JPH07135474A - スペクトル拡散受信装置 - Google Patents
スペクトル拡散受信装置Info
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- JPH07135474A JPH07135474A JP5302238A JP30223893A JPH07135474A JP H07135474 A JPH07135474 A JP H07135474A JP 5302238 A JP5302238 A JP 5302238A JP 30223893 A JP30223893 A JP 30223893A JP H07135474 A JPH07135474 A JP H07135474A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】伝送状態の一時的な悪化に伴い同期がはずれて
も伝送状態の回復後直ちに同期保持の安定かつ確実に行
うスペクトル拡散受信装置の提供。 【構成】同期制御部は比較器からの相関値が相関しきい
値より小さくなり同期はずれとなった場合に、符号クロ
ックを基準周波数に保ち同期追跡を中止し、同期はずれ
期間が所定の時間持続すると同期捕捉を作動させ、所定
期間内に相関しきい値より大きくなると同期追跡を再開
させ、さらにデータ訂正部は、同期はずれ期間中の復調
回路からのデータを無効とし同期確立中のチェック・コ
ードを含むデータを基に無効データを訂正する。
も伝送状態の回復後直ちに同期保持の安定かつ確実に行
うスペクトル拡散受信装置の提供。 【構成】同期制御部は比較器からの相関値が相関しきい
値より小さくなり同期はずれとなった場合に、符号クロ
ックを基準周波数に保ち同期追跡を中止し、同期はずれ
期間が所定の時間持続すると同期捕捉を作動させ、所定
期間内に相関しきい値より大きくなると同期追跡を再開
させ、さらにデータ訂正部は、同期はずれ期間中の復調
回路からのデータを無効とし同期確立中のチェック・コ
ードを含むデータを基に無効データを訂正する。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はスペクトル拡散受信装置
に関し、特に同期保持を安定且つ確実に行えるスペクト
ル拡散受信装置に関する。
に関し、特に同期保持を安定且つ確実に行えるスペクト
ル拡散受信装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のスペクトル拡散受信装置
として、例えば特開平２−１１０３４公報には図３に示
すようなスペクトル拡散受信装置が記載されている。
として、例えば特開平２−１１０３４公報には図３に示
すようなスペクトル拡散受信装置が記載されている。
【０００３】図３に示すように、スペクトル拡散受信装
置は、スペクトル拡散信号入力端子１と、相関積分器
２，３，４と、比較器５，８と、符号クロック発生器６
と、拡散符号発生器７と、相関しきい値設定部９と、受
信した拡散符号系列の同期タイミングを検出する同期捕
捉部１０と、復調回路１１と、復調データ出力端子１２
から構成されている。
置は、スペクトル拡散信号入力端子１と、相関積分器
２，３，４と、比較器５，８と、符号クロック発生器６
と、拡散符号発生器７と、相関しきい値設定部９と、受
信した拡散符号系列の同期タイミングを検出する同期捕
捉部１０と、復調回路１１と、復調データ出力端子１２
から構成されている。
【０００４】スペクトル拡散信号入力端子１は相関積分
器２，３，４の入力と同期捕捉部１０の第１の入力に接
続され、相関積分器２，３の出力はそれぞれ比較器５の
第１と第２の入力に接続され、比較器５の出力は符号ク
ロック発生器６の入力に接続され、符号クロック発生器
６の出力は拡散符号発生器７の第１の入力に接続され、
拡散符号発生器７の第１、第２、第３の出力はそれぞれ
相関積分器３，４，２に接続されている。
器２，３，４の入力と同期捕捉部１０の第１の入力に接
続され、相関積分器２，３の出力はそれぞれ比較器５の
第１と第２の入力に接続され、比較器５の出力は符号ク
ロック発生器６の入力に接続され、符号クロック発生器
６の出力は拡散符号発生器７の第１の入力に接続され、
拡散符号発生器７の第１、第２、第３の出力はそれぞれ
相関積分器３，４，２に接続されている。
【０００５】また相関積分器４の出力は比較器８の第１
の入力と復調回路１１の入力に接続され、相関しきい値
設定部９の出力は比較器８の第２の入力に接続され、比
較器８の出力は同期捕捉部１０の第２の入力に接続さ
れ、同期捕捉部１０の出力は拡散符号発生器７の第２の
入力に接続され、復調回路１１ではベースバンドデータ
が復調され出力は復調データ出力端子１２より出力され
る。
の入力と復調回路１１の入力に接続され、相関しきい値
設定部９の出力は比較器８の第２の入力に接続され、比
較器８の出力は同期捕捉部１０の第２の入力に接続さ
れ、同期捕捉部１０の出力は拡散符号発生器７の第２の
