JPH07132895A - シートアンダーフレーム - Google Patents

シートアンダーフレーム

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JPH07132895A
JPH07132895A JP6100067A JP10006794A JPH07132895A JP H07132895 A JPH07132895 A JP H07132895A JP 6100067 A JP6100067 A JP 6100067A JP 10006794 A JP10006794 A JP 10006794A JP H07132895 A JPH07132895 A JP H07132895A
Authority
JP
Japan
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leg
seat
triangular base
energy absorbing
seat underframe
Prior art date
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Pending
Application number
JP6100067A
Other languages
English (en)
Inventor
Robert R Marechal
ルネ マルシャ ロベール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Safran Seats SA
Original Assignee
Societe Industrielle et Commerciale de Materiel Aeronautique SICMA Aero Seat SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Societe Industrielle et Commerciale de Materiel Aeronautique SICMA Aero Seat SA filed Critical Societe Industrielle et Commerciale de Materiel Aeronautique SICMA Aero Seat SA
Publication of JPH07132895A publication Critical patent/JPH07132895A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D25/00Emergency apparatus or devices, not otherwise provided for
    • B64D25/02Supports or holding means for living bodies
    • B64D25/04Seat modifications

Landscapes

  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 アンダーフレーム自身の構成部分の相対位置
や形状や寸法を変えることなくエネルギ吸収量を変える
ことが可能なシートアンダーフレームを提供することを
目的とする。 【構成】 本発明は乗客航空機のシート用のアンダーフ
レームに関するものであり、該アンダーフレームは前方
固定点及び後方固定点と高い中間頂点とを形成する三角
形基部と、脚部とを含み、該脚部は該脚部の頂端部を介
してシート構造に連携され且つ該脚部の底端部を介して
三角形基部に連携される。本発明に従うと、脚部は剛性
連携手段によって三角形基部に剛性連携され、シートの
通常使用の間は三角形基部に脚部を確実に保持し、特に
脚部の前方及び後方への枢動を妨げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗客航空機(特徴的に
はエアライナー)で使用するアンダーフレームに関する
ものであり、そのシートアンダーフレームは、第1とし
て前方固定点及び後方固定点及び高い中間頂点を形成す
る三角形基部と、第2として脚部(概して後方脚部)と
を具備するタイプのものであり、該脚部は該脚部の頂端
部を介してシート構造、概してシート全体に連携され且
つ該脚部の底端部を介して三角形基部、概して三角形基
部の高い中間頂点に連携される。
【0002】
【従来の技術】米国特許第A4911381号でこのよ
うなシートアンダーフレームを開示している。この内容
は本明細書にも含まれており、本発明に特定的な特徴の
みが詳細に記述される。
【0003】このような公知のシートアンダーフレーム
によって、例えば衝突して非常に大きな減速度を受けた
際に改良された作用を得る利点が提供される。エネルギ
吸収手段は、通常使用状態で脚部の相対位置を維持する
