JPH0713527B2 - ＮＯｘの発生を抑えながら液状またはガス状の燃料を燃焼させる方法とバーナー - Google Patents

ＮＯｘの発生を抑えながら液状またはガス状の燃料を燃焼させる方法とバーナー

Info

Publication number
JPH0713527B2
JPH0713527B2 JP59140442A JP14044284A JPH0713527B2 JP H0713527 B2 JPH0713527 B2 JP H0713527B2 JP 59140442 A JP59140442 A JP 59140442A JP 14044284 A JP14044284 A JP 14044284A JP H0713527 B2 JPH0713527 B2 JP H0713527B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
burner
pipe
guide
supplied
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59140442A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6038513A (ja
Inventor
オツペンベルク ロルフ
ヴイーン ヘルムート
Original Assignee
ドイツチエ バブコツク ヴエルケ アクチエンゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=6205376&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPH0713527(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by ドイツチエ バブコツク ヴエルケ アクチエンゲゼルシヤフト filed Critical ドイツチエ バブコツク ヴエルケ アクチエンゲゼルシヤフト
Publication of JPS6038513A publication Critical patent/JPS6038513A/ja
Publication of JPH0713527B2 publication Critical patent/JPH0713527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C7/00—Combustion apparatus characterised by arrangements for air supply
    • F23C7/008—Flow control devices
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23C—METHODS OR APPARATUS FOR COMBUSTION USING FLUID FUEL OR SOLID FUEL SUSPENDED IN  A CARRIER GAS OR AIR 
    • F23C9/00—Combustion apparatus characterised by arrangements for returning combustion products or flue gases to the combustion chamber
    • F23C9/006—Combustion apparatus characterised by arrangements for returning combustion products or flue gases to the combustion chamber the recirculation taking place in the combustion chamber
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23D—BURNERS
    • F23D17/00—Burners for combustion conjointly or alternatively of gaseous or liquid or pulverulent fuel
    • F23D17/002—Burners for combustion conjointly or alternatively of gaseous or liquid or pulverulent fuel gaseous or liquid fuel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、NOxの発生を抑えながら液状またはガス状の
燃料を燃焼室内で燃焼させる方法及びこの方法を実施す
るためのバーナーに関する。
〔従来の技術〕
この種のバーナーを使用する場合、燃焼用空気は分流状
態で供給され、第１の燃焼領域では減縮した状態で燃焼
が行われる。従来公知の粉炭用バーナー〔1980年/1981
年４月刊行、蒸気発生技術年鑑（Jahrbuch der Dampfer
zeugungstechnik）の748ページより763ページ参照〕で
は燃焼用空気は同心的に配置された複数の通路を通して
供給されるようになっており、それら同心的通路の出口
開口はほぼ同一の面に位置ぎめされている。また、燃焼
ガスを再循環させてこれを燃焼用空気の全部または一部
と混ぜ合わせることによってNOxの含有量を減少させる
ようにすることも公知である（ドイツ公開特許公報第2.
306.537号及び同第3.110.186号参照）。
同一面内に複数の空気通路出口を備えたこの種バーナー
をガス・バーナーまたはオイル・バーナーとして使用す
る場合、Noxの含有量の減少は、粉炭バーナーで得られ
るNOxの含有量の減少と比べて極く僅かであり、また、
ガスまたは燃料油の火焔の大きさは、それらの空気通路
出口での燃焼用空気の段階的供給により粉炭の火焔の場
合ほど強く影響されないことも明らかにされている。
バーナーの長さ方向の軸に沿って間隔を隔てた位置で燃
焼用空気の分流を供給するよう構成された燃料油用バー
ナーは公知である（米国特許公報第4.004.875号参
照）。
この公知のバーナーでは燃焼用空気中に占める１次空気
の割合が２次空気の割合より低く設定されているので、
火焔が始まる領域で十分な紫外線幅射は生じない。さら
に、このバーナーでは１次燃焼領域で生じた不完全燃焼
反応生成物の一部分が吸い戻されたうえ、１次燃焼領域
に改めて供給される。この不完全燃焼ガスは冷却と流動
状態に起因する沈澱現象のためコークス化し、バーナー
内に汚物となって堆積することがある。したがって、こ
の公知のバーナーはとくに重質の燃料油を燃やすには適
していない。
〔発明の目的〕
本発明は、従来技術の有する上記の如き不都合ないし欠
点を除去すべくなされたものであって、液状またはガス
状燃料の不完全燃焼に伴うバーナーの汚染がなく、しか
も燃焼中におけるNOxの生成を効果的に抑制することが
できるようにした液状燃料かつ／またはガス状燃料を燃
焼させる方法と該方法を実施するためのバーナーとを提
供することをその主たる目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明の方法及びバーナーに
あっては、特許請求の範囲第１項及び第８項に各記載の
構成を採用したものである。
〔発明の効果〕
〔実 施 例〕 以下、本発明の実施例を図解した添付図面を参照しなが
ら本発明を詳細に説明する。
バーナー装置はエヤ・ボックス１を備えており、燃料油
を噴射するバーナー・ランス２とガスを噴射させる複数
のバーナー・ランス３が前記エヤ・ボックス１の中に延
設されている。ガス用バーナー・ランス３は燃料油用バ
ーナー・ランス２のまわりに配置されている。燃料油用
バーナー・ランス２上にインペラー４が固定されてい
る。
バーナー・ランス２と３は一次空気を案内する中央の案
内管としての第１の案内管５により取りかこまれてい
て、該第１の案内管５の入口開口６はエヤ・ボックス１
内に配置されているとともに、その出口開口７はバーナ
ースロ−ト８により表示されているバーナー口内に配置
