JPH07131976A - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
- Publication number
- JPH07131976A JPH07131976A JP29606793A JP29606793A JPH07131976A JP H07131976 A JPH07131976 A JP H07131976A JP 29606793 A JP29606793 A JP 29606793A JP 29606793 A JP29606793 A JP 29606793A JP H07131976 A JPH07131976 A JP H07131976A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching element
- voltage
- drive circuit
- power supply
- output voltage
- Prior art date
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- Pending
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- Protection Of Static Devices (AREA)
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の昇圧チョッパー方式のスイッチング電
源では、入力電圧Vi から昇圧された出力電圧Vo を取
り出す場合、電源電圧がVi のドライブ回路でスイッチ
ング素子Q1 を駆動するので、駆動電圧が低く、動作が
不安定、スイッチング素子Q1 の損失が大きい、また、
スイッチング素子Q1 がトランジスタの場合、入力電圧
Vi の値によってはドライブ回路1の損失が大きい等の
問題があったので、これらを改善する。 【構成】 出力電圧検出回路3は出力電圧Vo を比較検
出した結果を出力し、制御回路2はスイッチング素子Q
1 のオンオフの時比率を制御する制御信号を出力し、ド
ライブ回路1はスイッチング素子Q1 を駆動する。ドラ
イブ回路1は昇圧された一定電圧の出力電圧Vo でスイ
ッチング素子Q1 を駆動するのでドライブ回路1の構成
も簡単、損失も小さくおさえることができ、負荷抵抗R
oの短絡時の保護機能も生じる。
源では、入力電圧Vi から昇圧された出力電圧Vo を取
り出す場合、電源電圧がVi のドライブ回路でスイッチ
ング素子Q1 を駆動するので、駆動電圧が低く、動作が
不安定、スイッチング素子Q1 の損失が大きい、また、
スイッチング素子Q1 がトランジスタの場合、入力電圧
Vi の値によってはドライブ回路1の損失が大きい等の
問題があったので、これらを改善する。 【構成】 出力電圧検出回路3は出力電圧Vo を比較検
出した結果を出力し、制御回路2はスイッチング素子Q
1 のオンオフの時比率を制御する制御信号を出力し、ド
ライブ回路1はスイッチング素子Q1 を駆動する。ドラ
イブ回路1は昇圧された一定電圧の出力電圧Vo でスイ
ッチング素子Q1 を駆動するのでドライブ回路1の構成
も簡単、損失も小さくおさえることができ、負荷抵抗R
oの短絡時の保護機能も生じる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は昇圧チョッパー方式のス
イッチング電源に関する。
イッチング電源に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯型の電子機器の場合、入力電源とし
て電池を採用することが多いため低い入力電圧から高い
出力電圧を出す昇圧チョッパー方式のスイッチング電源
が多用されている。図2に昇圧チョッパー方式のスイッ
チング電源の従来回路例を示す。先ず回路記号と部品に
ついて簡単に説明する。Vi は入力電圧、Vo は出力電
圧、Ro は負荷、L1 はインダクタ、D1 はダイオー
ド、C1 ,C2 はコンデンサ、Q1 はスイッチング素子
である。3は出力電圧検出回路であり、負荷Ro にかか
る出力電圧Vo を比較検出する。2は制御回路であり、
出力電圧検出回路3からの出力に基づいてスイッチング
素子Q1 のオンオフの時比率を制御する制御信号を出力
する。1はドライブ回路であり、制御回路2からの制御
信号に基づいてスイッチング素子Q1 を駆動する。従っ
て、出力電圧Vo は一定に保たれる。次に昇圧について
説明する。スイッチング素子Q1 がオンしている時にイ
ンダクタL1 に蓄えられたエネルギーは、スイッチング
素子Q1 がオフすると入力電圧Vi に重畳されてダイオ
ードD1 を介して放出され、コンデンサC2 で平滑され
た出力電圧Vo を得る。
て電池を採用することが多いため低い入力電圧から高い
出力電圧を出す昇圧チョッパー方式のスイッチング電源
が多用されている。図2に昇圧チョッパー方式のスイッ
チング電源の従来回路例を示す。先ず回路記号と部品に
ついて簡単に説明する。Vi は入力電圧、Vo は出力電
圧、Ro は負荷、L1 はインダクタ、D1 はダイオー
ド、C1 ,C2 はコンデンサ、Q1 はスイッチング素子
である。3は出力電圧検出回路であり、負荷Ro にかか
る出力電圧Vo を比較検出する。2は制御回路であり、
出力電圧検出回路3からの出力に基づいてスイッチング
素子Q1 のオンオフの時比率を制御する制御信号を出力
する。1はドライブ回路であり、制御回路2からの制御
信号に基づいてスイッチング素子Q1 を駆動する。従っ
て、出力電圧Vo は一定に保たれる。次に昇圧について
説明する。スイッチング素子Q1 がオンしている時にイ
ンダクタL1 に蓄えられたエネルギーは、スイッチング
素子Q1 がオフすると入力電圧Vi に重畳されてダイオ
ードD1 を介して放出され、コンデンサC2 で平滑され
た出力電圧Vo を得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の昇圧チ
ョッパー方式のスイッチング電源では、例えば、3Vの
