JPH07134678A - Ram保護装置 - Google Patents
Ram保護装置Info
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- JPH07134678A JPH07134678A JP116694A JP116694A JPH07134678A JP H07134678 A JPH07134678 A JP H07134678A JP 116694 A JP116694 A JP 116694A JP 116694 A JP116694 A JP 116694A JP H07134678 A JPH07134678 A JP H07134678A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F12/00—Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
- G06F12/14—Protection against unauthorised use of memory or access to memory
- G06F12/1416—Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights
- G06F12/1425—Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights the protection being physical, e.g. cell, word, block
- G06F12/1441—Protection against unauthorised use of memory or access to memory by checking the object accessibility, e.g. type of access defined by the memory independently of subject rights the protection being physical, e.g. cell, word, block for a range
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 郵便料金プリントシステムのメモリ装置内の
重要なデータを保護する装置及び方法を提供する。 【構成】 データ保護装置は、チップ選択ロジックと、
保護回路と、1つ以上のメモリ装置とを備えている。チ
ップ選択ロジックは、保護されたメモリがアドレスされ
たときに2つ以上の選択信号が発生するように設計され
る。このように、保護されたメモリエリアは1つ以上の
メモリ装置の全部又は一部分を包含する。付加的な選択
信号が保護回路によって処理され、この保護回路は、プ
ロセッサが保護されたメモリエリアに書き込みをする直
前に発生するようプログラムされている要求信号が存在
しないときに書き込みサイクル中にその保護されたメモ
リがアドレスされた場合に、プロセッサに割り込むよう
に構成される。
重要なデータを保護する装置及び方法を提供する。 【構成】 データ保護装置は、チップ選択ロジックと、
保護回路と、1つ以上のメモリ装置とを備えている。チ
ップ選択ロジックは、保護されたメモリがアドレスされ
たときに2つ以上の選択信号が発生するように設計され
る。このように、保護されたメモリエリアは1つ以上の
メモリ装置の全部又は一部分を包含する。付加的な選択
信号が保護回路によって処理され、この保護回路は、プ
ロセッサが保護されたメモリエリアに書き込みをする直
前に発生するようプログラムされている要求信号が存在
しないときに書き込みサイクル中にその保護されたメモ
リがアドレスされた場合に、プロセッサに割り込むよう
に構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にメモリ装置におけ
る重要又は重大なデータの保護に係り、より詳細には、
郵便料金計器(メータースタンプ)におけるこのような
データの保護に係る。
る重要又は重大なデータの保護に係り、より詳細には、
郵便料金計器(メータースタンプ)におけるこのような
データの保護に係る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムに重要な情報を記
憶するときには、例えば、その情報のバックアップコピ
ーを形成することにより情報の若干又は全部が失われな
いよう安全確保することが一般的となっている。しかし
ながら、あるシステムでは、システムに記憶される情報
は、それに基づくことができるものでなければならず、
バックアップに依存する理論的な可能性は、ほとんど又
は全く価値のないものである。このようなシステムの例
は電子郵便料金計器であり、プリントに使用できる郵便
料金の金額が不揮発性メモリに記憶される。ユーザは、
(郵便料金をプリントすることにより)記憶された郵便
料金データを減少するか又は(許可を受けたリセット業
者により)それを増加すること以外の方法で郵便料金デ
ータに影響を与えることができてはならない。当然、全
ての当事者(顧客、郵便局員、及び計器の供給者)があ
る単一の記憶位置に基づいてプリントに使用できる郵便
料金の金額の値を1つだけ決定することができねばなら
ない。電子郵便料金計器においては、単一の記憶位置が
計器自体の安全な物理的ハウジングである。この安全な
ハウジング内で、1つ以上の不揮発性メモリにおけるデ
ータの1つ以上の項目がプリントに使用できる郵便料金
の金額を決定する役目を果たす。
憶するときには、例えば、その情報のバックアップコピ
ーを形成することにより情報の若干又は全部が失われな
いよう安全確保することが一般的となっている。しかし
ながら、あるシステムでは、システムに記憶される情報
は、それに基づくことができるものでなければならず、
バックアップに依存する理論的な可能性は、ほとんど又
は全く価値のないものである。このようなシステムの例
は電子郵便料金計器であり、プリントに使用できる郵便
料金の金額が不揮発性メモリに記憶される。ユーザは、
(郵便料金をプリントすることにより)記憶された郵便
料金データを減少するか又は(許可を受けたリセット業
者により)それを増加すること以外の方法で郵便料金デ
ータに影響を与えることができてはならない。当然、全
ての当事者(顧客、郵便局員、及び計器の供給者)があ
る単一の記憶位置に基づいてプリントに使用できる郵便
料金の金額の値を1つだけ決定することができねばなら
ない。電子郵便料金計器においては、単一の記憶位置が
計器自体の安全な物理的ハウジングである。この安全な
ハウジング内で、1つ以上の不揮発性メモリにおけるデ
ータの1つ以上の項目がプリントに使用できる郵便料金
の金額を決定する役目を果たす。
【0003】プロセッサを使用する近代的なシステムで
の経験上、プロセッサが狂ったように動作するおそれに
対し保護することが効果的であると示されている。一般
に、プロセッサはその記憶されたプログラムを実行する
ことが予想され、その記憶されたプログラムがプログラ
ミングエラーを含まないことが仮定される。しかしなが
ら、滅多にない環境のもので、プロセッサは、データの
ような記憶されたプログラム以外のあるものを実行し始
めることがある。滅多にない別の環境のもとでは、プロ
セッサは、たとえ記憶されたプログラムを実行しても、
プロセッサレジスタ又はメモリ位置の内容が正しくない
ことにより不良動作をすることがある。前者は、例え
ば、プロセッサの命令ポインタ又はプログラムカウンタ
が、例えば宇宙線の吸収によってビットを変化させた場
合に生じる。後者は、プロセッサレジスタ又はメモリ位
置の内容がそのメカニズム又は他のメカニズムによって
変化した場合に生じる。
の経験上、プロセッサが狂ったように動作するおそれに
対し保護することが効果的であると示されている。一般
に、プロセッサはその記憶されたプログラムを実行する
ことが予想され、その記憶されたプログラムがプログラ
ミングエラーを含まないことが仮定される。しかしなが
ら、滅多にない環境のもので、プロセッサは、データの
ような記憶されたプログラム以外のあるものを実行し始
めることがある。滅多にない別の環境のもとでは、プロ
セッサは、たとえ記憶されたプログラムを実行しても、
プロセッサレジスタ又はメモリ位置の内容が正しくない
ことにより不良動作をすることがある。前者は、例え
ば、プロセッサの命令ポインタ又はプログラムカウンタ
が、例えば宇宙線の吸収によってビットを変化させた場
合に生じる。後者は、プロセッサレジスタ又はメモリ位
置の内容がそのメカニズム又は他のメカニズムによって
変化した場合に生じる。
【0004】独断的な言い方をすれば、記憶されたプロ
グラムの正しさを証明することができない。即ち、プロ
グラムをテスト及びデバッグしても、せいぜいコードの
正しさについての設計者の自信を比較的高いレベル(確
信までは至らない)に上げるだけである。しかしなが
ら、内部状態の不測の組み合わせや、入力の不測な組に
より、完全にデバッグしたと考えられるプログラムが誤
って進行されることが分かっている。
グラムの正しさを証明することができない。即ち、プロ
グラムをテスト及びデバッグしても、せいぜいコードの
正しさについての設計者の自信を比較的高いレベル(確
信までは至らない)に上げるだけである。しかしなが
ら、内部状態の不測の組み合わせや、入力の不測な組に
より、完全にデバッグしたと考えられるプログラムが誤
って進行されることが分かっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これらの全ての理由
で、記憶されたプログラムを実行するプロセッサの制御
のもとで重要なデータが当然に単一の位置に記憶される
システムにおいては、プロセッサが狂ったように動作す
るのを検出しそしてプロセッサがその重要なデータに害
を及ぼすおそれを最小にする方法を提供することが強く
望まれる。郵便料金計器についての特定の場合には、た
とえ種々様々な考えられるプロセッサ機能不良のいずれ
かが生じた後にたとえシステムが顧客の側から完全に不
作動になったとしても、プリントに使用できる郵便料金
の金額、減少レジスタとも称する、を回復できることが
所望される。
で、記憶されたプログラムを実行するプロセッサの制御
のもとで重要なデータが当然に単一の位置に記憶される
システムにおいては、プロセッサが狂ったように動作す
るのを検出しそしてプロセッサがその重要なデータに害
を及ぼすおそれを最小にする方法を提供することが強く
望まれる。郵便料金計器についての特定の場合には、た
とえ種々様々な考えられるプロセッサ機能不良のいずれ
かが生じた後にたとえシステムが顧客の側から完全に不
作動になったとしても、プリントに使用できる郵便料金
の金額、減少レジスタとも称する、を回復できることが
所望される。
【0006】郵便料金計器のようなシステムにおいて重
要なデータを保護するために多数の手段が試みられてい
る。システム内の種々のメモリ装置に選択出力を供給す
るアドレスデコーダを有するシステムにおいては、その
アドレスデコーダの全ての選択出力を監視し、そして
(a)アドレスデコーダがあるメモリ装置の1つを選択
した場合、及び(b)アドレスデコーダがあるメモリ装
置以外のメモリ装置を選択しなかった場合にのみ、プロ
セッサの書き込みストローブがあるメモリ装置に到達で
きるようにすることが知られている。
要なデータを保護するために多数の手段が試みられてい
る。システム内の種々のメモリ装置に選択出力を供給す
るアドレスデコーダを有するシステムにおいては、その
アドレスデコーダの全ての選択出力を監視し、そして
(a)アドレスデコーダがあるメモリ装置の1つを選択
した場合、及び(b)アドレスデコーダがあるメモリ装
置以外のメモリ装置を選択しなかった場合にのみ、プロ
セッサの書き込みストローブがあるメモリ装置に到達で
きるようにすることが知られている。
【0007】システム内の種々のメモリ装置に選択出力
を供給するアドレスデコーダを有する別のシステムにお
いては、あるメモリ装置に関連した選択出力を監視し、
そしてその選択出力のいずれかが所定の時間インターバ
ルより長時間選択された場合に所定の処置をとることも
知られている。この所定の処置は、あるメモリ装置への
書き込みストローブ及び選択出力を遮断することであ
る。
を供給するアドレスデコーダを有する別のシステムにお
いては、あるメモリ装置に関連した選択出力を監視し、
そしてその選択出力のいずれかが所定の時間インターバ
ルより長時間選択された場合に所定の処置をとることも
知られている。この所定の処置は、あるメモリ装置への
書き込みストローブ及び選択出力を遮断することであ
る。
【0008】これらの解決策は、ある種類の機能不良が
生じた際にあるメモリ装置(典型的に重要な郵便料金デ
ータを含む装置)を分離するが、狂ったように動作する
プロセッサによって機能不良が生じたときには、それを
回復することがほとんど又は全くできない。即ち、上記
した問題をプロセッサ又は他のシステム要素の物理的な
機能不良の問題と区別することが重要である。保守的な
設計基準に従う場合やシステムを定格周囲条件で使用す
る場合には単純な物理的な機能不良はかなり稀であり、
このような物理的な機能不良の発生頻度を低くすること
ができる。しかしながら、上記した欠陥モードの多く
は、持続する物理的特性ではなく、適当にクリアすれ
ば、必ずしも機能が永久的に失われることはない。
生じた際にあるメモリ装置(典型的に重要な郵便料金デ
ータを含む装置)を分離するが、狂ったように動作する
プロセッサによって機能不良が生じたときには、それを
回復することがほとんど又は全くできない。即ち、上記
した問題をプロセッサ又は他のシステム要素の物理的な
機能不良の問題と区別することが重要である。保守的な
設計基準に従う場合やシステムを定格周囲条件で使用す
る場合には単純な物理的な機能不良はかなり稀であり、
このような物理的な機能不良の発生頻度を低くすること
ができる。しかしながら、上記した欠陥モードの多く
は、持続する物理的特性ではなく、適当にクリアすれ
ば、必ずしも機能が永久的に失われることはない。
【0009】又、コンピュータ化されたシステムに「ウ
オッチドッグ」回路を設けることも知られている。この
ようなシステムでは、プロセッサによって実行されるコ
ードは、ウオッチドッグ回路をクリアするように働くウ
オッチドッグ信号を周期的に発生することを含む。ウオ
ッチドッグ信号を受信せずに過剰な時間が経過する場合
には、ウオッチドッグ回路がシステムを遮断するか又は
プロセッサをリセットするといった保護処置をとる。こ
の後者の処置は、例えば、機能不良が命令ポインタ又は
プログラムカウンタの値のスプリアスな変化によるもの
