JPH0720794Y2 - 防犯スイッチ - Google Patents

防犯スイッチ

Info

Publication number
JPH0720794Y2
JPH0720794Y2 JP1985062067U JP6206785U JPH0720794Y2 JP H0720794 Y2 JPH0720794 Y2 JP H0720794Y2 JP 1985062067 U JP1985062067 U JP 1985062067U JP 6206785 U JP6206785 U JP 6206785U JP H0720794 Y2 JPH0720794 Y2 JP H0720794Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cord
crime prevention
core wire
product
duct
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985062067U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61180387U (ja
Inventor
一昭 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1985062067U priority Critical patent/JPH0720794Y2/ja
Publication of JPS61180387U publication Critical patent/JPS61180387U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0720794Y2 publication Critical patent/JPH0720794Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は万引き行為による被害を防止する防犯装置の検
出部としての防犯スイッチに関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の防犯装置としては第8図に示すものがあ
り、複数の防犯ダクト1をダクト接続コード2にて連結
接続し、連結接続された防犯ダクト1の一端には制御ボ
ックス8が接続されている。防犯ダクト1は、第7図に
示すように、互いに直列接続された多数のジャック3を
備え、さらにダクト接続コード2を介して複数の防犯ダ
クト1のジャック3が互いに直列接続される。また、制
御ボックス8は、異常を報知するためのブザー9および
ランプ10を備える。防犯ダクト1および制御ボックス8
については、後述する本考案の実施例でも同構成のもの
を用いている。
ところで、防犯ダクト1に設けた各ジャック3にはコー
ドプラグ5の一端がそれぞれ差し込まれる。コードプラ
グ5の他端部には、従来構成では第8図のように商品7
等の被検出物体に取り付けたセンサ16が接続されてい
た。このセンサ16から商品7が取り外されたり、防犯ダ
クト1の一部接続が断線したり、ダクト接続コード2が
切断されたりすると、制御ボックス8では異常を報知す
るのである。
しかし、上述の防犯装置においては商品7毎にセンサ16
が必要であるためコストが高くなる欠点を有していた。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、安価な防犯装置の防犯スイッチを提
供することにある。
[考案の開示] (実施例) 第1図は本考案の実施例に用いる防犯スイッチ6を示
し、この防犯スイッチ6は、一端にコードプラグ5を設
けたコード6aの他端を折り返してループ状部6cを形成す
ると共にコード6aの他端部より導出した2本の芯線6b間
にコード6aを介在させた状態で芯線6b先端同士をはんだ
付けして形成する。また、芯線6bの結合部には熱にて収
縮するチューブ17を被嵌してある。この防犯スイッチ6
を実際に商品7に取り付けるには、たとえば第2図に示
すように複数の商品7にそれぞれ設けた挿通部7a(図で
は把手)に防犯スイッチ6のコード6aを挿通し、コード
6aの末端付近の商品7の挿通部7aに、ループ状部6cを巻
き付ける。
上述の防犯スイッチ6は、第4図のように防犯ダクト1
の上面に複数個配列したジャック3にコードプラグ5を
接続して用いられる。今、第2図のような状態で複数個
の商品7のいずれかを万引きしたり盗むためにその商品
7を持って行こうとすると、第1図に示したコード6aの
先端の芯線6bに力が加わり、芯線6bは細いため所定以上
の力が加わると容易に切断される。この芯線6bの切断に
て商品7に異常が生じたことをコードプラグ5を介して
防犯ダクト1に伝えるものである。
ここで、この芯線6bの切断にて防犯ダクト1がどのよう
に商品7の異常を検出するかを他の異常の場合と一緒に
説明する。この防犯ダクト1の内部回路は第3図のよう
な構成を有し、電源を供給される電源供給端子のプラス
側、マイナス側及び異常状態を検出したとき出力を生じ
る警報出力端子A、Bが設けられたコネクタプラグ11が
装着され、商品7等の被検出物体に取り付けられた防犯
スイッチのコードプラグ5が差し込まれると共にコード
プラグ5が差し込まれた状態で直列接続状態となる複数
のジャック3が設けられ、前記防犯スイッチ6より商品
7が取り外され芯線6bが切断したこと、コードプラグ5
が引き抜かれたこと、コード6aが切断されたことを異常
として検出する検出回路12と、該検出回路12が前記異常
を検出したときに後述する動作によって駆動される警報
ランプL2等の警報表示手段とを備えているものである。
各ジャック3は、コードプラグ5の抜き差しに応じて切
り換えられる接点を有し、第3図では総てのジャック3
にコードプラグ5が差し込まれた状態を示している。各
ジャック3について、第3図の上側の接点は常開接点
a、下側の接点は常閉接点bを示し、各ジャック3の常
閉接点bはトランジスタQ1のベースに接続されている。
また、コードプラグ5がジャック3に差し込まれること
によって常開接点aが閉成し、総てのジャック3にコー
ドプラグ5が差し込まれた状態で防犯スイッチ6を通し
てジャック3が直列接続状態となる。
検出回路12は、ジャック3の常閉接点bにベースが共通
に接続されたトランジスタQ1、総てのジャック3にコー
ドプラグ5を差し込んだときに形成されるジャック3の
