JPH07134022A - 画像形成装置における紙厚検出装置 - Google Patents

画像形成装置における紙厚検出装置

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JPH07134022A
JPH07134022A JP30594793A JP30594793A JPH07134022A JP H07134022 A JPH07134022 A JP H07134022A JP 30594793 A JP30594793 A JP 30594793A JP 30594793 A JP30594793 A JP 30594793A JP H07134022 A JPH07134022 A JP H07134022A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録材の厚さを、部品精度に関わらず高精度
で検出することのできる紙厚検出装置を提供する。 【構成】 ローラ対1,2の一方のローラ1が所定回転
角度にある時を、そのローラ1の軸に固定したフラッグ
11と、ローラ回転角度検出用のフォトセンサ12とで
検出するように構成する。そしてローラ対軸間距離検出
用のフォトセンサ8の信号を、ローラ回転角度検出用の
フォトセンサ12の信号に応じて処理することにより記
録材Pの厚さを検出する。この装置では、記録材Pの厚
さを、ローラ対1,2が一定の回転角度にある時に検出
することになるため、ローラ対1,2の偏心の影響を受
けることなく、精度良く検出することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機やファクシミリ
等の画像形成装置に設けられ、使用する記録材の厚さを
検出する紙厚検出装置に係り、特に記録材を挟持搬送す
るローラ対の軸間距離の変化に基づいて記録材の厚さを
検出する紙厚検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真方式やインクジェット方
式の画像形成技術が発達し、装置側ではフルカラーで画
像形成が行えるものも広く普及し始めている。一方、記
録材側では、より広範な種類の画像形成を行うために様
々な種類が開発されている。特にカラー画像形成装置で
は、厚紙に記録を行うと品位の高い画像が得られるた
め、様々な厚さの記録材に対応して画像形成を行うこと
が要求されている。
【0003】しかし、様々な厚さの記録材に対応しつつ
画質を維持するためには、画像形成時の諸条件を最適化
する必要がある。
【0004】例えば、電子写真方式において、記録材上
に転写されたトナーを加熱、加圧し、溶融、定着させる
定着プロセスでは、記録材が薄い場合と厚い場合とで必
要になる熱量が異なるため、記録材の厚さに基づいて定
着時の温度を制御する必要がある。
【0005】また、同材質の記録材でも厚さが異なると
体積抵抗値も異なるため、均質な画像を得るためには転
写プロセスにおいて、転写帯電器を駆動する転写電流も
記録材の厚さに基づいて変化させることが必要である。
【0006】一方、インクジェット記録方式において
は、記録ヘッドと記録材の距離が画質に大きな影響を与
える。そして、常に一定の画質を維持するためには記録
材の厚さに関わらず、記録材表面と記録ヘッドとの距離
を一定に保つ必要がある。
【0007】また、画像形成をシリアルスキャン方式で
行うため、記録材を正確に記録幅に等しい量で間欠的に
搬送する必要があるが、搬送ローラの回転角が一定であ
る場合、記録材の厚さに基づいて記録材の搬送量が変化
する。
【0008】上述のような点から、近年、記録材の厚さ
を検知する手段を備えた画像形成装置が開発されてい
る。
【0009】従来、記録材の厚さを検出するためには図
10の概略構成図に示すような検出装置が多く用いられ
てきた。
【0010】即ち、記録材の搬送路70に、付勢バネ7
1で付勢したアクチュエータ72を配し、記録材Pが搬
送されることに伴いそのアクチュエータ72を作動さ
