JPH06197218A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH06197218A
JPH06197218A JP4344682A JP34468292A JPH06197218A JP H06197218 A JPH06197218 A JP H06197218A JP 4344682 A JP4344682 A JP 4344682A JP 34468292 A JP34468292 A JP 34468292A JP H06197218 A JPH06197218 A JP H06197218A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレスキャン時に、原稿の種類、特に絵柄が
銀塩写真であるのか網点写真であるのか、あるいは両方
が含まれているのかを判定し、その判定結果に基づいて
色補正係数群を切り替えて、最適な色補正を行う。 【構成】 原稿判定回路5は、プレスキャン時にg信号
から原稿の種類を判定する。色補正係数格納部6には、
原稿の種類毎の色補正係数群が格納されている。本スキ
ャン時には、判定回路5の判定結果に基づいて、色補正
係数群が選択されて、色補正回路3に設定され、原稿に
最適な色補正処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の種類に応じて最
適な色補正を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像処理技術の進展によっ
て、カラー画像を高画質に再現するフルカラーのディジ
タル複写機が製品化されている。このようなディジタル
複写機には、操作モードとして、原稿の種類を選択す
る、文字モード、文字/写真モード、写真モード、画像
分離モード(原稿中の文字部分と絵柄部分を自動的に判
別し、文字部分に対して解像度を重視した処理を施し、
絵柄部分に対して階調性を重視した処理を施すモード)
がある。
【0003】ここで、写真原稿には2種類あり、つまり
銀塩からなる写真と、印刷、新聞などにおける網点写真
である。そして、原稿中の絵柄が何れの写真であるかに
係らず、上記した写真モードによって再現処理されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿では同
じ色に見える銀塩写真と網点写真であっても、一般のカ
ラースキャナによって原稿を読み取って入力した場合、
その信号値が異なり、すなわちスキャナでは同じ色とし
ては読み取っていない。これは、主に銀塩写真と網点写
真の色素が異なるために起こる現象である。
【0005】従って、銀塩写真と網点写真に対して同一
の処理、例えば色補正などを行った場合、何れの写真原
稿も満足すべき色再現を期待することができない。そし
て、複写機における一般的な色補正係数の求め方は、複
写機自身のカラープリンタで出力したカラーパッチをカ
ラースキャナで読み込んだ情報を基にして算出してい
る。このため、特に銀塩写真原稿とカラープリンタの色
素が大きく異なり、この結果、銀塩写真の色再現が悪化
するという問題が生じる。
【0006】本発明の目的は、プレスキャン時に、原稿
の種類、特に絵柄が銀塩写真であるのか網点写真である
のか、あるいは両方が含まれているのかを判定し、その
判定結果に基づいて色補正係数を切り替えて、最適な色
補正を行う画像処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、原稿をR,G,Bのディ
ジタル信号として読み出し、予め所定の方法によって定
められた色補正係数群を用いて、各画素毎に、該R,
G,B信号を記録信号に変換する画像処理装置におい
て、少なくとも2以上の色補正係数群を格納する手段
と、プレスキャン時に前記原稿の種類を判定する手段
と、原稿読み取り時に、該判定結果に基づいて前記色補
正係数群を選択する手段とを備えたことを特徴としてい
る。
【0008】請求項2記載の発明では、原稿をR,G,
Bのディジタル信号として読み出し、予め所定の方法に
よって定められた色補正係数群を用いて、各画素毎に、
該R,G,B信号を記録信号に変換する画像処理装置に
おいて、写真原稿用の色補正係数群、網点原稿用の色補
正係数群、およびそれらの中間である写真/網点原稿用
の色補正係数群の内、少なくとも2種類以上の色補正係
数群を格納する手段と、プレスキャン時に前記原稿の種
類を判定する手段と、原稿読み取り時に、該判定結果に
