JPH07134528A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH07134528A JPH07134528A JP27917893A JP27917893A JPH07134528A JP H07134528 A JPH07134528 A JP H07134528A JP 27917893 A JP27917893 A JP 27917893A JP 27917893 A JP27917893 A JP 27917893A JP H07134528 A JPH07134528 A JP H07134528A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トナー像を使用し、かつクリーニング装置に
大きな負担をかけることなくタルクディレッションを防
止する。 【構成】 感光体ドラムの表面73に葉書用紙の静電潜
像71を形成するとき、葉書用紙の側部の延長上に電気
的なデータを基にしてレーザ走査オン・オフ信号842
をオンにして第1および第2のパッチの静電潜像7
61 、762 を形成する。これらは現像バイアスオン・
オフ信号862 のオンによって現像されるが、用紙に転
写されず、クリーニングブレードでドラム表面74から
掻き取られる際にタルク等の紙粉が取り除かれることに
なる。
大きな負担をかけることなくタルクディレッションを防
止する。 【構成】 感光体ドラムの表面73に葉書用紙の静電潜
像71を形成するとき、葉書用紙の側部の延長上に電気
的なデータを基にしてレーザ走査オン・オフ信号842
をオンにして第1および第2のパッチの静電潜像7
61 、762 を形成する。これらは現像バイアスオン・
オフ信号862 のオンによって現像されるが、用紙に転
写されず、クリーニングブレードでドラム表面74から
掻き取られる際にタルク等の紙粉が取り除かれることに
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は静電潜像を利用して画像
の形成を行う複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の
画像形成装置に係わり、詳細にはトナー像の転写を受け
る用紙に起因する感光体上の画像形成不良を軽減するこ
とのできる画像形成装置に関する。
の形成を行う複写機、ファクシミリ装置、プリンタ等の
画像形成装置に係わり、詳細にはトナー像の転写を受け
る用紙に起因する感光体上の画像形成不良を軽減するこ
とのできる画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体上に静電潜像を形成して、これを
利用してトナー像を用紙に転写する画像形成方式は、複
写機やプリンタ等の画像形成装置に広く採用されてい
る。
利用してトナー像を用紙に転写する画像形成方式は、複
写機やプリンタ等の画像形成装置に広く採用されてい
る。
【0003】図6は、このような画像形成装置の一例の
概要を表わしたものである。装置本体11内に収容され
た感光体ドラム12の周囲には、このドラム表面に電荷
を一様に付与するためのチャージコロトロン13や、光
像を照射するためのレーザ走査装置14や、光像の照射
によって形成された静電潜像を現像しトナー像を形成す
るための現像ローラ15や、第1または第2の給紙トレ
イ161 、162 から送り出された用紙17にこのトナ
ー像を転写するための転写ローラ18や、転写後の感光
体ドラム12の表面を清掃するためのクリーニング装置
19が配置されている。
概要を表わしたものである。装置本体11内に収容され
た感光体ドラム12の周囲には、このドラム表面に電荷
を一様に付与するためのチャージコロトロン13や、光
像を照射するためのレーザ走査装置14や、光像の照射
によって形成された静電潜像を現像しトナー像を形成す
るための現像ローラ15や、第1または第2の給紙トレ
イ161 、162 から送り出された用紙17にこのトナ
ー像を転写するための転写ローラ18や、転写後の感光
体ドラム12の表面を清掃するためのクリーニング装置
19が配置されている。
【0004】このような画像形成装置では、レーザ走査
装置14を用いて感光体ドラム12の表面に画像に対応
した静電潜像を形成し、これを現像ローラ15で現像し
てトナー像を作成する。このトナー像は、第1または第
2の給紙トレイ161 、16 2 から送り出された用紙1
7に転写ローラ18によって転写される。この後、用紙
17は定着装置21を通過してトナー像を加熱あるいは
加圧によって定着し、装置本体11外部の排紙トレイ2
2上に排出される。
装置14を用いて感光体ドラム12の表面に画像に対応
した静電潜像を形成し、これを現像ローラ15で現像し
てトナー像を作成する。このトナー像は、第1または第
2の給紙トレイ161 、16 2 から送り出された用紙1
7に転写ローラ18によって転写される。この後、用紙
17は定着装置21を通過してトナー像を加熱あるいは
加圧によって定着し、装置本体11外部の排紙トレイ2
2上に排出される。
【0005】ところで、複写機等の画像形成装置には、
従来から定型サイズの用紙を使用することが多い。代表
的なものとしては、日本工業規格A列4番やB列5番の
用紙(以下A4用紙およびB5用紙と略称する。)があ
り、これらは通常のオフィスで多用されている。これら
の用紙は元となる用紙を所定のサイズに切断した裁断紙
である。したがって、同一サイズの用紙を継続的に使用
していると、感光体ドラム等の感光体表面における用紙
の裁断箇所に対応する場所に裁断時に生じた紙粉が次第
に付着していく現象が生じる。
従来から定型サイズの用紙を使用することが多い。代表
的なものとしては、日本工業規格A列4番やB列5番の
用紙(以下A4用紙およびB5用紙と略称する。)があ
り、これらは通常のオフィスで多用されている。これら
の用紙は元となる用紙を所定のサイズに切断した裁断紙
である。したがって、同一サイズの用紙を継続的に使用
していると、感光体ドラム等の感光体表面における用紙
の裁断箇所に対応する場所に裁断時に生じた紙粉が次第
に付着していく現象が生じる。
【0006】葉書に代表される用紙の多くは酸性紙であ
る。特に酸性紙の場合には、紙粉に含まれている充填材
(タルク)やロジン、澱粉等の紙粉が感光体表面に付着
した状態で高湿下で給水する現象が顕著になる。チャー
ジコロトロン13等のコロナ放電装置からは窒素酸化物
(NOX )やオゾン(O3 )等の放電生成物が常時多量
に発生しており、この中の水溶性の成分がこの紙粉の中
に溶け込んでイオン解離する。この結果、この部分の感
光体表面の電気抵抗が極端に低下して、静電潜像が沿面
リークを起こすことになる。したがって、この沿面リー
クを生じた部位を含んだ比較的大きなサイズの画像を作
成しようとすると、この部分の画像が白く抜ける等のタ
ルクディレッション(像流れ)が発生することになる。
る。特に酸性紙の場合には、紙粉に含まれている充填材
(タルク)やロジン、澱粉等の紙粉が感光体表面に付着
した状態で高湿下で給水する現象が顕著になる。チャー
ジコロトロン13等のコロナ放電装置からは窒素酸化物
(NOX )やオゾン(O3 )等の放電生成物が常時多量
に発生しており、この中の水溶性の成分がこの紙粉の中
に溶け込んでイオン解離する。この結果、この部分の感
光体表面の電気抵抗が極端に低下して、静電潜像が沿面
