JP2003299691A - 使い捨て着用品及びその製造方法 - Google Patents
使い捨て着用品及びその製造方法Info
- Publication number
- JP2003299691A JP2003299691A JP2003124016A JP2003124016A JP2003299691A JP 2003299691 A JP2003299691 A JP 2003299691A JP 2003124016 A JP2003124016 A JP 2003124016A JP 2003124016 A JP2003124016 A JP 2003124016A JP 2003299691 A JP2003299691 A JP 2003299691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastics
- disposable wearing
- wearing article
- disposable
- strip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 見栄えが良く、且つ着用感も優れたギャザを
備えた使い捨て着用品及びその製造方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 吸収体が除かれている、連続的に供給される
帯状シート2,3間に、複数本のエラスティックスを伸
長湾曲させながら案内する第1工程と、プレスロールに
よって帯状シート2,3と複数本のエラスティックス7
3とを一体に接合して使い捨て着用品の部品を連続的に
製作する第2工程とを包含する使い捨て着用品の製造方
法であって、第1工程において、帯状シート2,3間に
案内される複数本のエラスティックス73を、隣接する
エラスティックス73を略等間隔の状態から湾曲させる
ことができることを要旨とする。
備えた使い捨て着用品及びその製造方法を提供すること
を目的とする。 【構成】 吸収体が除かれている、連続的に供給される
帯状シート2,3間に、複数本のエラスティックスを伸
長湾曲させながら案内する第1工程と、プレスロールに
よって帯状シート2,3と複数本のエラスティックス7
3とを一体に接合して使い捨て着用品の部品を連続的に
製作する第2工程とを包含する使い捨て着用品の製造方
法であって、第1工程において、帯状シート2,3間に
案内される複数本のエラスティックス73を、隣接する
エラスティックス73を略等間隔の状態から湾曲させる
ことができることを要旨とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使い捨ておむつや
使い捨てパンツ等の使い捨て着用品及びその製造方法に
関し、より詳しくは、脚回りを絞るためのギャザの見栄
えや着用感の優れた使い捨て着用品及びその製造方法に
関する。
使い捨てパンツ等の使い捨て着用品及びその製造方法に
関し、より詳しくは、脚回りを絞るためのギャザの見栄
えや着用感の優れた使い捨て着用品及びその製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示す使い捨てパンツ1は、内側面
を形成するトップシート2と外側面を形成するバックシ
ート3の間に吸収体4が挟まれた一体品であり、脚部開
口5と胴部開口6には着用者との密着性を高めるため
に、それぞれ糸状弾性体51,61が取り付けられてい
る。その様なパンツの製造方法を特開平4−31764
9号公報及び特開平4−317650号公報は開示して
いる。図5に示すような使い捨てパンツは、胴部両縁部
7,8を接合する前の展開状態で連続的に製造されてお
り、例えば図6に示す様な横流れ法と、図7に示す様な
縦流れ法により実施することが可能である。
を形成するトップシート2と外側面を形成するバックシ
ート3の間に吸収体4が挟まれた一体品であり、脚部開
口5と胴部開口6には着用者との密着性を高めるため
に、それぞれ糸状弾性体51,61が取り付けられてい
る。その様なパンツの製造方法を特開平4−31764
9号公報及び特開平4−317650号公報は開示して
いる。図5に示すような使い捨てパンツは、胴部両縁部
7,8を接合する前の展開状態で連続的に製造されてお
り、例えば図6に示す様な横流れ法と、図7に示す様な
縦流れ法により実施することが可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記特開平4−317649号公報及び特開平4−31
7650号公報に記載の方法では、トップシートまたは
バックシートに糸状弾性体が一旦配置されるが、伸長さ
れた糸条弾性体をそのままの形状で固定することが容易
でない。
上記特開平4−317649号公報及び特開平4−31
7650号公報に記載の方法では、トップシートまたは
バックシートに糸状弾性体が一旦配置されるが、伸長さ
れた糸条弾性体をそのままの形状で固定することが容易
でない。
【0004】本発明は、見栄えが良く、且つ着用感も優
れたギャザを製作することのできる使い捨て着用品の製
造方法及び使い捨て着用品を提供することを目的とす
る。
れたギャザを製作することのできる使い捨て着用品の製
造方法及び使い捨て着用品を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法は、吸