基づいて前記色補正係数群を選択する手段とを備えたこ
とを特徴としている。
【0009】請求項3記載の発明では、前記各色補正係
数群は、写真原稿用の色補正係数群については写真から
なる複数の色パッチをR,G,Bのディジタル信号とし
て読み出したデータに基づいて生成し、網点原稿用の色
補正係数群については網点からなる複数の色パッチを
R,G,Bのディジタル信号として読み出したデータに
基づいて生成し、写真/網点原稿用の色補正係数群につ
いては所定の比率で構成された写真と網点からなる複数
の色パッチをR,G,Bのディジタル信号として読み出
したデータに基づいて生成することを特徴としている。
【0010】請求項4記載の発明では、前記原稿の種類
を判定する手段は、網点ドットの中心に相当する画素パ
ターンを検出し、該画素のヒストグラムに基づいて判定
することを特徴としている。
【0011】請求項5記載の発明では、前記原稿の種類
を判定する手段は、中間レベルに相当する画素パターン
を検出し、該画素のヒストグラムに基づいて判定するこ
とを特徴としている。
【0012】
【作用】原稿判定回路は、プレスキャン時にグリーン信
号から原稿の種類、つまり網点写真原稿、銀塩写真原
稿、網点/銀塩写真原稿を判定する。色補正係数格納部
には、原稿の種類毎の色補正係数群が格納されている。
この色補正係数群は、写真パッチ、網点パッチをスキャ
ナで入力したデータに基づいて生成される。本スキャン
時には、原稿判定回路の判定結果に基づいて、色補正係
数格納部から色補正係数群が選択されて、色補正回路に
設定され、原稿に最適な色補正処理が行われる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例のブロック構成
図である。図1において、1は、カラー原稿を読み取っ
てr,g,bの3色の色分解信号を出力するカラースキ
ャナ、2は、r,g,bのデジタル信号を濃度変換して
出力するlog変換回路、3は、log変換後のR,
G,Bの濃度データからY,M,Cのプリンタ駆動信号
を発生する色補正回路、4は、カラープリンタ、5は、
プレスキャン時に、g(グリーン)データを用いて原稿
の種類を判定する原稿判定回路、6は、原稿の種類に応
じた色補正係数群が格納された色補正係数格納部であ
る。
【0014】本発明は、プレスキャン時における原稿の
判定結果に基づいて色補正係数群を選択し、原稿に適合
した色補正処理を行うようにしたものである。以下、説
明を簡単にするために、色補正回路3は線形一次式で色
補正を行うものとする。
【0015】すなわち、この色補正方法は、R,G,B
をlog変換後の信号(各8ビット)とし、Y,M,C
をプリンタ駆動信号(各8ビット)とし、a0〜a3、
b0〜b3、c0〜c3を色補正係数群とすると、式
(1)によって表される。
【0016】 C=a0+a1×R+a2×G+a3×B M=b0+b1×R+b2×G+b3×B Y=c0+c1×R+c2×G+c3×B ...式(1) 本実施例は、上記した色補正方法に限定されるものでは
なく、例えば、Rの2乗、G×Bなどの2次項を考慮し
た非線形二次の色補正方法、あるいはこのよう非線形二
次の近似式の結果を利用して、RGB空間の代表点にC
MY値を設定し、その値を補間することによって色補正
を行うメモリ補間法(例えば、特公昭58−16180
号公報を参照)などにも適用することができる。
【0017】まず、色補正係数格納部6に、予め準備す
る色補正係数群、つまり網点写真用の色補正係数群、銀
塩写真用の色補正係数群、銀塩/網点写真用の色補正係
数群の設定方法について説明する。
【0018】(イ)この色補正係数群の設定のために、
プリンタ近似式(L*,a*,b*−C,M,Y)を作
成する。すなわち、C,M,Y信号を適当なサンプリン
グ間隔で選択し、混色パッチをカラープリンタ4で出力
する。そして、この混色パッチを適当な測色計で測定す
る。ここでは、測定された測色値をL*,a*,b*で
表す。これにより、次のようなデータ群が得られる。
【0019】 C, M, Y − L*, a*, b* 0 0 0 88.5,−2.5, 0.8 0 0 8 ............... 0 0 16 ............... .......... ............... .......... ............... .......... ............... 255,255,255 ............... 上記データ群に基づいて、例えば、次式のような近似式
