JPH0713086U - 異常状態検出装置及びそれを用いた盗難防止装置 - Google Patents

異常状態検出装置及びそれを用いた盗難防止装置

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JPH0713086U
JPH0713086U JP3838593U JP3838593U JPH0713086U JP H0713086 U JPH0713086 U JP H0713086U JP 3838593 U JP3838593 U JP 3838593U JP 3838593 U JP3838593 U JP 3838593U JP H0713086 U JPH0713086 U JP H0713086U
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陽三 長谷川
輝雄 熊野
Original Assignee
アイテック・エレクトロ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品の盗難等を確実に検出することができる
とともに構造が簡単で安価な異常状態検出装置及び盗難
防止装置を提供する。 【構成】 使用に際して、RCAピンプラグ6及び7が
盗難防止対象のビデオカメラ2のRCAピンジャック4
及び5にそれぞれ装着される。その結果、第1の導電路
8−RCAピンプラグ6のリング部6a−ビデオカメラ
2のRCAピンジャック4のリング部4a−ビデオカメ
ラ2のRCAピンジャック5のリング部5a−RCAピ
ンプラグ7のリング部7a−第2の導電路9の経路で、
第1の導電路8と第2の導電路9との間が電気的に閉状
態となり、警報装置3からは警報が発せられない。ビデ
オカメラ2の盗難時等には、RCAピンプラグ6及び7
がビデオカメラ2のRCAピンジャック4及び5から取
り外される等して、前記経路が遮断されて第1の導電路
8と第2の導電路9との間が電気的に開状態となり、警
報装置3から警報が発せられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ビデオカメラ、VTR、テレビ、ラジオや各種オーディオ機器等の 店頭の展示物などの物品の盗難や紛失などの異常状態を検出する異常状態検出装 置、及び、その異常状態検出装置を用いたその盗難や紛失などの事故を防ぐ盗難 防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の盗難防止装置は、一般的に、盗難防止対象の物品の盗難時等の異常状態 を検出する検出部と、該検出部の検出信号に応答して警報を発生する警報装置と から構成されている。そして、前記検出部として、例えば、環状の吊り金具など の前記物品の一部にループ状に係止して前記警報装置の2つの入力端子に両端が それぞれ接続された電気的な接続線が用いられていた。
【0003】 この従来の盗難防止装置によれば、前記物品の盗難時でない正常時には、前記 2つの入力端子間が導通していることから、前記警報ユニットから警報が発生せ ず、前記物品の盗難時には、通常は、前記接続線が断線されたり前記入力端子か ら外されたりすることから、前記警報ユニットから警報が発生し、これにより前 記物品の盗難等を防止するものであった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の盗難防止装置では、前記吊り金具などの物品の接続 線係止部自体が切断され、前記接続線が断線されたり前記入力端子から外された りしない場合には、物品の盗難時等を検出することができず、物品の盗難等を確 実に防止することができない欠点があった。
【0005】 また、このような欠点は各種センサを用いるなど高度の技術を駆使すれば比較 的簡単に除去することができるが、盗難防止装置は、物品の盗難等を防止するも のであるため、安価であることが強く要請される。
