JP3330408B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP3330408B2
JP3330408B2 JP00022293A JP22293A JP3330408B2 JP 3330408 B2 JP3330408 B2 JP 3330408B2 JP 00022293 A JP00022293 A JP 00022293A JP 22293 A JP22293 A JP 22293A JP 3330408 B2 JP3330408 B2 JP 3330408B2
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  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の種類に応じて最
適な色補正を行う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像処理技術の進展によっ
て、カラー画像を高画質に再現するフルカラーのディジ
タル複写機が製品化されている。このようなディジタル
複写機には、付加機能の一つとして「エリア加工」があ
る。この機能は、複写の前に原稿の特定領域を「エリア
指定」し、目的の処理を施す「エリア編集」を行うもの
である。
【0003】編集のメニューとしては、例えば、画像を
拡大/縮小する「変倍」、画像を移動してコピーする
「移動」、指定したエリアをフルカラーまたはモノクロ
でコピーする「カラー選択」、原稿の種類を指定してコ
ピーする「写真モード」などがある。このうち、「写真
モード」では、目的のエリアに対して写真用の処理(例
えば色補正など)を施している。
【0004】ここで、写真には2種類あり、つまり銀塩
からなる写真と、印刷、新聞などにおける網点写真があ
るが、一般的にオペレータが上記したディジタル複写機
を操作するときに、原稿中の絵柄が何れの写真であるか
を判定することは非常に煩わしい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、原稿では同
じ色に見える銀塩写真と網点写真であっても、一般のカ
ラースキャナによって原稿を読み取って入力した場合、
その信号値が異なり、すなわちスキャナでは同じ色とし
ては読み取っていない。これは、主に銀塩写真と網点写
真の色素が異なるために起こる現象である。
【0006】従って、銀塩写真と網点写真に対して同一
の処理、例えば色補正などを行った場合、何れの写真原
稿も満足すべき色再現を期待することができない。そし
て、複写機における一般的な色補正係数の求め方は、複
写機自身のカラープリンタで出力したカラーパッチをカ
ラースキャナで読み込んだ情報を基にして算出してい
る。このため、特に銀塩写真原稿とカラープリンタの色
素が大きく異なり、この結果、銀塩写真の色再現が悪化
するという問題が生じる。
【0007】また、複写原稿がモノクロ原稿であれば、
記録系にブラックを持つ場合に限るが、例えばブラック
単色でモノクロ原稿を再生することも可能となる。この
ように、ブラック単色で再生することによって、シア
ン、マゼンタ、イエローの3色でモノクロ原稿を再生す
る場合に比べて、グレーバランスが取りやすいく、イン
クの節約になるという、メリットがある。本発明は、以
上の点を考慮してなされたもので、本発明の目的は、エ
リア指定されたエリア内を写真モード処理する場合、そ
のエリアがカラーであるかモノクロであるか、また原稿
の種類、特に絵柄が銀塩写真であるのか網点写真である
のかを自動判定し、本スキャン時には、それぞれに適し
た色補正などの処理を切り替え、エリア内の写真を色再
現性よく再生する画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、原稿をR,G,Bのディ
ジタル信号として読み出し、予め所定の方法によって定
められた色補正係数群を用いて、各画素毎に、該R,
G,B信号を記録信号に変換する画像処理装置であっ
て、前記原稿中の絵柄領域を指定する手段と、該指定さ
れた絵柄領域から所定の特徴量を検出する手段と、該検
出された特徴量を基に前記絵柄領域がカラーであるかモ
ノクロであるか、網点写真の絵柄であるか銀塩写真の絵
柄であるかを判定する手段と、該判定結果に基づいて前
記色補正係数群を選択する手段とを備えたことを特徴と
している。
【0009】
【作用】原稿判定回路は、プレスキャン時にグリーン信
号から、エリア指定された領域の原稿の種類(モノクロ
/カラー、網点写真/銀塩写真)を判定する。色補正係
数格納部には、原稿の種類毎の色補正係数群が格納され
ている。本スキャン時には、原稿判定回路の判定結果に
基づいて、色補正係数格納部から色補正係数群が選択さ
れて、色補正回路に設定され、原稿に最適な色補正処理
が行われる。他の実施例では、原稿判定回路の判定結果
に基づいて、平滑化処理とエッジ強調処理の度合いを制
御する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。図1は、本発明の実施例のブロック構成
図である。図1において、1は、カラー原稿を読み取っ
てr,g,bの3色の色分解信号を出力するカラースキ