収体が除かれている、連続的に供給される帯状シート間
に、複数本のエラスティックスを伸長湾曲させながら案
内する第1工程と、プレスロールによって前記帯状シー
トと前記複数本のエラスティックスとを一体に接合して
使い捨て着用品の部品を連続的に製作する第2工程とを
包含する使い捨て着用品の製造方法であって、前記第1
工程において、前記帯状シート間に案内される複数本の
エラスティックスを、隣接する前記エラスティックスを
略等間隔の状態から湾曲させることができることを特徴
とする。
収体が除かれている、連続的に供給される帯状シート間
に、複数本のエラスティックスを伸長湾曲させながら案
内する第1工程と、プレスロールによって前記帯状シー
トと前記複数本のエラスティックスとを一体に接合して
使い捨て着用品の部品を連続的に製作する第2工程とを
包含する使い捨て着用品の製造方法であって、前記第1
工程において、前記帯状シート間に案内される複数本の
エラスティックスを、隣接する前記エラスティックスを
略等間隔の状態から湾曲させることができることを特徴
とする。
【0006】前記帯状シートと前記複数本のエラスティ
ックスとを一体に接合したシートから、脚を挿入するた
めの切断除去部を切断除去する第3工程をさらに包含し
ても良い。
ックスとを一体に接合したシートから、脚を挿入するた
めの切断除去部を切断除去する第3工程をさらに包含し
ても良い。
【0007】またガイダーが帯状シートの進行方向に対
して略直交する方向に往復運動し、前記ガイダーによっ
て案内される前記複数本のエラスティックスが1.1〜
2.5倍に伸長されても良い。
して略直交する方向に往復運動し、前記ガイダーによっ
て案内される前記複数本のエラスティックスが1.1〜
2.5倍に伸長されても良い。
【0008】本発明に係る使い捨て着用品は、吸収体が
除かれている、トップシートとバックシートの間に、複
数本のエラスティックスを案内し、複数本のエラスティ
ックスを伸長湾曲させながら挟み込み、プレスロールを
用いて前記トップシートと前記バックシートを一体に接
合することにより、使い捨て着用品としての使い捨て着
用品の部品が連続的に製作され、その部品を個別に切断
したものを有することを特徴とする。
除かれている、トップシートとバックシートの間に、複
数本のエラスティックスを案内し、複数本のエラスティ
ックスを伸長湾曲させながら挟み込み、プレスロールを
用いて前記トップシートと前記バックシートを一体に接
合することにより、使い捨て着用品としての使い捨て着
用品の部品が連続的に製作され、その部品を個別に切断
したものを有することを特徴とする。
【0009】ガイダーがトップシート又はバックシート
の進行方向に対して略直交する方向に往復運動すること
により取付けられる前記複数本のエラスティックスが脚
回を絞るためのギャザとして使用されても良い。また切
断除去部の間で、前記エラスティックスが交差するもの
であっても良い。更に前記複数本のエラスティックスが
1.1〜2.5倍に伸長されたものであっても良い。
の進行方向に対して略直交する方向に往復運動すること
により取付けられる前記複数本のエラスティックスが脚
回を絞るためのギャザとして使用されても良い。また切
断除去部の間で、前記エラスティックスが交差するもの
であっても良い。更に前記複数本のエラスティックスが
1.1〜2.5倍に伸長されたものであっても良い。
【0010】本発明に従えば、使い捨て着用品の製造方
法は、連続的に供給される帯状シート間に、複数本の弾
性体を伸長湾曲させながら案内する第1工程と、プレス
ロールによって、前記帯状シートを一体に接合して使い
捨て着用品の展開部品を連続的に製作する第2工程とを
包含し、第1工程において、前記帯状シート間に案内さ
れる複数本の弾性体を、隣接する前記弾性体と略等間隔
を維持するように湾曲させることにより、見栄えが良
く、且つ着用感も優れたギャザを製作することができ
る。
法は、連続的に供給される帯状シート間に、複数本の弾
性体を伸長湾曲させながら案内する第1工程と、プレス
ロールによって、前記帯状シートを一体に接合して使い
捨て着用品の展開部品を連続的に製作する第2工程とを
包含し、第1工程において、前記帯状シート間に案内さ
れる複数本の弾性体を、隣接する前記弾性体と略等間隔
を維持するように湾曲させることにより、見栄えが良
く、且つ着用感も優れたギャザを製作することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4に基づいて本発
明のギャザ製作方法に使用する装置の一例について説明
する。
明のギャザ製作方法に使用する装置の一例について説明
する。
【0012】図1はガイダー機構の要部正面図である。
図1における、ガイダー機構は、ガイダー20と、ガイ
ダー支持台21と、スライド板22と、トレース部材2
3,24と、カムロール25とから主として構成されて
いる。
図1における、ガイダー機構は、ガイダー20と、ガイ
ダー支持台21と、スライド板22と、トレース部材2
3,24と、カムロール25とから主として構成されて
いる。
【0013】ガイダー20には、エラスティックスを貫
通させるためのガイド孔20aが均等位置にて穿設さ
れ、ガイダー20の下部はボルト26を用いてガイダー
支持台21内のシャフト21aに固定されている。この
