JPH071301B2 - 電子部品の搬送装置 - Google Patents
電子部品の搬送装置Info
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- JPH071301B2 JPH071301B2 JP63002833A JP283388A JPH071301B2 JP H071301 B2 JPH071301 B2 JP H071301B2 JP 63002833 A JP63002833 A JP 63002833A JP 283388 A JP283388 A JP 283388A JP H071301 B2 JPH071301 B2 JP H071301B2
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- electronic component
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は電子部品の搬送装置に関する。
(従来の技術) 電子部品(例えば、IC)は、その製造後に実用化に先立
って一定時間の通電により動作状態とし、特性の安定化
を図るエージングが行なわれている。このエージングの
ための電子部品の搬送装置として、エージング前の複数
の電子部品をトレーに載せて搬送するトレーラインと、
エージング用の基板に電子部品を収める端子付きのソケ
ットを載せて搬送する基板ラインと、トレーラインから
基板ラインへ電子部品を移載する移載手段とを設けたも
のがある(例えば、特開昭62−249821号公報参照)。す
なわち、このものは、移載手段に電子部品を脱着する吸
盤を設け、トレーから取り上げた電子部品を基板上のソ
ケットへ自動的に移載できるようにしたものであり、電
子部品はソケットに収めた状態で基板とともにエージン
グに供するようになっている。
って一定時間の通電により動作状態とし、特性の安定化
を図るエージングが行なわれている。このエージングの
ための電子部品の搬送装置として、エージング前の複数
の電子部品をトレーに載せて搬送するトレーラインと、
エージング用の基板に電子部品を収める端子付きのソケ
ットを載せて搬送する基板ラインと、トレーラインから
基板ラインへ電子部品を移載する移載手段とを設けたも
のがある(例えば、特開昭62−249821号公報参照)。す
なわち、このものは、移載手段に電子部品を脱着する吸
盤を設け、トレーから取り上げた電子部品を基板上のソ
ケットへ自動的に移載できるようにしたものであり、電
子部品はソケットに収めた状態で基板とともにエージン
グに供するようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記ソケットは破損等の不良があれば電子部
品のエージングに用いることができない。従って、上記
電子部品の搬送装置の場合、移載手段は電子部品をトレ
ーから基板上のソケットへ自動的に移載するから、その
基板に不良ソケットがあれば、後から不良ソケットの電
子部品を人手で抜き取るか、不良ソケットがある基板を
エージングに使用しないようにするかの手段を講じなけ
ればならない。しかし、前者の人手による手段では非常
に手間を要し、また、後者の手段では異常のないソケッ
トまで使用できなくなり、無駄が多い。
品のエージングに用いることができない。従って、上記
電子部品の搬送装置の場合、移載手段は電子部品をトレ
ーから基板上のソケットへ自動的に移載するから、その
基板に不良ソケットがあれば、後から不良ソケットの電
子部品を人手で抜き取るか、不良ソケットがある基板を
エージングに使用しないようにするかの手段を講じなけ
ればならない。しかし、前者の人手による手段では非常
に手間を要し、また、後者の手段では異常のないソケッ
トまで使用できなくなり、無駄が多い。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記問題を解決する手段として、電子部品を
搬入する第1ラインと、電子部品を基板上の各ソケット
に収めて搬出する第2ラインと、この第1と第2の両ラ
イン間に渡した電子部品移載手段とを備え、第1ライン
で搬入された電子部品を上記移載手段にて第2ラインの
ソケットに移載して搬出するようにしたものにおいて、
第1ラインと第2ラインの間に設けられ上記移載手段に
て電子部品が載せられるストッカと、上記基板上のソケ
ットの良否を第1ラインの電子部品が移載される前に検
出する検出手段と、この検出手段からソケット不良の検
出信号を受けこの不良ソケットに移載予定の電子部品を
上記ストッカに移載せしめる信号を上記移載手段に出力
する制御手段とを設けたことを特徴とする電子部品の搬
送装置を提供するものである。
搬入する第1ラインと、電子部品を基板上の各ソケット
に収めて搬出する第2ラインと、この第1と第2の両ラ
イン間に渡した電子部品移載手段とを備え、第1ライン
で搬入された電子部品を上記移載手段にて第2ラインの
ソケットに移載して搬出するようにしたものにおいて、
第1ラインと第2ラインの間に設けられ上記移載手段に
て電子部品が載せられるストッカと、上記基板上のソケ
ットの良否を第1ラインの電子部品が移載される前に検
出する検出手段と、この検出手段からソケット不良の検
出信号を受けこの不良ソケットに移載予定の電子部品を
上記ストッカに移載せしめる信号を上記移載手段に出力
する制御手段とを設けたことを特徴とする電子部品の搬
送装置を提供するものである。
(作用) 上記電子部品の搬送装置においては、検出手段にてソケ
ット不良が検出されると、この不良ソケットに移載予定
の電子部品はストッカに移載され、良ソケットには予定
通りの電子部品が移載される。つまり、基板は不良ソケ
ットがある場合、その不良ソケットのみを空にした状態
で次工程へ搬出され、第1ラインによる電子部品の搬入