ために、前方脚部の頂部を三角形基部の頂点に接続し、
一方で激しい衝撃の際にエネルギを吸収する相対的な動
きを許容する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】にもかかわらず、この
ような公知のシートアンダーフレームにおいては、アン
ダーフレーム(支持されるべきシートの重量、シートの
数、航空機の床及び他のシートに対するアンダーフレー
ムの位置等)の使用において、移動閾値(その移動閾値
以上においてエネルギ吸収手段は移動される)を適応す
ることは容易でない。
【0005】通常使用にあるエネルギ吸収手段は、正確
に、吸収されえるエネルギの量を幅広い値から選択する
ために変えることのできない標準特性を有する。
【0006】加えて、このように作られたアンダーフレ
ームは重くて、製造しなければならなく且つ組み立てな
ければならない部分を多数必要とする。より特徴的に
は、仮にエネルギ吸収手段の特性を変えるべきであるな
らば、以下のものが修正されなければならない。つまり
アンダーフレームの寸法、相対位置、種々の構成部分で
ある。エネルギ吸収手段の固定点、長手寸法、全体の大
きさは、吸収されるエネルギの値のために概して変えら
れる。このように、使用されるほとんど各々のエネルギ
吸収手段として特定的なアンダーフレームを設計するこ
とが必要である。
【0007】本発明の目的は、アンダーフレームを使用
すべき状況において、容易に素早く且つ安価に変えられ
且つ適応されるエネルギ吸収量を有するシートアンダー
フレームを提供することによって、これらの欠点を軽減
することにある。より特徴的には、本発明の目的はアン
ダーフレーム自身の構成部分の相対位置や形状や寸法を
変えることなくこのような変更が可能なシートアンダー
フレームを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、上記の公知のアンダ
ーフレームと同様の利点を提供しながら、軽量で、特別
に製造及び取付けが容易であるアンダーフレームを提供
することである。
【0009】本発明の他の目的は、前方脚部が枢動する
枢動角度が予め定められた最大値に限定されながら、衝
突のエネルギを吸収するシートアンダーフレームを提供
することである。
【0010】本発明の他の目的は、国際民間航空基準又
はより厳しい試験によって課せられる『16gタイプ』
力学的試験を満たすことのできるシートアンダーフレー
ムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】これらの目的のために、
本発明は、乗客航空機シート用のアンダーフレームを提
供し、そのアンダーフレームは前方固定点及び後方固定
点及び高い中間頂点を形成する三角形基部と、シート構
造に頂端部を介して且つ三角形基部に底端部を介して連
携される脚部とを含み、該アンダーフレームは、脚部が
シートの通常使用中(移動エネルギ吸収に対して十分な
減速度が存在しない時)においては、特に脚部の前方又
は後方への枢動を防ぐために三角形基部に対して脚部を
確実に保持する剛性連携手段によって三角形基部に剛性
連携される。
【0012】このように本発明のシートアンダーフレー
ムにおいて、エネルギ吸収機能は、通常使用中において
アンダーフレームの全体的な形状を維持する機能とは別
になっている。従来技術とは異なり、ここでのエネルギ
吸収手段は概して互いにヒンジ止めされた及び/又はシ
ート構造にヒンジ止めされたアンダーフレームの種々の
構成部分を所定位置に維持することと、大きな減速度が
ある時にエネルギを吸収することとの両方のために使用
される。
【0013】本発明に従うと、脚部を三角形基部に剛性
連携する剛性連携手段は、シートが脚部を前方に枢動さ
せてしまうような予め定められた値以上の減速度を受け
る時に作動するエネルギ吸収手段を含む。そのエネルギ
吸収手段は、脚部及び/又は三角形基部の少なくとも1
つの塑性変形可能な部分を、特徴的には脚部の底端部の
塑性的に変形可能な部分を含む。より特徴的には、エネ
ルギ吸収手段は、座屈することによってエネルギを吸収
するエネルギ吸収手段を含み、そのエネルギ吸収手段は
脚部及び/又は三角形基部の少なくとも1つの部分から
形成される。
【0014】更に、本発明に従うと、エネルギ吸収手段
は、脚部と三角形基部とに取り付けられ且つその間に介
在される付加エネルギ吸収手段を含む。その付加エネル
ギ吸収手段は後方において脚部の底端部の周辺に取り付
けられる。付加エネルギ吸収手段は、雌部分の穴に力を
受けて塑性変形して入る雄部分を含む。雌部分又は雄部
分は脚部に直に取付けられ且つ連携され、他の部分、つ
まり雄部分又は雌部分は三角形基部に直に取付けられ且
つ連携される。穴は三角形基部に対する脚部の運動の大
きさを制限する雄部分のためのストローク終端当接を形
成する端部を含む。雌部分は単に高い係数の延性を有す
