JPH07131191A - 電子部品自動装着装置 - Google Patents

電子部品自動装着装置

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JPH07131191A
JPH07131191A JP5272377A JP27237793A JPH07131191A JP H07131191 A JPH07131191 A JP H07131191A JP 5272377 A JP5272377 A JP 5272377A JP 27237793 A JP27237793 A JP 27237793A JP H07131191 A JPH07131191 A JP H07131191A
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良則 狩野
Kazunori Takada
一徳 高田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子部品の取出ノズルに吸着された姿勢の異
常を確実に判断できるようにする。 【構成】 チップ部品5を吸着した吸着ノズル14がラ
インセンサ27の検出位置に移動してくると、ラインセ
ンサ27の出力がCPU31に読み出され部品下端位置
が算出され、取り込みメモリ38に読み込まれ、ホール
ドメモリ39と比較されホールドメモリ39により下端
の下端位置が格納されて、この動作が繰り返され、ホー
ルドメモリ39の最下端位置よりチップ部品5の姿勢の
異常がCPU31に判断され、適当な処置がなされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子部品を搬送ヘッド
に設けられた取出ノズルにより部品供給部より取出しプ
リント基板に装着する電子部品自動装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種電子部品自動装着装置が実開昭6
0−121671号公報に開示されており、吸着手段に
より吸着された電子部品の姿勢が発光素子からの光ビー
ムが受光素子により検出された場合に正しいと判断さ
れ、部品種により部品厚が変化する場合には、部品の厚
さの情報に応じ、発光素子及び受光素子の高さを駆動レ
バーを回動させることにより変更して、正しい部品の姿
勢の判断がなされるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来技術
では電子部品の吸着すべきでない面が吸着され完全に立
った状態の場合には発光素子からの光が該部品に遮断さ
れるために姿勢の異常を検出することができるが、通常
吸着手段である取出ノズルが所定の位置で停止した状態
で検出するため、図8に示すように、電子部品100が
斜めの状態で取出ノズル101に吸着して保持されてい
ると、正常に吸着されている部品100が2点鎖線で示
すものであり、光ビームが図8の点Aを紙面に垂直な方
向に通過するような場合には、電子部品100により遮
光されないため、正常な姿勢で吸着されたものと判断さ
れ、このままプリント基板に装着されると、所定の位置
に装着できなかったりして不良基板となってしまうとい
う欠点がある。
【0004】そこで本発明は、電子部品の取出ノズルに
吸着された姿勢の異常を確実に判断できるようにするこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、電子
部品を搬送ヘッドに設けられた取出ノズルにより部品供
給部より取出しプリント基板に装着する電子部品自動装
着装置において、前記搬送ヘッドの移動経路に設けられ
たラインセンサの出力により該センサに対して相対的に
移動する前記ノズルに吸着された電子部品の移動中また
は停止時の複数位置にて電子部品の下端位置を検出する
下端位置検出手段と、該下端位置検出手段に検出された
前記移動による複数の下端位置の内の最下端位置を選択
する選択手段と、電子部品の種類毎に部品厚に関する情
報を記憶する記憶手段と、前記選択手段の選択した最下
端位置及び前記記憶手段に記憶された部品厚に関する情
報に基づき前記ノズルに保持された電子部品の異常を判
断する判断手段とを備えたものである。
【0006】また本発明は、電子部品を搬送ヘッドに設
けられた取出ノズルにより部品供給部より取出しプリン
ト基板に装着する電子部品自動装着装置において、前記
搬送ヘッドの移動経路に設けられたラインセンサの出力
により該センサに対して相対的に移動する前記ノズルに
吸着された電子部品の移動途中または停止時の複数位置
にて電子部品の下端位置を逐次検出する下端位置検出手
段と、該検出手段の検出した下端位置を逐次更新して記