と、第2ラインによる電子部品の搬出との間における同
期も狂わない。
ット不良が検出されると、この不良ソケットに移載予定
の電子部品はストッカに移載され、良ソケットには予定
通りの電子部品が移載される。つまり、基板は不良ソケ
ットがある場合、その不良ソケットのみを空にした状態
で次工程へ搬出され、第1ラインによる電子部品の搬入
と、第2ラインによる電子部品の搬出との間における同
期も狂わない。
(発明の効果) 従って、本発明によれば、電子部品のストッカと、不良
ソケットに移載予定の電子部品をストッカに移載するた
めの検出手段および制御手段を設けたから、基板上に不
良ソケットがあっても、この不良ソケットからの電子部
品の抜取り作業をすることなく、その基板を不良ソケッ
トがない基板と同じように取扱うことができ、また、不
良ソケットがあっても第1ラインと第2ラインの同期は
狂わないから、電子部品の搬送制御は容易である。
ソケットに移載予定の電子部品をストッカに移載するた
めの検出手段および制御手段を設けたから、基板上に不
良ソケットがあっても、この不良ソケットからの電子部
品の抜取り作業をすることなく、その基板を不良ソケッ
トがない基板と同じように取扱うことができ、また、不
良ソケットがあっても第1ラインと第2ラインの同期は
狂わないから、電子部品の搬送制御は容易である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1図には電子部品の搬送装置の全体構成が示されてい
る。同図において、1は複数の電子部品(例えばICのフ
ラット・パッケージ)2をトレー3に載せて搬送する第
1ライン、4は複数の電子部品2をエージング基板5の
各ソケット6に収めて第1ライン1とは逆方向へ搬送す
る第2ラインである。そして、この搬送装置は、未処理
(エージング前)の電子部品2と処理済の電子部品2と
を第1ライン1と第2ライン4の間で交換するステーシ
ョンを備えている。
る。同図において、1は複数の電子部品(例えばICのフ
ラット・パッケージ)2をトレー3に載せて搬送する第
1ライン、4は複数の電子部品2をエージング基板5の
各ソケット6に収めて第1ライン1とは逆方向へ搬送す
る第2ラインである。そして、この搬送装置は、未処理
(エージング前)の電子部品2と処理済の電子部品2と
を第1ライン1と第2ライン4の間で交換するステーシ
ョンを備えている。
すなわち、第1ライン1は未処理の電子部品2を交換ス
テーションに搬入し、この未処理のものを第2ライン4
の処理済の電子部品2と交換して次の電子部品検査工程
へ処理済の電子部品2を搬出するようになっている。一
方、第2ライン4は、エージング装置から基板搬入部7
に供給された処理済の電子部品2を交換ステーションに
搬入し、この処理済のものを第1ライン1の未処理の電
子部品2と交換して、エージング装置への基板搬出部8
に対し未処理の電子部品2を搬出するようになってい
る。
テーションに搬入し、この未処理のものを第2ライン4
の処理済の電子部品2と交換して次の電子部品検査工程
へ処理済の電子部品2を搬出するようになっている。一
方、第2ライン4は、エージング装置から基板搬入部7
に供給された処理済の電子部品2を交換ステーションに
搬入し、この処理済のものを第1ライン1の未処理の電
子部品2と交換して、エージング装置への基板搬出部8
に対し未処理の電子部品2を搬出するようになってい
る。
そうして、上記交換ステーションには、第2ライン4の
エージング基板5の上のソケット6の良否を検出する検
出手段10と、第1ライン1から第2ライン4へ電子部品
2を移載する第1移載手段11と、第2ライン4から第1
ライン1へ電子部品2を移載する第2移載手段12と、ソ
ケット6に不良がある場合に電子部品2を一時的に載せ
ておくストッカ13と、上記両移載手段11,12およびスト
ッカ13のための制御手段14とが設けられている。本例の
場合、トレー3とエージング基板5とでは横1列に載せ
る電子部品2の数が相違し、トレー3は1列に5個、エ
ージング基板5は1列に4個である。
エージング基板5の上のソケット6の良否を検出する検
出手段10と、第1ライン1から第2ライン4へ電子部品
2を移載する第1移載手段11と、第2ライン4から第1
ライン1へ電子部品2を移載する第2移載手段12と、ソ
ケット6に不良がある場合に電子部品2を一時的に載せ
ておくストッカ13と、上記両移載手段11,12およびスト
ッカ13のための制御手段14とが設けられている。本例の
場合、トレー3とエージング基板5とでは横1列に載せ
る電子部品2の数が相違し、トレー3は1列に5個、エ
ージング基板5は1列に4個である。
まず、ソケット6は、第2図(蓋を開けた状態の平面
図)に示す如く、電子部品2を載せる本体15にヒンジ16
で蓋17を開閉可能に連結したものである。本体15はエー
ジング基板5と電子部品2とを電気的に接続する多数の
端子18を備え、蓋17は本体15の係止部19に係合する爪20
を備えている。ソケット6の良否は、蓋17を開けた状態
で露出する本体15の上面の隅部に付したマーク21の有無
で検出されるものであり、このマーク21は予め個々のソ
ケット6を人手により点検し、不良のソケット6に対し
て光反射性のアルミニウムテープを貼ることにより、付
けられる。
図)に示す如く、電子部品2を載せる本体15にヒンジ16
で蓋17を開閉可能に連結したものである。本体15はエー
ジング基板5と電子部品2とを電気的に接続する多数の
端子18を備え、蓋17は本体15の係止部19に係合する爪20
を備えている。ソケット6の良否は、蓋17を開けた状態
で露出する本体15の上面の隅部に付したマーク21の有無
で検出されるものであり、このマーク21は予め個々のソ
ケット6を人手により点検し、不良のソケット6に対し
