JPH07130503A - セラミック抵抗体の製造法 - Google Patents
セラミック抵抗体の製造法Info
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- JPH07130503A JPH07130503A JP5274057A JP27405793A JPH07130503A JP H07130503 A JPH07130503 A JP H07130503A JP 5274057 A JP5274057 A JP 5274057A JP 27405793 A JP27405793 A JP 27405793A JP H07130503 A JPH07130503 A JP H07130503A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】酸化亜鉛を主成分として、3.0〜40 モル%
の酸化アルミニウムと2.0 〜40モル%の酸化マグネ
シウムと0.1〜10 モル%の酸化珪素とを混合後、成
型,焼成,電極付けするセラミック抵抗体の製造法にお
いて、該酸化珪素の平均粒径が10μm以下であるセラ
ミック抵抗体の製造法。 【効果】室温の抵抗値変動が小さいので、製品検査工程
の管理が容易で、しかも焼結性が高いので、抵抗値のば
らつきが小さいセラミック抵抗体の製造法が提供でき
る。
の酸化アルミニウムと2.0 〜40モル%の酸化マグネ
シウムと0.1〜10 モル%の酸化珪素とを混合後、成
型,焼成,電極付けするセラミック抵抗体の製造法にお
いて、該酸化珪素の平均粒径が10μm以下であるセラ
ミック抵抗体の製造法。 【効果】室温の抵抗値変動が小さいので、製品検査工程
の管理が容易で、しかも焼結性が高いので、抵抗値のば
らつきが小さいセラミック抵抗体の製造法が提供でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電力機器、特に遮断器及
び変圧器におけるセラミック抵抗体の製造法に関する。
び変圧器におけるセラミック抵抗体の製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の抵抗体は、特開昭56−4206号公報
に記載のような炭素系、特開平5− 41302 号公報に記
載のような金属ほう化物系及び特開昭63−55904 号公報
に記載のような酸化亜鉛系が開示されていた。
に記載のような炭素系、特開平5− 41302 号公報に記
載のような金属ほう化物系及び特開昭63−55904 号公報
に記載のような酸化亜鉛系が開示されていた。
【0003】炭素系はAl2O3からなるマトリックス中
に炭素粉を分散させた構造を有する。この抵抗率は数百
Ωcmである。
に炭素粉を分散させた構造を有する。この抵抗率は数百
Ωcmである。
【0004】金属ほう化物系は金属ほう化物と非還元性
ガラスとからなる焼結体を用い、温度特性,電流電圧特
性及び耐量を兼ね備えた抵抗体である。
ガラスとからなる焼結体を用い、温度特性,電流電圧特
性及び耐量を兼ね備えた抵抗体である。
【0005】他方、酸化亜鉛系はZnOを主成分とし
て、Al2O3,MgO,Y2O3,Sb2O3,SiO2 等
を含む多結晶体である。この抵抗率は10〜1000Ω
cmであって、適用機器によって成分を使いわける。これ
らの系は、上記した二種以上の原料粉を混合後、有機バ
インダを加えて造粒し、金型で成形する。次いで、成形
体を電気炉で焼成したあと、相対する面に電極を付け
て、抵抗体を作製する。
て、Al2O3,MgO,Y2O3,Sb2O3,SiO2 等
を含む多結晶体である。この抵抗率は10〜1000Ω
cmであって、適用機器によって成分を使いわける。これ
らの系は、上記した二種以上の原料粉を混合後、有機バ
インダを加えて造粒し、金型で成形する。次いで、成形
体を電気炉で焼成したあと、相対する面に電極を付け
て、抵抗体を作製する。
【0006】これらの系の中で、ZnO−Al2O3−M
gO−SiO2 抵抗体は、遮断器及び変圧器等の電力機
器に好適である。この系の抵抗体も粉体の混合,造粒,
金型による成型,焼成,電極付けして、作製する。
gO−SiO2 抵抗体は、遮断器及び変圧器等の電力機
器に好適である。この系の抵抗体も粉体の混合,造粒,
金型による成型,焼成,電極付けして、作製する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の酸化亜鉛系抵抗
体は、電気エネルギによる抵抗体の急激な発熱に伴う熱
