JPH07135626A - 投写型テレビジョン受像機 - Google Patents
投写型テレビジョン受像機Info
- Publication number
- JPH07135626A JPH07135626A JP28241093A JP28241093A JPH07135626A JP H07135626 A JPH07135626 A JP H07135626A JP 28241093 A JP28241093 A JP 28241093A JP 28241093 A JP28241093 A JP 28241093A JP H07135626 A JPH07135626 A JP H07135626A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- television receiver
- shield plate
- projection television
- terminal voltage
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、床に直接設置する投写型テレビジ
ョン受像機において、電気用品取締法によって規制され
る雑音端子電圧を大幅に低減でき、ノイズの小さい投写
型テレビジョン受像機を提供することを目的とする。 【構成】 床に直接設置する投写型テレビジョン受像機
の電源回路部５の下に金属シールド板６を配置し、その
金属シールド板６を電気的に接地することで雑音端子電
圧を低減するものである。電気的接地の方法は、充電部
に対してでも非充電部に対してでもよい。
ョン受像機において、電気用品取締法によって規制され
る雑音端子電圧を大幅に低減でき、ノイズの小さい投写
型テレビジョン受像機を提供することを目的とする。 【構成】 床に直接設置する投写型テレビジョン受像機
の電源回路部５の下に金属シールド板６を配置し、その
金属シールド板６を電気的に接地することで雑音端子電
圧を低減するものである。電気的接地の方法は、充電部
に対してでも非充電部に対してでもよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、床に直接設置すること
を目的とした投写型テレビジョン受像機のシールド手段
に関するものである。
を目的とした投写型テレビジョン受像機のシールド手段
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、通常のテレビジョン受像機は高さ
数十ｃｍの台上に置いて使用するのが一般的であり、電
気用品取締法における受像機内部より発生する雑音の強
さである雑音端子電圧の測定もシールド室内である一定
の高さの木製台の上に置いて測定、評価されてきた。雑
音端子電圧低減の手段としてラインフィルタコイルやコ
ンデンサ等の電気回路素子が用いられてきた。
数十ｃｍの台上に置いて使用するのが一般的であり、電
気用品取締法における受像機内部より発生する雑音の強
さである雑音端子電圧の測定もシールド室内である一定
の高さの木製台の上に置いて測定、評価されてきた。雑
音端子電圧低減の手段としてラインフィルタコイルやコ
ンデンサ等の電気回路素子が用いられてきた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気用
品取締法における床に直接置いて使用する電子機器の雑
音端子電圧測定法の一部改訂により、木製台を使用せず
直接床に設置して測定、評価することになった。この改
訂された測定法では電子機器本体がシールド室の床面に
接近することにより、電子機器とシールド室床面との間
に介在する浮遊容量であるストレーキャパシタが大きく
なり、雑音端子電圧が大幅に増加して、規格値を満足で
きない状態になってきた。
品取締法における床に直接置いて使用する電子機器の雑
音端子電圧測定法の一部改訂により、木製台を使用せず
直接床に設置して測定、評価することになった。この改
訂された測定法では電子機器本体がシールド室の床面に
接近することにより、電子機器とシールド室床面との間
に介在する浮遊容量であるストレーキャパシタが大きく
なり、雑音端子電圧が大幅に増加して、規格値を満足で
きない状態になってきた。
【０００４】しかも、この増加した雑音端子電圧は従来
のラインフィルタコイルやコンデンサ等の電気回路素子
の容量変更や構成変更では低減が非常に困難である。
のラインフィルタコイルやコンデンサ等の電気回路素子
の容量変更や構成変更では低減が非常に困難である。
【０００５】本発明は、電源回路を通して外部に輻射す
る雑音端子電圧を、簡単な手段で低減することを目的と
する。
る雑音端子電圧を、簡単な手段で低減することを目的と
する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は金属シールド板を少なくともシャーシ中の
電源回路部の下部に設け、その金属シールド板を接地す
る構造にしたものである。
に、本発明は金属シールド板を少なくともシャーシ中の
電源回路部の下部に設け、その金属シールド板を接地す
る構造にしたものである。
【０００７】また、電気的接地の方法は、テレビジョン
受像機の絶縁されている部分（以下非充電部という）で
も絶縁されていない部分（以下充電部という）でもよ
い。
受像機の絶縁されている部分（以下非充電部という）で
も絶縁されていない部分（以下充電部という）でもよ
い。
【０００８】
【作用】本発明は上記の構成によって、雑音端子電圧お
よびノイズの低い投写型テレビジョン受像機を構成する
ことができる。
よびノイズの低い投写型テレビジョン受像機を構成する
ことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例の投写型テレビジョ
ン受像機を図面を参照しながら説明する。
ン受像機を図面を参照しながら説明する。
【００１０】図１において１は投写型テレビジョン受像
機全体を示す。２は透過スクリーン、３Ａ、３Ｂ、３Ｃ
は投写レンズ、４Ａ、４Ｂ、４Ｃは投写管、５は電源回
路部具体的には電源回路を構成したプリント基板、６は
電源回路部５と投写型受像機の底部との間に設けられた
金属シールド板、７は金属シールド板６の接地用リード
線、８は固定用ビス、９はラグ端子、１０は接地部、具
体的には投写管固定用のシャーシフレーム（非充電部）
を示す。