る材料、特に鋼からなるプレートによって構成される。
【0015】本発明はまた、上記又は後述の特徴の全て
又は一部の組み合わせを含むシートアンダーフレームを
提供する。
【0016】他の特徴及び利点は、添付の図面を参考に
した後述の説明から明らかであろう。
【0017】
【実施例】本発明は乗客航空機シート用のアンダーフレ
ームに関するものであり、そのアンダーフレームは、前
方固定点2、後方固定点3及び高い中間頂点4を形成す
る三角形基部1と、シート構造に連携され且つヒンジ止
めされる頂端部6(図1の破線で示される)及び三角形
基部1と連携される底端部7を有する脚部5とを含む。
【0018】概してこのようなシートアンダーフレーム
の特徴は、本明細書にも参考とされて含まれている米国
特許第A4911381号で開示されている。
【0019】本発明に従うと、脚部5はシートの通常使
用中に脚部5を三角形基部1に確実に保持し、剛性連携
手段8によって三角形基部1に剛性連携され、特に脚部
5の前方又は後方への枢動を防ぐ。概して示される実施
例において、脚部5は後方脚部であり、前方脚部9は前
方固定点2から延びる。
【0020】脚部5は三角形基部1に剛性連携され、ひ
とたび脚部5が三角形基部1に接続されると三角形基部
1に普通支持され且つ保持される。このように脚部5
は、例えば示されるように高い中間頂点4のネジ穴12
に係合することで脚部5の底端部7の周辺に位置される
フランジ11を把持するネジ10を具備する剛性連携手
段8によって三角形基部1に取り付けられる。
【0021】にもかかわらず、変更例(図示せず)にお
いて、脚部5は三角形基部1とワンピースで形成されう
る。三角形基部1に脚部5を剛性連携する他の方法が可
能である。好ましくは本発明に従って、概して脚部5は
少なくとも実質的に高い中間頂点4の周辺で三角形基部
1に連携される。
【0022】本発明に従って、脚部5を三角形基部1に
剛性連携する剛性連携手段8は、シートが脚部5を前方
へ枢動させてしまう予め定められた値以上の減速度を受
ける時に作動するエネルギ吸収手段13、14を含む。
そのエネルギ吸収手段13、14は、脚部5及び/又は
三角形基部1の少なくとも1つの部分15、16が座屈
することよってエネルギを吸収するエネルギ吸収手段1
3を含む。更にエネルギ吸収手段13、14は脚部5と
三角形基部1との間に取り付けられ、連携され、そして
介在される付加エネルギ吸収手段14を含む。
【0023】故に本発明に従って、エネルギ吸収手段1
3、14は、脚部5及び/又は三角形基部1の少なくと
も1つの塑性変形可能な部分15、16、その部分は予
め定められた減速度以上の値で塑性変形可能であり、更
に特徴的には脚部5の底端部7の少なくとも1つの塑性
変形可能な部分15、16を含む。塑性変形可能な部分
15は座屈することによってエネルギを吸収するエネル
ギ吸収手段13を構成する。
【0024】より正確には、エネルギ吸収手段13、1
4は、脚部5が予め定められた値以上の減速度の影響で
通常使用位置から前方へ枢動される時に、曲がることに
よって塑性変形可能な後方部分16と、座屈することに
よって変形可能な前方部分15とを含む。
【0025】前方部分15は前方へ凸になった部材15
によって構成される。後方部分16もまた前方へ凸にな
った部材16によって構成される。しかし、後方部分1
6は、曲がることによって塑性変形可能であり且つ減速
度が前記予め定められた値を越える時に脚部5が三角形
基部1に対して枢動する横断水平ピボット軸線を形成す
る細くなった部分17を設けられる。
【0026】座屈することによってエネルギを吸収する
エネルギ吸収手段13を構成する前方及び後方部分1
5、16を本発明のシートアンダーフレームに形成する
ために、脚部5及び/又は三角形基部1は脚部5と三角
形基部1との間の連携部分の少なくとも周辺に横断窓1
8を設けられる。このように、前方に凸になった部分1
5、16は脚部5及び/又は三角形基部1の弱い部分を
構成し、その部分は普通剛性であり、特徴的な形状を保
護し、しかし、減速度が前記予め定められた値を越える
と前記部分はそれぞれ座屈することによって且つ曲がる
ことによって塑性変形され、それによってエネルギを吸
収する。湾曲した前方に凸になった部分15は外側前方
へ座屈することによって形成され、凸になった部分の湾
曲の半径が座屈する間減少する。細くなった部分17を
形成する後方部分16は、塑性領で前方へ曲がることを
受ける。図1及び図2で示される実施例において、窓1
8、部分15及び16は三角形基部1の高い中間頂点4
のすぐ上方の脚部5の底部分7に設けられる。窓18は
少なくとも実質的に腎臓のような形状をしており、それ
は脚部5を通る。図2は、座屈することによってエネル
ギを吸収するエネルギ吸収手段13の変形した外見を示
し、そのエネルギ吸収手段は窓18と前方及び後方部分
15、16とにより構成される。窓18及び前方及び後