である場合には正常なプロセッサ機能を回復できるとい
う効果を奏する。しかし、ウオッチドッグ回路は所定の
インターバルが経過した後にのみトリガーし、従って、
この所定のインターバル中であって且つウオッチドッグ
によってリセットが誘発される前に、プロセッサの機能
不良により重要なデータが変更されてしまうことが考え
られる。
オッチドッグ」回路を設けることも知られている。この
ようなシステムでは、プロセッサによって実行されるコ
ードは、ウオッチドッグ回路をクリアするように働くウ
オッチドッグ信号を周期的に発生することを含む。ウオ
ッチドッグ信号を受信せずに過剰な時間が経過する場合
には、ウオッチドッグ回路がシステムを遮断するか又は
プロセッサをリセットするといった保護処置をとる。こ
の後者の処置は、例えば、機能不良が命令ポインタ又は
プログラムカウンタの値のスプリアスな変化によるもの
である場合には正常なプロセッサ機能を回復できるとい
う効果を奏する。しかし、ウオッチドッグ回路は所定の
インターバルが経過した後にのみトリガーし、従って、
この所定のインターバル中であって且つウオッチドッグ
によってリセットが誘発される前に、プロセッサの機能
不良により重要なデータが変更されてしまうことが考え
られる。
【0010】別のメモリ保護システムにおいては、メモ
リ装置の入力に「ウインドウ」回路が設けられる。この
ウインドウ回路は、プロセッサからセット信号を受け取
った際にプロセッサの書き込みストローブ出力をメモリ
装置の書き込みストローブ入力に接続し、そしてプロセ
ッサからクリア信号を受け取るか又はカウンタが所定の
スレッシュホールドに達するかのいずれかが先に生じた
ときにプロセッサの書き込みストローブ出力をメモリ装
置の書き込みストローブ入力から切断する。ウオッチド
ッグ回路の場合と同様に、このシステムは、書き込みス
トローブの接続と切断との間の時間インターバル中にプ
ロセッサが重要なデータを変更するおそれを許すもので
ある。
リ装置の入力に「ウインドウ」回路が設けられる。この
ウインドウ回路は、プロセッサからセット信号を受け取
った際にプロセッサの書き込みストローブ出力をメモリ
装置の書き込みストローブ入力に接続し、そしてプロセ
ッサからクリア信号を受け取るか又はカウンタが所定の
スレッシュホールドに達するかのいずれかが先に生じた
ときにプロセッサの書き込みストローブ出力をメモリ装
置の書き込みストローブ入力から切断する。ウオッチド
ッグ回路の場合と同様に、このシステムは、書き込みス
トローブの接続と切断との間の時間インターバル中にプ
ロセッサが重要なデータを変更するおそれを許すもので
ある。
【0011】重要なデータがプロセッサの機能不良に対
して更に広範な安全保護を受け、もし可能であれば適切
なプロセッサ機能を回復できるように安全保護を実施で
きるのが最も望ましい。
して更に広範な安全保護を受け、もし可能であれば適切
なプロセッサ機能を回復できるように安全保護を実施で
きるのが最も望ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、典型的
に郵便料金プリントシステムにおけるデータ保護装置で
あって、アドレススペースをアドレスするプロセッサ
と、第1メモリと、これらプロセッサとメモリとを相互
接続するバスと、第1範囲のアドレスに応答して第1選
択信号を発生する第1アドレスデコーダとを備え、上記
第1メモリはこの第1選択信号によって選択され、更
に、上記第1のアドレス範囲と同一ではなく且つ上記第
1範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有している第
2のアドレス範囲のアドレスに応答して第2選択信号を
発生する第2のアドレスデコーダと、上記プロセッサに
作動的に接続されてそこから要求信号を受け取る保護回
路とを備えており、この保護回路は、要求信号の受信が
存在しない場合に第2選択信号の発生事象を通知するよ
うなデータ保護装置が提供される。
に郵便料金プリントシステムにおけるデータ保護装置で
あって、アドレススペースをアドレスするプロセッサ
と、第1メモリと、これらプロセッサとメモリとを相互
接続するバスと、第1範囲のアドレスに応答して第1選
択信号を発生する第1アドレスデコーダとを備え、上記
第1メモリはこの第1選択信号によって選択され、更
に、上記第1のアドレス範囲と同一ではなく且つ上記第
1範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有している第
2のアドレス範囲のアドレスに応答して第2選択信号を
発生する第2のアドレスデコーダと、上記プロセッサに
作動的に接続されてそこから要求信号を受け取る保護回
路とを備えており、この保護回路は、要求信号の受信が
存在しない場合に第2選択信号の発生事象を通知するよ
うなデータ保護装置が提供される。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照し、本発明の実施例を
詳細に説明するが、本発明の説明の前に公知技術につい
て説明する。図1の典型的な公知のメモリアドレスシス
テムにおいては、プロセッサ10は、システムバス19
(そのアドレスバス14と書き込みストローブライン1
5が示されている)によってメモリ装置11、12及び
13にデータを書き込むことができる。アドレスバス1
4のアドレスラインの幾つかは従来のアドレスデコーダ
16に接続され、いわゆる「上位」アドレスラインがア
ドレスバスの上位部分17として示されている。アドレ
スバス14のいわゆる「下位」部分18は、メモリ装置
11、12及び13に送られると共にプロセッサ10の
メモリスペース内の他の装置に送られる。明瞭化のため
に、システムバス19のデータライン及び他の制御ライ
ンは、キーボードやディスクプレイやリードオンリメモ
リやプリンタのようなシステムバス上の他の装置と同様
に図1から除去されている。
詳細に説明するが、本発明の説明の前に公知技術につい
て説明する。図1の典型的な公知のメモリアドレスシス
テムにおいては、プロセッサ10は、システムバス19
(そのアドレスバス14と書き込みストローブライン1
5が示されている)によってメモリ装置11、12及び
13にデータを書き込むことができる。アドレスバス1
4のアドレスラインの幾つかは従来のアドレスデコーダ
16に接続され、いわゆる「上位」アドレスラインがア
ドレスバスの上位部分17として示されている。アドレ
スバス14のいわゆる「下位」部分18は、メモリ装置
11、12及び13に送られると共にプロセッサ10の
メモリスペース内の他の装置に送られる。明瞭化のため
に、システムバス19のデータライン及び他の制御ライ
ンは、キーボードやディスクプレイやリードオンリメモ
リやプリンタのようなシステムバス上の他の装置と同様
に図1から除去されている。
【0014】図1に示す公知システムにおいては、プロ
セッサ10からの書き込みストローブ信号WRはライン
15によりメモリ装置11、12及び13の書き込みス
トローブ入力21、22及び23に各々送られる。メモ
リ装置選択信号は、アドレスデコーダ16からメモリ装
置の「チップイネーブル」入力に延びる選択ライン20
によって送られる。例えば、選択ライン31、32及び
33は、メモリ装置11、12及び13の対応するチッ
プイネーブル入力41、42及び43へ各選択信号を各
々供給する。
セッサ10からの書き込みストローブ信号WRはライン
15によりメモリ装置11、12及び13の書き込みス
トローブ入力21、22及び23に各々送られる。メモ
リ装置選択信号は、アドレスデコーダ16からメモリ装
置の「チップイネーブル」入力に延びる選択ライン20
によって送られる。例えば、選択ライン31、32及び
33は、メモリ装置11、12及び13の対応するチッ
プイネーブル入力41、42及び43へ各選択信号を各
々供給する。
【0015】アドレスデコーダ16からのライン34
は、アドレスデコーダが図1に明確に示されたもの以外
のメモリ装置を選択することを一般的に表すものであ
る。このようなメモリ装置は、典型的に、ROM(リー
ドオンリメモリ)や、メモリマップ式の入力/出力装
置、例えば、キーボード、ディスプレイ、プリンタ及び
個別の入力/出力ラッチを含む。
は、アドレスデコーダが図1に明確に示されたもの以外
のメモリ装置を選択することを一般的に表すものであ
る。このようなメモリ装置は、典型的に、ROM(リー
ドオンリメモリ)や、メモリマップ式の入力/出力装
置、例えば、キーボード、ディスプレイ、プリンタ及び
個別の入力/出力ラッチを含む。
【0016】図1のシステムでは、書き込みストローブ
信号は、プロセッサ10によりライン15に発生された
ときに、11、12及び13を含む全てのメモリ装置へ
送られる。プロセッサ10が重大な不良動作をする場合
は(プロセッサ又は他のシステム部品が物理的に永久的
に故障する場合とは区別される)、プロセッサ10がア
ドレスデコーダ16に対して意味のあるアドレスをアド
レスバス14に与え、メモリ装置11、12及び13の
1つ又は別のものを時々イネーブルすることができる。
このイネーブルの1つの周期中にライン15の書き込み
ストローブ信号がアサートされた場合には、メモリ装置
11、12及び13の若干又は全部の内容が失われるこ
とになる。郵便料金計器の場合には、減少レジスタの内
容が失われることになり、郵便の顧客及び郵便業務の両
方にとって重大な問題となる。
信号は、プロセッサ10によりライン15に発生された
ときに、11、12及び13を含む全てのメモリ装置へ
送られる。プロセッサ10が重大な不良動作をする場合
は(プロセッサ又は他のシステム部品が物理的に永久的
に故障する場合とは区別される)、プロセッサ10がア
ドレスデコーダ16に対して意味のあるアドレスをアド
レスバス14に与え、メモリ装置11、12及び13の
1つ又は別のものを時々イネーブルすることができる。
このイネーブルの1つの周期中にライン15の書き込み
ストローブ信号がアサートされた場合には、メモリ装置
11、12及び13の若干又は全部の内容が失われるこ
とになる。郵便料金計器の場合には、減少レジスタの内
容が失われることになり、郵便の顧客及び郵便業務の両
方にとって重大な問題となる。
【0017】図2は、メモリ装置12及び13のような
選択されたメモリ装置、ここで「厳格な(crucial) 」メ
モリ装置と称する、の保護を向上するための公知システ
ムを示している。このようなシステムの使用は、減少レ
ジスタデータのような重要な郵便料金データがメモリ装
置12及び13に存在することによって促進される。こ
の場合に、メモリ装置12及び13は不揮発性メモリで
ある。メモリ装置11は図1の場合と同様にライン15
の書き込みストローブ信号を受信し続けるが、厳格なメ
モリ装置12及び13は、各書き込みストローブ入力2
2及び23においてゲート信号40を受け取ることに注
意されたい。
選択されたメモリ装置、ここで「厳格な(crucial) 」メ
モリ装置と称する、の保護を向上するための公知システ
ムを示している。このようなシステムの使用は、減少レ
ジスタデータのような重要な郵便料金データがメモリ装
置12及び13に存在することによって促進される。こ
の場合に、メモリ装置12及び13は不揮発性メモリで
ある。メモリ装置11は図1の場合と同様にライン15
の書き込みストローブ信号を受信し続けるが、厳格なメ
モリ装置12及び13は、各書き込みストローブ入力2
2及び23においてゲート信号40を受け取ることに注
意されたい。
【0018】更に図2を参照すれば、アドレスデコーダ
16の選択出力20は、図1と同様に各メモリ装置に接
続される。しかしながら、図2のシステムは、選択出力
20が多入力アンドゲート61にも接続される点が異な
る。厳格なメモリ装置12及び13の各選択ライン32
及び33はゲート65においてオアされ、そしてアンド
ゲート61へ直接送られる。アドレスデコーダ16から
の他の選択ラインは、各々図2に示すようにインバータ
67及び69によって反転され、そしてアンドゲート6
1へ送られる。図2のアドレスデコーダ16は、上位ア
ドレスバス17の各考えられるアドレスが選択出力20
の1つ又は別のものとしてデコードされるという点で、
図1に示すような多数の典型的なアドレスデコーダ16
とは異なる。もし必要ならば、システム設計上、意図さ
れる物理的な対応部分をもたないアドレスに応答するよ
うに「ナン・オブ・ザ・アバブ(none-of-the-above) 」
選択出力が与えられる。その結果、所与の瞬間にアクテ
ィブとなる選択出力20の数は厳密に1つであり、それ
以上でもそれ以下でもない。
16の選択出力20は、図1と同様に各メモリ装置に接
続される。しかしながら、図2のシステムは、選択出力
20が多入力アンドゲート61にも接続される点が異な
る。厳格なメモリ装置12及び13の各選択ライン32
及び33はゲート65においてオアされ、そしてアンド
ゲート61へ直接送られる。アドレスデコーダ16から
の他の選択ラインは、各々図2に示すようにインバータ
67及び69によって反転され、そしてアンドゲート6
1へ送られる。図2のアドレスデコーダ16は、上位ア
ドレスバス17の各考えられるアドレスが選択出力20
の1つ又は別のものとしてデコードされるという点で、
図1に示すような多数の典型的なアドレスデコーダ16
とは異なる。もし必要ならば、システム設計上、意図さ
れる物理的な対応部分をもたないアドレスに応答するよ
うに「ナン・オブ・ザ・アバブ(none-of-the-above) 」
選択出力が与えられる。その結果、所与の瞬間にアクテ
ィブとなる選択出力20の数は厳密に1つであり、それ
以上でもそれ以下でもない。
【0019】アンドゲート61の出力63は、(a)厳
格なメモリ装置の一方が選択される場合及び(b)他の
メモリ装置がどれも選択されない場合に、高レベルとな
ることが明らかである。信号63はアンドゲート62へ
の2つの入力の一方であり、その他方はライン15の書
き込みストローブ信号である。従って、厳格なメモリ装
置は、その一方又は他方がアドレスデコーダ16によっ
て現在選択されているときだけ書き込みストローブ信号
を受け取る。
格なメモリ装置の一方が選択される場合及び(b)他の
メモリ装置がどれも選択されない場合に、高レベルとな
ることが明らかである。信号63はアンドゲート62へ
の2つの入力の一方であり、その他方はライン15の書
き込みストローブ信号である。従って、厳格なメモリ装
置は、その一方又は他方がアドレスデコーダ16によっ
て現在選択されているときだけ書き込みストローブ信号
を受け取る。
【0020】システムが機械的な欠陥を受けない状況に
おいては、図2のシステムは、図1のシステムを越える
ような厳格なデータの保護は与えない。例えば、アドレ