シャフト21aはベアリング21bを介してガイダー支
持台21内に軸支されている。ベアリング21bは、ガ
イダー20の首振り回動を自在にしている。
通させるためのガイド孔20aが均等位置にて穿設さ
れ、ガイダー20の下部はボルト26を用いてガイダー
支持台21内のシャフト21aに固定されている。この
シャフト21aはベアリング21bを介してガイダー支
持台21内に軸支されている。ベアリング21bは、ガ
イダー20の首振り回動を自在にしている。
【0014】上記ガイダー支持台21はスライド板22
に嵌合されており、ガイダー支持台21とスライド板2
2は、ボルト27,28及びスリーブ29,30を用い
てそれぞれ固定されている。また、ボルト27、28の
下端部にはベアリング31、32が対向して装着されて
おり、その各ベアリング間に、カムロール25外周に鍔
状に形成された突条25aを挟むようになっている。な
お、突条25aは、楕円状に配置され、それによりスラ
イド板22の矢印A方向移動距離を規定している。
に嵌合されており、ガイダー支持台21とスライド板2
2は、ボルト27,28及びスリーブ29,30を用い
てそれぞれ固定されている。また、ボルト27、28の
下端部にはベアリング31、32が対向して装着されて
おり、その各ベアリング間に、カムロール25外周に鍔
状に形成された突条25aを挟むようになっている。な
お、突条25aは、楕円状に配置され、それによりスラ
イド板22の矢印A方向移動距離を規定している。
【0015】このような構成を有するガイダー機構の動
作を以下に説明する。まず、カムロール25が回転する
と、凸条25aに沿ってボルト27,28が移動し、そ
れに伴いスライド板22が矢印A方向に往復移動する。
ガイド孔20aに通されたエラスティックスが、図2の
矢印Bまたは矢印C方向の先に設けられた状態とする
と、図6に示すa,bの方向に、また図7に示すcの方
向にエラスティックスを振ることができ、次いでエラス
ティックスを帯状シートでプレスロールにてニップする
と、エラスティックスが湾曲したような線を描いた状態
で帯状シートの間に固定される。エラスティックスとし
ては糸状弾性体であっても良い。
作を以下に説明する。まず、カムロール25が回転する
と、凸条25aに沿ってボルト27,28が移動し、そ
れに伴いスライド板22が矢印A方向に往復移動する。
ガイド孔20aに通されたエラスティックスが、図2の
矢印Bまたは矢印C方向の先に設けられた状態とする
と、図6に示すa,bの方向に、また図7に示すcの方
向にエラスティックスを振ることができ、次いでエラス
ティックスを帯状シートでプレスロールにてニップする
と、エラスティックスが湾曲したような線を描いた状態
で帯状シートの間に固定される。エラスティックスとし
ては糸状弾性体であっても良い。
【0016】一般に、上記糸状弾性体にはスパンデック
ス等の糸状弾性体が用いられている。しかし、単糸では
着用者の肌に食い込んで痛いという点から、2〜十数本
を1〜数mm間隔で離して取り付けることが多い。この
糸状弾性体を使い捨てパンツに取り付ける方法として
は、例えば図8に示すガイダー10と呼ばれる装置が使
用されている。このガイダー10は、トップシート2と
バックシート3との間に張架された複数本の糸状弾性体
51を貫通し、その糸状弾性体51を所定の間隔に保持
するためのガイド孔を備え、サーボモーターまたは機械
式カム機構により流れ方向(トップシートまたはバック
シートの材料である帯状連続シートの進行方向)に対し
て直交する方向に往復移動し、それにより帯状連続シー
ト上に糸状弾性体を湾曲配置できるようになっている。
ス等の糸状弾性体が用いられている。しかし、単糸では
着用者の肌に食い込んで痛いという点から、2〜十数本
を1〜数mm間隔で離して取り付けることが多い。この
糸状弾性体を使い捨てパンツに取り付ける方法として
は、例えば図8に示すガイダー10と呼ばれる装置が使
用されている。このガイダー10は、トップシート2と
バックシート3との間に張架された複数本の糸状弾性体
51を貫通し、その糸状弾性体51を所定の間隔に保持
するためのガイド孔を備え、サーボモーターまたは機械
式カム機構により流れ方向(トップシートまたはバック
シートの材料である帯状連続シートの進行方向)に対し
て直交する方向に往復移動し、それにより帯状連続シー
ト上に糸状弾性体を湾曲配置できるようになっている。
【0017】なお、上述したようなエラスティックスを
取り付ける工程以前に、接着剤が塗布されている。ま
た、ガイド孔20aに通されるエラスティックスは、
1.1〜2.5倍伸張された状態となっている。なお、
接着剤を、トップシート,バックシートに塗布する代わ
りに、ガイダーより下流側に位置するエラスティックス
にスプレー塗布してもよい。
取り付ける工程以前に、接着剤が塗布されている。ま
た、ガイド孔20aに通されるエラスティックスは、
1.1〜2.5倍伸張された状態となっている。なお、
接着剤を、トップシート,バックシートに塗布する代わ
りに、ガイダーより下流側に位置するエラスティックス
にスプレー塗布してもよい。
【0018】本実施形態では、プレスロールにガイダー
20をできる限り近付けることが必要である。伸長湾曲
されたエラスティックスがもとの形状に戻る前に、伸長
湾曲されたエラスティックスをそのままの状態で素早く
帯状シートに挟み込むためである。