せ、そのアクチュエータ72の変位を光センサ73で検
出することによって記録材Pの厚さを検出するものであ
る。ところがこの構成では、広範な種類の記録材の厚さ
を検出することは困難である。
【0011】例えば、厚さの薄い記録材Pに対応するた
めにはアクチュエータ72の付勢バネ71による付勢圧
を最小限にする必要があるが、その様な状態でカール状
態にある比較的厚い記録材Pの厚さを検出することは困
難である。
【0012】この点を改善するのが、記録材を挟持搬送
するローラ対の軸間距離の変化を検出することで記録材
の厚さを検出する方法である。
【0013】図11は、このローラ対を利用した紙厚検
出装置の従来例を示す概略構成図である。図のように、
一対の金属ローラ81a,81bで記録材Pを挟持し、
挟持する前後での上側のローラ81aの変位量を、光セ
ンサ82によって検出して紙厚を検出する構成を有して
いる。
【0014】図12は、このローラ対を利用した紙厚検
出装置において、普通紙と厚紙を通したときの光センサ
82の出力波形図である。図中、S1が普通紙の出力波
形、S2が厚紙の出力波形である。スレッショルドをS
0にとれば、普通紙と厚紙の判断が可能となる。この紙
厚検出方法は、上記アクチュエータ72を用いた方法に
比べて記録材にかかる抵抗が少なく、また記録材に非接
触で検出する方法に比べ、記録材が浮かないために誤検
知が少ない。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のローラ対を利用した紙厚検出装置では、図13の説
明図に示すように、記録材を挟持搬送する一対のローラ
81a,81bの偏心が測定時の誤差eになるため、各
ローラ81a,81bを極めて高精度で加工する必要が
ある。例えば各々のローラ81a,81bが20μずつ
偏心している場合には、ローラ対を構成したときの双方
のローラ81a,81bの軸間距離は、位相によって最
大±40μの変化が生じるため、厚さ100μと200
μの記録材を判別することも困難になる。またローラ8
1a,81bを極めて高精度で加工することは、大幅な
コストアップとなってしまう。
【0016】本発明は、記録材の厚さを、部品精度に関
わらず高精度で検出することのできる紙厚検出装置を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る紙厚検
出装置は、ローラ対(1,2)の一方のローラが所定回
転角度にある時これを検出する手段(11,12)を有
し、該検出手段の信号に応じて記録材(P)の厚さを検
出することを特徴とするものである。
【0018】また、第2の発明に係る紙厚検出装置は、
ローラ対軸間距離検出手段(8)から出力された出力波
形の1点と、その点からローラ回転周期の半周期先の点
との出力値を平均化する演算手段(9b)を有し、該平
均値に基づいて記録材(P)の厚さを検出することを特
徴とする画像形成装置における紙厚検出装置。
【0019】
【作用】上記第1の発明に係る紙厚検出装置では、記録
材(P)の厚さを、ローラ対(1,2)が一定の回転角
度にある時に検出することになる。このため、ローラ対
(1,2)の偏心の影響を受けずに、精度良く検出する
ことが可能となる。
【0020】また、上記第2の発明に係る紙厚検出装置
では、演算手段(9b)を用いて、出力波形の、ローラ
回転周期の半周期分離れた2点の出力値の平均をとるこ
とにより、ローラ対(21a,21b)の偏心の影響を
除去することができる。従って、記録材(P)がローラ
対を通過する前の出力値と通過中の出力値との差を、演
算手段(9b)によって演算すれば、ローラ対の偏心の
影響を受けることなく、精度良く紙厚を求めることが可
能となる。
【0021】なお、上記カッコ内の符号は、図面を参照
するためのものであり、何等本発明の構成を限定するも
のではない。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。 [第1の発明の実施例]図1は、第1の発明に係る紙厚