スデコーダ16とアドレスバス14及び17が電気的に
完全であると仮定すれば、ゲート61及び62は何の作
用も与えない。ゲート61及び62は書き込みストロー
ブ入力22及び23を阻止するように働くだけであり、
これはいずれにせよメモリ装置12及び13によって無
視される。というのは、ライン32及び33にアサート
される選択信号が欠如するからである。別の言い方をす
れば、電気的に完全である図2のシステムにおいてプロ
セッサ10が重大な不良動作をする場合には、アドレス
バス14に厳格なメモリ装置のアドレスを与えるだけで
これら厳格なメモリ装置のデータを破壊し得ることにな
る。プロセッサ10がアドレスバス14に有効なアドレ
スを与えるときには、それに対応する選択ライン、例え
ばライン32がアサートされ、メモリ装置12のチップ
イネーブル入力42において受け取られることになる。
同様に、ライン40のストローブ信号がメモリ装置12
の書き込みストローブ入力22に得られることになる。
その結果、メモリ装置12の内容が失われるか又はダメ
ージを受けることになる。
おいては、図2のシステムは、図1のシステムを越える
ような厳格なデータの保護は与えない。例えば、アドレ
スデコーダ16とアドレスバス14及び17が電気的に
完全であると仮定すれば、ゲート61及び62は何の作
用も与えない。ゲート61及び62は書き込みストロー
ブ入力22及び23を阻止するように働くだけであり、
これはいずれにせよメモリ装置12及び13によって無
視される。というのは、ライン32及び33にアサート
される選択信号が欠如するからである。別の言い方をす
れば、電気的に完全である図2のシステムにおいてプロ
セッサ10が重大な不良動作をする場合には、アドレス
バス14に厳格なメモリ装置のアドレスを与えるだけで
これら厳格なメモリ装置のデータを破壊し得ることにな
る。プロセッサ10がアドレスバス14に有効なアドレ
スを与えるときには、それに対応する選択ライン、例え
ばライン32がアサートされ、メモリ装置12のチップ
イネーブル入力42において受け取られることになる。
同様に、ライン40のストローブ信号がメモリ装置12
の書き込みストローブ入力22に得られることになる。
その結果、メモリ装置12の内容が失われるか又はダメ
ージを受けることになる。
【0021】図3は、厳格なメモリ装置、例えば、メモ
リ装置12及び13のデータを保護するように意図され
た別の公知システムを示している。図3のシステムにお
いては、プロセッサ10、アドレスバス14及び17、
及びアドレスデコーダ16は図1の場合と同様である。
厳格なメモリ装置ではないメモリ装置11は、図1と同
様に、ライン15の書き込みストローブ信号を直接受け
取り、そしてこれも又図1と同様に、それに対応する選
択信号31を直接受け取る。
リ装置12及び13のデータを保護するように意図され
た別の公知システムを示している。図3のシステムにお
いては、プロセッサ10、アドレスバス14及び17、
及びアドレスデコーダ16は図1の場合と同様である。
厳格なメモリ装置ではないメモリ装置11は、図1と同
様に、ライン15の書き込みストローブ信号を直接受け
取り、そしてこれも又図1と同様に、それに対応する選
択信号31を直接受け取る。
【0022】しかしながら、厳格なメモリ装置12及び
13は、選択信号又は書き込みストローブ信号を直接受
け取らない。むしろ、アンドゲート51、52及び53
が設けられていて、ここに述べる状況のもとで選択信号
32及び33とライン15の書き込みストローブ信号と
を阻止する。
13は、選択信号又は書き込みストローブ信号を直接受
け取らない。むしろ、アンドゲート51、52及び53
が設けられていて、ここに述べる状況のもとで選択信号
32及び33とライン15の書き込みストローブ信号と
を阻止する。
【0023】図3のシステムでは、厳格なメモリ装置の
ための選択出力(ここでは選択信号32及び33)がノ
アゲート54に供給される。ほとんどの時間は、プロセ
ッサ10が厳格なメモリ装置12及び13をアクセスし
ようと試みず、従って、選択信号32及び33がアサー
トされないままであり(ここでは低論理レベルであると
仮定する)、その結果、ゲート54の出力55は高レベ
ルである。これはカウンタ56をクリアする。
ための選択出力(ここでは選択信号32及び33)がノ
アゲート54に供給される。ほとんどの時間は、プロセ
ッサ10が厳格なメモリ装置12及び13をアクセスし
ようと試みず、従って、選択信号32及び33がアサー
トされないままであり(ここでは低論理レベルであると
仮定する)、その結果、ゲート54の出力55は高レベ
ルである。これはカウンタ56をクリアする。
【0024】プロセッサ10が厳格なメモリ装置12又
は13のいずれかから読み取りを行うか又はそのいずれ
かへ書き込みを行うよう試みるときには、選択ライン3
2又は33の対応する1つがアサートされる。ゲート5
4の出力55が低レベルとなり、カウンタ56はカウン
トを開始することができる。
は13のいずれかから読み取りを行うか又はそのいずれ
かへ書き込みを行うよう試みるときには、選択ライン3
2又は33の対応する1つがアサートされる。ゲート5
4の出力55が低レベルとなり、カウンタ56はカウン
トを開始することができる。
【0025】アドレスライン32又は33がある長い時
間周期中アサートされ続けるような欠陥モードが考えら
れる。例えば、アドレスバス14及び17、アドレスデ
コーダ16、又はライン31、32、33及び34の配
線における機械的な欠陥は、厳格なメモリ装置12又は
13の連続的な選択を生じることがある。このような機
械的欠陥の結果として、例えば、メモリ装置11に意図
されたプロセッサ10からの書き込み命令が、その機械
的な欠陥によりメモリ装置12又は13の内容を変化さ
せてしまうことがある。
間周期中アサートされ続けるような欠陥モードが考えら
れる。例えば、アドレスバス14及び17、アドレスデ
コーダ16、又はライン31、32、33及び34の配
線における機械的な欠陥は、厳格なメモリ装置12又は
13の連続的な選択を生じることがある。このような機
械的欠陥の結果として、例えば、メモリ装置11に意図
されたプロセッサ10からの書き込み命令が、その機械
的な欠陥によりメモリ装置12又は13の内容を変化さ
せてしまうことがある。
【0026】上記したように、図3のシステムは、ある
機械的な欠陥に対して保護を与えるが、プロセッサの重
大な不良動作の見込みに対する限定された保護を与える
だけである。以下に述べるように、図3のシステムは、
プロセッサが不良動作する多数の考えられる状態を検出
することができず、考えられる不良動作の状態の特定の
サブセットに対してしか首尾よく保護を与えない。
機械的な欠陥に対して保護を与えるが、プロセッサの重
大な不良動作の見込みに対する限定された保護を与える
だけである。以下に述べるように、図3のシステムは、
プロセッサが不良動作する多数の考えられる状態を検出
することができず、考えられる不良動作の状態の特定の
サブセットに対してしか首尾よく保護を与えない。
【0027】当業者に明らかなように、システムバス上
で実行されるメモリ読み取り及びメモリ書き込み命令
は、全てのバス動作の一部分しか表さない。記憶された
プログラムの部分を形成する命令をプロセッサが実行す
る前に、プロセッサは、当然、システムバスを経てメモ
リ装置から命令をフェッチしなければならない。バスの
監視という観点から、フェッチ動作はメモリ読み取り動
作に電気的に非常に類似しており、プロセッサ10がシ
ステムバスにアドレスを与えるという段階を各々含んで
いる。アドレスデコーダ16は、フェッチアドレスを取
り扱うのと同様にメモリ読み取りアドレスを取り扱う。
適切に機能するシステムでは、フェッチアドレスが、デ
ータ(即ち、実行のための命令)を含む位置、即ち記憶
されたプログラムを含むメモリ装置のみからのデータの
検索を表すことが予想される。又、適切に機能するシス
テムでは、フェッチは、減少レジスタのようなデータを
含む位置からは決して行われないことも予想される。メ
モリ装置12及び13が厳格なデータを含むと仮定され
るここに述べるシステムでは、メモリ装置12及び13
からフェッチは行われないことが予想される。実際に、
時間が経過する間にはフェッチ及びメモリアクセス(読
み取り又は書き込みのいずれか)がシステムバス上でほ
ぼ交互に生じることは例外ではない。
で実行されるメモリ読み取り及びメモリ書き込み命令
は、全てのバス動作の一部分しか表さない。記憶された
プログラムの部分を形成する命令をプロセッサが実行す
る前に、プロセッサは、当然、システムバスを経てメモ
リ装置から命令をフェッチしなければならない。バスの
監視という観点から、フェッチ動作はメモリ読み取り動
作に電気的に非常に類似しており、プロセッサ10がシ
ステムバスにアドレスを与えるという段階を各々含んで
いる。アドレスデコーダ16は、フェッチアドレスを取
り扱うのと同様にメモリ読み取りアドレスを取り扱う。
適切に機能するシステムでは、フェッチアドレスが、デ
ータ(即ち、実行のための命令)を含む位置、即ち記憶
されたプログラムを含むメモリ装置のみからのデータの
検索を表すことが予想される。又、適切に機能するシス
テムでは、フェッチは、減少レジスタのようなデータを
含む位置からは決して行われないことも予想される。メ
モリ装置12及び13が厳格なデータを含むと仮定され
るここに述べるシステムでは、メモリ装置12及び13
からフェッチは行われないことが予想される。実際に、
時間が経過する間にはフェッチ及びメモリアクセス(読
み取り又は書き込みのいずれか)がシステムバス上でほ
ぼ交互に生じることは例外ではない。
【0028】記憶された典型的なプログラムの通常の段
階のもとでは(機械的な欠陥をもたないシステムにおい
ては)、プロセッサ10は、選択ライン32又は33の
アサートを生じるアドレスへのバスアクセスを開始した
直後に、プロセッサのアドレススペースのどこかでバス
アクセスへと進む。このようなどこかでのバスアクセス
は、カウンタ56をリセットし、ゲート51、52及び
53の切断を防ぐ。
階のもとでは(機械的な欠陥をもたないシステムにおい
ては)、プロセッサ10は、選択ライン32又は33の
アサートを生じるアドレスへのバスアクセスを開始した
直後に、プロセッサのアドレススペースのどこかでバス
アクセスへと進む。このようなどこかでのバスアクセス
は、カウンタ56をリセットし、ゲート51、52及び
53の切断を防ぐ。
【0029】一例として、実行のための命令の従来のフ
ェッチは、アドレスデコーダが選択ライン32及び33
をアサートするのを停止させ、それに代わって、記憶さ
れたプログラムを含むあるメモリ装置に対する選択ライ
ンをアサートさせるようにする。これは、機械的な欠陥
のないシステムでは通常のプロセスである。従って、フ
ェッチ(少なくとも機械的な欠陥のないシステムでは)
は、一般に、命令ポインタ又はプログラムカウンタが厳
格なメモリを指すようになったプロセッサ欠陥の特殊な
場合を除き、カウンタ56をほぼ連続的にリセット状態
に保持する。
ェッチは、アドレスデコーダが選択ライン32及び33
をアサートするのを停止させ、それに代わって、記憶さ
れたプログラムを含むあるメモリ装置に対する選択ライ
ンをアサートさせるようにする。これは、機械的な欠陥
のないシステムでは通常のプロセスである。従って、フ
ェッチ(少なくとも機械的な欠陥のないシステムでは)
は、一般に、命令ポインタ又はプログラムカウンタが厳
格なメモリを指すようになったプロセッサ欠陥の特殊な
場合を除き、カウンタ56をほぼ連続的にリセット状態
に保持する。
【0030】従って、明らかなように、機械的な欠陥以
外の原因により選択ライン32又は33の一方が永続的
にアサートする場合には、プロセッサが選択されたメモ
リから実行のための命令をフェッチしようとした場合に
のみこれが生じると予想される。従って、プロセッサが
重大な不良動作をする場合、及びその命令ポインタ又は
プログラムカウンタが命令(実際にはデータ)をメモリ
12及び13の一方の厳格なデータからフェッチする間
にこれが生じた場合には、カウンタ56がプリセット時
間インターバルの経過後にその厳格なメモリ装置へのア
クセスを阻止する。
外の原因により選択ライン32又は33の一方が永続的
にアサートする場合には、プロセッサが選択されたメモ
リから実行のための命令をフェッチしようとした場合に
のみこれが生じると予想される。従って、プロセッサが
重大な不良動作をする場合、及びその命令ポインタ又は
プログラムカウンタが命令(実際にはデータ)をメモリ
12及び13の一方の厳格なデータからフェッチする間
にこれが生じた場合には、カウンタ56がプリセット時
間インターバルの経過後にその厳格なメモリ装置へのア
クセスを阻止する。
【0031】しかしながら、プロセッサが重大な不良動
作を生じ、その命令ポインタ又はプログラムカウンタが
厳格なデータ以外のメモリ装置から命令をフェッチする
更に一般的な場合には、カウンタ56が周期的にクリア
され、アクセスの阻止終了を(ゲート51、52及び5
3により)厳格なメモリ装置へもっていく。要約すれ
ば、図3のシステムは、ある機械的な故障に対し保護を
与えるが、プロセッサが重大な不良動作を生じる潜在的
な問題に対して包含的な保護を与えるものではない。
作を生じ、その命令ポインタ又はプログラムカウンタが
厳格なデータ以外のメモリ装置から命令をフェッチする
更に一般的な場合には、カウンタ56が周期的にクリア
され、アクセスの阻止終了を(ゲート51、52及び5
3により)厳格なメモリ装置へもっていく。要約すれ
ば、図3のシステムは、ある機械的な故障に対し保護を
与えるが、プロセッサが重大な不良動作を生じる潜在的
な問題に対して包含的な保護を与えるものではない。
【0032】図4及び5は、厳格なメモリ装置、例え
ば、メモリ装置12及び13のデータを保護するように
意図された別の公知システムを示している。図4のシス
テムでは、プロセッサ10、アドレスバス14及び1
7、アドレスデコーダ16は、図1の場合と同様であ
る。メモリ装置11、12、13は、全て、図1のシス
テムの場合と同様に、アドレスデコーダ16から各選択
信号を受け取る。メモリ装置11は、図1のシステムと
同様に、ライン15の書き込みストローブ信号を受け取
る。しかしながら、厳格なメモリ装置12及び13は、
ライン15からではなくウインドウ回路70から書き込
みストローブ入力22及び23に入力を受け取る。この
ウインドウ回路70は、I/Oポートトランザクション
又は好ましくはメモリマップI/Oトランザクションに
よりプロセッサ10からの要求を受け取る。この後者の
構成では、アドレスデコーダ16からの選択信号35が
ウインドウ回路70に送られ、そして好ましくは、下位