リークを起こすことになる。したがって、この沿面リー
クを生じた部位を含んだ比較的大きなサイズの画像を作
成しようとすると、この部分の画像が白く抜ける等のタ
ルクディレッション(像流れ)が発生することになる。
【0007】図7は、このようなタルクディレッション
を防止するものとして従来提案された技術を説明するた
めのものである。特開昭61−120181号公報に開
示されたこの技術では、原稿を載置する原稿台31上の
各種サイズの原稿32の置かれる位置に対応させて、こ
れらの原稿の置かれる領域の範囲外にダーク部33をそ
れぞれ設定している。これにより、原稿の露光が行われ
るときに、これら各ダーク部33が感光体(図示せず)
上に静電潜像として形成され、現像時にこれらの部分に
トナーが付着することになる。
を防止するものとして従来提案された技術を説明するた
めのものである。特開昭61−120181号公報に開
示されたこの技術では、原稿を載置する原稿台31上の
各種サイズの原稿32の置かれる位置に対応させて、こ
れらの原稿の置かれる領域の範囲外にダーク部33をそ
れぞれ設定している。これにより、原稿の露光が行われ
るときに、これら各ダーク部33が感光体(図示せず)
上に静電潜像として形成され、現像時にこれらの部分に
トナーが付着することになる。
【0008】図8は、この特開昭61−120181号
公報に開示された他の提案を表わしたものである。この
後者の提案では、原稿台31に載置された原稿32を上
から押さえ付けるための原稿圧着板(プラテンカバー)
35における原稿台31と対向する面の複数の箇所にダ
ーク部36を配置している。そして、所定のサイズの原
稿32を原稿台31の規定位置に載置させて原稿圧着板
32をこれに圧着させ、露光を行うと、その載置した原
稿32によって覆われた領域のダーク部36についてト
ナー像の形成は行われず、これよりも外の領域のダーク
部36についてトナー像の形成が行われる。このよう
に、この後者の提案では、載置した原稿32によって覆
われなかった領域に存在するダーク部36がクリーニン
グの際にタルク等の紙粉の除去の役割を果たすことにな
る。
公報に開示された他の提案を表わしたものである。この
後者の提案では、原稿台31に載置された原稿32を上
から押さえ付けるための原稿圧着板(プラテンカバー)
35における原稿台31と対向する面の複数の箇所にダ
ーク部36を配置している。そして、所定のサイズの原
稿32を原稿台31の規定位置に載置させて原稿圧着板
32をこれに圧着させ、露光を行うと、その載置した原
稿32によって覆われた領域のダーク部36についてト
ナー像の形成は行われず、これよりも外の領域のダーク
部36についてトナー像の形成が行われる。このよう
に、この後者の提案では、載置した原稿32によって覆
われなかった領域に存在するダーク部36がクリーニン
グの際にタルク等の紙粉の除去の役割を果たすことにな
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した最初の提
案では、原稿の各種サイズごとにそれぞれ用意されたダ
ーク部に対応して感光体上にトナー像が形成され、これ
らは用紙に転写されることなくクリーニングされること
になる。このうち、タルク等の紙粉の除去に寄与するダ
ーク部のトナー像はその用紙のサイズに対応するただ1
か所だけであり、残りの各種用紙のサイズに対応するダ
ーク部のトナー像は無駄にクリーニングされることにな
った。すなわち、この最初の提案によると、各種サイズ
の用紙を取り扱う画像形成装置の場合にはこれら用紙の
種類から1だけ減じた数のダーク部のトナー像が無駄に
クリーニングされることになり、クリーニング装置39
の負担が大きいといった問題があった。
案では、原稿の各種サイズごとにそれぞれ用意されたダ
ーク部に対応して感光体上にトナー像が形成され、これ
らは用紙に転写されることなくクリーニングされること
になる。このうち、タルク等の紙粉の除去に寄与するダ
ーク部のトナー像はその用紙のサイズに対応するただ1
か所だけであり、残りの各種用紙のサイズに対応するダ
ーク部のトナー像は無駄にクリーニングされることにな
った。すなわち、この最初の提案によると、各種サイズ
の用紙を取り扱う画像形成装置の場合にはこれら用紙の
種類から1だけ減じた数のダーク部のトナー像が無駄に
クリーニングされることになり、クリーニング装置39
の負担が大きいといった問題があった。
【0010】これに対して、図8に示した後者の提案で
は、ダーク部36が原稿圧着板35側に配置されてい
る。したがって、取り扱う原稿のサイズよりも小さなサ
イズのトナー像はダーク部36がその原稿によって覆わ
れることで、感光体上に形成されないことになる。この
結果、使用する原稿のサイズにもよるが、感光体上に無
駄に形成されるダーク部36のトナー像の数が減少し、
これだけトナー像のクリーニングの負担が軽減するとい
う利点がある。しかしながら、この後者の提案でも、比
較的サイズの小さな原稿を使用した場合にはクリーニン
グの負担が依然として大きいといった問題があった。
は、ダーク部36が原稿圧着板35側に配置されてい
る。したがって、取り扱う原稿のサイズよりも小さなサ
イズのトナー像はダーク部36がその原稿によって覆わ
れることで、感光体上に形成されないことになる。この
結果、使用する原稿のサイズにもよるが、感光体上に無
駄に形成されるダーク部36のトナー像の数が減少し、
これだけトナー像のクリーニングの負担が軽減するとい
う利点がある。しかしながら、この後者の提案でも、比
較的サイズの小さな原稿を使用した場合にはクリーニン
グの負担が依然として大きいといった問題があった。
【0011】また、原稿がオーバーヘッドプロジェクタ
に使用するOHP用紙のような透明な用紙や、トレーシ
ングペーパのうような半透明な用紙の場合には、原稿圧
着板35側に配置されたダーク部36のうち原稿によっ
て覆われた領域についても画像が透けてしまい、これら
の部分についてもトナー像が形成されてしまった。この
結果、画像の品位を著しく低下させるばかりでなく、ダ
ーク部36に対応する部分で画像の一部が読めなくなっ
たり判読が困難になるといった問題も発生した。
に使用するOHP用紙のような透明な用紙や、トレーシ
ングペーパのうような半透明な用紙の場合には、原稿圧
着板35側に配置されたダーク部36のうち原稿によっ
て覆われた領域についても画像が透けてしまい、これら
の部分についてもトナー像が形成されてしまった。この
結果、画像の品位を著しく低下させるばかりでなく、ダ
ーク部36に対応する部分で画像の一部が読めなくなっ
たり判読が困難になるといった問題も発生した。
【0012】そこで本発明の目的は、トナー像を使用
し、かつクリーニング装置に大きな負担をかけることな
くタルクディレッションを防止することのできる画像形
成装置を提供することにある。
し、かつクリーニング装置に大きな負担をかけることな
くタルクディレッションを防止することのできる画像形
成装置を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、用紙の種類によって
タルクディレッションの防止対策の可否を設定すること
のできる画像形成装置を提供することにある。
タルクディレッションの防止対策の可否を設定すること
のできる画像形成装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、(イ)感光体ドラム等の感光体と、(ロ)この感光