検出装置の構成を示す概略斜視図である。
【0023】図1において1及び2は記録材Pを挟持搬
送するローラ対で、1は搬送ローラ、2は加圧ローラで
ある。同ローラ対は各々、その軸端にローラと一体で回
転する歯車3及び4が取り付けられている。これらの歯
車3,4は、そのピッチ円直径が各ローラ1,2の外径
と略等しいため、互いに噛み合い、各ローラ1,2の回
転方向の位相関係は常に一定である。歯車3には各ロー
ラ1,2を駆動するための駆動源5が配されている。
【0024】上記各ローラ1,2は、ベアリング1a,
2aを介して支持部材6で支持されており、特に加圧ロ
ーラ2は上下方向(矢印A方向)に移動可能に支持され
ており、その両端部がバネ7で搬送ローラ1に圧接する
方向に付勢されている。両ローラ1,2の材質は変形を
防止するため、共に金属であり、搬送ローラ1には記録
材搬送時のスリップを防止するため、表面にブラスト処
理が施してある。
【0025】上記搬送ローラ1の支持部材6には、ロー
ラ対軸間距離検出用の反射型のフォトセンサ8が取り付
けられている。同センサ8は、発光素子から加圧ローラ
2の軸端へ向けて赤外光を照射し、同部で反射した反射
光を受光素子で受けることにより、反射光量に応じた電
圧を出力する。ここでは、ローラ対1,2の距離にほぼ
反比例した出力電圧が同センサより得られる。同出力は
AD変換器9aによりデジタル信号化された後、CPU
9bに送られる。
【0026】なお、上記ローラ対軸間距離検出用のセン
サとしては、PSD素子(位置検出素子)や、ギャップ
センサ等を用いることもできる。
【0027】10は上記ローラ対1,2より記録材搬送
方向上流側に配設された透過型のフォトセンサで、記録
材Pが光路を遮断することで記録材Pの先端を検出す
る。
【0028】上記搬送ローラ1には、その軸端部にロー
ラ1と一体で回転するフラッグ11が取り付けられてい
る。また、この搬送ローラ1の支持部材6には、ローラ
回転角度検出用の透過型のフォトセンサ12が取り付け
られ、搬送ローラ1が所定回転角度にある場合にのみフ
ラッグ11がセンサ12を遮光し、これを検出できるよ
う構成されている。
【0029】次に、本装置で実際に記録材の厚さを検出
する際の動作を、図1及び図2のフローチャートを用い
て説明する。
【0030】本装置の場合は、記録材の厚さが150μ
以上の場合とそれ未満の場合とで画像形成プロセスを切
り換える必要があるものとする。
【0031】本装置は予め、搬送ローラ1のフラッグ1
1が、ローラ回転角度検出用センサ12を遮光する回転
角にあり、且つローラ対1,2に記録材Pが挟持されて
いない場合のローラ対軸間距離検出用センサ8の出力値
と、同回転角でローラ対1,2が厚さ150μの部材を
挟持している場合の同センサ8の出力値とがメモリ(図
示せず)に記録されている。
【0032】さて、記録材検出用センサ10は、上流方
向より搬送されてきた記録材Pの先端が同センサ10を
遮光した時点でその出力が変化し、記録材Pの到達を検
出する(ST1)。すると、同時にCPU9は駆動源5
を駆動し(ST2)、ローラ対1,2は記録材Pの搬送
速度に等しい周速で回転し始める。記録材Pの先端は、
ローラ対1,2に到達すると、そのローラ対に挟持され
て更に搬送される。記録材Pを挟持した時点でローラ対
1,2の軸間距離は記録材Pの厚さに相当する分増加す
るが、その距離はローラ対1,2の偏心の影響でローラ
対の回転に伴い時々刻々変化している。
【0033】記録材Pがローラ対上流側の記録材検出用
センサ10に到達した時点から、ローラ対1,2は回転
を始めるが、この後、搬送ローラ1に取り付けられたロ
ーラ回転角度検出用センサ12がフラッグ11を検出す
るたびに、CPU9はその回数をカウントする(ST
3,4)。この回数が予めメモリされている所定回数に
達した時点で(ST5)、ローラ対軸間距離検出用セン
サ8の出力値を読み込み、メモリにストアする(ST