アドレスバス18から下位アドレスビットも受け取る。
ば、メモリ装置12及び13のデータを保護するように
意図された別の公知システムを示している。図4のシス
テムでは、プロセッサ10、アドレスバス14及び1
7、アドレスデコーダ16は、図1の場合と同様であ
る。メモリ装置11、12、13は、全て、図1のシス
テムの場合と同様に、アドレスデコーダ16から各選択
信号を受け取る。メモリ装置11は、図1のシステムと
同様に、ライン15の書き込みストローブ信号を受け取
る。しかしながら、厳格なメモリ装置12及び13は、
ライン15からではなくウインドウ回路70から書き込
みストローブ入力22及び23に入力を受け取る。この
ウインドウ回路70は、I/Oポートトランザクション
又は好ましくはメモリマップI/Oトランザクションに
よりプロセッサ10からの要求を受け取る。この後者の
構成では、アドレスデコーダ16からの選択信号35が
ウインドウ回路70に送られ、そして好ましくは、下位
アドレスバス18から下位アドレスビットも受け取る。
【0033】ウインドウ回路を示す図5においては、ラ
ッチ80の出力86が通常は低レベルである。ライン8
6の通常の低状態はアンドゲート81をオフにし、従っ
て、メモリ12の書き込みストローブ信号72はアサー
トされない。ライン86が低レベルである状態では、ラ
イン15の書き込みストローブ信号は、ウインドウ回路
70の出力72に何ら影響を及ぼさない。同様の理由
で、出力73もアサートされない。
ッチ80の出力86が通常は低レベルである。ライン8
6の通常の低状態はアンドゲート81をオフにし、従っ
て、メモリ12の書き込みストローブ信号72はアサー
トされない。ライン86が低レベルである状態では、ラ
イン15の書き込みストローブ信号は、ウインドウ回路
70の出力72に何ら影響を及ぼさない。同様の理由
で、出力73もアサートされない。
【0034】ライン86及び対応するライン96が両方
とも低レベルであるときには(典型的にほとんどの時間
そうである)、一対のカウンタ83、93が連続的にク
リアされる。従って、これらカウンタ83、93の出力
87及び97はどちらも低レベルであり、オアゲート8
5は低出力71を有する。プロセッサ10は、非アサー
ト信号71をそのリセット入力75に受け取り、従っ
て、記憶されたプログラムを正常に実行し続けることが
できる。
とも低レベルであるときには(典型的にほとんどの時間
そうである)、一対のカウンタ83、93が連続的にク
リアされる。従って、これらカウンタ83、93の出力
87及び97はどちらも低レベルであり、オアゲート8
5は低出力71を有する。プロセッサ10は、非アサー
ト信号71をそのリセット入力75に受け取り、従っ
て、記憶されたプログラムを正常に実行し続けることが
できる。
【0035】記憶されたプログラムの制御のもとで、プ
ロセッサ10は、次のように厳格なメモリ装置12又は
13への書き込みアクセスを得る。図5を参照すれば、
メモリ装置12に書き込むために、プロセッサは、アク
セス要求を表すコマンドをラッチ80に書き込む。ラッ
チ80の出力86が高レベルとなって、ゲート81をオ
ンにすると共にライン15の書き込みストローブ信号を
ウインドウ回路の出力72へ、ひいては、メモリ装置1
2の書き込みストローブ入力へ通信できるようにする。
ライン86の高レベルによりインバータ82が低レベル
となり、カウンタ83へのクリア入力を除去する。カウ
ンタ83はカウントを開始し、プリセットされたスレッ
シュホールドに達すると、その出力87が高レベルとな
り、オアゲート85をオンにする。これはプロセッサ1
0をリセットする。カウンタ83のプリセットスレッシ
ュホールドは、プロセッサからラッチ84へのコマンド
によって変更可能である。記憶されたプログラムを通常
に実行する間には、典型的にプロセッサ10は、メモリ
装置12へアクセスした直後にラッチ80に第2のコマ
ンドを書き込み、ラッチ80の出力86をその通常の低
状態に復帰させる。これは、カウンタ83をリセット
し、プロセッサ10のリセットを防ぐ。
ロセッサ10は、次のように厳格なメモリ装置12又は
13への書き込みアクセスを得る。図5を参照すれば、
メモリ装置12に書き込むために、プロセッサは、アク
セス要求を表すコマンドをラッチ80に書き込む。ラッ
チ80の出力86が高レベルとなって、ゲート81をオ
ンにすると共にライン15の書き込みストローブ信号を
ウインドウ回路の出力72へ、ひいては、メモリ装置1
2の書き込みストローブ入力へ通信できるようにする。
ライン86の高レベルによりインバータ82が低レベル
となり、カウンタ83へのクリア入力を除去する。カウ
ンタ83はカウントを開始し、プリセットされたスレッ
シュホールドに達すると、その出力87が高レベルとな
り、オアゲート85をオンにする。これはプロセッサ1
0をリセットする。カウンタ83のプリセットスレッシ
ュホールドは、プロセッサからラッチ84へのコマンド
によって変更可能である。記憶されたプログラムを通常
に実行する間には、典型的にプロセッサ10は、メモリ
装置12へアクセスした直後にラッチ80に第2のコマ
ンドを書き込み、ラッチ80の出力86をその通常の低
状態に復帰させる。これは、カウンタ83をリセット
し、プロセッサ10のリセットを防ぐ。
【0036】同様に、プロセッサ10がコマンド(セッ
ティング信号と称する)をラッチ90に書き込んでライ
ン96をオンにする場合には、メモリ装置13への書き
込みアクセスが可能となり、クロック93がカウントを
開始する。通常の事象中は、典型的に、プロセッサ10
が非常に迅速に第2コマンド(クリア信号と称する)を
ラッチ90に書き込んで、装置13への書き込みストロ
ーブ信号を切断すると共に、カウンタ93をクリアす
る。カウンタ93はラッチ94へのコマンドによってプ
ログラムできる。その結果、各カウンタを個々にプログ
ラムすることができる。これは望ましいことである。と
いうのは、メモリ12、13は好ましくは異なる記憶技
術のものであって異なる書き込み及びアクセス時間が適
用されるからである。従って、低速アクセス時間の技術
のメモリは、その各々のカウンタを長いインターバルに
対してプログラミングすることによって受け入れること
ができ、一方、高速アクセス時間の技術のメモリは、そ
の各々のカウンタを短いインターバルに対してプログラ
ミングすることにより更に厳密に保護することができ
る。
ティング信号と称する)をラッチ90に書き込んでライ
ン96をオンにする場合には、メモリ装置13への書き
込みアクセスが可能となり、クロック93がカウントを
開始する。通常の事象中は、典型的に、プロセッサ10
が非常に迅速に第2コマンド(クリア信号と称する)を
ラッチ90に書き込んで、装置13への書き込みストロ
ーブ信号を切断すると共に、カウンタ93をクリアす
る。カウンタ93はラッチ94へのコマンドによってプ
ログラムできる。その結果、各カウンタを個々にプログ
ラムすることができる。これは望ましいことである。と
いうのは、メモリ12、13は好ましくは異なる記憶技
術のものであって異なる書き込み及びアクセス時間が適
用されるからである。従って、低速アクセス時間の技術
のメモリは、その各々のカウンタを長いインターバルに
対してプログラミングすることによって受け入れること
ができ、一方、高速アクセス時間の技術のメモリは、そ
の各々のカウンタを短いインターバルに対してプログラ
ミングすることにより更に厳密に保護することができ
る。
【0037】図4のシステムにおいては、プロセッサ1
0の外部にラッチ74が設けられ、これはリセット信号
71をラッチすることができる。プロセッサ10のため
の記憶されたプログラムは、ゼロでスタートして実行す
る際にラッチ74がセットされたかどうかチェックする
段階を有しているのが好ましい。もしそうでない場合に
は、ゼロからの実行が最初の電力供給によるものである
と仮定される。ラッチ74がセットされた場合には、ゼ
ロからの実行がウインドウ回路70からのリセットによ
るものであると仮定され、プロセッサは適宜その事象を
表示することができる。ウインドウ回路70によるリセ
ットが繰り返し表示されると、プロセッサ10は、記憶
されたプログラムの制御のもとで、適当な警報メッセー
ジをユーザに通知するようにされるのが好ましい。
0の外部にラッチ74が設けられ、これはリセット信号
71をラッチすることができる。プロセッサ10のため
の記憶されたプログラムは、ゼロでスタートして実行す
る際にラッチ74がセットされたかどうかチェックする
段階を有しているのが好ましい。もしそうでない場合に
は、ゼロからの実行が最初の電力供給によるものである
と仮定される。ラッチ74がセットされた場合には、ゼ
ロからの実行がウインドウ回路70からのリセットによ
るものであると仮定され、プロセッサは適宜その事象を
表示することができる。ウインドウ回路70によるリセ
ットが繰り返し表示されると、プロセッサ10は、記憶
されたプログラムの制御のもとで、適当な警報メッセー
ジをユーザに通知するようにされるのが好ましい。
【0038】図4及び5のシステムは、厳格なメモリ装
置へのアクセスが得られる状況を制限するといったそれ
までの技術に勝るある効果を与えるが、このシステムで
は、プロセッサが重大な不良動作をする場合に厳格なデ
ータが変更されこれが検出されない時間ウインドウが生
じるという欠点が考えられる。これは、図3のシステム
でも問題である。上記したように、これらのシステム
は、プリセットスレッシュホールドに達したときにプロ
セッサをリセットするカウンタを使用している。その時
間ウインドウの間に、プロセッサは厳格なメモリエリア
にアクセスする。典型的に、スレッシュホールドは、書
き込みサイクルの長さよりも数百倍又はおそらく数千倍
も長い時間インターバルに対してセットされる。それ
故、プロセッサは、重大な不良動作をした場合に、保護
されたエリアに何回も検出されずに書き込みをすること
がでる。明らかなように、本発明のシステムは、厳格な
データが失われるこのような機会を与えないものであ
る。又、図3及び4のシステムは部品点数が高い。部品
点数が高いことは、システムの製造コストが高く且つ消
費電力が高い一方、システムの信頼性を低くし、設計者
にあまり融通性を与えないことをしばしば意味する。
置へのアクセスが得られる状況を制限するといったそれ
までの技術に勝るある効果を与えるが、このシステムで
は、プロセッサが重大な不良動作をする場合に厳格なデ
ータが変更されこれが検出されない時間ウインドウが生
じるという欠点が考えられる。これは、図3のシステム
でも問題である。上記したように、これらのシステム
は、プリセットスレッシュホールドに達したときにプロ
セッサをリセットするカウンタを使用している。その時
間ウインドウの間に、プロセッサは厳格なメモリエリア
にアクセスする。典型的に、スレッシュホールドは、書
き込みサイクルの長さよりも数百倍又はおそらく数千倍
も長い時間インターバルに対してセットされる。それ
故、プロセッサは、重大な不良動作をした場合に、保護
されたエリアに何回も検出されずに書き込みをすること
がでる。明らかなように、本発明のシステムは、厳格な
データが失われるこのような機会を与えないものであ
る。又、図3及び4のシステムは部品点数が高い。部品
点数が高いことは、システムの製造コストが高く且つ消
費電力が高い一方、システムの信頼性を低くし、設計者
にあまり融通性を与えないことをしばしば意味する。
【0039】図6は、本発明の実施例によるシステムを
示すブロック図である。信号名の後に付したプライ
ム(’)記号は、その信号が論理低であるときにアクテ
ィブであることを示している。プロセッサ10は、図1
のシステムと同様に、アドレスバス14にアドレス信号
を供給する。メモリ装置11、12及び13は、全て、
図1のシステムと同様に、アドレスデコーダ16から各
選択信号を受け取る。又、メモリ装置11、12及び1
3は、書き込み信号WR’181をプロセッサ10から
直接受け取る。これらのメモリ装置は、不揮発性メモリ
である。プロセッサ10は、アドレスバス14を経てチ
ップ選択ロジック102へアドレス信号を供給する。従
来のチップ選択ロジックとは異なり、本発明のチップ選
択ロジック102は、ある所定のメモリ位置がアドレス
されたときに2つ以上の選択信号を発生する。このよう
に、メモリ保護システムは、1つ以上のメモリ装置の全
部又は一部分を保護するように設計することができる。
例えば、典型的なシステムにおいては、1つのメモリ装
置がある範囲のアドレスに対応しそして別のメモリ装置
が別の範囲のアドレスをもつ。これら2つの範囲は共通
のアドレスをもたない。従って、チップ選択ロジック1
02は、第3の範囲のアドレススペースのいずれかがア
ドレスされた場合に、ライン145の付加的なチップ選
択信号GCS6’をアクティブにするように設計され
る。この余計なチップ選択ライン145は、保護回路1
01への入力として使用される。第3の範囲のアドレス
は、最初の2つのアドレス範囲のいずれかの全部又は一
部分を包囲することができる。
示すブロック図である。信号名の後に付したプライ
ム(’)記号は、その信号が論理低であるときにアクテ
ィブであることを示している。プロセッサ10は、図1
のシステムと同様に、アドレスバス14にアドレス信号
を供給する。メモリ装置11、12及び13は、全て、
図1のシステムと同様に、アドレスデコーダ16から各
選択信号を受け取る。又、メモリ装置11、12及び1
3は、書き込み信号WR’181をプロセッサ10から
直接受け取る。これらのメモリ装置は、不揮発性メモリ
である。プロセッサ10は、アドレスバス14を経てチ
ップ選択ロジック102へアドレス信号を供給する。従
来のチップ選択ロジックとは異なり、本発明のチップ選
択ロジック102は、ある所定のメモリ位置がアドレス
されたときに2つ以上の選択信号を発生する。このよう
に、メモリ保護システムは、1つ以上のメモリ装置の全
部又は一部分を保護するように設計することができる。
例えば、典型的なシステムにおいては、1つのメモリ装
置がある範囲のアドレスに対応しそして別のメモリ装置
が別の範囲のアドレスをもつ。これら2つの範囲は共通
のアドレスをもたない。従って、チップ選択ロジック1
02は、第3の範囲のアドレススペースのいずれかがア
ドレスされた場合に、ライン145の付加的なチップ選
択信号GCS6’をアクティブにするように設計され
る。この余計なチップ選択ライン145は、保護回路1
01への入力として使用される。第3の範囲のアドレス
は、最初の2つのアドレス範囲のいずれかの全部又は一
部分を包囲することができる。
【0040】この構成は、図9に、システムのこの実施
例のメモリマップとして示されている。80000から