体上に印字を行う用紙のサイズと対応する第1の静電潜
像を形成する第1の静電潜像形成手段と、(ハ)感光体
上における用紙のサイズと対応する領域以外でかつこの
用紙のエッジ部の延長線上に、予め用意した電気的な領
域設定情報を基にして所定位置に所定サイズの第2の静
電潜像を形成する第2の静電潜像形成手段と、(ニ)こ
れら静電潜像を現像する現像手段と、(ホ)第1の静電
潜像の現像によって得られたトナー像のみを用紙に転写
する転写手段と、(ヘ)この転写手段によって転写され
なかったトナーを感光体上から掻き落とすクリーニング
ブレードとを画像形成装置に具備させる。
は、(イ)感光体ドラム等の感光体と、(ロ)この感光
体上に印字を行う用紙のサイズと対応する第1の静電潜
像を形成する第1の静電潜像形成手段と、(ハ)感光体
上における用紙のサイズと対応する領域以外でかつこの
用紙のエッジ部の延長線上に、予め用意した電気的な領
域設定情報を基にして所定位置に所定サイズの第2の静
電潜像を形成する第2の静電潜像形成手段と、(ニ)こ
れら静電潜像を現像する現像手段と、(ホ)第1の静電
潜像の現像によって得られたトナー像のみを用紙に転写
する転写手段と、(ヘ)この転写手段によって転写され
なかったトナーを感光体上から掻き落とすクリーニング
ブレードとを画像形成装置に具備させる。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、感光体
上に用紙にトナー像を転写するための本来的な静電潜像
としての第1の静電潜像を形成する第1の静電潜像形成
手段を用意すると共に、タルクディレッションを防止す
るためのパッチのトナー像を作成するための静電潜像と
しての第2の静電潜像を形成する第2の静電潜像形成手
段を用意するようにしている。第2の静電潜像形成手段
は予め用意した電気的な領域設定情報を基にして所定位
置に所定サイズの潜像を形成するようになっている。第
2の静電潜像の現像によって得られたトナー像は用紙に
転写されず感光体上に残存するので、クリーニングブレ
ードで掻き取られることになり、このときタルク等の紙
粉の除去が行われることになる。しかも、用紙に対応す
る必要な数のトナー像が第2の静電潜像形成手段によっ
て作成されるので、クリーニングに対する負担が軽減さ
れる。
上に用紙にトナー像を転写するための本来的な静電潜像
としての第1の静電潜像を形成する第1の静電潜像形成
手段を用意すると共に、タルクディレッションを防止す
るためのパッチのトナー像を作成するための静電潜像と
しての第2の静電潜像を形成する第2の静電潜像形成手
段を用意するようにしている。第2の静電潜像形成手段
は予め用意した電気的な領域設定情報を基にして所定位
置に所定サイズの潜像を形成するようになっている。第
2の静電潜像の現像によって得られたトナー像は用紙に
転写されず感光体上に残存するので、クリーニングブレ
ードで掻き取られることになり、このときタルク等の紙
粉の除去が行われることになる。しかも、用紙に対応す
る必要な数のトナー像が第2の静電潜像形成手段によっ
て作成されるので、クリーニングに対する負担が軽減さ
れる。
【0016】請求項2記載の発明では、(イ)感光体ド
ラム等の感光体と、(ロ)この感光体上に印字を行う用
紙のサイズと対応する第1の静電潜像を形成する第1の
静電潜像形成手段と、(ハ)感光体上における用紙のサ
イズと対応する領域以外でかつこの用紙のエッジ部の延
長線上に、予め用意した電気的な領域設定情報を基にし
て所定位置に所定サイズの第2の静電潜像を形成する第
2の静電潜像形成手段と、(ニ)用紙トレイあるいは用
紙サイズとの関係で第2の静電潜像形成手段の静電潜像
の形成の要否を判別する判別手段と、(ホ)感光体上の
静電潜像を現像する現像手段と、(ヘ)第1の静電潜像
の現像によって得られたトナー像のみを用紙に転写する
転写手段と、(ト)この転写手段によって転写されなか
ったトナーを感光体上から掻き落とすクリーニングブレ
ードとを画像形成装置に具備させる。
ラム等の感光体と、(ロ)この感光体上に印字を行う用
紙のサイズと対応する第1の静電潜像を形成する第1の
静電潜像形成手段と、(ハ)感光体上における用紙のサ
イズと対応する領域以外でかつこの用紙のエッジ部の延
長線上に、予め用意した電気的な領域設定情報を基にし
て所定位置に所定サイズの第2の静電潜像を形成する第
2の静電潜像形成手段と、(ニ)用紙トレイあるいは用
紙サイズとの関係で第2の静電潜像形成手段の静電潜像
の形成の要否を判別する判別手段と、(ホ)感光体上の
静電潜像を現像する現像手段と、(ヘ)第1の静電潜像
の現像によって得られたトナー像のみを用紙に転写する
転写手段と、(ト)この転写手段によって転写されなか
ったトナーを感光体上から掻き落とすクリーニングブレ
ードとを画像形成装置に具備させる。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、感光体
上に用紙にトナー像を転写するための本来的な静電潜像
としての第1の静電潜像を形成する第1の静電潜像形成
手段を用意すると共に、タルクディレッションを防止す
るためのパッチのトナー像を作成するための静電潜像と
しての第2の静電潜像を形成する第2の静電潜像形成手
段を用意するようにしている。第2の静電潜像形成手段
は、判別手段が第2の静電潜像形成手段の静電潜像の形
成を必要であると判別したとき、予め用意した電気的な
領域設定情報を基にして所定位置に所定サイズの潜像を
形成するようになっている。したがって、酸性紙等の所
定の用紙について判別手段が第2の静電潜像の形成を必
要と判別したときには、第2の静電潜像の現像によって
得られたトナー像がクリーニングブレードで掻き取られ
ることになり、このときタルク等の紙粉の除去が行われ
る。これ以外の場合には、第2の静電潜像の形成は行わ
れず、クリーニングに対する負担が軽減される。
上に用紙にトナー像を転写するための本来的な静電潜像
としての第1の静電潜像を形成する第1の静電潜像形成
手段を用意すると共に、タルクディレッションを防止す
るためのパッチのトナー像を作成するための静電潜像と
しての第2の静電潜像を形成する第2の静電潜像形成手
段を用意するようにしている。第2の静電潜像形成手段
は、判別手段が第2の静電潜像形成手段の静電潜像の形
成を必要であると判別したとき、予め用意した電気的な
領域設定情報を基にして所定位置に所定サイズの潜像を
形成するようになっている。したがって、酸性紙等の所
定の用紙について判別手段が第2の静電潜像の形成を必
要と判別したときには、第2の静電潜像の現像によって
得られたトナー像がクリーニングブレードで掻き取られ
ることになり、このときタルク等の紙粉の除去が行われ
る。これ以外の場合には、第2の静電潜像の形成は行わ
れず、クリーニングに対する負担が軽減される。
【0018】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0019】図2は本発明の一実施例における画像形成
装置としてのプリンタの概要を表わしたものである。図
6と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。本実施例の画像形成装置の装置本体
41内には、第1および第2の給紙トレイ161 、16
2 の他にフロントトレイ163 が設けられている。フロ