【0006】 本考案は、前記事情に鑑みてなされたもので、物品の盗難等を確実に検出する ことができるとともに構造が簡単で安価な異常状態検出装置、及び、物品の盗難 等を確実に防止することができる安価な盗難防止装置を提供しようとするもので ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の第1の態様による異常状態検出装置は、第 1の導電部を有する第1のコネクタ部と、前記第1の導電部と電気的に接続され た第2の導電部を有する第2のコネクタ部と、を備えた物品、の盗難等の異常状 態を検出する異常状態検出装置において、前記第1のコネクタ部に着脱自在であ るとともに、その装着時には前記第1の導電部と電気的に接続される第3の導電 部を有する第3のコネクタ部と、前記第2のコネクタ部に着脱自在であるととも に、その装着時には前記第2の導電部と電気的に接続される第4の導電部を有す る第4のコネクタ部と、前記第3の導電部に電気的に接続された第1の導電路と 、前記第4の導電部に電気的に接続された第2の導電路と、を備えた構成とした ものである。
【0008】 本考案の第2の態様による異常状態検出装置は、第1の導電部及び所定の信号 を出力する第5の導電部を有する第1のコネクタ部と、前記第1の導電部と電気 的に接続された第2の導電部を有する第2のコネクタ部と、を備えた物品、の盗 難等の異常状態を検出する異常状態検出装置において、前記第1のコネクタ部に 着脱自在であるとともに、その装着時には前記第1の導電部及び第5の導電部と それぞれ電気的に接続される第3の導電部及び第6の導電部を有する第3のコネ クタ部と、前記第2のコネクタ部に着脱自在であるとともに、その装着時には前 記第2の導電部と電気的に接続される第4の導電部を有する第4のコネクタ部と 、前記第3の導電部に電気的に接続された第1の導電路と、前記第4の導電部に 電気的に接続された第2の導電路と、前記第6の導電部に電気的に接続された第 3の導電路と、を備えた構成としたものである。
【0009】 本考案の第3の態様による異常状態検出装置は、前記第2の態様による異常状 態検出装置において、前記第3の導電路を前記所定の信号に応じた状態をモニタ するモニタ手段に電気的に接続するための中継手段を更に備えた構成としたもの である。
【0010】 本考案の第4の態様による盗難防止装置は、前記第1、2又は3の態様による 異常状態検出装置と、前記第1の導電路と前記第2の導電路との間が電気的に開 状態となったことに応答して警報を発する警報手段と、を備えた構成としたもの である。
【0011】 本考案の第5の態様による異常状態検出装置は、第1の導電部を有する第1の コネクタ部と、前記第1の導電部と電気的に接続された第2の導電部を有する第 2のコネクタ部と、を備えた複数の物品、の盗難等の異常状態を検出する異常状 態検出装置において、複数の異常状態検出部と出力手段とを備えた構成としたも のである。この場合、前記複数の異常状態検出部の各々は、前記第1のコネクタ 部に着脱自在であるとともに、その装着時には前記第1の導電部と電気的に接続 される第3の導電部を有する第3のコネクタ部と、前記第2のコネクタ部に着脱 自在であるとともに、その装着時には前記第2の導電部と電気的に接続される第 4の導電部を有する第4のコネクタ部と、前記第3の導電部に電気的に接続され た第1の導電路と、前記第4の導電部に電気的に接続された第2の導電路と、を 備えた構成とする。前記出力手段は、前記複数の異常状態検出部のうちのいずれ かの前記第1の導電路と前記第2の導電路との間が電気的に開状態となったとき に検出信号を出力するものである。
【0012】 本考案の第6の態様による盗難防止装置は、前記第5の態様による異常状態検 出装置と、前記検出信号に応答して警報を発する警報手段と、を備えた構成とし たものである。
【0013】 本考案の第7の態様による異常状態検出装置は、第1の導電部及び所定の信号 を出力する第5の導電部を有する第1のコネクタ部と、前記第1の導電部と電気 的に接続された第2の導電部を有する第2のコネクタ部と、を備えた複数の物品 、の盗難等の異常状態を検出する異常状態検出装置において、複数の異常状態検 出部と選択手段とを備えた構成としたものである。この場合、前記複数の異常状 態検出部の各々は、前記第1のコネクタ部に着脱自在であるとともに、その装着 時には前記第1の導電部及び第5の導電部とそれぞれ電気的に接続される第3の 導電部及び第6の導電部を有する第3のコネクタ部と、前記第2のコネクタ部に 着脱自在であるとともに、その装着時には前記第2の導電部と電気的に接続され る第4の導電部を有する第4のコネクタ部と、前記第3の導電部に電気的に接続 された第1の導電路と、前記第4の導電部に電気的に接続された第2の導電路と 、前記第6の導電部に電気的に接続された第3の導電路と、を備えた構成とする 。前記選択手段は、前記複数の異常状態検出部のうちのいずれかの前記第3の導 電路上の前記所定の信号を選択して出力するものである。