FFFFFまでのメモリの上部(メモリアドレスエリア
170)は、EPROM装置であるメモリ装置11に割
り当てられる。このメモリ装置11は、チップ選択信号
UCS’143によって選択される。ここに示す実施例
では、メモリアドレスエリア170には保護されたアド
レスはない。00000から1FFFFまでのメモリの
下部(メモリアドレスエリア171)は、RAM装置で
あるメモリ装置13に割り当てられる。このメモリ装置
13は、チップ選択信号LCS’146によって選択さ
れる。メモリアドレスエリア171の一部分であって、
1E000から1FFFFまでの上位8k(メモリアド
レスエリア172と称する)は、本発明のシステムによ
り、スプリアスな書き込みサイクルから保護される。2
0000から21FFFまでのメモリ位置(メモリアド
レスエリア173と称する)は、EEPROM装置であ
るメモリ装置12に割り当てられ、これも保護される。
メモリ装置12は、チップ選択信号GCS7’144に
よって選択される。従って、メモリアドレスエリア17
2及びメモリアドレスエリア173が保護されたメモリ
エリア174を構成する。ロジック102のアドレスデ
コーダは、保護されたメモリエリア174のアドレスが
アドレスされたときに、付加的なチップ選択信号GCS
6’145がアクティブとなるように設定される。
例のメモリマップとして示されている。80000から
FFFFFまでのメモリの上部(メモリアドレスエリア
170)は、EPROM装置であるメモリ装置11に割
り当てられる。このメモリ装置11は、チップ選択信号
UCS’143によって選択される。ここに示す実施例
では、メモリアドレスエリア170には保護されたアド
レスはない。00000から1FFFFまでのメモリの
下部(メモリアドレスエリア171)は、RAM装置で
あるメモリ装置13に割り当てられる。このメモリ装置
13は、チップ選択信号LCS’146によって選択さ
れる。メモリアドレスエリア171の一部分であって、
1E000から1FFFFまでの上位8k(メモリアド
レスエリア172と称する)は、本発明のシステムによ
り、スプリアスな書き込みサイクルから保護される。2
0000から21FFFまでのメモリ位置(メモリアド
レスエリア173と称する)は、EEPROM装置であ
るメモリ装置12に割り当てられ、これも保護される。
メモリ装置12は、チップ選択信号GCS7’144に
よって選択される。従って、メモリアドレスエリア17
2及びメモリアドレスエリア173が保護されたメモリ
エリア174を構成する。ロジック102のアドレスデ
コーダは、保護されたメモリエリア174のアドレスが
アドレスされたときに、付加的なチップ選択信号GCS
6’145がアクティブとなるように設定される。
【0041】付加的なチップ選択信号GCS6’145
を発生するために、チップ選択ロジック102は、図8
に一例が示された多数のアドレスデコーダによって実施
することもできるし、単一の従来型でないアドレスデコ
ーダによって実施することもできる。従来型のアドレス
デコーダは、アドレススペースの多数のアドレスの各1
つに対し複数の選択信号の厳密に1つを発生するように
動作するものである。図8において、アドレスデコーダ
140は従来型のアドレスデコーダである。第2のアド
レスデコーダ141は、保護されたメモリエリア174
のアドレスがアドレスされたときにアクティブとなるG
CS6’145を発生する。両アドレスデコーダ140
及び141は、アドレスバス14から上位アドレスライ
ン17を受け取る。この実施例では、以下に述べる第3
のアドレスデコーダ142がアドレスバス14の全ての
アドレスラインを受け取る。付加的な選択信号GCS
6’145は、他のプロセッサが発生した信号と共に、
保護回路101によって使用されて、保護されたメモリ
エリア174がプロセッサ10によって意図的に選択さ
れたか誤って選択されたかを決定し、スプリアスな書き
込み信号により生じる重要なデータの損失のおそれを低
減する。
を発生するために、チップ選択ロジック102は、図8
に一例が示された多数のアドレスデコーダによって実施
することもできるし、単一の従来型でないアドレスデコ
ーダによって実施することもできる。従来型のアドレス
デコーダは、アドレススペースの多数のアドレスの各1
つに対し複数の選択信号の厳密に1つを発生するように
動作するものである。図8において、アドレスデコーダ
140は従来型のアドレスデコーダである。第2のアド
レスデコーダ141は、保護されたメモリエリア174
のアドレスがアドレスされたときにアクティブとなるG
CS6’145を発生する。両アドレスデコーダ140
及び141は、アドレスバス14から上位アドレスライ
ン17を受け取る。この実施例では、以下に述べる第3
のアドレスデコーダ142がアドレスバス14の全ての
アドレスラインを受け取る。付加的な選択信号GCS
6’145は、他のプロセッサが発生した信号と共に、
保護回路101によって使用されて、保護されたメモリ
エリア174がプロセッサ10によって意図的に選択さ
れたか誤って選択されたかを決定し、スプリアスな書き
込み信号により生じる重要なデータの損失のおそれを低
減する。
【0042】信号GCS6’145に加えて、要求信号
RQST’180が保護回路101に入力される。この
信号RQST’180は、プロセッサ10が保護された
メモリエリア174内のアドレスをアクセスする直前
に、即ちアクティブな書き込み信号WR’181とアク
ティブなチップ選択信号GCS6’145を同時に発生
する直前に、プロセッサ10の記憶されたプログラムに
より発生される。保護されたメモリエリア174への試
みられた書き込みが、意図された命令ではなくてプロセ
ッサエラーによるものである場合には、プロセッサ10
の記憶されたプログラムがおそらく要求信号RQST’
180をそれ以前に発生していない。このように、信号
RQST’180の有無が、保護回路101に、保護さ
れたメモリエリア174への試みられた書き込みがプロ
セッサエラーによるものであるかどうかを知らせる。
RQST’180が保護回路101に入力される。この
信号RQST’180は、プロセッサ10が保護された
メモリエリア174内のアドレスをアクセスする直前
に、即ちアクティブな書き込み信号WR’181とアク
ティブなチップ選択信号GCS6’145を同時に発生
する直前に、プロセッサ10の記憶されたプログラムに
より発生される。保護されたメモリエリア174への試
みられた書き込みが、意図された命令ではなくてプロセ
ッサエラーによるものである場合には、プロセッサ10
の記憶されたプログラムがおそらく要求信号RQST’
180をそれ以前に発生していない。このように、信号
RQST’180の有無が、保護回路101に、保護さ
れたメモリエリア174への試みられた書き込みがプロ
セッサエラーによるものであるかどうかを知らせる。
【0043】本発明のこの実施例では、要求信号RQS
T’180は、信号RD’182とチップ選択信号GC
S4’147とを結合したものである。この結合はここ
ではオアゲート136によって実施される。信号GCS
4’147は、チップ選択ロジック102内の第3のア
ドレスデコーダ142によって発生される。アドレスデ
コーダ140及び141とは異なり、アドレスデコーダ
142はアドレスバス14から全てのアドレスラインを
受け取り、1つの特定のアドレス175のみがアドレス
デコーダ142により信号GCS4’147をアクティ
ブにさせる。この信号GCS4’147は、プロセッサ
10がこの所定のアドレス175を記憶されたプログラ
ムの「要求」動作の一部としてアドレスするのに応答し
て発生される。この要求動作は、所定のアドレス175
と同時にアクティブなRD’182を発生することも含
む。
T’180は、信号RD’182とチップ選択信号GC
S4’147とを結合したものである。この結合はここ
ではオアゲート136によって実施される。信号GCS
4’147は、チップ選択ロジック102内の第3のア
ドレスデコーダ142によって発生される。アドレスデ
コーダ140及び141とは異なり、アドレスデコーダ
142はアドレスバス14から全てのアドレスラインを
受け取り、1つの特定のアドレス175のみがアドレス
デコーダ142により信号GCS4’147をアクティ
ブにさせる。この信号GCS4’147は、プロセッサ
10がこの所定のアドレス175を記憶されたプログラ
ムの「要求」動作の一部としてアドレスするのに応答し
て発生される。この要求動作は、所定のアドレス175
と同時にアクティブなRD’182を発生することも含
む。
【0044】保護されたメモリエリア174のアドレス
が選択されるところのアクティブなWR’181の前に
保護回路101がアクティブなRQST’180を受け
取るときには、保護回路101は何の補正動作も行わな
い。しかしながら、WR’181がアクティブである間
に保護されたメモリエリア174のアドレスが選択され
そして保護回路101がそれまでアクティブなRQS
T’180を受け取っていない場合には、保護回路10
1は、アクティブなNMI信号185をプロセッサのノ
ンマスカブル割り込み入力117に送ることによりエラ
ーを通知する。
が選択されるところのアクティブなWR’181の前に
保護回路101がアクティブなRQST’180を受け
取るときには、保護回路101は何の補正動作も行わな
い。しかしながら、WR’181がアクティブである間
に保護されたメモリエリア174のアドレスが選択され
そして保護回路101がそれまでアクティブなRQS
T’180を受け取っていない場合には、保護回路10
1は、アクティブなNMI信号185をプロセッサのノ
ンマスカブル割り込み入力117に送ることによりエラ
ーを通知する。
【0045】プロセッサのメモリスペースの所定の単一
アドレスから「読み取り」動作を用いるのではなくて、
本発明から何ら逸脱することなくこの点に関する広範な
要求動作のいずれかを使用できることが当業者に容易に
明らかであろう。他の実施例においては、所定のアドレ
スに対する「書き込み」動作を使用することもできる
し、或いはプロセッサのI/Oスペースの所定のポート
への入力又はそこからの出力を使用することもできる。
更に、全部より少ないアドレススペースに応答ハードウ
ェアが装填されるシステムにおいては、上記の所定のア
ドレスが単一アドレスである必要はなく、ある範囲のア
ドレスを使用することができる。別の言い方をすれば、
第3のアドレスデコーダは、アドレスバスを不完全にデ
コードするだけでよく、例えば、全部より少ないアドレ
スラインをデコードすればよい。更に、プロセッサのハ
ードウェア構成によっては、要求信号は、プロセッサの
個別出力でもよいし、プロセッサのシリアル出力でもよ
いし、又はプロセッサからの他の有用な信号又は信号の
組み合わせでもよい。
アドレスから「読み取り」動作を用いるのではなくて、
本発明から何ら逸脱することなくこの点に関する広範な
要求動作のいずれかを使用できることが当業者に容易に
明らかであろう。他の実施例においては、所定のアドレ
スに対する「書き込み」動作を使用することもできる
し、或いはプロセッサのI/Oスペースの所定のポート
への入力又はそこからの出力を使用することもできる。
更に、全部より少ないアドレススペースに応答ハードウ
ェアが装填されるシステムにおいては、上記の所定のア
ドレスが単一アドレスである必要はなく、ある範囲のア
ドレスを使用することができる。別の言い方をすれば、
第3のアドレスデコーダは、アドレスバスを不完全にデ
コードするだけでよく、例えば、全部より少ないアドレ
スラインをデコードすればよい。更に、プロセッサのハ
ードウェア構成によっては、要求信号は、プロセッサの
個別出力でもよいし、プロセッサのシリアル出力でもよ
いし、又はプロセッサからの他の有用な信号又は信号の
組み合わせでもよい。
【0046】ここに示す実施例は、保護回路の出力をプ
ロセッサへのノンマスカブル割り込みとして有するもの
であることが理解されよう。これは好ましいものである
と考えられ、ソフトウェアの設計が、必要に応じて修正
処置を行うノンマスカブル割り込みのための割り込みハ
ンドラーを定めるのが好ましい。修正処置には、例え
ば、エラーを不揮発性メモリのエラーログ領域に記録し
たり、スタックの内容のような有用なデバッグ情報を記
憶したり、割り込みハンドラーから制御が復帰するとき
に(即ち、サブルーチンスタックがポップするとき
に)、以前に実行されていたおそらく異常なアドレスで
はなくて、充分に定められたアドレスへ制御が移される
ようにスタックを操作したりすることが含まれる。別の
修正段階としては、ソフトウェア動作は、減少レジスタ
の2つの記憶されたコピー間を交差チェックしたり、バ
ッチカウント、ピースカウント、増加レジスタ等の他の
重要な情報の記憶されたコピー間を交差チェックしたり
することを含む。
ロセッサへのノンマスカブル割り込みとして有するもの
であることが理解されよう。これは好ましいものである
と考えられ、ソフトウェアの設計が、必要に応じて修正
処置を行うノンマスカブル割り込みのための割り込みハ
ンドラーを定めるのが好ましい。修正処置には、例え
ば、エラーを不揮発性メモリのエラーログ領域に記録し
たり、スタックの内容のような有用なデバッグ情報を記
憶したり、割り込みハンドラーから制御が復帰するとき
に(即ち、サブルーチンスタックがポップするとき
に)、以前に実行されていたおそらく異常なアドレスで
はなくて、充分に定められたアドレスへ制御が移される
ようにスタックを操作したりすることが含まれる。別の
修正段階としては、ソフトウェア動作は、減少レジスタ
の2つの記憶されたコピー間を交差チェックしたり、バ
ッチカウント、ピースカウント、増加レジスタ等の他の
重要な情報の記憶されたコピー間を交差チェックしたり
することを含む。
【0047】しかしながら、本発明から逸脱せずに他の
出力構成を使用できることも当業者に更に明らかであろ
う。例えば、出力はプロセッサへのリセットでよく、こ
れは最も優先順位の高い割り込みであると考えられる。
別の例として、トリガーされた保護回路の事象を記憶す
るのにハードウェアラッチを使用することができる。次
いで、プロセッサがリセット又は割り込みされた後に、
プロセッサはハードウェアラッチの状態を調べて、その
リセット又は割り込みの理由を確かめることができる。
更に別の例として、出力は、保護されたメモリへのバス
制御信号におけるハードウェアレベル割り込みによりそ
の保護されたメモリへのそれ以上のアクセスを拒絶する
システムの入力でもよい。この後者の解決策は、もちろ
ん、部品点数を増加すると共に、プロセッサへの割り込
みを単に付与することによりソフトウェア回復の可能性
を放棄するものである。