6)。そして予めローラ対1,2が150μの記録材を
挟持した場合のセンサ8の出力値(リファレンス出力)
と比較して(ST7)、記録材Pの厚さを判定し、それ
ぞれの条件で画像形成を行うようにする(ST8,
9)。
【0034】上述のようにこの紙厚検出装置では、記録
材Pの厚さを、ローラ対1,2が一定の回転角度にある
時に検出することになるため、ローラ対1,2の偏心の
影響を受けずに、精度良く検出することができる。 〈他の制御例1〉上記実施例で説明した紙厚検出装置に
おいて、記録材の厚さを検出するタイミングを次のよう
な方法で決定することも可能である。この場合の動作を
表すフローチャートを図3に示す。
【0035】即ち、記録材Pがローラ対上流側の記録材
検出用センサ10に到達した時点から、ローラ対1,2
は回転を始め、この時点からの経過時間をCPU9の基
準クロックを用いてカウントする(ST11〜13)。
同センサ10とローラ対1,2の距離に基づいて予め設
定された所定の時間を経過した時点で、最初に、搬送ロ
ーラ1に取り付けられたフラッグ11が支持部材6に取
り付けられたローラ回転角度検出用センサ12を遮光し
た時に、ローラ対軸間距離検出用センサ8の出力値をメ
モリにストアする(ST14〜16)。そして予めロー
ラ対1,2が105μの記録材を挟持した場合のセンサ
8の出力値(リファレンス出力)と比較して、記録材P
の厚さを判定し、それぞれの条件で画像形成を行うよう
にする(ST17〜19)。 〈他の制御例2〉この制御例の場合、記録材Pの厚さを
検出する方法は上記二つの制御例と同様であるが、ロー
ラ対1,2は、記録材Pに画像形成を行う際の搬送方向
の位置出しを行うための手段としても併用されている。
この場合の動作を表すフローチャートを図4に示す。
【0036】即ち、記録材Pがローラ対上流側の記録材
検出用センサ10に到達したことを検知するまではロー
ラ対1,2は停止している。記録材Pが上流側のセンサ
10に到達した後、センサ10とローラ対1,2の距離
に応じて予め設定された所定時間後にローラ対1,2は
駆動源5によって記録材搬送速度に等しい周速で駆動さ
れる(ST21〜24)。この所定時間は、記録材Pが
センサ10からローラ対1,2のニップ部に到達するた
めに必要な時間より長い時間に設定されている。そのた
め、記録材Pがローラ対1,2に到達した時点でも上記
ローラ対1,2は回転していない。記録材Pは更に上流
側の駆動ローラ対(不図示)で搬送されているため、ロ
ーラ対1,2のニップ部でループを形成し、斜行が矯正
される。所定時間経過後、ローラ対1,2が回転を始め
るが、以後の画像形成はこの時間を基準にして行れるた
め、記録材P上には搬送方向の所定位置に画像が形成さ
れる。
【0037】一方、ローラ対1,2が回転を始めた時点
で、前述したように、搬送ローラ1に取り付けられたフ
ラッグ11が支持部材6に取り付けられたローラ回転角
度検出用センサ12を遮光するたびに、CPU9はその
回数をカウントする。この回数が予めメモリされている
所定回数に達した時点で、搬送ローラ1と一体で支持さ
れているローラ対軸間距離検出用センサ8の出力値と、
予めローラ対1,2が150μの記録材を挟持した場合
のセンサ8の出力値(リファレンス出力)と比較して、
記録材Pの厚さを判定し、それぞれの条件で画像形成を
行うようにする(ST25〜31)。 [第2の発明の実施例1]図5は、第2の発明に係る紙
厚検出装置を備えた複写機の概略構成図ある。まずこの
図によって複写機の構成及び動作を説明する。
【0038】複写機100の本体の略中央部には感光体
ドラム101が図中反時計方向に回転可能に支持されて
おり、その周囲には、イレーサランプ102、帯電チャ
ージャ103、像端及び像間イレーサ104、現像装置
106、転写チャージャ107、分離チャージャ108
及びクリーニング装置109等が順次配設されている。
感光体ドラム101は表面に感光体を設けたもので、こ
の感光体は上記イレーサランプ102及び帯電チャージ