ャナ、2は、r,g,bのデジタル信号を濃度変換して
出力するlog変換回路、3は、log変換後のR,
G,Bの濃度データからY,M,Cのプリンタ駆動信号
を発生する色補正回路、4は、カラープリンタ、5は、
プレスキャン時に、g(グリーン)データを用いて原稿
の種類を判定する原稿判定回路、6は、原稿の種類に応
じた色補正係数群が格納された色補正係数格納部であ
る。
【0011】本発明は、プレスキャン時における原稿の
判定結果に基づいて色補正処理を行うようにしたもので
ある。まず、原稿判定回路5について説明する。プレス
キャンを行う前に、オペレータは所謂デジタイザと呼ば
れる機器を使用して、「写真」としてエリア指定(例え
ば、四角形と多角形で指定可能)した領域について、原
稿の種類(カラー/モノクロ、網点/銀塩)を判定し、
該判定結果に基づいて原稿に最適な処理を施す。プレス
キャンの領域は、指定エリア内の全てをサーチしてもよ
いが、時間短縮のために、一部分のサーチでプレスキャ
ンを中止すれば、高速化が可能となる。
【0012】図2は、原稿判定回路5のブロック構成図
である。図2において、モノクロ画素検出部21では、
原稿の色判定を行う。すなわち、入力信号r,g,bを
利用して、下記の式(1)に示すように、r,g,b値
の絶対値が所定の値th1より小さい画素をモノクロ画
素として検出し、それをカウンタ22で計数し、その計
数値M(ヒストグラム)と所定の閾値THaとを比較器
23によって比較し、対象原稿がモノクロであるかカラ
ーであるかを判定する。
【0013】 max(|r−g|,|g−b|,|b−r|)<th1....式(1) ピーク画素検出部24では、原稿の種類、つまり網点で
あるか否かを判定する。この方法としては、本出願人が
先に提案した論文「文字/絵柄(網点、写真)混在画像
の像域分離方式」(電子情報通信学会論文誌 Vol.
J75−DI1No.1 pp39−47 1992年
1月を参照)に記載された、「ピーク画素」検出による
網点領域検出の技術を用いる。
【0014】すなわち、ピーク画素を演算によって検出
する。具体的には、3×3のブロックにおいて、中心画
素の濃度レベルLが周囲のすべての画素のそれよりも高
い、あるいは低く、かつ、Lと中心画素を挾んで対角線
に存在する対画素の濃度レベルa,bが、4対ともに、
|2×L−a−b|>TH(固定の閾値)であるとき、
中心画素をピーク画素とする。
【0015】本実施例のピーク画素検出部24では、こ
のピーク画素をプレスキャンで検出し、それをカウンタ
25で計数し、その計数値P(ヒストグラム)と所定の
閾値THbとを比較することによって、対象原稿が網点
であるか銀塩であるかを判定する。なお、判定の際の入
力信号としては、g(グリーン)信号を利用する。
【0016】本発明は、前述したように、プレスキャン
時における原稿の判定結果に基づいて色補正係数群を選
択し、原稿に適合した色補正処理を行うようにしたもの
であるが、以下、説明を簡単にするために、色補正回路
3は線形一次式で色補正を行うものとする。
【0017】すなわち、この色補正方法は、R,G,B
をlog変換後の信号(各8ビット)とし、Y,M,C
をプリンタ駆動信号(各8ビット)とし、a0〜a3、
b0〜b3、c0〜c3を色補正係数群とすると、式
(2)によって表される。
【0018】 C=a0+a1×R+a2×G+a3×B M=b0+b1×R+b2×G+b3×B Y=c0+c1×R+c2×G+c3×B...式(2) 本実施例は、上記した色補正方法に限定されるものでは
なく、例えば、Rの2乗、G×Bなどの2次項を考慮し
た非線形二次の色補正方法、あるいはこのよう非線形二
次の近似式の結果を利用して、RGB空間の代表点にC
MY値を設定し、その値を補間することによって色補正
を行うメモリ補間法(例えば、特公昭58−16180
号公報を参照)などにも適用することができる。また、
4色(C,M,Y,K)へ適用する場合は、式(2)の
色補正後に、式(3)の所謂UCR処理したC’,
M’,Y’,K信号を求めればよい。
【0019】 K=min(C,M,Y) C’=C−K M’=M−K Y’=Y−K....式(3) 上記した原稿判定回路5の判定結果(銀塩写真/網点写
真)に基づいて、後述する銀塩写真用の色補正係数群
(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)あるいは網点
写真用の色補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0
〜c3)が選択される。また、指定エリアの外について
は、原稿の判定処理を行っていないので、銀塩/網点写
真用の色補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜
c3)を用いて色補正を行う。
【0020】また、原稿判定回路5の判定の結果、モノ
クロと判定されると、本スキャン時に、色補正回路3が
例えば次のような色補正係数を選択するように、指示す
る。すなわち、 a0=0,a1=0,a2=1,a3=0 b0=0,b1=0,b2=1,b3=0 c0=0,c1=0,c2=1,c3=0 次に、色補正係数格納部6に、予め準備する色補正係数
群、つまり網点写真用の色補正係数群、銀塩写真用の色
