JPH07133470A - 両面粘着テープ - Google Patents
両面粘着テープInfo
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- JPH07133470A JPH07133470A JP30080993A JP30080993A JPH07133470A JP H07133470 A JPH07133470 A JP H07133470A JP 30080993 A JP30080993 A JP 30080993A JP 30080993 A JP30080993 A JP 30080993A JP H07133470 A JPH07133470 A JP H07133470A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 伸縮可能な両面粘着テープを提供する。
【構成】 伸縮可能な支持体フィルムの両面に粘着剤層
を設け、該粘着剤層の一方に伸縮可能なフィルムからな
るセパレータを設けたことを特徴とする両面粘着テー
プ。 【効果】 巻物等として製造される厚手の基材用両面粘
着テープとしてすぐれている。
を設け、該粘着剤層の一方に伸縮可能なフィルムからな
るセパレータを設けたことを特徴とする両面粘着テー
プ。 【効果】 巻物等として製造される厚手の基材用両面粘
着テープとしてすぐれている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、両面粘着テープに関す
るものであり、詳しくは該両面粘着テープの一方の面に
セパレータを配設して、コアに巻き取られている両面粘
着テープの巻物に関するものであり、さらには、該両面
粘着テープを厚手の被着体面に設けてコアに巻き取られ
ているか、又は巾広のシート状材料として折り畳まれて
いる、たとえばパッキング材、シール材、敷居スベリ等
の巻物や折畳みシートに関する。
るものであり、詳しくは該両面粘着テープの一方の面に
セパレータを配設して、コアに巻き取られている両面粘
着テープの巻物に関するものであり、さらには、該両面
粘着テープを厚手の被着体面に設けてコアに巻き取られ
ているか、又は巾広のシート状材料として折り畳まれて
いる、たとえばパッキング材、シール材、敷居スベリ等
の巻物や折畳みシートに関する。
【0002】
【従来の技術】両面粘着テープには、支持体を有するも
のと有しないものがあり、いずれもシリコーン等の剥離
剤が塗布されているセパレータシートと貼り合わせた状
態で、コアに巻き取られている巻物として製造されてい
る。両面粘着テープが支持体を有する場合には、通常、
支持体として紙、不織布、二軸延伸されたポリプロピレ
ンフィルム、二軸延伸されたポリエステルフィルム(P
ET等)等からなる非伸縮性のフィルムが使用されてお
り、また、セパレータとしては紙やプラスチックフィル
ム、たとえば二軸延伸されているポリプロピレンやポリ
エステル(PET等)等からなる非伸縮性のフィルムが
使用されている。
のと有しないものがあり、いずれもシリコーン等の剥離
剤が塗布されているセパレータシートと貼り合わせた状
態で、コアに巻き取られている巻物として製造されてい
る。両面粘着テープが支持体を有する場合には、通常、
支持体として紙、不織布、二軸延伸されたポリプロピレ
ンフィルム、二軸延伸されたポリエステルフィルム(P
ET等)等からなる非伸縮性のフィルムが使用されてお
り、また、セパレータとしては紙やプラスチックフィル
ム、たとえば二軸延伸されているポリプロピレンやポリ
エステル(PET等)等からなる非伸縮性のフィルムが
使用されている。
【0003】しかし、支持体を有する両面粘着テープで
あってそれにセパレータを設けた両面粘着テープを厚手
の被着体に貼着したものをコアに巻き付けて巻物を製造
すると、該粘着剤層を内側にして巻き取った場合に、内
側の非伸縮性である粘着剤層支持体やセパレータに働く
収縮力を該粘着剤層支持体やセパレータが吸収すること
ができないため、該粘着剤層の支持体やセパレータにひ
ずみが生じ、そのまま巻き取り作業を続けると該ひずみ
部分が圧縮されてしわが形成された巻物が製造されるこ
とがある。そして、このようにしわが発生した巻物の場
合、使用時に被着体を巻き出すと、粘着剤層又はセパレ
ータ層にしわが形成されていて外観が劣るし、しかも、
被着体を平面状に伸ばすと、しわの部分が引張力に抗し
きれずに千切れ、粘着剤層が露出するトラブルが発生す
ることがあった。同じようなトラブルは、両面粘着テー
プを厚手のシート状被着体に貼着し、折畳んだものから
シート類を引出して使用する場合にも生起していた。
あってそれにセパレータを設けた両面粘着テープを厚手
の被着体に貼着したものをコアに巻き付けて巻物を製造
すると、該粘着剤層を内側にして巻き取った場合に、内
側の非伸縮性である粘着剤層支持体やセパレータに働く
収縮力を該粘着剤層支持体やセパレータが吸収すること
ができないため、該粘着剤層の支持体やセパレータにひ