入力に接続され、復調回路１１ではベースバンドデータ
が復調され出力は復調データ出力端子１２より出力され
る。
【０００６】次に、従来のスペクトル拡散受信装置につ
いて、同期検出後の同期追跡動作を説明する。
いて、同期検出後の同期追跡動作を説明する。
【０００７】拡散符号発生器７は、符号クロック発生器
６からの符号クロックを基に拡散符号であるＭ系列符号
を生成する。そして、相関積分器４に対しては符号クロ
ック発生器６からの符号クロックを基準タイミングとす
るＭ系列符号を、相関積分器２，３へは拡散符号の基本
単位である１チップの半分の１／２チップタイミングの
速いＭ系列符号と１／２チップタイミングの遅いＭ系列
符号をそれぞれ出力する。
６からの符号クロックを基に拡散符号であるＭ系列符号
を生成する。そして、相関積分器４に対しては符号クロ
ック発生器６からの符号クロックを基準タイミングとす
るＭ系列符号を、相関積分器２，３へは拡散符号の基本
単位である１チップの半分の１／２チップタイミングの
速いＭ系列符号と１／２チップタイミングの遅いＭ系列
符号をそれぞれ出力する。
【０００８】相関積分器２，３，４は、拡散符号発生器
７からのＭ系列符号と、スペクトル拡散信号入力端子１
を介して入力される不図示のスペクトル拡散送信装置か
らの送信信号との相関積分値を算出する。相関積分値Ｃ
（Δ）は、次式（１）に示すように２つの信号の積を拡
散符号の１周期Ｔで積分した値である。
７からのＭ系列符号と、スペクトル拡散信号入力端子１
を介して入力される不図示のスペクトル拡散送信装置か
らの送信信号との相関積分値を算出する。相関積分値Ｃ
（Δ）は、次式（１）に示すように２つの信号の積を拡
散符号の１周期Ｔで積分した値である。
【０００９】
【数１】
【００１０】ここに、ｆ（ｔ）は時刻ｔにおけるスペク
トル拡散信号（スペクトル拡散信号入力端子１を介して
入力された不図示のスペクトル拡散送信装置からの送信
信号）、ｇ（Δ−ｔ）は時刻（Δ−ｔ）における拡散符
号発生器７からのＭ系列符号、ｎはＭ系列符号の１周期
のチップ数をそれぞれ表す。
トル拡散信号（スペクトル拡散信号入力端子１を介して
入力された不図示のスペクトル拡散送信装置からの送信
信号）、ｇ（Δ−ｔ）は時刻（Δ−ｔ）における拡散符
号発生器７からのＭ系列符号、ｎはＭ系列符号の１周期
のチップ数をそれぞれ表す。
【００１１】比較器５は、相関積分器２と相関積分器３
との相関積分値の差を算出し、符号クロック発生器６へ
出力する。
との相関積分値の差を算出し、符号クロック発生器６へ
出力する。
【００１２】図４に、比較器５の出力特性を示す。同図
において、比較器５の出力が０より大きい場合には送信
信号に対して拡散符号発生器７の拡散符号のタイミング
が遅れていることを表し、また０より小さい場合には逆
に進んでいることを表す。
において、比較器５の出力が０より大きい場合には送信
信号に対して拡散符号発生器７の拡散符号のタイミング
が遅れていることを表し、また０より小さい場合には逆
に進んでいることを表す。
【００１３】符号クロック発生器６は、比較器５の出力
値より拡散符号発生器７に供給する符号クロックの周波
数を次に示すように制御する。
値より拡散符号発生器７に供給する符号クロックの周波
数を次に示すように制御する。
【００１４】 比較器５の出力が０より大きい場合に
は符号クロックの周波数を大きくする。
は符号クロックの周波数を大きくする。
【００１５】 比較器５の出力が０より小さい場合に
は符号クロックの周波数を小さくする。
は符号クロックの周波数を小さくする。
【００１６】以上説明したループ構成ブロックは、ＤＬ
Ｌ（ディレイ・ロック・ループ；Ｄelay Ｌock Ｌoop）
と呼ばれ、同期保持手段として使用されており、送信信
号に対するずれが−１／２チップから＋１／２チップ以
内であれば同期を追跡することができる。
Ｌ（ディレイ・ロック・ループ；Ｄelay Ｌock Ｌoop）
と呼ばれ、同期保持手段として使用されており、送信信
号に対するずれが−１／２チップから＋１／２チップ以
内であれば同期を追跡することができる。
【００１７】この装置を伝送環境の悪い場所で使用する
場合には、ノイズ等によりＤＬＬにて同期が保持できな
いことがある。そのため、同期捕捉部１０を作動させ、
あらためて同期を再検出しなければならない。同期追跡
から、同期捕捉部１０による同期捕捉動作への移行は、
次のようにして行われる。
場合には、ノイズ等によりＤＬＬにて同期が保持できな
いことがある。そのため、同期捕捉部１０を作動させ、
あらためて同期を再検出しなければならない。同期追跡
から、同期捕捉部１０による同期捕捉動作への移行は、
次のようにして行われる。
【００１８】まず、相関積分器４は、拡散符号発生器７
からの拡散符号と送信信号との相関積分を式（１）に基
づき算出する。
からの拡散符号と送信信号との相関積分を式（１）に基
づき算出する。
【００１９】図５に、この相関積分値の特性を示す。同