20をできる限り近付けることが必要である。伸長湾曲
されたエラスティックスがもとの形状に戻る前に、伸長
湾曲されたエラスティックスをそのままの状態で素早く
帯状シートに挟み込むためである。
【0019】このようにしてトップシート及びバックシ
ート間に、複数本のエラスティックスを伸長湾曲させな
がら挟み込み、プレスロールを用いてそれら帯状シート
を一体に接合することにより、使い捨て着用品としての
使い捨てパンツの展開部品が連続的に製作され、次いで
その展開部品を個別に切断していき、胴部側の縁を折り
返して接合すれば、見栄えが良く、且つ着用感も優れた
ギャザを有する使い捨てパンツを製作することができ
る。
ート間に、複数本のエラスティックスを伸長湾曲させな
がら挟み込み、プレスロールを用いてそれら帯状シート
を一体に接合することにより、使い捨て着用品としての
使い捨てパンツの展開部品が連続的に製作され、次いで
その展開部品を個別に切断していき、胴部側の縁を折り
返して接合すれば、見栄えが良く、且つ着用感も優れた
ギャザを有する使い捨てパンツを製作することができ
る。
【0020】図3は、ある実施形態により得られるエラ
スティックスの配置を概略的に示したものである。図3
に示されるように、ガイダー20のガイド孔形成面と、
エラスティックスとの角度は90゜を維持することがで
きるため、エラスティックスは常に等間隔で帯状シート
に張り付けられることができる。
スティックスの配置を概略的に示したものである。図3
に示されるように、ガイダー20のガイド孔形成面と、
エラスティックスとの角度は90゜を維持することがで
きるため、エラスティックスは常に等間隔で帯状シート
に張り付けられることができる。
【0021】また、図4は、ある使い捨てパンツにおけ
るエラスティックスの配置例を示したものである。図4
において、70は帯状シートであり、71は使い捨てパ
ンツの展開部品を製作するための第一の切断線であり、
製作後の脚部開口に相当する。72は同じく第二の切断
線であり、製作後の胴部に相当する。4本のエラスティ
ックス73は、上記した実施形態の方法により平行して
連続湾曲しており、帯状シート70からはみ出した(図
中Dで示す)エラスティックス73は帯状シート70の
切断部分とともに切断除去されるようになっている。な
お、74は帯状シート70間に挟持された吸収体であ
る。図4に示すエラスティックスの配置によれば、丸み
の付いた高級感のある製品が得られる。また、第一の切
断線71の際までエラスティックスを取り付けることが
できるため、脚回りを完全にサポートすることのできる
ギャザを得ることができる。さらにまた、帯状シート全
面に接着剤を塗布し切断を行うと、切除したトリムがエ
ラスティックスにつながって連続して取れるため、後処
理が簡単になる。
るエラスティックスの配置例を示したものである。図4
において、70は帯状シートであり、71は使い捨てパ
ンツの展開部品を製作するための第一の切断線であり、
製作後の脚部開口に相当する。72は同じく第二の切断
線であり、製作後の胴部に相当する。4本のエラスティ
ックス73は、上記した実施形態の方法により平行して
連続湾曲しており、帯状シート70からはみ出した(図
中Dで示す)エラスティックス73は帯状シート70の
切断部分とともに切断除去されるようになっている。な
お、74は帯状シート70間に挟持された吸収体であ
る。図4に示すエラスティックスの配置によれば、丸み
の付いた高級感のある製品が得られる。また、第一の切
断線71の際までエラスティックスを取り付けることが
できるため、脚回りを完全にサポートすることのできる
ギャザを得ることができる。さらにまた、帯状シート全
面に接着剤を塗布し切断を行うと、切除したトリムがエ
ラスティックスにつながって連続して取れるため、後処
理が簡単になる。
【0022】
【発明の効果】本発明の使い捨て着用品の製造方法によ
れば、連続的に供給される帯状シート間に、複数本のエ
ラスティックスが芯湾曲しながら案内され、プレスロー
ルによって、帯状シートと複数本のエラスティックスが
一体に接合されるため、見栄えが良く、且つ着用感も優
れたギャザを有する使い捨て着用品を製作することがで
きる。
れば、連続的に供給される帯状シート間に、複数本のエ
ラスティックスが芯湾曲しながら案内され、プレスロー
ルによって、帯状シートと複数本のエラスティックスが
一体に接合されるため、見栄えが良く、且つ着用感も優
れたギャザを有する使い捨て着用品を製作することがで
きる。
【0023】トップシート及びバックシート間に、複数
本のエラスティックスを伸長湾曲させながら挟み込むよ
うに製造された使い捨て着用品(例えば、パンツ型おむ
つ)では、見栄えが良く、且つ着用感も優れたギャザを
有する。
本のエラスティックスを伸長湾曲させながら挟み込むよ
うに製造された使い捨て着用品(例えば、パンツ型おむ
つ)では、見栄えが良く、且つ着用感も優れたギャザを
有する。
【図1】本発明の一実施形態に使用されるガイダー機構
を示す断面正面図である。
を示す断面正面図である。
【図2】ある実施形態に係るガイダーの動作を説明する
平面図である。
平面図である。
【図3】ある実施形態によるエラスティックスの取付け
方法を示す概略平面図である。
方法を示す概略平面図である。
【図4】ある実施形態によるエラスティックスの取付け
