JPH07135603A

JPH07135603A - 映像制作装置

Info

Publication number: JPH07135603A
Application number: JP5283221A
Authority: JP
Inventors: Yutaka Ota; 裕大田
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1993-11-12
Filing date: 1993-11-12
Publication date: 1995-05-23

Abstract

(57)【要約】【目的】映像制作装置の編集画面において、働きの異
なる複数のトラックを設け、操作性を向上させる。【構成】素材トラックが第１トラックの映像素材なら
第１トラックの映像素材の開始時間について時間順に並
べ、素材の再生開始時間に再生時間を加算した時間が次
の素材の再生開始時間になるように映像素材の開始時間
を算出して出力し、また第２トラックなら、ユーザ入力
素材開始時間をそのまま出力する素材開始時間算出手段
111と、素材開始時間記憶手段110に記憶された素材開始
時間が変更された時、素材トラックが第１トラックの映
像素材なら素材開始時間変更前と変更後の差分値を時間
移動量として算出し、素材トラックが第２トラックの映
像素材について、第１トラックの映像素材と同時に再生
される素材ならば、時間移動量を加算することにより再
生時間の時間移動を行なう素材開始時間移動手段112と
を備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明はグラフィカルユーザイン
タフェースを用いて、映像素材の再生時間を編集する映
像制作装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、映像制作装置は、コンピュータを
使用し、映像素材の再生時間を、数字ではなくコンピュ
ータの図形的な表示を用いて、入力することが可能にな
っている。

【０００３】以下図面を参照しながら、上記した従来の
映像制作装置の一例について説明する。図２は従来の映
像制作装置の構成図を示すものである。図２において、
２０１は映像素材記憶手段、２０２は映像素材再生時間
記憶手段、２０３は素材再生時間変更手段、２０４は素
材位置入力手段、２０５は素材開始時間記憶手段、２０
６は遷移効果時間入力手段、２０７は遷移効果時間記憶
手段、２０８はトラック、２０９はタイミング発生手
段、２１０は映像素材再生手段、２１１は背景信号生成
手段、２１２はミキシング手段、２１３は映像表示装置
である。

【０００４】以上のように構成された映像制作装置につ
いて、以下その動作について説明する。まず、映像素材
記憶手段２０１は、ビデオカメラで取り込んだ映像の信
号や、文字スーパーやコンピュータグラフィックスを生
成するためのデータからなる映像素材２２０を記憶す
る。映像素材再生時間記憶手段２０２は、映像素材２２
０について、それぞれの素材再生時間２２１を記憶す
る。素材再生時間変更手段２０３は、素材再生時間２２
１を変更する。素材位置入力手段２０４は、映像素材２
２１について、素材開始時間２２２を、ユーザに入力さ
せる。素材開始時間記憶手段２０５は、素材開始時間２
２２を記憶する。

【０００５】また、遷移効果時間入力手段２０６は、あ
る映像素材２２１が再生を終了し次の映像素材２２１が
再生を開始する画面転換時に、輝度および色で混合する
か、画面を領域に分割してそれぞれの領域に映像素材を
表示することにより、前後両方の映像素材を表示し、前
後の映像素材の割合を変化させてゆく映像効果を使用す
るために、ユーザに遷移効果時間２２３を入力させ、遷
移効果時間記憶手段２０７は、遷移効果時間２２３を記
憶する。トラック２０９は、ある方向を時間軸とする画
面上で一つまたは複数の矩形領域であり、素材再生時間
表示手段２０８は、トラック２０９上に素材再生時間２
２１および素材開始時間２２２を視覚的に表示する。図
３は従来の映像作成装置の画面の説明図である。図３に
おいて３０１はトラック、３０２は映像素材２２０の再
生時間を示す矩形、３０３は映像効果の再生時間を示す
矩形である。３０２および３０３の左辺の位置は再生開
始時間に対応し、幅は再生時間に対応する。