憶する移動途中下端位置記憶手段と、最下端位置を記憶
する最下端位置記憶手段と、前記移動途中下端位置記憶
手段に下端位置が記憶される毎に該移動途中下端位置記
憶手段に記憶された下端位置と最下端位置記憶手段に記
憶された下端位置とを比較してより下端の下端位置を最
下端位置記憶手段に記憶させる記憶設定手段と、電子部
品の種類毎に部品厚に関する情報を記憶する部品厚記憶
手段と、前記ノズルと前記ラインセンサの相対移動によ
り、前記ノズルの保持する電子部品がセンサを通過した
後に最下端位置記憶手段に記憶された下端位置の情報と
前記記憶手段に記憶された部品厚に関する情報に基づき
前記ノズルに保持された電子部品の異常を判断する判断
手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】請求項1の記載によれば、選択手段は取出ノズ
ルに吸着された電子部品のラインセンサに対する相対移
動中あるいは停止中の複数の位置にて下端位置検出手段
に検出された電子部品の下端位置の内最下端位置を選択
し、判断手段は選択手段が選択した最下端位置と部品厚
記憶手段に記憶された部品厚の情報にに基づき正常に吸
着されているかどうかを判断する。
【0008】請求項2の記載によれば、取出ノズルのラ
インセンサに対する相対移動中あるいは停止時のライン
センサの出力による下端位置検出手段に検出された下端
位置を移動途中下端位置記憶手段が記憶すると、記憶設
定手段は最下端位置記憶手段に記憶された下端位置と移
動途中下端位置記憶手段に記憶された下端位置を比較し
てより下端の下端位置が最下端位置記憶手段に記憶さ
れ、取出ノズルの保持する電子部品がセンサを通過する
まで、逐次移動途中下端位置記憶手段に下端位置検出手
段に検出された下端位置が記憶され、センサを通過後に
最下端位置が最下端位置記憶手段に記憶され、判断手段
は該最下端位置と部品厚記憶手段に記憶された部品厚の
情報にに基づき正常に吸着されているかどうかを判断す
る。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例を図に基づき詳述す
る。図2及び図3に於て、1はY軸モータ2の回動によ
りY方向に移動するYテーブルであり、3はX軸モータ
4の回動によりYテーブル1上でX方向に移動すること
により結果的にXY方向に移動するXYテーブルであ
り、チップ状電子部品5(以下、チップ部品あるいは部
品という。)が装着されるプリント基板6が図示しない
固定手段に固定されて載置される。
【0010】7は供給台であり、チップ部品5を供給す
る部品供給装置8が多数台配設されている。9は供給台
駆動モータであり、ボールネジ10を回動させることに
より、該ボールネジ10が嵌合し供給台7に固定された
ナット11を介して、供給台7がリニアガイド12に案
内されてX方向に移動する。13は間欠回動するロータ
リテーブルであり、該テーブル13の外縁部には取り出
しノズルとしての吸着ノズル14を6本有する搬送ヘッ
ドとしての装着ヘッド15が間欠ピッチに合わせて等間
隔に配設されている。
【0011】吸着ノズル14が供給装置8より部品5を
吸着し取出す装着ヘッド15の停止位置が吸着ステーシ
ョンであり、該吸着ステーションにて吸着ノズル14が
部品5を吸着する。16は吸着ノズル14が吸着する部
品5の位置ずれを部品5の下面をカメラにて所定の視野
範囲で撮像しその撮像画面を認識処理して認識する部品
認識装置であり、ロータリテーブル13が回動してゆき
装着ヘッド15が該装置16上に停止するステーション
は認識ステーションである。
【0012】認識ステーションの次の装着ヘッド15の
停止する位置が角度補正ステーションであり、認識装置
16の認識結果によるチップ部品5の角度位置ずれを補
正する角度量を予め決められた図示しない装着データに
示される角度量に加味した角度量だけヘッド回動装置1
7が装着ヘッド15をθ方向に回動させる。角度補正ス
テーションの次の次の停止位置が、装着ステーションで
あり、前記基板6に該ステーションの吸着ノズル14の
吸着する部品5が装着される。
【0013】20は上下動する昇降棒であり、部品供給
装置8の揺動レバー21に係合して揺動させチップ部品
5を所定間隔に封入した図示しない部品収納テープを該
間隔に合わせて間欠送りさせ吸着ノズル14の部品吸着
位置にチップ部品5を供給する。22は該図示しない部
品収納テープを巻回するテープリールである。吸着ステ
−ションの次の次のステ−ションには、チップ部品5の
吸着ノズル14に吸着して保持された姿勢を検出するた
めのラインセンサ27が設けられている。該ラインセン
サ27は図4に示すように水平方向に直進する光ビーム
を発する投光器28と該光ビームを受光可能であるよう