補正係数群、銀塩/網点写真用の色補正係数群の設定方
法について説明する。
【0021】(イ)この色補正係数群の設定のために、
プリンタ近似式(L*,a*,b*−C,M,Y)を作
成する。すなわち、C,M,Y信号を適当なサンプリン
グ間隔で選択し、混色パッチをカラープリンタ4で出力
する。そして、この混色パッチを適当な測色計で測定す
る。ここでは、測定された測色値をL*,a*,b*で
表す。これにより、次のようなデータ群が得られる。
【0022】 C, M, Y − L*, a*, b* 0 0 0 88.5,−2.5, 0.8 0 0 8 ............... 0 0 16 ............... .......... ............... .......... ............... .......... ............... 255,255,255 ............... 上記データ群に基づいて、例えば、次式のような近似式
の係数(α0〜α9,β0〜β9,γ0〜γ9)を最小
二乗法によって決定する。
【0023】 C=α0+α1L*+α2a*+α3b*+α4L*L*+α5a*a*+α6 b*b*+α7L*a*+α8a*b*+α9b*L* M=β0+β1L*+β2a*+β3b*+β4L*L*+β5a*a*+β6 b*b*+β7L*a*+β8a*b*+β9b*L* Y=γ0+γ1L*+γ2a*+γ3b*+γ4L*L*+γ5a*a*+γ6 b*b*+γ7L*a*+γ8a*b*+γ9b*L*...式(4)
【0024】(ロ)続いて、銀塩写真からなるカラーパ
ッチ(例えば、512色程度)をカラースキャナ1から
入力し、log変換後の各パッチのR,G,B信号を得
る。実際には、ノイズを低減する目的で各パッチの中心
付近の複数画素を平均(平滑化処理)する。一方、銀塩
写真からなるカラーパッチを前述した測色計で測定(L
*,a*,b*)する。これにより、各パッチの(R,
G,B)と(L*,a*,b*)の関係が求まる。
【0025】(ハ)上記した(イ)と同様に、網点写真
のカラーパッチを入力して、パッチの(R,G,B)と
(L*,a*,b*)の関係を求める。
【0026】上記した(イ)、(ロ)、(ハ)の結果か
ら、式(2)の色補正係数群(a0〜a3,b0〜b
3,c0〜c3)を決定する。すなわち、銀塩写真用の
色補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c
3); (ロ)で求めた(R,G,B)と(L*,a*,b*)
の関係、さらに式(4)を利用することにより、(R,
G,B)と(C,M,Y)のデータ群を得ることができ
る。このデータ群に対し、最小二乗法を用いて、銀塩写
真の原稿色とカラープリントされた色が合うように、銀
塩写真用の色補正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c
0〜c3)を決定する。
【0027】網点写真用の色補正係数群(a0〜a3,
b0〜b3,c0〜c3); (ハ)で求めた(R,G,B)と(L*,a*,b*)
の関係、さらに式(4)を利用することにより、(R,
G,B)と(C,M,Y)のデータ群を得る。このデー
タ群に対し、最小二乗法を用いて網点写真用の色補正係
数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を決定す
る。
【0028】銀塩/網点写真用の色補正係数群(a0〜
a3,b0〜b3,c0〜c3); (ロ)と(ハ)で求めた(R,G,B)と(C,M,
Y)のデータ群を適当な比(ここでは、1[512パッ
チ]:1[512パッチ])でセレクトし、このデータ
群に対し、最小二乗法を用いて銀塩/網点写真用の色補
正係数群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を決
定する。
【0029】このようにして決定された網点写真用の色
補正係数群、銀塩写真用の色補正係数群、銀塩/網点写
真用の色補正係数群は、それぞれROMあるいはRAM
で構成された色補正係数格納部6に書き込まれる。
【0030】そして、原稿判定回路5は、プレスキャン
時にモノクロ画素を検出し、その計数値(M)を算出す
る。この値Mと所定の閾値THaとを比較し、M>TH
aならば、モノクロと判定し、そうでなければカラーと
判定する。モノクロと判定されたときは、本スキャン時
に先の判定信号に基づいて、色補正回路3に対して色補
正係数を選択する信号を与え、前述したように、式
(2)の係数a2,b2,c2のみを“1”に設定す
る。
【0031】また、同時にピーク画素を検出し、その計
数値(P)を算出する。この値Pと所定の閾値THbと
を比較し、P>THaならば、網点写真用の色補正係数
群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を選択する
信号を出力し、そうでなければ銀塩写真用の色補正係数
群(a0〜a3,b0〜b3,c0〜c3)を選択する
信号を出力する。
【0032】そして、本スキャン時に、先の選択信号に
基づいて色補正係数格納部6から色補正係数群が読み出
されて、色補正回路3に設定され、入力原稿に適した色