て光反射性のアルミニウムテープを貼ることにより、付
けられる。
検出手段10は、第3図(平面図)と第4図(正面図)に
示されており、第2ライン4において蓋17が開放された
ソケット本体15のマーク21の有無から、電子部品2が第
1ライン1に移載される前にソケット6の良否を検出す
るようになっている。すなわち、検出手段10はソケット
6の蓋開放装置(図示省略)と第2移載手段12の間に設
けられていて、第2ライン4の傍らに立設した支柱22よ
りエージング基板5の上に張り出したブラケット23に対
し、上記エージング基板5の1列4個のソケット6に対
応する4個の検出器(光電スイッチ)24を設けて構成さ
れている。この場合、ブラケット23には第2ライン4と
直交して水平方向に長くなった長孔25が設けられてい
て、各検出器24はこの長孔25に対しボルトで位置調整可
能に取り付けられ、各ソケット6の隅部に対向できるよ
うになされている。
示されており、第2ライン4において蓋17が開放された
ソケット本体15のマーク21の有無から、電子部品2が第
1ライン1に移載される前にソケット6の良否を検出す
るようになっている。すなわち、検出手段10はソケット
6の蓋開放装置(図示省略)と第2移載手段12の間に設
けられていて、第2ライン4の傍らに立設した支柱22よ
りエージング基板5の上に張り出したブラケット23に対
し、上記エージング基板5の1列4個のソケット6に対
応する4個の検出器(光電スイッチ)24を設けて構成さ
れている。この場合、ブラケット23には第2ライン4と
直交して水平方向に長くなった長孔25が設けられてい
て、各検出器24はこの長孔25に対しボルトで位置調整可
能に取り付けられ、各ソケット6の隅部に対向できるよ
うになされている。
第1と第2の移載手段11,12は実質的に同じものであ
り、第5図乃至第7図にその具体的構造が示されてい
る。
り、第5図乃至第7図にその具体的構造が示されてい
る。
すなわち、この移載手段11,12は、いずれも移載方向
(各ライン1,4と直交する方向)に並設した第1〜第4
の可動体29a〜29dを備え、各可動体29a〜29dは棒状のも
ので、それぞれ第1〜第4の筒体30a〜30dに上下動可能
に支持されている。この各筒体30a〜30dは、移動方向と
平行なガイドバー31に嵌挿した第1〜第4の各スライダ
32a〜32dに固定され、かつ、第1〜第4のリンク33a〜3
3dで連結されている。
(各ライン1,4と直交する方向)に並設した第1〜第4
の可動体29a〜29dを備え、各可動体29a〜29dは棒状のも
ので、それぞれ第1〜第4の筒体30a〜30dに上下動可能
に支持されている。この各筒体30a〜30dは、移動方向と
平行なガイドバー31に嵌挿した第1〜第4の各スライダ
32a〜32dに固定され、かつ、第1〜第4のリンク33a〜3
3dで連結されている。
第1〜第4のリンク33a〜33dは、移動方向において交互
に逆方向へ傾けることにより三角波状に連結されてお
り、中間の第2と第3のリンク33b,33cに対しては、各
リンクの両端の連結点の中央位置に第2と第3の筒体30
b,30cがそれぞれ第2と第3のスライダ32b,32cを介して
ピンで枢支され、両端の第1と第4のリンク33a,33dに
対しては、第1と第4の筒体30a,30dがそれぞれ第1と
第4のスライダ32a,32dを介してピンで枢支されてい
る。
に逆方向へ傾けることにより三角波状に連結されてお
り、中間の第2と第3のリンク33b,33cに対しては、各
リンクの両端の連結点の中央位置に第2と第3の筒体30
b,30cがそれぞれ第2と第3のスライダ32b,32cを介して
ピンで枢支され、両端の第1と第4のリンク33a,33dに
対しては、第1と第4の筒体30a,30dがそれぞれ第1と
第4のスライダ32a,32dを介してピンで枢支されてい
る。
しかして、移動方向の一端側(第5図右側)には、上駆
動プーリ36と下駆動プーリ37とが上下方向の支軸38にて
支持され、他端側には上下の駆動プーリ36,37に対応す
る上下の従動プーリ39,40が設けられて、それぞれ上下
の歯付ベルト41,42が懸回されている。そして、上記駆
動プーリ36,37に対しそれぞれ大径ギヤ43,44および小径
ギヤ45,46を介してサーボモータ47,48が連係しており、
上記上下の歯付ベルト41,42はそれぞれ第7図に示す如
く第1スライダ32aと第4スライダ32dに対し止め具49,4
9にて結合されている。
動プーリ36と下駆動プーリ37とが上下方向の支軸38にて
支持され、他端側には上下の駆動プーリ36,37に対応す
る上下の従動プーリ39,40が設けられて、それぞれ上下
の歯付ベルト41,42が懸回されている。そして、上記駆
動プーリ36,37に対しそれぞれ大径ギヤ43,44および小径
ギヤ45,46を介してサーボモータ47,48が連係しており、
上記上下の歯付ベルト41,42はそれぞれ第7図に示す如
く第1スライダ32aと第4スライダ32dに対し止め具49,4
9にて結合されている。
本実施例の場合、上記第1〜第4の可動体29a〜29dに
は、第7図にも示す如くそれぞれ下端に真空引きにより
電子部品2を吸付ける吸盤50をもち、案内用のロッド52
とともに上下動するようになっている。この各可動体29
a〜29dと案内ロッド52は上端がL字状の上プレート53
で、また、下部がプレート54で結合されている。そし
て、上プレート53は、支持台55上の上下動用モータ56で
駆動されるL字状の作動部材57にカムフロア(係合手
段)58を介して先に述べた移動方向へ移動可能に係合で
きるようになっている。この作動部材57は、モータ56の
出力人に結合されたクランク59に連結ロッド60を介して
連結されていて、かつ、第5図に示す如く移動方向の両
端位置で支持プレート61,62に固定のガイド筒63,63に対