ャ103を通過することにより均一帯電され、走査光学
系110からスリット部105を介して画像露光を受け
てその表面に静電潜像が形成される。上記像端及び像間
イレーサ104は、画像巾方向に配列された複数の発光
ダイオード(LED)を有し、像形成時に感光体ドラム
101の表面の不要な電荷を除去するものであり、その
構成及び制御の詳細は後述する。
【0039】光学系110は、原稿ガラス116の下方
で原稿像を走査可能に設置したもので、光源117と、
可動ミラー111,112,113と、レンズ114
と、ミラー115とから構成されている。上記光源11
7と可動ミラー111は、感光体ドラム101の周速度
v(等倍・変倍に拘らず一定)に対して(v/m)(但
し、m:複写倍率)の速度で一体的に左方に移動し、可
動ミラー112,113は(v/2m)の速度で一体的
に左方に移動するように駆動される。なお、複写倍率の
変更に際しては、レンズ114が光軸上で移動すると共
にミラー115が移動かつ揺動して光路を補正する動作
を伴うが、このような倍率変更機構については、原理的
には既に知られているところであり、以下の説明におい
ては、後述する倍率データに基づいて、ステップモータ
M4によってレンズ114とミラー115が連動して位
置制御されることを示すにとどめ、具体的な連動機構等
についての説明は省略する。また、走査光学系110の
速度(v/m)に対する制御に関しても同様な理由か
ら、倍率データに基づいてDCモータM3の回転速度を
変化させる制御が行われることを示すにとどめ、具体的
な制御方式等についての説明は省略する。
【0040】記録材(複写用紙)は、複写機100本体
の図中左側に設けられた上下2段のカセット装着部を有
する自動給紙機構20又はその上部に設けられた手差し
給紙機構30によって機内に給送され、第2の発明に係
る紙厚検出装置を構成するレジストローラ対21a,2
1bにより一旦停止された後に感光体ドラム101上に
形成される像と同期をとって転写部へ送り込まれ、転写
チャージャ107でトナー像の転写を受け、分離用チャ
ージャ108によって感光体ドラム101表面から分離
されて搬送ベルト22で定着装置23へ送り込まれ、像
定着されてトレイ24に排出される。このとき、記録材
の給送タイミングでキーカウンタKCが動作し、排出の
タイミングでトータルカウンタTCが動作し、それぞれ
複写動作回数の係数値として“1”加算される。
【0041】転写後の感光体ドラム101は、クリーニ
ング装置109、イレーサ102等によってその表面に
残留するトナー及び電荷が除去され、次の複写工程に備
える。
【0042】自動給紙機構20と手差し給紙機構30
は、いずれか一方が選択的に使用される。その切換え
は、閉じられることによって手差し挿入口32を被い、
開かれると挿入口32を開放すると共に手差しされる記
録材のガイドとなるように設定された手差しテーブル3
1の開閉をセンサ36によって検出し、“開”の状態
で、用紙挿入センサ34が記録材の挿入を検出したとき
に手差し給紙による複写モードとなり、手差しテーブル
31の閉じあるいは後述する自動給紙選択操作又は複写
枚数を設定するテンキー操作の信号により、自動給紙に
よる複写モードとなるように制御される。
【0043】自動給紙の場合、複写機100の複写動作
をスタートさせるプリントキー(図示せず)の操作によ
って感光体ドラム101を含む作像系がスタートし、感
光体ドラム101に対する予備駆動時の処理が終了する
と給紙ローラー25又は26が駆動され、記録材の搬送
に伴って出力されるスキャン開始信号によって走査光学
系110の移動が開始され、作像動作と同期して記録材
が給送される。記録材は、2,3枚のものが給紙ローラ
25,26の回転によって押し出され、次段のさばき機
構27,27′によって最上のものだけが搬送される。
【0044】さばき機体27,27′は、上ローラ27
a,27′aが記録材送り方向に、下ローラ27b,2
7′bが記録材押戻し方向に、それぞれ図示の如く回転