方部分15、16は、脚部5の底端部7を三角形基部1
に固定するためのフランジ11のすぐ上方に位置され
る。
【0027】付加エネルギ吸収手段14は後方において
脚部5と三角形基部1との間で且つ脚部5の底端部7の
周辺に取り付けられ、連携され且つ介在される。付加エ
ネルギ吸収手段14は、上記のエネルギ吸収手段13を
補い且つ本発明のシートアンダーフレームのエネルギ吸
収手段13、14のエネルギ吸収量を簡単で安価に適応
することを可能にする。付加エネルギ吸収手段14は、
雌部分21の穴20に力を受けて塑性変形して入る雄部
分19を含む。雌部分21又は雄部分19は、脚部5に
直に取付けられ且つ連携され、同時に、他の部分、つま
り雄部分19又は雌部分21は三角形基部1に直に取付
けられ且つ連携される。故に、雄部分19及び雌部分2
1の各々はいかなる中間連携要素なしでも三角形基部1
又は脚部5のいずれかと連携され且つ接触する。
【0028】本発明に従うと、雄部分19は円形的な円
筒形の全体外側形状を有し、穴20は雄部分19が普通
(つまり通常使用位置)に係合する円筒形孔23の半径
方向に延びる2つの対面する当接面22a、22bを形
成する長い溝部によって構成される。通常使用位置にお
いて雄部分19の軸線は孔23の軸線と一致し、且つ当
接面22a、22bと平行である。雄部分19の外径d
は穴20を形成する長い溝部の幅eより大きく、つまり
2つの平行な当接面22a、22bの間の距離より大き
く、従って作動においては、つまり減速度が前記予め定
められた値を越えた時に、当接面22a、22bはその
雄部分19がその軸線に対して垂直に動くと当接面22
a、22bの間に挿入された雄部分19によって離さ
れ、エネルギ吸収手段14は当接面22a、22bの塑
性変形によってエネルギを吸収する。
【0029】穴20は、三角形基部1に対する脚部5の
運動の大きさを制限する雄部分19のためにストローク
終端当接を形成する端部24を含む。前記端部24は、
当接面22a、22bのそれぞれの端部をつなぐ半円当
接面によって形成される。そのストローク終端点におい
て雄部分19は前記端部24に当接する。結果として、
エネルギ吸収中に三角形基部1に対する脚部5の前方へ
の枢動の運動の大きさは制限される。
【0030】本発明に従うと、円筒形孔23は通過孔で
あり、雄部分19はその通過孔23を通る。雄部分19
は、雄部分19を三角形基部1又は脚部5の雌穴26に
固定するためのネジ付き端部25と、頭部27と三角形
基部1又は脚部5との間で雌部分21を把持するための
把持頭部とを含む。このように雄部分19は雌部分21
を三角形基部1又は脚部5に固定するための固定ネジを
構成する。そして雄部分19は脚部5又は三角形基部1
に固定され且つ取り付けられる。当然のことながら、雄
部分19によって三角形基部1又は脚部5に固定される
雌部分21は、雌部分21の穴20に対する雄部分19
の相対運動を妨げない。
【0031】本発明に従うと、雄部分19は、エネルギ
吸収手段14が作動する時に穴20を形成する溝部の当
接面22a、22bと協働する円形円筒外側面29を有
する外側リング28を含み、その雄部分19の外径dは
外側面29の外径である。外径の値を変えることは容易
であり、従ってエネルギ吸収手段14の移動閾値(つま
り前記予め定められた減速度の値)と、雄部分19が穴
20に配置される時、つまりエネルギ吸収手段14が作
動する時に吸収されるエネルギ量との両方を変えること
は容易である。アンダーフレームの使用において適切な
外径dを有する外側リング28が選択される。
【0032】更に雌部分21は高い係数の弾性を有する
材料、特に鋼からなるプレートである。本発明に従う
と、そのプレートは平坦なプレートであり、穴20はプ
レートの対称の主軸線30に沿って延びる。プレートの
固体部分に対する穴20及び当接面22a、22bに与
えられた形状及び寸法によって、移動閾値と吸収される
エネルギ量とを変えることが可能である。例えば単に雌
部分21を構成するプレートの厚さを変えることによっ
て吸収されるエネルギ量が変えられる。同様に穴20の
溝部の幅e及び/又は穴20のいずれかの側の固体部分
の幅に影響を及ぼすことが可能である。
【0033】本発明に従うと、雌部分21はその雌部分
21の通過孔32を通り且つ脚部5又は三角形基部1に
雌穴33と協働するネジ付き端部を有するネジ31によ
って脚部5又は三角形基部1に連携される。
【0034】示された実施例において、雌部分21はネ
ジ31によって脚部5に連携され且つ取り付けられ、雄
部分19は雌部分21の穴23を介して三角形基部1に
連携され且つ取り付けられる。雌部分21を構成するプ
レートは、脚部5と三角形基部1の間で後方へ延びる。
脚部5に取り付けられる雌部分21は、シートが脚部5
を前方へ枢動してしまうような予め定められた値以上の
減速度を受ける時、駆動され、雄部分19は当接面22