膨張に起因する熱歪力に耐えて、割れを起こさないよう
に、多孔質にしてある。このため、この抵抗体は焼結性
が不十分であり、特性上の問題があった。
体は、電気エネルギによる抵抗体の急激な発熱に伴う熱
膨張に起因する熱歪力に耐えて、割れを起こさないよう
に、多孔質にしてある。このため、この抵抗体は焼結性
が不十分であり、特性上の問題があった。
【0008】第一の問題は、本抵抗体は室温で電気抵抗
値が変動することである。抵抗体には動作時に大きなエ
ネルギが注入され、200〜300℃まで温度上昇す
る。この温度範囲で抵抗値の低下が大きいと、過大電流
が流れ、抵抗体が熱暴走を起す。これを防止するため、
本抵抗体は温度上昇したときの注入エネルギが増えない
ように、抵抗温度係数を正の比較的大きな値にしてあ
る。このために温度変化による抵抗値の変化が大きく、
製品検査工程期間中或いは夏期と冬期との間で抵抗値が
変動し、製品の管理を難しくしている。
値が変動することである。抵抗体には動作時に大きなエ
ネルギが注入され、200〜300℃まで温度上昇す
る。この温度範囲で抵抗値の低下が大きいと、過大電流
が流れ、抵抗体が熱暴走を起す。これを防止するため、
本抵抗体は温度上昇したときの注入エネルギが増えない
ように、抵抗温度係数を正の比較的大きな値にしてあ
る。このために温度変化による抵抗値の変化が大きく、
製品検査工程期間中或いは夏期と冬期との間で抵抗値が
変動し、製品の管理を難しくしている。
【0009】第二の問題は、電気抵抗値の焼成温度依存
性が大きいことである。このために、焼成工程において
不良品が発生し、歩留まりを低くしている。
性が大きいことである。このために、焼成工程において
不良品が発生し、歩留まりを低くしている。
【0010】本発明の目的は、酸化亜鉛系抵抗体の室温
の電気抵抗値変動を低減するセラミック抵抗体の製造法
を提供することにある。
の電気抵抗値変動を低減するセラミック抵抗体の製造法
を提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、酸化亜鉛系抵抗体の
電気抵抗値の焼成温度依存性を緩やかにするセラミック
抵抗体の製造法を提供することにある。
電気抵抗値の焼成温度依存性を緩やかにするセラミック
抵抗体の製造法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明酸化亜鉛を主成分とし、Al2O3に換算して
3.0〜40 モル%の酸化アルミニウム、MgOに換算
して2.0〜40 モル%の酸化マグネシウム、SiO2
に換算して0.1〜10 モル%で、且つ平均粒径が10
μm以下の酸化珪素の粉体を混合後、成型,焼成及び電
極付けすることにより、且つ、5〜35℃間の抵抗温度
係数が正であるセラミック抵抗体の製造法を提供する。
に、本発明酸化亜鉛を主成分とし、Al2O3に換算して
3.0〜40 モル%の酸化アルミニウム、MgOに換算
して2.0〜40 モル%の酸化マグネシウム、SiO2
に換算して0.1〜10 モル%で、且つ平均粒径が10
μm以下の酸化珪素の粉体を混合後、成型,焼成及び電
極付けすることにより、且つ、5〜35℃間の抵抗温度
係数が正であるセラミック抵抗体の製造法を提供する。
【0013】従来、抵抗率100Ωcm以上、20〜20
0℃間の抵抗温度係数+1.0× 10-3/℃以上の特
性を有する抵抗体が、多く用いられている。本発明者等
は、平均粒径が10μm以下の酸化珪素の粉体を用いる
と、抵抗体の抵抗温度係数及び電気抵抗の焼成温度依存
性が改善されるのを見出した。このとき、耐量は劣化し
なかった。
0℃間の抵抗温度係数+1.0× 10-3/℃以上の特
性を有する抵抗体が、多く用いられている。本発明者等
は、平均粒径が10μm以下の酸化珪素の粉体を用いる
と、抵抗体の抵抗温度係数及び電気抵抗の焼成温度依存
性が改善されるのを見出した。このとき、耐量は劣化し
なかった。
【0014】酸化アルミニウムは酸化亜鉛と反応して、
副化合物結晶粒を形成し、電気抵抗を高める。一方、酸
化マグネシウムは電気抵抗を高め、且つ、抵抗温度係数
を正に転化する。
副化合物結晶粒を形成し、電気抵抗を高める。一方、酸
化マグネシウムは電気抵抗を高め、且つ、抵抗温度係数
を正に転化する。
【0015】酸化珪素の平均粒径は10μm以下、望ま
しくは5μm以下が適当である。これ以上では、抵抗体
の抵抗温度係数及び電気抵抗値の焼成温度依存性は改善
しない。
しくは5μm以下が適当である。これ以上では、抵抗体
の抵抗温度係数及び電気抵抗値の焼成温度依存性は改善
しない。