駆動され、給紙ローラによって最上の記録材と共に押し
出されてくる2枚目以降の記録材は下ローラ27b,2
7′bによって押し戻され、最上の記録材のみが次段の
中間ローラ28,28′へ向けて送り出される。中間ロ
ーラ28,28′は後述するように、次段のレジストロ
ーラ対21a,21bと関連付けられてその駆動が制御
される。
【0045】これに対して手差し給紙の場合は、記録材
が手差し挿入口32から挿入されてセンサ34がこれを
検出すると、手差し用給紙ローラ33が回転して記録材
を機内へ送り込み、これと同時あるいは若干遅れて、上
述したプリントキーの操作時と同様に感光体ドラム10
1がスタートする。そして、手差しされた記録材は記録
材先端検出スイッチ35部で一旦停止されて待機してお
り、感光体ドラム101の回転を含む予備駆動の処理が
終了すると、搬送ローラ33が再び回転し、これによっ
て機内へ送り込まれる。
【0046】なお、複写機100は、手差しテーブル3
1が複写機本体に対して着脱可能となっており、手差し
テーブル31の代わりに、給紙用のモータ及び給紙ロー
ラ等を内蔵した汎用の給紙ユニットを装着することがで
き、これによって、3段の自動給紙部を備えたものと同
等の機能を持たせることもできる。
【0047】また、自動給紙機構20の各カセット装着
部には、サイズ検出スイッチSW11〜SW14及びS
W21〜SW24が設けられ、装着されるカセットに設
けられた突起あるいは磁石(図示せず)等の配列によっ
てスイッチの作動状態を変化させ、装填された複写紙の
サイズを4ビットの2進コードで判別するようになって
いる。このように、記録材を収納したカセットを用いて
記録材のサイズを判別するものは既に多くの機構が知ら
れており、具体的な説明は省略する。
【0048】図6は、上記複写機に配設された第2の発
明に係る紙厚検出装置の概略構成図である。
【0049】図のように、この紙厚検出装置は、上記レ
ジストローラ対21a,21bと、ローラ対軸間距離検
出用の反射型のフォトセンサ8と、A/D変換器9a
と、CPU9bとから構成されている。上記レジストロ
ーラ対21a,21bは、金属ローラとゴムローラとの
組み合わせとなっている。またセンサ8は、発光素子と
受光素子とより構成されている。そしてセンサ8の発光
素子より発光された赤外線は金属ローラ21aで反射さ
れて受光素子で受光され、ローラ21aの移動量に比例
した電圧が出力される。
【0050】この紙厚検出装置では、金属ローラ21a
の移動量をローラ対軸間距離検出用センサ22で検出
し、そのセンサ8からの出力値をA/D変換器9aでA
/D変換して、CPU9bで後述のように演算を行う。
【0051】図7に、A4サイズで紙厚の異なる3種類
の記録材を検出した場合のセンサ出力波形図を示す。レ
ジストローラ対21a,21bの偏心の大きさが、ロー
ラ回転周期で紙厚波形の上に重畳しているため、従来例
のようなスレッショルド電圧値を定めて紙厚を判定する
方法では正確に紙厚を認別できない。そこでセンサ8の
出力波形の1点と、その点からローラ回転周期の半周期
先の点との値を、平均化する。すると図7の場合、記録
材のローラ対通過前と通過中とで、 V0 =(a1 +b1 )/2, V1 =(a′1 +b′1 )/2, V2 =(a′2 +b′2 )/2, V3 =(a′3 +b′3 )/2 が得られる。この演算は、A/D変換器9aでA/D変
換された値を用いて、CPU9bによって行われる。
【0052】このようにセンサ8の出力波形の、ローラ
回転周期の半周期分離れた2点の出力値の平均をとるこ
とにより、ローラ対21a,21bの偏心の影響を除去
することができる。従って、記録材がローラ対21a,
21bを通過する前の出力値V0 と通過中の出力値V
1 ,V2 ,V3 との差(例えばV1 −V0 )をCPU9
bによって演算すれば、ローラ対21a,21bの偏心
の影響を受けることなく、精度良く紙厚を求めることが
できる。 [第2の発明の実施例2]上記実施例1では、ローラ対