出力構成を使用できることも当業者に更に明らかであろ
う。例えば、出力はプロセッサへのリセットでよく、こ
れは最も優先順位の高い割り込みであると考えられる。
別の例として、トリガーされた保護回路の事象を記憶す
るのにハードウェアラッチを使用することができる。次
いで、プロセッサがリセット又は割り込みされた後に、
プロセッサはハードウェアラッチの状態を調べて、その
リセット又は割り込みの理由を確かめることができる。
更に別の例として、出力は、保護されたメモリへのバス
制御信号におけるハードウェアレベル割り込みによりそ
の保護されたメモリへのそれ以上のアクセスを拒絶する
システムの入力でもよい。この後者の解決策は、もちろ
ん、部品点数を増加すると共に、プロセッサへの割り込
みを単に付与することによりソフトウェア回復の可能性
を放棄するものである。
【0048】図7及び10を参照すれば、保護回路10
1は次のように機能する。時間150において、WR’
181の正の縁は、双安定ゲート、ここではD型フリッ
プ−フロップ115をそのクロック入力125において
トリガーする。このフリップ−フロップ115のD入力
132は低信号に接続されている。それ故、フリップ−
フロップ115はクリアされ、そしてQ出力120の出
力信号FF1OUT183は、フリップ−フロップ11
5がWR’181の正の縁を受け取るときに低レベルと
なる。このクリア動作は時間153にも生じることが明
らかである。
1は次のように機能する。時間150において、WR’
181の正の縁は、双安定ゲート、ここではD型フリッ
プ−フロップ115をそのクロック入力125において
トリガーする。このフリップ−フロップ115のD入力
132は低信号に接続されている。それ故、フリップ−
フロップ115はクリアされ、そしてQ出力120の出
力信号FF1OUT183は、フリップ−フロップ11
5がWR’181の正の縁を受け取るときに低レベルと
なる。このクリア動作は時間153にも生じることが明
らかである。
【0049】フリップ−フロップ115の「セット」入
力127は、オアゲート136の出力、即ち要求信号R
QST’180に接続される。時間151において、R
QST’180はアクティブであって、フリップ−フロ
ップ115のQ出力120のFF1OUT183を高レ
ベル状態にセットする。フリップ−フロップ115のQ
出力120は、第2の双安定ゲート、ここでは別のD型
フリップ−フロップ116のクロック入力121に接続
されている。フリップ−フロップ116は信号FF2C
LK184によりそのクロック入力126においてトリ
ガーされる。FF2CLK184は、アクティブなW
R’181とアクティブなGCS6’145即ちメモリ
の保護エリアへの書き込みとが同時に生じる間に高レベ
ルとなり、これはノアゲート135によって実施され
る。154に示すように、フリップ−フロップ115が
RQST’180によってセットされておらずそしてフ
リップ−フロップ116が保護エリアへの書き込みの試
みによってトリガーされた場合には、フリップ−フロッ
プ115のQ出力120の低レベルのFF1OUT18
3信号がフリップ−フロップ116に入力され、そして
フリップ−フロップ116のQ’出力122が高レベル
のNMI信号185をプロセッサ10のノンマスカブル
割り込み入力117へ送って、保護されたメモリエリア
174への誤った書き込みサイクルを通知する。従っ
て、プロセッサ10が適当な要求信号RQST’180
を発生しない状態で保護エリアをアクセスする試みは、
システムに割り込みを生じさせる。
力127は、オアゲート136の出力、即ち要求信号R
QST’180に接続される。時間151において、R
QST’180はアクティブであって、フリップ−フロ
ップ115のQ出力120のFF1OUT183を高レ
ベル状態にセットする。フリップ−フロップ115のQ
出力120は、第2の双安定ゲート、ここでは別のD型
フリップ−フロップ116のクロック入力121に接続
されている。フリップ−フロップ116は信号FF2C
LK184によりそのクロック入力126においてトリ
ガーされる。FF2CLK184は、アクティブなW
R’181とアクティブなGCS6’145即ちメモリ
の保護エリアへの書き込みとが同時に生じる間に高レベ
ルとなり、これはノアゲート135によって実施され
る。154に示すように、フリップ−フロップ115が
RQST’180によってセットされておらずそしてフ
リップ−フロップ116が保護エリアへの書き込みの試
みによってトリガーされた場合には、フリップ−フロッ
プ115のQ出力120の低レベルのFF1OUT18
3信号がフリップ−フロップ116に入力され、そして
フリップ−フロップ116のQ’出力122が高レベル
のNMI信号185をプロセッサ10のノンマスカブル
割り込み入力117へ送って、保護されたメモリエリア
174への誤った書き込みサイクルを通知する。従っ
て、プロセッサ10が適当な要求信号RQST’180
を発生しない状態で保護エリアをアクセスする試みは、
システムに割り込みを生じさせる。
【0050】一方、保護エリアへの試みられた書き込み
がプロセッサエラーによるものでない場合には、プロセ
ッサ10は、フリップ−フロップ116によりそのクロ
ック入力126に信号FF2CLK184が受け取られ
る前にRQST’180を発生し、フリップ−フロップ
115をセットする。この場合に、高レベルのFF1O
UT183信号がフリップ−フロップ115から出力さ
れて、フリップ−フロップ116がトリガーされたとき
にこのフリップ−フロップ116へ入力され、フリップ
−フロップ116の出力Q’122は、FF2CLK1
84によりトリガーされたときに低レベル信号となる。
それ故、時間152において明らかなように、ノンマス
カブル割り込みは生じない。SYSRES’186がア
サートされた場合には、システム全体がリセットされる
ことに注意されたい。この信号はプロセッサ10の「リ
セット」入力75及びフリップ−フロップ116の「セ
ット」入力128に受け取られる。
がプロセッサエラーによるものでない場合には、プロセ
ッサ10は、フリップ−フロップ116によりそのクロ
ック入力126に信号FF2CLK184が受け取られ
る前にRQST’180を発生し、フリップ−フロップ
115をセットする。この場合に、高レベルのFF1O
UT183信号がフリップ−フロップ115から出力さ
れて、フリップ−フロップ116がトリガーされたとき
にこのフリップ−フロップ116へ入力され、フリップ
−フロップ116の出力Q’122は、FF2CLK1
84によりトリガーされたときに低レベル信号となる。
それ故、時間152において明らかなように、ノンマス
カブル割り込みは生じない。SYSRES’186がア
サートされた場合には、システム全体がリセットされる
ことに注意されたい。この信号はプロセッサ10の「リ
セット」入力75及びフリップ−フロップ116の「セ
ット」入力128に受け取られる。
【0051】上記のように本発明は多数の実際的な用途
を有する。図6に示す実施例は、プロセッサ10によっ
て制御される郵便料金プリント手段160を備えてい
る。典型的な郵便料金プリントシステムには、プリント
に使用できる郵便料金の金額を指示する減少レジスタが
ある。この減少レジスタに含まれたデータは、重要なも
のであると考えられ、従って、スプリアスな書き込みサ
イクルからこのデータを保護するために本発明の保護さ
れたメモリエリア174に書き込まれる。
を有する。図6に示す実施例は、プロセッサ10によっ
て制御される郵便料金プリント手段160を備えてい
る。典型的な郵便料金プリントシステムには、プリント
に使用できる郵便料金の金額を指示する減少レジスタが
ある。この減少レジスタに含まれたデータは、重要なも
のであると考えられ、従って、スプリアスな書き込みサ
イクルからこのデータを保護するために本発明の保護さ
れたメモリエリア174に書き込まれる。
【0052】図11及び12には、本発明の方法のフロ
ーチャートが示されている。図11は、プロセッサ10
が保護されたメモリエリア174に正しく書き込みする
ときに実行される本発明の方法を示す。これは、ソフト
ウェアがその保護されたメモリエリアに書き込みするた
めの正しいルーチンを実行すると仮定する。この場合
に、要求信号が発生される。次いで、プロセッサ10
は、アクティブなWR’信号の間にメモリ174の保護
されたエリアのアドレスをアドレスし、そしてチップ選
択ロジック102は、アクセスされているメモリ装置に
対応するチップ選択信号と、保護されたメモリエリア1
74に対応するチップ選択信号GCS6’を発生する。
最後に、保護されたメモリエリア174にデータが書き
込まれる。
ーチャートが示されている。図11は、プロセッサ10
が保護されたメモリエリア174に正しく書き込みする
ときに実行される本発明の方法を示す。これは、ソフト
ウェアがその保護されたメモリエリアに書き込みするた
めの正しいルーチンを実行すると仮定する。この場合
に、要求信号が発生される。次いで、プロセッサ10
は、アクティブなWR’信号の間にメモリ174の保護
されたエリアのアドレスをアドレスし、そしてチップ選
択ロジック102は、アクセスされているメモリ装置に
対応するチップ選択信号と、保護されたメモリエリア1
74に対応するチップ選択信号GCS6’を発生する。
最後に、保護されたメモリエリア174にデータが書き
込まれる。
【0053】装置が郵便料金プリント手段160を備
え、これがプリントに使用できる郵便料金の金額を指示
する減少レジスタを有するときには、保護されたメモリ
エリア174内に減少レジスタのデータを記憶すること
により、保護されたメモリへの書き込みが特徴付けられ
る。
え、これがプリントに使用できる郵便料金の金額を指示
する減少レジスタを有するときには、保護されたメモリ
エリア174内に減少レジスタのデータを記憶すること
により、保護されたメモリへの書き込みが特徴付けられ
る。
【0054】図12は、プロセッサが保護されたメモリ
エリア174へ誤って書き込みしようと試みるときに実
行される本発明の方法を示している。これは、ソフトウ
ェアがその保護されたメモリエリアへ書き込みする正し
いルーチンを実行せず、従って、要求信号が発生されな
いと仮定している。これは、何らかの不都合により、プ
ロセッサが例えばプログラムコード以外のデータを実行
し始めた場合に起きると考えられる。先ず、プロセッサ
10は、アクティブなWR’信号の間にメモリ174の
保護されたエリアのアドレスをアドレスする。次いで、
チップ選択ロジック102は、アクセスされているメモ
リ装置に対応するチップ選択信号と、保護されたメモリ
エリア174に対応するチップ選択信号GCS6’を発
生する。これは、保護されたメモリエリアに書き込む不
法な試みであるから、プロセッサ10は割り込まれる。
エリア174へ誤って書き込みしようと試みるときに実
行される本発明の方法を示している。これは、ソフトウ
ェアがその保護されたメモリエリアへ書き込みする正し
いルーチンを実行せず、従って、要求信号が発生されな
いと仮定している。これは、何らかの不都合により、プ
ロセッサが例えばプログラムコード以外のデータを実行
し始めた場合に起きると考えられる。先ず、プロセッサ
10は、アクティブなWR’信号の間にメモリ174の
保護されたエリアのアドレスをアドレスする。次いで、
チップ選択ロジック102は、アクセスされているメモ
リ装置に対応するチップ選択信号と、保護されたメモリ
エリア174に対応するチップ選択信号GCS6’を発
生する。これは、保護されたメモリエリアに書き込む不
法な試みであるから、プロセッサ10は割り込まれる。
【0055】本発明のシステム及び方法は、公知技術に
勝る多数の効果を有することが明らかであろう。先ず第
1に、本発明のメモリ保護システムは、どんなメモリを
保護するかの選択に融通性を得ることができる。従来の
メモリ保護システムとは異なり、本発明は、特定のメモ
リ装置の全部又は一部分のみを保護するように実施する
ことができる。更に、2つ以上のメモリ装置のメモリ位
置を保護することができ、これらのメモリ装置は異なる
技術のものでもよい。
勝る多数の効果を有することが明らかであろう。先ず第
1に、本発明のメモリ保護システムは、どんなメモリを
保護するかの選択に融通性を得ることができる。従来の
メモリ保護システムとは異なり、本発明は、特定のメモ
リ装置の全部又は一部分のみを保護するように実施する
ことができる。更に、2つ以上のメモリ装置のメモリ位
置を保護することができ、これらのメモリ装置は異なる
技術のものでもよい。
【0056】更に、本発明のメモリ保護システムは、
「ウオッチドッグ」回路や、「ウインドウ」回路や、選
択出力が選択される時間長さを監視する回路を使用した
公知システムのように保護動作を行う前に所定時間待機
しなくてよい。従来のシステムは時間ウインドウを備
え、その間に重要なデータが保護されたメモリエリアか
ら失われることがあった。本発明では、フリップ−フロ
ップ115は各アクティブな書き込みサイクルの後にク
リアされる。これは、図10に150及び153で示さ
れている。従って、要求信号の発生直後の書き込みサイ
クル以外の書き込みサイクル中に、保護されたメモリエ
リア174が選択された場合には、フリップ−フロップ
115の出力及び当然ながらフリップ−フロップ116
の入力が低レベル信号に戻り、保護回路101は、フリ
ップ−フロップ116の高いQ’出力でプロセッサ10
に割り込む。それ故、プロセッサが保護されたメモリエ
リア174に考えられる多数のデータバイトを誤って書
き込み得るように不良動作するプロセッサに使用できる
時間ウインドウはない。
「ウオッチドッグ」回路や、「ウインドウ」回路や、選
択出力が選択される時間長さを監視する回路を使用した
公知システムのように保護動作を行う前に所定時間待機
しなくてよい。従来のシステムは時間ウインドウを備
え、その間に重要なデータが保護されたメモリエリアか
ら失われることがあった。本発明では、フリップ−フロ
ップ115は各アクティブな書き込みサイクルの後にク
リアされる。これは、図10に150及び153で示さ
れている。従って、要求信号の発生直後の書き込みサイ
クル以外の書き込みサイクル中に、保護されたメモリエ
リア174が選択された場合には、フリップ−フロップ
115の出力及び当然ながらフリップ−フロップ116
の入力が低レベル信号に戻り、保護回路101は、フリ
ップ−フロップ116の高いQ’出力でプロセッサ10
に割り込む。それ故、プロセッサが保護されたメモリエ
リア174に考えられる多数のデータバイトを誤って書
き込み得るように不良動作するプロセッサに使用できる
時間ウインドウはない。
【0057】公知技術に勝る本発明の更に別の1つの効