入力電圧Vi から5Vの出力電圧Vo を取り出すような
場合、ドライブ回路1の電源電圧は3Vとなり、この3
Vでスイッチング素子Q1 を駆動する。この場合、スイ
ッチング素子Q1 の駆動電圧が低いため、動作が不安定
であったり、または、スイッチング素子Q1 が完全なオ
ン状態にならないために損失が大きいという問題があっ
た。また、スイッチング素子Q1 としてトランジスタを
用いた場合、最低入力電圧の時にトランジスタが安定に
動作するようにドライブ回路1を設定するために、最高
入力電圧の時は、ドライブ回路1の損失が大きいという
問題があった。
ョッパー方式のスイッチング電源では、例えば、3Vの
入力電圧Vi から5Vの出力電圧Vo を取り出すような
場合、ドライブ回路1の電源電圧は3Vとなり、この3
Vでスイッチング素子Q1 を駆動する。この場合、スイ
ッチング素子Q1 の駆動電圧が低いため、動作が不安定
であったり、または、スイッチング素子Q1 が完全なオ
ン状態にならないために損失が大きいという問題があっ
た。また、スイッチング素子Q1 としてトランジスタを
用いた場合、最低入力電圧の時にトランジスタが安定に
動作するようにドライブ回路1を設定するために、最高
入力電圧の時は、ドライブ回路1の損失が大きいという
問題があった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、動作が安定で、かつ損失の少ないスイッチン
グ電源を提供することを目的とする。
のであり、動作が安定で、かつ損失の少ないスイッチン
グ電源を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明によるスイッチング電源は、入力電圧より高い
電圧を出力する昇圧チョッパー方式のスイッチング電源
において、スイッチング素子を駆動するトライブ回路の
電源を昇圧した出力電圧からとったことに特徴を有して
いる。
に本発明によるスイッチング電源は、入力電圧より高い
電圧を出力する昇圧チョッパー方式のスイッチング電源
において、スイッチング素子を駆動するトライブ回路の
電源を昇圧した出力電圧からとったことに特徴を有して
いる。
【0006】
【作用】本発明においては、ドライブ回路の電源電圧は
昇圧された出力電圧を用いているので、ドライブ回路は
十分にスイッチング素子を駆動することができ、安定し
た動作が保証される。また、スイッチング素子が完全な
オン状態になるのでスイッチング素子の損失が少ない。
また、ドライブ回路の電源電圧は昇圧された出力電圧を
用いているので、スイッチング素子にトランジスタを用
いても、最低入力電圧の時にトランジスタが安定に動作
するようにドライブ回路を設定する必要がなく、最高入
力電圧の時にもドライブ回路の損失が大きくなるという
ことがない。
昇圧された出力電圧を用いているので、ドライブ回路は
十分にスイッチング素子を駆動することができ、安定し
た動作が保証される。また、スイッチング素子が完全な
オン状態になるのでスイッチング素子の損失が少ない。
また、ドライブ回路の電源電圧は昇圧された出力電圧を
用いているので、スイッチング素子にトランジスタを用
いても、最低入力電圧の時にトランジスタが安定に動作
するようにドライブ回路を設定する必要がなく、最高入
力電圧の時にもドライブ回路の損失が大きくなるという
ことがない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明のスイッチング電源の回路構成を
示すブロック図である。図において、図2と同一符号を
付したものはそれぞれ同一の要素を示しており、説明を
省略する。先ず入力電圧Vi が印加された瞬間は、昇圧
チョッパー回路は動作していないために入力電圧Vi が
そのまま出力されて出力電圧Vo となる。ドライブ回路
1の電源電圧は出力電圧Vo であるため、スイッチング
素子Q1 は、入力電圧Viに等しい出力電圧Vo で駆動
される。
明する。図1は本発明のスイッチング電源の回路構成を
示すブロック図である。図において、図2と同一符号を
付したものはそれぞれ同一の要素を示しており、説明を
省略する。先ず入力電圧Vi が印加された瞬間は、昇圧
チョッパー回路は動作していないために入力電圧Vi が
そのまま出力されて出力電圧Vo となる。ドライブ回路
1の電源電圧は出力電圧Vo であるため、スイッチング
素子Q1 は、入力電圧Viに等しい出力電圧Vo で駆動
される。
【0008】次にスイッチング素子Q1 がスイッチング
することにより入力電圧Vi が昇圧され、入力電圧Vi
より高い出力電圧Vo が負荷Ro に出力される。従っ
て、出力電圧Vo の上昇に伴ってドライブ回路1の電源
電圧も高くなり、ドライブ回路1は高い駆動電圧でスイ
ッチング素子Q1 を駆動する。すなわち、スイッチング
素子Q1 は動作開始直後の瞬間のみ、低い入力電圧Vi
で駆動されるが、その後は昇圧された高い出力電圧Vo
で駆動される。そのため駆動電圧が低いために動作が不
安定であったり、スイッチング素子Q1 の損失が大きい
というような問題は発生しない。
することにより入力電圧Vi が昇圧され、入力電圧Vi
より高い出力電圧Vo が負荷Ro に出力される。従っ
て、出力電圧Vo の上昇に伴ってドライブ回路1の電源
電圧も高くなり、ドライブ回路1は高い駆動電圧でスイ
ッチング素子Q1 を駆動する。すなわち、スイッチング
素子Q1 は動作開始直後の瞬間のみ、低い入力電圧Vi
で駆動されるが、その後は昇圧された高い出力電圧Vo
で駆動される。そのため駆動電圧が低いために動作が不
安定であったり、スイッチング素子Q1 の損失が大きい
というような問題は発生しない。
【0009】例えば、3Vの入力電圧Vi から5Vの出
力電圧Vo を取り出すような場合、ドライブ回路1が3
Vで駆動されるのは動作開始直後の瞬間のみであり、そ
の後は出力電圧Vo の5Vで駆動される。また、入力電
圧Vi が変化しても、出力電圧Vo は一定に制御されて
いるため、入力電圧Vi によらずドライブ回路1の電源
電圧は一定となるためにドライブ回路1の構成も簡単に
でき、また、損失も小さくおさえることができる。さら