図において、相関積分値は、拡散符号発生器７からの拡
散符号と送信信号のタイミングが一致した時には最大値
１となり、±１チップずれた場合には最小値−１／ｎと
なる。この相関値特性に対し、ノイズ成分が重畳され
る。
図において、相関積分値は、拡散符号発生器７からの拡
散符号と送信信号のタイミングが一致した時には最大値
１となり、±１チップずれた場合には最小値−１／ｎと
なる。この相関値特性に対し、ノイズ成分が重畳され
る。
【００２０】このノイズ成分により誤って同期が追跡さ
れるのを防ぐため、ノイズ相当分を相関しきい値に設定
する相関しきい値設定部９と相関積分器４の出力とを比
較器８にて比較する。この比較結果により、相関積分器
４の出力が相関しきい値より小さい場合には拡散符号発
生器７を制御して同期追跡動作をやめさせ、同期捕捉動
作を行い、同期の再検出を行なう。
れるのを防ぐため、ノイズ相当分を相関しきい値に設定
する相関しきい値設定部９と相関積分器４の出力とを比
較器８にて比較する。この比較結果により、相関積分器
４の出力が相関しきい値より小さい場合には拡散符号発
生器７を制御して同期追跡動作をやめさせ、同期捕捉動
作を行い、同期の再検出を行なう。
【００２１】また、同期が検出されている同期追跡時に
は、相関積分器４からの相関積分値を基に、復調回路１
１にて復調し、復調したデータを復調データ出力端子１
２を介して出力する。
は、相関積分器４からの相関積分値を基に、復調回路１
１にて復調し、復調したデータを復調データ出力端子１
２を介して出力する。
【００２２】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のス
ペクトル拡散受信装置は、相関積分器４からの相関積分
値が相関しきい値設定部９の相関しきい値より下回った
場合、同期追跡から同期捕捉動作に移行してあらためて
同期を取り直す必要がある。
ペクトル拡散受信装置は、相関積分器４からの相関積分
値が相関しきい値設定部９の相関しきい値より下回った
場合、同期追跡から同期捕捉動作に移行してあらためて
同期を取り直す必要がある。
【００２３】このため、一時的な伝送状態の悪化によ
り、相関積分値が相関しきい値を一時的に下回った場合
でも、あらたに同期を取り直す必要があるため同期回復
時間を要し、また、同期が回復するまでの同期はずれ期
間中のデータが失われてしまうという、欠点がある。
り、相関積分値が相関しきい値を一時的に下回った場合
でも、あらたに同期を取り直す必要があるため同期回復
時間を要し、また、同期が回復するまでの同期はずれ期
間中のデータが失われてしまうという、欠点がある。
【００２４】特に同期を捕捉するために、送信装置より
同期捕捉用の専用データが必要な通信システムでは、こ
の専用データが送信されるまで同期を捕捉することがで
きないため、その影響は特に大きい。
同期捕捉用の専用データが必要な通信システムでは、こ
の専用データが送信されるまで同期を捕捉することがで
きないため、その影響は特に大きい。
【００２５】なお、ノイズにより誤って同期検出されな
いように相関しきい値を高くした場合、同期保持可能な
信号のずれの範囲が狭まり（図５の相関しきい値の場
合、±１／２チップの範囲内となる）、同期保持可能な
範囲においても同期はずれとみなされるという問題に対
処するため特開平２−１１０３４では、同期保持回路の
２つの相関器（図３の相関積分器２，３に対応）の検波
出力を加算した信号を比較器を介して同期検出信号とし
これを同期補足回路１０に入力する構成が提案され、相
関しきい値を高くしても広い範囲で同期状態を検出可能
とした構成が提案されている。
いように相関しきい値を高くした場合、同期保持可能な
信号のずれの範囲が狭まり（図５の相関しきい値の場
合、±１／２チップの範囲内となる）、同期保持可能な
範囲においても同期はずれとみなされるという問題に対
処するため特開平２−１１０３４では、同期保持回路の
２つの相関器（図３の相関積分器２，３に対応）の検波
出力を加算した信号を比較器を介して同期検出信号とし
これを同期補足回路１０に入力する構成が提案され、相
関しきい値を高くしても広い範囲で同期状態を検出可能
とした構成が提案されている。
【００２６】このように特開平２−１１０３４では、相
関しきい値を高くしても広い範囲で同期保持が可能とさ
れているが、相関値が相関しきい値を一時的に下回った
場合には直ちに同期はずれとみなされ同期補足回路が始
動して再び同期検出が確立するまでの間データ復調が断
たれてしまうという問題があり、また同期はずれ期間中
のデータは無効とされてしまう。
関しきい値を高くしても広い範囲で同期保持が可能とさ
れているが、相関値が相関しきい値を一時的に下回った
場合には直ちに同期はずれとみなされ同期補足回路が始
動して再び同期検出が確立するまでの間データ復調が断
たれてしまうという問題があり、また同期はずれ期間中
のデータは無効とされてしまう。
【００２７】そこで、本発明は、前記従来の問題点を解