しガイドロッド64,64を介して上下動可能に支持されて
いる。
は、第7図にも示す如くそれぞれ下端に真空引きにより
電子部品2を吸付ける吸盤50をもち、案内用のロッド52
とともに上下動するようになっている。この各可動体29
a〜29dと案内ロッド52は上端がL字状の上プレート53
で、また、下部がプレート54で結合されている。そし
て、上プレート53は、支持台55上の上下動用モータ56で
駆動されるL字状の作動部材57にカムフロア(係合手
段)58を介して先に述べた移動方向へ移動可能に係合で
きるようになっている。この作動部材57は、モータ56の
出力人に結合されたクランク59に連結ロッド60を介して
連結されていて、かつ、第5図に示す如く移動方向の両
端位置で支持プレート61,62に固定のガイド筒63,63に対
しガイドロッド64,64を介して上下動可能に支持されて
いる。
しかして、上記各可動体29a〜29dの上プレート53には、
それぞれ水平部をもつ第1〜第4の逆L字状の掛止片65
a〜65dが設けられ、また、上記支持台55には各掛止片65
a〜65dをそれぞれ掛止せしめて各可動体29a〜29dと作動
部材57との係合を解除するための第1〜第4の操作部材
66a〜66dが設けられている。すなわち、この各操作部材
66a〜66dは、上記各掛止片65a〜65dを掛止せしめる水平
部を各可動体29a〜29dの移動可能距離の全長にわたって
設けたものであり、それぞれ両端部が同軸に回動可能に
支持された左右で対をなすブラケット67,68に固定され
ている。そして、第6図に示す如く支持台55の左端で第
1と第3の操作部材66a,66cが固定されたブラケット67,
67にそれぞれ第1と第3の電磁駆動手段69a,69cの作動
ロッド70,70が、また、支持台55の右側で第2と第4の
操作部材66b,66dが固定されたブラケット67,67にそれぞ
れ第2と第4の電磁駆動手段69b,69dの作動ロッド70,70
が連結されている。この場合、いずれも作動ロッド70の
突出により各操作部材66a〜66dは各掛止片65a〜65dの掛
止を解除する位置に、また作動ロッド70の引込みにより
各掛止片66a〜65dを掛止させる位置にそれぞれ回動する
ようになっている。また、各ブロック67は第7図に示す
如く操作部材66a〜66dを掛止解除位置とする回動方向に
スプリング71で付勢されている。
それぞれ水平部をもつ第1〜第4の逆L字状の掛止片65
a〜65dが設けられ、また、上記支持台55には各掛止片65
a〜65dをそれぞれ掛止せしめて各可動体29a〜29dと作動
部材57との係合を解除するための第1〜第4の操作部材
66a〜66dが設けられている。すなわち、この各操作部材
66a〜66dは、上記各掛止片65a〜65dを掛止せしめる水平
部を各可動体29a〜29dの移動可能距離の全長にわたって
設けたものであり、それぞれ両端部が同軸に回動可能に
支持された左右で対をなすブラケット67,68に固定され
ている。そして、第6図に示す如く支持台55の左端で第
1と第3の操作部材66a,66cが固定されたブラケット67,
67にそれぞれ第1と第3の電磁駆動手段69a,69cの作動
ロッド70,70が、また、支持台55の右側で第2と第4の
操作部材66b,66dが固定されたブラケット67,67にそれぞ
れ第2と第4の電磁駆動手段69b,69dの作動ロッド70,70
が連結されている。この場合、いずれも作動ロッド70の
突出により各操作部材66a〜66dは各掛止片65a〜65dの掛
止を解除する位置に、また作動ロッド70の引込みにより
各掛止片66a〜65dを掛止させる位置にそれぞれ回動する
ようになっている。また、各ブロック67は第7図に示す
如く操作部材66a〜66dを掛止解除位置とする回動方向に
スプリング71で付勢されている。
また、下プレート54の下方には、センサブラケット72が
上下動可能に且つスプリング73で下方へ付勢して支持さ
れている。このセンサブラケット72の下端部には電子部
品2がソケット6に対し正しく挿入されているか否かを
光の通過の有無で確認するセンサ74が設けられている。
吸盤50で電子部品2が取り上げられたか否かは吸盤50に
及ぼしている真空圧の変動の有無で検出するようになっ
ている。
上下動可能に且つスプリング73で下方へ付勢して支持さ
れている。このセンサブラケット72の下端部には電子部
品2がソケット6に対し正しく挿入されているか否かを
光の通過の有無で確認するセンサ74が設けられている。
吸盤50で電子部品2が取り上げられたか否かは吸盤50に
及ぼしている真空圧の変動の有無で検出するようになっ
ている。
上記移載手段11,12において、各可動体29a〜29dは、第
5図に実線で示す如く左端(第1図における第1ライン
1側)にあるときは、トレー3に狭い間隔で載置される
電子部品2に各吸盤50が対応するように狭い間隔に、ま
た、鎖線で示す如く右へ移動したいときは第2ライン4
のエージング基板5に広い間隔で載置される電子部品2
に各吸盤50が対応するように広い間隔となるよう上下の
サーボモータ47,48にて駆動制御される。
5図に実線で示す如く左端(第1図における第1ライン
1側)にあるときは、トレー3に狭い間隔で載置される
電子部品2に各吸盤50が対応するように狭い間隔に、ま
た、鎖線で示す如く右へ移動したいときは第2ライン4
のエージング基板5に広い間隔で載置される電子部品2
に各吸盤50が対応するように広い間隔となるよう上下の
サーボモータ47,48にて駆動制御される。
さて、第1移載手段11によるトレー3からエージング基
板5への電子部品2移載にあたって、すべての可動体29
a〜29dを作動させる場合は、まず、各可動体29a〜29dを
サーボモータ47,48でトレー側へ移動させておいて、操