ずみが生じ、そのまま巻き取り作業を続けると該ひずみ
部分が圧縮されてしわが形成された巻物が製造されるこ
とがある。そして、このようにしわが発生した巻物の場
合、使用時に被着体を巻き出すと、粘着剤層又はセパレ
ータ層にしわが形成されていて外観が劣るし、しかも、
被着体を平面状に伸ばすと、しわの部分が引張力に抗し
きれずに千切れ、粘着剤層が露出するトラブルが発生す
ることがあった。同じようなトラブルは、両面粘着テー
プを厚手のシート状被着体に貼着し、折畳んだものから
シート類を引出して使用する場合にも生起していた。
【0004】たとえば、敷居スベリの場合、通常、厚手
のポリエチレンフィルムからなる基材面にセパレータを
有する両面粘着テープを貼布し、該粘着テープ側を内側
にしてコアへ巻き取った巻物として製造されている。こ
のような巻き取り方法が採られているのは、敷居スベリ
に使用されている厚手のポリエチレン被着体は比較的に
剛性であり、したがって、該被着体層を内側にして巻物
を製造すると、使用に当って巻き出して敷居に接着しよ
うとした際に被着体の両端が上方に反り返って接着作業
がし難いことによる。
のポリエチレンフィルムからなる基材面にセパレータを
有する両面粘着テープを貼布し、該粘着テープ側を内側
にしてコアへ巻き取った巻物として製造されている。こ
のような巻き取り方法が採られているのは、敷居スベリ
に使用されている厚手のポリエチレン被着体は比較的に
剛性であり、したがって、該被着体層を内側にして巻物
を製造すると、使用に当って巻き出して敷居に接着しよ
うとした際に被着体の両端が上方に反り返って接着作業
がし難いことによる。
【0005】しかし、上記のような敷居スベリのように
両面粘着テープを内側にして巻物を製造すると、内側の
粘着テープに加わる収縮力を該両面粘着テープの非伸縮
性の支持体やセパレータが吸収できずに長手方向に圧縮
され、部分的に層剥離を起こしてしわを形成することが
ある。そして、しわが発生している敷居スベリの巻物
は、巻き出した際のセパレータ層にしわが形成されてい
るため外観が悪く、商品価値が低いものとなる。
両面粘着テープを内側にして巻物を製造すると、内側の
粘着テープに加わる収縮力を該両面粘着テープの非伸縮
性の支持体やセパレータが吸収できずに長手方向に圧縮
され、部分的に層剥離を起こしてしわを形成することが
ある。そして、しわが発生している敷居スベリの巻物
は、巻き出した際のセパレータ層にしわが形成されてい
るため外観が悪く、商品価値が低いものとなる。
【0006】同じことは厚手の被着体としてゴム基材を
用いたシール材やパッキング材の場合にも生起する。シ
ール材がパッキング材の場合、折畳まれている巾広のシ
ート材から引き出して使用したり、巻物から巻き出して
短冊状に切断したものを平面状に載置して伸張させて使
用することが多いが、その際セパレータにしわが生じて
いると、該しわの部分が加わる伸張力に抗しきれずに千
切れたり、逆にゴム基材がたわんでセパレータから浮き
上がって粘着剤層が露出し、該露出粘着剤層がほこりの
付着や空気劣化によって粘着力を失ない、シール材やパ
ッキング材としての使用に当って支障をきたすこととな
る弊害も生じる。
用いたシール材やパッキング材の場合にも生起する。シ
ール材がパッキング材の場合、折畳まれている巾広のシ
ート材から引き出して使用したり、巻物から巻き出して
短冊状に切断したものを平面状に載置して伸張させて使
用することが多いが、その際セパレータにしわが生じて
いると、該しわの部分が加わる伸張力に抗しきれずに千
切れたり、逆にゴム基材がたわんでセパレータから浮き
上がって粘着剤層が露出し、該露出粘着剤層がほこりの
付着や空気劣化によって粘着力を失ない、シール材やパ
ッキング材としての使用に当って支障をきたすこととな
る弊害も生じる。
【0007】非伸縮性の支持体やセパレータに基因する
ひずみやしわの発生を避けるために、厚手の被着体、た
とえば敷居スベリのポリエチレン基材等の貼合わせに使
用する両面粘着テープとして支持体を持たない、いわゆ
るベースレステープを使用することも考えられる。しか
し、敷居スベリのような厚手の被着体に必要な厚さのベ
ースレステープを被着体に貼布しながら巻き取りを行う
と、ベースレステープを構成している粘着剤層の側端部
分が被着体側縁よりはみ出して巻取用のガイドロールに
付着し、剥ぎ取られてガイドロールにダンゴ状に付着す
るため作業を度々中断しなければならないのみならず、
当然のことながら、巻物自体も商品価値の全くないもの
となることが多い。
ひずみやしわの発生を避けるために、厚手の被着体、た
とえば敷居スベリのポリエチレン基材等の貼合わせに使
用する両面粘着テープとして支持体を持たない、いわゆ
るベースレステープを使用することも考えられる。しか
し、敷居スベリのような厚手の被着体に必要な厚さのベ
ースレステープを被着体に貼布しながら巻き取りを行う
と、ベースレステープを構成している粘着剤層の側端部