【０００６】ユーザの時間に関するデータ入力が終了す
ると、タイミング発生手段２１０は、時間信号２２４を
発生し、映像素材再生手段２１１は、各映像素材２２０
について、時間信号２２４と素材開始時間２２２、素材
再生時間２２１とを比較し、映像素材２２０の再生時間
ならば、映像素材記憶手段２０１から映像素材２２０を
読み出して再生映像信号２２５を出力する。ミキシング
手段２１２は、同時に複数の再生映像信号２２５を受
け、遷移効果が設定されていたり、映像素材が子画面や
文字スーパーで背景が見えるように、同時に複数の映像
を表示するために輝度および色で混合するか画面を領域
を分割して、それぞれの領域に映像素材を並べた表示映
像信号２２６を出力する。そして、映像表示手段２１３
は表示映像信号２２６をＣＲＴディスプレイに表示す
る。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の構成では、映像素材の再生時間および遷移効
果の実行時間は、ユーザが入力したそのままの時間を使
用するので、映像素材を追加、削除したり、映像素材の
再生時間を変更した場合、映像素材と映像素材の間の空
き時間を作成したり削除するために、映像素材の再生時
間の時間移動が必要になり、特に、ある映像素材と、そ
の上に表示されるタイトルや子画面の映像素材や遷移効
果のように相対的な再生開始時間を一定にして再生する
同期再生必要がある場合には映像素材の再生時間の時間
移動が繁雑であるという問題があった。

【０００８】本発明は上記問題点に鑑み、映像素材を追
加、削除したり、映像素材の再生時間を変更した場合、
必要となる映像素材の再生時間の時間移動を自動的に行
なう映像制作装置を提供することを目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的を達するため、
本発明の映像制作装置は、ある方向を時間軸とする画面
上で一つまたは複数の矩形領域である第１のトラックお
よび第２のトラックと、ユーザが選択した映像素材のト
ラックを素材トラックとして記憶する素材トラック記憶
手段と、前記素材トラックが前記第１のトラックの映像
素材ならば、前記第１のトラックの前記映像素材の開始
時間について、時間順に並べ、素材の再生開始時間に再
生時間を加算した時間が、次の素材の再生開始時間にな
るように前記映像素材の開始時間を算出して素材開始時
間として出力し、前記素材トラックが前記第２のトラッ
クならば、前記ユーザ入力素材開始時間をそのまま素材
開始時間として出力する素材開始時間算出手段と、前記
素材開始時間を記憶する素材開始時間記憶手段と、前記
素材開始時間記憶手段に記憶された前記素材開始時間が
変更された時、前記素材トラックが前記第１のトラック
の映像素材ならば、前記素材開始時間変更前と変更後の
差分値を時間移動量として算出し、前記素材トラックが
前記第２のトラックの映像素材について、前記第１のト
ラックの映像素材と同時に再生される素材ならば、前記
時間移動量を加算することにより再生時間の時間移動を
行なう素材開始時間移動手段とを具備するという構成を
備えたものである。

【００１０】

【作用】本発明は上記した構成によって映像素材を第１
のトラックの映像素材と第２のトラックの映像素材に分
け、第１のトラックの映像素材については、開始時間順
に再生時間の詰合せをすることにより、映像素材を追
加、削除したり、映像素材の再生時間を変更した場合
に、映像素材と映像素材の間の空き時間を作成したり削
除するために、映像素材の再生時間の時間移動を行な
い、第２のトラックの映像素材については、第１のトラ
ックの映像素材が時間移動をされた場合、相対的な再生
開始時間が一定にして再生されるように時間移動を行な
うこととなる。

【００１１】

【実施例】以下、本発明の一実施例の映像制作装置につ
いて、図面を参照しながら説明する。図１は本発明の実
施例における映像制作装置の構成図を示すものである。
図１において、１０１は映像素材記憶手段、１０２は素
材再生時間記憶手段、１０３は素材再生時間変更手段、
１０４は第１のトラック、１０５は第２のトラック、１
０６は素材位置入力手段、１０７は素材トラック記憶手
段、１０８は遷移効果時間入力手段、１０９は遷移効果
時間記憶手段、１１０は素材開始時間算出手段、１１１
は素材開始時間記憶手段。１１２は素材開始時間移動手
段、１１３は素材再生時間表示手段、１１４は素材背景
色記憶手段、１１５はタイミング発生手段、１１６は映
像素材再生手段、１１７は背景信号生成手段、１１８は
ミキシング手段、１１９は映像表示装置である。