軸間距離検出用センサ8の出力波形の2点のデータのみ
を用いたが、この実施例2では、図8のセンサ出力波形
図に示すように、ローラ回転周期の1周期分のデータを
サンプリングして平均をとるようにした。なお、紙厚検
出装置の構成としては、CPU9bの演算方法を変える
だけで、上記実施例1と同様である。この演算方法によ
れば、精度をさらに増すことができる。 [第2の発明の実施例3]この実施例3では、図9のセ
ンサ出力波形図に示すように、ローラ対軸間距離検出用
センサ8の出力波形のうちの、記録材がローラ対21
a,21bを通過する前の領域と、通過中の領域とで、
高速フーリエ演算可能なデータ数(例えば1024点)
を集めて出力電圧をフーリエ級数展開する。つまり、 V=X0 +X1 sin wt+X2 sin (2wt)+… +Y1 sin wt+Y2 cos (2wt)+… を求める。そして通過中の直流成分X0 を通過前の直流
成分X0 ′から引くことによって紙厚を求める。
【0053】ローラ対21a,21bの真円度が悪く、
しかも偏心が大きいローラの場合は、紙厚の波形に、真
円からのずれ、および偏心が重畳した形となるが、この
演算方法によれば、それらの要員に左右されずに、非常
に高い精度で紙厚を求めることができる。なお、紙厚検
出装置の構成としては、CPU9bの演算方法を変える
だけで、上記実施例1,2と同様である。
【0054】
【発明の効果】
[第1の発明の効果]第1の発明に係る紙厚検出装置で
は、記録材の厚さを、ローラ対の偏心の影響を受けるこ
となく、つまり部品精度に関わらず高精度で検出するこ
とができる。その結果、多種類の紙厚を確実に判別する
ことが可能となり、紙厚に応じた制御を画像形成装置に
かけることができるようになる。
【0055】また、広範な厚さの記録材に対応すること
ができ、しかもカール量などの影響を受けず、記録材の
記録面を汚損することなくその厚さを検出することが可
能である。
【0056】特にローラ対を各々の外径と等しいピッチ
円直径を有する歯車対で連結した場合には、検出精度は
ローラの偏心に全く依存しないため、部品を高精度に加
工する必要がなく、安価に紙厚検出装置を提供すること
ができる。
【0057】さらに、記録材の厚さを検出するローラ対
と、同部に記録材が到達したことを検出する手段を配設
することにより、記録材がローラ対に挟持される際のシ
ョックなどの外乱でローラ対の軸間距離検出が影響を受
けることがなくなり、精度良く記録材の厚さを検出する
ことができる。 [第2の発明の効果]第2の発明に係る紙厚検出装置に
おいても、記録材の厚さを、ローラ対の偏心の影響を受
けることなく、つまり部品精度に関わらず高精度で検出
することができる。その結果、多種類の紙厚を確実に判
別することが可能となり、紙厚に応じた制御を画像形成
装置にかけることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例における紙厚検出装置の構
成を示す概略斜視図。
【図2】第1の発明の実施例における動作を説明するフ
ローチャート。
【図3】第1の発明の実施例における他の制御例1を説
明するフローチャート。
【図4】第1の発明の実施例における他の制御例2を説
明するフローチャート。
【図5】第2の発明の実施例における紙厚検出装置を備
えた複写機の概略構成図。
【図6】第2の発明の実施例における紙厚検出装置の概
略構成図。
【図7】第2の発明の実施例において、紙厚の異なる3
種類の記録材を検出した場合のセンサ出力波形図。
【図8】第2の発明の実施例2におけるセンサ出力波形
図。
【図9】第2の発明の実施例3におけるセンサ出力波形
図。
【図10】アクチュエータを利用した紙厚検出装置の従
来例を示す概略構成図。
【図11】ローラ対を利用した紙厚検出装置の従来例を
示す概略構成図。
【図12】ローラ対を利用した紙厚検出装置の従来例に
おいて、普通紙と厚紙を通したときのセンサ出力波形
図。
