JPH07131847A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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Publication number
JPH07131847A
JPH07131847A JP5271880A JP27188093A JPH07131847A JP H07131847 A JPH07131847 A JP H07131847A JP 5271880 A JP5271880 A JP 5271880A JP 27188093 A JP27188093 A JP 27188093A JP H07131847 A JPH07131847 A JP H07131847A
Authority
JP
Japan
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antenna
housed
housing
pulled out
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP5271880A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuji Morishita
勝司 森下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP5271880A priority Critical patent/JPH07131847A/ja
Publication of JPH07131847A publication Critical patent/JPH07131847A/ja
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  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】給電部の整合条件をアンテナ収納時と引き出し
時とで変える必要が無く、内蔵アンテナを用いずにアン
テナ収納時でも待ち受けに支障をきたすことがない携帯
無線機の提供を目的とする。 【構成】アンテナは、先端部がλ/4長のコイル状の第
1のアンテナ部1にされ、この第1のアンテナ部1の一
端が棒状の絶縁物8に接続され、この絶縁物8の他端が
λ/4長で長さ方向が第1のアンテナ部1より長い第2
のアンテナ部7に接続一体化されて、収納時には第1の
アンテナ部1が筐体9より突出し第2のアンテナ部7が
筐体9内に収納されて第1のアンテナ部1に給電がさ
れ、引き出し時には第1及び第2のアンテナ部1、7が
筐体9から引き出されて第2のアンテナ部7に給電がさ
れる携帯無線機である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話等に代表され
る小型無線機において、携帯性を良くするために、通常
はアンテナ先端部のみ無線機外に出しておき、電波状態
が悪い場所においてはアンテナを引き出して使用する携
帯無線機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の携帯無線機は小型化され、通信の
待ち受け時には持ち運びしやすいようにアンテナを収納
しておくことが多い。しかし、アンテナを収納している
ときにも送受信ができることが望ましく、特に着呼の検
出が不可能であると携帯無線機への呼出がアンテナ収納
時には不可能となり、呼出がありそうなときにはわざわ
ざアンテナを引き出しておかなければならないという問
題がある。
【0003】この問題を解消すべく、内蔵アンテナを設
けて、アンテナ収納時には内蔵アンテナに切り換える方
式がある。
【0004】また、内蔵アンテナを有していないものと
して図5、図6に示す携帯無線機がある。図5はアンテ
ナ収納時、図6はアンテナ引き出し時の状態を示してい
る。図5、図6においてλ/4長のコイル状の第1のア
ンテナ部1及びこの第1のアンテナ部1の一端に接続部
5によって接続されたλ/4長の第2のアンテナ部2と
で構成され、図5の収納時には第1のアンテナ部1のみ
が導電性の筐体6より突出し、導電性の筐体6内部に第
2のアンテナ部2が収納されることにより第2のアンテ
ナ部2の放射が減り、第1のアンテナ部1がλ/4アン
テナとして動作するため収納時にも送受信が可能とな
る。図6のアンテナ引き出し時には第1及び第2のアン
テナ部1,2が導電性の筐体6より引き出されてλ/2
アンテナとして動作する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアンテ
ナ収納時において着呼可能な無線機において、内蔵アン
テナを有しているものは、収納アンテナ及び内蔵アンテ
ナの2つのアンテナが必要となるため価格が高くなると
とともに内蔵アンテナ用のスペースを筐体内部に確保す
る必要があり、無線機を小型にするのに問題があった。
【0006】一方、図5、図6の内蔵アンテナを有して
いない従来のものはアンテナ収納時にはλ/4アンテナ
として動作し、アンテナ引き出し時にはλ/2アンテナ
として動作するため、給電部の整合条件をアンテナ収納
時及び引き出し時に変える必要があり、このための検出
部が必要で整合を電気的または機械的に切り換える必要
があった。また、図5においてアンテナ収納時には第2
のアンテナ部2を導電性の筐体6内部に収納して第2の