果は、部品点数が低いことである。その好ましい実施例
において、保護回路101は、2つのフリップ−フロッ
プと2つの論理ゲートのみで構成される。他のあまり有
効でないメモリ保護手段は、多数のカウンタや、ラッチ
や、論理ゲートを必要とする。部品点数が低いことは4
つの利点をもたらす。その第1は、製造コストが低減さ
れることである。典型的に、本発明のメモリ保護装置
は、個別のアプリケーション向け集積回路(ASIC)
上に形成され、従って、製造が重要な要件となる。第2
に、ASICはあまりスペースをとらず、システム全体
の設計に大きな融通性を与える。第3に、部品点数の減
少により消費電力が減少され、これは保護回路において
特に重要である。というのは、システムがバックアップ
電源で動作するときは回路に大巾に依存するからであ
る。第4に、少数の部品を使用する回路は、故障し得る
部品が少ないことから、信頼性が高い。
果は、部品点数が低いことである。その好ましい実施例
において、保護回路101は、2つのフリップ−フロッ
プと2つの論理ゲートのみで構成される。他のあまり有
効でないメモリ保護手段は、多数のカウンタや、ラッチ
や、論理ゲートを必要とする。部品点数が低いことは4
つの利点をもたらす。その第1は、製造コストが低減さ
れることである。典型的に、本発明のメモリ保護装置
は、個別のアプリケーション向け集積回路(ASIC)
上に形成され、従って、製造が重要な要件となる。第2
に、ASICはあまりスペースをとらず、システム全体
の設計に大きな融通性を与える。第3に、部品点数の減
少により消費電力が減少され、これは保護回路において
特に重要である。というのは、システムがバックアップ
電源で動作するときは回路に大巾に依存するからであ
る。第4に、少数の部品を使用する回路は、故障し得る
部品が少ないことから、信頼性が高い。
【0058】好ましい実施例について本発明を説明した
が、種々の修正や別の構造や等効物を使用することがで
きる。それ故、上記説明は、本発明の範囲を何ら限定す
るものではなく、本発明は特許請求の範囲のみによって
限定されるものとする。
が、種々の修正や別の構造や等効物を使用することがで
きる。それ故、上記説明は、本発明の範囲を何ら限定す
るものではなく、本発明は特許請求の範囲のみによって
限定されるものとする。
【図1】公知のメモリアドレスシステムの機能ブロック
図である。
図である。
【図2】公知のメモリアドレスシステムの機能ブロック
図である。
図である。
【図3】公知のメモリアドレスシステムの機能ブロック
図である。
図である。
【図4】公知のメモリアドレスシステムの機能ブロック
図である。
図である。
【図5】図4のウインドウ回路の機能ブロック図であ
る。
る。
【図6】保護回路及びチップ選択ロジックを含む本発明
のメモリアドレスシステムの機能ブロック図である。
のメモリアドレスシステムの機能ブロック図である。
【図7】図6の保護回路の機能ブロック図である。
【図8】図6のチップ選択ロジックの機能ブロック図で
ある。
ある。
【図9】本発明のシステムのメモリマップである。
【図10】本発明のシステムのタイミング図である。
【図11】本発明の方法を示すフローチャートである。
【図12】本発明の方法を示すフローチャートである。
10 プロセッサ 11、12、13 メモリ装置 14 アドレスバス 15 書き込みストローブライン 16 アドレスデコーダ 17 アドレスバスの上位部分 18 アドレスバスの下位部分 19 システムバス 20 選択ライン 21、22、23 書き込みストローブ入力 31、32、33 選択ライン 41、42、43 チップイネーブル入力 101 保護回路 102 チップ選択ロジック 160 郵便料金プリント手段 170、171、172、173 メモリアドレスエリ
ア 174 保護されたメモリエリア
ア 174 保護されたメモリエリア
Claims (64)
- 【請求項1】 アドレススペースをアドレスするプロセ
ッサと;第1メモリと;これらプロセッサとメモリとを
相互接続するバスと;第1範囲のアドレスに応答して第
1選択信号を発生する第1アドレスデコーダとを備え;
上記第1メモリはこの第1選択信号によって選択され;
更に、上記第1のアドレス範囲と同一ではなく且つ上記
第1範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有している
第2のアドレス範囲のアドレスに応答して第2選択信号
を発生する第2のアドレスデコーダと;上記プロセッサ
に作動的に接続されてそこから要求信号を受け取る保護
回路とを備えており;この保護回路は、要求信号の受信
が存在しない場合に上記第2選択信号の発生の事象を通
知することを特徴とするデータ保護装置。 - 【請求項2】 上記プロセッサはノンマスカブル割り込
み入力を有し、上記保護回路は、ノンマスカブル割り込
み入力を発生することによって事象を通知する請求項1
に記載のデータ保護装置。 - 【請求項3】 アドレスに応答する第3のアドレスデコ
ーダを更に備え、上記保護回路は、更に、上記要求信号
がアドレスの読み取りサイクルを構成することを更に特
徴とする請求項1に記載のデータ保護装置。 - 【請求項4】 上記保護回路は第1及び第2の双安定ゲ
ートを備え、第1ゲートは要求信号によって第1状態に
セットされると共に、要求信号が存在しない場合は書き
込みサイクルによって第2状態にセットされ、第2ゲー
トは第1ゲートからクロック入力を受け取り、第2ゲー
トは第2範囲のアドレスへの書き込みサイクルによりク
ロックされ、第2ゲートの出力は上記通知を構成する請
求項1に記載のデータ保護装置。 - 【請求項5】 上記第1アドレスデコーダは、第3の範
囲のアドレスに応答して第3選択信号を発生し、第3の
範囲は第1範囲と共通のアドレスをもたず、第3の範囲
は第2範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有し、上
記装置は、更に、第3の選択信号によって選択された第
2メモリを備えている請求項1に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項6】 上記第1及び第2メモリは不揮発性であ
り、異なる記憶技術を使用している請求項5に記載のデ
ータ保護装置。 - 【請求項7】 上記第1及び第2の双安定ゲートはD型
フリップ−フロップより成り、上記書き込み信号は第1
ゲートのクロック入力に作動的に接続され、第1ゲート
のD入力は論理「低」レベルに作動的に接続され、第1
ゲートのセット入力は要求信号に作動的に接続され、第
2ゲートのクロック入力は、プロセッサ書き込み信号と
第2選択信号の結合を受け取り、第2ゲートのD入力は
第1ゲートの出力を受け取り、第2ゲートの出力は上記
通知を構成する請求項4に記載のデータ保護装置。 - 【請求項8】 上記第1アドレスデコーダ、第2アドレ
スデコーダ及び保護回路は、アプリケーション向け集積
回路より成る請求項1に記載のデータ保護装置。 - 【請求項9】 上記第1アドレスデコーダ、第2アドレ
スデコーダ及び保護回路は、アプリケーション向け集積
回路より成る請求項2に記載のデータ保護装置。 - 【請求項10】 上記第1アドレスデコーダ、第2アド
レスデコーダ、第3アドレスデコーダ及び保護回路は、
アプリケーション向け集積回路より成る請求項3に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項11】 上記第1アドレスデコーダ、第2アド
レスデコーダ、保護回路、第1双安定ゲート及び第2双
安定ゲートは、アプリケーション向け集積回路より成る
請求項4に記載のデータ保護装置。 - 【請求項12】 上記第1アドレスデコーダ、第2アド
レスデコーダ及び保護回路は、アプリケーション向け集
積回路より成る請求項5に記載のデータ保護装置。 - 【請求項13】 上記第1アドレスデコーダ、第2アド
レスデコーダ及び保護回路は、アプリケーション向け集
積回路より成る請求項6に記載のデータ保護装置。 - 【請求項14】 上記第1アドレスデコーダ、第2アド
レスデコーダ、保護回路、第1双安定ゲート及び第2双
安定ゲートは、アプリケーション向け集積回路より成る
請求項7に記載のデータ保護装置。 - 【請求項15】 アドレスに応答する第3のアドレスデ
コーダを更に備え、上記保護回路は、更に、上記要求信
号がアドレスの読み取りサイクルを構成することを更に
特徴とする請求項2に記載のデータ保護装置。 - 【請求項16】 上記保護回路は第1及び第2の双安定
ゲートを備え、第1ゲートは要求信号によって第1状態
にセットされると共に、要求信号が存在しない場合は書
き込みサイクルによって第2状態にセットされ、第2ゲ
ートは第1ゲートからクロック入力を受け取り、第2ゲ
ートは第2範囲のアドレスへの書き込みサイクルにより
クロックされ、第2ゲートの出力は上記通知を構成する
請求項2に記載のデータ保護装置。 - 【請求項17】 上記保護回路は第1及び第2の双安定
ゲートを備え、第1ゲートは要求信号によって第1状態
にセットされると共に、要求信号が存在しない場合は書
き込みサイクルによって第2状態にセットされ、第2ゲ
ートは第1ゲートからクロック入力を受け取り、第2ゲ
ートは第2範囲のアドレスへの書き込みサイクルにより
クロックされ、第2ゲートの出力は上記通知を構成する
請求項3に記載のデータ保護装置。 - 【請求項18】 上記第1アドレスデコーダは、第3範
囲のアドレスに応答して第3選択信号を発生し、第3の
範囲は第1範囲と共通のアドレスをもたず、第3の範囲
は第2範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有し、上
記装置は、更に、第3の選択信号によって選択された第
2メモリを備えている請求項2に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項19】 上記第1アドレスデコーダは、第3範
囲のアドレスに応答して第3選択信号を発生し、第3の
範囲は第1範囲と共通のアドレスをもたず、第3の範囲
は第2範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有し、上
記装置は、更に、第3の選択信号によって選択された第
2メモリを備えている請求項3に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項20】 上記第1アドレスデコーダは、第3範
囲のアドレスに応答して第3選択信号を発生し、第3の
範囲は第1範囲と共通のアドレスをもたず、第3の範囲
は第2範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有し、上
記装置は、更に、第3の選択信号によって選択された第
2メモリを備えている請求項4に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項21】 上記第1及び第2メモリは不揮発性で
あり、異なる記憶技術を使用している請求項18に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項22】 上記第1及び第2メモリは不揮発性で
あり、異なる記憶技術を使用している請求項19に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項23】 上記第1及び第2メモリは不揮発性で
あり、異なる記憶技術を使用している請求項20に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項24】 上記第1及び第2の双安定ゲートはD
型フリップ−フロップより成り、上記書き込み信号は、
第1ゲートのクロック入力に作動的に接続され、第1ゲ
ートのD入力は論理「低」レベルに作動的に接続され、
第1ゲートのセット入力は要求信号に作動的に接続さ
れ、第2ゲートのクロック入力は、プロセッサ書き込み
信号と第2選択信号の結合を受け取り、第2ゲートのD
入力は第1ゲートの出力を受け取り、第2ゲートの出力
は上記通知を構成する請求項16に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項25】 上記第1及び第2の双安定ゲートはD
型フリップ−フロップより成り、上記書き込み信号は、
第1ゲートのクロック入力に作動的に接続され、第1ゲ
ートのD入力は論理「低」レベルに作動的に接続され、
第1ゲートのセット入力は要求信号に作動的に接続さ
れ、第2ゲートのクロック入力は、プロセッサ書き込み
信号と第2選択信号の結合を受け取り、第2ゲートのD
入力は第1ゲートの出力を受け取り、第2ゲートの出力
は上記通知を構成する請求項17に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項26】 上記第1及び第2の双安定ゲートはD
型フリップ−フロップより成り、上記書き込み信号は、
第1ゲートのクロック入力に作動的に接続され、第1ゲ
ートのD入力は論理「低」レベルに作動的に接続され、
第1ゲートのセット入力は要求信号に作動的に接続さ
れ、第2ゲートのクロック入力は、プロセッサ書き込み
信号と第2選択信号の結合を受け取り、第2ゲートのD
入力は第1ゲートの出力を受け取り、第2ゲートの出力
は上記通知を構成する請求項20に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項27】 上記第1及び第2の双安定ゲートはD
型フリップ−フロップより成り、上記書き込み信号は、
第1ゲートのクロック入力に作動的に接続され、第1ゲ
ートのD入力は論理「低」レベルに作動的に接続され、
第1ゲートのセット入力は要求信号に作動的に接続さ
れ、第2ゲートのクロック入力は、プロセッサ書き込み
信号と第2選択信号の結合を受け取り、第2ゲートのD
入力は第1ゲートの出力を受け取り、第2ゲートの出力
は上記通知を構成する請求項23に記載のデータ保護装
置。 - 【請求項28】 上記第1アドレスデコーダは複数の選
択信号を発生し、上記アドレススペースの多数のアドレ
スの各々に対し、上記複数の選択信号の厳密に1つが発