【００１２】以上のように構成された映像制作装置につ
いて、以下図１及び図４、図５を用いてその動作を説明
する。

【００１３】まず、映像素材記憶手段１０１は、ビデオ
カメラで取り込んだ映像の信号や、文字スーパーやコン
ピュータグラフィックスを生成するためのデータからな
る映像素材１２０を記憶するものであって、ビデオカメ
ラで取り込んだ映像の信号を記録するためのビデオテー
プまたは光磁気ディスクや、映像の信号をＡ／Ｄ変換し
たデータや、文字スーパーやコンピュータグラフィック
スを生成するためのデータを、記録するためのハードデ
ィスクまたは光磁気ディスクで構成される。映像素材再
生時間記憶手段１０２は、映像素材１２０について、そ
れぞれの素材再生時間１２１を記憶する。素材再生時間
変更手段１０３は、素材再生時間１２１を変更する。

【００１４】つぎに、第１のトラック１０４および第２
のトラック１０５は、それぞれ、ある方向を時間軸とす
る画面上で一つまたは複数の矩形領域である。素材位置
入力手段１０６は、映像素材１２０について、ユーザに
トラックを選択させて素材トラック１２３を出力すると
共に、ユーザに開始時間を入力させて素材開始時間１２
２を出力する。映像素材をトラックに挿入した場合は素
材トラック１２３が新たに設定され、映像素材をトラッ
クから挿入した場合は素材トラック１２３の設定が解除
される。また、トラックを移動した場合は素材トラック
１２３が変更される。素材開始時間記憶手段１１０は、
素材開始時間１２２を記憶する。

【００１５】また、遷移効果時間入力手段１０８は、映
像素材が再生を終了し次の前記映像素材が再生を開始す
る画面転換時に、輝度および色で混合するか画面を領域
に分割してそれぞれの領域に映像素材を表示することに
より前後両方の映像素材を表示する映像効果を使用する
ために、遷移効果時間１２４を入力する。遷移効果時間
記憶手段１０９は、遷移効果時間１２４を記憶する。

【００１６】素材再生時間表示手段１１３は、素材トラ
ック１２３が第１のトラック１０４であるか第２のトラ
ックであるかに対応して、第１のトラック１０４または
第２のトラックに素材再生時間１２１および素材開始時
間１２２を視覚的に表示する。図４は本発明の実施例に
おける映像作成装置の画面の説明図である。図４（ａ）
および（ｂ）において、４０１は第１のトラック、４０
２は第２のトラック、４１１〜４１３、４２０〜４２１
は映像素材１２０の再生時間を示す領域で、横幅は素材
再生時間１２１を、左辺は素材開始時間１２２を示す。
また、４０３は遷移効果時間を表示するトラックであっ
て、４３０は映像効果時間１２４を示す。なお、図４
（ｂ）は、遷移時間を示すため第１のトラックの構成を
変更した表示状態である。

【００１７】さて、素材開始時間算出手段１１１は、素
材再生時間１２１や素材トラック１２３が変更されたと
き、その素材トラック１２３が第１のトラック１０４の
映像素材について、再生開始時間に並べ、素材の再生開
始時間に再生時間を加算した時間が、次の素材の再生開
始時間になるように映像素材の開始時間を算出して、素
材開始時間１２２を変更する。さらに、素材開始時間移
動手段１１２は、素材トラック１２３が第１のトラック
１０４の映像素材について、素材開始時間記憶手段１１
０に記憶された素材開始時間１２２が変更されると、素
材開始時間１２２の変更前と変更後の差分値を時間移動
量として算出し、その再生時間の間に、再生開始時間１
２２を持つ、素材トラック１２３が第２のトラック１０
５の映像素材について、前記時間移動量を加算すること
により再生時間の時間移動を行ない素材開始時間１２２
を変更する。