にCCD素子が垂直方向の直線上に多数個並設されてな
る受光器29とより構成されている。投光器はLEDの
光をレンズで集光して平行に直進する光線を発光するよ
うにしてもよいし、レーザーを用いてこのようにしても
よい。CCD素子は10mm程度の上下幅に1000個
程度が並んでいるもの等が実現できる。このCCD素子
は1個1個が受光量を検出でき、受光量のシキイ値を決
めてやることによりON/OFFセンサとして使用でき
る。そのON/OFF出力により部品5あるいは吸着ノ
ズル14により遮光されている部分が高さ位置のデータ
として検出できる。
【0014】該ラインセンサ27はロータリテーブル1
3の回転による図2において吸着ノズル14が停止する
位置で吸着ノズル14の略中央に投光器28が発する光
線が当るように固定して、取り付けられている。次に、
図1に基づいて本実施例の電子部品自動装着装置の制御
ブロックについて説明する。
【0015】31はCPUであり、RAM32に記憶さ
れた種々のデータ及びラインセンサ27等のセンサ類の
情報に基づき、ROM33に格納されたプログラムに従
ってチップ部品5の装着に係わる種々の動作を制御す
る。前記ラインセンサ31はインターフェース34を介
してCPU31に接続されている。また、CPU31の
制御対象の一つであるインデックスモータ35は該イン
ターフェース34及び駆動回路36を介してCPU31
に接続されている。
【0016】前記ラインセンサ27の出力は各CCD素
子毎になされるが、一番下方の遮光されている部分から
通光されている部分への境界の高さ位置が下端位置であ
る下端ピーク値としてCPU31に算出される。RAM
32には移動途中下端位置記憶手段としての取り込みメ
モリ38及び最下端位置記憶手段としてのホールドメモ
リ39が設けられており、取り込みメモリ38にはライ
ンセンサ27の出力から一定の時間間隔で算出された即
ち吸着ノズル14の所定の移動距離毎の部品5の下端高
さ位置が読み込まれ、ホールドメモリ39には取り込み
メモリ38の値と比較して大きな即ち、より下端の下端
位置が記憶される。
【0017】RAM32にはさらに、図6に示すような
部品データが部品種毎に記憶されており、ホールドメモ
リ39に記憶された最下端位置である高さ位置と比較す
るための部品厚のデータや該比較の時に許容値として見
る部品厚許容値のデータが格納されている。以上の構成
により以下動作について説明する。
【0018】先ず、図示しない操作部が操作され、電子
部品自動装着装置の自動運転が開始されると、RAM3
2に記憶された図示しない装着順序に装着すべき部品5
に関するデータが格納されたデータに従って、供給台7
が移動し供給すべきチップ部品5の部品供給装置8が吸
着ステ−ションの装着ヘッド15の吸着ノズル14の吸
着位置に停止して該ノズル14の下降によりチップ部品
5が取り出される。
【0019】次に、インデックスモータ35の回転によ
りロータリテーブル13が図示しないインデックス機構
を介して間欠回転を行い、ヘッド15は次のステ−ショ
ンに移動して停止し、さらに次の回転によりラインセン
サ27が設けられたステ−ションに移動する。ロータリ
テーブル13の移動が停止する少し前の検出を開始すべ
きタイミングになると、CPU31はこのタイミングを
検出し、図5のフローチャートに示す動作を行う。該タ
イミングはロータリテーブル13の1回の間欠回転毎に
1回転するカム軸の所定の回転角度を検出する図示しな
いセンサがONすることによりCPU31がそのONを
検出するタイミングであり、このタイミングのヘッド1
5の移動位置は常に1定の位置であり、吸着ノズル14
に吸着されたチップ部品5のうち一番大きな種類の部品
5の移動方向のずれも考慮した先端がラインセンサ27
の検出位置である光線の位置に達しない時に検出を開始
すべきタイミングとなるようにしている。ラインセンサ
27の投光器28の光線は常に発光され常に受光器29
に受光されその出力も常になされているものとする。こ
の検出開始タイミングになった時に投光器28が発光し
てラインセンサ27の出力が開始されるようにしてもよ
い。あるいは、ある大きさの部品5についてまで検出で
きる範囲で検出開始タイミングと後述する検出終了タイ
ミングを設定するようにしてもよい。
【0020】この開始タイミングにて、先ず、取り込み
メモリ38及びホールドメモリ39がクリアされ、ライ
ンセンサ27の出力よりCPU31は一番下端の遮光か
ら通光になる位置を下端ピーク値として算出し、その値
を取り込みメモリ38に格納する。この値は原点が吸着
ノズル14の下端面の高さ位置よりも上に設定され下方
にプラスとなるようにされている。
【0021】CPU31はこの値とホールドメモリ39
