JPH07134693A - アプリケーション連携装置 - Google Patents
アプリケーション連携装置Info
- Publication number
- JPH07134693A JPH07134693A JP28082493A JP28082493A JPH07134693A JP H07134693 A JPH07134693 A JP H07134693A JP 28082493 A JP28082493 A JP 28082493A JP 28082493 A JP28082493 A JP 28082493A JP H07134693 A JPH07134693 A JP H07134693A
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- JP
- Japan
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- application
- data
- type
- cooperation
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 アプリケーション間で交換されるデータの型
の柔軟性と、データ交換の際にはエンドユーザーに最小
の手間だけしか求めない形のアプリケーション連携を提
供することを目的とする。 【構成】 アプリケーションマネージャー1はアプリケ
ーションテーブル2を内部に持ち、アプリケーション連
携手段5によるテーブルへのアクセスを処理する。テー
ブルはアプリケーションのユーザーが認識できる名前と
計算機システムが識別できる識別子を要素として持ち、
連携相手をユーザーが入力した名前から実際に処理する
際の識別子への変換に利用される。データユーティリテ
ィ6は、アプリケーション連携手段において型変換が必
要となった時に自動的に呼び出され型変換を行う。
の柔軟性と、データ交換の際にはエンドユーザーに最小
の手間だけしか求めない形のアプリケーション連携を提
供することを目的とする。 【構成】 アプリケーションマネージャー1はアプリケ
ーションテーブル2を内部に持ち、アプリケーション連
携手段5によるテーブルへのアクセスを処理する。テー
ブルはアプリケーションのユーザーが認識できる名前と
計算機システムが識別できる識別子を要素として持ち、
連携相手をユーザーが入力した名前から実際に処理する
際の識別子への変換に利用される。データユーティリテ
ィ6は、アプリケーション連携手段において型変換が必
要となった時に自動的に呼び出され型変換を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システム上で複
数のアプリケーション間のデータの交換に関わるアプリ
ケーション連携装置に関するものである。
数のアプリケーション間のデータの交換に関わるアプリ
ケーション連携装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、計算機システムの発展において、
複数のアプリケーションを同時に動作させることができ
るようになった。また、エンドユーザーに対する計算機
インターフェースの発展にも伴って、ディスプレイ上に
複数のウィンドと呼ばれる、端末機能やアプリケーショ
ン機能を同時に表示し、あたかもユーザーが複数のアプ
リケーションを並列に扱っているような状況をつくり出
せるようになってきた。
複数のアプリケーションを同時に動作させることができ
るようになった。また、エンドユーザーに対する計算機
インターフェースの発展にも伴って、ディスプレイ上に
複数のウィンドと呼ばれる、端末機能やアプリケーショ
ン機能を同時に表示し、あたかもユーザーが複数のアプ
リケーションを並列に扱っているような状況をつくり出
せるようになってきた。
【0003】また、いろいろな種類のアプリケーション
が開発され、それらのアプリケーションも多くの種類の
データを扱えるようになり、時には別々のアプリケーシ
ョンが同じ型のデータを扱うこともある。
が開発され、それらのアプリケーションも多くの種類の
データを扱えるようになり、時には別々のアプリケーシ
ョンが同じ型のデータを扱うこともある。
【0004】このような状況において、1つのディスプ
レイ上に同時に存在す複数のアプリケーション管でのデ
ータ交換によるアプリケーション連携の要求が高まって
いる。
レイ上に同時に存在す複数のアプリケーション管でのデ
ータ交換によるアプリケーション連携の要求が高まって
いる。
【0005】その1つの実現方法として一般に浸透して
いるのは、ディスプレイに表示されているデータの一部
を切取り、他のアプリケーションの指定された部分に張
り付けるマウス等によるカットアンドペースト方式やフ