されている。燃焼室９がバーナースロート８に接続され
ている。エヤ・ボックス１はカバー・プレート10により
バーナースロ−ト８から分離されていて、第１の案内管
５は前記カバー・プレート10を通り抜けて突設されてい
る。第１の案内管５の入口開口６の前で第１の案内管５
のうしろに向かって延在した延長部に旋回流装置11と空
気導入管12が取付けられている。外部に延設されたロッ
ド13を操作することにより空気導入管12を軸方向に移動
させることができる。空気導入管12が一方の端部位置に
あるとき、旋回流装置11の空気入口断面は空気導入管12
によりおおわれて閉止されている。空気導入管12が他方
の端部位置を占めると、旋回流装置11の空気入口断面は
開放されるとともに、第１の案内管５に通じている他の
入口断面が閉止される。空気導入管12の最初に挙げた端
部位置は第１図の上半分に示されており、また他方の端
部位置は第１図の下半分に示されている。両端部位置の
間の中間位置を占めることも可能である。
第１の案内管５の出口開口７とエヤ・ボックス１のカバ
ー・プレート10から軸方向に間隔をへだてた位置に第２
の案内管14がバーナースロ−ト８内に配置されている。
第２の案内管14は円錐状に広がった区画を備えており、
該円錐状区画に円筒状区画が接続されている。
第２の案内管14は第３の案内管16とのあいだに環状通路
15を形成しながら第３の案内管16から一定の間隔を隔て
た位置にバーナースロート８内で第３の案内管16により
取り囲まれている。この第３の案内管16も、他の２つの
案内管５と14と同様、金属材料から作られている。第３
の案内管16は使用温度に応じて耐火性にすぐれたセラミ
ック材から作るようにしてもよい。第３の案内管16は、
第１図に示されているように、燃焼室９内のバーナース
ロートの移行領域まで延在させてもよく、あるいは、第
２図に示されているように、移行領域のすぐ手前で終わ
るようにしてもよい。第３の案内管16の出口区画は第２
の案内管14の出口区画よりも燃焼室９に接近した位置に
位置ぎめされている。
第４図に示されている実施例では、第２の案内管14は第
３の案内管16よりもさらにバーナースロート８内に突設
されている。この実施例では第２の案内管14は外向きに
広がった端部エッジ28を備えている。
第３図に示されている実施例では、第２の案内管14は横
穴17を備えており、該横穴17を介して２つの案内管14と
16の間の環状通路15と第２の案内管14の内室との間が連
通している。
第１図に示されている実施例では、第２の案内管14は第
３の案内管16内でパイプ区画18により部分的に取り囲ま
れている。このパイプ区画18の入口開口は第２の案内管
14の出口開口の上流側に位置決めされており、またその
出口開口は第２の案内管14の出口開口の下流側に位置決
めされている。従って、第２の案内管14と第３の案内管
16との間の環状通路15は環状に２分され、相前後して位
置ぎめされた２つの出口を備えていることになる。
環状通路15のうちエヤ・ボックス１の方に面した端部は
閉止されているが、接続管19をへてエヤ・ボックス１と
接続されている。接続管19はエヤ・ボックス１内に形成
された空気入口チャンバー20に開口しており、該空気入
口チャンバー20は入口開口をへてエヤ・ボックス１と連
通している。空気入口チャンバー20の入口開口は、ロッ
ド22を操作することにより軸方向に移動させることがで
きるドラム・スライド21により調節することができる。
第１図の上半分ではドラム・スライド21は空気入口チャ
ンバー20の入口開口を開放しており、一方、第１の下半
分では入口開口はドラム・スライド21により閉止されて
いる。
簡素化された実施態様では接続管は直接エヤ・ボックス
に開口している。この実施態様の場合、ドラム・スライ
ド21を操作することにより調節可能な開口を備えた空気
入口チャンバー20はもうけられていない。換言すると、
第１図に示されている実施例にあっては、エヤ・ボック
ス１内に前記接続管19へ導入される空気の量を調節する
ための調節装置が設けられており、該装置は入口開口を
へてエヤ・ボックス１と連通する空気入口チャンバー2
0、該入口開口の開口度合いを調節できる軸方向に移動
可能なドラム・スライド21、該ドラム・スライドを軸方
向に移動させるための操作ロッド22等を具備し、該ロッ
ド22で該ドラム・スライド21を摺動操作して前記入口開
口の開口度合いを調節してやることにより、前記第１の
案内管５へ供給される一次空気の量を前記接続管19を介
して前記環状通路15へ供給される二次空気の量より大な
らしめることができるようになっている。一方、第２〜
５図に示す如き簡素化された実施態様にあっては、かよ
うな調節装置を具備せず、前記第１の案内管５へ供給さ
れる一次空気の量を前記接続管19を介して前記環状通路
15へ供給される二次空気の量より大ならしめ得るように
するため、前記第１の案内管５の貫流断面積を前記接続
管19の全貫流断面積より大ならしめてある。
第３の案内管16はバーナースロート８の壁23から半径方
向に間隔を隔てかつエヤ・ボックス１のカバー・プレー
ト10から軸方向に間隔を隔てた位置に取付けられてい
る。上述の構成により環状の接続通路24が形成され、該
接続通路24をへて燃焼室９が第２の案内管14の内室と連
通している。
バーナースロート８の壁23は冷却管により形成してもよ
く（第２図参照）、あるいは耐火材のライニング層によ
り形成してもよい（第３図参照）。強制貫流により運転
される蒸気発生装置にバーナーを取り付ける場合、冷却
管を使用した構成態様の採用を推奨することができる。
第１図に示されている実施例では、燃焼通路８の壁23は
リング・チャンバー25により取り囲まれている。このリ
ング・チャンバー25は空気取入継手26を備えており、高
圧ブロワを回すことにより前記空気取入継手26を通って
リング・チャンバー25に空気が供給される。リング・チ
ャンバー25はエヤ・ボックス１と接続されている。図示
の実施例ではリング・チャンバー25の側部を限定してい
るとともに、バーナースロート８の壁から間隔を隔てた
位置に配置された傾斜した案内板27が壁23を冷却する空
気流を案内する働きをしている。
環状接続通路24の内部に，第４図に示されている実施例
では、水の供給管路に接続されたリング管路29がカバー
・プレート10の近傍に取り付けられている。リング管路
29にノズルが取り付けられていて、該ノズルを通って環
状接続通路24に水が噴射される。
バーナーを止めるとき、案内管５、14、16とパイプ区画
18を燃焼室９からの熱の輻射による影響から守るため、
バーナーが停止状態の間、環状通路15を通って冷却空気
が吹き込まれる。このためエヤ・ボックス１内に冷却空
気管路30が取付られていて、エヤ・ボックス１の外側か
ら冷却空気管路30に冷却空気が供給される。冷却空気管
路30は、バーナースロート８の壁23を冷却するよう第１
図に示されているリング・チャンバー25に接続された分
配ボックスとして構成してもよい。冷却空気管路30には
管継手31が取り付けられていて、該管路継手31は接続管
19の中に差し込まれている。バーナーが停止状態にある
ときでも、冷却空気管路30に冷却空気が供給されてい
る。
第５図に示されている実施例では、燃焼室９から吸い出
した燃焼ガスを使用しながら燃焼用媒体としての空気を
取り入れてバーナー装置を運転することができるととも
に、燃焼用媒体としてガス・タービンの廃ガスを使用し
てバーナー装置を運転することができる。空気または廃
ガスは選択的にエヤ・ボックス１に供給される。エヤ・
ボックス１の中にドラム・スライド32が配置されてい
て、該ドラム・スライド32はバーナーの長さ方向に摺動
することができる。バーナースロート８とエヤ・ボック
ス１との連通を遮断しているカバー・プレート10に環状
の開口33が設けられている。この開口33は接続通路24の
延長部の働きをしている。
第５図の下半分に示されているドラム・スライド32の位
置は燃焼用媒体として空気を使用してバーナーを運転す
るために選択された位置である。この位置ではドラム・
スライド32は開口33を閉止しているので、これまで説明