ントトレイ163 からは手差し用紙を搬送路に送り込む
ことができるようになっている。また、この画像形成装
置の感光体ドラム12の周辺におけるチャージコロトロ
ン13の上流側にはクリーニング装置としてクリーニン
グブレード43が配置されている。クリーニングブレー
ド43は、先の従来技術で説明したように感光体ドラム
12の表面に形成されたトナー像を掻き取ることでトナ
ーの清掃を行うようになっている。
装置としてのプリンタの概要を表わしたものである。図
6と同一部分には同一の符号を付しており、これらの説
明を適宜省略する。本実施例の画像形成装置の装置本体
41内には、第1および第2の給紙トレイ161 、16
2 の他にフロントトレイ163 が設けられている。フロ
ントトレイ163 からは手差し用紙を搬送路に送り込む
ことができるようになっている。また、この画像形成装
置の感光体ドラム12の周辺におけるチャージコロトロ
ン13の上流側にはクリーニング装置としてクリーニン
グブレード43が配置されている。クリーニングブレー
ド43は、先の従来技術で説明したように感光体ドラム
12の表面に形成されたトナー像を掻き取ることでトナ
ーの清掃を行うようになっている。
【0020】また、本実施例のプリンタの第1および第
2のトレイ161 、162 にはそれぞれサイズ検知セン
サ441 、442 が配置されており、これらから給送さ
れる用紙17のサイズが検知されるようになっている。
このようなサイズ検知センサ441 、442 は、用紙1
7の長さや幅を実際に検知してサイズを判別するもので
あってもよいし、カセットトレイに予め設けられた突起
や磁石等の配置パターンを検知することでサイズを判別
するようになっているものであってもよい。本実施例で
のフロントトレイ163 はサイズ検知センサを用意して
いない。これは、オペレータが用紙の手差しを行う際に
用紙サイズをプリンタ側に入力するようになっているた
めである。
2のトレイ161 、162 にはそれぞれサイズ検知セン
サ441 、442 が配置されており、これらから給送さ
れる用紙17のサイズが検知されるようになっている。
このようなサイズ検知センサ441 、442 は、用紙1
7の長さや幅を実際に検知してサイズを判別するもので
あってもよいし、カセットトレイに予め設けられた突起
や磁石等の配置パターンを検知することでサイズを判別
するようになっているものであってもよい。本実施例で
のフロントトレイ163 はサイズ検知センサを用意して
いない。これは、オペレータが用紙の手差しを行う際に
用紙サイズをプリンタ側に入力するようになっているた
めである。
【0021】図1は、本実施例のプリンタの回路構成の
要部を表わしたものである。このプリンタは装置内の各
部を制御するための中枢的な機能を果たすCPU(中央
処理装置)51を備えている。CPU51は、データバ
ス等のバス52を介して装置内の各部と接続されてい
る。このうちROM53は、このプリンタの各種制御の
ために使用されるプログラムを格納したリード・オンリ
・メモリである。RAM54は、各種データを一時的に
格納するための作業用メモリであり、ランダム・アクセ
ス・メモリが使用されている。操作用入出力ポート55
は、図2には示していないが装置本体41の上部に配置
された操作パネル56と接続されている。操作パネル5
6は、オペレータの操作を入力するための各種キーや、
各種データを視覚的に表示するための液晶ディスプレイ
および必要な箇所を指示するための発光ダイオード等に
よって構成されている。前記したフロントトレイ163
から用紙を手差しする場合には、この操作パネル56の
図示しない用紙サイズキーを選択して用紙サイズの入力
が行われる。
要部を表わしたものである。このプリンタは装置内の各
部を制御するための中枢的な機能を果たすCPU(中央
処理装置)51を備えている。CPU51は、データバ
ス等のバス52を介して装置内の各部と接続されてい
る。このうちROM53は、このプリンタの各種制御の
ために使用されるプログラムを格納したリード・オンリ
・メモリである。RAM54は、各種データを一時的に
格納するための作業用メモリであり、ランダム・アクセ
ス・メモリが使用されている。操作用入出力ポート55
は、図2には示していないが装置本体41の上部に配置
された操作パネル56と接続されている。操作パネル5
6は、オペレータの操作を入力するための各種キーや、
各種データを視覚的に表示するための液晶ディスプレイ
および必要な箇所を指示するための発光ダイオード等に
よって構成されている。前記したフロントトレイ163
から用紙を手差しする場合には、この操作パネル56の
図示しない用紙サイズキーを選択して用紙サイズの入力
が行われる。
【0022】バス52には、この他にセンサ入力ポート
57や、通信ポート58および出力ポート59が接続さ
れている。このうち、センサ入力ポート57は前記した
サイズ検知センサ441 〜443 等のセンサと接続され
ておりサイズの判別のための情報やその他の情報が入力
される。通信ポート58は、記録用の画像情報をイメー
ジコントローラ61から得るようになっている。出力ポ
ート59にはレーザ出力制御回路62や、モータ制御回
路63ならびに高圧制御回路64等の回路装置が接続さ
れている。レーザ出力制御回路62は、図2に示したレ
ーザ走査装置14におけるレーザ光の出力制御を行い、
感光体ドラム12に静電潜像を形成するためのものであ
る。モータ制御回路63は、感光体ドラム12等の駆動
を行うモータ66の回転制御を行うようになっている。
高圧制御回路64は、図2に示したチャージコロトロン
13等の所定の部品に直流または交流の高電圧を供給す
るようになっている。
57や、通信ポート58および出力ポート59が接続さ
れている。このうち、センサ入力ポート57は前記した
サイズ検知センサ441 〜443 等のセンサと接続され
ておりサイズの判別のための情報やその他の情報が入力
される。通信ポート58は、記録用の画像情報をイメー
ジコントローラ61から得るようになっている。出力ポ
ート59にはレーザ出力制御回路62や、モータ制御回
路63ならびに高圧制御回路64等の回路装置が接続さ
れている。レーザ出力制御回路62は、図2に示したレ
ーザ走査装置14におけるレーザ光の出力制御を行い、
感光体ドラム12に静電潜像を形成するためのものであ
る。モータ制御回路63は、感光体ドラム12等の駆動
を行うモータ66の回転制御を行うようになっている。
高圧制御回路64は、図2に示したチャージコロトロン
13等の所定の部品に直流または交流の高電圧を供給す
るようになっている。
【0023】図3は、本実施例のプリンタがプリント動
作を行う際の制御動作の要部を表わしたものである。印
字開始の要求が発生すると(ステップS101;Y)、
CPU51はモータ制御回路63を制御してモータ66
の駆動を開始させる(ステップS102)。感光体ドラ
ム12がこれによって回転を開始すると、CPU51は
高圧制御回路64を制御してチャージコロトロン13の
放電を開始させ、感光体ドラム12を一様に帯電させる
(ステップS103)。この状態で印字開始のための処
理が進行し、所定の時点で用紙17の給送が開始される
ことになる。このための給送開始指示が出されると(ス
テップS104;Y)、CPU51はセンサ入力ポート
57から給送の対象となったトレイ16に対応するサイ
ズ検知センサ44の検知出力を取り入れ、用紙のサイズ