ァイルという単位でのデータをデータ交換尾対象とした
ドラッグアンドドロップ方式である。
いるのは、ディスプレイに表示されているデータの一部
を切取り、他のアプリケーションの指定された部分に張
り付けるマウス等によるカットアンドペースト方式やフ
ァイルという単位でのデータをデータ交換尾対象とした
ドラッグアンドドロップ方式である。
【0006】第3図はカットアンドペーストの具体的実
現例、第4図においてドラッグアンドドロップの具体的
実現例を示す。
現例、第4図においてドラッグアンドドロップの具体的
実現例を示す。
【0007】まず、第3図においては、31はマウスに
よって選択された領域を示し、32はマウスの移動、3
3は選択された領域が張り付けられた部分を示す。この
手法では、あるアプリケーションにおいてディスプレイ
に表示されている部分のデータを他のアプリケーション
においてディスプレイに表示されている指定した場所に
転送することができる。
よって選択された領域を示し、32はマウスの移動、3
3は選択された領域が張り付けられた部分を示す。この
手法では、あるアプリケーションにおいてディスプレイ
に表示されている部分のデータを他のアプリケーション
においてディスプレイに表示されている指定した場所に
転送することができる。
【0008】また、第4図においては、41は複数のフ
ァイルを含むホルダーの表示ウィンド、42はファイル
を1つの処理単位として動作する目的アプリケーショ
ン、43は目的アプリケーションに転送しようとしてい
るファイル、44はファイルを掴んだ(ドラッグ)後、
目的アプリケーションを示すディスプレイの目印の上に
落そう(ドロップ)としてファイルを移動させている状
態を示す。この手法では、ファイルを1つの操作単位と
したデータ交換が実現できる。
ァイルを含むホルダーの表示ウィンド、42はファイル
を1つの処理単位として動作する目的アプリケーショ
ン、43は目的アプリケーションに転送しようとしてい
るファイル、44はファイルを掴んだ(ドラッグ)後、
目的アプリケーションを示すディスプレイの目印の上に
落そう(ドロップ)としてファイルを移動させている状
態を示す。この手法では、ファイルを1つの操作単位と
したデータ交換が実現できる。
【0009】別の実現方法として、ウィンド間連携にお
けるデータ連携方式(特開昭62−243030号)が
ある。この手法では、あるアプリケーションで生成され
たデータをウィンド管理部における会話的処理を利用し
て別のアプリケーションのデータとして利用するデータ
連携方式である。
けるデータ連携方式(特開昭62−243030号)が
ある。この手法では、あるアプリケーションで生成され
たデータをウィンド管理部における会話的処理を利用し
て別のアプリケーションのデータとして利用するデータ
連携方式である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の方法で
はいくつかの問題があった。まず、カットアンドペース
トの方式では、切り取りたい領域も、張り付けたい位置
もディスプレー上で表示されていなければいけないとい
う点がある。また交換するデータの型は完全に一致して
いなけばならず、実際には単なる文字配列のみが扱える
対象である場合がほとんどである。
はいくつかの問題があった。まず、カットアンドペース
トの方式では、切り取りたい領域も、張り付けたい位置
もディスプレー上で表示されていなければいけないとい
う点がある。また交換するデータの型は完全に一致して
いなけばならず、実際には単なる文字配列のみが扱える
対象である場合がほとんどである。
【0011】次に、ドラッグアンドドロップ方式では、
処理単位がファイルであるため、アプリケーションはフ
ァイルという単位を用いて出来ているものではなければ
ならず別の形態での使用を目的とする場合には利用でき
ない。また、データを全体に対する部分として扱うこと
もできず柔軟性がない。
処理単位がファイルであるため、アプリケーションはフ
ァイルという単位を用いて出来ているものではなければ
ならず別の形態での使用を目的とする場合には利用でき
ない。また、データを全体に対する部分として扱うこと
もできず柔軟性がない。
【0012】さらに、特開昭62−243030号のウ
ィンド間連携におけるデータ連携方式では、データ交換
においては会話的手段を用いて、対象アプリケーション
やデータ型をエンドユーザーが会話処理において明示的
に指定しなければいけなかったため、エンドユーザーに
とって操作が繁雑であるという問題があった。
ィンド間連携におけるデータ連携方式では、データ交換
においては会話的手段を用いて、対象アプリケーション
やデータ型をエンドユーザーが会話処理において明示的