【００１８】図４（ｂ）において、映像素材４１１を削
除すると、図４（ｃ）の表示状態となる。素材開始時間
算出手段１１１により、映像素材４１２、４１３の素材
開始時間は、映像素材４１１の再生時間の分、減少する
ので、表示領域は左方に移動している。また、素材開始
時間移動手段１１２により、映像素材４２０は、その素
材開始時間で第１のトラックにある映像素材４１０が移
動していないので移動していないが、映像素材４２１
は、その素材開始時間で第１のトラックにある映像素材
４１３が、左方に移動したので、同量分左に移動する。
さらに、素材開始時間移動手段１１２により、遷移効果
４３０も、その開始時間で第１のトラックにある映像素
材４１２と同量左に移動する。

【００１９】図４（ｃ）において、映像素材４１４を挿
入すると、図４（ｄ）の表示状態になる。素材開始時間
算出手段１１１により、映像素材４１０、４１２、４１
３の素材開始時間は、映像素材４１４の再生時間の分、
増加するので、表示領域は右方に移動している。また、
素材開始時間移動手段１１２により、映像素材４２０
は、その素材開始時間で第１のトラックにある映像素材
４１０と同量右に移動し、映像素材４２１は、その素材
開始時間で第１のトラックにある映像素材４１３と同量
右に移動し、さらに、素材開始時間移動手段１１２によ
り、遷移効果４３０も、その開始時間で第１のトラック
にある映像素材４１２と同量右に移動する。

【００２０】素材背景色記憶手段１１４は、映像素材１
２０が表示面の一部領域である場合や文字スーパーであ
る時の背景領域に使用する色を、映像素材ごとにユーザ
に入力させ、素材背景色１２７として記憶する。

【００２１】タイミング発生手段１１５は、時間信号１
２５を発生し、映像素材再生手段１１６は、時間信号１
２５が素材開始時間１２２から素材再生時間１２１の時
間のとき、映像素材記憶手段１１４から映像素材１２０
を順次読みだし、映像を再生し再生映像信号１２８を出
す。背景信号生成手段１１７は、素材トラック１２３が
第１のトラック１０４の映像素材ならば、素材背景色１
２７の背景信号１２８を出し、素材トラック１２３が第
２のトラック１０５の映像素材ならば、背景色部分に、
同時に再生される第１のトラックの映像素材を合成する
ためのキー信号を背景信号１２８として出力する。ミキ
シング手段１１８は、複数の再生映像信号１２６と背景
信号１２８を受け、同時に複数の映像を表示するために
輝度および色で混合するか画面を領域を分割してそれぞ
れの領域に映像素材を並べた表示映像信号１２９を出力
する。映像表示装置１１９は表示映像信号１２９を表示
する。

【００２２】図５（ａ）（ｃ）は、本発明の実施例にお
ける映像作成装置の画面の説明図であり、図５（ｂ）
（ｄ）は、本発明の実施例における映像作成装置の映像
の画面図である。図５において、５０１は第１のトラッ
ク、５０２は第２のトラック、５１１は映像素材、５２
１は子画面設定された映像素材、５４０、５４２は映像
素材５２１の映像、５４１は映像素材５１１の映像、５
４３は背景色を示す。

【００２３】図５（ａ）の時間５３０における映像表示
装置１１９の画面が、図５（ｂ）である。背景信号生成
手段１１７は、映像素材５２１が第２のトラック５０２
にあるので、背景色部分に、時間５３０における第１の
トラック５０１の映像素材５１１を合成するためのキー
信号を背景信号１２８として出力し、ミキシング手段１
１８は、背景信号１２８と映像素材５２１の再生映像信
号１２６を、それぞれ５４１と５４０に表示する。ま
た、図（ｃ）の時間５３１における映像表示装置１１９
の画面が、図５（ｄ）である。背景信号生成手段１１７
は、映像素材５２１が第１のトラック５０１にあるの
で、背景色部分に、素材背景色記憶手段１１４に記憶さ
れた映像素材５２１に対応する素材背景色１２７を背景
信号１２８として出力し、ミキシング手段１１８は、背
景信号１２８と映像素材５２１の再生映像信号１２６
を、それぞれ５４３と５４２に表示する。