【0014】
【作用】
前記第1の態様による異常状態検出装置は、使用に際して、第3のコネクタ部 及び第4のコネクタ部が物品の第1のコネクタ部及び第2のコネクタ部にそれぞ れ装着される。その結果、第1の導電路−第3のコネクタ部の第3の導電部−物 品の第1のコネクタ部の第1の導電部−物品の第2のコネクタ部の第2の導電部 −第4のコネクタ部の第4の導電部−第2の導電路の経路(以下、ループ経路と いう。)で、第1の導電路と第2の導電路との間が電気的に閉状態となる。この ループ経路が前述した従来の盗難防止装置のループ状の接続線の経路に相当する 。
【0015】 そして、物品の盗難時には、第3のコネクタ部及び前記第4のコネクタ部が物 品の第1のコネクタ部及び第2のコネクタ部から取り外され、あるいは、前記第 1の導電路及び第2の導電路が切断される等して、前記ループ経路が遮断されて 第1の導電路と第2の導電路との間が電気的に開状態となる。
【0016】 したがって、前記第1の態様による異常状態検出装置によれば、物品の盗難等 の異常状態が第1の導電路と第2の導電路との間の電気的に開状態として検出さ れる。
【0017】 そして、前記ループ経路は、物品の第1のコネクタ部の第1の導電部−物品の 第2のコネクタ部の経路、すなわち、物品の内部の導電経路を含んでいるので、 物品の盗難等に際には必ず遮断されることになる。このため、前記第1の態様に よれば、前述した従来の盗難防止装置と異なり、確実に物品の盗難等を検出する ことができる。
【0018】 さらに、第1の態様によれば、光センサ等の特別なセンサを用いておらず、コ ネクタ及び導線などにより構成することができるので、構成が簡単で安価となる 。
【0019】 これらの点は、前記第2乃至第7の態様においても同様である。 以上に加えて、前記第2の態様によれば、物品が所定の信号(例えば、映像信 号や音声信号)第1のコネクタ部の第5の導電部から出力することを前提とした 上で、この信号を第1のコネクタ部の第5の導電部−第3のコネクタ部の第6の 導電部−第3の導電路の経路を介して外部に取り出すことができる。そして、こ の経路も物品の盗難時には遮断されるので、この経路を介して、物品が出力する 前記信号をモニタすることにより、物品の盗難等を知ることができる。
【0020】 この点は、前記第3及び第7の態様においても同様である。 さらに、前記第5の態様によれば、前記出力手段を備えているので、複数の物 品の盗難時等に単一の警報手段を用いて警報することが可能となる。
【0021】 さらにまた、前記第7の態様によれば、前記選択手段を備えているので、複数 の物品のうちの任意に選択した物品の盗難等をモニタ手段でモニタすることが可 能となる。
【0022】
【実施例】
以下、図面に示す実施例に基づいて本考案を説明する。 図1は本考案の一実施例に係る盗難防止装置を示す電気回路図、図2は該盗難 防止装置において用いられる異常状態検出装置1を示す外観図である。
【0023】 これらの図面において、2は盗難防止対象の物品たるビデオカメラ、3は警報 装置である。
【0024】 ビデオカメラ2は、第1のコネクタ部としての映像信号出力用のいわゆるRC Aピンジャック4、及び、第2のコネクタ部としての音声信号出力用のRCAピ ンジャック5を有している。RCAピンジャック4は、第1の導電部としてのリ ング部4a及び第5の導電部としてのピン挿入部4bを有している。RCAピン ジャック5は、第2の導電部としてのリング部5a、及び、ピン挿入部5bを有 している。リング部4a及び5aは、アース接続され、互いに電気的に接続され ている。ピン挿入部4bから映像信号が出力され、ピン挿入部5bから音声信号 が出力される。