直列回路における常開接点a側の一端にベースが接続さ
れたトランジスタQ2、このトランジスタQ2のスイッチン
グにより駆動制御されるトランジスタQ3、トランジスタ
Q1,Q3がオンしたとき動作するリレーRy、コネクタプラ
グ11の電源供給端子のプラス側と警報検出端子Aとの間
に挿入されたリレーRyの自己保持型の常開接点ry1、及
びトランジスタQ3の両端に接続されトランジスタQ1ある
いはQ3のいずれかがオンしたとき閉成するリレーRyの自
己保持型の常開接点ry2からなるものである。さらに、
防犯ダクト1の上面には第7図に示すように電源プラグ
L1と警報ランプL2とが配設され、電源ランプL1はコネク
タプラグ11の電源供給端子のプラス側、マイナス側間に
接続され電源が供給されていることを表示し、警報ラン
プL2はリレーRy及びトランジスタQ3の接続点とコネクタ
プラグ11の電源供給端子のプラス側との間に接続され商
品7に異常状態が発生したことを表示する。
上述の回路構成の防犯ダクト1の動作は次のようにな
る。今第2図に示すように防犯スイッチ6が商品7に取
り付けられているものとする。ここで、上述の防犯ダク
ト1ではジャック3の総てにコードプラグ5を差し込む
必要があるが、使用しないジャック3があるときには第
4図に示すようにエンドキャップ16を使用しないジャッ
ク3に差し込むことで接点を常開接点a側に切り換える
ことができ、総てのジャック3にコードプラグ5を差し
込まずに済ませることができる。
上述のように商品7に防犯スイッチ6を取り付けてある
状態では、コードプラグ5がジャック3に差し込まれて
いれば、ジャック3の接点は常開接点aに接続されてい
るから、商品7が防犯スイッチ6から取り外されて芯線
6bが断線したり、第5図に破線の×印で示してある箇所
でコード6aが切断されたりすると、防犯スイッチ6を介
して接続されているジャック3の直列回路が途中で開放
されることになる。このため、トランジスタQ2のベース
に電源が供給されなくなり、通常状態でオンしているト
ランジスタQ2がオフする。このためトランジスタQ3がオ
ンし、リレーRyに電流が流れ、接点ry1、及びry2が閉成
され、接点ry1にてコネクタプラグ11の警報端子Aに電
源が供給され、この警報端子Aへの電源供給にて直列接
続された前段の防犯ダクト1を介して制御ボックス8に
商品7に異常が生じたことを伝え、接点ry2が自己保持
すると共に警報ランプL2をコネクタプラグ11の電源供給
端子のマイナス側と接続し、警報ランプL2にて警報状態
を表示する。ここで、リレーRyの接点ry2の自己保持の
解除はリセットスイッチ(図示せず)にて行う。
一方、第6図のように商品7に防犯スイッチ6が結合し
たままで防犯ダクト1のジャック3からコードプラグ5
が引き抜かれた場合、そのジャック3の接点は常閉接点
bに接続される。このため、電源が接点を介してトラン
ジスタQ1のベースに供給され、トランジスタQ1がオンす
る。すると、リレーRyに電流が流れ、接点ry1、及びry2
が閉成され、接点ry1にて電源がコネクタプラグ11の警
報端子Aに、接点ry2が自己保持すると共に警報ランプL
2をコネクタプラグ11の電源供給端子のマイナス側と接
続し、警報ランプL2が警報状態を表示する。
[考案の効果] 本考案は上述のように、一端にコードプラグを設けたコ
ードの他端部から導出した細径の2本の芯線間にコード
を介在させた状態で芯線先端同士を接続して商品に設け
られた挿通部に巻き付けるループを形成しているので、
商品を万引きしたり盗んだりするために商品を持って行
こうとすると、芯線が切断することにより商品に異常状
態が起きたことを検出することができ、一旦切断された
芯線は新たにはんだ付け等により容易に再使用すること
ができる上に、センサ等のように高価な部品を必要とし
ないことでセンサ等と同様の働きをする安価な防犯スイ
ッチとなる効果を奏する。しかも、コードを介在させた
状態で細径の2本の芯線先端同士を接続してあるので、
商品を盗もうとして引っ張ったときに容易に芯線が切断
し、商品に傷などがつきにくく、しかも少なくとも芯線
接続部分に熱収縮タイプのチューブを被嵌してあるの
で、一見して容易にコードが切断できるようには見え
ず、このため盗難が容易と思う気持ちを起こさせない利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2図は同上
の取り付け説明図、第3図は同上の異常を検出する防犯
ダクトを示す回路構成図、第4図は防犯ダクトの取り扱
い説明図、第5図及び第6図は同上の異常状態を示す説
明図、第7図は防犯装置の全体構成を示す斜視図、第8
図は従来例を示す概略説明図である。 1は防犯ダクト、3はジャック、5はコードプラグ、6
は防犯スイッチ、6aはコード、6bは芯線、6cはループ状
部、7は商品、8は制御ボックス、17はチューブであ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端にコードプラグを設けたコードの他端
    部から導出した細径の2本の芯線間にコードを介在させ
    た状態で芯線先端同士を接続して商品に設けられた挿通
    部に巻き付けるループを形成すると共に、少なくとも前
    記芯線接続部分に熱収縮タイプのチューブを被嵌し前記
    芯線切断により報知するようにした防犯スイッチ。
JP1985062067U 1985-04-24 1985-04-24 防犯スイッチ Expired - Lifetime JPH0720794Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985062067U JPH0720794Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24 防犯スイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985062067U JPH0720794Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24 防犯スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61180387U JPS61180387U (ja) 1986-11-11
JPH0720794Y2 true JPH0720794Y2 (ja) 1995-05-15