の値を比較して大きいほうの値をホールドメモリ39に
格納するが、最初は部品5が無い位置であるので、
「0」のままである。この処理を行っている間に、ノズ
ル14は移動をしており、検出終了タイミングと異なる
ので、CPU31は再度同様な処理を行うが、このよう
にして部品5が存在する位置にて、例えば図7の左から
2番目の縦方向の点線で示す位置がラインセンサ27の
投光器28の光線の位置となった時にこの出力をCPU
31が読み込むと、図7の該点線の黒丸で示す下端位置
が算出され、この位置の値が取り込みメモリ38に格納
され、ホールドメモリ39の値と比較され取り込みメモ
リ38の値が大きいことからホールドメモリ39にこの
値が読み込まれる。 次に、この処理の間にノズル14
は移動し、次のCPU31の読み込み時には、図7の左
から3番目の点線のラインセンサ27の出力がCPU3
1に読み込まれる。この値はホールドメモリ39の値よ
り大きいのでホールドメモリ39の値は更新される。
【0022】次に、次の読み込み位置では下端位置は高
くなり値が小さくなるので、ホールドメモリ39の値は
そのまま保持される。このようにして図7の各縦の点線
の位置でラインセンサ27の出力が読み出され、検出終
了タイミングが前述と同様な図示しないカム軸に設けら
れたセンサにより検出されると、CPU31は読み込み
を止め、ホールドメモリに格納された値とRAM32に
格納された比較すべき部品種の部品データの部品厚を吸
着ノズル14の下端位置であるノズルレベルのデータに
加えた値と比較してその差が部品圧許容値内で無く、ホ
ールドメモリ39の値のほうが大きいので、吸着異常
(姿勢の異常)と判断し、以下のような異常処理の制御
を行う。
【0023】次に、異常処理として当該吸着ノズル14
が以降の停止ステ−ションに停止しても部品装着に係わ
る作業をせずに、装着ステ−ションにても部品装着をせ
ずに、所定の排出ステ−ションにて、当該チップ部品5
を排出する。次に、正常にチップ部品5の吸着が行われ
た場合には、装着ヘッド15の移動により該部品5がラ
インセンサ27の設けられたステ−ションに移動してく
ると前述と同様に部品5の下端面の高さレベルがライン
センサ27の出力をCPU31が読み込む毎に算出され
取り込みメモリ38に取り込まれ、ホールドメモリ39
に最下端位置が格納される。正常に吸着された場合に
は、取り込みメモリ38の値は略一定であり、CPU3
1は検出終了タイミングの後に部品姿勢の異常かどうか
の判断を行うが、前述と同様に部品データのノズルデー
タ及び部品厚のデータよりの下端位置と比較して部品許
容値内であるので正常と判断し以下のような正常処理の
動作を制御する。
【0024】その後認識ステ−ションにて認識装置16
により認識処理が行われ、該認識結果に基づきヘッド回
動装置17によりヘッド15がチップ部品5の角度振り
のために回動し、装着ステ−ションにてXYテーブル3
の移動により位置決めされたプリント基板6に該チップ
部品5の装着が行われる。このとき、部品5の下端の高
さ位置である下端位置が検出されているので、吸着ノズ
ルの下降距離がこの下端位置に合わせて調整され、適切
な圧力にて部品5がプリント基板6に装着される。
【0025】次に、部品5が吸着ノズル14に吸着され
ていない場合には、ラインセンサ27の出力によるホー
ルドメモリ39の値は吸着ノズル14の下端の高さ位置
となっているので部品5が無いことが判断され、この場
合も異常処理として部品5の装着動作が行われない。次
に、寸法が異なり間違った部品5が吸着されホールドメ
モリ39の値がノズル14の下端位置よりは大きいが部
品厚による下端位置よりは小さく許容値の範囲をこえて
いる場合には、CPU31は異常と判断してやはり部品
5の装着動作が行われず、所定の排出ステ−ションにて
部品5の排出が行われる。
【0026】このようにして部品5がラインセンサ27
の停止ステ−ションに移動するごとに部品5の姿勢の異
常が判断され、適切な処置が行われる。尚、本実施例で
は、CPU31によるラインセンサ27の出力の読み込
みはCPU31が下端位置の算出及び取り込みメモリ3
8とホールドメモリ39の比較等の処理を行ってからす
ぐに次のラインセンサ27の出力の読み込みを行った
が、この読み込みの間隔を長くとってその空いた時間に
他の処理を行うようにしてもよいし、またこの図5に示
す機能を別のCPU、取り込みメモリ及びホールドメモ
リで構成された処理ユニットとして設けて電子部品自動
装着装置のCPUにインターフェースを介して接続させ
他方をラインセンサに接続させた構成として、装着装置
のCPUからは検出開始タイミングと検出終了タイミン
グの信号を与え、検出終了後のホールドメモリの内容を