【0025】 本実施例では、異常状態検出装置1は、RCAピンジャック4に着脱自在の第 3のコネクタ部としてのいわゆるRCAピンプラグ6と、RCAピンジャック5 に着脱自在の第4のコネクタ部としてのいわゆるRCAピンプラグ7と、第1の 導電路8と、第2の導電路9と、から構成されている。RCAピンプラグ6は、 第3の導電部としてのリング部6a及び第6の導電部としてのピン部6bを有し ている。RCAピンプラグ7は、第4の導電部としてのリング部7a、及び、ピ ン部7bを有している。RCAピンプラグ6をRCAピンジャック4に装着する と、リング部6aとリング部4aとの間、及び、ピン部6bとピン挿入部4bと の間が、それぞれ電気的に接続される。同様に、RCAピンプラグ7をRCAピ ンジャック5に装着すると、リング部7aとリング部5aとの間、及び、ピン部 7bとピン挿入部5bとの間が、それぞれ電気的に接続される。
【0026】 また、本実施例では、第1の導電路8及び第2の導電路9は具体的には、図2 に示すように構成されている。すなわち、図2中、10は1本の芯線が被覆され てなる接続線、11は1本の芯線が被覆されてなる接続線、12は2本の芯線が 被覆されてなる接続線、13は接続線10、11及び12を互いに機械的に連結 する連結部である。接続線10の芯線と接続線12の1本の芯線とが連結部13 内において電気的に接続され、これらが第1の導電路8を形成している。接続線 11の芯線と接続線12の他の1本の芯線とが連結部13内において電気的に接 続され、これらが第2の導電路9を形成している。
【0027】 そして、第1の導電路8及び第2の導電路9が警報装置3の二つの入力部14 及び15にそれぞれ電気的に接続される。本実施例では、図2に示すように、接 続線12の端部にピンプラグ16が設けられ、これを利用して第1の導電路8及 び第2の導電路9と入力部14及び15との間をそれぞれ接続することができる ようになっている。ピンプラグ16は二つの導電部16a及び16bを有してお り、これらがそれぞれ接続線12の2本の芯線に電気的に接続されている。なお 、接続線12の端部にピンプラグ16を設けずに、接続線12の各芯線を入力部 14及び15に半田付け等してもよい。
【0028】 警報装置3は、入力部14と入力部15との間が電気的に開状態となったこと に応答して音や光等による警報を発するようになっている。警報装置3の具体的 な構成については周知であるので、その説明は省略する。なお、警報装置3とし ては種々のタイプのものを使用することができるが、例えば、実公昭62−17 916号公報に記載されているようなマスタモニタ及びスレーブモニタを採用し た構成とすることもできる。なお、警報装置3は、盗難者等により持ち去られな いように、所定の固定部に固定しておく。
【0029】 前記図1に示す盗難防止装置は、使用に際して、RCAピンプラグ6及び7が ビデオカメラ2のRCAピンジャック4及び5にそれぞれ装着される。その結果 、第1の導電路8−RCAピンプラグ6のリング部6a−ビデオカメラ2のRC Aピンジャック4のリング部4a−ビデオカメラ2のRCAピンジャック5のリ ング部5a−RCAピンプラグ7のリング部7a−第2の導電路9の経路(以下 、ループ経路という。)で、第1の導電路8と第2の導電路9との間が電気的に 閉状態となり、したがって、警報装置3の入力部14と入力部15との間が電気 的に閉状態となる。このため、警報装置3からは警報が発せられない。なお、前 記ループ経路が前述した従来の盗難防止装置のループ状の接続線の経路に相当す る。
【0030】 そして、ビデオカメラ2の盗難時等には、RCAピンプラグ6及び7がビデオ カメラ2のRCAピンジャック4及び5から取り外され、あるいは、前記第1の 導電路8及び第2の導電路9が切断される等して、前記ループ経路が遮断されて 第1の導電路8と第2の導電路9との間が電気的に開状態となり、その結果、警 報装置3の入力部14と入力部15との間が電気的に開状態となる。
【0031】 したがって、図1に示した盗難防止装置によれば、異常状態検出装置1によっ てビデオカメラ2の盗難等の異常状態が第1の導電路8と第2の導電路9との間 の電気的に開状態として検出され、その異常状態に応答して警報装置3から警報 が発せられ、ビデオカメラ2の盗難等が防止される。
【0032】 そして、前記ループ経路は、ビデオカメラ2のRCAピンジャック4のリング 部4a−ビデオカメラ2のRCAピンジャック5のリング部5aの経路、すなわ ち、ビデオカメラ2の内部の導電経路を含んでいるので、ビデオカメラ2の盗難 等に際には必ず遮断されることになる。このため、前述した従来の盗難防止装置 と異なり、確実にビデオカメラ2の盗難等を検出することができる。