作部材66a〜66dの回動により掛止片65a〜65dの掛止を外
し、モータ56の作動により、作動部材57を下降せしめ
る。従って、各可動体29a〜29dはカムフロア58を介して
作動部材57に係合した状態で下降する。これにより、セ
ンサブラケット72がトレー3に接触した後、吸盤50がさ
らに下降して電子部品2に接触する。そして、この電子
部品2を真空引きにより吸盤50に吸付けて作動部材57を
上昇せしめる。
板5への電子部品2移載にあたって、すべての可動体29
a〜29dを作動させる場合は、まず、各可動体29a〜29dを
サーボモータ47,48でトレー側へ移動させておいて、操
作部材66a〜66dの回動により掛止片65a〜65dの掛止を外
し、モータ56の作動により、作動部材57を下降せしめ
る。従って、各可動体29a〜29dはカムフロア58を介して
作動部材57に係合した状態で下降する。これにより、セ
ンサブラケット72がトレー3に接触した後、吸盤50がさ
らに下降して電子部品2に接触する。そして、この電子
部品2を真空引きにより吸盤50に吸付けて作動部材57を
上昇せしめる。
このようにして電子部品2が取り上げられると、上下の
サーボモータ47,48の作動により、各可動体29a〜29dは
互いの間隔を広くなるように変えてエージング基板5の
上に移動し、モータ56の作動による作動部材57、つまり
は可動体29a〜29dの下降により電子部品2は下降し、吸
盤50の真空引きの解除によりエージング基板5のソケッ
ト6に載置される。そして、この載置後は、モータ56の
作動により作動部材57を上昇せしめ、サーボモータ47,4
8を逆回転させて、可動体29a〜29dをトレー3の上に戻
すことになる。
サーボモータ47,48の作動により、各可動体29a〜29dは
互いの間隔を広くなるように変えてエージング基板5の
上に移動し、モータ56の作動による作動部材57、つまり
は可動体29a〜29dの下降により電子部品2は下降し、吸
盤50の真空引きの解除によりエージング基板5のソケッ
ト6に載置される。そして、この載置後は、モータ56の
作動により作動部材57を上昇せしめ、サーボモータ47,4
8を逆回転させて、可動体29a〜29dをトレー3の上に戻
すことになる。
また、例えば第7図に示す如く第1〜第3の操作部材66
a〜66cを掛止位置とし、第4操作部材66dのみを掛止解
除位置とする。この状態で、作動部材57を下降せしめる
と、第4可動体29dのみが作動部材57に係合した状態で
作動部材57とともに下降し、残りの第1〜第3の可動体
29a〜29cは掛止片65a〜65cの操作部材66a〜66cに対する
掛止により上昇位置に留まり、作動部材57に対する係合
は解除される。つまり、この場合は第4可動体29dのみ
が選択されて作動することになる。
a〜66cを掛止位置とし、第4操作部材66dのみを掛止解
除位置とする。この状態で、作動部材57を下降せしめる
と、第4可動体29dのみが作動部材57に係合した状態で
作動部材57とともに下降し、残りの第1〜第3の可動体
29a〜29cは掛止片65a〜65cの操作部材66a〜66cに対する
掛止により上昇位置に留まり、作動部材57に対する係合
は解除される。つまり、この場合は第4可動体29dのみ
が選択されて作動することになる。
以上の如く、各可動体29a〜29dは、対応する操作部材66
a〜66dの操作により適宜選択されて作動し、1列5個の
載置部をもつトレー3から1列4個の載置部をもつエー
ジング基板5に対し電子部品2を順次移載することにな
る。エージング基板5からトレー3への第2移載手段12
による電子部品2の移載は、上記の態様と逆の作動で行
なうことができる。ストッカ13への電子部品2の移載
は、ストッカ13上での第1移載手段11の停止と、選択さ
れた可動体の作動により行なわれる。
a〜66dの操作により適宜選択されて作動し、1列5個の
載置部をもつトレー3から1列4個の載置部をもつエー
ジング基板5に対し電子部品2を順次移載することにな
る。エージング基板5からトレー3への第2移載手段12
による電子部品2の移載は、上記の態様と逆の作動で行
なうことができる。ストッカ13への電子部品2の移載
は、ストッカ13上での第1移載手段11の停止と、選択さ
れた可動体の作動により行なわれる。
ストッカ13の具体的構成は第8図(平面図)と第9図
(正面図)に示されている。
(正面図)に示されている。
すなわち、このストッカ13は、複数の電子部品2を載せ
ることができる仮置き台75を備えている。そして、この
仮置き台75は、ガイド部材76に対し上記第1と第2ライ
ン1,4の搬送方向へ移動可能に支持されているととも
に、歯付きの送りベルト77に結合されている。この場
合、ガイド部材76は支柱78に固定の支持プレート79に固
定され、送りベルト77は支持プレート79に支持した原動
と従動のプーリ80,81により上記搬送方向に張設されて
いる。また、原動プーリ80には伝動プーリ82,83および
伝動ベルト84を介して駆動モータ85が連係し、従動プー
リ81には、連動プーリ86,87および連動ベルト88を介し
て回転割出板89が連係している。
ることができる仮置き台75を備えている。そして、この
仮置き台75は、ガイド部材76に対し上記第1と第2ライ
ン1,4の搬送方向へ移動可能に支持されているととも
に、歯付きの送りベルト77に結合されている。この場
合、ガイド部材76は支柱78に固定の支持プレート79に固
定され、送りベルト77は支持プレート79に支持した原動
と従動のプーリ80,81により上記搬送方向に張設されて
いる。また、原動プーリ80には伝動プーリ82,83および
伝動ベルト84を介して駆動モータ85が連係し、従動プー
リ81には、連動プーリ86,87および連動ベルト88を介し
て回転割出板89が連係している。