【００２４】以上のように本実施例のよれば、素材開始
時間算出手段１１１と、素材開始時間移動手段１１２を
設けることにより、第１のトラック１０４の映像素材を
映像素材を追加、削除したり、映像素材の再生時間を変
更した場合に、第１のトラック１０４の映像素材につい
ては、開始時間順に再生時間の詰合せを行ない、さら
に、第２のトラック１０５の映像素材については、第１
のトラック１０４の映像素材と相対的な再生開始時間が
一定にして再生されるように時間移動することができ
る。

【００２５】

【発明の効果】以上のように本発明は、ある方向を時間
軸とする画面上で一つまたは複数の矩形領域である第１
のトラックおよび第２のトラックと、ユーザが選択した
映像素材のトラックを素材トラックとして記憶する素材
トラック記憶手段と、前記素材トラックが前記第１のト
ラックの映像素材ならば、前記第１のトラックの前記映
像素材の開始時間について、時間順に並べ、素材の再生
開始時間に再生時間を加算した時間が、次の素材の再生
開始時間になるように前記映像素材の開始時間を算出し
て素材開始時間として出力し、前記素材トラックが前記
第２のトラックならば、前記ユーザ入力素材開始時間を
そのまま素材開始時間として出力する素材開始時間算出
手段と、前記素材開始時間を記憶する素材開始時間記憶
手段と、前記素材開始時間記憶手段に記憶された前記素
材開始時間が変更された時、前記素材トラックが前記第
１のトラックの映像素材ならば、前記素材開始時間変更
前と変更後の差分値を時間移動量として算出し、前記素
材トラックが前記第２のトラックの映像素材について、
前記第１のトラックの映像素材と同時に再生される素材
ならば、前記時間移動量を加算することにより再生時間
の時間移動を行なう素材開始時間移動手段とを設けるこ
とにより、映像素材を第１のトラックの映像素材と第２
のトラックの映像素材に分け、第１のトラックの映像素
材については、開始時間順に再生時間の詰合せをするこ
とにより、ユーザが映像素材を追加、削除したり、映像
素材の再生時間を変更した場合、映像素材と映像素材の
間の空き時間を作成したり削除するために、映像素材の
再生時間の時間移動をユーザが行なう必要がなくなると
ともに、第２のトラックの映像素材については、第１の
トラックの映像素材が時間移動をされた場合、相対的な
再生開始時間が一定にして再生されるように時間移動を
行なうので、ある映像素材と、その上に表示されるタイ
トルや子画面の映像素材や遷移効果のように相対的な再
生開始時間を一定にして再生する同期再生が必要ある場
合にも、ユーザが設定した相対的な再生開始時間が保持
するすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施例における映像制作装置の構成図

【図２】従来の映像制作装置の構成図

【図３】従来の映像作成装置の画面の説明図

【図４】（ａ）は本発明の実施例における映像作成装置
の画面の説明図（ｂ）は同実施例における映像作成装置の画面の説明図（ｃ）は同実施例における映像作成装置の画面の説明図（ｄ）は同実施例における映像作成装置の画面の説明図

【図５】（ａ）は同実施例における映像作成装置の画面
の説明図（ｂ）は同実施例における映像作成装置の映像の画面図（ｃ）は同実施例における映像作成装置の画面の説明図（ｄ）は同実施例における映像作成装置の映像の画面図