分が被着体側縁よりはみ出して巻取用のガイドロールに
付着し、剥ぎ取られてガイドロールにダンゴ状に付着す
るため作業を度々中断しなければならないのみならず、
当然のことながら、巻物自体も商品価値の全くないもの
となることが多い。
【0008】逆に、ベースレステープの厚さを薄くする
と、敷居スベリ等の厚手の被着体を目的の箇所に接着固
定するために必要な接着力が不足する。それ故、支持体
を持たないベースレステープの形の両面粘着テープは厚
手の被着体への両面粘着テープとしては不向きである。
と、敷居スベリ等の厚手の被着体を目的の箇所に接着固
定するために必要な接着力が不足する。それ故、支持体
を持たないベースレステープの形の両面粘着テープは厚
手の被着体への両面粘着テープとしては不向きである。
【0009】また、厚手の被着体へセパレータを有する
両面粘着テープを貼布し、該両面粘着テープ側を外側に
して巻物や折畳み積層物を製造することがある。この場
合には巻物や積層物の製造工程では特に問題は起らない
が、例えば、厚手のゴムシートへ両面粘着テープを貼布
して製造されているパッキング材やシール材を例にとる
と、巻物や積層物から、使用目的に応じて適宜の長さに
切出した短冊状のシートを平面状に載置しておくと、セ
パレータシートのみならず、支持体層自体もその中央部
付近や折線部で浮き上がり、粘着剤層と被着体面間、又
は粘着剤層とセパレータ間で層間剥離が生起し、該粘着
剤層の剥離面からほこりの付着や空気劣化を起して接着
力を失なう事態が発生する。
両面粘着テープを貼布し、該両面粘着テープ側を外側に
して巻物や折畳み積層物を製造することがある。この場
合には巻物や積層物の製造工程では特に問題は起らない
が、例えば、厚手のゴムシートへ両面粘着テープを貼布
して製造されているパッキング材やシール材を例にとる
と、巻物や積層物から、使用目的に応じて適宜の長さに
切出した短冊状のシートを平面状に載置しておくと、セ
パレータシートのみならず、支持体層自体もその中央部
付近や折線部で浮き上がり、粘着剤層と被着体面間、又
は粘着剤層とセパレータ間で層間剥離が生起し、該粘着
剤層の剥離面からほこりの付着や空気劣化を起して接着
力を失なう事態が発生する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記のよう
な、非伸縮性の支持体やセパレータを使用した両面粘着
テープにおける問題点を解決することを課題とするもの
であり、特に巻物や折畳積層物として製造される厚手の
被着体の粘着剤層として使用するのに適した両面粘着テ
ープを提供することを目的とするものである。本発明は
さらに、巻物や折畳積層物として製造した際に、粘着剤
層やセパレータ層にしわの発生がなく、また、巻物や積
層物から引き出した被着体が、両面粘着テープ側で層間
剥離を起すことのない、たとえば、パッキング材、シー
ル材、敷居スベリ等のような厚手の被着体の一面に該両
面粘着テープを設けたものの巻物や折畳積層物を提供す
ることを目的とするものである。
な、非伸縮性の支持体やセパレータを使用した両面粘着
テープにおける問題点を解決することを課題とするもの
であり、特に巻物や折畳積層物として製造される厚手の
被着体の粘着剤層として使用するのに適した両面粘着テ
ープを提供することを目的とするものである。本発明は
さらに、巻物や折畳積層物として製造した際に、粘着剤
層やセパレータ層にしわの発生がなく、また、巻物や積
層物から引き出した被着体が、両面粘着テープ側で層間
剥離を起すことのない、たとえば、パッキング材、シー
ル材、敷居スベリ等のような厚手の被着体の一面に該両
面粘着テープを設けたものの巻物や折畳積層物を提供す
ることを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、伸縮性フィルムからなる支持体の両面に粘
着剤層を設けたことを特徴とする両面粘着テープに関す
るものである。また、本発明は該両面粘着テープ片面
に、伸縮性フィルムからなるセパレータを設けたことを
特徴とする両面粘着テープに関する。さらに、本発明
は、該両面粘着テープを厚手の被着体に設けたことを特
徴とする該厚手の被着体の巻物や折畳積層物に関するも
のである。
の本発明は、伸縮性フィルムからなる支持体の両面に粘
着剤層を設けたことを特徴とする両面粘着テープに関す
るものである。また、本発明は該両面粘着テープ片面
に、伸縮性フィルムからなるセパレータを設けたことを
特徴とする両面粘着テープに関する。さらに、本発明
は、該両面粘着テープを厚手の被着体に設けたことを特
徴とする該厚手の被着体の巻物や折畳積層物に関するも
のである。
【0012】本発明者らは、非伸縮性の材料からなる支
持体やセパレータを使用した両面粘着テープにおける問
題点について鋭意研究した結果、特に厚手の被着体の粘
着剤層として適用して巻物や折畳積層物を形成した場合
に生起するセパレータ等におけるしわの発生や、該巻物
や積層物から引き出した際に生起する被着体と粘着剤層