【図13】ローラ対を利用した紙厚検出装置の従来例に
おける課題を説明する図。
【符号の説明】
1 搬送ローラ 2 加圧ローラ 3,4 歯車 8 ローラ対軸間距離検出用のフォトセンサ 9b CPU(演算手段) 10 記録材検出用のフォトセンサ 11 フラッグ(ローラ回転角度検出手段) 12 ローラ回転角度検出用のフォトセンサ(同) 21a,21b レジストローラ P 記録材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の画像形成部の上流側に配
    され、記録材を挟持搬送するローラ対の軸間距離の変化
    を検出することによって記録材の厚さを検出する紙厚検
    出装置において、 上記ローラ対の一方のローラが所定回転角度にある時こ
    れを検出する手段を有し、該検出手段の信号に応じて記
    録材の厚さを検出することを特徴とする画像形成装置に
    おける紙厚検出装置。
  2. 【請求項2】 画像形成装置の画像形成部の上流側に配
    され、記録材を挟持搬送するローラ対の軸間距離の変化
    を検出することによって記録材の厚さを検出する紙厚検
    出装置において、 上記ローラ対は各ローラと一体で回転する一対の歯車で
    連結され、上記ローラ対の一方のローラが所定回転角度
    にある時これを検出する手段を有し、該検出手段の信号
    に応じて記録材の厚さを検出することを特徴とする画像
    形成装置における紙厚検出装置。
  3. 【請求項3】 上記ローラ対の記録材搬送方向上流側
    に、記録材が到達したことを検出する手段を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置におけ
    る紙厚検出装置。
  4. 【請求項4】 記録材の到達を検出した後、上記ローラ
    対の一方のローラが所定回転角度にある状態を所定回数
    検出した時点で記録材の厚さを検出することを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置における紙厚検出装置。
  5. 【請求項5】 記録材の到達を検出した後、所定時間経
    過後、上記ローラ対の一方のローラが所定回転角度にあ
    る状態を検出した時点で記録材の厚さを検出することを
    特徴とする請求項3記載の画像形成装置における紙厚検
    出装置。
  6. 【請求項6】 記録材が上記ローラ対に到達した時点で
    該ローラ対は停止状態であり、所定時間経過後、該ロー
    ラ対を回転させ、記録材を搬送することを特徴とする請
    求項3記載の画像形成装置における紙厚検出装置。
  7. 【請求項7】 画像形成装置の画像形成部の上流側に配
    され、記録材を挟持搬送するローラ対の軸間距離の変化
    を検出することによって記録材の厚さを検出する紙厚検
    出装置において、 ローラ対軸間距離検出手段から出力された出力波形の1
    点と、その点からローラ回転周期の半周期先の点との出
    力値を平均化する演算手段を有し、該平均値に基づいて
    記録材の厚さを検出することを特徴とする画像形成装置
    における紙厚検出装置。
  8. 【請求項8】 上記ローラ対軸間距離検出手段から出力
    された出力波形のうち、ローラ回転周期の1周期分の出
    力値を平均化する演算手段を有し、該平均値に基づいて
    記録材の厚さを検出することを特徴とする請求項7記載
    の画像形成装置における紙厚検出装置。
  9. 【請求項9】 上記ローラ対軸間距離検出手段から出力
    された出力波形をフーリエ級数展開する演算手段を有
    し、該展開されたフーリエ係数の直流成分の値に基づい
    て記録材の厚さを検出することを特徴とする請求項7記
    載の画像形成装置における紙厚検出装置。
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