【符号の説明】

１０１映像素材記憶手段１０２素材再生時間記憶手段１０３素材再生時間変更手段１０４第１のトラック１０５第２のトラック１０６素材位置入力手段１０７素材トラック記憶手段１０８遷移効果時間入力手段１０９遷移効果時間記憶手段１１０素材開始時間算出手段１１１素材開始時間記憶手段１１２素材開始時間移動手段１１３素材再生時間表示手段１１４素材背景色記憶手段１１５タイミング発生手段１１６映像素材再生手段１１７背景信号生成手段１１８ミキシング手段１１９映像表示装置

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ビデオカメラで取り込んだ映像の信号や文
字スーパー、コンピュータグラフィックスを生成するた
めのデータからなる映像素材を記憶する映像素材記憶手
段と、前記映像素材の再生時間を記憶する素材再生時間
記憶手段と、前記素材再生時間記憶手段に記憶された前
記映像素材の再生時間をユーザに変更させる素材再生時
間変更手段と、ある方向を時間軸とする画面上で一つま
たは複数の矩形領域である第１のトラックおよび第２の
トラックと、ユーザに前記映像素材のトラックを選択さ
せるとともに、前記映像素材の開始時間を入力させ、そ
れぞれ素材トラックおよび素材開始時間として出力する
素材位置入力手段と、前記素材トラックを記憶する素材
トラック記憶手段と、前記素材開始時間を記憶する素材
開始時間記憶手段と、前記素材トラックが前記第１のト
ラックの映像素材の前記素材開始について、時間順に並
べ、素材の再生開始時間に再生時間を加算した時間が、
次の素材の再生開始時間になるように映像素材の開始時
間を算出して前記素材開始時間記憶手段に記憶された前
記素材開始時間を変更する素材開始時間算出手段と、前
記素材トラックが前記第１のトラックの映像素材の前記
素材開始が変更されたとき、前記素材開始時間の変更前
と変更後の差分値を時間移動量として算出し、前記素材
トラックが前記第２のトラックの映像素材について、前
記第１のトラックの映像素材と同時に再生される素材な
らば、前記時間移動量を加算することにより再生時間の
時間移動を行ない前記素材開始時間記憶手段に記憶され
た前記素材開始時間変更する素材開始時間移動手段と、
前記第１のトラックまたは前記第２のトラックの領域内
で、前記素材開始時間と前記素材再生時間に対応した領
域を表示する素材再生時間表示手段と、時間信号を発生
するタイミング発生手段と、前記時間信号が前記素材開
始時間と一致すると、前記映像素材記憶手段から前記映
像素材を読みだし映像を再生し再生映像信号を出す映像
素材再生手段と、複数の再生映像信号の入力を受け、同
時に複数の映像を表示するために輝度および色で混合す
るか画面を領域を分割してそれぞれの領域に映像素材を
並べた表示映像信号を出力するミキシング手段と、前記
表示映像信号を表示する映像表示装置とを具備すること
を特徴とする映像制作装置。
【請求項２】ビデオカメラで取り込んだ映像の信号や文
字スーパー、コンピュータグラフィックスを生成するた
めのデータからなる映像素材を記憶する映像素材記憶手
段と、前記映像素材の再生時間を記憶する素材再生時間
記憶手段と、前記素材再生時間記憶手段に記憶された前
記映像素材の再生時間をユーザに変更させる素材再生時
間変更手段と、ある方向を時間軸とする画面上で一つま
たは複数の矩形領域である第１のトラックおよび第２の
トラックと、ユーザに前記映像素材のトラックを選択さ
せるとともに、前記映像素材の開始時間を入力させ、そ
れぞれ素材トラックおよび素材開始時間として出力する
素材位置入力手段と、前記素材トラックを記憶する素材
トラック記憶手段と、前記素材開始時間を記憶する素材
開始時間記憶手段と、前記映像素材が再生を終了し次の
前記映像素材が再生を開始する画面転換時に、輝度およ
び色で混合するか画面を領域に分割してそれぞれの領域