消し、伝送状態の一時的な悪化に伴い相関値が相関しき
い値を下回った場合に、伝送状態の回復後直ちに同期を
回復し、しかも、同期はずれ期間中のデータを正しく複
製するスペクトル拡散受信装置を提供することを目的と
する。
消し、伝送状態の一時的な悪化に伴い相関値が相関しき
い値を下回った場合に、伝送状態の回復後直ちに同期を
回復し、しかも、同期はずれ期間中のデータを正しく複
製するスペクトル拡散受信装置を提供することを目的と
する。
【００２８】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、少なくとも、送信装置からのスペクトル拡散
された送信信号を入力するスペクトル拡散信号入力端子
と、前記送信信号と同系列の拡散符号の同期追跡用符号
クロックを発生する符号クロック発生器と、前記符号ク
ロック発生器からの符号クロックを基に拡散符号を発生
する拡散符号発生器と、前記拡散符号発生器の基準拡散
符号と前記スペクトル拡散信号入力端子からの送信信号
の相関積分を行う第１の相関積分器と、前記拡散符号発
生器の基準拡散符号より早い拡散符号と遅い拡散符号と
をそれぞれ前記スペクトル拡散信号入力端子からの送信
信号の相関積分を行なう第２及び第３の相関積分器と、
前記第２及び第３の相関積分器からの相関積分値を比較
し前記符号クロックを制御する第１の比較器と、前記第
１の相関積分器からの相関積分値と相関しきい値を比較
する第２の比較器と、前記第１の相関積分器からの相関
積分値を基にデータを復調する復調回路と、前記入力さ
れたスペクトル拡散信号の受信同期タイミングを検出す
る同期補足手段と、を備えるスペクトル拡散受信装置に
おいて、前記第２の比較器からの比較結果を基に前記同
期補足手段と前記符号発生器を制御する同期制御部と、
前記復調回路からの復調データと前記第２の比較器から
の比較結果を基にデータ訂正を行うデータ訂正部と、を
更に備え、前記同期制御部は、前記第１の相関積分器か
らの相関積分値が前記相関しきい値より所定の時間以上
連続して小さい場合に前記同期捕捉手段を作動させるこ
とを特徴とするスペクトル拡散受信装置を提供する。
本発明は、少なくとも、送信装置からのスペクトル拡散
された送信信号を入力するスペクトル拡散信号入力端子
と、前記送信信号と同系列の拡散符号の同期追跡用符号
クロックを発生する符号クロック発生器と、前記符号ク
ロック発生器からの符号クロックを基に拡散符号を発生
する拡散符号発生器と、前記拡散符号発生器の基準拡散
符号と前記スペクトル拡散信号入力端子からの送信信号
の相関積分を行う第１の相関積分器と、前記拡散符号発
生器の基準拡散符号より早い拡散符号と遅い拡散符号と
をそれぞれ前記スペクトル拡散信号入力端子からの送信
信号の相関積分を行なう第２及び第３の相関積分器と、
前記第２及び第３の相関積分器からの相関積分値を比較
し前記符号クロックを制御する第１の比較器と、前記第
１の相関積分器からの相関積分値と相関しきい値を比較
する第２の比較器と、前記第１の相関積分器からの相関
積分値を基にデータを復調する復調回路と、前記入力さ
れたスペクトル拡散信号の受信同期タイミングを検出す
る同期補足手段と、を備えるスペクトル拡散受信装置に
おいて、前記第２の比較器からの比較結果を基に前記同
期補足手段と前記符号発生器を制御する同期制御部と、
前記復調回路からの復調データと前記第２の比較器から
の比較結果を基にデータ訂正を行うデータ訂正部と、を
更に備え、前記同期制御部は、前記第１の相関積分器か
らの相関積分値が前記相関しきい値より所定の時間以上
連続して小さい場合に前記同期捕捉手段を作動させるこ
とを特徴とするスペクトル拡散受信装置を提供する。
【００２９】また、本発明における同期制御部は、前記
第１の相関積分器からの相関積分値が前記相関しきい値
より小さい時に、前記符号クロック発生器からの符号ク
ロックを基準クロックに保ち同期追跡を停止させ、前記
所定の時間以内に前記第１の相関積分器からの相関積分
値が前記相関しきい値より大きくなった場合に前記符号
クロック発生器を前記第１の比較器からの比較結果を基
に制御し同期追跡を再開することを特徴としている。
第１の相関積分器からの相関積分値が前記相関しきい値
より小さい時に、前記符号クロック発生器からの符号ク
ロックを基準クロックに保ち同期追跡を停止させ、前記
所定の時間以内に前記第１の相関積分器からの相関積分
値が前記相関しきい値より大きくなった場合に前記符号
クロック発生器を前記第１の比較器からの比較結果を基
に制御し同期追跡を再開することを特徴としている。
【００３０】さらに、本発明におけるデータ訂正部は、
前記第１の相関積分器からの相関積分値が前記相関しき
い値より小さい時に、前記復調回路からのデータを無効
とし、前記相関積分値が前記しきい値より大きい時の誤
り訂正符号を含む復調データを基にデータを訂正するこ
とを特徴としている。
前記第１の相関積分器からの相関積分値が前記相関しき