との間及び/又はセパレータと粘着剤層との間の層間剥
離の問題は、全て、粘着剤層に使用されているフィルム
やセパレータが巻物や折畳積層物の製造時にかかる長手
方向の収縮力や引張力を吸収することができない、非伸
縮性材料で形成されていることに起因することを見い出
し、該粘着層支持体及びセパレータに伸縮性材料を使用
することによって該問題を解決し得たものである。
持体やセパレータを使用した両面粘着テープにおける問
題点について鋭意研究した結果、特に厚手の被着体の粘
着剤層として適用して巻物や折畳積層物を形成した場合
に生起するセパレータ等におけるしわの発生や、該巻物
や積層物から引き出した際に生起する被着体と粘着剤層
との間及び/又はセパレータと粘着剤層との間の層間剥
離の問題は、全て、粘着剤層に使用されているフィルム
やセパレータが巻物や折畳積層物の製造時にかかる長手
方向の収縮力や引張力を吸収することができない、非伸
縮性材料で形成されていることに起因することを見い出
し、該粘着層支持体及びセパレータに伸縮性材料を使用
することによって該問題を解決し得たものである。
【0013】本発明において使用される両面粘着テープ
用支持体は伸縮可能なフィルム状支持体である。ここで
「伸縮可能」とは、一定の引張力及び収縮力に対して弾
性的に変形可能なことを意味している。通常、0.5kg
/mm2 の引張力に対して0.5〜2.0%程度、好まし
くは0.6〜1.0%程度の伸び率を示し、引張力から
開放されたときには、ほぼ100%の回復率を示すもの
が使用される。このような性質を示す支持体としては、
無延伸のポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィ
ルム、無延伸のポリエステルフィルム等が使用される。
しかし、上記弾性特性を有し、かつ、使用される粘着剤
又は接着剤に対して安定なものであれば、他の材質のフ
ィルムも使用することができる。支持体の厚さは使用目
的によって、両面粘着テープに求められる層厚及び粘着
剤層の層厚等に応じて決定されるから、通常、5〜15
0μm、特に25〜100μmの範囲である。
用支持体は伸縮可能なフィルム状支持体である。ここで
「伸縮可能」とは、一定の引張力及び収縮力に対して弾
性的に変形可能なことを意味している。通常、0.5kg
/mm2 の引張力に対して0.5〜2.0%程度、好まし
くは0.6〜1.0%程度の伸び率を示し、引張力から
開放されたときには、ほぼ100%の回復率を示すもの
が使用される。このような性質を示す支持体としては、
無延伸のポリプロピレンフィルム、ポリ塩化ビニルフィ
ルム、無延伸のポリエステルフィルム等が使用される。
しかし、上記弾性特性を有し、かつ、使用される粘着剤
又は接着剤に対して安定なものであれば、他の材質のフ
ィルムも使用することができる。支持体の厚さは使用目
的によって、両面粘着テープに求められる層厚及び粘着
剤層の層厚等に応じて決定されるから、通常、5〜15
0μm、特に25〜100μmの範囲である。
【0014】本発明において使用されるセパレータは、
伸縮可能なフィルム状セパレータであり、通常は伸縮可
能なプラスチックフィルムにシリコーン等の剥離剤を塗
布したものである。セパレータとしては、支持体と同様
に、無延伸のポリプロピレンフィルム、無延伸のポリエ
ステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等が使用され
る。しかし、前記弾性特性を有する他のフィルムであっ
て、使用される粘着剤、たとえばアクリル系粘着剤等に
対して安定な材質のものも使用することができる。セパ
レータの厚さは、通常25〜200μm、好ましくは6
0〜150μmである。25μm以下では、使用時に剥
離し難いし、また、200μmを超えると所期の伸縮性
が得られない。セパレータは、その存在を簡単に認識で
きるようにして、剥離時にその端部を簡単に識別できる
ようにする意味から、被着体及び粘着剤層とは別の色に
着色されているものが好ましい。しかし、透明なものも
使用することができる。
伸縮可能なフィルム状セパレータであり、通常は伸縮可
能なプラスチックフィルムにシリコーン等の剥離剤を塗
布したものである。セパレータとしては、支持体と同様
に、無延伸のポリプロピレンフィルム、無延伸のポリエ
ステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等が使用され
る。しかし、前記弾性特性を有する他のフィルムであっ
て、使用される粘着剤、たとえばアクリル系粘着剤等に
対して安定な材質のものも使用することができる。セパ
レータの厚さは、通常25〜200μm、好ましくは6
0〜150μmである。25μm以下では、使用時に剥
離し難いし、また、200μmを超えると所期の伸縮性
が得られない。セパレータは、その存在を簡単に認識で
きるようにして、剥離時にその端部を簡単に識別できる
ようにする意味から、被着体及び粘着剤層とは別の色に