【0016】焼成温度は1100〜1300℃間が適当
である。
である。
【0017】
【作用】図2は焼成温度による相対密度の変化である。
1は平均粒径5μmの石英ガラスを2.0 モル%添加し
た本発明の抵抗体の曲線、2は平均粒径700μmのS
iO2 を添加した従来の抵抗体の曲線である。1は2と
比べて、曲線の勾配は緩やかで、且つ、その値は122
0℃以下で大きくなる。これは、本発明の抵抗体が低い
焼成温度範囲で焼結性が増すことを意味している。この
ために電気抵抗値の焼成温度依存性は緩やかになるので
ある。更に、焼結性が増すことによって、ZnO結晶粒
界同士が締まり、温度上昇したときの抵抗値の増化量が
小さくなる。
1は平均粒径5μmの石英ガラスを2.0 モル%添加し
た本発明の抵抗体の曲線、2は平均粒径700μmのS
iO2 を添加した従来の抵抗体の曲線である。1は2と
比べて、曲線の勾配は緩やかで、且つ、その値は122
0℃以下で大きくなる。これは、本発明の抵抗体が低い
焼成温度範囲で焼結性が増すことを意味している。この
ために電気抵抗値の焼成温度依存性は緩やかになるので
ある。更に、焼結性が増すことによって、ZnO結晶粒
界同士が締まり、温度上昇したときの抵抗値の増化量が
小さくなる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0019】<実施例1>ZnO786g(78モル
%),Al2O3164g(13.0モル%),MgO3
4.9g(7.0モル%),SiO2 14.9g(2.0モ
ル%)をボールミルで混合した。SiO2 には平均粒径
が5μmの石英ガラスを用いた。これにバインダを加
え、雷かい機で造粒した。これを直径50mmΦ,厚さ1
1mmに金型で成型した。この成型体を電気炉に入れ、1
230℃の温度で焼成した。最後に、焼結体の両面を研
磨し、アルミニウムを溶射した。
%),Al2O3164g(13.0モル%),MgO3
4.9g(7.0モル%),SiO2 14.9g(2.0モ
ル%)をボールミルで混合した。SiO2 には平均粒径
が5μmの石英ガラスを用いた。これにバインダを加
え、雷かい機で造粒した。これを直径50mmΦ,厚さ1
1mmに金型で成型した。この成型体を電気炉に入れ、1
230℃の温度で焼成した。最後に、焼結体の両面を研
磨し、アルミニウムを溶射した。
【0020】SiO2 を増量した実施例を説明するため
にZnO870g(85.0モル%),Al2O364.1g
(5.0モル%),MgO20.3g(4.0モル%),S
iO245.3g(6.0モル%)を配合した抵抗体も作
製した。更に、特性比較のために粒度が平均粒径700
μmのSiO2 を用いた抵抗体も作製した。
にZnO870g(85.0モル%),Al2O364.1g
(5.0モル%),MgO20.3g(4.0モル%),S
iO245.3g(6.0モル%)を配合した抵抗体も作
製した。更に、特性比較のために粒度が平均粒径700
μmのSiO2 を用いた抵抗体も作製した。
【0021】図1は室温付近の電気抵抗の変化である。
1は平均粒径5μmの石英ガラスを2.0モル%添加し
た本発明の抵抗体の曲線、2は平均粒径700μmのS
iO2を添加した従来の抵抗体の曲線、3は平均粒径5
μmの石英ガラスを6.0 モル%添加した本発明の抵抗
体の曲線である。曲線1,3の勾配は2に比べて、緩や
かである。1の場合に1.2Ω ,3の場合に0.8Ω
で、明らかに2の場合の2.5Ω よりも低い。
1は平均粒径5μmの石英ガラスを2.0モル%添加し
た本発明の抵抗体の曲線、2は平均粒径700μmのS
iO2を添加した従来の抵抗体の曲線、3は平均粒径5
μmの石英ガラスを6.0 モル%添加した本発明の抵抗
体の曲線である。曲線1,3の勾配は2に比べて、緩や
かである。1の場合に1.2Ω ,3の場合に0.8Ω
で、明らかに2の場合の2.5Ω よりも低い。
【0022】因みに、1の抵抗体の20〜200℃間に
おける抵抗温度係数は+6.0× 10-4/℃で、2の
抵抗体の場合の+1.0×10-3/℃ より半分近くまで
低減する。
おける抵抗温度係数は+6.0× 10-4/℃で、2の
抵抗体の場合の+1.0×10-3/℃ より半分近くまで
低減する。
【0023】図3は焼成温度による電気抵抗の変化であ
る。1,2及び3の抵抗体は図1と同じものである。1
は1150℃で得られる100Ωから1250℃で得ら
れる30Ωまで単調に減少する。1は1150℃で得ら
れる50Ωから1250℃で得られる20.5Ω まで減
少する。これに対して、2は1150℃で得られる29