い値より小さい時に、前記復調回路からのデータを無効
とし、前記相関積分値が前記しきい値より大きい時の誤
り訂正符号を含む復調データを基にデータを訂正するこ
とを特徴としている。
【００３１】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
して説明する。
【００３２】図１は、本発明に係るスペクトル拡散受信
装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
【００３３】図１において、本発明のスペクトル拡散受
信装置は、スペクトル拡散信号入力端子１と、相関積分
器２，３，４と、比較器５，８と、拡散符号発生器７
と、相関しきい値設定部９と、同期捕捉部１０と、復調
回路１１と、復調データ出力端子１２と、同期制御部１
３と、符号クロック発生器１４と、データ訂正部１５か
ら構成されている。
信装置は、スペクトル拡散信号入力端子１と、相関積分
器２，３，４と、比較器５，８と、拡散符号発生器７
と、相関しきい値設定部９と、同期捕捉部１０と、復調
回路１１と、復調データ出力端子１２と、同期制御部１
３と、符号クロック発生器１４と、データ訂正部１５か
ら構成されている。
【００３４】スペクトル拡散信号入力端子１は、相関積
分器２，３，４の入力と同期捕捉部１０の第１の入力に
接続され、相関積分器２，３の出力は比較器５のそれぞ
れ第１と第２の入力に接続されている。そして比較器５
の出力は符号クロック発生器１４の第１の入力に接続さ
れ、符号クロック発生器１４の出力は拡散符号発生器７
の第１の入力に接続され、拡散符号発生器７の第１、第
２、及び第３の出力は相関積分器３，４，２にそれぞれ
接続されている。
分器２，３，４の入力と同期捕捉部１０の第１の入力に
接続され、相関積分器２，３の出力は比較器５のそれぞ
れ第１と第２の入力に接続されている。そして比較器５
の出力は符号クロック発生器１４の第１の入力に接続さ
れ、符号クロック発生器１４の出力は拡散符号発生器７
の第１の入力に接続され、拡散符号発生器７の第１、第
２、及び第３の出力は相関積分器３，４，２にそれぞれ
接続されている。
【００３５】なお、図１の相関積分器４は、拡散符号発
生器７の基準拡散符号とスペクトル拡散信号入力端子１
からの送信信号の相関積分を行うもので特許請求の範囲
の第１の相関積分器に対応し、相関積分器２，３は第
２、第３の相関積分器にそれぞれ対応している。
生器７の基準拡散符号とスペクトル拡散信号入力端子１
からの送信信号の相関積分を行うもので特許請求の範囲
の第１の相関積分器に対応し、相関積分器２，３は第
２、第３の相関積分器にそれぞれ対応している。
【００３６】相関積分器４の出力は、比較器８の第１の
入力と復調回路１１の入力に接続され、相関しきい値設
定部９の出力は比較器８の第２の入力に接続され、比較
器８の出力は同期制御部１３の入力とデータ訂正部１５
の第２の入力に接続されている。
入力と復調回路１１の入力に接続され、相関しきい値設
定部９の出力は比較器８の第２の入力に接続され、比較
器８の出力は同期制御部１３の入力とデータ訂正部１５
の第２の入力に接続されている。
【００３７】同期制御部１３の出力は、同期捕捉部１０
の第２の入力と符号クロック発生器１４の第２の入力に
接続されている。
の第２の入力と符号クロック発生器１４の第２の入力に
接続されている。
【００３８】また同期補足部１０の出力は拡散符号発生
器７の第２の入力に接続され、復調回路１１の出力はデ
ータ訂正部１５の入力に接続され、データ訂正部１５の
出力は復調データ出力端子１２に接続されている。
器７の第２の入力に接続され、復調回路１１の出力はデ
ータ訂正部１５の入力に接続され、データ訂正部１５の
出力は復調データ出力端子１２に接続されている。
【００３９】次に、本実施例のスペクトル拡散受信装置
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【００４０】同期追跡手段であるＤＬＬの基本動作につ
いては、従来例にて説明した動作とほぼ同一であるので
説明は省略し、まず、本発明にて新たに追加した同期制
御部１３の動作について説明する。
いては、従来例にて説明した動作とほぼ同一であるので
説明は省略し、まず、本発明にて新たに追加した同期制
御部１３の動作について説明する。
【００４１】相関積分器４の出力である相関積分値
（「相関値」ともいう）と相関しきい値設定部９により
設定される相関しきい値とを比較器８にて比較し、比較
結果を同期制御部１３に入力する。
（「相関値」ともいう）と相関しきい値設定部９により
設定される相関しきい値とを比較器８にて比較し、比較
結果を同期制御部１３に入力する。
【００４２】同期制御部１３は、同期はずれ時の同期追
跡制御を行う。すなわち、相関値が相関しきい値を下回
り、同期はずれとなった場合に、従来のように直ちに同
期捕捉へは移行せずに、同期はずれ期間が所定の時間
（データ・ビット数分）続いた場合にのみ、同期捕捉へ