の係数(α0〜α9,β0〜β9,γ0〜γ9)を最小
二乗法によって決定する。
【0020】 C=α0+α1L*+α2a*+α3b*+α4L*L*+α5a*a*+α6 b*b*+α7L*a*+α8a*b*+α9b*L* M=β0+β1L*+β2a*+β3b*+β4L*L*+β5a*a*+β6 b*b*+β7L*a*+β8a*b*+β9b*L* Y=γ0+γ1L*+γ2a*+γ3b*+γ4L*L*+γ5a*a*+γ6 b*b*+γ7L*a*+γ8a*b*+γ9b*L* ...式(2)。
【0021】(ロ)続いて、銀塩写真からなるカラーパ
ッチ(例えば、512色程度、図5はカラーパッチの例
を示し、C,Mの網点率をそれぞれ8段階に変えたとき
の64色のパッチ例である)をカラースキャナ1から入
力し、log変換後の各パッチのR,G,B信号を得
る。実際には、ノイズを低減する目的で各パッチの中心
付近の複数画素を平均(平滑化処理)する。一方、銀塩
写真からなるカラーパッチを前述した測色計で測定(L
*,a*,b*)する。これにより、各パッチの(R,
G,B)と(L*,a*,b*)の関係が求まる。
【0022】(ハ)上記した(イ)と同様に、網点写真
のカラーパッチを入力して、パッチの(R,G,B)と
(L*,a*,b*)の関係を求める。
【0023】上記した(イ)、(ロ)、(ハ)の結果か
ら、式(1)の色補正係数群(a0〜a3,b0〜b
3,c0〜c3)を決定する。すなわち、銀塩写真用の
色補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c
3);(ロ)で求めた(R,G,B)と(L*,a*,
b*)の関係、さらに式(2)を利用することにより、
(R,G,B)と(C,M,Y)のデータ群を得ること
ができる。このデータ群に対し、最小二乗法を用いて、
銀塩写真の原稿色とカラープリントされた色が合うよう
に、銀塩写真用の色補正係数群(a0〜a3,b0〜b
3,c0〜c3)を決定する。
【0024】網点写真用の色補正係数群(a0〜a3,
b0〜b3,c0〜c3);(ハ)で求めた(R,G,
B)と(L*,a*,b*)の関係、さらに式(2)を
利用することにより、(R,G,B)と(C,M,Y)
のデータ群を得る。このデータ群に対し、最小二乗法を
用いて網点写真用の色補正係数群(a0〜a3,b0〜
b3,c0〜c3)を決定する。
【0025】銀塩/網点写真用の色補正係数群(a0〜
a3,b0〜b3,c0〜c3);(ロ)と(ハ)で求
めた(R,G,B)と(C,M,Y)のデータ群を適当
な比(ここでは、1[512パッチ]:1[512パッ
チ])でセレクトし、このデータ群に対し、最小二乗法
を用いて銀塩/網点写真用の色補正係数群(a0〜a
3,b0〜b3,c0〜c3)を決定する。
【0026】従来、色補正係数の設定は、自分自身のカ
ラープリンタで出力したパッチをスキャナで入力するこ
とにより行う場合が多く、このためプリンタトナーの色
素に近くない原稿は、色再現が悪化する。これに対し
て、本発明では、写真パッチ、網点パッチをそれぞれス
キャナで入力したデータに基づいて、色補正係数群を設
定しているので、最適な色再現が可能になる。
【0027】このようにして決定された網点写真用の色
補正係数群、銀塩写真用の色補正係数群、銀塩/網点写
真用の色補正係数群は、それぞれROMあるいはRAM
で構成された色補正係数格納部6に書き込まれる。
【0028】次に、原稿判定回路5について説明する。
本実施例では、この原稿判定方法として2つの判定方法
が用いられ、後述するように、第1の判定方法を用いた
場合の実施例と、第1と第2の判定方法を組み合わせた
場合の実施例が開示されている。
【0029】第1の判定方法は、網点原稿を判定する方
法である。この方法として、本出願人が先に提案した論
文「文字/絵柄(網点、写真)混在画像の像域分離方
式」(電子情報通信学会論文誌 Vol.J75−DI
1 No.1 pp39−47 1992年1月を参
照)に記載された、「ピーク画素」検出による網点領域
検出の技術を用いる。
【0030】すなわち、ピーク画素を演算によって検出
する。具体的には、図3に示すように、3×3のブロッ
クにおいて、中心画素の濃度レベルLが周囲のすべての
画素のそれよりも高い、あるいは低く、かつ、Lと中心
画素を挾んで対角線に存在する対画素の濃度レベルa,
bが、4対ともに、|2×L−a−b|>TH(固定の
閾値)であるとき、中心画素をピーク画素とする。
【0031】本実施例の原稿判定回路5では、このピー
ク画素をプレスキャンで検出し、その計数値(ヒストグ