着色されているものが好ましい。しかし、透明なものも
使用することができる。
【0015】本発明において、両面粘着テープは、伸縮
可能な支持体フィルムの両面に粘着剤又は接着剤が所定
厚さで塗布されているものである。両面粘着テープは、
通常、木材やプラスチック体である施用対象体への貼着
面を構成する粘着剤として、該対象体への接着力にすぐ
れた粘着剤を有している。通常は、アクリル系粘着剤が
使用されるが、目的に応じて他の接着剤、たとえばゴム
系接着剤等を使用することもできる。該粘着剤層の厚さ
が、通常5〜80μm程度であり、好ましくは20〜6
0μm程度である。5μm以下では粘着力が不足する
し、80μm以上になると、粘着剤層の塗布作業が困難
となるばかりでなく、より以上の効果の向上も望めず、
コストアップとなる。
可能な支持体フィルムの両面に粘着剤又は接着剤が所定
厚さで塗布されているものである。両面粘着テープは、
通常、木材やプラスチック体である施用対象体への貼着
面を構成する粘着剤として、該対象体への接着力にすぐ
れた粘着剤を有している。通常は、アクリル系粘着剤が
使用されるが、目的に応じて他の接着剤、たとえばゴム
系接着剤等を使用することもできる。該粘着剤層の厚さ
が、通常5〜80μm程度であり、好ましくは20〜6
0μm程度である。5μm以下では粘着力が不足する
し、80μm以上になると、粘着剤層の塗布作業が困難
となるばかりでなく、より以上の効果の向上も望めず、
コストアップとなる。
【0016】両面粘着テープは、一面が被着体を構成す
る、たとえば厚手のポリエチレンフィルム基材やゴム基
材に貼着され、他面にセパレータが設けられた状態で、
コアに巻き取られている巻物や折畳積層されているシー
ト類の積層物の製造に使用される。厚手の被着体側の面
を構成する粘着剤又は接着剤は、被着体との接着性を考
慮して選択される。被着体がゴム基材の場合には、通
常、ゴム系の接着剤が使用される。
る、たとえば厚手のポリエチレンフィルム基材やゴム基
材に貼着され、他面にセパレータが設けられた状態で、
コアに巻き取られている巻物や折畳積層されているシー
ト類の積層物の製造に使用される。厚手の被着体側の面
を構成する粘着剤又は接着剤は、被着体との接着性を考
慮して選択される。被着体がゴム基材の場合には、通
常、ゴム系の接着剤が使用される。
【0017】本発明において、厚手の被着体は、たとえ
ば敷居スベリの場合、通常0.8mm前後の厚さのポリエ
チレン基材であり、パッキング材又はシール材の場合、
2.0〜5.0mm程度のゴム基材である。それらは、そ
の厚さ故に、巻物や折畳積層物とした場合に、前述した
粘着剤層やセパレータ層に無視できない伸張力や収縮力
を与える内外径差を有している。
ば敷居スベリの場合、通常0.8mm前後の厚さのポリエ
チレン基材であり、パッキング材又はシール材の場合、
2.0〜5.0mm程度のゴム基材である。それらは、そ
の厚さ故に、巻物や折畳積層物とした場合に、前述した
粘着剤層やセパレータ層に無視できない伸張力や収縮力
を与える内外径差を有している。
【0018】厚手の被着体は、一面に両面粘着テープを
貼設しながら、通常は、該両面粘着テープ側を内側にし
てコアに巻き取られる。巻き取り作業は、両面粘着テー
プに軽度の引張力を加えるか又は加えずに、両面粘着テ
ープを被着体に貼布しながら行われる。引張力を加えた
場合には、両面粘着テープは所定の割合いで伸張された
状態で被着体面に貼着された後、巻き取られることとな
るため、巻き取り時に、厚手の被着体の内外径差に由来
して両面粘着テープに加わる収縮力を吸収することがで
き、したがって、巻き取り時にしわが発生することがな
い。また、引張力を付与しない場合でも支持体は、巻き
取り時に加わる収縮力に追随して収縮するから、しわは
生じないし、また、巻き出された場合にも、収縮力から
解放されて元の状態に膨張復帰するから、被着体との間
の層間剥離を起すことはない。
貼設しながら、通常は、該両面粘着テープ側を内側にし
てコアに巻き取られる。巻き取り作業は、両面粘着テー
プに軽度の引張力を加えるか又は加えずに、両面粘着テ
ープを被着体に貼布しながら行われる。引張力を加えた
場合には、両面粘着テープは所定の割合いで伸張された
状態で被着体面に貼着された後、巻き取られることとな
るため、巻き取り時に、厚手の被着体の内外径差に由来
して両面粘着テープに加わる収縮力を吸収することがで
き、したがって、巻き取り時にしわが発生することがな
い。また、引張力を付与しない場合でも支持体は、巻き
取り時に加わる収縮力に追随して収縮するから、しわは
生じないし、また、巻き出された場合にも、収縮力から
解放されて元の状態に膨張復帰するから、被着体との間
の層間剥離を起すことはない。
【0019】両面粘着テープを伸縮可能としたことの効
果は、両面粘着テープ側を外側とした巻物についても同
様に達成される。巻き取り作業は、両面粘着テープに軽
度の引張力を加えた状態で該テープを被着体に貼布しな