【0033】 さらに、図1に示した盗難防止装置によれば、光センサ等の特別なセンサを用 いておらず、RCAピンプラグ等のコネクタ及び導線などにより構成されている ので、構成が簡単で安価である。
【0034】 次に、本考案の他の実施例について説明する。図3はその実施例に係る盗難防 止装置を示す電気回路図である。図3において、図1と同一構成部分には同一符 号を付し、その説明は省略する。
【0035】 この実施例が図1に示した実施例と異なる所は、RCAピンプラグ6及びRC Aピンプラグ7と警報装置3との間に中継部20が介在させられ、RCAピンプ ラグ6の第6の導電部としてのピン部6bに第3の導電路21が接続され、ビデ オカメラ2のRCAピンジャック4の第5の導電部してのピン挿入部4bから出 力される映像信号を、モニタ部21としてのTVモニタ22に接続することがで きるようになっている点のみである。
【0036】 図3に示す実施例では、リング部6a、ピン部6b及びリング部7aと中継部 20の入力部23、24及び25との間がそれぞれ接続されている。この部分は 、図2に示す構成と同様の構成を採用することができる。ただし、この場合には 、図2中の接続線10として芯線が2本のものが用いられ、接続線12として芯 線が3本のものが用いられ、ピンプラグ16として導電部が三つのものが用いら れる。中継部20内において、入力部23、24及び25はそれぞれ出力部27 、26及び28に接続されている。また、出力部26はTVモニタ22に接続さ れ、出力部27及び28はそれぞれ警報装置3の入力部14及び15に接続され ている。中継部20は、所定の固定部に固定しても良いが、警報装置3が所定の 固定部に固定されている場合には特に固定しなくても良い。出力部26について は、TVモニタ22用の既存のケーブルを接続できるように、例えば、RCAピ ンジャックを用いることが望ましい。
【0037】 図3に示す実施例の場合にも、図1に示した実施例と同様に、確実にビデオカ メラ2の盗難等を検出することができ、また、構成が簡単で安価となる。そして 、本実施例では、図1に示す実施例と異なり、ビデオカメラ2のピン挿入部4b から出力される映像信号をTVモニタ22に供給することができる。したがって 、本実施例によれば、ビデオカメラ2を作動状態にしてTVモニタ22でその映 像をモニタすることができ、盗難時等にはその映像信号の経路が確実に遮断され てTVモニタ22のモニタ画像が消失することから、TVモニタ22によっても ビデオカメラ2の盗難等を知ることができ、盗難等を防止する上で一層便利であ る。
【0038】 次に、本考案の更に他の実施例について説明する。図4はその実施例に係る盗 難防止装置を示す電気回路図である。図4において、図3と同一構成部分には同 一符号を付し、その説明は省略する。
【0039】 この実施例が図3に示した実施例と異なる所は、ビデオカメラ2が複数ある点 と、それに応じて図3中の中継部20の代わりに中継部20aが用いられている 点である。
【0040】 すなわち、第1のビデオカメラ2のリング部6a、ピン部6b及びリング部7 aと中継部20aの入力部23a、24a及び25aとの間がそれぞれ接続され ている。第2のビデオカメラ2のリング部6a、ピン部6b及びリング部7aと 中継部20aの入力部23b、24b及び25bとの間がそれぞれ接続されてい る。中継部20a内において、入力部23a、25a、23b及び25bが出力 手段としてのオア回路30の入力部31a、32a、31b及び32bにそれぞ れ接続されている。オア回路30は、入力部31aと入力部32aとの間及び入 力部31bと入力部32b間の両方が電気的閉状態であるときにはオア回路30 の出力部33から警報指令信号を発せず、そのいずれか一方が電気的に開状態と なったとき及びその両方が電気的に開状態となったときに出力部33から警報指 令信号を発する。オア回路30の具体的な回路構成自体は当業者に明らかである ので、その説明は省略する。オア回路30の出力部33は中継部20aの出力部 34に接続され、該出力部34は警報装置3の入力部36に接続されている。ま た、中継部20a内において、入力部24a及び24bが選択手段としての手動 式の切り替えスイッチ35の接点35a及び35bにそれぞれ接続されている。 切り替えスイッチ35の共通接点35cは中継部20aの出力部26に接続され ている。なお、本実施例では、警報装置3は入力部36に前記警報指令信号が入 力されたことに応答して警報を発するようになっている。