上記回転割出板89には、仮置き台75が1ピッチ(電子部
品2の載置間隔)移動するときの回転角度で切欠き89a
が設けられていて、この回転割出板89に対し、上記切欠
き89aの位置を検出する割出検出器90が設けられてい
る。すなわち、この割出検出器90は、上記切欠き89aを
検出して駆動モータ85を停止せしめることにより、仮置
き台75のピッチ送りを行なわせ、その各電子部品載置部
75aを第1移載手段11の移載系路の直下に順次位置決め
するようになっている。また、上記支持プレート79に
は、仮置き台75の前進端と後退端をそれぞれ検出するセ
ンサ91,92が設けられている。この場合、前進端センサ9
1は、仮置き台75を検出すると、仮置き台75の満杯信号
を出力し、搬送装置の作動を停止せしめる。
品2の載置間隔)移動するときの回転角度で切欠き89a
が設けられていて、この回転割出板89に対し、上記切欠
き89aの位置を検出する割出検出器90が設けられてい
る。すなわち、この割出検出器90は、上記切欠き89aを
検出して駆動モータ85を停止せしめることにより、仮置
き台75のピッチ送りを行なわせ、その各電子部品載置部
75aを第1移載手段11の移載系路の直下に順次位置決め
するようになっている。また、上記支持プレート79に
は、仮置き台75の前進端と後退端をそれぞれ検出するセ
ンサ91,92が設けられている。この場合、前進端センサ9
1は、仮置き台75を検出すると、仮置き台75の満杯信号
を出力し、搬送装置の作動を停止せしめる。
制御手段14は、第10図に示す如く検出手段10からの信号
を入力する検出信号入力部101、ソケット6の良否判定
部102、記憶部103、第1移載手段11の作動を制御する第
1移載制御部104、第2移載手段の作動を制御する第2
移載制御部105およびストッカ13の作動を制御するスト
ッカ制御部106を備えている。
を入力する検出信号入力部101、ソケット6の良否判定
部102、記憶部103、第1移載手段11の作動を制御する第
1移載制御部104、第2移載手段の作動を制御する第2
移載制御部105およびストッカ13の作動を制御するスト
ッカ制御部106を備えている。
検出信号入力部101は、エージング基板5が第2ライン
4をソケット6の載置間隔に相当する1ピッチ進む度
に、検出手段10からの信号を入力する。良否判定部102
は検出信号入力部101で取り込まれた検出信号からエー
ジング基板5の1列の各ソケット6の良否を判定し、記
憶部103のデータテーブルに書き込む。すなわち、記憶
部103は、第11図に示す如く交換ステーションにおける
エージング基板5の数(本例は5枚)に対応する第1〜
第5のデータテーブル107a〜107eと、このデータテーブ
ル107a〜107eとエージング基板5の第1〜第5のボジシ
ョン108a〜108eとの対応を書き込む基板位置テーブル10
9とを備えている。各データテーブル107a〜107eはそれ
ぞれエージング基板5の1列の各ソケット6の良否を書
き込む書込み部を列数に対応して7つ備えている。基板
位置テーブル109は、エージング基板5が各ポジション
間を移動する毎に(新たなエージング基板5が搬入され
る毎に)、ポジション108a〜108eとデータテーブル107a
〜107eとの対応関係を1つずつずらせていくようになさ
れている。
4をソケット6の載置間隔に相当する1ピッチ進む度
に、検出手段10からの信号を入力する。良否判定部102
は検出信号入力部101で取り込まれた検出信号からエー
ジング基板5の1列の各ソケット6の良否を判定し、記
憶部103のデータテーブルに書き込む。すなわち、記憶
部103は、第11図に示す如く交換ステーションにおける
エージング基板5の数(本例は5枚)に対応する第1〜
第5のデータテーブル107a〜107eと、このデータテーブ
ル107a〜107eとエージング基板5の第1〜第5のボジシ
ョン108a〜108eとの対応を書き込む基板位置テーブル10
9とを備えている。各データテーブル107a〜107eはそれ
ぞれエージング基板5の1列の各ソケット6の良否を書
き込む書込み部を列数に対応して7つ備えている。基板
位置テーブル109は、エージング基板5が各ポジション
間を移動する毎に(新たなエージング基板5が搬入され
る毎に)、ポジション108a〜108eとデータテーブル107a
〜107eとの対応関係を1つずつずらせていくようになさ
れている。
第1移載制御部104は、電子部品2を移載すべきエージ
ング基板5のソケット6の良否を記憶部103より検索
し、良のときはそのソケット6に対する移載指令を、ま
た、不良のときはストッカ13に対する移載指令を第1移
載手段11に与える。この場合、対象とするエージング基
板5のソケット6の良否は、基板位置テーブル109で上
記エージング基板5に対し特定されるデータテーブルよ
り与えられることになる。
ング基板5のソケット6の良否を記憶部103より検索
し、良のときはそのソケット6に対する移載指令を、ま
た、不良のときはストッカ13に対する移載指令を第1移
載手段11に与える。この場合、対象とするエージング基
板5のソケット6の良否は、基板位置テーブル109で上
記エージング基板5に対し特定されるデータテーブルよ
り与えられることになる。
第2移載制御部105は、電子部品2を抜き取るべきエー
ジング基板5のソケット6の良否を記憶部103より検索
し、良のときは抜取指令を、また、不良のときは抜取中
止指令を第2移載手段12に与える。この場合も、対象と
するエージング基板5のソケット6の良否は、基板位置
テーブル109で上記エージング基板5に対し特定される
データテーブルより与えられる。
ジング基板5のソケット6の良否を記憶部103より検索
し、良のときは抜取指令を、また、不良のときは抜取中
止指令を第2移載手段12に与える。この場合も、対象と