に映像素材を表示することにより前後両方の映像素材を
表示する映像効果を使用するために、遷移効果時間を時
間をユーザに入力させる遷移効果時間入力手段と、前記
遷移効果時間を記憶する遷移効果時間記憶手段と、前記
素材トラックが前記第１のトラックの映像素材の前記素
材開始について、時間順に並べ、素材の再生開始時間に
再生時間を加算した時間が、次の素材の再生開始時間に
なるように映像素材の開始時間を算出して前記素材開始
時間記憶手段に記憶された前記素材開始時間変更する素
材開始時間算出手段と、前記素材トラックが前記第１の
トラックの映像素材の前記素材開始が変更されたとき、
前記素材開始時間の変更前と変更後の差分値を時間移動
量として算出し、前記素材トラックが前記第２のトラッ
クの映像素材について、前記第１のトラックの映像素材
と同時に再生される素材ならば、前記時間移動量を加算
することにより再生時間の時間移動を行ない前記素材開
始時間記憶手段に記憶された前記素材開始時間を変更す
るとともに、前記遷移効果時間記憶手段に記憶された前
記遷移効果時間について、前記第１のトラックの映像素
材と同時に再生される遷移効果ならば、前記時間移動量
を加算することにより遷移効果の再生時間の時間移動を
行ない前記遷移効果時間を変更する素材開始時間移動手
段と、前記第１のトラックまたは前記第２のトラックの
領域内で、前記素材開始時間と前記素材再生時間と前記
映像効果時間に対応した領域を表示する素材再生時間表
示手段と、時間信号を発生するタイミング発生手段と、
前記時間信号が前記素材開始時間と一致すると、前記映
像素材記憶手段から前記映像素材を読みだし映像を再生
し再生映像信号を出す映像素材再生手段と、複数の再生
映像信号の入力を受け、同時に複数の映像を表示するた
めに輝度および色で混合するか画面を領域を分割してそ
れぞれの領域に映像素材を並べた表示映像信号を出力す
るミキシング手段と、前記表示映像信号を表示する映像
表示装置とを具備することを特徴とする映像制作装置。
【請求項３】ビデオカメラで取り込んだ映像の信号や文
字スーパー、コンピュータグラフィックスを生成するた
めのデータからなる映像素材を記憶する映像素材記憶手
段と、前記映像素材の再生時間を記憶する素材再生時間
記憶手段と、前記素材再生時間記憶手段に記憶された前
記映像素材の再生時間をユーザに変更させる素材再生時
間変更手段と、ある方向を時間軸とする画面上で一つま
たは複数の矩形領域である第１のトラックおよび第２の
トラックと、ユーザに前記映像素材のトラックを選択さ
せるとともに、前記映像素材の開始時間を入力させ、そ
れぞれ素材トラックおよび素材開始時間として出力する
素材位置入力手段と、前記素材トラックを記憶する素材
トラック記憶手段と、前記素材開始時間を記憶する素材
開始時間記憶手段と、前記第１のトラックまたは前記第
２のトラックの領域内で、前記素材開始時間と前記素材
再生時間に対応した領域を表示する素材再生時間表示手
段と、前記映像素材が表示面の一部領域である場合や文
字スーパーである時の背景領域に使用する色を素材背景
色として記憶する素材背景色記憶手段と、時間信号を発
生するタイミング発生手段と、前記時間信号が前記素材
開始時間と一致すると、前記映像素材記憶手段から前記
映像素材を読みだし映像を再生し再生映像信号を出す映
像素材再生手段と、前記素材トラックが前記第１のトラ
ックならば、前記素材背景色の背景信号を出力し、前記
素材トラックが前記第２のトラックならば、背景色部分
に第１のトラックの映像素材を合成するためのキー信号
を背景信号として出力する背景信号生成手段と、複数の
再生映像信号および前記背景信号を受け、同時に複数の
映像を表示するために輝度および色で混合するか画面を
領域を分割してそれぞれの領域に映像素材を並べた表示
映像信号を出力するミキシング手段と、前記表示映像信
号を表示する映像表示装置とを具備することを特徴とす
る映像制作装置。