に指定しなければいけなかったため、エンドユーザーに
とって操作が繁雑であるという問題があった。
【0013】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、アプリケーション間で交換されるデータの型の柔軟
性と、データ交換の際にはエンドユーザーに最小の手間
だけしか求めない形のアプリケーション連携装置を提供
することを目的とする。
で、アプリケーション間で交換されるデータの型の柔軟
性と、データ交換の際にはエンドユーザーに最小の手間
だけしか求めない形のアプリケーション連携装置を提供
することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のアプリケーション連携装置は、アプリケー
ションを管理するアプリケーションマネージャーと、ア
プリケーションがアプリケーション連携のために使用す
アプリケーション連携手段と、アプリケーション間で交
換されるデータのデータ型についての処理を扱う手段で
あるデータユーティリティとを備え、アプリケーション
マネージャーの要素としてエンドユーザーが認識できる
アプリケーションを示すアプリケーションの名前と計算
機システムがデータの交換を行なうために必要なアプリ
ケーションの識別子からなるアプリケーション管理テー
ブルを有する構成となっている。
に、本発明のアプリケーション連携装置は、アプリケー
ションを管理するアプリケーションマネージャーと、ア
プリケーションがアプリケーション連携のために使用す
アプリケーション連携手段と、アプリケーション間で交
換されるデータのデータ型についての処理を扱う手段で
あるデータユーティリティとを備え、アプリケーション
マネージャーの要素としてエンドユーザーが認識できる
アプリケーションを示すアプリケーションの名前と計算
機システムがデータの交換を行なうために必要なアプリ
ケーションの識別子からなるアプリケーション管理テー
ブルを有する構成となっている。
【0015】
【作用】この構成によって、計算機システム上で複数の
アプリケーション間のデータの交換に関わるアプリケー
ション連携処理において、アプリケーションがアプリケ
ーション連携のために使用するアプリケーション連携手
段によって希望するデータ型を指定でき、交換されるデ
ータの型が希望するデータ型と異なる場合は、データユ
ーティリティによって自動的にデータ型の変換が行なわ
れ、エンドユーザーがデータ型を指定しなければいけな
い煩わしさから解放される。
アプリケーション間のデータの交換に関わるアプリケー
ション連携処理において、アプリケーションがアプリケ
ーション連携のために使用するアプリケーション連携手
段によって希望するデータ型を指定でき、交換されるデ
ータの型が希望するデータ型と異なる場合は、データユ
ーティリティによって自動的にデータ型の変換が行なわ
れ、エンドユーザーがデータ型を指定しなければいけな
い煩わしさから解放される。
【0016】また、アプリケーション管理テーブルを有
するアプリケーションマネージャーによりデータ交換希
望相手のアプリケーションをエンドユーザーが認識でき
る名前によって指定することができるため非常に使いや
すいものとなる。
するアプリケーションマネージャーによりデータ交換希
望相手のアプリケーションをエンドユーザーが認識でき
る名前によって指定することができるため非常に使いや
すいものとなる。
【0017】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって詳述す
る。図1は本発明の一実施例を摸式的に示した図で、図
2は本発明によるアプリケーション連携を説明する図で
ある。
る。図1は本発明の一実施例を摸式的に示した図で、図
2は本発明によるアプリケーション連携を説明する図で
ある。
【0018】図1において、1は、アプリケーションを
管理するアプリケーションマネージャーであり、2はア
プリケーション管理テーブル、3は交換データを受信す
る側のアプリケーション、4は他の交換データを送信す
る側のアプリケーション、5はアプリケーションがアプ
リケーション連携のために使用するアプリケーション連
携手段、6はアプリケーション間で交換されるデータの
データ型についての処理を扱う手段であるデータユーテ
ィリティ、7は実際に交換されるデータである。
管理するアプリケーションマネージャーであり、2はア
プリケーション管理テーブル、3は交換データを受信す
る側のアプリケーション、4は他の交換データを送信す
る側のアプリケーション、5はアプリケーションがアプ
リケーション連携のために使用するアプリケーション連
携手段、6はアプリケーション間で交換されるデータの
データ型についての処理を扱う手段であるデータユーテ