を検知する(ステップS105)。そして、この直後に
図示しないクラッチを制御してサイズの検知されたその
用紙を該当のトレイから送り出させる(ステップS10
6)。なお、フロントトレイ163 から用紙を手差しす
る場合には、操作パネル56から入力された用紙サイズ
をRAM54の所定の番地から読み出すことによってサ
イズの検知を行うことになる。
作を行う際の制御動作の要部を表わしたものである。印
字開始の要求が発生すると(ステップS101;Y)、
CPU51はモータ制御回路63を制御してモータ66
の駆動を開始させる(ステップS102)。感光体ドラ
ム12がこれによって回転を開始すると、CPU51は
高圧制御回路64を制御してチャージコロトロン13の
放電を開始させ、感光体ドラム12を一様に帯電させる
(ステップS103)。この状態で印字開始のための処
理が進行し、所定の時点で用紙17の給送が開始される
ことになる。このための給送開始指示が出されると(ス
テップS104;Y)、CPU51はセンサ入力ポート
57から給送の対象となったトレイ16に対応するサイ
ズ検知センサ44の検知出力を取り入れ、用紙のサイズ
を検知する(ステップS105)。そして、この直後に
図示しないクラッチを制御してサイズの検知されたその
用紙を該当のトレイから送り出させる(ステップS10
6)。なお、フロントトレイ163 から用紙を手差しす
る場合には、操作パネル56から入力された用紙サイズ
をRAM54の所定の番地から読み出すことによってサ
イズの検知を行うことになる。
【0024】用紙17の搬送が開始されたら、判別した
用紙サイズに対応する印字領域に関する印字領域情報が
ROM53から読み出される(ステップS107)。こ
のような印字領域情報としては、次に説明する同期タイ
ミングデータや用紙サイズごとの有効ドット数や有効ラ
イン数等の情報を挙げることができる。この印字領域情
報を基にして印字領域が設定される。
用紙サイズに対応する印字領域に関する印字領域情報が
ROM53から読み出される(ステップS107)。こ
のような印字領域情報としては、次に説明する同期タイ
ミングデータや用紙サイズごとの有効ドット数や有効ラ
イン数等の情報を挙げることができる。この印字領域情
報を基にして印字領域が設定される。
【0025】ところで本実施例のプリンタでは、すべて
の用紙についてタルクディレッション防止策としてのト
ナーによるクリーニングを実行するのではなく、酸性紙
および特に指定された用紙に対してこのような特殊なク
リーニングを実行するようになっている。これは、クリ
ーニングブレード43によるクリーニングの負担を軽減
するためである。酸性紙の代表的なものは葉書である。
そこでCPU51はステップS105で判別した用紙サ
イズが葉書サイズであるかどうかのチェックを行い(ス
テップS108)、そうであるならば(Y)、ROM5
3からパッチ領域を形成するためのパッチ領域情報の抽
出を行う(ステップS109)。ステップS105で判
別した用紙サイズが葉書サイズではなかった場合でも
(N)、あるサイズの用紙については、例えばプリンタ
メーカの推奨する中性紙を使用せずに、酸性紙を使用す
るような場合がある。一例としては、罫線等をプレプリ
ントした用紙を印刷会社に発注して使用している場合
で、その用紙がその印刷会社の都合で酸性紙であるよう
な場合である。
の用紙についてタルクディレッション防止策としてのト
ナーによるクリーニングを実行するのではなく、酸性紙
および特に指定された用紙に対してこのような特殊なク
リーニングを実行するようになっている。これは、クリ
ーニングブレード43によるクリーニングの負担を軽減
するためである。酸性紙の代表的なものは葉書である。
そこでCPU51はステップS105で判別した用紙サ
イズが葉書サイズであるかどうかのチェックを行い(ス
テップS108)、そうであるならば(Y)、ROM5
3からパッチ領域を形成するためのパッチ領域情報の抽
出を行う(ステップS109)。ステップS105で判
別した用紙サイズが葉書サイズではなかった場合でも
(N)、あるサイズの用紙については、例えばプリンタ
メーカの推奨する中性紙を使用せずに、酸性紙を使用す
るような場合がある。一例としては、罫線等をプレプリ
ントした用紙を印刷会社に発注して使用している場合
で、その用紙がその印刷会社の都合で酸性紙であるよう
な場合である。
【0026】このように用紙サイズとタルクディレッシ
ョンの関係が予め判っているような場合には、オペレー
タが事前に操作パネル56を操作してRAM54にこの
関係を入力することができるようになっている。したが
って、CPU51はRAM54のこの領域を読み出し
て、搬送を開始した用紙がタルクディレッションの対策
処理を行う必要があるかどうかの判別を行う(ステップ
S110)。この対策処理を行う必要があれば(Y)、
同様にステップS109に進み、パッチ領域情報の抽出
を行う。ここでパッチ領域情報とは、後に説明する同期
タイミングデータや用紙サイズごとの有効ドット数や、
有効ライン数等の情報であり、これを基にしてトナー像
形成のためのパッチ領域が決定されることになる。
ョンの関係が予め判っているような場合には、オペレー
タが事前に操作パネル56を操作してRAM54にこの
関係を入力することができるようになっている。したが
って、CPU51はRAM54のこの領域を読み出し
て、搬送を開始した用紙がタルクディレッションの対策
処理を行う必要があるかどうかの判別を行う(ステップ
S110)。この対策処理を行う必要があれば(Y)、
同様にステップS109に進み、パッチ領域情報の抽出
を行う。ここでパッチ領域情報とは、後に説明する同期
タイミングデータや用紙サイズごとの有効ドット数や、
有効ライン数等の情報であり、これを基にしてトナー像
形成のためのパッチ領域が決定されることになる。
【0027】タルクディレッションの対策が必要でない
とされた場合には(ステップS110;N)、パッチを
作成することなくそのまま印字処理が実行される(ステ
ップS111)。ステップS109でパッチ領域が決定
された場合には、このパッチ領域と通常の印字領域の双
方について印字処理が行われる(ステップS111)。
この後、静電潜像に対する現像が行われ、トナー像が用
紙に転写される。感光体ドラム12に残ったトナーはク
リーニングブレード43で掻き取られ、このとき画像の
転写領域以外にパッチが形成されていた場合には前記し
たようにタルク等の紙粉の除去も行われる(ステップS
112)。この後、CPU51は次のページが連続して
印字されるかどうかの判別を行い(ステップS11
3)、そうでないならば(N)、チャージコロトロン1
3の放電を停止させ(ステップS114)、続いてモー
タ66の駆動を停止させて(ステップS115)、プリ
ント動作を終了させることになる(エンド)。
とされた場合には(ステップS110;N)、パッチを
作成することなくそのまま印字処理が実行される(ステ
ップS111)。ステップS109でパッチ領域が決定
された場合には、このパッチ領域と通常の印字領域の双
方について印字処理が行われる(ステップS111)。
この後、静電潜像に対する現像が行われ、トナー像が用
紙に転写される。感光体ドラム12に残ったトナーはク
リーニングブレード43で掻き取られ、このとき画像の
転写領域以外にパッチが形成されていた場合には前記し
たようにタルク等の紙粉の除去も行われる(ステップS