アンテナ部2からの放射を減らす必要があるため、筐体
6内部を導電性の塗料等で覆う必要があり、価格が高く
なる欠点があった。
【0007】本発明の目的は、内蔵アンテナを用いずに
アンテナ収納時においても着呼可能にするとともに、ア
ンテナ収納時及び引き出し時の双方においてλ/4アン
テナもしくはλ/2アンテナとして動作することによ
り、給電部の整合条件をアンテナ収納時及び引き出し時
によって変える必要が無い携帯無線機を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術のこ
れらの課題を解決するために、給電部を有する無線機の
筐体に設けられ、先端部を有するアンテナにおいて、前
記先端部がλ/4長のコイル状の第1のアンテナ部と前
記第1のアンテナ部の一端が棒状の絶縁物によって接続
され、前記棒状の絶縁物の他端がλ/4長で長さ方向が
前記第1のアンテナ部より長い第2のアンテナ部に接続
される。アンテナ収納時は前記第1のアンテナ部が筐体
より突出し第2のアンテナ部が筐体内に収納されて第1
のアンテナ部に給電がされ、アンテナ引き出し時には、
第1及び第2のアンテナ部が筐体から引き出されて第2
のアンテナ部に給電がされることを特徴とし、アンテナ
収納時及び引き出し時の双方において、λ/4アンテナ
を提供する携帯無線機である。
【0009】また、前記第1及び第2のアンテナ部がλ
/2長であり、給電部から無線機送受信部間に整合回路
を設けたことを特徴とするアンテナ収納時及び引き出し
時の双方において、λ/2アンテナを提供する携帯無線
機である。
【0010】
【作用】第1の発明に係わるアンテナは上記したような
構成になっているので、アンテナ収納時にはλ/4長の
コイル状の第1のアンテナ部が筐体より突出しているた
め通信が可能となり、コイル状に巻かれているため小型
で携帯に適している。また、アンテナ収納時及び引き出
し時の双方において、λ/4アンテナとして動作するた
めほぼ50オームの整合をとることが出来る。
【0011】第2の発明に係わるアンテナは第1及び第
2のアンテナ部がλ/2長であるためλ/2アンテナと
して動作し、アンテナインピーダンスが50オームより
高いため整合回路が必要であるが、アンテナ収納時及び
引き出し時の双方においてλ/2アンテナとして動作す
るため給電部から無線機送受信部間に整合回路を設けれ
ば良く、アンテナインピーダンスがλ/4アンテナのと
きよりも高いために、λ/4アンテナのときよりも筐体
に電流が流れにくく筐体や人体等の影響が受けにくいと
いう特徴がある。
【0012】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。第1の発明に係わる実施例の構成図は、図1及び図
2であり、図1はアンテナ収納時であり、図2はアンテ
ナ引き出し時である。尚、図において同じ部位は同じ符
号で示し、図において、1はλ/4長のコイル状の第1
のアンテナ部、3は給電部、4は送受信部、7はλ/4
長で長さ方向が第1のアンテナ部より長い第2のアンテ
ナ部、8は第1のアンテナ部及び第2のアンテナ部を接
続するための棒状の絶縁物、9は筐体である。
【0013】次に、このような構成における動作につい
て説明する。図1において、アンテナ収納時は第1のア
ンテナ部1が給電部3によって給電される。このとき、
第2のアンテナ部7は絶縁物8によって第1のアンテナ
部1から離されているため電気的な結合がほとんど無
く、第1のアンテナ部1によりλ/4アンテナとして動
作する。
【0014】図2において、アンテナ引き出し時は第2
のアンテナ部7が給電部3によって給電される。このと
き、第1のアンテナ部1は棒状の絶縁物8によって第2
のアンテナ部7から離されているため電気的な結合がほ
とんど無く、第2のアンテナ部7によりλ/4アンテナ
として動作する。
【0015】このため、アンテナ収納時にはλ/4長の
コイル状の第1のアンテナ部1が筐体9より突出してい
るため通信が可能となり、コイル状に巻かれているため
小型で携帯に適している。また、アンテナ収納時及び引
き出し時の双方において、λ/4アンテナとして動作す
るためほぼ50オームの整合をとることが出来る。
【0016】また、アンテナ収納時に第2のアンテナ部
7からの放射がほとんど無いため、筐体9に導電性があ
る必要が無いため導電塗料等で覆う必要が無く価格を安
くすることが可能である。
【0017】第2の発明に係わる実施例の構成図は、図
3及び図4であり、図3はアンテナ収納時であり、図4
はアンテナ引き出し時である。尚、図において同じ部位
は同じ符号で示し、図において、10はλ/2長のコイ
ル状の第1のアンテナ部、3は給電部、4は送受信部、
11はλ/2長で長さ方向が第1のアンテナ部より長い
第2のアンテナ部、8は第1のアンテナ部及び第2のア
ンテナ部を接続するための棒状の絶縁物、9は筐体、1
2は整合回路である。
【0018】次に、このような構成における動作につい
て説明する。図3において、アンテナ収納時は第1のア
ンテナ部10が給電部3によって給電される。このと
き、第2のアンテナ部11は絶縁物8によって第1のア
ンテナ部10から離されているため電気的な結合がほと
んど無く、第1のアンテナ部10によりλ/2アンテナ
として動作する。
【0019】図4において、アンテナ引き出し時は第2
のアンテナ部11が給電部3によって給電される。この