した領域に従って１次空気の噴流効果により燃焼室９よ
り接続通路24をへて１次空気が吸い込まれる。
ガス・タービンの廃ガスを利用して運転する場合、第５
図の上半分に示されている位置にドラム・スライド32を
移動させる。ドラム・スライド32は開口33を開放するの
で、第１の案内管５と環状通路15を通って廃ガスが流れ
るほか、接続通路24を通って廃ガスが流れる。したがっ
て、廃ガスを流すため十分に大きい流動断面積を確保す
ることができる。
上述のように構成されたバーナーを使用することによ
り、第１〜６図、特に第６図を参照して以下に説明する
方法を実施することができる。
燃料の量にあわせて設定された一定の量の空気がエヤ・
ボックス１に供給される。供給管路に取り付けられた調
節機構を操作することにより空気の量を調節することが
できる。燃焼用空気はエヤ・ボックス１の中で一次空気
PAの部分と二次空気SAの部分に分配される。一次空気PA
は中央の案内管５に案内されて軸方向に噴出し、化学量
論的に状態を下回った条件のもと燃料油用バーナー・ラ
ンス２またはガス用バーナー・ランス３から噴射された
燃料を燃焼させる。一方、二次空気SAは接続管19をへて
第２の案内管14と第３の案内管16との間の環状通路15に
流入する。二次空気SAは、次いで、該環状通路15の出口
開口から燃焼室９内に環状に噴出せしめられ、火焔ガス
に混合されるが、この混合は、本発明によれば、後述す
る如く、遅延せしめられる。二次空気SAは、第１図に示
されている実施例にあっては、環状通路15中にパイプ区
画18が設けられているので、分散され、前後に２段にな
って火焔領域に供給される。
第４図に示されている実施例では環状通路15から退出し
た２次空気は外向きに広がった端部エッジ28により外向
きにそれた状態で流れる。すなわち、火焔領域から離れ
勝手に流れる。これにより２次空気と火焔ガスとの混合
を大幅に遅延させることができる。
全燃焼空気に占める１次空気の割合は２次空気の割合よ
りも大きく、60から80パーセントの間にあり、好適には
約70％である。燃焼用空気の量的な分配は前記した調節
装置のドラム・スライド21を摺動操作して前記空気入口
チャンバー20の入口開口の開口度合いを調節してやるこ
とにより行うか、あるいは、分配の割合に応じて第１の
案内管５の貫流断面積を前記複数の接続管19の全貫流断
面積より大ならしめることにより行う。
１次空気は、空気導入管12の位置に応じてほとんどが旋
回流となるかあるいはほとんどが軸平行流となるかある
いは一部が旋回流、一部が軸平行流となってバーナー開
口に供給される。一定に調整された旋回流装置を２次空
気の通路の中に設けることが可能であるので、２次空気
を軸平行流として供給することができ、あるいは旋回流
として供給することも可能である。
第１の案内管５から流出する一次空気PAにより生じる噴
射効果によって、大部分が燃え切った燃焼ガスCGが燃焼
室９から吸い出される。この燃焼ガスは、環状接続通路
24と、第２の案内管14の入口開口14′とエヤ・ボックス
１のカバー・プレート10との間のスペースＳとを通って
第２の案内管14の内側に流入する。これにより該燃焼ガ
スCGは一次空気供給部（第１の案内管５の出口開口７）
と二次空気供給部（環状通路15の出口開口）との間にあ
る火焔領域の始めの部分（火焔の根元領域）に供給され
る。前記スペースＳをへて第２の案内管14の内側に流入
した燃焼ガスCGは、第６図に示すように、環状のガス層
CG′となって該案内管14に沿って流出し、一種の分離層
として機能して、二次空気SAの火焔ガスへの混合を遅ら
せる。吸い出された燃焼ガスCGは火焔ガスと混合する前
に冷却することができる。リング管路29から燃焼ガスCG
の流れの中に水を散布することにより燃焼ガスCGを冷却
することができる。これを冷却すると、火焔温度の上昇
を抑えることができるので、NOxの発生を減らす上で効
果がある。
［発明の効果］ 本発明の方法及びバーナーは、特許請求の範囲第１項及
び第８項にそれぞれ記載した構成をその要旨とするもの
であるから、前記した本発明の目的を有効に達成するこ
とができるものである。すなわち、本発明によれば、一
次空気流を利用した噴射吸い込み効果により、その大部
分が燃え切った燃焼ガス、換言すると、ほぼ完全燃焼し
た燃焼ガスを還流させ、これを一次空気供給部と二次空
気供給部との間に導入して環状のガス層とし、これによ
り、二次空気の火焔ガスへの混合を遅らせることができ
るようにしたものであるから、燃焼を遅延させると共に
火焔の温度を下げることができ、これによってNOxの生
成を効果的に抑制することができ、しかも不完全燃焼ガ
スの再循環に起因するコークス化等によるバーナーの汚
染を有効に防止することができるものである。
加えて、本発明にあっては、燃焼用空気中に占める一次
空気の割合が大きいので、火焔が始まる領域で十分な紫
外線の輻射が生じるから、紫外線用光電管を使用して火
焔を完全に監視することができる。そのほか、一次空気
の割合が大きいので、吸い戻す燃焼ガスの量も多くする
ことができる。また、本発明においては、燃料油用バー
ナーとガス用バーナーの重要な構成要素を完全に機能さ
せることができる。さらに、十分に大きく寸法ぎめされ
たインペラーの後ろにおける強力な火焔の旋回状態を安
定させることができる。また、火焔が始まる着火領域を
安定するよう燃料油用バーナー・ランスとガス用バーナ
ー・ランスを配置することができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は、本発明に係るバーナーを長さ方向に切断した
断面図、第２図より第５図まではそれぞれ、本発明の他
の実施態様に従って構成されたバーナーを長さ方向に切
断した断面図、第６図は燃焼用空気、燃焼ガス等の流動
状態を図解した概要図。 １……エヤ・ボックス、２……燃料油用バーナー・ラン
ス、３……ガス用バーナー・ランス、４……インペラ
ー、５……第１の案内管、６……入口開口、７……出口
開口、８……バーナースロート、９……燃焼室、10……
カバー・プレート、11……旋回流装置、12……空気導入
管、13……ロッド、14……第２の案内管、15……環状通
路、16……第３の案内管、17……横穴、18……パイプ区
画、19……接続管、20……空気入口チャンバー、21……
ドラム・スライド、22……ロッド、23……バーナー通路
の壁、24……環状接続通路、25リング・チャンバー、26
……空気取入継手、27……傾斜した案内板、28……第２
の案内管の外向きに広がった端部エッジ、29……リング
管路、30……冷却空気管路、31……管継手、32……ドラ
ム・スライド、33……環状の開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘルムート ヴイーン ドイツ連邦共和国、4200 オーベルハオゼ ン １、ケルテンシユトラーセ 21 (56)参考文献 特開 昭52−48842（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−18233（ＪＰ，Ａ) 特開 昭50−9822（ＪＰ，Ａ) 特開 昭52−22134（ＪＰ，Ａ) 実公 昭52−44902（ＪＰ，Ｙ２)

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】燃料の量に合わせて設定された一定の量の
    燃焼用空気が一次空気と二次空気との部分流に分割さ
    れ、これらの部分流がバーナーの軸線に沿って互いに前
    後に間隔を隔てた位置でその流動方向にそれぞれ連続的
    に噴射されて燃焼室に供給され、一次空気が燃焼用空気
    全体中で二次空気が占める割合より大なる割合で供給さ
    れ、二次空気の供給後に大部分が燃え切った燃焼ガスを
    前記燃焼室から吸い込む噴射効果が一次空気によって得
    られるように構成されたNOxの発生を抑えながら液状燃
    料及びガス状燃料の双方又は一方を燃焼させる方法にお
    いて、一次空気がバーナーの第１の案内管を通して供給
    されること、二次空気が、一次空気供給部の下流側であ