112)。この後、CPU51は次のページが連続して
印字されるかどうかの判別を行い(ステップS11
3)、そうでないならば(N)、チャージコロトロン1
3の放電を停止させ(ステップS114)、続いてモー
タ66の駆動を停止させて(ステップS115)、プリ
ント動作を終了させることになる(エンド)。
【0028】これに対して、次のプリントが連続して行
われる場合には(ステップS113;Y)、ステップS
104に戻って用紙の給送開始指示を待機し、給送され
た段階で前記した動作を繰り返すことになる(ステップ
S104〜S113)。なお、同一用紙に対する複数枚
の連続プリント制御が行われる場合には、次ページ以降
の用紙の給送がこれとは別の制御で開始され、ステップ
S113からステップS104に戻ることなく印字処理
(ステップS111)以降の制御が直ちに開始されるよ
うになっていてもよい。
われる場合には(ステップS113;Y)、ステップS
104に戻って用紙の給送開始指示を待機し、給送され
た段階で前記した動作を繰り返すことになる(ステップ
S104〜S113)。なお、同一用紙に対する複数枚
の連続プリント制御が行われる場合には、次ページ以降
の用紙の給送がこれとは別の制御で開始され、ステップ
S113からステップS104に戻ることなく印字処理
(ステップS111)以降の制御が直ちに開始されるよ
うになっていてもよい。
【0029】図4はおよび図5は、葉書用紙に対して印
紙が行われる場合の感光体ドラムに対するレーザビーム
の走査のタイミングを表わしたものである。このうち図
4は葉書用紙の静電潜像71のプロセス方向72の制
御、すなわち感光体ドラム12の表面73の移動方向の
タイミング制御を表わしている。これに対して、図5は
図2に示したレーザ走査装置14によるレーザビームの
スキャン方向74、すなわち感光体ドラム12の軸方向
におけるタイミング制御を表わしている。
紙が行われる場合の感光体ドラムに対するレーザビーム
の走査のタイミングを表わしたものである。このうち図
4は葉書用紙の静電潜像71のプロセス方向72の制
御、すなわち感光体ドラム12の表面73の移動方向の
タイミング制御を表わしている。これに対して、図5は
図2に示したレーザ走査装置14によるレーザビームの
スキャン方向74、すなわち感光体ドラム12の軸方向
におけるタイミング制御を表わしている。
【0030】まず、図4について説明する。図2に示し
た感光体ドラム12の表面72には、葉書用紙の静電潜
像71が形成され、この下流側に所定の間隔を置いて第
1および第2のパッチの静電潜像761 、762 が形成
される。ここで第1のパッチの静電潜像761 は葉書用
紙の図で上側の側部の延長上に配置されており、第2の
パッチの静電潜像762 は同じく葉書用紙における図で
下側の側部の延長上に配置されている。
た感光体ドラム12の表面72には、葉書用紙の静電潜
像71が形成され、この下流側に所定の間隔を置いて第
1および第2のパッチの静電潜像761 、762 が形成
される。ここで第1のパッチの静電潜像761 は葉書用
紙の図で上側の側部の延長上に配置されており、第2の
パッチの静電潜像762 は同じく葉書用紙における図で
下側の側部の延長上に配置されている。
【0031】このような静電潜像71、76を形成する
ためにプロセス方向72で基準となる信号として本実施
例ではトップ信号81(同図a)を使用している。トッ
プ信号81は、本実施例のプリンタで画像のコントロー
ルを行う回路(ESS)に対して印字側(IOT)が印
字データの出力を要請する信号である。同図(b)は葉
書用紙の静電潜像71に対応させて葉書がプロセス方向
72に存在する領域を表わしている。本実施例のプリン
タでは、葉書用紙の先端と後端のそれぞれから約4mm
内側に画像の印字を行うようになっている。このため
に、トップ信号81の立ち上がりからT1 経過後に、印
字データの出力のためのプロセス同期信号831 (同図
c)が立ち上がる。また、葉書用紙の後端から約4mm
内側に相当するタイミングでこのプロセス同期信号83
1 が立ち下がることになる。この間が印字領域有効ライ
ンとなる。
ためにプロセス方向72で基準となる信号として本実施
例ではトップ信号81(同図a)を使用している。トッ
プ信号81は、本実施例のプリンタで画像のコントロー
ルを行う回路(ESS)に対して印字側(IOT)が印
字データの出力を要請する信号である。同図(b)は葉
書用紙の静電潜像71に対応させて葉書がプロセス方向
72に存在する領域を表わしている。本実施例のプリン
タでは、葉書用紙の先端と後端のそれぞれから約4mm
内側に画像の印字を行うようになっている。このため
に、トップ信号81の立ち上がりからT1 経過後に、印
字データの出力のためのプロセス同期信号831 (同図
c)が立ち上がる。また、葉書用紙の後端から約4mm
内側に相当するタイミングでこのプロセス同期信号83
1 が立ち下がることになる。この間が印字領域有効ライ
ンとなる。
【0032】同図(c)に示すように、トップ信号81
の立ち上がりから時間T2 が経過した後にプロセス同期
信号832 が再び立ち上がる。この立ち上がりは、葉書
用紙の静電潜像71の形成が終了してから所定の時間だ
けプロセスが進行した時点となるように設定されてい
る。すなわち、葉書用紙以外のサイズの用紙の場合に
は、それに応じて時間T2 が設定されている。この後者
のプロセス同期信号832の立ち下がりまでの時間T3
がパッチ領域を形成するためのプロセス方向72の時間
である。本実施例ではパッチ領域のプロセス方向72の
長さが約2mmとなるように時間T3 を設定している。
の立ち上がりから時間T2 が経過した後にプロセス同期
信号832 が再び立ち上がる。この立ち上がりは、葉書
用紙の静電潜像71の形成が終了してから所定の時間だ
けプロセスが進行した時点となるように設定されてい
る。すなわち、葉書用紙以外のサイズの用紙の場合に
は、それに応じて時間T2 が設定されている。この後者
のプロセス同期信号832の立ち下がりまでの時間T3
がパッチ領域を形成するためのプロセス方向72の時間
である。本実施例ではパッチ領域のプロセス方向72の
長さが約2mmとなるように時間T3 を設定している。
【0033】同図(d)は図1に示したレーザ走査装置
14のオン・オフを行うためのレーザ走査オン・オフ信
号841 、842 の出力タイミングを示している。これ
らは図4(c)のプロセス同期信号831 、832 が立
ち上がっている時間とそれぞれ一致している。同図
(e)は印字データ851 、852 の出力タイミングを
表わしている。葉書用紙の静電潜像71に対応する領域
で印字データ851 は、印字内容を表わしており、これ
に応じてレーザ走査オン・オフ信号841 のオン・オフ
が行われることになる。第1または第2のパッチの静電
潜像761 、762に対応する印字データ852 は、そ
の全領域で“黒”(印字)を表わしたデータとなってい
る。
14のオン・オフを行うためのレーザ走査オン・オフ信
号841 、842 の出力タイミングを示している。これ
らは図4(c)のプロセス同期信号831 、832 が立
ち上がっている時間とそれぞれ一致している。同図
(e)は印字データ851 、852 の出力タイミングを
表わしている。葉書用紙の静電潜像71に対応する領域
で印字データ851 は、印字内容を表わしており、これ