に、負荷抵抗Ro が短絡したような場合、ドライブ回路
1の電源電圧が0Vになるため、スイッチング素子Q1
が自動的に動作を停止するという保護機能も生じる。
力電圧Vo を取り出すような場合、ドライブ回路1が3
Vで駆動されるのは動作開始直後の瞬間のみであり、そ
の後は出力電圧Vo の5Vで駆動される。また、入力電
圧Vi が変化しても、出力電圧Vo は一定に制御されて
いるため、入力電圧Vi によらずドライブ回路1の電源
電圧は一定となるためにドライブ回路1の構成も簡単に
でき、また、損失も小さくおさえることができる。さら
に、負荷抵抗Ro が短絡したような場合、ドライブ回路
1の電源電圧が0Vになるため、スイッチング素子Q1
が自動的に動作を停止するという保護機能も生じる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるスイ
ッチング電源は、スイッチング素子を駆動するトライブ
回路の電源を昇圧した出力電圧からとるようにしたの
で、ドライブ回路は十分にスイッチング素子を駆動して
安定した動作を保証し、スイッチング素子の損失も少な
い。また、このドライブ回路はトランジスタのスイッチ
ング素子を用いた場合でも、入力電圧の変動に対しても
安定に動作し、かつ損失も小さい。さら、に負荷が短絡
した場合でもドライブ回路電源電圧が0Vになり、スイ
ッチング素子が自動的に動作を停止するという保護機能
を有する。
ッチング電源は、スイッチング素子を駆動するトライブ
回路の電源を昇圧した出力電圧からとるようにしたの
で、ドライブ回路は十分にスイッチング素子を駆動して
安定した動作を保証し、スイッチング素子の損失も少な
い。また、このドライブ回路はトランジスタのスイッチ
ング素子を用いた場合でも、入力電圧の変動に対しても
安定に動作し、かつ損失も小さい。さら、に負荷が短絡
した場合でもドライブ回路電源電圧が0Vになり、スイ
ッチング素子が自動的に動作を停止するという保護機能
を有する。
【図1】本発明の実施例におけるスイッチング電源の回
路構成を示すブロック図である。
路構成を示すブロック図である。
【図2】従来例におけるスイッチング電源の回路構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
1 ドライブ回路 2 制御回路 3 出力電圧検出回路 Vi 入力電圧 Vo 出力電圧 Ro 負荷 L1 インダクタ D1 ダイオード C1 コンデンサ C2 コンデンサ Q1 スイッチング素子
Claims (1)
- 【請求項1】 入力電圧より高い電圧を出力する昇圧チ
ョッパー方式のスイッチング電源において、 スイッチング素子を駆動するトライブ回路の電源を昇圧
した出力電圧からとったことを特徴とするスイッチング
電源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29606793A JPH07131976A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29606793A JPH07131976A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | スイッチング電源 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07131976A true JPH07131976A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17828685
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29606793A Pending JPH07131976A (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | スイッチング電源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07131976A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11178325A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-07-02 | Seiko Instruments Inc | 電子機器 |
JP2001103738A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Sanyo Electric Co Ltd | Dc−dcコンバータ |
US7443145B2 (en) | 2003-08-27 | 2008-10-28 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. | Switching regulator |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP29606793A patent/JPH07131976A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11178325A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-07-02 | Seiko Instruments Inc | 電子機器 |
JP2001103738A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-13 | Sanyo Electric Co Ltd | Dc−dcコンバータ |
US7443145B2 (en) | 2003-08-27 | 2008-10-28 | Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. | Switching regulator |
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