a、22bの間の穴20の溝部に入る。付け加えると、
雌部分21は図2で示されるように、その雌部分21が
脚部5にネジ31によって固定されている点の周辺で小
さい曲げを受ける。
【0035】図1で示されるように、雌部分21を構成
する平坦なプレートは三角形基部1の後方腕部33と同
じ方向に少なくとも実質的に延び、雄部分19の軸線は
その方向に対して少なくとも垂直に延びる。
【0036】エネルギ吸収手段13、14の形状的特徴
及び寸法的特徴は、移動閾値とエネルギ吸収量とのため
の望まれる値を得るために、例えば、構造の当業者によ
ってなされる計算によって限定されうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通常使用位置における本発明のシートアンダー
フレームの側線図である。
【図2】衝突の間の図1のアンダーフレームの側線図で
ある。
【図3】本発明のシートアンダーフレームの脚部と三角
形基部との間の連結部の詳細な線図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿った図である。
【符号の説明】
1…三角形基部 2…前方固定点 3…後方固定点 4…高い中間頂点 5…脚部 6…頂端部 7…底端部 8…剛性連携手段 13…エネルギ吸収手段 14…エネルギ吸収手段 15…前方部分 16…後方部分 19…雄部分 20…穴 21…雌部分 22a…当接面 22b…当接面 32…通過穴

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方固定点(2)及び後方固定点(3)
    及び高い中間頂点(4)を形成する三角形基部(1)
    と、脚部(5)とを含み、該脚部(5)の頂端部(6)
    を介してシート構造に連携され且つ該脚部(5)の底端
    部(7)を介して前記三角形基部(1)に連携されるシ
    ートアンダーフレームにおいて、 前記脚部(5)が、前記シートの通常使用中に特に該脚
    部(5)の前方又は後方への枢動を防ぐように該脚部
    (5)を前記三角形基部(1)に確実に保持する剛性連
    携手段(8)によって前記基部(1)に剛性連携される
    ことを特徴とするシートアンダーフレーム。
  2. 【請求項2】 前記三角形基部(1)に前記脚部(5)
    を剛性連携するための前記剛性連携手段(8)は、前記
    シートが前記脚部(5)を前方に枢動してしまう予め定
    められた値以上の減速度を受けた時、作動するエネルギ
    吸収手段(13,14)を含むことを特徴とする請求項
    1に記載のシートアンダーフレーム。
  3. 【請求項3】 前記エネルギ吸収手段(13,14)が
    前記脚部(5)及び/又は前記三角形基部(1)に塑性
    変形可能な少なくとも1つの部分(15,16)を含
    み、該部分が予め定められた減速度の値以上で塑性変形
    可能であることを特徴とする請求項2に記載のシートア
    ンダーフレーム。
  4. 【請求項4】 前記エネルギ吸収手段(13,14)
    が、前記脚部(5)の前記底端部(7)に塑性変形可能
    な少なくとも1つの部分(15,16)を含むことを特
    徴とする請求項2又は請求項3に記載のシートアンダー
    フレーム。
  5. 【請求項5】 前記エネルギ吸収手段(13,14)は
    座屈することによってエネルギを吸収するエネルギ吸収
    手段(13)を含み、該エネルギ吸収手段(13)が前
    記脚部(5)及び/又は前記三角形基部(1)の少なく
    とも1つの前記部分(15,16)から形成されること
    を特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1つに記
    載のシートアンダーフレーム。
  6. 【請求項6】 前記エネルギ吸収手段(13,14)が
    曲がることによって塑性変形可能な後方部分(16)
    と、座屈することによって変形可能な前方部分(15)
    とを含むことを特徴とする請求項2から請求項5のいず
    れか1つに記載のシートアンダーフレーム。
  7. 【請求項7】 前記脚部(5)及び/又は前記三角形基
    部(1)は、前記前方部分(15)及び前記後方部分
    (16)を形成するために、該脚部(5)と該三角形基
    部(1)との間の連携部の少なくとも周辺に設けられる
    横断窓(18)を設けられることを特徴とする請求項6
    に記載のシートアンダーフレーム。
  8. 【請求項8】 前記前方部分(15)が前方に凸になっ
    た部材(15)によって構成されることを特徴とする請
    求項6又は請求項7に記載のシートアンダーフレーム。
  9. 【請求項9】 前記後方部分(16)が前方に凸になっ
    た部材(16)によって構成されることを特徴とする請