0Ωから1250℃で得られる19Ωまで減少する。1
及び3は2より焼成温度による抵抗値の変化が緩やかで
ある。
る。1,2及び3の抵抗体は図1と同じものである。1
は1150℃で得られる100Ωから1250℃で得ら
れる30Ωまで単調に減少する。1は1150℃で得ら
れる50Ωから1250℃で得られる20.5Ω まで減
少する。これに対して、2は1150℃で得られる29
0Ωから1250℃で得られる19Ωまで減少する。1
及び3は2より焼成温度による抵抗値の変化が緩やかで
ある。
【0024】<実施例2>ZnO809g(79モル
%),Al2O3128g(10.0モル%),MgO3
5.5g(7.0モル%),SiO2 30.2g(4.0モ
ル%)を配合し、実施例1と同じ工程で、抵抗体を作製
した。SiO2 には平均粒径が1μmの石英を用いた。
抵抗温度係数は+7.0×10-4/℃ で、平均粒径が6
0μmの石英を用いた抵抗体の+1.5×10-3/℃ で
より半分近くまで低減する。更に、焼成温度による抵抗
値の変化も緩やかである。
%),Al2O3128g(10.0モル%),MgO3
5.5g(7.0モル%),SiO2 30.2g(4.0モ
ル%)を配合し、実施例1と同じ工程で、抵抗体を作製
した。SiO2 には平均粒径が1μmの石英を用いた。
抵抗温度係数は+7.0×10-4/℃ で、平均粒径が6
0μmの石英を用いた抵抗体の+1.5×10-3/℃ で
より半分近くまで低減する。更に、焼成温度による抵抗
値の変化も緩やかである。
【0025】<実施例3>Al2O37.0モル% ,Mg
O5.0モル% を一定にして、SiO2 量を0〜15モ
ル%の範囲でかえ、実施例1と同様にして抵抗体を作製
した。SiO2 には平均粒径5μmの石英ガラスを用い
た。
O5.0モル% を一定にして、SiO2 量を0〜15モ
ル%の範囲でかえ、実施例1と同様にして抵抗体を作製
した。SiO2 には平均粒径5μmの石英ガラスを用い
た。
【0026】図4はSiO2 量による相対密度,抵抗率
及び抵抗温度係数(TCR)の変化である。図中5の曲
線は相対密度、6の曲線は抵抗率、7の曲線は5〜35
℃間の抵抗温度係数の変化である。相対密度はSiO2
量5.0モル%で71.2%が達成され、最も焼結性が上
がる。抵抗率はSiO2 量5.0モル% で100Ωcm
になり、最小を示す。そして、10.0 モル%を越え
ると、急激に増大する。一方、抵抗温度係数はSiO2
量5.0モル%で+6.0×10-4/℃が達成される。S
iO2量5.0モル%を添加すると、最も室温における抵
抗値変動が低減する。
及び抵抗温度係数(TCR)の変化である。図中5の曲
線は相対密度、6の曲線は抵抗率、7の曲線は5〜35
℃間の抵抗温度係数の変化である。相対密度はSiO2
量5.0モル%で71.2%が達成され、最も焼結性が上
がる。抵抗率はSiO2 量5.0モル% で100Ωcm
になり、最小を示す。そして、10.0 モル%を越え
ると、急激に増大する。一方、抵抗温度係数はSiO2
量5.0モル%で+6.0×10-4/℃が達成される。S
iO2量5.0モル%を添加すると、最も室温における抵
抗値変動が低減する。
【0027】<実施例4>Al2O37.0モル%,Mg
O5.0モル%及び平均粒径1〜700μm範囲の石英
ガラスを4.0モル%添加し、実施例1と同様にして抵
抗体を作製した。
O5.0モル%及び平均粒径1〜700μm範囲の石英
ガラスを4.0モル%添加し、実施例1と同様にして抵
抗体を作製した。
【0028】図5は石英ガラスの平均粒径による5〜3
5℃間の抵抗温度係数(TCR)の変化である。平均粒
径10μm以下でTCRが減少する。
5℃間の抵抗温度係数(TCR)の変化である。平均粒
径10μm以下でTCRが減少する。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、室温の抵抗値変動が小
さいので、製品検査工程の管理を容易にする。また、焼
結性を向上するので、量産品の抵抗のばらつきを低減
し、歩留まりをよくする。
さいので、製品検査工程の管理を容易にする。また、焼
結性を向上するので、量産品の抵抗のばらつきを低減
し、歩留まりをよくする。
【図1】室温付近の電気抵抗の変化を示す特性図。
【図2】焼成温度による相対密度の変化を示す特性図。
【図3】焼成温度による電気抵抗の変化を示す特性図。
【図4】SiO2 量による相対密度,抵抗率及び抵抗温
度係数の変化を示す特性図。
度係数の変化を示す特性図。
【図5】石英ガラスの平均粒径による5〜35℃間の抵