    って、軸方向に距離を隔てた位置において同心的に配設
    された他の２つの案内管によって形成された環状通路を
    通して供給されること及び吸い込まれた前記燃焼ガスが
    一次空気の供給部と二次空気の供給部との間のスペース
    をへて前記環状通路の内側の案内管内に導入され、か
    つ、火焔の根元領域に供給されることを特徴とする方
    法。
  2. 【請求項２】一次空気が全燃焼用空気のうち約60から80
    ％、好適には約70％の割合で供給されることを特徴とす
    る特許請求の範囲の第１項記載の方法。
  3. 【請求項３】二次空気が軸平行流として供給されるかあ
    るいは旋回状態で供給されることを特徴とする特許請求
    の範囲の第１項または第２項記載の方法。
  4. 【請求項４】一次空気が軸平行状態で供給されるかある
    いは旋回状態で供給されるかあるいは一部が軸平行状態
    で供給され、一部が旋回状態で供給されることを特徴と
    する特許請求の範囲の第１項より第３項までのいずれか
    １項記載の方法。
  5. 【請求項５】二次空気が複数の部分流として燃焼ガスの
    流動方向である軸方向に前後に間隔を隔てた位置で供給
    されることを特徴とする特許請求の範囲の第１項より第
    ４項までのいずれか１項記載の方法。
  6. 【請求項６】二次空気が燃焼室に流入するさい外に向か
    って広がった状態で二次空気が流れることを特徴とする
    特許請求の範囲の第１項より第５項までのいずれか１項
    記載の方法。
  7. 【請求項７】吸い出された燃焼ガスが火焔ガスと混合す
    るまえにノズルから水を散布することにより冷却させる
    ことを特徴とする特許請求の範囲の第１項記載の方法。
  8. 【請求項８】バーナー・ランス（２、３）がカバー・プ
    レート（10）によりバーナー・スロート（８）から分離
    されているエヤ・ボックス（１）を通って延在して、一
    次空気を案内するための第１の案内管（５）により取り
    囲まれており、該第１の案内管（５）の入口開口（６）
    がエヤ・ボックス（１）内に設けられているとともに、
    その出口開口（７）がバーナー・スロート（８）の中に
    設けられており、さらにバーナー・スロート（８）内に
    はバーナー軸の方向に第２の案内管（14）及び該第２の
    案内管を取り囲む第３の案内管（16）が設けられてお
    り、これら第２及び第３の案内管（14、16）は前記第１
    の案内管（５）の出口開口（７）及び前記カバー・プレ
    ート（10）から軸方向に間隔を隔てた位置に配置されて
    おり、二次空気を案内する環状通路（15）が該第２の案
    内管（14）と該第３の案内管（16）との間に形成されて
    おり、該環状通路（15）は前記エヤ・ボックス（１）に
    面する端部において閉じられている一方、該エヤ・ボッ
    クス（１）と複数の接続管（19）を介して接続されてお
    り、前記第３の案内管（16）は前記バーナー・スロート
    （８）の壁（23）から半径方向に間隔を隔てた位置に配
    置され、該壁（23）との間に、燃焼室（９）内で大部分
    が燃え切った燃焼ガスを該燃焼室（９）から一次空気の
    供給部と二次空気の供給部との間のスペース（Ｓ）をへ
    て前記第２の案内管（14）内に導入するための環状接続
    通路（24）を形成しており、前記第１の案内管（５）へ
    供給される一次空気の量を前記接続管（19）を介して前
    記環状通路（15）へ供給される二次空気の量より大なら
    しめ得るよう前記エヤ・ボックス（１）内に前記接続管
    （19）へ導入される空気の量を調節するための調節装置
    を設けるか、もしくは、前記第１の案内管（５）の貫流
    断面積を前記接続管（19）の全貫流断面積より大ならし
    めたことを特徴とするNOxの発生を抑えながら液体燃料
    及びガス状燃料の双方または一方を燃焼させるバーナ
    ー。
  9. 【請求項９】接続管（19）が空気入口チャンバー（20）
    に開口していて、該空気入口チャンバー（20）がドラム
    ・スライド（21）により調節可能な入口開口をへてエヤ
    ・ボックス（１）と接続されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第８項記載のバーナー。
  10. 【請求項１０】第３の案内管（16）の出口開口が第２の
    案内管（14）の出口開口を通って燃焼室（９）の方向に
    突出していることを特徴とする特許請求の範囲の第８項
    又は第９項記載のバーナー。
  11. 【請求項１１】第２の案内管（14）の出口開口が第３の
    案内管（16）の出口開口をへて燃焼室（９）の方向に突
    出していて、外向きに広がった端部エッジ（28）を備え
    ていることを特徴とする特許請求の範囲の第８項または
    第９項記載のバーナー。
  12. 【請求項１２】第３の案内管（16）の出口開口が燃焼室
    （９）内に延在したバーナー・スロート（８）の移行領
    域まで突出していることを特徴とする特許請求の範囲の
    第８項より第11項までのいずれか１項記載のバーナー。
  13. 【請求項１３】第２の案内管（14）に横穴（17）が設け
    られていることを特徴とする特許請求の範囲の第８項よ
    り第12項までのいずれか１項記載のバーナー。
  14. 【請求項１４】第２と第３の案内管（14、16）の間にパ
    イプ区画（18）が設けられていて、該パイプ区画（18）
    の入口部分が燃焼室（９）の方向に見て第２の案内管
    （14）の出口部分の前に位置ぎめされていると共に、そ
    の出口部分が第２の案内管（14）の出口部分の後ろに位
    置ぎめされていることを特徴とする特許請求の範囲の第
    ８項より第12項までのいずれか１項記載のバーナー。
  15. 【請求項１５】バーナー・スロート（８）の壁（23）が
    リング・チャンバー（25）により取り囲まれていて、該
    リング・チャンバー（25）が空気取入継手（26）を備え
    ていると共に、エヤ・ボックス（１）と接続されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲の第８項より第14項ま
    でのいずれか１項記載のバーナー。
  16. 【請求項１６】エヤ・ボックス内で第１の案内管（５）
    のうしろに向かって延在した延長部に旋回流装置（11）
    と軸方向に移動可能な空気導入管（12）が設けられてい
    ることと、空気導入管（12）が一方の端部位置を占めて
    いるときは、空気導入管（12）が旋回流装置（11）の空
    気流入口を閉止し、他方の端部位置を占めているとき
    は、第１の案内管（５）の残りの空気流入口を閉止する
    ことを特徴とする特許請求の範囲の第８項より第15項ま
    でのいずれか１項記載のバーナー。
  17. 【請求項１７】バーナー・スロート（８）の壁（23）と
    第３の案内管（16）との間に環状接続通路（24）が形成
    されていて、該環状接続通路（24）の中にノズルを付設
    した水を案内するリング通路（29）が設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲の第８項より第16項まで
    のいずれか１項記載のバーナー。
  18. 【請求項１８】エヤ・ボックス（１）内に冷却空気管路
    （30）が配置されていて、該空気冷却管路（30）が接続
    管（19）の中に突設された管継手（31）を備えているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲の第８項より第17項まで
    のいずれか１項記載のバーナー。
  19. 【請求項１９】エヤ・ボックス（１）のうちバーナー・
    スロート（８）の方の側がカバー・プレート（10）によ