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図5】使い捨て着用品の構成を示す斜視図である。
【図6】横流れ法を示す平面図である。
【図7】縦流れ法を示す平面図である。
【図8】ガイダー動作を示す概略平面図である。
2 トップシート
3 バックシート
20 ガイダー
21 ガイダー支持台
22 スライド板
23,24 トレース部材
25 カムロール
51,73 エラスティックス
Claims (7)
- 【請求項1】 吸収体が除かれている、連続的に供給さ
れる帯状シート間に、複数本のエラスティックスを伸長
湾曲させながら案内する第1工程と、プレスロールによ
って前記帯状シートと前記複数本のエラスティックスと
を一体に接合して使い捨て着用品の部品を連続的に製作
する第2工程とを包含する使い捨て着用品の製造方法で
あって、前記第1工程において、前記帯状シート間に案
内される複数本のエラスティックスを、隣接する前記エ
ラスティックスを略等間隔の状態から湾曲させることが
できることを特徴とする使い捨て着用品の製造方法。 - 【請求項2】 前記帯状シートと前記複数本のエラステ
ィックスとを一体に接合したシートから、脚を挿入する
ための切断除去部を切断除去する第3工程をさらに包含
する請求項1に記載の使い捨て着用品の製造方法。 - 【請求項3】 ガイダーが帯状シートの進行方向に対し
て略直交する方向に往復運動し、前記ガイダーによって
案内される前記複数本のエラスティックスが1.1〜
2.5倍に伸長されている請求項1又は2に記載の使い
捨て着用品の製造方法。 - 【請求項4】 吸収体が除かれている、トップシートと
バックシートの間に、複数本のエラスティックスを案内
し、複数本のエラスティックスを伸長湾曲させながら挟
み込み、プレスロールを用いて前記トップシートと前記
バックシートを一体に接合することにより、使い捨て着
用品としての使い捨て着用品の部品が連続的に製作さ
れ、その部品を個別に切断したものを有することを特徴
とする使い捨て着用品。 - 【請求項5】 ガイダーがトップシート又はバックシー
トの進行方向に対して略直交する方向に往復運動するこ
とにより取付けられる前記複数本のエラスティックスが
脚回を絞るためのギャザとして使用される請求項4に記
載の使い捨て着用品。 - 【請求項6】 切断除去部の間で、前記エラスティック
スが交差する請求項4又は5に記載の使い捨て着用品。 - 【請求項7】 前記複数本のエラスティックスが1.1
〜2.5倍に伸長される請求項4〜6のうちの1つに記
載の使い捨て着用品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003124016A JP2003299691A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 使い捨て着用品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003124016A JP2003299691A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 使い捨て着用品及びその製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001136642A Division JP2002011040A (ja) | 2001-05-07 | 2001-05-07 | 使い捨て着用品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003299691A true JP2003299691A (ja) | 2003-10-21 |
Family
ID=29398294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003124016A Pending JP2003299691A (ja) | 2003-04-28 | 2003-04-28 | 使い捨て着用品及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003299691A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009147957A1 (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | 株式会社瑞光 | 弾性部材案内装置、及び使い捨て着用物品の製造方法 |
WO2011043423A1 (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-14 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て着用物品の製造装置 |
-
2003
- 2003-04-28 JP JP2003124016A patent/JP2003299691A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009147957A1 (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-10 | 株式会社瑞光 | 弾性部材案内装置、及び使い捨て着用物品の製造方法 |