Family

ID=30590927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985062067U Expired - Lifetime JPH0720794Y2 (ja) 1985-04-24 1985-04-24 防犯スイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0720794Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575193A (en) * 1980-06-13 1982-01-11 Tanaka Denki Kouonshitsu Kk Warning device
JPS5975858U (ja) * 1982-11-12 1984-05-23 本田技研工業株式会社 車輌用盗難防止装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61180387U (ja) 1986-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3618065A (en) Antitheft alarm for appliances
ITTO20010657A1 (it) Sezionatore a fusibile.
JPH0720794Y2 (ja) 防犯スイッチ
CN212873716U (zh) 一种具有高温报警结构的plc
US5714934A (en) Self-checking cable type E.A.S. system
JP2814944B2 (ja) 巻線部品およびその巻線方法
AU1833101A (en) Shoplifting monitoring apparatus
JP3398324B2 (ja) 電線の電流検出センサおよびそれを用いた電流検出システム
CN216310168U (zh) 一种线束故障检测装置
CN109361095B (zh) 一种高灵敏性的热敏电阻安全插头
JPH10208794A (ja) 制御盤
JPH0793153B2 (ja) 電気設備の接続部
CN220272899U (zh) 一种可远程监控的智能插座
CN211478575U (zh) 电池包测试装置及设备
CN214622795U (zh) 一种保护仪器用电的实验环境保护装置
CN212392457U (zh) 一种电流互感器二次短接防护装置
CN215297511U (zh) 一种出口压板检测装置及一种继电保护装置
JP3015728U (ja) 過電流監視装置
JPH0747747Y2 (ja) ワイヤーハーネスの保護装置
CN201156668Y (zh) 带新型插接装置的浪涌保护器
JPS593485Y2 (ja) 電力ヒュ−ズ劣化検出装置
KR20000006901U (ko) 다방향 플러그 삽입 콘센트
JPH0515352U (ja) コネクタ
JPH0738975Y2 (ja) ヒータ断線検出回路
JPH0664113B2 (ja) 断線予知装置用コネクタ