するエージング基板5のソケット6の良否は、基板位置
テーブル109で上記エージング基板5に対し特定される
データテーブルより与えられる。
ストッカ制御部106は、第1移載制御部104からストッカ
13に対する電子部品2の移載を行なった際に発せられる
信号を受けて駆動モータ85に作動指令を与える。本例の
場合、ストッカ13の仮置き台75は電子部品載置部75aを
2列備えているから、電子部品2が2個載置される毎に
上記作動指令が与えられる。
13に対する電子部品2の移載を行なった際に発せられる
信号を受けて駆動モータ85に作動指令を与える。本例の
場合、ストッカ13の仮置き台75は電子部品載置部75aを
2列備えているから、電子部品2が2個載置される毎に
上記作動指令が与えられる。
第12図には上記制御手段14の制御の流れが示されてい
る。
る。
まず、第2ライン4におけるエージング基板5のピッチ
送り指令が当ラインに出される(S1)。上記ピッチ送り
が行なわれると、良否判定部102では、検出手段10から
の信号を入力してソケット6の良否を判定し、データテ
ーブルへの書き込みを行なう(S2〜S5)。1枚のエージ
ング基板5について上記書込みが終了(本例は7回の書
込みで終了)していなければ、ステップS2に戻り、終了
していれば基板位置テーブル109の書換えが行なわれる
(S6,S7)。
送り指令が当ラインに出される(S1)。上記ピッチ送り
が行なわれると、良否判定部102では、検出手段10から
の信号を入力してソケット6の良否を判定し、データテ
ーブルへの書き込みを行なう(S2〜S5)。1枚のエージ
ング基板5について上記書込みが終了(本例は7回の書
込みで終了)していなければ、ステップS2に戻り、終了
していれば基板位置テーブル109の書換えが行なわれる
(S6,S7)。
第1移載制御部104では、上記ピッチ送りが行なわれる
と、トレー3から電子部品2を移載すべきエージンク基
板5のソケット列についてデータテーブルの検索を行な
う(S8)。そして、第1移載手段11に対し、該当するソ
ケット6が良否のときは、そのソケット6への電子部品
の移載指令を与え、不良のときは、ストッカ13への移載
指令を与える(S9〜S11)。上記ソケット6あるいはス
トッカ13への移載ができないときはエラー信号が出さ
れ、そして、1列のソケット6について移載制御が終了
すると、次のステップS15へ行く(S12〜S15)。また、
ストッカ制御部106では、ストッカ13への移載が2回行
なわれると、駆動モータ85に対し仮置き台75のピッチ送
り指令を与える(S16,S17)。
と、トレー3から電子部品2を移載すべきエージンク基
板5のソケット列についてデータテーブルの検索を行な
う(S8)。そして、第1移載手段11に対し、該当するソ
ケット6が良否のときは、そのソケット6への電子部品
の移載指令を与え、不良のときは、ストッカ13への移載
指令を与える(S9〜S11)。上記ソケット6あるいはス
トッカ13への移載ができないときはエラー信号が出さ
れ、そして、1列のソケット6について移載制御が終了
すると、次のステップS15へ行く(S12〜S15)。また、
ストッカ制御部106では、ストッカ13への移載が2回行
なわれると、駆動モータ85に対し仮置き台75のピッチ送
り指令を与える(S16,S17)。
第2移載制御部105では、エージング基板5のピッチ送
りが行なわれると(S2)、電子部品2を抜き取るべきエ
ージング基板5のソケット列についてデータテーブルの
検索を行ない、第2移載手段12に対し、該当するソケッ
ト6が良のときは抜取指令を与えて抜取りの確認を行な
い、不良のときは抜取中止指令を与える(S18〜S22)。
そして、1列のソケット6について抜取制御が完了する
と、ステップS15へ行く(S23)。上記ステップS15で
は、第1移載制御部104での1列のソケット6の移載制
御と、第2移載制御部105での1列のソケット6の抜取
制御とが共に終了していることを確認する。そして、ス
テップS24は搬送終了でなければ、ステップS1(エージ
ング基板5のピッチ送り)への移行を行なわしめる。
りが行なわれると(S2)、電子部品2を抜き取るべきエ
ージング基板5のソケット列についてデータテーブルの
検索を行ない、第2移載手段12に対し、該当するソケッ
ト6が良のときは抜取指令を与えて抜取りの確認を行な
い、不良のときは抜取中止指令を与える(S18〜S22)。
そして、1列のソケット6について抜取制御が完了する
と、ステップS15へ行く(S23)。上記ステップS15で
は、第1移載制御部104での1列のソケット6の移載制
御と、第2移載制御部105での1列のソケット6の抜取
制御とが共に終了していることを確認する。そして、ス
テップS24は搬送終了でなければ、ステップS1(エージ
ング基板5のピッチ送り)への移行を行なわしめる。
なお、ストッカ13に仮置きされた電子部品2は、最後に
まとめてエージング基板5の良ソケット6に移載するこ
とになる。
まとめてエージング基板5の良ソケット6に移載するこ
とになる。
従って、本実施例の場合、エージング基板5に不良ソケ
ット6があると、そのソケット6からの電子部品2の抜
取りは行なわれず、また、この不良ソケット6に対する
電子部品2の移載も行なわれない。よって、当該エージ
ング基板5は、不良ソケット6を目抜けとして残りの良
ソケット6のみを使用して、不良のないエージング基板
5と同様にエージングに利用されることになる。
ット6があると、そのソケット6からの電子部品2の抜
取りは行なわれず、また、この不良ソケット6に対する
電子部品2の移載も行なわれない。よって、当該エージ
ング基板5は、不良ソケット6を目抜けとして残りの良
ソケット6のみを使用して、不良のないエージング基板
5と同様にエージングに利用されることになる。