    求項6から請求項8のいずれか1つに記載のシートアン
    ダーフレーム。
  10. 【請求項10】 前記後方部分(16)は、曲げられる
    ことによって塑性変形可能であり且つ減速度が前記予め
    定められた値を越えた時に前記脚部(5)が前記三角形
    基部(1)に対して枢動する横断水平ピボット軸線を形
    成するような細くなった部分(17)を設けられること
    を特徴とする請求項6から請求項9のいずれか1つに記
    載のシートアンダーフレーム。
  11. 【請求項11】 前記エネルギ吸収手段(13,14)
    が前記脚部(5)と前記三角形基部(1)との間に取り
    付けられ且つ介在される付加エネルギ吸収手段(14)
    を含むことを特徴とする請求項2から請求項10のいず
    れか1つに記載のシートアンダーフレーム。
  12. 【請求項12】 前記付加エネルギ吸収手段(14)が
    後方に且つ前記脚部(5)の前記底端部(7)の周辺に
    取り付けられることを特徴とする請求項11に記載のシ
    ートアンダーフレーム。
  13. 【請求項13】 前記付加エネルギ吸収手段(14)が
    雌部分(21)の穴(20)に力を受けて塑性変形して
    入る雄部分(19)を含み、前記雌部分(21)又は前
    記雄部分(19)が前記脚部(5)に直に取付けられ且
    つ連携され、他の部分、つまり前記雄部分(19)又は
    前記雌部分(21)が前記三角形基部(1)に直に取付
    けられ且つ連携されることを特徴とする請求項11又は
    請求項12に記載のシートアンダーフレーム。
  14. 【請求項14】 前記雄部分(19)が円筒形の全体外
    部形状を有し、前記穴(20)は前記雄部分(19)が
    通常係合する円筒形穴(23)の半径方向に延びる2つ
    の対面する当接面(22a,22b)を形成する長い溝
    部によって構成され、前記雄部分(19)の外径(d)
    は前記穴(20)を形成する前記長い溝部の幅(e)よ
    りも大きく、作動する時には、該当接面(22a,22
    b)が該当接面(22a,22b)の間に挿入されてい
    る前記雄部分(19)によって離されて、前記エネルギ
    吸収手段(14)が前記当接面(22a,22b)の塑
    性変形によってエネルギを吸収することを特徴とする請
    求項11から請求項13のいずれか1つに記載のシート
    アンダーフレーム。
  15. 【請求項15】 前記穴(20)が前記三角形基部
    (1)に対する前記脚部(5)の動きの大きさを制限す
    る前記雄部分(19)のためにストローク終端当接を形
    成する端部(24)を含むことを特徴とする請求項13
    又は請求項14に記載のシートアンダーフレーム。
  16. 【請求項16】 前記円筒形穴(23)が通過穴であ
    り、前記雄部分(19)は該穴(23)を通り且つ前記
    三角形基部(1)又は前記脚部(5)のネジ穴(26)
    に前記雄部分(19)を固定するためのネジ付き端部
    (25)と、頭部(27)と前記三角形基部(1)又は
    前記脚部(5)との間で前記雌部分(21)を把持する
    ための前記把持頭部(27)とを含むことを特徴とする
    請求項14又は請求項15に記載のシートアンダーフレ
    ーム。
  17. 【請求項17】 前記雄部分(19)は、前記エネルギ
    吸収手段(14)が作動する時に前記溝部の前記当接面
    (22a,22b)と協働する円筒形外側面(29)を
    有する外側リング(28)を含むことを特徴とする請求
    項14から請求項16のいずれか1つに記載のシートア
    ンダーフレーム。
  18. 【請求項18】 前記雌部分(21)が高い係数の延性
    を有する材料、特に鋼からなるプレートであることを特
    徴とする請求項13から請求項17のいずれか1つに記
    載のシートアンダーフレーム。
  19. 【請求項19】 前記雌部分(21)が平坦なプレート
    であることを特徴とする請求項18に記載のシートアン
    ダーフレーム。
  20. 【請求項20】 前記穴(20)が前記プレートの対称
    軸線(30)に沿って延びることを特徴とする請求項1
    8又は請求項19に記載のシートアンダーフレーム。
  21. 【請求項21】 前記雌部分(21)が、前記雌部分
    (21)の通過穴(32)を通るネジ(31)によって
    前記脚部(5)又は前記三角形基部(1)と連携するこ
    とを特徴とする請求項13から請求項20のいずれか1
    つに記載のシートアンダーフレーム。
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