に応じてレーザ走査オン・オフ信号841 のオン・オフ
が行われることになる。第1または第2のパッチの静電
潜像761 、762に対応する印字データ852 は、そ
の全領域で“黒”(印字)を表わしたデータとなってい
る。
【0034】なお、同図(f)は図2の現像ローラ15
に対する現像バイアスを印加するタイミングを表わした
現像バイアスオン・オフ信号861 、862 を示してお
り、実際に現像が行われる領域よりも若干広い領域をカ
バーするようになっている。また、図4の(g)および
(h)は図2に示した転写ローラ18にトナー像の転写
の制御を行うために印加される電圧を示している。この
うち同図(g)は葉書用紙にトナー像を転写する際のプ
ラス側の電圧の印加タイミングを表わしている。同図
(h)はマイナス側の電圧を示しており、これが印加さ
れている期間ではトナー像の転写が抑制される。
に対する現像バイアスを印加するタイミングを表わした
現像バイアスオン・オフ信号861 、862 を示してお
り、実際に現像が行われる領域よりも若干広い領域をカ
バーするようになっている。また、図4の(g)および
(h)は図2に示した転写ローラ18にトナー像の転写
の制御を行うために印加される電圧を示している。この
うち同図(g)は葉書用紙にトナー像を転写する際のプ
ラス側の電圧の印加タイミングを表わしている。同図
(h)はマイナス側の電圧を示しており、これが印加さ
れている期間ではトナー像の転写が抑制される。
【0035】次に図5について説明する。図5は、レー
ザビームのスキャン方向74のタイミング制御を表わし
ている。同図(a)は画像のスキャンを開始するタイミ
ングを定めるスキャン開始信号(BD)91であり、同
図(b)は葉書用紙の静電潜像71の走査タイミングを
示したものである。同図(c)は、スキャン方向同期信
号93の立ち上がり区間を表わしたものである。スキャ
ン方向同期信号93の立ち上がり時点は、スキャン開始
信号91の立ち上がりから時間T4 経過後となってい
て、葉書用紙の静電潜像71の走査開始よりも位置的に
3〜5mm手前となっている。
ザビームのスキャン方向74のタイミング制御を表わし
ている。同図(a)は画像のスキャンを開始するタイミ
ングを定めるスキャン開始信号(BD)91であり、同
図(b)は葉書用紙の静電潜像71の走査タイミングを
示したものである。同図(c)は、スキャン方向同期信
号93の立ち上がり区間を表わしたものである。スキャ
ン方向同期信号93の立ち上がり時点は、スキャン開始
信号91の立ち上がりから時間T4 経過後となってい
て、葉書用紙の静電潜像71の走査開始よりも位置的に
3〜5mm手前となっている。
【0036】また、同様にスキャン方向同期信号93の
立ち下がり時点は、葉書用紙の静電潜像71の走査終了
位置よりも位置的に3〜7mm後方となっている。この
結果として、同図(d)に示すレーザ走査オン・オフ信
号842 と同図(e)に示す第1および第2のパッチの
静電潜像の印字データ852 は、葉書用紙の静電潜像7
1の両側部を挟んだ所定長の領域で存在し、パッチの静
電潜像761 、762の形成が行われることになる。な
お、これらパッチの静電潜像761 、762 のスキャン
方向74の長さは本実施例で10mm程度に設定されて
いる。
立ち下がり時点は、葉書用紙の静電潜像71の走査終了
位置よりも位置的に3〜7mm後方となっている。この
結果として、同図(d)に示すレーザ走査オン・オフ信
号842 と同図(e)に示す第1および第2のパッチの
静電潜像の印字データ852 は、葉書用紙の静電潜像7
1の両側部を挟んだ所定長の領域で存在し、パッチの静
電潜像761 、762の形成が行われることになる。な
お、これらパッチの静電潜像761 、762 のスキャン
方向74の長さは本実施例で10mm程度に設定されて
いる。
【0037】この図5および図4で説明したタイミング
で葉書用紙の静電潜像71と第1および第2のパッチの
静電潜像761 、762 が形成される結果、これら第1
および第2のパッチの静電潜像761 、762 はそれぞ
れ約2mm×10mmの形状となり、この形状でトナー
像が形作られる。そして、静電潜像71に対応する領域
で葉書用紙にトナー像が転写された後も、感光体ドラム
12(図2)の表面73には第1および第2のパッチの
静電潜像761 、762 に対応するトナー像が残存する
ことになるので、これらが図2に示したクリーニングブ
レード43で掻き取られ、このときタルク等の紙粉の除
去も行われることになる。
で葉書用紙の静電潜像71と第1および第2のパッチの
静電潜像761 、762 が形成される結果、これら第1
および第2のパッチの静電潜像761 、762 はそれぞ
れ約2mm×10mmの形状となり、この形状でトナー
像が形作られる。そして、静電潜像71に対応する領域
で葉書用紙にトナー像が転写された後も、感光体ドラム
12(図2)の表面73には第1および第2のパッチの
静電潜像761 、762 に対応するトナー像が残存する
ことになるので、これらが図2に示したクリーニングブ
レード43で掻き取られ、このときタルク等の紙粉の除
去も行われることになる。
【0038】以上、図4および図5を用いて葉書用紙に
印字を行う場合について説明したが、他のサイズの用紙
に対してもそれぞれのサイズに応じて第1および第2の
パッチの静電潜像761 、762 を形成するようにすれ
ばよい。また中性紙等の所定の場合でタルクディレッシ
ョンの対策を必要としない場合には、これらパッチの静
電潜像761 、762 の形成を行わないようにすること
で、クリーニングブレード43の負担を軽減させること
ができる。
印字を行う場合について説明したが、他のサイズの用紙
に対してもそれぞれのサイズに応じて第1および第2の
パッチの静電潜像761 、762 を形成するようにすれ
ばよい。また中性紙等の所定の場合でタルクディレッシ
ョンの対策を必要としない場合には、これらパッチの静
電潜像761 、762 の形成を行わないようにすること
で、クリーニングブレード43の負担を軽減させること
ができる。
【0039】なお、実施例では1つのパッチの大きさを
約2mm×10mmとしたが、タルク等の紙粉の除去に
対する要請の大小や、用紙のサイズ等に応じてこれらの
サイズを適宜変更してもよいことは当然である。また、
実施例ではドラム状の感光体として感光体ドラムを使用
したが、ベルト状の感光体等の他の形状の感光体に対し
ても本発明を適用することができることも当然である。
約2mm×10mmとしたが、タルク等の紙粉の除去に
対する要請の大小や、用紙のサイズ等に応じてこれらの
サイズを適宜変更してもよいことは当然である。また、
実施例ではドラム状の感光体として感光体ドラムを使用
したが、ベルト状の感光体等の他の形状の感光体に対し
ても本発明を適用することができることも当然である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1および請求
項2記載の発明によれば、パッチの静電潜像を形成する
第2の静電潜像形成手段は予め用意した電気的な領域設
定情報を基にして所定位置に所定サイズの潜像を形成す
るようになっている。したがって、プラテンの所定位置
に専用のマークを付する必要がなく、特殊なサイズの用
紙を多用する場合にも電気的なデータの内容を変えるだ
けで対処することができるという利点がある。また、用
紙の各サイズに対応させてパッチ(マーク)を配置した