装着装置のCPUが読み込み前述のような正常か異常か
の判断を行うようにしてもよい。
【0027】また、本実施例はラインセンサ27はロー
タリテーブル13の停止ステ−ションに設けて停止する
前後の移動する部品5について下端位置の検出を行った
が、ステ−ションとステ−ションの間にラインセンサを
設けて移動中の部品5について検出をおこなってもよい
し、停止ステ−ションの停止中にラインセンサを水平方
向に移動して検出位置を相対的に移動させてもよい。ま
た、ロータリテーブル型の電子部品自動装着装置では無
く、装着ヘッドがXYテーブルに載置され移動して部品
供給部よりプリント基板の所定位置に電子部品の装着が
行われる装着装置のヘッドの移動経路の途中にラインセ
ンサを設けてもよい。
【0028】また、RAM32に格納された部品データ
には部品厚とノズルレベルのデータを格納して下端位置
はこれらを加算したが、直接下端位置のデータを格納す
るようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明は、電子部品が取出
ノズルに斜めに吸着されたような場合でも、電子部品の
最下端の高さ位置が検出できるので、姿勢の異常を確実
に判断でき、不良基板の発生を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用せる電子部品自動装着装置の制御
ブロック図である。
【図2】同じく電子部品自動装着装置の平面図である。
【図3】同じく電子部品自動装着装置の側面図である。
【図4】ラインセンサを示す側面図である。
【図5】フローチャートを示す図である。
【図6】部品データを示す図である。
【図7】吸着ノズルにチップ部品が吸着された状態を示
す側面図である。
【図8】従来技術の吸着ノズルにチップ部品が吸着され
た状態を示す側面図である。
【符号の説明】
5 チップ状電子部品(電子部品) 6 プリント基板 14 吸着ノズル(取出ノズル) 15 装着ヘッド(搬送ヘッド) 27 ラインセンサ 31 CPU 32 RAM(記憶手段) 38 取り込みメモリ(移動途中下端位置記憶手
段) 39 ホールドメモリ(最下端位置記憶手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品を搬送ヘッドに設けられた取出
    ノズルにより部品供給部より取出しプリント基板に装着
    する電子部品自動装着装置において、前記搬送ヘッドの
    移動経路に設けられたラインセンサの出力により該セン
    サに対して相対的に移動する前記ノズルに吸着された電
    子部品の移動中または停止時の複数位置にて電子部品の
    下端位置を検出する下端位置検出手段と、該下端位置検
    出手段に検出された前記移動による複数の下端位置の内
    の最下端位置を選択する選択手段と、電子部品の種類毎
    に部品厚に関する情報を記憶する記憶手段と、前記選択
    手段の選択した最下端位置及び前記記憶手段に記憶され
    た部品厚に関する情報に基づき前記ノズルに保持された
    電子部品の異常を判断する判断手段とを備えたことを特
    徴とする電子部品自動装着装置。
  2. 【請求項2】 電子部品を搬送ヘッドに設けられた取出
    ノズルにより部品供給部より取出しプリント基板に装着
    する電子部品自動装着装置において、前記搬送ヘッドの
    移動経路に設けられたラインセンサの出力により該セン
    サに対して相対的に移動する前記ノズルに吸着された電
    子部品の移動途中または停止時の複数位置にて電子部品
    の下端位置を逐次検出する下端位置検出手段と、該検出
    手段の検出した下端位置を逐次更新して記憶する移動途
    中下端位置記憶手段と、最下端位置を記憶する最下端位
    置記憶手段と、前記移動途中下端位置記憶手段に下端位
    置が記憶される毎に該移動途中下端位置記憶手段に記憶
    された下端位置と最下端位置記憶手段に記憶された下端
    位置とを比較してより下端の下端位置を最下端位置記憶
    手段に記憶させる記憶設定手段と、電子部品の種類毎に
    部品厚に関する情報を記憶する部品厚記憶手段と、前記
    ノズルと前記ラインセンサの相対移動により、前記ノズ
    ルの保持する電子部品がセンサを通過した後に最下端位
    置記憶手段に記憶された下端位置の情報と前記記憶手段
    に記憶された部品厚に関する情報に基づき前記ノズルに
    保持された電子部品の異常を判断する判断手段とを備え
    たことを特徴とする電子部品自動装着装置。
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