抗温度係数の変化を示す特性図。
抗温度係数の変化を示す特性図。
1…平均粒径5μmの石英ガラスを2.0 モル%添加し
た本発明の抵抗体の曲線、2…従来の抵抗体の曲線、3
…平均粒径5μmの石英ガラスを10.0 モル%添加し
た本発明の抵抗体の曲線、5…相対密度の曲線、6…抵
抗率の曲線、7…5〜35℃間の抵抗温度係数の曲線。
た本発明の抵抗体の曲線、2…従来の抵抗体の曲線、3
…平均粒径5μmの石英ガラスを10.0 モル%添加し
た本発明の抵抗体の曲線、5…相対密度の曲線、6…抵
抗率の曲線、7…5〜35℃間の抵抗温度係数の曲線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白川 普吾 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内 (72)発明者 山崎 武夫 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株式 会社日立製作所国分工場内
Claims (1)
- 【請求項1】酸化亜鉛を主成分として、酸化アルミニウ
ムがAl2O3に換算して3.0 〜40モル%、酸化マグ
ネシウムがMgOに換算して2.0〜40 モル%、酸化
珪素がSiO2 に換算して0.1〜10 モル%の粉体を
混合後、成型,焼成,電極付けするセラミック抵抗体の
製造法において、前記酸化珪素の平均粒径が10μm以
下であることを特徴とするセラミック抵抗体の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274057A JPH07130503A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | セラミック抵抗体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5274057A JPH07130503A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | セラミック抵抗体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07130503A true JPH07130503A (ja) | 1995-05-19 |
Family
ID=17536371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5274057A Pending JPH07130503A (ja) | 1993-11-02 | 1993-11-02 | セラミック抵抗体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07130503A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012083562A1 (zh) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 一种导电膜及其制备方法和应用 |
CN108395241A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-14 | 电子科技大学 | 一种低阻氧化锌陶瓷的制备方法 |
-
1993
- 1993-11-02 JP JP5274057A patent/JPH07130503A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012083562A1 (zh) * | 2010-12-24 | 2012-06-28 | 海洋王照明科技股份有限公司 | 一种导电膜及其制备方法和应用 |
US20130248780A1 (en) * | 2010-12-24 | 2013-09-26 | Mingjie Zhou | Electrically conductive film, preparation method and application therefor |
CN108395241A (zh) * | 2018-03-23 | 2018-08-14 | 电子科技大学 | 一种低阻氧化锌陶瓷的制备方法 |
CN108395241B (zh) * | 2018-03-23 | 2021-02-05 | 电子科技大学 | 一种低阻氧化锌陶瓷的制备方法 |
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