    り閉止されていることと、該カバー・プレート（10）が
    環状接続通路（24）の領域に開口（33）を備えているこ
    とと、エヤ・ボックス（１）に配置されたドラム・スラ
    イド（32）により前記開口（33）を閉止することができ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第８項より第18項ま
    でのいずれか１項記載のバーナー。
JP59140442A 1983-07-30 1984-07-06 ＮＯｘの発生を抑えながら液状またはガス状の燃料を燃焼させる方法とバーナー Expired - Lifetime JPH0713527B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19833327597 DE3327597A1 (de) 1983-07-30 1983-07-30 Verfahren und brenner zum verbrennen von fluessigen oder gasfoermigen brennstoffen unter verminderter bildung von nox
DE3327597.1 1983-07-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6038513A JPS6038513A (ja) 1985-02-28
JPH0713527B2 true JPH0713527B2 (ja) 1995-02-15

Family

ID=6205376

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59140442A Expired - Lifetime JPH0713527B2 (ja) 1983-07-30 1984-07-06 ＮＯｘの発生を抑えながら液状またはガス状の燃料を燃焼させる方法とバーナー

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4575332A (ja)
EP (1) EP0139085B2 (ja)
JP (1) JPH0713527B2 (ja)
AT (1) ATE27854T1 (ja)
DE (2) DE3327597A1 (ja)

Families Citing this family (85)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0194079B1 (en) * 1985-02-21 1989-10-25 Tauranca Limited Fluid fuel fired burner
ATE42821T1 (de) * 1985-03-04 1989-05-15 Siemens Ag Brenneranordnung fuer feuerungsanlagen, insbesondere fuer brennkammern von gasturbinenanlagen sowie verfahren zu ihrem betrieb.
DE3600665C1 (de) * 1986-01-13 1987-07-16 Leobersdorfer Maschf Brenner zum Verbrennen von fluessigem und/oder gasfoermigem Brennstoff unter verminderter Bildung von Stickoxiden
DE3706234A1 (de) * 1987-02-26 1988-09-08 Sonvico Ag Ing Bureau Brenner zum verbrennen von fluessigen oder gasfoermigen brennstoffen
US5062789A (en) * 1988-06-08 1991-11-05 Gitman Gregory M Aspirating combustion system
DE3822004A1 (de) * 1988-06-30 1990-01-04 Babcock Werke Ag Brenner
DE3825291A1 (de) * 1988-07-26 1990-02-01 Ver Kesselwerke Ag Verfahren und feuerungsanlage zur verbrennung fossiler brennstoffe unter reduzierter bildung von stickoxiden
US4989549A (en) * 1988-10-11 1991-02-05 Donlee Technologies, Inc. Ultra-low NOx combustion apparatus
CH678100A5 (ja) * 1989-03-10 1991-07-31 Oertli Waermetechnik Ag
ES2028504A6 (es) * 1989-04-07 1992-07-01 Balsiger Benno Procedimiento para reducir la formacion de oxidos del nitrogeno en quemadores de aceite y gas.
US5135387A (en) * 1989-10-19 1992-08-04 It-Mcgill Environmental Systems, Inc. Nitrogen oxide control using internally recirculated flue gas
US5044932A (en) * 1989-10-19 1991-09-03 It-Mcgill Pollution Control Systems, Inc. Nitrogen oxide control using internally recirculated flue gas
SE464542B (sv) * 1989-11-01 1991-05-06 Aga Ab Saett och anordning foer foerbraenning av foeretraedesvis flytande eller gasformigt fossilt braensle
US5275554A (en) * 1990-08-31 1994-01-04 Power-Flame, Inc. Combustion system with low NOx adapter assembly
US5174743A (en) * 1990-09-05 1992-12-29 Wayne/Scott Fetzer Company Power fuel oil burner
US5269678A (en) * 1990-09-07 1993-12-14 Koch Engineering Company, Inc. Methods and apparatus for burning fuel with low NOx formation
US5154596A (en) * 1990-09-07 1992-10-13 John Zink Company, A Division Of Koch Engineering Company, Inc. Methods and apparatus for burning fuel with low NOx formation
US5098282A (en) * 1990-09-07 1992-03-24 John Zink Company Methods and apparatus for burning fuel with low NOx formation
US5092761A (en) * 1990-11-19 1992-03-03 Exxon Chemical Patents Inc. Flue gas recirculation for NOx reduction in premix burners
US5096412A (en) * 1991-01-28 1992-03-17 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Army Combustion chamber for multi-fuel fired ovens and griddles
GB9105204D0 (en) * 1991-03-12 1991-04-24 Helyer Lawrence E Low nox burner register
US5462430A (en) * 1991-05-23 1995-10-31 Institute Of Gas Technology Process and apparatus for cyclonic combustion
WO1992020964A1 (de) * 1991-05-24 1992-11-26 Sci Mercimmo Verfahren und brenner zur schadstoffarmen verbrennung
US5209187A (en) * 1991-08-01 1993-05-11 Institute Of Gas Technology Low pollutant - emission, high efficiency cyclonic burner for firetube boilers and heaters
US5220888A (en) * 1991-08-01 1993-06-22 Institute Of Gas Technology Cyclonic combustion
GB9117253D0 (en) * 1991-08-09 1991-09-25 Eden Robert D Waste gas burner
US5257927A (en) * 1991-11-01 1993-11-02 Holman Boiler Works, Inc. Low NOx burner
US5603906A (en) * 1991-11-01 1997-02-18 Holman Boiler Works, Inc. Low NOx burner
US5284438A (en) * 1992-01-07 1994-02-08 Koch Engineering Company, Inc. Multiple purpose burner process and apparatus
US5238395A (en) * 1992-03-27 1993-08-24 John Zink Company Low nox gas burner apparatus and methods
US5195884A (en) * 1992-03-27 1993-03-23 John Zink Company, A Division Of Koch Engineering Company, Inc. Low NOx formation burner apparatus and methods
RU2089785C1 (ru) * 1993-03-22 1997-09-10 Холман Бойлер Уокс, Инк. Горелка, приспособленная для снижения выделения ядовитых газов (варианты) и способ оптимизации сгорания
US5518395A (en) * 1993-04-30 1996-05-21 General Electric Company Entrainment fuel nozzle for partial premixing of gaseous fuel and air to reduce emissions
US5350293A (en) * 1993-07-20 1994-09-27 Institute Of Gas Technology Method for two-stage combustion utilizing forced internal recirculation
DE4336095A1 (de) * 1993-10-22 1995-04-27 Abb Research Ltd Verbrennungsverfahren für atmosphärische Feuerungen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
US5393220A (en) * 1993-12-06 1995-02-28 Praxair Technology, Inc. Combustion apparatus and process
US5363782A (en) * 1993-12-06 1994-11-15 Praxair Technology, Inc. Apparatus and process for combusting fluid fuel containing solid particles
US5573391A (en) * 1994-10-13 1996-11-12 Gas Research Institute Method for reducing nitrogen oxides
US5636977A (en) * 1994-10-13 1997-06-10 Gas Research Institute Burner apparatus for reducing nitrogen oxides
US5649819A (en) * 1995-05-25 1997-07-22 Gordon-Piatt Energy Group, Inc. Low NOx burner having an improved register
US5709541A (en) * 1995-06-26 1998-01-20 Selas Corporation Of America Method and apparatus for reducing NOx emissions in a gas burner
US5813848A (en) * 1996-09-19 1998-09-29 Loqvist; Kaj-Ragnar Device for boilers
US6164956A (en) * 1997-02-11 2000-12-26 Ge Energy & Environmental Research Corporation System and method for removing ash deposits in a combustion device
FR2766557B1 (fr) * 1997-07-22 1999-10-22 Pillard Chauffage Bruleurs a combustible liquide et gazeux a faible emission d'oxydes d'azote
JP2002518656A (ja) * 1998-06-17 2002-06-25 ジョン ジンク カンパニー，エルエルシー 低ＮＯｘ及び低ＣＯバーナ並びにその作動方法
US20010034001A1 (en) * 2000-02-24 2001-10-25 Poe Roger L. Low NOx emissions, low noise burner assembly and method for reducing the NOx content of furnace flue gas
DE10021039C2 (de) * 2000-04-28 2003-04-03 Ltg Mailaender Gmbh Brenner sowie Verfahren zu seinem Betreiben
US6616442B2 (en) * 2000-11-30 2003-09-09 John Zink Company, Llc Low NOx premix burner apparatus and methods
US6499990B1 (en) 2001-03-07 2002-12-31 Zeeco, Inc. Low NOx burner apparatus and method
US6663380B2 (en) 2001-09-05 2003-12-16 Gas Technology Institute Method and apparatus for advanced staged combustion utilizing forced internal recirculation
