JPH07135569A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07135569A
JPH07135569A JP5283006A JP28300693A JPH07135569A JP H07135569 A JPH07135569 A JP H07135569A JP 5283006 A JP5283006 A JP 5283006A JP 28300693 A JP28300693 A JP 28300693A JP H07135569 A JPH07135569 A JP H07135569A
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JP
Japan
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halftone
picture
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5283006A
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English (en)
Inventor
Shinji Inoue
信治 井上
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間調の画像領域を一部に含む原稿画像をフ
ァクシミリ送信するに際し、そのファクシミリ送信時間
が長時間となるようなことを回避し、また中間調の画像
領域が汚れた状態で再現されることにより原稿画像全体
が不体裁となるようなことも解消させる。 【構成】 原稿画像を読取走査して得られた画データか
ら中間調濃度の画像領域を検出してその画像領域を分離
する像域分離手段を備え、中間調濃度の画像領域が排除
されて白黒2値化処理された画データ又は中間調濃度の
画像領域が白の画データに置換された状態に白黒2値化
処理された画データをファクシミリ送信するように構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真等の中間調濃度の
画像を一部に含む原稿をファクシミリ送信するのに好適
なファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、何れのもの
も、原稿を読取走査して得られた原稿画像の画データの
全てを白黒2値化処理又は中間調処理(中間調2値化処
理)してから、その全ての画データを所望の相手方にフ
ァクシミリ送信させるように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のファクシミリ装
置では、例えば写真等の中間調領域を含む原稿画像をフ
ァクシミリ送信する場合において、単純な2値化処理を
行ったのでは、写真等の階調を再現できず、その部分が
不鮮明となる。即ち、この場合には、文字等の画像領域
については鮮明であるものの、写真画像の領域について
は黒っぽく汚れた状態となり、原稿画像全体としても体
裁の悪い画像状態になる場合があった。これに対し、所
謂ディザ処理や誤差拡散法等による中間調処理を行った
場合には、多階調を表現する画データ量が多大となるの
で、ファクシミリ送信に要する通信時間が長くなって回
線使用料等の面で不利を生じていた。
【0004】本発明は上記の点に鑑みて提案されたもの
で、中間調の画像領域を一部に含む原稿画像をファクシ
ミリ送信するに際し、そのファクシミリ送信時間が長時
間となるようなことを回避し、しかも中間調の画像領域
が汚れた状態で再現されて原稿画像全体が不体裁な状態
になるような不具合も生じないようにすることを、その
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案された本発明に係るファクシミリ装置は、原稿画
像を読取走査して得られた画データから中間調濃度の画
像領域を検出してその画像領域を分離する像域分離手段
を備え、中間調濃度の画像領域が排除されて白黒2値化
処理された画データ又は中間調濃度の画像領域が白の画
データに置換された状態に白黒2値化処理された画デー
タをファクシミリ送信するように構成されている。
【0006】
【作用】上記構成を特徴とする本発明に係るファクシミ
リ装置においては、中間調濃度の画像領域を一部に含む
原稿画像を読取走査させてファクシミリ送信を行う場合
に、その原稿画像の画データのうち、中間調濃度の画像
領域の画データはファクシミリ送信されず、それ以外の
文字等の画像領域の画データのみが白黒2値化されてフ
ァクシミリ送信され、或いは中間調濃度の画像領域の画
データに代えて白の画データが置換された状態に白黒2
値化処理された画データがファクシミリ送信される。
【0007】従って、原稿画像のうち文字等が記載され
た非中間調濃度の画像領域については鮮明な画像が得ら
れる一方で、写真等の中間調濃度の画像領域について
は、これが黒っぽく薄汚れた状態で再生されるようなこ
とがないので、原稿画像全体の見栄えを良好にでき、文
字等についての必要な画データについては適切なファク
シミリ送信を行うことができる。また、ファクシミリ送
信に長時間を要する中間調濃度の画像はファクシミリ送
信されないので、ファクシミリ送信時間の短縮化も図れ
ることとなる。
【0008】尚、中間調濃度の画像領域はファクシミリ