CN102046126A (zh) * | 2008-06-04 | 2011-05-04 | 株式会社瑞光 | 弹性部件引导装置以及一次性穿着制品的制造方法 |
US8512496B2 (en) | 2008-06-04 | 2013-08-20 | Zuiko Corporation | Elastic member guide device and manufacturing method of disposable wearing articles |
WO2011043423A1 (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-14 | ユニ・チャーム株式会社 | 使い捨て着用物品の製造装置 |
US8944129B2 (en) | 2009-10-07 | 2015-02-03 | Unicharm Corporation | Apparatus for manufacturing a disposable wearing article |
EA021768B1 (ru) * | 2009-10-07 | 2015-08-31 | Юничарм Корпорейшн | Устройство для изготовления предмета одежды одноразового использования |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11000425B2 (en) | Article with elastic distribution and system and method for making same | |
JP2788357B2 (ja) | 使い捨て着用物品の脚囲りに弾性部材を取り付ける方法 | |
US8215362B2 (en) | Manufacturing apparatus of absorbent article and manufacturing method of absorbent article | |
US7918961B2 (en) | Worn article and method for producing the same | |
US8147636B2 (en) | Manufacturing method of absorbent article and manufacturing apparatus of absorbent article | |
CA2541194C (en) | Pants type product and method of making the same | |
TWI510224B (zh) | Pants type absorbent article and manufacturing method thereof | |
JP4521214B2 (ja) | パンツタイプ着用物品の製造方法 | |
JP4704826B2 (ja) | 使い捨てパンツ型着用物品の製造方法 | |
WO2005065248A2 (en) | A system and process for making an elastic composit | |
CN101010055B (zh) | 包含镶边的一次性尿布 | |
KR20060116039A (ko) | 웹 상에 표면을 결합하는 방법 | |
JP4318452B2 (ja) | 使い捨て着用物品の製造方法 | |
JP2020508181A (ja) | 弾性分布を有するシャーシ付き物品、吸収性コアならびにこれらを製作するシステムおよび方法 | |
JP6244495B1 (ja) | 吸収性物品に係るシート状部材の製造方法、及び製造装置 | |
EP3508642B1 (en) | Method and device for producing sheet-like member for absorbent article | |
US10342710B2 (en) | Method and device for manufacturing worn article | |
JPH07136210A (ja) | 使い捨て着用品のギャザ製作方法 | |
JP2003299691A (ja) | 使い捨て着用品及びその製造方法 | |
JP6549207B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JPH04317650A (ja) | 使い捨て着用物品の脚囲りに弾性部材を取り付ける方法 | |
JP2002011040A (ja) | 使い捨て着用品の製造方法 | |
JP2002000644A (ja) | 使い捨て着用品及びその製造方法 | |
JP7438686B2 (ja) | 吸収性物品用シート部材製造方法、及び、吸収性物品 | |
WO2016093013A1 (ja) | 吸収性物品の製造方法及び吸収性物品の製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040615 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040813 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |