JPH07134725A - メモリカード装着機構 - Google Patents
メモリカード装着機構Info
- Publication number
- JPH07134725A JPH07134725A JP5304836A JP30483693A JPH07134725A JP H07134725 A JPH07134725 A JP H07134725A JP 5304836 A JP5304836 A JP 5304836A JP 30483693 A JP30483693 A JP 30483693A JP H07134725 A JPH07134725 A JP H07134725A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory card
- lid
- hht
- connector
- rear face
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】装置の小型・軽量化を阻害することなく、装置
へのメモリカード装着を可能とするメモリカード装着機
構を実現することを目的とする。 【構成】外部記憶素子としてメモリカードを用いる電子
機器の裏面に開閉自在な蓋3を設け、蓋3と装置筺体2
4との間の空間にメモリカードが装着されるコネクタ部
4を設けたことを特徴する。
へのメモリカード装着を可能とするメモリカード装着機
構を実現することを目的とする。 【構成】外部記憶素子としてメモリカードを用いる電子
機器の裏面に開閉自在な蓋3を設け、蓋3と装置筺体2
4との間の空間にメモリカードが装着されるコネクタ部
4を設けたことを特徴する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部記憶媒体としてI
Cカード等のメモリカードを用いる電子機器、特に携帯
可能な端末機器のメモリカード装着機構に関する。近
年、商品の管理やガス・電気の検針業務等に、携帯可能
な端末装置、所謂ハンドヘルドターミナル(以下HH
T)が広く用いられるようになってきた。このHHTは
移動しながらのデータ入力等を容易にするため、小型・
軽量化を図ることが望まれている。
Cカード等のメモリカードを用いる電子機器、特に携帯
可能な端末機器のメモリカード装着機構に関する。近
年、商品の管理やガス・電気の検針業務等に、携帯可能
な端末装置、所謂ハンドヘルドターミナル(以下HH
T)が広く用いられるようになってきた。このHHTは
移動しながらのデータ入力等を容易にするため、小型・
軽量化を図ることが望まれている。
【0002】以降、明細書中では携帯可能端末機器とし
てハンドヘルドターミナル(以下HHT)を例に上げる
が、本発明はこのような装置に限定されるものではな
い。
てハンドヘルドターミナル(以下HHT)を例に上げる
が、本発明はこのような装置に限定されるものではな
い。
【0003】
【従来の技術】図7はHHTの外観を示す図面である。
HHT30には入力部としてキーボード31が、表示部
として液晶ディスプレィ32が備えられている。また、
液晶ディスプレィにはタッチパネルが設けられ、これを
用いたデータ入力も可能となっている。
HHT30には入力部としてキーボード31が、表示部
として液晶ディスプレィ32が備えられている。また、
液晶ディスプレィにはタッチパネルが設けられ、これを
用いたデータ入力も可能となっている。
【0004】図示したHHT30は、これを携帯しなが
らの各種データの入力、あるいは入力結果の表示等を行
うために用いられる。HHT30では、携帯しながらの
使用を容易にするために、小型・軽量化が図られてい
る。このようなHHT30に用いられる外部記憶媒体と
して、ICカード等のいわゆるメモリカードが用いら
れ、HHT30に装着されたメモリカードには、入力さ
れたデータ等が記憶される。
らの各種データの入力、あるいは入力結果の表示等を行
うために用いられる。HHT30では、携帯しながらの
使用を容易にするために、小型・軽量化が図られてい
る。このようなHHT30に用いられる外部記憶媒体と
して、ICカード等のいわゆるメモリカードが用いら
れ、HHT30に装着されたメモリカードには、入力さ
れたデータ等が記憶される。
【0005】従来のメモリカードは、HHT30上端、
あるいは下端から装着されていた。
あるいは下端から装着されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】先に述べたように、H
HT内には入力部としてのキーボード、表示部としての
ディスプレィ等が実装されている。これらの部材は、そ
の使用形態から実装されるべき位置がある程度限定さ
れ、装置上面はほとんどこの2つの部材に覆われてしま
う。
HT内には入力部としてのキーボード、表示部としての
ディスプレィ等が実装されている。これらの部材は、そ
の使用形態から実装されるべき位置がある程度限定さ
れ、装置上面はほとんどこの2つの部材に覆われてしま
う。
【0007】HHTの内部には、更にHHTの駆動電源
を供給するための駆動用バッテリーの収容部や、入力デ
ータ等の印字を行うためのプリンタ部、あるいは上位の
装置への入力済データ通信を行うためのモデム部、上位
装置と接続されるためのコネクタ等が実装されている。
これらの部材のうち、重量バランスの点から、あるいは
実用上の問題から、駆動用バッテリーはHHT装置の下
部に、またプリンタ部は装置上部に実装されることが多
い。また、HHTの小型化を図るための、装置の幅や厚
みも極限まで小さくすることが望まれるが、駆動用バッ
テリーやプリンタ部はその大きさが大体決まっている。
そのため、駆動用バッテリー等を装置に実装すると、装
置上部あるいは下部には殆ど余裕がなくなってしまう。
を供給するための駆動用バッテリーの収容部や、入力デ
ータ等の印字を行うためのプリンタ部、あるいは上位の
装置への入力済データ通信を行うためのモデム部、上位
装置と接続されるためのコネクタ等が実装されている。
これらの部材のうち、重量バランスの点から、あるいは
実用上の問題から、駆動用バッテリーはHHT装置の下
部に、またプリンタ部は装置上部に実装されることが多
い。また、HHTの小型化を図るための、装置の幅や厚
みも極限まで小さくすることが望まれるが、駆動用バッ
テリーやプリンタ部はその大きさが大体決まっている。
そのため、駆動用バッテリー等を装置に実装すると、装
置上部あるいは下部には殆ど余裕がなくなってしまう。
【0008】更に、上位装置へのデータ送信を行うため
のコネクタも実用上の理由から装置下部に設けられるこ
とが多い。そのために、メモリカードをHHTの上端あ
るいは下端から装置に装着することは、極限まで小型化
が図られた装置ではほぼ不可能となり、どうしても上・
下端からのメモリカード装着を行うよう構成すると、装
置の厚みが増大してしまうことになる。
のコネクタも実用上の理由から装置下部に設けられるこ
とが多い。そのために、メモリカードをHHTの上端あ
るいは下端から装置に装着することは、極限まで小型化
が図られた装置ではほぼ不可能となり、どうしても上・
下端からのメモリカード装着を行うよう構成すると、装
置の厚みが増大してしまうことになる。
【0009】一方、装置側面からメモリカードを装着す
ることも考えられる。しかし、メモリカードの長さも、
例えば各種規格などにより定められているため、HHT
装置の側面からメモリカードを装着する場合、装着され
たメモリカードが装置からはみ出さないようにするため
には、装置の幅をメモリカードの長さよりも大きなもの
としなくてはならない。そのため、装置の幅が大きくな
り、装置の小型化を達成することができない。
ることも考えられる。しかし、メモリカードの長さも、
例えば各種規格などにより定められているため、HHT
装置の側面からメモリカードを装着する場合、装着され
たメモリカードが装置からはみ出さないようにするため
には、装置の幅をメモリカードの長さよりも大きなもの
としなくてはならない。そのため、装置の幅が大きくな
り、装置の小型化を達成することができない。
【0010】メモリカードが装着される部分のみHHT
装置の幅を増して、その他の部分は幅を狭くすることも
可能であるが、装置筺体の特定部分だけが膨らんだ場
合、装置の使い勝手が悪くなり、また装置のデザイン上
もその自由度が小さくなってしまい、見てくれも悪くな
ってしまう。本発明は、電子機器の小型化を達成しなが
らメモリカードの装着を可能とする、メモリカード装着
機構を実現することを目的とする。
装置の幅を増して、その他の部分は幅を狭くすることも
可能であるが、装置筺体の特定部分だけが膨らんだ場
合、装置の使い勝手が悪くなり、また装置のデザイン上
もその自由度が小さくなってしまい、見てくれも悪くな
ってしまう。本発明は、電子機器の小型化を達成しなが
らメモリカードの装着を可能とする、メモリカード装着
機構を実現することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子機器の裏
面の一部を開閉可能とし、メモリカードを装置裏面より
装着したことを特徴とする。特に装置裏面の一端を固定
し、斜め方向に開閉することを特徴とする。更に、本発
明では、装置裏面の開閉に連動して、カードが装着され
るコネクタおよびメモリカードのガイド部が傾くように
構成したことを特徴とする。
面の一部を開閉可能とし、メモリカードを装置裏面より
装着したことを特徴とする。特に装置裏面の一端を固定
し、斜め方向に開閉することを特徴とする。更に、本発
明では、装置裏面の開閉に連動して、カードが装着され
るコネクタおよびメモリカードのガイド部が傾くように
構成したことを特徴とする。
【0012】
【作用】装置裏面、特に中央部の裏面は実装上最も余裕
がある。そこで、その部分を開閉可能とし、そこからメ
モリカードを装着することにより、メモリカード装着時
の問題点を解決することが可能となった。更に、装置裏
面の開閉に連動して傾くコネクタ/コネクタガイドを設
けることにより、装置裏面を開いた場合のメモリカード
の着脱が非常に容易になる。
がある。そこで、その部分を開閉可能とし、そこからメ
モリカードを装着することにより、メモリカード装着時
の問題点を解決することが可能となった。更に、装置裏
面の開閉に連動して傾くコネクタ/コネクタガイドを設
けることにより、装置裏面を開いた場合のメモリカード
の着脱が非常に容易になる。
【0013】
【実施例】図1及び図2は本発明の一実施例を示すもの
であり、それぞれHHT装置を裏面からみた図面であ
る。図1は蓋が閉じた状態を、図2は蓋が開いた状態を
それぞれ示す。図において、1はHHT装置本体、2は
HHT下面、3は蓋、4はコネクタホルダ、5はコネク
タガイド、6は蓋の固定軸、7はコネクタガイドの固定
軸である。以下図を用いて説明を行う。
であり、それぞれHHT装置を裏面からみた図面であ
る。図1は蓋が閉じた状態を、図2は蓋が開いた状態を
それぞれ示す。図において、1はHHT装置本体、2は
HHT下面、3は蓋、4はコネクタホルダ、5はコネク
タガイド、6は蓋の固定軸、7はコネクタガイドの固定
軸である。以下図を用いて説明を行う。
【0014】HHT装置1の筺体の裏面のほぼ中央部に
は、開閉自在な蓋3が設けられている。蓋3の一端に
は、装置筺体の固定部材24に係合されるつめ等が設け
られた係合部25が備えられている。装置筺体側の固定
部材24は図示しないが、係合部25のつめが係合され
る凹部が設けられている。また、蓋3の他端は、固定軸
6により装置筺体に対して回動可能に支持されている。
蓋3を開く場合には、係合部25の係合を解き、蓋3を
上方に持ち上げると、固定軸6を中心に回動する。蓋3
を閉じる場合には、蓋3をおしさげ、係合部25を装置
筺体の固定部材24に係合させることにより、蓋3が筺
体に対して固定される。
は、開閉自在な蓋3が設けられている。蓋3の一端に
は、装置筺体の固定部材24に係合されるつめ等が設け
られた係合部25が備えられている。装置筺体側の固定
部材24は図示しないが、係合部25のつめが係合され
る凹部が設けられている。また、蓋3の他端は、固定軸
6により装置筺体に対して回動可能に支持されている。
蓋3を開く場合には、係合部25の係合を解き、蓋3を
上方に持ち上げると、固定軸6を中心に回動する。蓋3
を閉じる場合には、蓋3をおしさげ、係合部25を装置
筺体の固定部材24に係合させることにより、蓋3が筺
体に対して固定される。
【0015】図3及び図4はHHT装置1の側面図であ
る。図3は蓋3が閉じた状態を、図4は蓋3が開いた状
態をそれぞれ示す。図中、8は駆動用バッテリーの取り
出し口を塞ぐ扉であり、軸(図中9)を中心に図上で上
方に開く。扉8が開くと、駆動用バッテリーが収納され
る開口部が現れる。また、10はプリンタ部に使用され
るロール紙が収納されるロール紙ホルダであり、11は
プリンタ部から排出される用紙である。また12はプリ
ンタ部の紙送り用のつまみである。
る。図3は蓋3が閉じた状態を、図4は蓋3が開いた状
態をそれぞれ示す。図中、8は駆動用バッテリーの取り
出し口を塞ぐ扉であり、軸(図中9)を中心に図上で上
方に開く。扉8が開くと、駆動用バッテリーが収納され
る開口部が現れる。また、10はプリンタ部に使用され
るロール紙が収納されるロール紙ホルダであり、11は
プリンタ部から排出される用紙である。また12はプリ
ンタ部の紙送り用のつまみである。
【0016】蓋3が閉じた状態では、蓋3の上面(図
中)はHHT装置裏面と面一となっている。図4に示さ
れるように、蓋3が開くとコネクタホルダ4と、コネク
タホルダ4の先端に取り付けられたコネクタガイド5と
が現れる。コネクタホルダ4内には、メモリカードが接
続されるコネクタ(図示せず)が納められている。ま
た、その先端部にはコネクタガイド5が取り付けられ
る。HHT装置1に装着されるメモリカードは、コネク
タガイド5によりコネクタまで案内される。
中)はHHT装置裏面と面一となっている。図4に示さ
れるように、蓋3が開くとコネクタホルダ4と、コネク
タホルダ4の先端に取り付けられたコネクタガイド5と
が現れる。コネクタホルダ4内には、メモリカードが接
続されるコネクタ(図示せず)が納められている。ま
た、その先端部にはコネクタガイド5が取り付けられ
る。HHT装置1に装着されるメモリカードは、コネク
タガイド5によりコネクタまで案内される。
【0017】コネクタホルダ4の一端には第一のピン7
が設けられ、係止部材16に嵌め合わされている。これ
によって、コネクタホルダ4は第一のピン7を支点に、
回動可能にHHT装置1の筺体に対して支持されてい
る。また、コネクタホルダ4には第二のピン17も設け
られている。第二のピン17は、蓋3に設けられた環状
部材18に嵌め合わされる。蓋3が開く場合には、第二
のピン17が環状部材18により引き上げられ、蓋3が
閉じる場合にはピン17が環状部材18により押し下げ
られる。そのために、蓋3の開閉に連動して、コネクタ
ホルダ4も上下動することができる。
が設けられ、係止部材16に嵌め合わされている。これ
によって、コネクタホルダ4は第一のピン7を支点に、
回動可能にHHT装置1の筺体に対して支持されてい
る。また、コネクタホルダ4には第二のピン17も設け
られている。第二のピン17は、蓋3に設けられた環状
部材18に嵌め合わされる。蓋3が開く場合には、第二
のピン17が環状部材18により引き上げられ、蓋3が
閉じる場合にはピン17が環状部材18により押し下げ
られる。そのために、蓋3の開閉に連動して、コネクタ
ホルダ4も上下動することができる。
【0018】なお、コネクタホルダ4の開きかたは、蓋
3の開きかたよりもその度合いが小さい。従って、図4
のように蓋3がいっぱいに開いた状態でも、コネクタホ
ルダ4は装置筺体と蓋3とのちょうど中間あたりに位置
する。そのため、メモリカードの着脱に装置筺体あるい
は蓋3が邪魔とならず、メモリカードの着脱を容易に行
うことができる。
3の開きかたよりもその度合いが小さい。従って、図4
のように蓋3がいっぱいに開いた状態でも、コネクタホ
ルダ4は装置筺体と蓋3とのちょうど中間あたりに位置
する。そのため、メモリカードの着脱に装置筺体あるい
は蓋3が邪魔とならず、メモリカードの着脱を容易に行
うことができる。
【0019】図5は、HHT装置の側面からみた断面図
である。図において、19は液晶ディスプレイユニット
である。また20はプリント基板であり、各種部品が実
装されるもの、21は駆動用バッテリー、22はプリン
タ部、23は上位装置へのデータ伝送を行いためのコネ
クタである。図5に示されるように、駆動用バッテリー
21は厚みがあり、HHT装置1の下部を大部分専有す
る。同様に、HHT装置1の下端にはコネクタ23が設
けられている。他方、HHT装置1の上端部にはプリン
タ部22が設けられている。プリンタ部22も厚みが大
きく、HHT装置1の上部の大部分を専有する。この図
からも明らかなように、HHT装置1の上部、下部には
メモリカードを装着する余裕はない。また、HHT装置
1の厚みは、プリンタ部22、駆動用バッテリー21に
より決定されてしまうこともわかる。逆に言えば、プリ
ンタ部22等が実装されていない部分には、ある程度の
余裕ができることになる。
である。図において、19は液晶ディスプレイユニット
である。また20はプリント基板であり、各種部品が実
装されるもの、21は駆動用バッテリー、22はプリン
タ部、23は上位装置へのデータ伝送を行いためのコネ
クタである。図5に示されるように、駆動用バッテリー
21は厚みがあり、HHT装置1の下部を大部分専有す
る。同様に、HHT装置1の下端にはコネクタ23が設
けられている。他方、HHT装置1の上端部にはプリン
タ部22が設けられている。プリンタ部22も厚みが大
きく、HHT装置1の上部の大部分を専有する。この図
からも明らかなように、HHT装置1の上部、下部には
メモリカードを装着する余裕はない。また、HHT装置
1の厚みは、プリンタ部22、駆動用バッテリー21に
より決定されてしまうこともわかる。逆に言えば、プリ
ンタ部22等が実装されていない部分には、ある程度の
余裕ができることになる。
【0020】装置中央部には液晶ディスプレィユニット
19、あるいはプリント基板20が設けられている。こ
れらの装置の厚みは、プリンタ部22あるいは駆動用バ
ッテリー21に比べて小さい。本実施例では、HHT装
置1の中央部が必要とする厚みが、プリンタ部22等に
より規定される厚みよりも小さいことに着目したもので
ある。
19、あるいはプリント基板20が設けられている。こ
れらの装置の厚みは、プリンタ部22あるいは駆動用バ
ッテリー21に比べて小さい。本実施例では、HHT装
置1の中央部が必要とする厚みが、プリンタ部22等に
より規定される厚みよりも小さいことに着目したもので
ある。
【0021】蓋3を閉じた状態でも、蓋3と装置底面2
6との間に空間ができるため、本実施例ではこの空間に
コネクタホルダ4を収納するようにしている。このよう
に、本来ならば無駄なスペースとなる部分を利用してメ
モリカードの装着を行うために、本実施例ではHHT装
置1の幅あるいは厚みを増大させることがない。なお、
図5をみると、前述したように蓋3の固定軸6とコネク
タホルダ4の固定軸7との取り付け位置がずれているこ
とがわかる。
6との間に空間ができるため、本実施例ではこの空間に
コネクタホルダ4を収納するようにしている。このよう
に、本来ならば無駄なスペースとなる部分を利用してメ
モリカードの装着を行うために、本実施例ではHHT装
置1の幅あるいは厚みを増大させることがない。なお、
図5をみると、前述したように蓋3の固定軸6とコネク
タホルダ4の固定軸7との取り付け位置がずれているこ
とがわかる。
【0022】図6はHHT装置1を上面からみた断面図
である。図中、27は装置筺体の下部カバーである。図
6からわかる通り、蓋3はその断面形状がコの字形をし
ている。この図からも、装置底面と蓋3との間の空間
に、コネクタホルダ4がうまく収納されていることがわ
かる。本実施例はHHTを例にとり説明したが、この他
の電子機器についても同様にしてメモリカードの装着を
行うことが可能であり、本発明は本実施例の記載内容に
限定されるものではないことは言うまでもない。
である。図中、27は装置筺体の下部カバーである。図
6からわかる通り、蓋3はその断面形状がコの字形をし
ている。この図からも、装置底面と蓋3との間の空間
に、コネクタホルダ4がうまく収納されていることがわ
かる。本実施例はHHTを例にとり説明したが、この他
の電子機器についても同様にしてメモリカードの装着を
行うことが可能であり、本発明は本実施例の記載内容に
限定されるものではないことは言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器へのメモリカ
ードの装着を、電子機器の厚み、あるいは幅を増すこと
なく行うことが可能となる。そのために、電子機器の更
なる小型化を達成することができる。また、装着された
メモリカードは蓋により装置内に完全に収納される。そ
のため、メモリカードが装置よりはみ出すことがなくな
り、また誤って使用中のメモリカードを排出させてしま
うというような事故の無くすことができる。
ードの装着を、電子機器の厚み、あるいは幅を増すこと
なく行うことが可能となる。そのために、電子機器の更
なる小型化を達成することができる。また、装着された
メモリカードは蓋により装置内に完全に収納される。そ
のため、メモリカードが装置よりはみ出すことがなくな
り、また誤って使用中のメモリカードを排出させてしま
うというような事故の無くすことができる。
【0024】更に、メモリカードが装着されるコネクタ
部の角度を、蓋の開閉と連動して変え、特に蓋の開きか
たとコネクタ部の開きかたとを異ならせているため、メ
モリカードの装置への装着の操作性を向上させることが
可能となる。
部の角度を、蓋の開閉と連動して変え、特に蓋の開きか
たとコネクタ部の開きかたとを異ならせているため、メ
モリカードの装置への装着の操作性を向上させることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図面であり、HHT装
置を裏面からみた図面である。
置を裏面からみた図面である。
【図2】本発明の一実施例を示す図面であり、HHT装
置裏面の蓋を開いた状態を示す図面である。
置裏面の蓋を開いた状態を示す図面である。
【図3】本発明の一実施例を示す図面であり、HHT装
置を側面からみた図面である。
置を側面からみた図面である。
【図4】本発明の一実施例を示す図面であり、HHT装
置の裏面を開いた状態を側面からみた図面である。
置の裏面を開いた状態を側面からみた図面である。
【図5】本発明の一実施例を示す図面であり、HHT装
置の側面断面図である。
置の側面断面図である。
【図6】本発明の一実施例を示す図面であり、HHT装
置の正面断面図である。
置の正面断面図である。
【図7】HHT装置の外観を示す図面である。
図において、 1・・・ハンドヘルドターミナル 3・・・蓋 4・・・コネクタホルダ 6・・・蓋の固定軸 7・・・コネクタホルダの固定軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井浦 昭彦 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 村田 明男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山本 伸治 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 佐藤 誠 東京都稲城市矢野口1776番地 富士通機電 株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】外部記憶素子としてメモリカードを用いる
電子機器のメモリカード装着機構において、 装置裏面に設けられた開閉自在な蓋3と、 前記蓋3と装置筺体24との間の空間に設けられ、前記
メモリカードが装着されるコネクタ部4と、 を備えたことを特徴とするメモリカード装着機構。 - 【請求項2】請求項1に記載のメモリカード装着機構に
おいて、 前記蓋3はその一端を、装置1の筺体に対して回動可能
に支持されてなるとともに、 前記コネクタ部4は、前記蓋3の開閉に連動してその角
度が変えられることを特徴とする、メモリカード装着機
構。 - 【請求項3】請求項2記載のメモリカード装着機構にお
いて、 前記コネクタ部4の開いた角度が、前記蓋3の開いた角
度よりも小さくされていることを特徴とする、メモリカ
ード装着機構。
Priority Applications (15)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304836A JPH07134725A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | メモリカード装着機構 |
US08/333,559 US5661634A (en) | 1993-11-09 | 1994-10-31 | Information processing system using portable terminal unit and data communication adapter therefor |
EP00203125A EP1054317B8 (en) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | A device for use with a portable terminal unit in an information processing system |
DE69432768T DE69432768T2 (de) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | Tragbares Endgerät für ein Informationsverarbeitungssystem |
EP00203126A EP1058203B8 (en) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | A portable terminal unit for use in an information processing system |
DE69432767T DE69432767T2 (de) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | Datenübertragungsadapter |
DE69432723T DE69432723T2 (de) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | Tragbarer Terminal für ein Informationsverarbeitungssystem und Datenübertragungsadapter dafür |
EP00203124A EP1056033B8 (en) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | A portable terminal unit for use in an information processing system and data communication adaptor therefor |
DE69432766T DE69432766T2 (de) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | Vorrichtung für einen tragbaren Terminal in einen Datenverarbeitungssystem |
EP94402489A EP0656600A3 (en) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | An information processing system using portable terminal unit and data communication adapter therefor |
EP00203127A EP1056034B8 (en) | 1993-11-09 | 1994-11-04 | A data communication adaptor |
US08/862,450 US5960208A (en) | 1993-11-09 | 1997-05-23 | Data communication adapter for selectively supplying power to a communication control circuit or a portable terminal unit |
US08/862,700 US5983290A (en) | 1993-11-09 | 1997-05-23 | Information processing system using portable terminal unit and data communication adapter therefor |
US08/862,711 US5854737A (en) | 1993-11-09 | 1997-05-23 | Information processing system using portable terminal unit and data communication adapter having biased connector |
US08/862,694 US6163268A (en) | 1993-11-09 | 1997-05-23 | Information processing system using portable terminal unit and data communication adapter therefor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5304836A JPH07134725A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | メモリカード装着機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134725A true JPH07134725A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17937852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5304836A Pending JPH07134725A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | メモリカード装着機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07134725A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100422017B1 (ko) * | 2001-11-20 | 2004-03-11 | 삼성전자주식회사 | 출몰식 커넥터를 갖는 피디에이 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6182281A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-25 | Toshiba Eng Co Ltd | 外部記憶装置へのデータ入力を可能としたポータブル型データ端末装置 |
JPH0321949A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Konica Corp | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
JPH05205462A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-13 | Sony Corp | 電子機器のメモリーカード着脱装置 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP5304836A patent/JPH07134725A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6182281A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-04-25 | Toshiba Eng Co Ltd | 外部記憶装置へのデータ入力を可能としたポータブル型データ端末装置 |
JPH0321949A (ja) * | 1989-06-19 | 1991-01-30 | Konica Corp | ハロゲン化銀カラー写真感光材料 |
JPH05205462A (ja) * | 1992-01-28 | 1993-08-13 | Sony Corp | 電子機器のメモリーカード着脱装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100422017B1 (ko) * | 2001-11-20 | 2004-03-11 | 삼성전자주식회사 | 출몰식 커넥터를 갖는 피디에이 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980203 |