がら行われる。両面粘着テープは所定の割合いで伸張さ
れた状態で被着体外面に貼設され、巻き取られる。使用
に際して、巻物から被着体を巻き出すと、両面粘着テー
プには厚手の被着体の内外周差に由来する収縮力が働く
が、伸張状態にある両面粘着テープは、該収縮力を吸収
して元の状態まで収縮するため、非伸縮性両面粘着テー
プの場合のように、被着体と粘着剤層の間で層間剥離を
生じることはない。
果は、両面粘着テープ側を外側とした巻物についても同
様に達成される。巻き取り作業は、両面粘着テープに軽
度の引張力を加えた状態で該テープを被着体に貼布しな
がら行われる。両面粘着テープは所定の割合いで伸張さ
れた状態で被着体外面に貼設され、巻き取られる。使用
に際して、巻物から被着体を巻き出すと、両面粘着テー
プには厚手の被着体の内外周差に由来する収縮力が働く
が、伸張状態にある両面粘着テープは、該収縮力を吸収
して元の状態まで収縮するため、非伸縮性両面粘着テー
プの場合のように、被着体と粘着剤層の間で層間剥離を
生じることはない。
【0020】
【実施例】以下に、伸縮性両面粘着テープを使用した実
施例によって本発明をより詳しく説明するが、本発明は
これらの実施例によって何ら限定されるものではない。
施例によって本発明をより詳しく説明するが、本発明は
これらの実施例によって何ら限定されるものではない。
【0021】実施例1 支持体として80μmの厚さのポリ塩化ビニルフィルム
を使用し、また、セパレータとして厚さ60μmの無延
伸ポリプロピレンフィルムを使用して両面粘着テープを
形成し、両面粘着テープに引張力を加えずに厚さ1.0
mm、幅20mmのポリエチレン基材に貼設して敷居スベリ
の巻物を製造した。セパレータ側(2面)の粘着剤層は
60μmの厚さのアクリル系粘着剤とし、敷居スベリ
(ポリエチレン基材)側の接着剤は厚さ30μmのゴム
系接着剤で構成した。
を使用し、また、セパレータとして厚さ60μmの無延
伸ポリプロピレンフィルムを使用して両面粘着テープを
形成し、両面粘着テープに引張力を加えずに厚さ1.0
mm、幅20mmのポリエチレン基材に貼設して敷居スベリ
の巻物を製造した。セパレータ側(2面)の粘着剤層は
60μmの厚さのアクリル系粘着剤とし、敷居スベリ
(ポリエチレン基材)側の接着剤は厚さ30μmのゴム
系接着剤で構成した。
【0022】製造した巻物を巻き出して、その両面粘着
テープ面(セパレータ面)を観察したところ、両面粘着
テープ面を内側にした巻物のセパレータ面にしわの発生
は見られず良好な外観を呈していた。また、巻き出した
敷居スベリを直線状に引き伸ばしても、セパレータ等か
ら千切れることはなかったし、層剥離も生じなかった。
一方、両面粘着テープ面を外側にした巻物については、
巻き出した敷居スベリを直線状に引伸ばしても、両面粘
着剤層及びセパレータ層のいずれにも浮き上がり(層間
剥離)は生じなかった。
テープ面(セパレータ面)を観察したところ、両面粘着
テープ面を内側にした巻物のセパレータ面にしわの発生
は見られず良好な外観を呈していた。また、巻き出した
敷居スベリを直線状に引き伸ばしても、セパレータ等か
ら千切れることはなかったし、層剥離も生じなかった。
一方、両面粘着テープ面を外側にした巻物については、
巻き出した敷居スベリを直線状に引伸ばしても、両面粘
着剤層及びセパレータ層のいずれにも浮き上がり(層間
剥離)は生じなかった。
【0023】実施例2 支持体として厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィ
ルムを、また、セパレータとして厚さ150μmの無延
伸ポリプロピレンフィルムを使用し、1面及び2面共に
50μmの厚さにゴム系接着剤を設けて両面粘着テープ
を形成し、実施例1と同様にして敷居スベリの巻物を製
造した。結果は表1に示すとおり、良好であった。
ルムを、また、セパレータとして厚さ150μmの無延
伸ポリプロピレンフィルムを使用し、1面及び2面共に
50μmの厚さにゴム系接着剤を設けて両面粘着テープ
を形成し、実施例1と同様にして敷居スベリの巻物を製
造した。結果は表1に示すとおり、良好であった。
【0024】比較例1 支持体として14g/m2の不織布を使用し、また、セパ
レータとしては70g/m2のグラシン紙を使用した以
外、実施例2と同様にして敷居スベリの巻物を製造し
た。両面粘着テープを内側にして製造した巻物を巻き出
して、そのセパレータ面を見るとセパレータ面には間隔
を置いてしわが発生していた。このしわのある敷居スベ
リを直線状に強く引伸ばしたところ、しわの一部におい
て切れが生じ、粘着剤層の露出面が観察された。また、
他のしわの部分では、セパレータが粘着剤層から僅かに
浮き上がって層間剥離が生じたことが観察された。
レータとしては70g/m2のグラシン紙を使用した以
外、実施例2と同様にして敷居スベリの巻物を製造し
た。両面粘着テープを内側にして製造した巻物を巻き出
して、そのセパレータ面を見るとセパレータ面には間隔