US6890172B2 (en) 2002-03-16 2005-05-10 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Burner with flue gas recirculation
US6893251B2 (en) 2002-03-16 2005-05-17 Exxon Mobil Chemical Patents Inc. Burner design for reduced NOx emissions
US6869277B2 (en) * 2002-03-16 2005-03-22 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Burner employing cooled flue gas recirculation
US20030175634A1 (en) * 2002-03-16 2003-09-18 George Stephens Burner with high flow area tip
US6881053B2 (en) 2002-03-16 2005-04-19 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Burner with high capacity venturi
JP4140774B2 (ja) * 2002-03-16 2008-08-27 エクソンモービル・ケミカル・パテンツ・インク バーナー性能最適化のためのバーナー先端及びシール
US7322818B2 (en) * 2002-03-16 2008-01-29 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Method for adjusting pre-mix burners to reduce NOx emissions
US6846175B2 (en) * 2002-03-16 2005-01-25 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Burner employing flue-gas recirculation system
US20030175635A1 (en) * 2002-03-16 2003-09-18 George Stephens Burner employing flue-gas recirculation system with enlarged circulation duct
US6866502B2 (en) 2002-03-16 2005-03-15 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Burner system employing flue gas recirculation
US7476099B2 (en) * 2002-03-16 2009-01-13 Exxonmobil Chemicals Patents Inc. Removable light-off port plug for use in burners
EP1495263B1 (en) * 2002-03-16 2015-04-29 ExxonMobil Chemical Patents Inc. IMPROVED BURNER WITH LOW NOx EMISSIONS
US6893252B2 (en) 2002-03-16 2005-05-17 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Fuel spud for high temperature burners
US6986658B2 (en) 2002-03-16 2006-01-17 Exxonmobil Chemical Patents, Inc. Burner employing steam injection
US6887068B2 (en) 2002-03-16 2005-05-03 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Centering plate for burner
US6672859B1 (en) * 2002-08-16 2004-01-06 Gas Technology Institute Method and apparatus for transversely staged combustion utilizing forced internal recirculation
US6775987B2 (en) 2002-09-12 2004-08-17 The Boeing Company Low-emission, staged-combustion power generation
US6755359B2 (en) 2002-09-12 2004-06-29 The Boeing Company Fluid mixing injector and method
US6802178B2 (en) * 2002-09-12 2004-10-12 The Boeing Company Fluid injection and injection method
US7422427B2 (en) * 2004-02-25 2008-09-09 Coen Company, Inc. Energy efficient low NOx burner and method of operating same
US7909601B2 (en) * 2006-01-24 2011-03-22 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Dual fuel gas-liquid burner
US8075305B2 (en) * 2006-01-24 2011-12-13 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Dual fuel gas-liquid burner
US7901204B2 (en) * 2006-01-24 2011-03-08 Exxonmobil Chemical Patents Inc. Dual fuel gas-liquid burner
ITMI20061636A1 (it) * 2006-08-22 2008-02-23 Danieli & C Officine Meccaniche Spa Bruciatore
KR100969857B1 (ko) * 2008-11-21 2010-07-13 한국생산기술연구원 연료 연소장치
US20120129111A1 (en) * 2010-05-21 2012-05-24 Fives North America Combustion, Inc. Premix for non-gaseous fuel delivery
US20120012036A1 (en) * 2010-07-15 2012-01-19 Shaw John R Once Through Steam Generator
US9593847B1 (en) 2014-03-05 2017-03-14 Zeeco, Inc. Fuel-flexible burner apparatus and method for fired heaters
WO2015154969A1 (en) * 2014-04-10 2015-10-15 Sofinter S.P.A. Burner
US9593848B2 (en) 2014-06-09 2017-03-14 Zeeco, Inc. Non-symmetrical low NOx burner apparatus and method
CN106196043B (zh) * 2016-08-31 2018-06-29 福建铁拓机械有限公司 用于沥青搅拌站的高效点火及燃烧的煤粉燃烧器
KR101931968B1 (ko) * 2016-12-21 2018-12-24 두산중공업 주식회사 연도 가스 재순환 연소기를 포함하는 터빈.