移行する。
跡制御を行う。すなわち、相関値が相関しきい値を下回
り、同期はずれとなった場合に、従来のように直ちに同
期捕捉へは移行せずに、同期はずれ期間が所定の時間
（データ・ビット数分）続いた場合にのみ、同期捕捉へ
移行する。
【００４３】また、同期制御部１３は、同期はずれから
同期捕捉へ移行するまでの間、符号クロック発生器１４
の周波数制御を禁止させるように制御信号を符号クロッ
ク発生器１４に出力する。このため符号クロック発生器
１４は比較器５の出力値によらず、基準周波数にて符号
クロックを出力する。
同期捕捉へ移行するまでの間、符号クロック発生器１４
の周波数制御を禁止させるように制御信号を符号クロッ
ク発生器１４に出力する。このため符号クロック発生器
１４は比較器５の出力値によらず、基準周波数にて符号
クロックを出力する。
【００４４】さらに、同期制御部１３は、所定の期間中
に再び相関値が相関しきい値を上回れば同期追跡を再開
させる。
に再び相関値が相関しきい値を上回れば同期追跡を再開
させる。
【００４５】同期制御部１３は、例えば比較器８の出力
が“Ｈ”の時に所定の期間に相当するデータをプリセッ
トし、比較器８の出力が“Ｌ”になると拡散符号の１周
期に同期してカウントダウンするプリセット付きダウン
カウンタより構成される。
が“Ｈ”の時に所定の期間に相当するデータをプリセッ
トし、比較器８の出力が“Ｌ”になると拡散符号の１周
期に同期してカウントダウンするプリセット付きダウン
カウンタより構成される。
【００４６】なお、同期捕捉へ移行する際の同期はずれ
期間の持続時間（データ・ビット数）については、主と
して、送信装置と受信装置の拡散符号の周波数精度を基
にして、同期はずれ解消後にＤＬＬの同期追跡範囲内に
送信信号のずれがおさまる範囲をめどにして決定され
る。
期間の持続時間（データ・ビット数）については、主と
して、送信装置と受信装置の拡散符号の周波数精度を基
にして、同期はずれ解消後にＤＬＬの同期追跡範囲内に
送信信号のずれがおさまる範囲をめどにして決定され
る。
【００４７】ここで、同期追跡範囲は相関しきい値が０
の場合、−３／２チップから＋３／２チップとなり、図
５のように相関しきい値を定めた場合−１／２チップか
ら＋１／２チップの範囲内となる。
の場合、−３／２チップから＋３／２チップとなり、図
５のように相関しきい値を定めた場合−１／２チップか
ら＋１／２チップの範囲内となる。
【００４８】同期はずれ期間の持続時間の一例を具体的
に説明すると、拡散符号の１周期を１２７チップ、送信
局と受信局の基準拡散符号の周波数精度を±０．０１
％、同期追跡範囲を±１／２チップとし、拡散符号の１
周期をデータ１ビットとした場合に、1/2/(127×0.000
1)＝39より同期はずれの所定の時間は３９ビット以下と
なる。
に説明すると、拡散符号の１周期を１２７チップ、送信
局と受信局の基準拡散符号の周波数精度を±０．０１
％、同期追跡範囲を±１／２チップとし、拡散符号の１
周期をデータ１ビットとした場合に、1/2/(127×0.000
1)＝39より同期はずれの所定の時間は３９ビット以下と
なる。
【００４９】以上説明した同期制御部１３の動作によ
り、一時的な伝送状態の悪化により相関値が相関しきい
値を下回ってても、拡散符号の符号クロックを基準周波
数に保つため、伝送状態の回復後に送信信号のずれがＤ
ＬＬの同期追跡範囲内の変動であれば、同期追跡を直ち
に動作して同期状態を保つことができる。
り、一時的な伝送状態の悪化により相関値が相関しきい
値を下回ってても、拡散符号の符号クロックを基準周波
数に保つため、伝送状態の回復後に送信信号のずれがＤ
ＬＬの同期追跡範囲内の変動であれば、同期追跡を直ち
に動作して同期状態を保つことができる。
【００５０】さらに、データ訂正部１５では同期はずれ
期間中の復調データの複製を行う。データ訂正部１５
は、同期はずれの期間中の復調回路１１からの復調デー
タを無効扱いにし、同期追跡（同期確立）中のチェック
・コードを含む復調データを基にして無効扱いにされた
データの訂正を行う。
期間中の復調データの複製を行う。データ訂正部１５
は、同期はずれの期間中の復調回路１１からの復調デー
タを無効扱いにし、同期追跡（同期確立）中のチェック
・コードを含む復調データを基にして無効扱いにされた
データの訂正を行う。
【００５１】図２に、データ訂正部１５のデータ訂正の
一例として、エラー検出ビットであるパリティ・ビット
を１バイト毎に付加した送信信号に対するデータ訂正動
作を示す。
一例として、エラー検出ビットであるパリティ・ビット
を１バイト毎に付加した送信信号に対するデータ訂正動
作を示す。
【００５２】図２において、データ１バイトにおいて同
期はずれ期間が１ビット以内におさまれば、同期はずれ
期間のデータ１ビットを他の７ビットのデータと１ビッ
トのパリティ・ビットを基に訂正することができる。ま
た、エラー検出用ビットを２ビットとした場合、同期は