機全体を示す。２は透過スクリーン、３Ａ、３Ｂ、３Ｃ
は投写レンズ、４Ａ、４Ｂ、４Ｃは投写管、５は電源回
路部具体的には電源回路を構成したプリント基板、６は
電源回路部５と投写型受像機の底部との間に設けられた
金属シールド板、７は金属シールド板６の接地用リード
線、８は固定用ビス、９はラグ端子、１０は接地部、具
体的には投写管固定用のシャーシフレーム（非充電部）
を示す。
【００１１】ここで、投写型テレビジョン受像機１の最
下部に配置された電源回路部５としてはスイッチング電
源回路を用いている。この電源回路部５が床面に近接し
ているため床面との間のストレーキャパシタが大きくな
り、この電源回路部５から輻射される雑音端子電圧は非
常に大きく、規格値を越えたものになってしまう。しか
し、金属シールド板６を電源回路部５と床面との間に、
配置し、更に接地用リード線７、固定用ビス８、ラグ端
子９を用いて接地部１０に接地すると、床面との間のス
トレーキャパシタが大幅に小さくなり、雑音端子電圧も
低減でき規格値内におさめることができるなお、金属シ
ールド板６は、電源回路部５が他の回路とともに一つの
プリント基板に構成されているときは、そのプリント基
板全体の大きさに対応した形状としてもよく、また電源
回路部５のみの面積に対応した大きさとしても良い。ま
た、金属シールド板６の接地は充電部に行っても同様の
効果を得ることができる。
下部に配置された電源回路部５としてはスイッチング電
源回路を用いている。この電源回路部５が床面に近接し
ているため床面との間のストレーキャパシタが大きくな
り、この電源回路部５から輻射される雑音端子電圧は非
常に大きく、規格値を越えたものになってしまう。しか
し、金属シールド板６を電源回路部５と床面との間に、
配置し、更に接地用リード線７、固定用ビス８、ラグ端
子９を用いて接地部１０に接地すると、床面との間のス
トレーキャパシタが大幅に小さくなり、雑音端子電圧も
低減でき規格値内におさめることができるなお、金属シ
ールド板６は、電源回路部５が他の回路とともに一つの
プリント基板に構成されているときは、そのプリント基
板全体の大きさに対応した形状としてもよく、また電源
回路部５のみの面積に対応した大きさとしても良い。ま
た、金属シールド板６の接地は充電部に行っても同様の
効果を得ることができる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、本発明の床に直接設置す
る投写型テレビジョン受像機では、簡単な構成にて雑音
端子電圧を大幅に低減する事ができ、低ノイズの投写型
テレビジョン受像機を提供できる。
る投写型テレビジョン受像機では、簡単な構成にて雑音
端子電圧を大幅に低減する事ができ、低ノイズの投写型
テレビジョン受像機を提供できる。
【図１】本発明の一実施例における投写型テレビジョン
受像機の内部構成を示す一部破断斜視図
受像機の内部構成を示す一部破断斜視図
１ 投写型テレビジョン受像機 ２ 透過スクリーン ３Ａ レンズ１ ３Ｂ レンズ２ ３Ｃ レンズ３ ４Ａ 投写管１ ４Ｂ 投写管２ ４Ｃ 投写管３ ５ 電源回路部 ６ 金属シールド板 ７ 接地リード線 ８ 固定用ビス ９ ラグ端子 １０ 接地部
Claims (2)
- 【請求項１】 少なくとも電源回路部の下部に金属シー
ルド板を設け、この金属シールド板を非充電部に接地し
たことを特徴とする投写型テレビジョン受像機。 - 【請求項２】 少なくとも電源回路部の下部に金属シー
ルド板を設け、この金属シールド板を充電部に接地した
ことを特徴とする投写型テレビジョン受像機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28241093A JPH07135626A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 投写型テレビジョン受像機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28241093A JPH07135626A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 投写型テレビジョン受像機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07135626A true JPH07135626A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17652054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28241093A Pending JPH07135626A (ja) | 1993-11-11 | 1993-11-11 | 投写型テレビジョン受像機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07135626A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1191788A2 (en) * | 2000-09-25 | 2002-03-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Shielding apparatus of projection television |
-
1993
- 1993-11-11 JP JP28241093A patent/JPH07135626A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1191788A2 (en) * | 2000-09-25 | 2002-03-27 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Shielding apparatus of projection television |
| US6873374B2 (en) | 2000-09-25 | 2005-03-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Shielding apparatus of projection television |
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