生されるようにする請求項1に記載のデータ保護装置。 - 【請求項29】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項1に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項30】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項2に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項31】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項3に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項32】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項4に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項33】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項7に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項34】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項8に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項35】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項9に記載
のデータ保護装置。 - 【請求項36】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項10に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項37】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項11に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項38】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項14に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項39】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項15に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項40】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項16に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項41】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項17に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項42】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項24に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項43】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する減少レジスタとを更に備えており、上
記第1メモリは不揮発性であり、上記減少レジスタは上
記第2のアドレス範囲内で第1メモリに記憶され、これ
により、上記減少レジスタのデータはスプリアスなプロ
セッサ書き込みサイクルから保護される請求項25に記
載のデータ保護装置。 - 【請求項44】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する第1及び第2の減少レジスタとを更に
備えており、上記第1の減少レジスタは上記第2のアド
レス範囲内で第1メモリに記憶され、そして上記第2の
減少レジスタは上記第2のアドレス範囲内で第2メモリ
に記憶され、これにより、上記減少レジスタのデータは
スプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護され
る請求項6に記載のデータ保護装置。 - 【請求項45】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する第1及び第2の減少レジスタとを更に
備えており、上記第1の減少レジスタは上記第2のアド
レス範囲内で第1メモリに記憶され、そして上記第2の
減少レジスタは上記第2のアドレス範囲内で第2メモリ
に記憶され、これにより、上記減少レジスタのデータは
スプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護され
る請求項13に記載のデータ保護装置。 - 【請求項46】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する第1及び第2の減少レジスタとを更に
備えており、上記第1の減少レジスタは上記第2のアド
レス範囲内で第1メモリに記憶され、そして上記第2の
減少レジスタは上記第2のアドレス範囲内で第2メモリ
に記憶され、これにより、上記減少レジスタのデータは
スプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護され
る請求項21に記載のデータ保護装置。 - 【請求項47】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する第1及び第2の減少レジスタとを更に
備えており、上記第1の減少レジスタは上記第2のアド
レス範囲内で第1メモリに記憶され、そして上記第2の
減少レジスタは上記第2のアドレス範囲内で第2メモリ
に記憶され、これにより、上記減少レジスタのデータは
スプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護され
る請求項22に記載のデータ保護装置。 - 【請求項48】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する第1及び第2の減少レジスタとを更に
備えており、上記第1の減少レジスタは上記第2のアド
レス範囲内で第1メモリに記憶され、そして上記第2の
減少レジスタは上記第2のアドレス範囲内で第2メモリ
に記憶され、これにより、上記減少レジスタのデータは
スプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護され
る請求項23に記載のデータ保護装置。 - 【請求項49】 上記プロセッサによって制御される郵
便料金プリント手段と、プリントに使用できる郵便料金
の金額を指示する第1及び第2の減少レジスタとを更に
備えており、上記第1の減少レジスタは上記第2のアド
レス範囲内で第1メモリに記憶され、そして上記第2の
減少レジスタは上記第2のアドレス範囲内で第2メモリ
に記憶され、これにより、上記減少レジスタのデータは
スプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護され
る請求項27に記載のデータ保護装置。 - 【請求項50】 アドレススペースをアドレスするプロ
セッサと、第1メモリと、これらプロセッサとメモリと
を相互接続するバスと、第1範囲のアドレスに応答して
第1選択信号を発生する第1アドレスデコーダとを備
え、上記第1メモリはこの第1選択信号によって選択さ
れ、更に、上記第1のアドレス範囲と同一ではなく且つ
上記第1範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有して
いる第2のアドレス範囲のアドレスに応答して第2選択
信号を発生する第2のアドレスデコーダと、上記プロセ
ッサに作動的に接続されてそこから要求信号を受け取る
保護回路とを備えたデータ保護装置に使用する方法であ
って、 上記第2のアドレス範囲のアドレスをアドレスし、 上記第2のアドレスデコーダにおいて第2の選択信号を
発生し、そして上記保護回路において要求信号の受信が
ない場合に上記第2選択信号の発生の事象を通知する、
という段階を備えたことを特徴とする方法。 - 【請求項51】 上記プロセッサはノンマスカブル割り
込み入力を有し、上記方法は、更に、ノンマスカブル割
り込み入力を発生することにより事象を通知するという
段階を含む請求項50に記載の方法。 - 【請求項52】 上記装置は、更に、所定のアドレスに
応答する第3のアドレスデコーダを備え、上記要求信号
は所定のアドレスに対する読み取りサイクルを構成し、
そして上記通知段階は、上記保護回路において所定アド
レスに対する読み取りサイクルの受信がない場合に上記
第2選択信号の発生事象を通知することを含む請求項5
0に記載の方法。 - 【請求項53】 上記装置の保護回路は、第1及び第2
の双安定ゲートを備え、上記方法は、上記発生段階の後
であって且つ通知段階の前に、 第1の双安定ゲートを第1状態にクロックし、 第1ゲートのクロックされた出力を第2ゲートで受信
し、そして第2の双安定ゲートをクロックし、第2の双
安定ゲートの出力が通知を構成する請求項50に記載の
方法。 - 【請求項54】 上記装置は、更に、所定のアドレスに
応答する第3のアドレスデコーダを備え、上記要求信号
は所定のアドレスに対する読み取りサイクルを構成し、
そして上記通知段階は、上記保護回路において所定アド
レスに対する読み取りサイクルの受信がない場合に上記
第2選択信号の発生事象を通知することを含む請求項5
1に記載の方法。 - 【請求項55】 上記装置は、上記プロセッサにより制
御される郵便料金プリント手段と、プリントに使用でき
る郵便料金の金額を指示する減少レジスタとを更に備
え、上記第1メモリは不揮発性であり、そして上記方法
は、 上記減少レジスタを上記第2のアドレス範囲内で第1メ
モリに記憶し、これにより、上記減少レジスタのデータ
がスプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護さ
れるようにする付加的な段階を備えている請求項50に
記載の方法。 - 【請求項56】 上記装置は、上記プロセッサにより制
御される郵便料金プリント手段と、プリントに使用でき
る郵便料金の金額を指示する減少レジスタとを更に備
え、上記第1メモリは不揮発性であり、そして上記方法
は、 上記減少レジスタを上記第2のアドレス範囲内で第1メ
モリに記憶し、これにより、上記減少レジスタのデータ
がスプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護さ
れるようにする付加的な段階を備えている請求項51に
記載の方法。 - 【請求項57】 上記装置は、上記プロセッサにより制
御される郵便料金プリント手段と、プリントに使用でき
る郵便料金の金額を指示する減少レジスタとを更に備
え、上記第1メモリは不揮発性であり、そして上記方法
は、 上記減少レジスタを上記第2のアドレス範囲内で第1メ
モリに記憶し、これにより、上記減少レジスタのデータ
がスプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護さ
れるようにする付加的な段階を備えている請求項52に
記載の方法。 - 【請求項58】 上記装置は、上記プロセッサにより制
御される郵便料金プリント手段と、プリントに使用でき
る郵便料金の金額を指示する減少レジスタとを更に備
え、上記第1メモリは不揮発性であり、そして上記方法
は、 上記減少レジスタを上記第2のアドレス範囲内で第1メ
モリに記憶し、これにより、上記減少レジスタのデータ
がスプリアスなプロセッサ書き込みサイクルから保護さ
れるようにする付加的な段階を備えている請求項54に
記載の方法。 - 【請求項59】 アドレススペースをアドレスするプロ
セッサと、第1メモリと、これらプロセッサとメモリと
を相互接続するバスと、第1範囲のアドレスに応答して
第1選択信号を発生する第1アドレスデコーダとを備
え、上記第1メモリはこの第1選択信号によって選択さ
れ、更に、上記第1のアドレス範囲と同一ではなく且つ
上記第1範囲と共通のアドレスを少なくとも1つ有して
いる第2のアドレス範囲のアドレスに応答して第2選択
信号を発生する第2のアドレスデコーダと、上記プロセ
ッサに作動的に接続されてそこから要求信号を受け取る
保護回路とを備えたデータ保護装置に使用する方法であ
って、 要求信号を発生し、 書き込みサイクル中に上記第2のアドレス範囲のアドレ
スをアドレスし、 上記第2のアドレスデコーダにおいて第2の選択信号を
発生し、そして上記第2のアドレス範囲のアドレスに書
き込む、という段階を備えたことを特徴とする方法。 - 【請求項60】 上記装置の保護回路は、第1及び第2
の双安定ゲートを備え、上記方法は、上記第1の発生段
階の後であって且つ第2の発生段階の前に第1の双安定
ゲートを第1状態にセットする更に別の段階を含み、そ
して上記方法は、上記第2の発生段階の後であって且つ
書き込み段階の前に第2の双安定ゲートをクロックする
更に別の段階を含む請求項59に記載の方法。 - 【請求項61】 上記装置は、更に、所定のアドレスに
応答する第3のアドレスデコーダを備え、上記要求信号
は所定のアドレスに対する読み取りサイクルを構成する
請求項59に記載の方法。 - 【請求項62】 上記装置は、上記プロセッサにより制
御される郵便料金プリント手段と、プリントに使用でき
る郵便料金の金額を指示する減少レジスタとを更に備
え、上記第1メモリは不揮発性であり、そして第2のア
ドレス範囲のアドレスに書き込む上記段階は、上記減少
レジスタを上記第2のアドレス範囲内に記憶し、これに
より、上記減少レジスタのデータがスプリアスなプロセ
ッサ書き込みサイクルから保護されるようにすることを
含む請求項59に記載の方法。 - 【請求項63】 上記装置は、上記プロセッサにより制
御される郵便料金プリント手段と、プリントに使用でき
る郵便料金の金額を指示する減少レジスタとを更に備
え、上記第1メモリは不揮発性であり、そして第2のア
ドレス範囲のアドレスに書き込む上記段階は、上記減少
レジスタを上記第2のアドレス範囲内に記憶し、これに
より、上記減少レジスタのデータがスプリアスなプロセ
ッサ書き込みサイクルから保護されるようにすることを
含む請求項61に記載の方法。 - 【請求項64】 プロセッサと、メモリ装置と、該メモ
リ装置の保護領域を画成する選択信号を発生するアドレ
スデコーダとを備えたデータ保護装置に使用する方法で
あって、上記保護領域は上記メモリ装置の全アドレスよ
り小さいものより成り、上記方法は、 書き込みサイクル中にメモリの上記保護領域のアドレス
をアドレスし、そして上記プロセッサに割り込む、とい
う段階を備えたことを特徴とする方法。
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