ずれ期間が２ビット以内のデータを訂正することが可能
である。
期はずれ期間が１ビット以内におさまれば、同期はずれ
期間のデータ１ビットを他の７ビットのデータと１ビッ
トのパリティ・ビットを基に訂正することができる。ま
た、エラー検出用ビットを２ビットとした場合、同期は
ずれ期間が２ビット以内のデータを訂正することが可能
である。
【００５３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスペクト
ル拡散受信装置は、同期はずれ期間中符号クロックを基
準周波数に保ち、所定の時間内同期はずれ期間が持続し
た場合に同期捕捉を動作させ、所定の時間以内に同期は
ずれ期間が解消した場合に同期追跡の再開を制御する同
期制御部を備えているため、一時的な伝送状態の悪化に
より相関値が相関しきい値を下回った場合でも伝送状態
の回復後に直ちに同期状態を保つことができるという顕
著な効果を奏する。
ル拡散受信装置は、同期はずれ期間中符号クロックを基
準周波数に保ち、所定の時間内同期はずれ期間が持続し
た場合に同期捕捉を動作させ、所定の時間以内に同期は
ずれ期間が解消した場合に同期追跡の再開を制御する同
期制御部を備えているため、一時的な伝送状態の悪化に
より相関値が相関しきい値を下回った場合でも伝送状態
の回復後に直ちに同期状態を保つことができるという顕
著な効果を奏する。
【００５４】また、本発明によれば、同期はずれ期間中
の復調データを無効扱いにして、同期確立中のチェック
・コードを含む復調データを基にデータの訂正を行うデ
ータ訂正部を備えているため、同期はずれ期間中の復調
データを正しく複製できるという効果を有する。
の復調データを無効扱いにして、同期確立中のチェック
・コードを含む復調データを基にデータの訂正を行うデ
ータ訂正部を備えているため、同期はずれ期間中の復調
データを正しく複製できるという効果を有する。
【図１】本発明に係るスペクトル拡散受信装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
例の構成を示すブロック図である。
【図２】本発明のスペクトル拡散受信装置におけるデー
タ訂正部の動作を説明する説明図である。
タ訂正部の動作を説明する説明図である。
【図３】従来のスペクトル拡散受信装置の構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】従来のスペクトル拡散受信装置における比較器
５の出力特性図である。
５の出力特性図である。
【図５】従来のスペクトル拡散受信装置における相関積
分器４の出力特性図である。
分器４の出力特性図である。
１ スペクトル拡散信号入力端子 ２，３，４ 相関積分器 ５，８ 比較器 ６，１４ 符号クロック発生器 ７ 拡散符号発生器 ９ 相関しきい値設定部 １０ 同期捕捉部 １１ 復調回路 １２ 復調データ出力端子 １３ 同期制御部 １５ データ訂正部
Claims (3)
- 【請求項１】少なくとも、送信装置からのスペクトル拡
散された送信信号を入力するスペクトル拡散信号入力端
子と、 前記送信信号と同系列の拡散符号の同期追跡用符号クロ
ックを発生する符号クロック発生器と、 前記符号クロック発生器からの符号クロックを基に拡散
符号を発生する拡散符号発生器と、 前記拡散符号発生器の基準拡散符号と前記スペクトル拡
散信号入力端子からの送信信号の相関積分を行う第１の
相関積分器と、 前記拡散符号発生器の基準拡散符号より早い拡散符号と
遅い拡散符号とをそれぞれ前記スペクトル拡散信号入力
端子からの送信信号の相関積分を行なう第２及び第３の
相関積分器と、 前記第２及び第３の相関積分器からの相関積分値を比較
し前記符号クロックを制御する第１の比較器と、 前記第１の相関積分器からの相関積分値と相関しきい値
を比較する第２の比較器と、 前記第１の相関積分器からの相関積分値を基にデータを
復調する復調回路と、 前記入力されたスペクトル拡散信号の受信同期タイミン
グを検出する同期補足手段と、を備えるスペクトル拡散
受信装置において、 前記第２の比較器からの比較結果を基に前記同期補足手
段と前記符号発生器を制御する同期制御部と、 前記復調回路からの復調データと前記第２の比較器から
の比較結果を基にデータ訂正を行うデータ訂正部と、を
更に備え、 前記同期制御部は、前記第１の相関積分器からの相関積
分値が前記相関しきい値より所定の時間以上連続して小
さい場合に前記同期捕捉手段を作動させることを特徴と
するスペクトル拡散受信装置。 - 【請求項２】前記同期制御部が、前記第１の相関積分器
からの相関積分値が前記相関しきい値より小さい時に、
前記符号クロック発生器からの符号クロックを基準クロ
ックに保ち同期追跡を停止させ、前記所定の時間以内に
前記第１の相関積分器からの相関積分値が前記相関しき
い値より大きくなった場合に前記符号クロック発生器を
前記第１の比較器からの比較結果を基に制御し同期追跡
を再開することを特徴とする請求項１記載のスペクトル
拡散受信装置。 - 【請求項３】前記データ訂正部は前記第１の相関積分器
からの相関積分値が前記相関しきい値より小さい時に前
記復調回路からのデータを無効とし、前記相関積分値が
前記しきい値より大きい時の誤り訂正符号を含む復調デ
ータを基にデータを訂正することを特徴とする請求項１
又は２記載のスペクトル拡散受信装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5302238A JPH07135474A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | スペクトル拡散受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5302238A JPH07135474A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | スペクトル拡散受信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07135474A true JPH07135474A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17906619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5302238A Pending JPH07135474A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | スペクトル拡散受信装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07135474A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09261127A (ja) * | 1996-03-22 | 1997-10-03 | Y R P Ido Tsushin Kiban Gijutsu Kenkyusho:Kk | クロック信号同期回路 |
| WO2007009322A1 (fr) * | 2005-07-20 | 2007-01-25 | Jian Wang | Méthode optimisée de fonctionnement temps réel de procédure multi-entrée et multi-sortie de fabrication en continu |
| CN102590787A (zh) * | 2012-02-29 | 2012-07-18 | 北京航空航天大学 | 扩频接收机双早迟环跟踪方法 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6387834A (ja) * | 1986-09-30 | 1988-04-19 | Aisin Seiki Co Ltd | スペクトラム拡散通信用受信装置の同期保持装置 |
| JPH02164150A (ja) * | 1988-12-19 | 1990-06-25 | Icom Inc | スペクトラム拡散通信装置 |
| JPH03214828A (ja) * | 1990-01-19 | 1991-09-20 | Nec Corp | 相関復調装置 |
| JPH04247734A (ja) * | 1991-02-04 | 1992-09-03 | Nec Shizuoka Ltd | ディレイロックループ回路 |
| JPH05219016A (ja) * | 1991-12-09 | 1993-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 送受信回路 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP5302238A patent/JPH07135474A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR100979363B1 (ko) * | 2005-07-20 | 2010-08-31 | 왕지안 | 다입력 다출력 연속생산과정의 실시간조작 최적화 방법 |
| US7848831B2 (en) | 2005-07-20 | 2010-12-07 | Jian Wang | Real-time operating optimized method of multi-input and multi-output continuous manufacturing procedure |
| CN102590787A (zh) * | 2012-02-29 | 2012-07-18 | 北京航空航天大学 | 扩频接收机双早迟环跟踪方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19970422 |