US11353212B2 (en) 2019-09-12 2022-06-07 Zeeco, Inc. Low NOxburner apparatus and method
CN217131272U (zh) * 2020-11-25 2022-08-05 百得股份公司 减少排放的工业燃烧器和设备
IT202000028394A1 (it) * 2020-11-25 2022-05-25 Baltur S P A Bruciatore e apparato industriale a ridotte emissioni

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2918117A (en) * 1956-10-04 1959-12-22 Petro Chem Process Company Inc Heavy fuel burner with combustion gas recirculating means
US3781162A (en) * 1972-03-24 1973-12-25 Babcock & Wilcox Co Reducing nox formation by combustion
JPS509822A (ja) * 1973-05-31 1975-01-31
US4004875A (en) * 1975-01-23 1977-01-25 John Zink Company Low nox burner
DE2511500C2 (de) * 1975-03-15 1983-08-11 Smit Nijmegen B.V., Nijmegen Brenner zur Verbrennung von flüssigem Brennstoff
JPS5218233A (en) * 1975-08-02 1977-02-10 Kawasaki Heavy Ind Ltd Burning gas circulation-type pre-combustion chamber
JPS5222134A (en) * 1975-08-12 1977-02-19 Borukano Kk Burner
JPS5244902U (ja) * 1975-09-26 1977-03-30
JPS5248842A (en) * 1975-10-17 1977-04-19 Fujisash Co Suppressing process for oxidized nitrogen, and burner
US4130388A (en) * 1976-09-15 1978-12-19 Flynn Burner Corporation Non-contaminating fuel burner
US4347052A (en) * 1978-06-19 1982-08-31 John Zink Company Low NOX burner
JPS5592804A (en) * 1978-12-30 1980-07-14 Daido Steel Co Ltd Method of burning at two-stage combustion burner
US4380429A (en) * 1979-11-02 1983-04-19 Hague International Recirculating burner
DE3040830C2 (de) * 1980-10-30 1990-05-31 L. & C. Steinmüller GmbH, 5270 Gummersbach Verfahren zur Verminderung der NO↓X↓ -Emission bei der Verbrennung von stickstoffhaltigen Brennstoffen
DE3110186A1 (de) * 1981-03-17 1982-10-07 Kawasaki Jukogyo K.K., Kobe, Hyogo Verfahren zur verbrennung von kohlenstaub mit einem kohlenstaubbrenner

Also Published As

Publication number Publication date
US4575332A (en) 1986-03-11
EP0139085B2 (de) 1993-08-18
DE3464283D1 (en) 1987-07-23
DE3327597C2 (ja) 1992-07-16
ATE27854T1 (de) 1987-07-15
JPS6038513A (ja) 1985-02-28
EP0139085B1 (de) 1987-06-16
DE3327597A1 (de) 1985-02-07
EP0139085A1 (de) 1985-05-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0713527B2 (ja) ＮＯｘの発生を抑えながら液状またはガス状の燃料を燃焼させる方法とバーナー
KR970001468B1 (ko) 버어너
JP4018198B2 (ja) 渦流バーナ
US2806517A (en) Oil atomizing double vortex burner
US2815069A (en) Burner apparatus
JP3180138B2 (ja) 予混合ガスノズル
US5199355A (en) Low nox short flame burner
US5431559A (en) Oxygen-fuel burner with staged oxygen supply
US4150631A (en) Coal fired furance
EP0933592B1 (en) Method for combusting pulverized coal
US2485656A (en) Hydroxylating fuel burner
JPS63226515A (ja) 液状の燃料またはガス状の燃料を燃焼させるバーナー
US5762007A (en) Fuel injector for use in a furnace
JPH0942611A (ja) 石炭ダストを燃焼するさいＮＯｘの生成を低減する方法とバ−ナ−
JPS61256108A (ja) 流体燃料燃焼法及びそれを行なうための乱流バ−ナ−
CN102047041A (zh) 用于低NOx炉的燃料喷射器
US4014639A (en) Recirculating vortex burner
JPS5933807B2 (ja) バ−ナ装置
US6145450A (en) Burner assembly with air stabilizer vane
JPH0237206A (ja) バーナー
US2561795A (en) Gas and oil burner
CA1199861A (en) Oil and coal fired ignition burner in boiler heating assembly
JPH0252765B2 (ja)
US5765488A (en) Cyclone furnace combustion system and method utilizing a coal burner
US7810441B2 (en) Coal burner assembly