ィリティ、7は実際に交換されるデータである。
【0019】データユーティリティ6は、あらかじめ定
義されているデータ型に従ってデータ型を管理してお
り、データ型の変換要求などに対処する。また、アプリ
ケーションマネージャー1はアプリケーションのエンド
ユーザが認識する名前と計算機システムがデータの交換
を行なうために必要なアプリケーションの識別子を持つ
アプリケーション管理テーブルを有している。さらに、
アプリケーション連携手段5においては、送信受信要求
の対象データの型を設定することができ、データ型が希
望の型と異なっている場合には、データユーティリティ
において自動的に変換される。
義されているデータ型に従ってデータ型を管理してお
り、データ型の変換要求などに対処する。また、アプリ
ケーションマネージャー1はアプリケーションのエンド
ユーザが認識する名前と計算機システムがデータの交換
を行なうために必要なアプリケーションの識別子を持つ
アプリケーション管理テーブルを有している。さらに、
アプリケーション連携手段5においては、送信受信要求
の対象データの型を設定することができ、データ型が希
望の型と異なっている場合には、データユーティリティ
において自動的に変換される。
【0020】アプリケーションを管理するアプリケーシ
ョンマネージャー(1)は、アプリケーション管理テー
ブル(2)を内部に持ち、アプリケーション連携手段
(5)による、アプリケーション管理テーブルへのアク
セスを処理する。アプリケーション管理テーブル(2)
は、その要素としてエンドユーザーが認識できるアプリ
ケーションを示すアプリケーションの名前と、計算機シ
ステムがデータの交換を行なうために必要なアプリケー
ションの識別子からなる。たとえば、アプリケーション
連携手段が、あるアプリケーション名前から計算機が識
別する識別子の番号を要求した場合には、アプリケーシ
ョンマネージャーが要求されている名前をアプリケーシ
ョン管理テーブルの名前の欄から探し、それに対応する
識別子をアプリケーション連携手段に教える。また逆
に、アプリケーションの識別子からその名前を知りたい
という要求に対しては、テーブルの識別子の欄を検索し
該当するアプリケーション識別子を持つアプリケーショ
ンの名前を教える。
ョンマネージャー(1)は、アプリケーション管理テー
ブル(2)を内部に持ち、アプリケーション連携手段
(5)による、アプリケーション管理テーブルへのアク
セスを処理する。アプリケーション管理テーブル(2)
は、その要素としてエンドユーザーが認識できるアプリ
ケーションを示すアプリケーションの名前と、計算機シ
ステムがデータの交換を行なうために必要なアプリケー
ションの識別子からなる。たとえば、アプリケーション
連携手段が、あるアプリケーション名前から計算機が識
別する識別子の番号を要求した場合には、アプリケーシ
ョンマネージャーが要求されている名前をアプリケーシ
ョン管理テーブルの名前の欄から探し、それに対応する
識別子をアプリケーション連携手段に教える。また逆
に、アプリケーションの識別子からその名前を知りたい
という要求に対しては、テーブルの識別子の欄を検索し
該当するアプリケーション識別子を持つアプリケーショ
ンの名前を教える。
【0021】アプリケーションがアプリケーション連携
のために使用するアプリケーション連携手段(5)は実
際にデータを交換する際に、アプリケーションからのデ
ータ送信受信要求を受け付け、アプリケーションマネー
ジャーに計算機システムが認識できる識別子を受取り、
該当するアプリケーションとデータ交換のためのパスを
つなげ、データの送信受信を行なう。この時、要求デー
タ型が実際のデータのデータ型と異なる場合にはデータ
ユーティリティに対し、データのデータ型変換の依頼を
行ない変換されたデータを送り先のアプリケーションに
渡す。
のために使用するアプリケーション連携手段(5)は実
際にデータを交換する際に、アプリケーションからのデ
ータ送信受信要求を受け付け、アプリケーションマネー
ジャーに計算機システムが認識できる識別子を受取り、
該当するアプリケーションとデータ交換のためのパスを
つなげ、データの送信受信を行なう。この時、要求デー
タ型が実際のデータのデータ型と異なる場合にはデータ
ユーティリティに対し、データのデータ型変換の依頼を
行ない変換されたデータを送り先のアプリケーションに
渡す。
【0022】アプリケーションは、データの送信要求、
受信要求の2種類の要求ができる。まず、送信要求はあ
るアプリケーションが他のアプリケーションに対してデ
ータの送信を要求する。この時、送信相手のアプリケー
ションは名前で指定し、相手のアプリケーションに取り
込まれる時のデータのデータ型を指定することができ