とき、第1のアンテナ部10は絶縁物8によって第2の
アンテナ部11から離されているため電気的な結合がほ
とんど無く、第2のアンテナ部11によりλ/2アンテ
ナとして動作する。このため、アンテナ収納時にはλ/
2長のコイル状の第1のアンテナ部10が筐体9より突
出しているため通信が可能となり、コイル状に巻かれて
いるため小型で携帯に適している。また、アンテナ収納
時及び引き出し時の双方において、λ/2アンテナとし
て動作するため給電部3及び送受信部4との間に整合回
路12を入れることによりアンテナ収納及び引き出し時
とも同じ整合回路12を用いることが可能であり、アン
テナインピーダンスがλ/4アンテナのときよりも高い
ために、λ/4アンテナのときよりも筐体に電流が流れ
にくく筐体や人体等の影響を受け難いという特徴があ
る。また、アンテナ収納時に第2のアンテナ部11から
の放射がほとんど無いため、筐体9に導電性がある必要
が無く導電塗料等で覆う必要が無く価格を安くすること
が可能である。
【0020】尚、電気的な長さは、筐体内部の導電部品
や給電部の構造、筐体やアンテナ部を覆う樹脂等によっ
て影響を受けるために微調整されて決定される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係わる携帯
無線機は給電部の整合条件をアンテナ収納時及び引き出
し時に変えることなく、アンテナ収納時においてもアン
テナ先端部の第1のアンテナ部が筐体より突出して送受
信できるようになる。また、第1のアンテナ部はコイル
状のため携帯機からの突出が小さく、内蔵アンテナを設
けなくとも携帯無線機の待ち受けに支障をきたすことが
ない。このため内蔵アンテナ用のスペースを設ける必要
がないため携帯無線機の小型化が可能となる。更に、ア
ンテナ収納時に筺体内に収納された第2のアンテナ部か
らの放射が殆ど無く、筐体に導電性を必要としない。こ
のため、筐体を導電塗料等で覆う必要がなく、価格の低
下に寄与することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の発明に係わる実施例の携帯無線
機構成図でアンテナの収納状態を示す図。
【図2】本発明の第1の発明に係わる実施例の携帯無線
機構成図でアンテナの引き出し状態を示す図。
【図3】本発明の第2の発明に係わる実施例の携帯無線
機構成図でアンテナの収納状態を示す図。
【図4】本発明の第2の発明に係わる実施例の携帯無線
機構成図でアンテナの引き出し状態を示す図。
【図5】従来例の携帯無線機におけるアンテナの収納状
態を示す図。
【図6】従来例の携帯無線機におけるアンテナの引き出
し状態を示す図。
【符号の説明】
1 第1のアンテナ部(λ/4長) 2,7 第2のアンテナ部(λ/4長) 3 給電部 4 送受信部 5 接続部 6 導電性の筐体 8 絶縁物 9 筐体 10 第1のアンテナ部(λ/2長) 11 第2のアンテナ部(λ/2長) 12 整合回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線機の筐体にアンテナが収納並びに引き
    出し自在にされた携帯無線機において、前記アンテナは
    先端部がλ/4長のコイル状の第1のアンテナ部にさ
    れ、この第1のアンテナ部の下端部に棒状の絶縁物が、
    さらにこの絶縁物の下端部にλ/4長で長さ方向が前記
    第1のアンテナ部より長い第2のアンテナ部がそれぞれ
    接続一体化されて成り、アンテナ収納時には前記第1の
    アンテナ部が筐体より突出し第2のアンテナ部が筐体内
    に収納されて第1のアンテナ部に給電がされ、アンテナ
    引き出し時には前記第1及び第2のアンテナ部が筐体か
    ら引き出されて第2のアンテナ部に給電がされることを
    特徴とする携帯無線機。
  2. 【請求項2】無線機の筐体にアンテナが収納並びに引き
    出し自在にされた携帯無線機において、前記アンテナに
    給電を行う給電部と無線送受信部との間に整合回路が具
    備され、前記アンテナは先端部がλ/2長のコイル状の
    第1のアンテナ部にされ、この第1のアンテナ部の下端
    部に棒状の絶縁物が、さらにこの絶縁物の下端部にλ/
    2長で長さ方向が前記第1のアンテナ部より長い第2の
    アンテナ部がそれぞれ接続一体化されて、アンテナ収納
    時には前記第1のアンテナ部が筐体より突出し第2のア
    ンテナ部が筐体内に収納されて第1のアンテナ部に給電
    がされ、アンテナ引き出し時には前記第1及び第2のア
    ンテナ部が筐体から引き出されて第2のアンテナ部に給
    電がされることを特徴とする携帯無線機。
JP5271880A 1993-10-29 1993-10-29 携帯無線機 Pending JPH07131847A (ja)

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JP5271880A JPH07131847A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 携帯無線機

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ID=17506197

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