャザ製作方法 - Google Patents
使い捨て着用品のギャザ製作方法Info
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- JPH07136210A JPH07136210A JP5283660A JP28366093A JPH07136210A JP H07136210 A JPH07136210 A JP H07136210A JP 5283660 A JP5283660 A JP 5283660A JP 28366093 A JP28366093 A JP 28366093A JP H07136210 A JPH07136210 A JP H07136210A
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Abstract
製作することのできる使い捨て着用品のギャザ製作方法
を提供することを目的とする。 【構成】 連続的に供給される複層帯状シート2,3 間
に、複数本の糸状弾性体73を伸長湾曲させながら挟み込
み、複層帯状シート2,3 を一体に接合して使い捨て着用
品の展開部品を連続的に製作し、個別に切断することに
よりギャザを形成する使い捨て着用品のギャザ製作方法
であって、複層帯状シート2,3 間に挟み込まれる複数本
の糸状弾性体73を、隣接する糸状弾性体同士が等間隔を
維持する様に湾曲させつつ取り付けることを特徴とす
る。
Description
捨てパンツ等の使い捨て着用品の製作方法に関し、より
詳しくは、脚回りを絞るためのギャザ製作方法に関す
る。
5に使い捨てパンツを示す。この使い捨てパンツ60
は、内側面を形成するトップシート2と外側面を形成す
るバックシート3の間に吸収体4が挟まれた一体品であ
り、脚部開口5と胴部開口6には着用者との密着性を高
めるために、それぞれ糸状弾性体51,61が取り付け
られている。このような使い捨てパンツは、胴部両縁部
7,8を接合する前の展開状態で連続的に製造されてお
り、例えば図6に示す様な横流し法と、図7に示す様な
縦長し法が実施されている。
ス等の糸状弾性体が用いられているが、単糸では着用者
の肌に食い込んで痛いという点から、2〜十数本を1〜
数mm間隔で離して取り付けることが多い。この糸状弾
性体を使い捨てパンツに取り付ける方法としては、例え
ば図8に示すガイダー10と呼ばれる装置が使用されて
いる。このガイダー10は、トップシート2とバックシ
ート3との間に張架された複数本の糸状弾性体51を貫
通し、その糸状弾性体51を所定の間隔に保持するため
のガイド孔を備え、サーボモーターまたは機械式カム機
構により流れ方向(トップシートまたはバックシートの
材料である帯状連続シートの進行方向)に対して直交す
る方向に往復移動し、それにより帯状連続シート上に糸
状弾性体を湾曲配置できるようになっている。
うな従来のガイダーでは、図7に示した様に、ガイダー
が帯状シートの幅方向端部側に移動するにつれて、糸状
弾性体51の間隔が狭くなってしまい、ギャザの見栄え
が悪いだけでなく、着用感も悪くなるという問題があっ
た。
ものであり、見栄えが良く、且つ着用感も優れたギャザ
を製作することのできる使い捨て着用品のギャザ製作方
法を提供することを目的とする。
される複層帯状シート間に、複数本の糸状弾性体を伸長
湾曲させながら挟み込み、複層帯状シートを一体に接合
して使い捨て着用品の展開部品を連続的に製作し、個別
に切断することによりギャザを形成する使い捨て着用品
のギャザ製作方法であって、複層帯状シート間に挟み込
まれる複数本の糸状弾性体を、隣接する糸状弾性体同士
が等間隔を維持する様に湾曲させつつ取り付ける使い捨
て着用品のギャザ製作方法である。
間隔でガイド孔が形成され、それぞれのガイド孔に糸状
弾性体を貫通させたガイダーを首振り回動させながら複
数本の糸状弾性体を案内引き出しすれば、糸状弾性体の
間隔を等間隔に維持することができる。
シート間に、複数本の糸状弾性体を伸長湾曲させながら
挟み込み、複層帯状シートを一体に接合して使い捨て着
用品の展開部品を連続的に製作し、個別に切断する際
に、複層帯状シート間に挟み込まれる複数本の糸状弾性
体を、隣接する糸状弾性体同士が等間隔を維持する様に
湾曲させつつ取り付ければ、見栄えが良く、且つ着用感
も優れたギャザを製作することができる。
製作方法に使用する装置について説明する。図1はガイ
ダー機構の要部正面図である。同図において、ガイダー
機構はガイダー20と、ガイダー支持台21と、スライ
ド板22と、トレース部材23,24と、カムロール2
5とから主として構成されている。
ラスティックスを貫通させるためのガイド孔20aが均
等位置にて穿設され、ガイダー20の下部はボルト26
を用いてガイダー支持台21内のシャフト21aに固定
されている。このシャフト21aはベアリング21bを
介してガイダー支持台21内に軸支されており、従って
ガイダー20の首振り回動を自在にしている。
に嵌合されており、ガイダー支持台21とスライド板2
2は、ボルト27,28及びスリーブ29,30を用い
てそれぞれ固定されている。また、ボルト27、28の
下端部にはベアリング31、32が対向して装着されて
おり、その各ベアリング間に、カムロール25外周に鍔
状に形成された突条25aを挟むようになっている。な
お、突条25aは、楕円状に配置され、それによりスラ
イド板22の矢印A方向移動距離を規定している。
作を以下に説明する。まず、カムロール25を回転させ
ると、凸条25aに沿ってボルト27,27が移動し、
それに伴いスライド板22が矢印A方向に往復移動し、
ガイド孔20aに通されたエラスティックスは、図2の
矢印Bまたは矢印C方向の先に設けられた状態とする