る。また、受信要求はあるアプリケーションが他のアプ
リケーションに対してそのアプリケーションが所有する
データの自分に対する送信を要求する。この時、自分が
データを取り込む時のデータの型を指定することができ
る。
受信要求の2種類の要求ができる。まず、送信要求はあ
るアプリケーションが他のアプリケーションに対してデ
ータの送信を要求する。この時、送信相手のアプリケー
ションは名前で指定し、相手のアプリケーションに取り
込まれる時のデータのデータ型を指定することができ
る。また、受信要求はあるアプリケーションが他のアプ
リケーションに対してそのアプリケーションが所有する
データの自分に対する送信を要求する。この時、自分が
データを取り込む時のデータの型を指定することができ
る。
【0023】アプリケーション間で交換されるデータの
データ型についての処理を扱う手段であるデータユーテ
ィリティ(6)はデータ型の変換を行なう。これは、ア
プリケーション連携手段において型変更が必要となった
時に、呼び出され、型変換を行なう。
データ型についての処理を扱う手段であるデータユーテ
ィリティ(6)はデータ型の変換を行なう。これは、ア
プリケーション連携手段において型変更が必要となった
時に、呼び出され、型変換を行なう。
【0024】交換されるデータ(7)はアプリケーショ
ン連携手段で処理されるが、この時、データのデータ型
変換が必要ない場合は、送信側アプリケーション(4)
から受信側アプリケーション(3)へ直接送られるが、
型変換が必要な場合には送信側アプリケーションからア
プリケーション連携手段にデータが渡された後、データ
ユーティリティにデータの型変換が依頼され、そこで型
変換されたデータが受信側アプリケーションに送られ
る。
ン連携手段で処理されるが、この時、データのデータ型
変換が必要ない場合は、送信側アプリケーション(4)
から受信側アプリケーション(3)へ直接送られるが、
型変換が必要な場合には送信側アプリケーションからア
プリケーション連携手段にデータが渡された後、データ
ユーティリティにデータの型変換が依頼され、そこで型
変換されたデータが受信側アプリケーションに送られ
る。
【0025】次に、図2を参照しながら、あるアプリケ
ーションが他のアプリケーションからのデータ転送を要
求し、データ型の変換も含めた動作をアプリケーション
連携の1つの具体例として説明する。
ーションが他のアプリケーションからのデータ転送を要
求し、データ型の変換も含めた動作をアプリケーション
連携の1つの具体例として説明する。
【0026】ここでは、名前が「アプリA」というある
アプリケーションが別のアプリケーション「アプリB」
の持つデータを、「型α」というデータ型で取り込みた
いものとする。ただし、「アプリB」において該当デー
タは「型β」というデータ型で存在しているものとす
る。
アプリケーションが別のアプリケーション「アプリB」
の持つデータを、「型α」というデータ型で取り込みた
いものとする。ただし、「アプリB」において該当デー
タは「型β」というデータ型で存在しているものとす
る。
【0027】まず、「アプリA」は、アプリケーション
連携手段に対して『「アプリB」からデータを「型α」
という形で取り込みたい』という要求を送る。この、エ
ンドユーザーが行うことは、アプリBからデータを取り
込みたいということだけであり、相手アプリの指定もユ
ーザーが認識できる「アプリB「と言う名前であるの
で、エンドユーザーに取って便利である。
連携手段に対して『「アプリB」からデータを「型α」
という形で取り込みたい』という要求を送る。この、エ
ンドユーザーが行うことは、アプリBからデータを取り
込みたいということだけであり、相手アプリの指定もユ
ーザーが認識できる「アプリB「と言う名前であるの
で、エンドユーザーに取って便利である。
【0028】この要求をアプリケーション連携手段が受
け取ると、アプリケーション連携手段は、アプリケーシ
ョンマネージャに対して「アプリB」という名前で登録
されているアプリケーションの識別子要求する(図2
(ア))。
け取ると、アプリケーション連携手段は、アプリケーシ
ョンマネージャに対して「アプリB」という名前で登録
されているアプリケーションの識別子要求する(図2
(ア))。
【0029】すると、アプリケーションマネージャは、
アプリケーション管理テーブルを検索して、「アプリ
B」という名前で登録されているアプリケーションを探
す。このアプリケーションがアプリケーション管理テー
ブルにあったならば、そのテーブルの「アプリB」に対
応する欄に書いてある識別子の番号を調べ、アプリケー
ション連携手段に知らせる(図2(イ))。
アプリケーション管理テーブルを検索して、「アプリ
B」という名前で登録されているアプリケーションを探