ラム)で対象原稿が網点であるか否かを判定する。な
お、判定の際の入力信号としては、g(グリーン)信号
を利用する。
【0032】第2の判定方法は、写真原稿を判定する方
法である。写真原稿を読み込んだ場合、中間レベルをと
る画素が多く、またこれら画素はある程度の塊を持って
いる。本実施例では、写真原稿におけるこのような特性
を利用して、写真原稿画素をプレスキャンで検出し、そ
の計数値(ヒストグラム)で対象原稿が写真であるか否
かを判定する。入力信号は、g(グリーン)信号を2つ
の閾値で3値化し、中間レベル画素(th1>X>th
2)に対し、図4に示すパターンとのマッチングを行
う。そして、5×7の全ての画素が中間レベルであると
き、中心画素を写真原稿画素としてフラグをセットす
る。
【0033】〈カラー複写機に適用した場合の第1の実
施例〉前述したカラー複写機において、原稿に絵柄が含
まれるというモード、すなわち写真モード、文字/写真
モード、画像分離モードに、本発明が適用される。そし
て、第1の実施例における原稿判定回路5としては、上
記した網点原稿判定方法を用いる。すなわち、原稿判定
回路5は、プレスキャン時にピーク画素を検出し、その
計数値(P)を算出する。この値Pと所定の閾値TH1
とを比較し、P>TH1ならば、網点写真用の色補正係
数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を選択す
る信号を出力し、そうでなければ銀塩写真用の色補正係
数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を選択す
る信号を出力する。
【0034】なお、P>TH1ならば、網点写真用の色
補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を
選択する信号を出力し、そうでなければ、銀塩/網点写
真用の色補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜
c3)を選択する信号を出力するように、その組み合わ
せを変えるようにしてもよい。
【0035】ここで、ピーク画素の検出は、基本的には
画素毎あるいは所定の間隔(例えば、8画素毎)で、画
面全体(例えばA4サイズ)に対して行うが、上記判定
は、値PがTH1を越えるか否かで判定しているので、
PがTH1を越えた時点でプレスキャンを停止して本ス
キャンを開始してもよい。これにより、高速化が図られ
る。
【0036】そして、本スキャン時に、先の選択信号に
基づいて色補正係数格納部6から色補正係数群が読み出
されて、色補正回路3に設定され、入力原稿に適した色
補正係数群を用いて、式(1)に従って色補正処理が行
われる。
【0037】〈カラー複写機に適用した場合の第2の実
施例〉この実施例では、原稿判定回路としては、前述し
た網点原稿判定方法と、写真原稿判定方法を用いる。図
2は、原稿判定回路5のブロック構成図である。すなわ
ち、プリスキャン時に、ピーク画素検出部21でピーク
画素を検出し、それらをカウンタ22で計数し、計数値
Pを算出する。
【0038】同時に、写真原稿画素検出部25で写真原
稿画素を検出し、それらをカウンタ26で計数し、計数
値Sを算出する。この処理は、画素毎あるいは所定の間
隔(例えば、8画素毎)で、画面全体(例えばA4サイ
ズ)に対して行う。この2つの値P,Sと所定の閾値と
を比較器23、24、27、28で比較し、その比較結
果を総合判定部29で判定することによって、本スキャ
ン時の色補正係数群を決定する。
【0039】すなわち、P>TH2でかつS<TH5な
らば、網点写真用の色補正係数群(a0〜a3,b0〜
b3,c0〜c3)を選択する信号を出力し、S>TH
4でかつP<TH3ならば、銀塩写真用の色補正係数群
(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を選択する信
号を出力し、それ以外のときには、銀塩/網点写真用の
色補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)
を選択する信号を出力する。
【0040】そして、本スキャン時に、先の選択信号に
基づいて色補正係数格納部6から色補正係数群が読み出
されて、色補正回路3に設定され、入力原稿に適した色
補正係数群を用い、式(1)に従って色補正処理が行わ
れる。なお、上記した実施例では、Y,M,Cの3色を
基に説明したが、本実施例は、これにBk(ブラック)