【0041】 図4に示す実施例の場合にも、図3に示した実施例と同様に、確実にビデオカ メラ2の盗難等を検出することができ、構成が簡単で安価となり、TVモニタ2 2によってもビデオカメラ2の盗難等を知ることができ、盗難等を防止する上で 一層便利である。そして、本実施例では、オア回路30を備えているので、複数 のビデオカメラ2の盗難時等に単一の警報装置3を用いて警報を発生することが できる。また、本実施例では、切り替えスイッチ35を備えているので、複数の ビデオカメラ2のうち任意に選択したビデオカメラ2の盗難等をTVカメラ22 でモニタすることができる。
【0042】 以上、本考案の各実施例について説明したが、本考案はこれらの実施例に限定 されるものではない。
【0043】 例えば、盗難防止対象たる物品は、ビデオカメラに限定されるものではなく、 VTR、テレビ、ラジオや各種のオーディオ機器などであってもよい。前記図4 に示した実施例では、これらの物品が混在していてもよい。
【0044】 また、物品の第1のコネクタ部及び第2のコネクタ部はRCAピンジャックに 限定されるものではなく、各種のプラグやジャック等のコネクタであってもよい 。
【0045】 また、前記図3及び図4に示した各実施例においては、ピン挿入部4bから映 像信号が出力されていたが、盗難防止対象たる物品がラジオ等の場合には、ピン 挿入部4bから音声信号が出力してもよく、この場合には、モニタ手段21とし てスピーカ等を用いればよい。
【0046】 さらに、図4に示した実施例において、切り替えスイッチ35cとして電子ス イッチを用いてもよい。この場合、中継部20aにタイマー手段を設けておき、 所定時間経過毎に前記スイッチ35cを順次切り替えるようにしてもよい。この 場合、単一のTVモニタ22で、全ての物品の盗難等をモニタすることができる 。
【0047】
【考案の効果】
本考案によれば、確実に物品の盗難等を検出することができ、また、構成が簡 単で安価となる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る盗難防止装置を示す電
気回路図である。
【図2】図1に示した盗難防止装置において用いられる
異常状態検出装置の一例を示す外観図である。
【図3】本考案の他の実施例に係る盗難防止装置を示す
電気回路図である。
【図4】本考案の更に他の実施例に係る盗難防止装置を
示す電気回路図である。
【符号の説明】
1 異常状態検出装置 2 ビデオカメラ 3 警報装置 4 RCAピンジャック 5 RCAピンジャック 6 RCAピンプラグ 7 RCAピンプラグ 8 第1の導電路 9 第2の導電路

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の導電部を有する第1のコネクタ部
    と、前記第1の導電部と電気的に接続された第2の導電
    部を有する第2のコネクタ部と、を備えた物品、の盗難
    等の異常状態を検出する異常状態検出装置において、前
    記第1のコネクタ部に着脱自在であるとともに、その装
    着時には前記第1の導電部と電気的に接続される第3の
    導電部を有する第3のコネクタ部と、前記第2のコネク
    タ部に着脱自在であるとともに、その装着時には前記第
    2の導電部と電気的に接続される第4の導電部を有する
    第4のコネクタ部と、前記第3の導電部に電気的に接続
    された第1の導電路と、前記第4の導電部に電気的に接
    続された第2の導電路と、を備えてなることを特徴とす
    る異常状態検出装置。
  2. 【請求項2】 第1の導電部及び所定の信号を出力する
    第5の導電部を有する第1のコネクタ部と、前記第1の
    導電部と電気的に接続された第2の導電部を有する第2
    のコネクタ部と、を備えた物品、の盗難等の異常状態を
    検出する異常状態検出装置において、前記第1のコネク
    タ部に着脱自在であるとともに、その装着時には前記第
    1の導電部及び第5の導電部とそれぞれ電気的に接続さ
    れる第3の導電部及び第6の導電部を有する第3のコネ
    クタ部と、前記第2のコネクタ部に着脱自在であるとと
    もに、その装着時には前記第2の導電部と電気的に接続