す。このアプリケーションがアプリケーション管理テー
ブルにあったならば、そのテーブルの「アプリB」に対
応する欄に書いてある識別子の番号を調べ、アプリケー
ション連携手段に知らせる(図2(イ))。
【0030】アプリケーション連携手段は識別子を受け
取ったならば、その識別子に該当するアプリケーション
を見つけだし、そのアプリケーションとコネクションを
張る(図2(ウ))。
取ったならば、その識別子に該当するアプリケーション
を見つけだし、そのアプリケーションとコネクションを
張る(図2(ウ))。
【0031】そして、「アプリB」に対し、要求されて
いるデータの受渡しを要求し、そのデータをアプリケー
ション連携手段の中に取り込む(図2(エ))。
いるデータの受渡しを要求し、そのデータをアプリケー
ション連携手段の中に取り込む(図2(エ))。
【0032】アプリケーション連携手段はそのデータの
型を調べる。この例では、データの型は「型β」である
ので、受渡しの要求されているデータ型「型α」とは異
なっている。そこで、アプリケーション連携手段は、デ
ータユーティリティに対しこのデータをわたし、データ
の型を「型β」から「型α」に変換するように要求する
(図2(オ))。
型を調べる。この例では、データの型は「型β」である
ので、受渡しの要求されているデータ型「型α」とは異
なっている。そこで、アプリケーション連携手段は、デ
ータユーティリティに対しこのデータをわたし、データ
の型を「型β」から「型α」に変換するように要求する
(図2(オ))。
【0033】データユーティリティはデータを受け取
り、そのデータを「型β」から「型α」に変換可能な
ら、そのように変換を行い、変換されたデータをアプリ
ケーション連携手段に返す(図2(カ))。そして、その
データを「アプリA」に渡し、データの交換を終了す
る。
り、そのデータを「型β」から「型α」に変換可能な
ら、そのように変換を行い、変換されたデータをアプリ
ケーション連携手段に返す(図2(カ))。そして、その
データを「アプリA」に渡し、データの交換を終了す
る。
【0034】以上のように、本実施例によればエンドユ
ーザーは簡単な名前でかつ、データ型を指定せづ連携処
理をすることが可能となる。
ーザーは簡単な名前でかつ、データ型を指定せづ連携処
理をすることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、計算機システム
上で複数のアプリケーション間のデータの交換に関わる
アプリケーション連携処理において、アプリケーション
管理テーブルを有してアプリケーションを管理するアプ
リケーションマネージャーと、アプリケーションがアプ
リケーション連携のために使用するアプリケーション連
携手段と、アプリケーション間で交換されるデータのデ
ータ型についての処理を扱う手段であるデータユーティ
リティとを設けることにより、アプリケーション連携手
段において交換したいデータのデータ型を指定でき、交
換されるデータの型が希望するデータ型と異なる場合
は、データユーティリティによって自動的にデータ型の
変換が行なわれ、エンドユーザーがデータ型を指定しな
ければいけない煩わしさから解放される。
上で複数のアプリケーション間のデータの交換に関わる
アプリケーション連携処理において、アプリケーション
管理テーブルを有してアプリケーションを管理するアプ
リケーションマネージャーと、アプリケーションがアプ
リケーション連携のために使用するアプリケーション連
携手段と、アプリケーション間で交換されるデータのデ
ータ型についての処理を扱う手段であるデータユーティ
リティとを設けることにより、アプリケーション連携手
段において交換したいデータのデータ型を指定でき、交
換されるデータの型が希望するデータ型と異なる場合
は、データユーティリティによって自動的にデータ型の
変換が行なわれ、エンドユーザーがデータ型を指定しな
ければいけない煩わしさから解放される。
【0036】また、アプリケーション管理テーブルを有
するアプリケーションマネージャーによりデータ交換希
望相手のアプリケーションをエンドユーザーが認識でき
る名前によって指定することができるため優れたアプリ
ケーション連携が実現できるものである。
するアプリケーションマネージャーによりデータ交換希
望相手のアプリケーションをエンドユーザーが認識でき
る名前によって指定することができるため優れたアプリ
ケーション連携が実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例におけるアプリケーション連
携装置の摸式図
携装置の摸式図
【図2】本発明の一実施例におけるアプリケーション連
携動作を示す概念図
携動作を示す概念図