送信されず、受信側ではその内容を確認できないもの
の、白黒2値化処理によるファクシミリ送信の場合であ
っても、その内容を明確に確認することは困難であるか
ら、この場合と比較して何ら不利を生じるものではな
い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明に係るファクシミリ装置
の要部を示すブロック図である。このファクシミリ装置
では、所望の原稿Gの画像をCCDセンサ等の読取セン
サ1によって1ラインずつ順次読取走査させると、この
読取センサ1から画像の読取濃度に応じた階調信号とし
ての画信号が出力され、これが増幅回路2で増幅されて
から像域分離回路3に入力される。この像域分離回路3
は、いわゆる像域分離法と称される公知の手法を用いて
画データの中から予め定められた一定の濃度範囲に含ま
れる中間調濃度の画像領域を検出する回路である。ま
た、この像域分離回路3は、一定の中間調濃度に該当す
ると判断した画データについては、これを一連の画デー
タの中から排除し、これ以外の非中間調領域の画データ
を2値化回路4に順次転送していく。2値化回路4で
は、中間調領域が排除された画データの白黒2値化処理
がなされ、この2値化された画データは画データ合成回
路5に入力される。
【0010】一方、像域分離回路3からは中間調濃度の
画像領域と判断された画データのアドレスを示すデータ
が画データ合成回路5に入力され、この画データ合成回
路5では、白データ発生回路6で作成された白の画デー
タが中間調濃度の画像領域と判断されたアドレスへ付加
され、中間調濃度の画像領域が白の画データに置換され
た画データが作成される。このようにして1ライン単位
で順次作成された画データは、その後符号化等の処理が
なされてからファクシミリ送信される構成となってい
る。尚、上記のような中間調濃度の画像領域を白の画デ
ータに置換させる処理はCPU等を用いたソフト処理で
実行させることが可能である。
【0011】上記構成のファクシミリ装置では、次のよ
うな作用を奏する。例えば図2(a)に示す原稿Gのよ
うに、文字が記載された非中間調濃度の画像領域Aの他
に、写真又はイラスト等の中間調濃度の画像領域Ba、
Bbが存在する画像を読取走査させると、画像領域B
a、Bbの画像は、図2(b)に示すように空白領域B
a’、Bb’に置換された画像として、外部のファクシ
ミリ装置へ送信され、これが受信側ファクシミリ装置の
記録紙Kに再生される。また、原稿Gの非中間調の画像
領域Aについては、通常通りの白黒2値化処理がなさ
れ、受信側ファクシミリ装置の記録紙Kに再生される画
像領域A’は元の画像領域Aにかなり忠実な画像とな
る。
【0012】上記ような画データ処理、及びそのファク
シミリ送信では、ファクシミリ送信にかなりの時間を要
する中間調濃度の画像領域Ba、Bbがファクシミリ送
信されず、原稿Gのファクシミリ送信に要する時間は、
非中間調濃度の画像領域Aを白黒2値化処理して送信す
る時間と略同等となり、ファクシミリ送信に要する時間
が長時間になることを回避できる。写真等の中間調濃度
の画像領域Ba、Bbについては、ファクシミリの受信
側では確認することはできないものの、これ以外の画像
領域Aの内容は明瞭に確認することができる。また、記
録紙Kに画像領域Ba、Bbが薄汚れた状態で印字出力
されることもないので、この受信画像全体の体裁は良好
となる。従って、原稿Gの文字情報のみをファクシミリ
送信によって伝達させたい場合には最適となる。
【0013】尚、上記実施例では、中間調濃度の画像領
域を白の画データに置換させる構成としているが、本発
明はこれに限定されない。本発明では、例えば図3に示
すように、読取センサ1による原稿Gaの読取走査によ
って得られた画データのうち、像域分離回路3によって
中間調濃度と判断した領域の画データを排除した後に、
それ以外の残りの非中間調濃度の画データのみを2値化
回路4で白黒2値化させ、その後この画データに白の画
データを付加することなく、この中間調濃度の画データ
が排除してスキップさせた状態の画データをファクシミ
リ送信させるようにしてもよい。中間調濃度の画データ
の排除は常に実行されるのではなく、例えば1ライン分
の画データのうち中間調濃度の画データが一定量(例え
ば1ライン分の全画データ量のうちの90%)を超える
場合に限り実行されるように構成することが好ましい。
【0014】このような構成によれば、例えば図4
(a)に示す送信原稿Gaのうち、写真等の中間調濃度
の画像領域Bcについては、同図(b)に示すように一
切再現されず、送信原稿Gaの非中間調濃度の画像領域
Aa、Abは、画像領域Bcがスキップされた状態の画
像領域Aa’、Ab’として記録紙Kに再生されること
となる。このような画データ処理及びファクシミリ送信
にあっても、図1及び図2で示した実施例の場合と同様
な利点が得られる。
【0015】また、本発明では、中間調濃度の画像領域
の画データをただ単に排除してスキップさせたり、或い
は白の画データに置換させるだけではなく、これらスキ
ップと白の画データへの置換とを組み合わせるようにし
てもよい。このようにすれば、例えば図5(a)に示す
原稿Gbの中間調濃度の画像領域Bd、Beについて、
一方の画像領域Bdが同図(b)に示す白の画データの
領域Bd’に変換されると共に、他方の画像領域Beは
排除されて、画像領域Ab、Ac間に画像領域Beが存
在しない状態の画像領域Ab’、Ac’を作成すること