を置いてしわが発生していた。このしわのある敷居スベ
リを直線状に強く引伸ばしたところ、しわの一部におい
て切れが生じ、粘着剤層の露出面が観察された。また、
他のしわの部分では、セパレータが粘着剤層から僅かに
浮き上がって層間剥離が生じたことが観察された。
【0025】一方、両面粘着テープを外側にした巻物に
ついては、巻物自体の外観上は特に問題はなかったが、
巻き出して引伸ばした敷居スベリは、セパレータが接着
剤層から浮き上がって層間剥離が生じたことが観察さ
れ、一部では、僅かながら、ポリエチレン層と接着剤層
との層間剥離が生じたことも観察された。
ついては、巻物自体の外観上は特に問題はなかったが、
巻き出して引伸ばした敷居スベリは、セパレータが接着
剤層から浮き上がって層間剥離が生じたことが観察さ
れ、一部では、僅かながら、ポリエチレン層と接着剤層
との層間剥離が生じたことも観察された。
【0026】実施例3〜4及び比較例2 実施例1〜2及び比較例と同様の実験を、被着体として
厚さ5.0mm、幅1mの天然ゴム系基材を用いてシール
材の巻物を製造することによって行った。結果は、表2
に示すとおり、伸縮可能な支持体及びセパレータを用い
た実施例2及び3の巻物は、巻き出した際の状態が良好
なものであったのに対して、非伸縮性の支持体及びセパ
レータを用いた比較例2のものは、巻き出した状態が不
良なものであった。
厚さ5.0mm、幅1mの天然ゴム系基材を用いてシール
材の巻物を製造することによって行った。結果は、表2
に示すとおり、伸縮可能な支持体及びセパレータを用い
た実施例2及び3の巻物は、巻き出した際の状態が良好
なものであったのに対して、非伸縮性の支持体及びセパ
レータを用いた比較例2のものは、巻き出した状態が不
良なものであった。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】
【0029】実施例5及び比較例3 実施例4及び比較例2とそれぞれ同様の材料を使用して
製造したシート状シール材を、長さ50cmで折り返えし
(九+九折)、畳んで積層物とした。実施例4と同様の
材料を使用した実施例5のものは、折り返し部の内側折
線に沿ったセパレータの浮き上がりやしわの発生は見ら
れなかった。しかし、比較例2と同じ材料で製造した比
較例3のものは内側折線に沿ってセパレータが浮き上が
り、積層物上面から荷重を掛けた状態で保管した後に
は、折線部で浮き上がったセパレータが折重ってしわが
形成されていた。また、外側折線に沿ってセパレータに
破断部が観察された。
製造したシート状シール材を、長さ50cmで折り返えし
(九+九折)、畳んで積層物とした。実施例4と同様の
材料を使用した実施例5のものは、折り返し部の内側折
線に沿ったセパレータの浮き上がりやしわの発生は見ら
れなかった。しかし、比較例2と同じ材料で製造した比
較例3のものは内側折線に沿ってセパレータが浮き上が
り、積層物上面から荷重を掛けた状態で保管した後に
は、折線部で浮き上がったセパレータが折重ってしわが
形成されていた。また、外側折線に沿ってセパレータに
破断部が観察された。
【0030】
【発明の効果】以上、詳述したとおり、支持体及びセパ
レータに伸縮可能なフィルムを使用した本発明の両面粘
着テープは特に、巻物や折畳積層物として製造される厚
手の被着体用の両面粘着テープとして使用することによ
り、従来品では達成できなかったすぐれた作用効果を奏
することができるものである。
レータに伸縮可能なフィルムを使用した本発明の両面粘
着テープは特に、巻物や折畳積層物として製造される厚
手の被着体用の両面粘着テープとして使用することによ
り、従来品では達成できなかったすぐれた作用効果を奏
することができるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】 伸縮可能な支持体フィルムの両面に粘着
剤層を設け、該粘着剤層の一方に伸縮可能なフィルムか
らなるセパレータを設けたことを特徴とする両面粘着テ
ープ。 - 【請求項2】 支持体又は/及びセパレータがポリ塩化
ビニルフィルム、無延伸のポリプロピレンフィルム及び
無延伸のポリエステルフィルムから選ばれたいずれか1
種であることを特徴とする請求項1記載の両面粘着テー
プ。 - 【請求項3】 請求項1〜請求項2記載の両面粘着テー
プのいずれか一つを厚手の被着体面に設けたことを特徴
とするテープ体の巻物及びシート類。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30080993A JP3797625B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 両面粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30080993A JP3797625B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 両面粘着テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07133470A true JPH07133470A (ja) | 1995-05-23 |