【図3】従来技術におけるカットアンドペーストの実現
図
図
【図4】従来技術におけるドラッグアンドドロップの実
現図
現図
1 アプリケーションマネージャー 2 アプリケーション管理テーブル 3 アプリケーション 4 アプリケーション 5 アプリケーション連携手段 6 データユーティリティ 7 データ 31 領域 32 マウス移動 41 表示ウィンド 42 アプリケーション 43 ファイル
Claims (2)
- 【請求項1】 アプリケーションを管理するアプリケー
ションマネージャーと、アプリケーションがアプリケー
ション連携のために使用すアプリケーション連携手段と
を備え、前記アプリケーションマネージャーがエンドユ
ーザーがアプリケーションを認識するためのアプリケー
ション名と計算機システムがアプリケーションを識別す
るための識別子からなるアプリケーション管理テーブル
を有し、連結を要求するアプリケーションから指定され
た連結先のアプリケーション名に対応する識別子を返
し、前記アプリケーション連携手段が前記識別子で特定
されるアプリケーションと連結を要求するアプリケーシ
ョンとの連結を行うアプリケーション連携装置。 - 【請求項2】 アプリケーション間で交換されるデータ
の型変換を行うデータユーティリティを備え、データ連
結手段がアプリケーションから指定されたデータ型に基
づき前記データユーティリティにデータ変換を指示する
ことを特徴とする請求項1記載のアプリケーション連携
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28082493A JPH07134693A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | アプリケーション連携装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28082493A JPH07134693A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | アプリケーション連携装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134693A true JPH07134693A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17630498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28082493A Pending JPH07134693A (ja) | 1993-11-10 | 1993-11-10 | アプリケーション連携装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07134693A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998019235A1 (fr) * | 1996-10-29 | 1998-05-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Systeme de liaison de logiciels pour processeur d'informations |
US6954932B2 (en) | 2000-05-30 | 2005-10-11 | Hitachi, Ltd. | Program control system and program control method |
JP2009110245A (ja) * | 2007-10-30 | 2009-05-21 | Yamatake Corp | 情報連携ウィンドウシステムおよびプログラム |
JP2010257104A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Ntt Docomo Inc | 通信端末及びコンテンツ変換方法 |
JP2011514596A (ja) * | 2008-02-25 | 2011-05-06 | マイクロソフト コーポレーション | 公称的に互換性のない型を効率的に相関させること |
JP2014530397A (ja) * | 2011-09-12 | 2014-11-17 | マイクロソフト コーポレーション | アプリケーションとしてのデバイスの提示 |
-
1993
- 1993-11-10 JP JP28082493A patent/JPH07134693A/ja active Pending
Cited By (10)
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