従来例と比べて必要なパッチのみを用いてタルクディレ
ッションの防止を図ることができるので、クリーニング
系の負担を軽減させることができ、またトナーの消費を
抑えることができるという利点もある。
項2記載の発明によれば、パッチの静電潜像を形成する
第2の静電潜像形成手段は予め用意した電気的な領域設
定情報を基にして所定位置に所定サイズの潜像を形成す
るようになっている。したがって、プラテンの所定位置
に専用のマークを付する必要がなく、特殊なサイズの用
紙を多用する場合にも電気的なデータの内容を変えるだ
けで対処することができるという利点がある。また、用
紙の各サイズに対応させてパッチ(マーク)を配置した
従来例と比べて必要なパッチのみを用いてタルクディレ
ッションの防止を図ることができるので、クリーニング
系の負担を軽減させることができ、またトナーの消費を
抑えることができるという利点もある。
【0041】また、請求項2記載の発明によれば、用紙
トレイあるいは用紙サイズとの関係で第2の静電潜像形
成手段の静電潜像の形成の要否を判別する判別手段を設
けたので、例えば酸性紙のみに対して感光体上にパッチ
を作成することができ、クリーニング装置の負担を軽減
させることができる。
トレイあるいは用紙サイズとの関係で第2の静電潜像形
成手段の静電潜像の形成の要否を判別する判別手段を設
けたので、例えば酸性紙のみに対して感光体上にパッチ
を作成することができ、クリーニング装置の負担を軽減
させることができる。
【図1】 本発明の一実施例における画像形成装置とし
てプリンタの回路構成の要部を表わしたブロック図であ
る。
てプリンタの回路構成の要部を表わしたブロック図であ
る。
【図2】 本実施例のプリンタの概略構成図である。
【図3】 本実施例のプリンタがプリント動作を行う際
の制御動作の要部を表わした流れ図である。
の制御動作の要部を表わした流れ図である。
【図4】 本実施例で葉書用紙に印字を行う場合の静電
潜像のプロセス方向の制御を表わしたタイミング図であ
る。
潜像のプロセス方向の制御を表わしたタイミング図であ
る。
【図5】 本実施例で葉書用紙に印字を行う場合の静電
潜像のスキャン方向の制御を表わしたタイミング図であ
る。
潜像のスキャン方向の制御を表わしたタイミング図であ
る。
【図6】 従来使用された画像形成装置の一例の概要を
表わした概略構成図である。
表わした概略構成図である。
【図7】 タルクディレッションを防止するものとして
従来提案された装置の要部を示す斜視図である。
従来提案された装置の要部を示す斜視図である。
【図8】 従来提案された他の例における画像形成装置
の要部斜視図である。
の要部斜視図である。
12…感光体ドラム、14…レーザ走査装置、15…現
像ローラ、16…給紙トレイ、18…転写ローラ、41
…画像形成装置の装置本体、43…クリーニングブレー
ド、51…CPU、53…ROM、54…RAM、56
…操作パネル、57…センサ入力ポート、62…レーザ
出力制御回路、71…(葉書用紙の)静電潜像、73…
感光体ドラムの表面、761 …第1のパッチの静電潜
像、762…第2のパッチの静電潜像
像ローラ、16…給紙トレイ、18…転写ローラ、41
…画像形成装置の装置本体、43…クリーニングブレー
ド、51…CPU、53…ROM、54…RAM、56
…操作パネル、57…センサ入力ポート、62…レーザ
出力制御回路、71…(葉書用紙の)静電潜像、73…
感光体ドラムの表面、761 …第1のパッチの静電潜
像、762…第2のパッチの静電潜像
Claims (2)
- 【請求項1】 感光体と、 この感光体上に印字を行う用紙のサイズと対応する第1
の静電潜像を形成する第1の静電潜像形成手段と、 前記感光体上における前記用紙のサイズと対応する領域
以外でかつこの用紙のエッジ部の延長線上に、予め用意
した電気的な領域設定情報を基にして所定位置に所定サ
イズの第2の静電潜像を形成する第2の静電潜像形成手
段と、 これら静電潜像を現像する現像手段と、 前記第1の静電潜像の現像によって得られたトナー像の
みを前記用紙に転写する転写手段と、 この転写手段によって転写されなかったトナーを前記感
光体上から掻き落とすクリーニングブレードとを具備す
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 感光体と、 この感光体上に印字を行う用紙のサイズと対応する第1
の静電潜像を形成する第1の静電潜像形成手段と、 前記感光体上における前記用紙のサイズと対応する領域
以外でかつこの用紙のエッジ部の延長線上に、予め用意
した電気的な領域設定情報を基にして所定位置に所定サ
イズの第2の静電潜像を形成する第2の静電潜像形成手
段と、 用紙トレイあるいは用紙サイズとの関係で第2の静電潜
像形成手段の静電潜像の形成の要否を判別する判別手段
と、 感光体上の静電潜像を現像する現像手段と、 前記第1の静電潜像の現像によって得られたトナー像の
みを前記用紙に転写する転写手段と、 この転写手段によって転写されなかったトナーを前記感
光体上から掻き落とすクリーニングブレードとを具備す
ることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27917893A JPH07134528A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27917893A JPH07134528A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07134528A true JPH07134528A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17607536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27917893A Pending JPH07134528A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07134528A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100701316B1 (ko) * | 2005-10-18 | 2007-03-29 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 그 현상성능 개선방법 |
JP2011180379A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27917893A patent/JPH07134528A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100701316B1 (ko) * | 2005-10-18 | 2007-03-29 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 및 그 현상성능 개선방법 |
JP2011180379A (ja) * | 2010-03-01 | 2011-09-15 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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