JP3797625B2 JP3797625B2 (ja) | 2006-07-19 |
Family
ID=17889368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30080993A Expired - Fee Related JP3797625B2 (ja) | 1993-11-08 | 1993-11-08 | 両面粘着テープ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3797625B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004108546A1 (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-16 | Ishizaki Shizai Co., Ltd. | プラスチック製ジッパーテープ及び該ジッパーテープを備えた袋 |
JP2006299071A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nitto Denko Corp | 防水気密用両面粘着テープ |
WO2007066640A1 (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-14 | Kyodo Giken Chemical Co., Ltd. | 粘接着フィルム |
JP2013049815A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 両面粘着テープ |
JP2013049816A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 両面粘着テープ |
JP2013049814A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 両面粘着テープ |
-
1993
- 1993-11-08 JP JP30080993A patent/JP3797625B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004108546A1 (ja) * | 2003-06-04 | 2004-12-16 | Ishizaki Shizai Co., Ltd. | プラスチック製ジッパーテープ及び該ジッパーテープを備えた袋 |
JP2006299071A (ja) * | 2005-04-20 | 2006-11-02 | Nitto Denko Corp | 防水気密用両面粘着テープ |
JP4699075B2 (ja) * | 2005-04-20 | 2011-06-08 | 日東電工株式会社 | 防水気密用両面粘着テープ |
WO2007066640A1 (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-14 | Kyodo Giken Chemical Co., Ltd. | 粘接着フィルム |
JP2007154045A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Kyodo Giken Kagaku Kk | 粘接着フィルム |
CN101321840A (zh) * | 2005-12-05 | 2008-12-10 | 共同技研化学株式会社 | 粘接薄膜 |
JP4608422B2 (ja) * | 2005-12-05 | 2011-01-12 | 共同技研化学株式会社 | 粘接着フィルム |
US9765242B2 (en) | 2005-12-05 | 2017-09-19 | Kyodo Giken Chemical Co., Ltd | Adhesive film |
JP2013049815A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 両面粘着テープ |
JP2013049816A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 両面粘着テープ |
JP2013049814A (ja) * | 2011-08-31 | 2013-03-14 | Brother Industries Ltd | 両面粘着テープ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3797625B2 (ja) | 2006-07-19 |
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