補正係数群を用いて、式(2)に従って色補正処理が行
われる。
【0033】図3は、本発明の他の実施例のブロック構
成図である。図において、1は、カラー原稿を読み取っ
てr,g,bの3色の色分解信号を出力するカラースキ
ャナ、2は、r,g,bのデジタル信号を濃度変換して
出力するlog変換回路、3は、log変換後のR,
G,Bの濃度データからY,M,Cのプリンタ駆動信号
を発生する色補正回路(この色補正回路では、予め所定
の方法によって設定された色補正係数を用いて、例えば
式(2)に従って色補正処理を行う)、4は、カラープ
リンタ、5は、プレスキャン時に、g(グリーン)デー
タを用いて原稿の種類を判定する原稿判定回路、6は、
原稿の種類に応じたフィルタ係数群が格納されたフィル
タ係数格納部、7は、平滑化処理部、8は、エッジ強調
部である。
【0034】この実施例では、原稿判定回路5の判定結
果に基づいて、フィルタ係数を切り替えるように構成し
ている。すなわち、カラー複写機においては、画質向上
のためにフィルタ処理を施しているが、網点写真と銀塩
写真とでは特に網点特有のモアレ防止の点から要求され
るフィルタ処理が異なる。そこで、本実施例では、プレ
スキャンにおける原稿判定結果に基づいて、適応的なフ
ィルタ処理を行うようにしている。また、指定エリアの
外では、原稿の判定処理を行っていないので、スルーで
フィルタ処理する。
【0035】網点写真に対しては、網点写真用のフィル
タ処理を行う。すなわち、原稿判定回路5の判定結果に
基づいて、本スキャン時に、フィルタ係数格納部6から
網点写真用のフィルタ係数群が読み出されて平滑化部7
とエッジ強調部8に設定され、平滑化部7では強い平滑
化処理を施し、エッジ強調部8では弱いエッジ強調処理
あるいはスルーの処理(図4の例では、中央の32以外
の係数値を0とする)を施す。強い平滑化処理は、モア
レ除去のために行う。
【0036】図4は、強平滑化処理と弱エッジ強調処理
を行う具体的なフィルタ係数を示す。本実施例では、フ
ィルタリングの効果を説明するために2つのフィルタを
シリアルに並べた場合について示したが、コンボリュー
ションしたフィルタ1つで構成することも可能である。
【0037】銀塩写真に対するフィルタ処理は、平滑化
部7では弱い平滑化処理を施し、エッジ強調部8では強
いエッジ強調処理を施す。弱い平滑化処理はノイズ除去
のためであり、強いエッジ強調処理は輪郭を強調するた
めに行う。図5は、弱平滑化処理と強エッジ強調処理を
行う具体的なフィルタ係数を示す。
【0038】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、原稿の種類毎に最適な色補正係数群を設定している
ので、銀塩写真原稿、網点写真原稿、さらにはモノクロ
原稿に対して、最適な色再現が可能となる。
【0039】本発明によれば、複写対象の原稿がモノク
ロ原稿であるかカラー原稿であるかを自動的に判定し、
その判定結果に基づいて最適な色補正係数群を選択して
いるので、最適な色再現が可能となる。
【0040】本発明によれば、複写対象の原稿が網点写
真原稿であるか銀塩写真原稿であるかを自動的に判定
し、その判定結果に基づいて最適な色補正係数群を選択
しているので、最適な色再現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック構成図である。
【図2】原稿判定回路のブロック構成図である。
【図3】本発明の他の実施例のブロック構成図である。
【図4】強平滑化処理と弱エッジ強調処理を行うフィル
タ係数を示す。
【図5】弱平滑化処理と強エッジ強調処理を行うフィル
タ係数を示す。
【符号の説明】
1 カラースキャナ 2 log変換回路 3 色補正回路 4 カラープリンタ 5 原稿判定回路 6 色補正係数格納部 7 平滑化部 8 エッジ強調部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−49775(JP,A) 特開 平6−54179(JP,A) 特開 平6−197218(JP,A) 特開 平5−292307(JP,A) 特開 昭63−111766(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 B41J 2/525 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿をR,G,Bのディジタル信号とし
    て読み出し、予め所定の方法によって定められた色補正
    係数群を用いて、各画素毎に、該R,G,B信号を記録
    信号に変換する画像処理装置であって、前記原稿中の絵
    柄領域を指定する手段と、該指定された絵柄領域から所
    定の特徴量を検出する手段と、該検出された特徴量を基
    前記絵柄領域がカラーであるかモノクロであるか、網
    点写真の絵柄であるか銀塩写真の絵柄であるかを判定す
    る手段と、該判定結果に基づいて前記色補正係数群を選
    択する手段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
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