と、図6に示すa,bの方向に、また図7に示すcの方
向に振ることができ、次いでプレスロールにてニップす
ると、湾曲曲線を描いた状態で帯状シートに固定され
る。
以前に、トップシート及びバックシートにはそれぞれ接
着剤が塗布されている。また、ガイド孔20aに通され
るエラスティックスは、1.1〜2.5倍伸張された状
態となっている。なお、接着剤は、トップシート,バッ
クシートに塗布する代わりに、ガイダー下流側のエラス
チックにスプレー塗布するようにしてもよい。
プしていく際、ガイダー20が固定式であると、図7に
示すcにおいてガイダー20の移動量が短時間で大きく
なるため、プレスロールとガイダー20との間でエラス
ティックスを斜めに引っ張ることとなり、それにより、
エラスティックスの間隔が狭くなる。
が首振り自在に回動するよう構成されているため、ガイ
ダー20を常時ニップされている方向に向けることがで
き、ガイダー20のガイド孔20aのピッチと同じかそ
れに近い間隔でエラスティックスを配置することができ
るようになる。なお、この場合、エラスティックスの張
力にあまり差がなく、またプレスロールにガイダー20
をできる限り近付けることが必要である。
に付与された張力は、ガイダー下部に設けられたベアリ
ング21bの回転抵抗よりも大きいため、ガイダー20
を常時引っ張るよう作用することになり、それにより、
プレスロールのニップ先を向くことができるようにな
る。
ート間に、複数本のエラスティックスを伸長湾曲させな
がら挟み込み、プレスロールを用いてそれら帯状シート
を一体に接合することにより、使い捨て着用品としての
使い捨てパンツの展開部品が連続的に製作され、次いで
その展開部品を個別に切断していき、胴部側の縁を折り
返して接合すれば、見栄えが良く、且つ着用感も優れた
ギャザを有する使い捨てパンツを製作することができ
る。
25aに従動する部分、具体的には、スライド板22,
ガイダー20,ガイダー支持台21は慣性力を少しでも
小さくすべく、軽くしかもコンパクト化する必要があ
る。これら従動部分において他の部品と関係なく自由に
設計変更できる部分は、ガイダー首振り回動用のベアリ
ングケース廻りである。従って、ガイダー機構の製作に
おいては、ベアリング単体をスライド板22へ内蔵する
こと、ベアリングをスライド板22との一体構造とする
こと、ガイダーを軽量合金やその他のパネル構造にする
こと、ベアリングについてルーロン,含油軸受,ベアリ
ングブッシュ,特殊プラスチックスを採用すること等、
軽量化を図ることができる。もちろん、カムロール自体
の軽量化も実施できる。
ラスティックスの配置を概略的に示したものである。同
図に示されるように、ガイダー20のガイド孔形成面
と、エラスティックスとの角度は90゜を維持している
ため、エラスティックスは常に等間隔で帯状シートに張
り付けられることになる。
スティックスの配置例を示したものである。同図におい
て、70は帯状シートであり、71は使い捨てパンツの
展開部品を製作するための第一の切断線であり、製作後
の脚部開口に相当する。72は同じく第二の切断線であ
り、製作後の胴部に相当する。4本のエラスティックス
73は、上記した実施例の方法により平行して連続湾曲
しており、帯状シート70からはみ出した(図中Dで示
す)エラスティックス73は帯状シート70の切断部分
とともに切断除去されるようになっている。なお、74
は帯状シート70間に挟持された吸収体である。同図に
示したエラスティックスの配置によれば、丸みの付いた
高級感のある製品が得られる。また、第一の切断線71
の際までエラスティックスを取り付けることができるた
め、脚回りを完全にサポートすることのできるギャザを
得ることができる。さらにまた、帯状シート全面に接着
剤を塗布し切断を行うと、切除したトリムがエラスティ
ックスにつながって連続して取れるため、後処理が簡単
になる。
発明のギャザ製作方法によれば、見栄えが良く、且つ着
用感も優れたギャザを有する使い捨て着用品を製作する
ことができるという長所を有する。
示す断面正面図である。
図である。
を示す概略平面図である。
を示す平面図である。
ある。
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 連続的に供給される複層帯状シート間
に、複数本の糸状弾性体を伸長湾曲させながら挟み込
み、前記複層帯状シートを一体に接合して使い捨て着用
品の展開部品を連続的に製作し、個別に切断することに
よりギャザを形成する使い捨て着用品のギャザ製作方法
であって、 前記複層帯状シート間に挟み込まれる複数本の糸状弾性
体を、隣接する前記糸状弾性体同士が等間隔を維持する
様に湾曲させつつ取り付けることを特徴とする使い捨て
着用品のギャザ製作方法。 - 【請求項2】 所定間隔でガイド孔が形成され、それぞ
れのガイド孔に前記糸状弾性体を貫通させたガイダーを
首振り回動させながら前記複数本の糸状弾性体を案内引
き出しする請求項1記載のギャザ製作方法。
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---|---|---|---|
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Family Applications (1)
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-
1993
- 1993-11-12 JP JP28366093A patent/JP3269719B2/ja not_active Expired - Lifetime
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