また、不良ソケット6に移載予定の電子部品2はストッ
カ13に移載されるから、第1ライン1のトレー3から取
り上げられる未処理の電子部品数と、第2ライン4のエ
ージング基板5から取り上げられる処理済の電子部品数
とは収支が常に合うことになり、両ライン1,4は予め設
定したライン速度を変更することなく同期させることが
できる。
カ13に移載されるから、第1ライン1のトレー3から取
り上げられる未処理の電子部品数と、第2ライン4のエ
ージング基板5から取り上げられる処理済の電子部品数
とは収支が常に合うことになり、両ライン1,4は予め設
定したライン速度を変更することなく同期させることが
できる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は電子部品の搬送
装置の全体構成図、第2図はソケットを開蓋状態で示す
平面図、第3図は検出手段を一部断面で示す平面図、第
4図は同手段の正面図、第5図は移載手段の正面図、第
6図は同手段を一部断面で示す平面図、第7図は同手段
を一部断面で示す側面図、第8図はストッカの平面図、
第9図は同ストッカの正面図、第10図は制御手段の構成
を示すブロック図、第11図はエージング基板とデータテ
ーブルと基板位置テーブルの関係を示す説明図、第12図
は制御の流れ図である。 1……第1ライン、2……電子部品、4……第2ライ
ン、5……エージング基板、6……ソケット、10……検
出手段、11……第1移載手段、13……ストッカ、14……
制御手段。
装置の全体構成図、第2図はソケットを開蓋状態で示す
平面図、第3図は検出手段を一部断面で示す平面図、第
4図は同手段の正面図、第5図は移載手段の正面図、第
6図は同手段を一部断面で示す平面図、第7図は同手段
を一部断面で示す側面図、第8図はストッカの平面図、
第9図は同ストッカの正面図、第10図は制御手段の構成
を示すブロック図、第11図はエージング基板とデータテ
ーブルと基板位置テーブルの関係を示す説明図、第12図
は制御の流れ図である。 1……第1ライン、2……電子部品、4……第2ライ
ン、5……エージング基板、6……ソケット、10……検
出手段、11……第1移載手段、13……ストッカ、14……
制御手段。
Claims (1)
- 【請求項1】電子部品を搬入する第1ラインと、電子部
品を基板上の各ソケットに収めて搬出する第2ライン
と、この第1と第2の両ライン間に渡した電子部品移載
手段とを備え、第1ラインで搬入された電子部品を上記
移載手段にて第2ラインのソケットに移載して搬出する
ようにしたものにおいて、第1ラインと第2ラインの間
に設けられ上記移載手段にて電子部品が載せられるスト
ッカと、上記基板上のソケットの良否を第1ラインの電
子部品が移載される前に検出する検出手段と、この検出
手段からソケット不良の検出信号を受けこの不良ソケッ
トに移載予定の電子部品を上記ストッカに移載せしめる
信号を上記移載手段に出力する制御手段とを設けたこと
を特徴とする電子部品の搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002833A JPH071301B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 電子部品の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63002833A JPH071301B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 電子部品の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01178877A JPH01178877A (ja) | 1989-07-17 |
JPH071301B2 true JPH071301B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=11540420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63002833A Expired - Lifetime JPH071301B2 (ja) | 1988-01-08 | 1988-01-08 | 電子部品の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH071301B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH045416U (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-20 | ||
WO1996009556A1 (fr) * | 1994-09-22 | 1996-03-28 | Advantest Corporation | Procede et appareil d'inspection automatique de dispositifs semiconducteurs |
JP3344548B2 (ja) | 1997-04-16 | 2002-11-11 | 株式会社アドバンテスト | Ic試験装置 |
JP7437221B2 (ja) * | 2020-04-08 | 2024-02-22 | 株式会社京都製作所 | 移載装置 |
-
1988
- 1988-01-08 JP JP63002833A patent/JPH071301B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01178877A (ja) | 1989-07-17 |
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