    される第4の導電部を有する第4のコネクタ部と、前記
    第3の導電部に電気的に接続された第1の導電路と、前
    記第4の導電部に電気的に接続された第2の導電路と、
    前記第6の導電部に電気的に接続された第3の導電路
    と、を備えてなることを特徴とする異常状態検出装置。
  3. 【請求項3】 前記第3の導電路を前記所定の信号に応
    じた状態をモニタするモニタ手段に電気的に接続するた
    めの中継手段を更に備えてなることを特徴とする請求項
    3記載の異常状態検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の異常状態検出
    装置と、前記第1の導電路と前記第2の導電路との間が
    電気的に開状態となったことに応答して警報を発する警
    報手段と、を備えてなることを特徴とする前記物品の盗
    難等を防止する盗難防止装置。
  5. 【請求項5】 第1の導電部を有する第1のコネクタ部
    と、前記第1の導電部と電気的に接続された第2の導電
    部を有する第2のコネクタ部と、を備えた複数の物品、
    の盗難等の異常状態を検出する異常状態検出装置におい
    て、 複数の異常状態検出部を備え、 前記複数の異常状態検出部の各々は、前記第1のコネク
    タ部に着脱自在であるとともに、その装着時には前記第
    1の導電部と電気的に接続される第3の導電部を有する
    第3のコネクタ部と、前記第2のコネクタ部に着脱自在
    であるとともに、その装着時には前記第2の導電部と電
    気的に接続される第4の導電部を有する第4のコネクタ
    部と、前記第3の導電部に電気的に接続された第1の導
    電路と、前記第4の導電部に電気的に接続された第2の
    導電路と、を備え、 更に、前記複数の異常状態検出部のうちのいずれかの前
    記第1の導電路と前記第2の導電路との間が電気的に開
    状態となったときに検出信号を出力する出力手段を備え
    てなること、 を特徴とする異常状態検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の異常状態検出装置と、前
    記検出信号に応答して警報を発する警報手段と、を備え
    てなることを特徴とする前記複数の物品の盗難等を防止
    する盗難防止装置。
  7. 【請求項7】 第1の導電部及び所定の信号を出力する
    第5の導電部を有する第1のコネクタ部と、前記第1の
    導電部と電気的に接続された第2の導電部を有する第2
    のコネクタ部と、を備えた複数の物品、の盗難等の異常
    状態を検出する異常状態検出装置において、 複数の異常状態検出部を備え、 前記複数の異常状態検出部の各々は、前記第1のコネク
    タ部に着脱自在であるとともに、その装着時には前記第
    1の導電部及び第5の導電部とそれぞれ電気的に接続さ
    れる第3の導電部及び第6の導電部を有する第3のコネ
    クタ部と、前記第2のコネクタ部に着脱自在であるとと
    もに、その装着時には前記第2の導電部と電気的に接続
    される第4の導電部を有する第4のコネクタ部と、前記
    第3の導電部に電気的に接続された第1の導電路と、前
    記第4の導電部に電気的に接続された第2の導電路と、
    前記第6の導電部に電気的に接続された第3の導電路
    と、を備え、 更に、前記複数の異常状態検出部のうちのいずれかの前
    記第3の導電路上の前記所定の信号を選択して出力する
    選択手段を備えてなること、 を特徴とする異常状態検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000357278A (ja) * 1999-04-16 2000-12-26 Matsuo Sangyo Kk 商品盗難警報装置及び商品盗難警報装置用検出ケーブル

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JPH04177155A (ja) * 1990-11-09 1992-06-24 Nec Corp 構造物破壊検出装置

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