ができる。図6に示すフローチャートのステップ100
〜105は、上記のような画データ処理の一連の手順を
示している。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明に係るファクシミリ装置によれば、一部に中間調濃度
の画像領域を含む原稿をファクシミリ送信する場合に、
中間調濃度の画像領域が排除され又はその画像領域が白
の画データに置換された状態に白黒2値化された画デー
タがファクシミリ送信されるので、文字等の非中間調の
画データについては適切にファクシミリ送信することが
できて所望の画情報を適切に伝達することができること
は勿論のこと、中間調の画データのファクシミリ送信処
理はなされないので、ファクシミリ送信に要する時間が
長時間となることを解消し、回線使用料の低廉化が図れ
るという効果が得られる。しかも、中間調の画像領域が
汚れた状態で再現されることも解消されるので、画像全
体の見栄えを良好にできる効果も得られる。従って、写
真等の中間調濃度の画像を無視し、それ以外の文字等の
画情報のみを伝達させたい場合には最適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の要部のハード
構成の一例を示すブロック図。
【図2】(a)、(b)は本発明に係るファクシミリ装
置における画像処理の一例を示す図。
【図3】本発明に係るファクシミリ装置の要部のハード
構成の他の例を示すブロック図。
【図4】(a)、(b)は本発明に係るファクシミリ装
置における画像処理の他の例を示す図。
【図5】(a)、(b)は本発明に係るファクシミリ装
置における画像処理の他の例を示す図。
【図6】本発明に係るファクシミリ装置における画デー
タ処理の手順の一例を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 読取センサ 3 像域分離回路 4 2値化回路 5 画データ合成回路 6 白データ発生回路 G,Ga,Gb 原稿 K 記録紙 A,Aa,Ab 非中間調濃度の画像領域 Ba〜Be 中間調濃度の画像領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿画像を読取走査して得られた画データ
    から中間調濃度の画像領域を検出してその画像領域を分
    離する像域分離手段を備え、中間調濃度の画像領域が排
    除されて白黒2値化処理された画データ又は中間調濃度
    の画像領域が白の画データに置換された状態に白黒2値
    化処理された画データをファクシミリ送信するように構
    成されていることを特徴とするファクシミリ装置。
JP5283006A 1993-11-12 1993-11-12 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH07135569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5283006A JPH07135569A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5283006A JPH07135569A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07135569A true JPH07135569A (ja) 1995-05-23

Family

ID=17660010

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5283006A Withdrawn JPH07135569A (ja) 1993-11-12 1993-11-12 ファクシミリ装置

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JP (1) JPH07135569A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054002A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム、画像圧縮システム、画像編集システム、画像処理プログラムおよび画像処理装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008054002A (ja) * 2006-08-24 2008-03-06 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理システム、画像圧縮システム、画像編集システム、画像処理プログラムおよび画像処理装置
US8014620B2 (en) 2006-08-24 2011-09-06 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing system, image compression system, image editing system, computer readable medium, computer data signal and image processing apparatus

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Effective date: 20010130