を加えた4色のプリンタにも同様に適用することができ
る。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、2記
載の発明によれば、原稿の種類毎に最適な色補正係数群
を設定しているので、銀塩写真原稿、網点原稿、および
それら両者を含む原稿に対して、最適な色再現が可能と
なる。
【0042】請求項3記載の発明によれば、写真パッ
チ、網点パッチをそれぞれスキャナで入力したデータに
基づいて、色補正係数群を設定しているので、最適な色
再現が可能になる。
【0043】請求項4記載の発明によれば、複写対象の
原稿が網点原稿であるか否かを自動的に判定し、その判
定結果に基づいて最適な色補正係数群を選択しているの
で、最適な色再現が可能となる。
【0044】請求項5記載の発明によれば、複写対象の
原稿が銀塩写真原稿であるか否かを自動的に判定し、そ
の判定結果に基づいて最適な色補正係数群を選択してい
るので、最適な色再現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図2】原稿判定回路のブロック構成図である。
【図3】ピーク画素の検出を説明する図である。
【図4】写真原稿画素を検出するパターンの一例であ
る。
【図5】カラーパッチの例を示す図である。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 log変換回路 3 色補正回路 4 カラープリンタ 5 原稿判定回路 6 色補正係数格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/46 9068−5C

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をR,G,Bのディジタル信号とし
    て読み出し、予め所定の方法によって定められた色補正
    係数群を用いて、各画素毎に、該R,G,B信号を記録
    信号に変換する画像処理装置において、少なくとも2以
    上の色補正係数群を格納する手段と、プレスキャン時に
    前記原稿の種類を判定する手段と、原稿読み取り時に、
    該判定結果に基づいて前記色補正係数群を選択する手段
    とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 原稿をR,G,Bのディジタル信号とし
    て読み出し、予め所定の方法によって定められた色補正
    係数群を用いて、各画素毎に、該R,G,B信号を記録
    信号に変換する画像処理装置において、写真原稿用の色
    補正係数群、網点原稿用の色補正係数群、およびそれら
    の中間である写真/網点原稿用の色補正係数群の内、少
    なくとも2種類以上の色補正係数群を格納する手段と、
    プレスキャン時に前記原稿の種類を判定する手段と、原
    稿読み取り時に、該判定結果に基づいて前記色補正係数
    群を選択する手段とを備えたことを特徴とする画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記各色補正係数群は、写真原稿用の色
    補正係数群については写真からなる複数の色パッチを
    R,G,Bのディジタル信号として読み出したデータに
    基づいて生成し、網点原稿用の色補正係数群については
    網点からなる複数の色パッチをR,G,Bのディジタル
    信号として読み出したデータに基づいて生成し、写真/
    網点原稿用の色補正係数群については所定の比率で構成
    された写真と網点からなる複数の色パッチをR,G,B
    のディジタル信号として読み出したデータに基づいて生
    成することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿の種類を判定する手段は、網点
    ドットの中心に相当する画素パターンを検出し、該画素
    のヒストグラムに基づいて判定することを特徴とする請
    求項1または2記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記原稿の種類を判定する手段は、中間
    レベルに相当する画素パターンを検出し、該画素のヒス
    トグラムに基づいて判定することを特徴とする請求項1
    または2記載の画像処理装置。
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